- 1二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 12:31:28
- 2122/09/10(土) 12:34:31
聞くところによるとルフィはそこまでガルチューを嫌がってはいなかったらしい。
キャロットちゃんという女の子にもされた様だけど、特に気にしてなかったという事は…
私がやっても問題はないハズ!
そう考えてルフィを探す。
釣りをしている後ろ姿を発見。
がんばれ私。ここが勝負どころだ。 - 3二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 12:35:20
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- 4二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 12:35:35
🐲🍲
- 5122/09/10(土) 12:36:41
後ろからそっと近付く。
頬ずりでいくか、耳を噛むか。どっちで行こう…。
いまさら急にドキドキしてきた。
迷っている内にルフィにバレた。
「おお、ウタ!一緒に釣りするか?」
「あ、うん。良く気付いたね。一緒にやってもいい?」
私の意気地無し! - 6122/09/10(土) 12:40:40
結構釣れて良かった。晩ご飯には足りるかな。
…じゃなくて、せっかくのチャンスなのに逃げてちゃダメじゃん。
ちょっと気持ちが沈んだけど、ルフィはすぐに気付いて頭を撫でてくれた。
「しししし!結構釣れたからよ、そんなに落ち込むなって!」
敏感なのか鈍感なのか。
言って欲しい言葉はそうじゃなかったんだけどな…。 - 7122/09/10(土) 12:43:47
結局チャンスを活かせないまま夜になってしまった。
お風呂に入りながら色んな計画を考える。
さっきみたいに後ろからいくか、正面からいってみるか。
あるいはルフィからそうさせる様にしてみるか。…いやそれは無理だ。ルフィだもん。
全然考えがまとまらない。
そもそもガルチューを知らなかった私が恋心を理由にやるのも浅ましいかもしれない。 - 8二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 12:44:43
いつでも煮れるぜ
- 9二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 12:45:10
- 10122/09/10(土) 12:46:48
甲板で涼みながら星を見る。
まだどうやってルフィとガルチューするかの作戦は決まってない。
というより作戦立てても実行する勇気が無ければ意味がない。
どんどん気持ちが沈む。
ルフィの顔が見たい。こういう時にルフィに縋りたくなるのは私の悪いクセだ。
嫌な気分になってきたなぁ…。 - 11122/09/10(土) 12:50:01
「よーウタ!サンジから飲み物もらったんだ、一緒に飲もう!」
ルフィの声が聞こえてちょっと元気でた。
まるでお日様みたいな笑顔で私にジュースをくれる。
私が鬱々してたの気付いたのかな。
気遣わせちゃったなら申し訳ないな…。
ルフィの優しさに甘えてばかりな自分がイヤになる。
イヤついでにやりたい事言っちゃえ。
「ねぇ、ルフィ。ガルチューってどんな感じ?」 - 12122/09/10(土) 12:55:46
言ってしまった。
自分から言ったクセに恥ずかしくなる。
もし断られたらどうしよう。
でもただの挨拶らしいし大丈夫でしょ。
人とやるのがイヤだったら?
嫌われたりしないかな…。
「ガルチューか、懐かしいなー」
「こう、ほっぺた同士をくっつけるんだよ」
ルフィが私に頬ずりしてくれた。
嫌がってなさそう。良かった。
下心に気付かれてないみたい。
「ルフィのほっぺ、柔らかくて気持ちいいね」
「そうか?ウタの方が柔らけェぞ。それよりウタはガルチュー好きなのか?」
「えっ、うん。多分…」
「それならいつでもやってやるからよ!したくなったら言えよ?」
太陽みたいにポカポカする。
ルフィのこういう所が私は好き。 - 13122/09/10(土) 12:58:56
翌朝。
昨日の事を思い出して顔が熱くなる。
でもルフィから「いつでもいい」って言われて嬉しい。
部屋を出るとルフィがいた。
偶然かな。それとも私を待っててくれた?
どっちでもいい。昔みたいに私は自分に嘘を付かない様に生きたい。
勇気を振り絞って言ってみる。
「ルフィ、ガルチュー!」
おわり - 14二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 12:59:22
かわ
- 15二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 13:16:31
好き
- 16二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 13:22:56
- 17二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 16:28:00
- 18二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 17:50:19
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