閲覧注意 ここだけレベッカが

  • 1二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 22:20:04

    キュロスに欲情して恋愛感情を抱いている世界

  • 2二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 22:20:44

    正直言って…アリだ

  • 3二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 22:30:37

    父なし子(なお)の自分に親代わりとして親身に接してくれる年上異性である兵隊さんの父性に惹かれて恋慕の情を抱いた世界か?

    まあ蓋を開ければ実際の父親だったわけだが…

  • 4二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 22:32:33

    私はキュロスの妻だよ!?

  • 5二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 22:33:11

    >>4

    キュロスますます国外に出そうだな・・・

  • 6二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 22:37:03

    スカーレットと同じようにお弁当を作るようになるんだよね…キュロスは単にレベッカが気を使って作ってくれたと思うけどレベッカの真意は愛妻弁当なんだ…

  • 7二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 22:37:42

    おのれドフラミンゴ!!

  • 8二次元好きの匿名さん22/09/10(土) 22:55:38

    純粋無垢なキュロス×国民を信じられずキュロスにヤンデレるレベッカと言う概念・・・…?

  • 9二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 00:05:42

    >>8

    モウオトウサンシカシンジラレナイ状態か…

  • 10二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 00:06:39

    ssを書いてみようかな…
    明日まで残ってたら

  • 11二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 00:08:45

    レベッカに恋人ができるし、キュロスもいろいろ発散できるしハッピーエンドでは?

  • 12二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:25:00

    たぶんそうなったらキュロスは国出るか腹切ると思う

  • 13二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:25:51

    >>10

    釜はスタンバイさせておく

    頼んだ

  • 14二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:27:10

    正直、レベッカの環境だと惚れてもおかしくないよ

  • 15二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:28:28

    スカーレットにそっくりだ

  • 16二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:30:24

    まあそりゃ惚れても仕方ないくらいにはキュロスの立ち回りかっこよかったし……

  • 17二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:32:00

    自分という人殺しの娘にするか黙って美味しく頂かれるか
    究極の決断だな、キュロス

  • 18二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:41:49

    見た目もスカーレットそっくりだしスカーレットと同じムーブしそうだから混乱して酒飲んだ拍子にやっちゃいそう

  • 19二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:46:26

    >>18

    なんなら(私今人としてとんでもなくずるいことをしている…)と自覚しつつもより効果的にキュロスを落とすために意図してスカーレットと同じムーブしてきそう

  • 20二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:47:27

    お父さんって呼ばずにキュロス呼び通してそう

  • 21二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:50:58

    キュロスのことを優しくデロデロに溶かすくらい優しく抱くレベッカに夢見てる

  • 22二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 01:51:01

    兵隊さんって呼んでほしいけどスカーレットムーブするならキュロスか

  • 23二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 02:22:46

    レベッカにラブレター渡してきた子供をぶん殴ったあたりで妙な勘違いをされた世界

  • 24二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 02:26:34

    近親相姦では?と言いたいけど野暮か

  • 25二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 02:27:06

    >>24

    (まだ)ヤってないからセーフ

  • 26二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 02:29:30

    >>24

    親だと気づいた頃には完全に異性として意識していて止まれなくなってるんだ

  • 27二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 02:57:48

    父親捏造したせいで親子じゃないならいいよねってブレーキ壊れるやつ

  • 28二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 05:57:16

    作成中……

  • 29二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 05:59:54

    ホビホビでオモチャにされてたから、肉体年齢はそのままのフシがあるんだよなキュロス…

  • 30二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 06:02:20

    ホビホビの実でずっと忘れていて、その枠はずっと兵隊さんが埋めていたからな。「父親のように慕っていた兵隊さんが元に戻った実のお父さん」というややこしい状況

  • 31二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 06:40:33

    インモラル好き

  • 32二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 07:26:15

    キュロスはあれだけ屈強なのに何故か逆レが似合うと思ってしまう
    まぁ幸せならいいじゃないか

  • 33ゴミ箱①22/09/11(日) 14:30:20

     今思えば、歯車は壊れていたのだ。
     ドレスローザを救おうが、レベッカがどれだけ辛い思いをしてきたか、知ったつもりでいたのだ。
     日々中傷し続けてきた国民と、常に寄り添い続けてきた兵隊さん。
     どちらを優先し、どちらを愛するのかなど明白である。
     兵隊さんが、自分の父親で、ディアマンテから守り抜いてくれた時から。
     レベッカの人格形成は大きく変貌していったのだろう。

     「お父さん、美味しいフルーツが採れたの。一緒に食べよ!」
     「私も食べていいのか、レベッカ」
     「うん! お母さんみたいな立派なものじゃないかもだけど」
     ドフラミンゴ討伐から数か月後、キュロスとレベッカは十数年ぶりの安寧を享受していた。彼女はしっかりと日々ドレスローザにて職務をこなす傍ら、夜になればここ――キュロスとレベッカの家に帰ってくる。リク王様からは応急に二人とも済まないかという誘いがあったが、レベッカは兵隊さんと一緒にいたこの家がいいの、と譲らず、キュロスらは父娘で定住していた。
     「おぉ、旨いじゃないか、レベッカ!」
     「良かった! 喜んでくれて嬉しい!」
     向日葵のような笑顔。やはりレベッカには笑顔が似合うなと思い、フルーツを食べていれば、自ずと己の妻――スカーレットを思い出した。
     ピンク色の髪に、面影の残る顔立ち。……私が救えなかった最大の人。
     「ほら、もっと食べて……そうだ、私があーんしてあげる!」
     「ん? いや、大丈夫だ。自分で食べられる」
     「そういわずに、ね? お父さん」
     フルーツを摘まみキュロスの口元に持ってこられたら、実質選択肢などない。
     「あ、あーん……」
     自分のキャラじゃないだろと思いながらも、そのフルーツを食べる。
     ……その様子をレベッカは、じっと、目を細めながら見つめていた。
     最近多いな、と我が娘と会話を弾ませながら考える。
     例えば、キュロスがコーヒーを飲んで寛いでいる時。読書している時。鍛錬している時。
     そして、今のように二人で食事を楽しんでいる時。
     レベッカはうっとりと言うか、恍惚と言うか、そういう眼差しでキュロスを見つめることが多かった。
     父親として尊敬されているというのは素直に嬉しい。兵隊さんとではなく、仲の良い親子でいられるというのは、とても素晴らしいことだと痛感した。

  • 34二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 17:12:47

    >>33

    SSキテタ━(゚∀゚)━!

  • 35二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 17:30:43

    最近娘×父概念多くて助かる

  • 36二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 17:32:28

    死ぬほど強くてかっこよくてそばに居てくれて嬉しいことがある度に泣くパパとかそりゃ好きになる

  • 37ゴミ箱②22/09/11(日) 19:53:46

     「お父さん、大好きだよ」
     レベッカが王国へ出かける前に必ず言う一言である。一緒に住み始めてから数日たったあたりで、レベッカはキュロスにそう告げるようになった。
     勿論、自分の娘にそう言われて嫌う親などこの世に存在しない。ましてや、俺のような男を父と認めてくれた娘なのだから。
     「あぁ、私もレベッカのことを愛している」
     柔和に返答すれば、レベッカの頬が赤くなり、無邪気な笑顔を見せてくれる。
     「フフ……じゃあ行ってくるね! すぐ帰るから夕ご飯は一緒に食べようね!」
     「おう。無理しない程度にな」
     ひらひらと手を振り天真爛漫を体現するが如くそのまま去っていくレベッカを見送る。
     随分明るくなった。前のようなうっそうとした表情はなく、今では快活な面ばかりである。
     もうドレスローザにはレベッカを迫害する者などいない。
     ヴァイオレットもいるのだ、今まで失われた彼女の青春を、きっと取り戻すことができるだろう。
     誇るべき我が娘の成長を喜びつつ、キュロスは本日の鍛錬と家事を開始した。

     キモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイキモチワルイ。
     「レベッカ様!」
     「おはようございます、レベッカ様」
     「おはようございます!」
     「皆おはよう! 今日も頑張ります!」
     作り物の笑顔とともに挨拶を返しながら、レベッカは王宮へ急ぐ。――今にも喉元に逆流してきた嘔吐物を強引に押し戻して。

  • 38二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 19:55:46

    >>37

    病み病みレベッカ要素キチャーー!!

  • 39二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 19:57:00

    >>37

    ほっこりしてたのに後半((((;°Д°))))

  • 40二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 19:57:32

    41歳のせいとはいえ、手のひらクルーされて王族()扱いされてもねえ

  • 41二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 20:08:46

    そういえば遺伝子上近縁者って惹かれ合いやすいみたいですね、ならなんで溢れかえってないかというと長い間一緒に暮らすことで意識させなくなるようになってるみたいです。
    ただこの親子は家族として触れ合えなかったので…

  • 42二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 20:11:15

    これは惚れる

  • 43ゴミ箱③ 22/09/11(日) 20:34:09

     レベッカと街を歩く機会が増えた。彼女が友達や王宮の人ではなく、キュロスと一緒に外出したがってくれるからだ。
     外出と言っても、たわいもないものである。夜ご飯の材料を買ったり、おいしそうなクレープを半分にしたり、好きな本やコーヒーを時間をかけて選んだり。
     優しい日常。前のように神経を張り詰める必要のない、安寧なる時間は、砂時計の砂のようにゆっくりと過ぎていく。
     「お父さん! 似合う?」
     くるりと回った彼女の服は、ピンクを基調とした可愛らしいワンピースである。年頃の娘らしい洒落た服装に、キュロスは眩しさすら覚える。
     「あぁ、とっても似合ってるぞ、レベッカ」
     「でしょでしょ! あ、これ買います! それとお父さんの服、私が選んであげる!」
     「私の服はいいよ。レベッカこそ、これだけでいいのか?」
     「私は沢山選んだから! それに、私はいつまでもかっこいいお父さんでいて欲しいから!」
     「そ、そうか……じゃ、じゃあ頼もうかな」
     もうここで涙腺がキテいる。たくさんの服に囲まれ、幸せそうなレベッカを見ていると、不思議なことにこちらまで幸せな気分になる。表情は緩みっぱなし。きっと知らぬ者からすれば、彼がコロシ アムの英雄と同一人物だとわからないだろう。
     スカーレットと一緒にショッピングして、荷物係になったのを思い出す。まさか、この私が家族と触れ合う幸福を再び味わえるなんて、と年甲斐もなく感慨深くなってしまう。
     「お父さん、私半分持つよ!」
     「いや、お父さんに任せなさい! 本当に心優しい娘に育って――て、あぁ勝手に持っていくな」
     「ふふん! お父さんにいいこと教えてあげる!」
     「いいことって?」
     レベッカが荷物を持ってくれたおかげで空いた右腕に、レベッカの左腕が絡んだ。
     「こんな感じで腕を組めるよ! これからは私がお父さんを支えてあげる! もう私だって強くなったんだから」
     「レベッカ……」
     武骨なキュロスの腕と、レベッカの華奢な腕は、アンバランスのようでいて違和感がない。これも親子だからだろうか。
     「お父さんは嬉しいぞぉおおお!」
     「わ、わわ、お父さん泣かないで!」
     あたふたしだすレベッカは号泣しかけているキュロスを引き寄せ「これからはいつでも腕を組めるんだから!」と言われてしまうほどであった。

  • 44ゴミ箱④22/09/11(日) 20:40:03

     「お父さん、今度は、私がお母さんに代わってお父さんを支えるからね!」
     「ありがとう……本当に良い子に育ってくれてお父さんは嬉しいぞぉおおおお!!」
     「……うん。お母さんに代わって、ね」
     レベッカは身体をキュロスに寄せ、そのまま抱き着くようにキュロスをあやし始めた。
     ――その距離感は、父娘と言うより、一回り年齢差がある、恋人のような距離で。
     キュロスから『スカーレットの宿る手』と評されたレベッカの腕は、彼の腕を離さない。
     そして、おいおいと男泣きするキュロスは、まるで愛しい人を見るような融けた瞳をしているレベッカに気づかない。

     お父さんは優しい。
     こんな私を愛してくれた。こんな私を見捨てないでいてくれた。
     お母さんが殺されてどれだけ悔しかったか、レベッカはキュロスの心情を測り知ることはできない。普通だったら自棄になったりするであろう。しかし、キュロスはレベッカの傍に居て、生きるすべを教えてくれた。
     ――こんな自分の腕を、スカーレットが宿る手と評してくれた。
     絶望の象徴であったディアマンテを倒してくれた。……私と一緒に、生きることを選択してくれた。
     ひどいこともたくさん言った。親じゃないくせに、とキュロスの心を抉ってしまったことも数知れない。
     なのに、こうしてキュロスは、レベッカに無償の愛情を注いでくれる。
     ねぇ、お父さん。
     便器に顔を突っ込めば、胃の中のものが未消化のまま散らばっていく。比喩じゃない、空っぽになるまで、吐き出すものがなくなり、胃液が垂れてくるまで、徹底的に、洗浄する。
     知ってた? 私ね、ドフラミンゴ征伐後から、お父さんの料理しか、食べないんだよ。
     他の汚物は、こうやって、体から排出しているんだよ?
     王宮の料理が自分の血肉になるなんて耐えがたい拷問だ。レベッカからすれば、毒を食べされられているのと同義。
     お父さんの料理だけを。お父さんの作ってくれた物だけを取り込んで、体の内側からお父さんの色に染まりたい。細胞も内臓も何もかも、お父さんだけで構成されてしまいたい。
     「……ふ、ふふ、は、あははは」

  • 45二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 20:40:12

    素晴らしい、支援

    ところでなぜかギャグ路線なんだけどレベッカとキュロスがイチャイチャしてるところに「お母さん納得できません!」って言ってわざわざ天国から戻ってくるスカーレットさんを受信した
    その後?ああ、そりゃもう二人仲良くキュロスのことバチクソにに抱いたよ

  • 46二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 20:41:23

    想像よりレベッカがとんでもないことになってた、いいぞもっとやれ

  • 47ゴミ箱⑤22/09/11(日) 20:41:43

     自分を持ち上げる国民。今はいい顔をしていても、奴らは水に流そうとも、レベッカの十数年を水に流せるわけがない。
     許さない。信用できない。何かあればアイツらはまた裏切る。勿論ルーシーたちは別だ、だけど、レベッカはどれだけ歩み寄ろうと努力しても、心の奥底にある冷酷な自分が、国民達を許さない。許せない。
     「……お父さん」
     お父さんだけが、レベッカの全てで、唯一。
     どれだけ辛い時にでも、傍に居てくれて、叱咤してくれた――
     私の、唯一の味方で、血のつながった父親。
     自分の秘部に、レベッカは自分の指をあてる。
     愛する者を想像し昂れば、男も女も、やはり行きつく先は同じなのである。

    疲れちゃったから、続きは明日書く……夢小説も書かねば

  • 48二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 20:43:40

    >>47

    釜を焚いていつまでも待ってるぜ

  • 49二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 20:48:29

    ここのレベッカ目にハイライトがなさそう

  • 50二次元好きの匿名さん22/09/11(日) 20:51:32

    読み返す度に惚れても仕方ないムーヴ多すぎるもんな

  • 51ゴミ箱⑥22/09/11(日) 23:27:50

     その日も、夕食の準備が終わった頃に、レベッカが帰宅してきた。
     「おかえり、レベッカ」
     「ただいま! 今日も疲れたー! わ、ハンバーグだ!」
     「あまり出来は良くないがな」
     「そんなことないよ! お父さんの料理は世界一だよ!」
     ぎゅっと後ろから抱き着いてくるレベッカに、本当にお父さん子だなとキュロスの心が温まる。こう喜んでもらえると、作った甲斐があると言う物だ。
     そのまま二人でご飯を食べ、彼女の頑張った話をたくさん聞く。
     「それでね、リク王様がお菓子をくれてね! とってもおいしかったんだ!」
     「そうか! 良かったな!」
     楽しい時間。楽しい食卓。レベッカが心底嬉しそうに話し、キュロスは相槌を打ち応える。
     ――この時までは、そのはずであった。
     「レベッカはスカーレットに似てるな」
     誰からも愛され、誰でも受け入れる、優しいところが特にそっくりだ、と付け加えると、レベッカは少し目を見開いた。
     「私はそんな娘を持てて誇らしいぞ、レベッカ!」
     「……もう、お父さんそういうのやめてよ照れる」
     一泊遅れたレベッカは口を膨らませる。そういえば、内心思っていても面と向かって言うのは初めてだったなとキュロスは思いいたった。
     「悪いな、もうこの年になると何があっても感傷的になってしまうようだ」
     さすがにからかいすぎかと反省していれば、レベッカは薄く口角を上げる。
     「ねぇ、お父さん、大好きだよ」
     「私もレベッカのことが好きだぞ!」
     「……ねぇ、お父さん」
     ――私、お母さんにそんなに似てる?
     その問いに、キュロスはあぁ、と肯定した。
     「そっか。……似てるんだぁ」
     よかった、と若干恥じらいながらもポツリと吐き出したレベッカに、キュロスは本当に可愛い娘だなと人生で何億回目かわからない独白をした。

  • 52二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 01:41:27

    レベッカがキュロスと添い寝しようとするのも疑問に思わないくらいこの2人の距離感バグってそう。レベッカは家族愛と親愛と慕情と憧れがまぜこぜだから雰囲気は親子のまま一線超えたスキンシップする。自分を守ってくれた厚い胸板と頑丈で大きな手に安心するって言われてキュロスも対娘だと強く出れないからあっという間に変な方向に進んでほしい

  • 53二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 09:11:47

    あげ

  • 54二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 09:23:01

    キュロスが傍にずっと居てくれたしスタジアムの最悪な環境とはいえ外の人間と接する機会もあったから情緒は年相応だけど自己評価が不安だな

  • 55ゴミ箱22/09/12(月) 15:54:55

     お父さんがお風呂に入ったのを見計らい、レベッカは鏡越しに映った自分の姿を確認する。
     お母さんの記憶は勿論あるが、似ているかどうかなんて自分ではわからない。でもキュロスに言われてからは、面影は確かに残っている気がしてきた。
     近くの棚の上に置かれた写真を見る。キュロスとスカーレットが写された、ドフラミンゴ侵攻前の、平和な写真。
     「……私は、お母さんに似てるんだ」
     だったら。
     レベッカの瞳から光が消え、するすると自分の服を脱ぎ捨てる。
     「……そろそろ、いいよね」
     お母さんのような笑顔を作るレベッカ。

     レベッカが愛を、キュロスはそれを受け入れてくれている。
     それは紛れもない事実で誰も変えることのできるわけなどなくて。
     だったらそろそろ、次の段階に上ったっていいよね?
     ねぇ、お父さん……♡
     

  • 56二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 15:55:47

    抱くのか…抱くのか…!?

  • 57二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 17:55:24

    いけー!!抱けーーー!!!(画像略)

  • 58二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 17:59:50

    いけー!!!!!!!

  • 59二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:29:47

    きた!!!

  • 60ゴミ箱22/09/12(月) 22:54:30

     鼻歌を歌いながら体を洗い、湯船につかる。風呂と言う物はよいものだ、ブリキの体では感じられなかったから、何でも良いと思うのだけれど。
     体がほぐれていく感覚の中、レベッカの成長を思い返し一人笑っていると、がらりと扉が開いた。
     そこにいたのは、服を脱ぎ捨てたレベッカだった。
     「お父さん……」
     「お、おう?」
     そのまま風呂場に入ってきたレベッカは、にっこりと笑う。――まるで、スカーレットのように。
     「一緒にお風呂入ろ♪」
     「あぁ、構わないが……」
     一応承諾したものの、普通十六歳になった娘だ、父親と風呂に入る歳じゃないのではないかと言う考えが頭をよぎった。いや、十数年前がそうであっただけで、今は違うかもしれないが。果たして同世代の父親は、何歳まで娘と風呂に入る物なのだろうか。
     「ありがと、お父さん」
     そのままシャワーを浴び、髪を洗うレベッカ。二つの丸い乳房に、シャワーの水が伝う。剣闘士をしていたからだろう、体は引き締まり、多分雑兵数人ぐらいならまとめて相手できるだろうと推察する。

  • 61二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 01:39:18

    釜茹で

  • 62ゴミ箱22/09/13(火) 03:06:57

     「わぁ、温かい~」
     湯船にゆっくりと入ってきたレベッカは、じっとりとした視線をキュロスに向けてきた。
     似ている。
     仕草も、声色も、湯に浮かぶピンク色の髪も。
     まるでそこにスカーレットがいるかのような気分になる。勿論欲情なんてしないが。実の娘なのだから。
     「しっかり温まれよ。もう早く風呂に出なければならないことも、警戒もする必要なんてないんだからな」
     「うん!」
     首までちゃぽんとつかるレベッカは、そのままキュロスの胸板に背中を預けてきた。
     「レベッカ……?」
     「いいじゃん。父娘なんだし」
     そのままべったりとレベッカはキュロスに背中を預ける。レベッカの優しい香りがキュロスの鼻腔を撫でる。ぴたりと彼女の背中越しに、レベッカの体温を感じた。
     ブリキの時には感じられなかった、生の体温。
     ……他の女性だったら、正直手を出していたかもしれないシチュエーション。
     「全く、今日だけだぞ、レベッカ」
     甘えたは可愛いが、少し度が過ぎているのではないかとさすがのキュロスも思っていたが、無邪気な娘の様子を見ると強く言えない。
     「えーケチ!」
     「ケチじゃない! 年頃の娘なんだから、もう一人で入れるだろう。いつも一人で入っているじゃないか」
     「へー……そんなこと言うんだ」
     レベッカは暫くジトッとした目でキュロスを見ていたが、やがて、ま、いいかとあきらめる。
     「ねぇお父さん。後で私特製フルーツジュース作ってあげるね!」
     「フルーツジュースか! それは楽しみだ」
     「楽しみにしててね。なんて言ったって、お父さんにしか作らないんだから」
     娘が、娘が私のためだけにジュースを以下略と幸せに包まれていれば、ばちゃんという水音とともにレベッカがこちらに向き直った。
     「お父さん」
     「ん? なんだ、レベッカ」
     水面に浮かぶ彼女のピンク色の髪が、ふわふわとさながら蜘蛛の巣のように広がっていく。
     「私、お父さんのこと、大好きだよ」
     トロトロに溶けたレベッカの瞳は、ただ真っすぐキュロスだけに注がれている。彼女の細い腕がキュロスの背中に回される。
     キュロスがどことなく不吉な予感を覚えたのは、この時だった。筆舌に尽くしがたい不安感。あえて表現するなら……今まで自分がとんでもないことをしてきたのではないかと言う恐れ。

  • 63二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 05:45:01

    保守

  • 64ゴミ箱 22/09/13(火) 15:58:12

     けれど、今キュロスが優先するべきは、そしてしたのは、我が愛娘の期待に応えることだった。
     「俺も好きだぞ、レベッカ」
     「……ありがと、お父さん」
     ――刹那。
     キュロスの唇に、レベッカの唇が合わさった。
     しっとりとした彼女の唇は、キュロスのガサガサで男らしい唇を咀嚼するように触れ、やがて離れた。
     時間にして三秒もたっていないだろうその接吻は、キュロスの中では永遠にも感じられるほどの物であった。
     「れ、レベッカ?」
     今のは、と言外に問えば、レベッカはクスリと笑った。
     「今どきの子はそれくらいしてるよ、お父さん」
     別に変な意味じゃないという文言を含ませたレベッカは、そのままもう一度キュロスに背中を預ける。
     「そ、そういう物なのか?」
     「大丈夫だよお父さん……お父さんの大好きな娘の私が、そういうんだから」
     釈然としない思い。
     キスなんて、本当に十数年ぶりだ。
     相手は勿論スカーレット。……初めてで、最後の相手で接吻。
     ……スカーレットに似ていたなど、そんなことは考えてはならない。
     戒めるように、キュロスはたわいもない話をし始めたレベッカの話を聞く姿勢に入った。

  • 65二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 15:58:57

    攻めますねぇ!

  • 66二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 16:00:56

    もう手遅れ感があって草
    いいぞもっとやれ

  • 67二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 16:24:47

    堕ちて堕ちて堕ちて堕ちて堕ちろ

  • 68二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 17:39:13

    キュロスの方が無知シチュポジなの解釈一致すぎるんだよな

  • 69二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 22:04:57

    もっと病めー病めー

  • 70ゴミ箱22/09/13(火) 22:27:00

     嫌な予感がした。
     この感覚は経験がある。敵将が近くに来た時。己に対する危機が発生した時、いわば自分を守らなければならないという危惧からなる感覚。
     意識が急浮上すれば、真っ暗な部屋の中であった。目を開いていても閉じていても同じような、完全な暗闇。違う。目隠しをされているのだ。柔らかい絹のタオルか何かで、緩く目を覆うようにされた目隠し。
     ……しかも自分の腕が後ろ手で拘束されていることに気づいてしまう。感触的にロープだろうか、しかもかなり頑丈だ、それが何重にも両手を拘束している。この調子では自分の愛刀もとられているだろう。ここまで入念に縛られているのだ、近くに自分の武器を置くとは思えないというのが、キュロスの見解だった。
     「それにしても、俺は一体……」
     覚えている記憶をたどる。確か、今日もレベッカの帰りを待って家事を終えて、一緒に食事をとって、その後に――レベッカと風呂に入った。
     そして風呂上りに彼女の作ってくれたフルーツジュースを飲んで、それをニコニコとレベッカが見届けて――。
     「……! レベッカ! レベッカ!?」
     そうだ、記憶の途切れる前まで一緒にいたのはレベッカなのだ、彼女は無事なのだろうか。いずれにせよ自分がこうなっている時点で、レベッカにも危害が加えられているのではないか。
     急激に不安感が下腹部に溜まっていく。せっかく、せっかくドフラミンゴ体制から脱却し、彼女はようやく自由になったというのに!
     必死にロープから腕を解放しようと力を入れるが、やはり腕は抜けず、皮膚に跡がつくだけである。
     私のせいだと唇をかむ。もし、もしレベッカに万が一のことがあったら――。
     自分の無力さに腹が立つ。
     誰だ? 今だに反リク王の勢力が小規模ながらいることは把握している。しかし、記憶の最後までキュロスは敵の気配を悟ることができないほどのつわものはいなかったはずだ。
     心拍数が上がっていく。見えざる敵からレベッカを助けなければならない事実がキュロスを突き動かす反面、何もできずにウゴウゴとすることしかできない自分に反吐が出る。

  • 71二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 22:27:55

    急展開キタ━(゚∀゚)━!

  • 72二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 22:29:16

    真っ先にレベッカを心配するキュロス流石
    まさかその娘が犯人だなんて思わないだろうけど(ニッコリ)

  • 73ゴミ箱22/09/13(火) 22:47:26

     絶対に守ると約束したのに。最近気を緩め過ぎていたせいだとキュロスは先刻までの自分に殺意すら抱いていた。
     「畜生……今助けに行くからな! レベッカ!」

     「お父さん?」

     一瞬幻聴かと思った。
     しかし、確かにレベッカの声である。愛娘の声を聞き違うはずがない。「レベッカ……? そこにいるのか!?」
     「大丈夫だよ、お父さん」
     「大丈夫って……けがはしていないか? 無事なのか!?」
     「……? あぁ、そういうこと。うん、私は何ともないよ」
     ギシ、と床がきしむ音とともに、ゆっくりと誰かがキュロスの元に近づいてくる気配がする。「本当にけがはないんだな?」
     「心配しすぎだよ。まぁお父さんらしいけど」
     クスクスと笑うレベッカの気配が、すぐ真正面に来た。
     「それならよかった……レベッカにもし何かあったら俺は……」
     キュロスの耳元に、吐息とともに吐き出される言葉が当たる。
     「きっとお父さんは、自分のことよりもまず、私のことを心配してくれたんだよね?」
     「当然じゃないか! レベッカは私の娘だ! もう誰にも手出しなんてさせない!」
     何はともあれ、歩ける体力と口調から強がりではなくレベッカは無事らしいのを察し、キュロスはやっと一息つくことができた。
     少しだけ、彼女の声が上ずっているのは気になっているが。――いや、それよりもまず、この状況の打開が優先だ。無事を喜びあうのはその後で良い。
     「それと、すまないレベッカ」
     「何?」
     「目隠しを取ってくれないか? とにかくここは危険だ、すぐに出よう! 武器の類はあ――」
     ……いや、おかしくないか。
     自分の発言を思い返し、キュロスの頭は回りだす。
     どういう理由かは知らないが、キュロスは拘束されているのに対し、レベッカはどうやら自由に動いているようだ。別にそれは良い。侵入者にやられたキュロスに代わってレベッカが倒してくれたなら、彼女の成長を喜ぶべきが親と言う物だ。
     けれど、レベッカは敵に襲われた後、そんなに平然としていられるだろうか。あんなに戦いを嫌悪し泣き崩れることの多かったのに。
     「……目隠しは取ってあげる、お父さん」
     「すまない、助かった」
     レベッカの細い腕が回る。頭の後ろでタオルがほどける。クリアーになる視界。そこには、自分の目隠しを外してくれたレベッカが――。
     キュロスの思考が、一瞬止まった。

  • 74二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 23:05:07

    抱けーっ!抱けっ!抱けーっ!

  • 75二次元好きの匿名さん22/09/13(火) 23:05:57

    これもう手遅れですわ

  • 76ゴミ箱22/09/13(火) 23:37:37

     目の前にいるレベッカの姿は、先ほどの寝具とはかけ離れた物であった。
     下ろされたピンク色の髪は丁寧に梳かされており、唇には口紅でも塗ったのか、情熱的な赤を携えている。
     何よりも、その服は――ピンク色のランジェリーしか身に着けておらず、しかもそれは服の意味を果たしていないほどに透けていた。
     「レベッカ……?」
     ランジェリーには見覚えがあった。 
     確か、かなり前スカーレットが身に着けていたことがあった。あの時もピンク色で、当時『そういうこと』に消極的であったキュロスを、スカーレットが誘って――。
     視線が部屋に動き、キュロスは頭を殴られるような衝撃を受ける。
     ここは、娘の部屋だった。
     いつもレベッカが「この部屋は絶対に入らないでね!」と言明し、キュロスもそれを受け入れたため近寄っていなかった、彼女の小部屋。
     その部屋いっぱいに、写真が貼り付けられていた。
     映っていたのは、キュロスだった。
     ご飯を作っている時。
     一緒に買い物に行った時。
     明らかにレベッカが王宮に出た後、の鍛錬に励んでいる時。
     一人で風呂に入っている時。
     いつ取ったかわからない、多くの写真。
     隠し撮りであろう何百何千何万の写真が、娘の部屋の壁を埋め尽くしていたのだ。
     「こ、これは……?」
     なんでこんなことに? いや、それ以前に本当にここは娘の部屋? それよりもまずレベッカに真意を聞く必要が。いつ写真を撮られた?
     思考がまとまらない。いやな汗が頬を伝い、地面に落ちる。
     「どういう、ことなんだ、レベッカ?」
     「え?」
     いつものように首をかしげるレベッカに、キュロスは声を震わせる。
     「まさか、こうやって拘束したのは……レベッカ、お前、なのか?」
     「そうだよ、お父さん」
     聞きたくない一言に、キュロスは吠える。
     「何故だ!? だ、大体なんだその服は! お父さんの前でそんな露出の激しい服を着るんじゃない!」
     「……なんで?」
     レベッカの表情が曇る。良心が痛むが、今はそれどころではない。

  • 77二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 00:04:31

    釜を用意して待ちます

  • 78二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 06:08:28

  • 79二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 07:41:17

    ほしゅほしゅ

  • 80二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 08:06:50

    想定以上にヤンデレなレベッカだった
    全裸待機だな

  • 81二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 08:08:15

    キュロスが焦ってるのレアだからえっっちだね

  • 82二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 11:00:35

    ほっしゅん

  • 83ゴミ箱 22/09/14(水) 12:23:39

     「なんでもだ! とにかく手の縄をほどきなさい! それに、一体なんでこんなことを――」
     かつてないほどに混乱するキュロス。思えば、今までキュロスの人生に、これ以上の迷いを抱いたことはなかった。妻のスカーレットの仇を打つため、ドフラミンゴを倒す計画だって、ただ復讐のためとはいえ真っすぐと突き進んでいた。
     なのに、今こうして娘であるレベッカにこのような仕打ちをされたキュロスの精神はもはや錯乱の域に達していた。
     「……ねぇ、お父さん」
     レベッカがキュロスの前の座り込む。距離はもう十五センチもない。レベッカの蕩けた瞳に、狼狽するキュロスの姿が見える。
     おかしい。
     キュロスは確信する。
     彼女は――本当にレベッカなのか?
     「お父さんが全部悪いんだよ?」
     私が……悪い、だと?
     理解が追い付かないキュロスに、レベッカは無邪気な笑顔を作る。まるでいつもキュロスに向ける、娘らしい溌溂とした笑顔は、この薄暗い狂気に沈んだ部屋の中で、最も異質なものであった。
     「だって、いつまで待ってもお父さんから手を出してこないんだもん♪もうこれは仕方ないよねって」
     「手を出す……?」
     「そうだよ。本当に悲しかった……本当に」
     「話が見えない! 頼む、分かりやすく教えてくれ!」
     脳が理解を拒む。いや、本当はわかっているのだ、この状況。なぜならこの状況は――そういう行為を拒絶していた時、スカーレットがやった手段と同じだったから。
     「言わせるの? ふふ、恥ずかしいね。けど、もっと恥ずかしいこともするし、いいよね」
     レベッカの柔らかい手が、キュロスの頬を撫で。

     「ねぇお父さん、どうして私と子作りしてくれないの?」

  • 84ゴミ箱 22/09/14(水) 12:28:15

     「……意味が、分からない」
     「分からない? ……そんなことないよね、だって、お父さんは私の恋心を受け入れてくれたじゃない」
     「何を言っているんだ――!」
     キュロスの目が見開かれる。
     よぎるのは、最早恒例となったレベッカの見送りの時の一幕。
     『行ってきます! ――今日も、大好きだよ、お父さん』
     「ち、違う! それはあくまで家族愛として!」
     「違うよね……だって、お父さんはずっと私の傍に居てくれたじゃん。どれだけ虐げられていた時も、ずっと傍で私の生きる支えになってくれた」
     「父親として当然のことをしたまでだ! だから――」
     「恋人つなぎだって受け入れてくれた。私の育てた野菜をたくさん食べてくれた。あのディアマンテすら倒してくれた! どれだけ私が嬉しかったお父さんにはわかる?」
     レベッカの手が頬から首、そしてキュロスの大胸筋を伝う。狂気に染まったレベッカは、刻々と語り続ける。
     「しかもお風呂に入って、私の告白とともに初めての、その、えっと、き……キス、も捧げたんだよ? あははもうだってこれはもう客観的に見て恋人だよね! だってそうでしょ? 私の愛を、お父さんは受け入れてくれた! 受け入れて、そして応えてくれた! 違う? 違わないよね? 全てが事実で、しかも私はお母さんに似てるんだよ? もう運命だよ。私とお父さんが子をなして、幸せな過程を育みなさいという、天命なんだよ! そして国外じゃなく一緒に私と住んでくれてる! それを愛と言わずになんていうの?」
     「違うんだ……私は、ただ娘として! レベッカを愛している! だが――」
     「ねぇ、血縁関係があるからと言って私を拒絶するのやめなよ」
     トーンが一気に落ち、レベッカはそのままキュロスの唇を奪った。しかも今度はキュロスの唇をかき分け、レベッカの肉厚な舌が口の中に入ってくる。
     暖かいレベッカの舌が、キュロスの歯茎を舐め、舌をからませ、唾液を交換し、卑猥な水音を立てていく。
     歯で舌を噛み切ってしまうことも、キュロスはできただろう。
     相手が今となっては誰よりも優先するべき愛娘でなければ。
     「――ぷはぁ♡」
     長い接吻が終わる。いやらしい銀色の橋がキュロスとレベッカの間に繋がれ、やがて重力に沿って地面に落ちた。

  • 85二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 12:32:07

    フルスロットルですねぇ!

    あと関係ないけど 「ねぇ、血縁関係があるからと言って私を拒絶するのやめなよ」でウタが頭をよぎっちゃった

  • 86二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 14:20:51

    レベッカとキュロス1m以上体格差あるのもいいぞ...

  • 87二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 17:59:14

    えっちだえっちえっち

  • 88二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 18:18:01

    保守

  • 89二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 21:39:46

    インモラルで背徳的だぁ…

  • 90ゴミ箱22/09/14(水) 22:07:05

    警告
    1、ちょっとえちちなシーンが増えます。気分が悪くなったら自重をお願いします
    2、私はお父さんがいないので、父親との絡みというものがどうしても空想の域を出ないため、そこら辺をご了承いただけると嬉しいです
    3、強いキュロスはいません

    以上

  • 91ゴミ箱22/09/14(水) 22:07:50

     久々の経験に、キュロスは息を荒らげることしかできない。
     「レベッカ……」
     「うるさい! 聞きたくない! 嫌だ! お父さんと結ばれない私なんて私じゃない!」
     目尻に浮かぶ涙は、その思いがからかいでもない本物であることを示していて。
     駄々をこねるレベッカが再びつたないキスを交わそうとする。逃げられない。後ろ手で拘束されているのもそうだが、不用意に突き放し傷つけてしまうのを、この期に及んで恐れているからだ。
     身体的にも、精神的にも。
     「レベッカ、もうやめよう! この段階ならまだ引き返せ――んん!」
     口をふさがれながら、レベッカの手がキュロスの下腹部を撫でる。さわさわといたわるような手つき。
     スカーレットそっくりな愛撫のやり方。あり得ない、彼女はスカーレットの情事を知らないはずなのに、どういう訳か動き、態度、何もかもがスカーレットと被る。
     「子供は二人欲しいな。男の子と女の子」
     男の子ならお父さんと似て強くて優しくて、女の子ならおしとやかで慈愛の心を持った優しい子、きっと楽しい家族生活になるだろうね、とレベッカは熱に浮かされたように続ける。
     レベッカが距離を狭め、その豊満な胸がキュロスの胸にあたる。トクン、トクンと生きているレベッカの鼓動が、皮膚と内臓を通しキュロスに伝わってくる。
     「私、ずっと待ってたんだよ、お父さん。お父さんから手を出してくれるのを。私、臆病だから、自分から誘うって勇気でなくて……//」
     「レベッカ……」
     ひきつった表情を浮かべるキュロスに、レベッカはでも、と言葉を続けた。
     「まあ、お父さんらしいとは思った。奥手で照れ屋で、感動するとすぐに泣いちゃうところも可愛いし、だったら今度は私からって。……溜まってるよね? 色々」
     どうすれば良いのだ。
     「大丈夫……♡すべてを私に委ねて……そうすればすぐに、楽になるから」
     自分の娘が自分に抱く感情――恋、しかも飛び切り重圧のある愛に、為すすべなく蹂躙されるのを待つだけであった。

  • 92ゴミ箱22/09/14(水) 22:10:46

     フルーツジュースに睡眠薬、そして自分自身の血を盛った。
     前者は、『娘であり、そして恋人である』レベッカが、ヘタれるキュロスと初夜を成すため。優しいお父さんは、レベッカを望んで傷物にはしたくないと思うだろうという読みがあった。
     後者は、レベッカの我儘だ。愛しているからこそ、自分の血を飲んで欲しい。自分と言う存在をお父さんの中で吸収して血肉として一つにしてほしいという純粋な願い。
     いつもご飯を作ってくれてありがとう。
     だから、今度は『私』を食べて欲しかった。離れ離れになっても、キュロスの肉体には少しだけレベッカがいる。些細なことかもしれないが、何とも素晴らしいことだろうか。
     ねぇ、お父さん。
     毎晩毎晩、どれだけ寂しい想いをし、布団の中で彼を思って自分を慰めたか、貴方にはわからないでしょうね。お父さんにどう攻めて欲しいか、お父さんにどう自分をだいて欲しいかを想像したオナニーは、異常なほどに昂り、潮を吹くほどによがってしまうが、終わった後の虚しさはどうしてもぬぐい切れなかった。
     付き合っているのに、相思相愛なのに求められない辛さ。最高の同棲生活に文句はないし、寧ろ最大限に愛されているのを自覚しているからこそ、襲ってよと言いだし辛い雰囲気があった。
     ……まぁ、いいよ。許してあげる、お父さん。
     けど、今、やっと夢がかなう。
     お父さんと、家族を作るんだ。
     あの日壊されてしまったけれど、今度こそ皆が幸せな家族を作りたい。お母さんのように、キュロスと幸せな愛を育んで。
     「ぐぅ……レベッカ……」
     「なぁに? お父さん」
     クチュクチュという卑猥な水音。レベッカが生理現象で大きくなったキュロスの一物を扱きながら、彼の福音とも呼べる声を聴く。
     「こんなの間違っている……! 大体、どうして私だ? 王国を探せば、きっと、レベッカに釣り合う子だって……」
     「もう、お父さんはいつだってそうやって子ども扱いする。誰に恋し、誰に純潔を捧げるか、自分で判断できる年なんだよ?」
     やはり溜まっているらしい。想像以上にデカくて太いのは嬉しい誤算だ……が、入るかどうか心配になってきたため二、三発くらい出させようとレベッカは両手で竿をいたわり、奉仕し続ける。
     これが私の中に、と思うたびに、子宮がキュンキュンと疼くのは、女の性と言う物か、果たして自分が本当に淫乱だからか。

  • 93二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 22:18:27

    この背徳感…生きててよかった…

  • 94二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 22:31:46

    目覚めちゃうなコレは

  • 95ゴミ箱22/09/14(水) 22:31:55

     やり方や男の生体は剣闘士時代に学んだ。汚らしいクズどもの声を毎日聞いていたのだ、嫌でもわかる。
     内心軽蔑していたけれど、感謝していた。おかげで、レベッカはキュロスに最大限の幸せを与えることができる。
     搾り取ってやる。
     英雄の子種を。
     ローションなんて必要ない。昂っているレベッカの口から粘度の高い涎を垂らし、ぐちゅぐちゅぐちゅと音を立て、興奮を煽らせる。
     「違う……間違っている……父娘で、こんな――」
     「……」
     「王宮にはよくしてくれる人もいるだろう。街にも……沢山未婚の男がいるはず……だ! 態々こんな私で――ぐぅ!」
     「お父さん、そこまで行くと謙遜と言うより意地悪だよ?」
     思い切り陰茎を掴めばキュロスは苦悶の表情を見せてくれる。あぁ、いけない、お父さんには痛みじゃなく快感だけを与えたいのに。
     「あんな人たち、人じゃない」
     キュロスは悲しそうになんで、そんなことをと言うが、構わず遮る。
     「十数年、誰も助けてくれる人なんていなかった。くたばれ。人でなし。汚れた血。淫売。最悪の血統。毎日毎日毎日毎日毎日浴びせかけた言葉のナイフ。なのに全部終わったら掌返してレベッカ様レベッカ様レベッカ様……。もううんざりだよ」
     ゆっくりとキュロスのそれを扱きながら、レベッカは昏い瞳を歯がゆそうに歯を食いしばる愛しい彼に向けた。
     「違うんだ、レベッカ。私たちはドフラミンゴに騙されて――」
     「私はもう誰も信じられない。あんな汚らしい人達。ヴィオラさんやリク王様は別だけど……でも、私はもう、ドレスローザを信じられないよ」
     私が信じられるのは、お父さんしかいない。
     そう言い、誓いのキスをするように、頭をそれに近づき、亀頭の先に唇を合わせた。
     男の我慢汁はまずいとは聞いていたが、やはり苦いというか、青臭い。けれど苦しくはない。
     「レベッカぁ……!」
     「ねぇお父さん、私欲張りになっちゃった。お父さんの娘でいられることで満足しなきゃいけないのに、どうしても欲しくなるんだ。……貴方の、恋人と言う立場を」
     大丈夫だよ、お父さんからお母さんを取るつもりはないから。一緒に、平等に愛してくれればいいから。
     「だからもう、諦めてよ。大人しく私を愛してよ」
     手コキを徐々に早めていけば、ビクビクと躍動する肉棒に、射精が近いことを悟る。

  • 96ゴミ箱22/09/14(水) 23:03:24

     「駄目だ、間違ってる……じゃあ、どうしてこの国を離れようと言って……くれなかったんだ!」
     「ここはお母さんのお墓もあるから。お父さんとお母さんが出会って、二人が私を守ってくれたこの国を、愛しているから」
     嫌い。けど、愛している。相反する二つの想いを、いまだにレベッカは整理できていない。
     「だが――」
     「お父さん。もうイくよね。だったら、もう楽にして?」
     「レベッカ頼むもう止め――――ぐ!」
     尿道の先から、一気に白いねばねばしたものが大量に飛び出す。それは性知識に詳しくないレベッカは、顔を近づけていたこともあり顔に思い切りそれがかかった。
     「わ……わぁ……//」
     これがお父さんの♡つよつよせーえき♡。
     臭いも格段に濃いし、何より量もある。びゅ、びゅと吐き出されるそれは、地面とレベッカの顔を穢していった。
     ……あれ?レベッカは一発放ちなお硬さと大きさが変わらないそれを見、首をかしげる。
     普通は小さくなると聞いたのだけれど、寧ろ大きくなったような……?
     「まあ、いいや。時間はたっぷりあるからね、お父さん♪」
     「レベッカぁ!」
     キュロスが叫んだ。叱られるなんてキュロスが兵隊さんだった時以来のことである。無意識に肩がびくりと震えてしまった。
     「レベッカ、確かにお前の愛は嬉しい! 私も父親として誇り高い……だけど、『それ』は許されない! 駄目なんだ!」
     最後の抵抗と言ったところだろうか。青筋を立てながらキュロスは明確な怒りを示していた。
     「なんで? だって、お父さんは私のことを愛してくれて――」
     「家族愛としてだと何度言った! 私は後にも先にも、スカーレットだけだ! レベッカ、私は――女としては、お前を愛せない!」
     愛せない。
     ……私を、愛せない?
     呼吸が止まり、一瞬視界が揺らぐ。
     ……嘘。嘘だよ。
     そんなわけない。だって、お父さんは、ずっと私を愛してくれていた。なのに、なんで?
     ――ナンで、そンなヒドイこト言ウの……?
     「あ、そう……お父さんがその気なら」
     あからさまに胸をなでおろす彼。本当に愚直なまでにまっ直ぐな人。……だから、惹かれてしまうのかな。私も、お母さんも。
     けどね、お父さん。
     私も半端な覚悟でここにいる訳じゃないんだよ?
     どろりとした目を向け、レベッカは自分のベッドの下から――、一本の包丁を抜き出した。

  • 97二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 23:21:49

    ヤンデレの伝家の宝刀来たな…

  • 98二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 23:24:13

    まさか…もう片方の足も…

  • 99二次元好きの匿名さん22/09/14(水) 23:35:48

    抜いてしまった……
    罪悪感パネェ

  • 100二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 05:46:27

    ドキドキするな
    精神タフなキュロスを折るにはやっぱりレベッカ自身を人質にするしかないのでは?

  • 101二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 06:48:24

    保守ピース

  • 102二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 07:42:18

     「……私を、刺す気か?」
     「それはないよ」
     失礼だな、たとえどのように虐げられようがいたぶられようが、お父さんを刺すなんて天地がひっくり返ってもあり得ないことなのに。
     ――刺すのは、こっちだよ。
     包丁をくるりと一回転させ――その切っ先を、己の首筋に定めれば、キュロスは今にも目が飛び出しそうなほどに見開いた。
     さぁ、悪魔の取引を始めよう。
     「こうすれば――お父さんは拒めないよね?」
     唯一の娘を、死なせたくないよね?
     「……何を……馬鹿……な……」
     「お父さん、選んでよ。私のことをグズグズになるまで愛してくれるか、それともここを血の海にしたいか」
     これも愛だよ? お父さんが気付いてくれないなら、どれだけ逃げようと自覚させてやる。
     私が誰のモノなのか♡
     「本気だよ♡だって、お父さんに愛されない私なんていらないから。価値なんてない。死んだほうがマシ。あ、それか娼館に雇ってもらおうかな♡私、お母さんに似てるよね♡だったらさ、きっと即採用になると思うんだ♡ねぇどう思う?」
     刃物の先端で首筋に線を入れれば、つつ、と薄い皮膚がいとも簡単に裂かれていく。
     「頼む! やめてくれ! お前にまで死なれたら、私は!」
     先ほどの勢いが死に、ガタガタと恐怖に打ち震えるキュロスに、あぁ、少し虐めすぎてしまったかも、と反省する。お父さんを怖がらせるのは本意ではないのだ。 
     「うん、うん。そうだね。じゃ、続きしよっか♥」
     お父さんが受け入れてくれるなら、母――スカーレットの宿る手は、汚れることはないのだ。
     包丁をベッドの上に置き――見せつけるように、抜き身のまま――、レベッカはいきり立った陰茎に手を当てようとし、土壇場で考えを変える。
     「今度は咥えてあげるね、お父さん♡」
     今度は抵抗の様子は見せない。……やっぱりお父さんは優しいね。こんな状況でも、自分の娘が怪我するのを怖がってくれて。

  • 103ゴミ箱22/09/15(木) 07:43:27

     「……私を、刺す気か?」
     「それはないよ」
     失礼だな、たとえどのように虐げられようがいたぶられようが、お父さんを刺すなんて天地がひっくり返ってもあり得ないことなのに。
     ――刺すのは、こっちだよ。
     包丁をくるりと一回転させ――その切っ先を、己の首筋に定めれば、キュロスは今にも目が飛び出しそうなほどに見開いた。
     さぁ、悪魔の取引を始めよう。
     「こうすれば――お父さんは拒めないよね?」
     唯一の娘を、死なせたくないよね?
     「……何を……馬鹿……な……」
     「お父さん、選んでよ。私のことをグズグズになるまで愛してくれるか、それともここを血の海にしたいか」
     これも愛だよ? お父さんが気付いてくれないなら、どれだけ逃げようと自覚させてやる。
     私が誰のモノなのか♡
     「本気だよ♡だって、お父さんに愛されない私なんていらないから。価値なんてない。死んだほうがマシ。あ、それか娼館に雇ってもらおうかな♡私、お母さんに似てるよね♡だったらさ、きっと即採用になると思うんだ♡ねぇどう思う?」
     刃物の先端で首筋に線を入れれば、つつ、と薄い皮膚がいとも簡単に裂かれていく。
     「頼む! やめてくれ! お前にまで死なれたら、私は!」
     先ほどの勢いが死に、ガタガタと恐怖に打ち震えるキュロスに、あぁ、少し虐めすぎてしまったかも、と反省する。お父さんを怖がらせるのは本意ではないのだ。 
     「うん、うん。そうだね。じゃ、続きしよっか♥」
     お父さんが受け入れてくれるなら、母――スカーレットの宿る手は、汚れることはないのだ。
     包丁をベッドの上に置き――見せつけるように、抜き身のまま――、レベッカはいきり立った陰茎に手を当てようとし、土壇場で考えを変える。
     「今度は咥えてあげるね、お父さん♡」
     今度は抵抗の様子は見せない。……やっぱりお父さんは優しいね。こんな状況でも、自分の娘が怪我するのを怖がってくれて。

  • 104二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 09:34:35

    同じ文が連投されてるのはミスかな?
    ほす

  • 105二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 14:50:46

    保守

  • 106二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 15:07:21

    スカーレットにもこんな感じで襲われたのか

  • 107二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 16:37:14

    >>刃物の先端で首筋に線を入れれば、つつ、と薄い皮膚がいとも簡単に裂かれていく。

     「頼む! やめてくれ! お前にまで死なれたら、私は!」

     先ほどの勢いが死に、ガタガタと恐怖に打ち震えるキュロスに

    ここのキュロスめちゃくちゃ好きだ

  • 108ゴミ箱 m(__)m22/09/15(木) 21:40:01

     まずは亀頭からゆっくりと舐め、尿道に残ったそれを吸い取る。はぁはぁとキュロスが息を荒らげているのは、怒りかはたまた劣情か。
     「お父さん♡」
     ちらりと上目遣いでキュロスを見上げれば、色んな感情がぐちゃぐちゃになった彼の顔があった。
     「何も考えず――気持ちよくなって、ね?」
     そのまま竿まで一気に加えれば、口の中で圧迫感と男の味がいっぱいに広がる。
     やはり大きい。想像以上のデカさ。
     けど――幸せ。
     そのままぐっぽぐっぽと顔をストロークさせ、歯を立てないように丁寧にしゃぶる。舌を使い、空いた右手で睾丸をもにもにと攻めてみたり、素人なりに必死にキュロスをよがらせようとする。
     「あんふぁり、うみゃくにゃいけど……ひもひい?」
     息苦しい。喉の奥まで頑張ってくわえ込むとより一層呼吸ができなくなる。
     けど、それすらも気持ちが良いのだ。
     左手が己の股下をまさぐり、痛々しいほどに起ったクリを刺激する。気持ち良い。気持ち良い♡気持ち良い♡♡
     幸せなえっち。唯一愛した男の人に奉仕できる快感が脳を冒していく。もっと気持ちよくさせてあげたい。今度はもっとたくさん出してほしい。
     私を使って。私を利用して。
     ――私だけを、愛して。
     こんなに従順な肉人形なんていないでしょ? 何でもしていいんだよ、お父さん。
     なんとなく要領を掴んできたレベッカは、そのまま勢いよくのどまで酷使し必死に扱く。
     頭の中で警告音が鳴る。酸欠で息苦しい。自分が今ただのオナホとして扱われている現状がさらに背徳感と合わせ脳内麻薬の分泌を促進させる。
     「レベッカぁ……!」
     ビクビクとしだす陰茎。あ、イクんだとレベッカは嗤う。お父さんも、やっぱり男の人なんだね♡
     いいよ、そのまま出して。
     思いが通じたのだろう、そのままキュロスは先ほどより簡単に果てた。喉の奥に直接暖かいエキスがぶつかり、あふれ出したそれが口からあふれる。
     「ん……ふう……♡」
     喉に絡みつくねばねば。
     「ねぇ、見て?」
     キュロスの前で下品にならない程度に口を開け、中を見せて上げれば、キュロスの目から涙があふれだしていた。
     ふふ、涙が出るほど気持ち良かったんだね♡レベッカはそれを嚥下する。熱くてねばねばしたものが喉を通り、自分の胃に落ちていくのがわかる。
     あぁ、自分のお腹の中に、お父さんががいるんだ♡

  • 109ゴミ箱 m(__)m22/09/15(木) 21:41:28

    電車内で投稿したせいで消せなくなっちゃった……

    土曜日に完結させます
    ダラダラ書いていてごめんなさい!
    もうちょっとスピードを上げます!

  • 110ゴミ箱22/09/15(木) 21:59:26

     レベッカは僅かに残った精液を含み、そのままキュロスの唇に当て、それを彼のほうに流し込んだ。
     キュロスはすぐに抵抗したが、達したばかりであるせいかほとんど無意味だった。
     口の中であらゆる粘液を交換し、満足すればすぐに離れて上げる。
     「おすそわけだよ♪」
     地面にぽたぽたと涙の粒を落としたキュロスがブツブツと何かを言い始めたのを尻目に、レベッカは身に着けていた薄い布を無造作に脱ぎ捨てた。
     
     生まれたままの姿になったレベッカ。目を覆おうとしても、拘束された両腕がそれを許してくれなかった。
     「頼む……もう、やめてくれ……私は、こんなことをさせるためにお前を育てたわけじゃないんだ……」
     どうしてこうなってしまったのだ。どうしてこのような結末になってしまったのか。
     どこで間違えてしまったのか。
     いっそのこと尊敬の念を抱かせないように、残虐にディアマンテをグチャグチャにすればよかったのか。
     それとも、もう少しレベッカを突き放して生活させればよかったのか。
     いや、違う。
     あの時ドフラミンゴファミリーがドレスローザを侵食した時から、歯車は完全に狂ってしまったのだろうとキュロスは快感の中、どこか冷静な部分が分析する。
     全て、何もかもが遅かったのだ。
     許してくれ、スカーレット。
     もう、私に父親の資格など――。
     「じゃぁ、お父さん」
     レベッカは、自分の秘部にあたるようにキュロスのそれを調節する。歪んだ愛情はやがて大きなうねりとなり、キュロスをも歪めようとしていた。
     「ハジメテだから、うまくできないかもだけど」
     あぁ、もう限界だ。
     もう、何もかもが遅すぎた。

     薄い膜を破り、レベッカのナカに挿入れられた感覚がはっきりとキュロスに伝わった。

  • 111二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 22:06:51

    おお、おおおおおお!!!!!!!
    最高!!!最高だ!!!!!!

  • 112二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 22:07:49

    レベキュロ背徳的でエッッッッッッッッ

  • 113二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 22:08:24

    スレ主これ支部にあげないか?

  • 114二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 22:10:46

    明らかに目覚めてるし歪んでるわ
    遅くても良いから主はどうか完結させてくれ

  • 115二次元好きの匿名さん22/09/15(木) 22:50:27

    これは情熱の国ですわ

  • 116二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 03:08:44

    このままキュロスまで精神崩壊して共依存エンドが見たい気持ちとキュロスは強いからそうはならないの気持ちと2つある

  • 117二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 05:20:00

    自ら"従順"な肉"人形"になってしまったのか

  • 118二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 12:33:01

    このレスは削除されています

  • 119二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 15:53:39

    >>117

    皮肉が効いてて好きだわ

  • 120二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 22:11:20

    保守

  • 121ゴミ箱22/09/16(金) 23:51:00

     「あ――くぅ……!」
     苦悶に歪むレベッカ。さすがに破瓜の痛みには彼女の精神をもってしても勝てないらしい。その薄い下腹部をけいれんさせながら、苦し気に息を吐く。
     当然だ、キュロスのペニスはかなり大きいサイズである。加えて身長差、女性の膣の奥行きは平均で九センチほどなのだ、初めてでそれを受け入れることにどれだけの身体的負担を強いることになるか。スカーレットの時もひどく苦しんでいて、事後は丸一日立てなくなっていたのだ。
     「挿入ったぁ♡」
     生理的な涙を浮かべたレベッカはケラケラと喉の奥から声をひねり出す。
     「ふふふ……ねぇ見て? お父さん。私、お父さんと繋がってるんだよ?」
     助けてくれ、頼む。もしこの地獄から救い出してくれる者がいるなら、たとえそれがトレーボルであったとしても頭を垂れるだろう。
     父親に純潔を捧げた証である血が垂れていき、地面に汗や愛液とともに零れ落ちる。
     「せめて……避妊具を付けさせてくれ……頼む……」
     「だ~め♡ほら、刻みつけてよ。私がお父さんの娘であり、二人目のお嫁さんになるという事実を♡」
     赤ん坊が親に縋るように、対面座位の形になりながら、レベッカは執拗にキュロスとキスを交わす。二人の涎が混ざり合い、トロトロの媚薬に早変わりしていく。ぐちゅぐちゅと湿度の高い水音を鳴らしながら、ただレベッカになされるがままになるしかない。
     レベッカの膣は、よく締まっていた。兵隊さんだった時代に身を護れるよう鍛えたせいだろうか、それとも男を知らなかったからか。
     キュロスの一物を、レベッカは息絶え絶えになりながら全てを咥えこんでいた。
     痛烈な女の匂いに脳がくらくらする。全てから逃避したくなるリアル。
     それでもキュロスが僅かばかりの理性を振り絞り、堕ちなかったのは、紛れもない、この状況に陥ってもなおレベッカを娘と認識しているからだ。例えレベッカがどんな手を講じようと、絶対に彼女は自分の娘。だから、耐えられる。耐えなければならない。

  • 122ゴミ箱22/09/17(土) 00:20:16

     けれど。
     「ん……あん♡ねぇ、お父さん♡気持ち……いい?」
     『ん……あ♡ねぇ、貴方♡気持ち……よいですか?』
     被る。被る。被る。
     扱いている時も、口でいたぶられた時も――今こうして逆レイプ同然で犯されている時も、なんなら今向き合っている体位も。
     スカーレットと快楽を貪りあっていた過去が、今と重なる。
     ぎこちなく動くレベッカは、彼女なりに快楽を求めようとしているのか、痛みに耐えながら腰をゆっくり降り始める。
     「ねぇ……♡お父さんも♡気持ちいよ、ね?」
     『貴方……気持ち良く、なってくださるかしら♡』
     「あ、はは。夢みたい。やっと、やっと私を受け入れてくれた♡」
     『まるで夢のようです。貴方とこうして♡繋がれるなんて♡』
     レベッカの火照った体温は、記憶のかなたにあるスカーレットと同じで。
     レベッカの香りは、いつも花に囲まれていたスカーレットと似ていて。
     涙が浮かんだ瞳は、スカーレットの初めてを受け取った時と同じ瞳。
     やめてくれ、もう、やめてくれ。
     このままだと。
     「ねぇ、お父さん」
     『ねぇ、貴方』
     搾り取られる快楽で馬鹿になりつつ頭。
     『「ずっと、ずぅっと、愛してる♡」』

     もう、戻れなくなる。

  • 123二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 00:22:07

    んほぉ~この徐々にキュロスも頭がバグって狂い始めてる感じたまんねぇ~

  • 124二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 01:49:18

    戻るな!!絶対に何があっても!!!

  • 125二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 08:00:46

    妻と娘を重ねて快楽を追ってしまったことに気づいた時ついにぶっ壊れそう
    「お父さん、いや……キュロス♡やっとノリ気になってくれた? 腰動いてるよ♡」て言われた時とか

  • 126ゴミ箱 残り322/09/17(土) 14:04:11

     ふわふわなレベッカの膣内は、容赦なくキュロスのそれを締め付け続けている。
     「レべ……ッカ……!」
     「フフ……気持ち良いでしょ♡私もそろそろ慣れてきたみたい……♡」
     レベッカの動きが徐々に大きくなっていく。卑猥な水音が部屋中に響く中、キュロスは未だに耐え続けていた。
     避妊具もない今、レベッカのナカに出してしまえば、もう取り返しがつかない。二度と、普通の父娘に戻れない。
     「ん♡あぁ♡あは♡ねぇお父さん♡どんな気分♡愛する娘とイチャラブエッチできて♡」
     枝垂れかかるレベッカは妖艶な腰使いでキュロスに吐精を誘う。耳元で響くレベッカの嬌声は、本来なら父親のキュロスが一生聞くことはなかったのに。
     「お父さんの♡おちんぽ♡ゴリゴリって♡いいトコロ、当たってるよ♡」
     体を僅かに逸らせる彼女の口からは、キュロスとのキスの最中にこぼれた涎が一筋伝っている。挿入れる前は強気で、最中はどこか高揚したアへ顔を見せる所も、スカーレットに――駄目だ、そんなことを考えてはならない。考えてしまえば……。
     「ねぇ、何考えてるの?」
     不意に背中に回された背中に容赦なく爪を立てられ、苦悶に呻くキュロス。
     「わ、私は――」
     「……お父さんは、私のこと、好きだよね?」
     先ほどの高揚から一転し、切なそうな表情で迫ってくるレベッカ。
     「す、か、家族として――私は!」
     「だぁかぁらぁ! 綺麗事言わないでよ!」
     さらに爪が深く刺さり、皮膚を突き破る。
     「もうあきらめてよ! 好きなの! 愛してるの! ねぇ、どうすれば認めてくれるの? 愛は人それぞれじゃん!? 何が悪いの? 何がいけないの? お父さんとエッチしたいという感情の何がおかしいの!?」
     不安定に揺らぐ感情を爆発させたレベッカは――ベッドの上に置かれた包丁を手に取り始める。その矛先は――無論、レベッカ自身。
     「や、やめろレベッカぁ!」
     「私ね、お父さんの子供が欲しいの……あれ? さっきも言ったっけ? まぁいいや。……お父さんの子供が産めないなら、私は女として終わりだよね? だったら子宮を刺して繰り抜いたって別に誰も困らないよね?」
     ナイフの先端がぴたりとレベッカの下腹部を向く。

  • 127ゴミ箱 222/09/17(土) 14:10:54

     「頼む、冷静になってくれ、レベッカ! お前はもうこれ以上痛い思いなどする必要はないんだ!」
     「あ、そーだ! 子宮を引きずり出すのはお父さんがやってね? 私の中をお父さんが直接触ってくれる……私の命を心配して泣いてくれる……それ以上の幸福はないよね? ねぇ!?」
     「やめてくれ……頼む……もう、やめてくれ、レベッカぁ……!」
     「じゃあ――中に出してよ」
     瞳孔が開いた目が至近距離でキュロスの目を射抜く。手から転がった包丁は地面を跳ね、地面に冷たく横たわった。
     「できるよね? だって私は、お母さんに似てるんだから」
     「レべ――」
     「今、ここで誓ってよ」
     言って、とレベッカは背中に突き刺した爪を引き抜く。
     「私は、レベッカのことを愛し、幸せな家庭を築いていきます――て」
     「わ、私は……!」
     涙で前が見えない。
     宣言すれば、レベッカとの関係は大きく破綻し捻じ曲がる。
     けれど、宣言してしまえば、レベッカは自分を傷つける。
     「あ……あぁ……あぁああぁぁああ!」
     スカーレット。ふがいない私を、許してくれ。
     レベッカとの関係を崩したくない。ずっと幸せな家族として親子の関係のまま生きていきたい。
     レベッカの体に傷を付けたくない。彼女には痛みを感じることなく、ただ幸せになって欲しい。
     「私は……」
     涙が頬を伝って零れ落ちる。つながった結合部は、きっとレベッカ以外の女を抱いていたら淫靡に映っていたのだろう。
     レベッカの表情は病んだまま、キュロスの言葉の続きを黙って待っている。その静寂すら、キュロスにとっては重圧そのものであった。
     「私は……」
     スカーレット。
     ――すまない。
     「私は……レベッカのことを愛し……」
     せめて、と彼女の肩に、キュロスの顎を乗せる。両腕は後ろ手で拘束されているため、狂ってしまった彼女を抱きしめられないから。
     「幸せな……家庭を……築いていきます……!」
     絞り出した答えに、レベッカは――にっこりと笑った。まるで平常通りの、キュロスに微笑みかけるような、いつもの表情。
     「うん♡私もだよ♪お父さん」
     傷つけてごめんね、とレベッカは慰めと言わんばかりの優しいキスをキュロスの首へ残す。

  • 128二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 14:12:31

    うひょおおおおおおおおおおおおお↑↑↑↑↑

  • 129二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 16:00:58

    ハイライトの無い目で情事に耽るレベッカはエロくて素晴らしいな

  • 130二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 16:06:40

    もう誓ったから手遅れだけど相手が娘だから絶対に射精しない、気持ち良くはならない!って必死に我慢するキュロスすっごくエッチだなあと思うんですよね
    レベッカと幸せな家庭を築く事を誓ったからもう手遅れだけど

  • 131二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 16:07:46

    >>130

    大事なことは二回言う鬼畜の鑑

  • 132二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 16:09:07

    盛り上がってきましたねそれではここでリク王様の反応をみて貰いましょう

  • 133二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 17:25:09

    41歳「いや、流石に引くわ…キュロスが気の毒すぎる…」

  • 134二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 17:25:38

    >>133

    お前のせい定期

  • 135二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 17:27:11

    あの世で泣きながら吐いてるよスカーレットさん
    どうすんのこれ、キュロスも責められないし

  • 136ゴミ箱 122/09/17(土) 18:29:07

     「さて……じゃ、続き――しよっか♥」
     もう、狂い始めた歯車は戻ることはない。
     彼女の宣言とともに、一気に荒い腰使いになり、じゅぽじゅぽと湿った音が鳴り始める。
     時間の経過とともに、射精の欲求がさらに高まっていき、既に抑えがたいものとなっていた。
     「あ♡しきゅーこーにあたってる♡」
     髪を振り乱し無我夢中に腰を振るレベッカ。耳にダイレクトに当たる彼女の喘ぎ声。
     もうキュロスの精神は限界に近い。もう、もう一押しされたら快楽に屈してしまう。どうしようにも、本能でわからされている。
     「ふふ、ビクビクってし始めたね♡もうイキそうなの♥いいよ♡一緒に気持ち良くなろうね♡元気な赤ちゃん作ろうね♡」
     レベッカの愛の言葉に返す気力すら根こそぎ奪われる。
     駄目だ。出してしまえば……、全てが……。
     「ほら♡我慢しなくていいんだよ♡出せ♡出せ♡出せ♡びゅっびゅしちゃえ♡」
     優しい悪魔のささやき。奥から熱い子種汁が煮えたぎり始める。逃走本能が働いているのか、キュロスにはもはやレベッカの声がスカーレットの声と重なって聞こえ始めていた。
     「レべ……ッカァ!」
     レベッカは、キュロスの限界を目敏く察したらしい。その口をキュロスの耳元により近づけ、笑いながらとどめを刺した。

     「愛してるわ――キュロス」

     意識が混濁する。目の前にいるのは――もうすでに死んだはずの、スカーレットの姿。
     彼女の一言で陥落してしまったキュロスは、そのままレベッカのナカに吐精した。

  • 137ゴミ箱 22/09/17(土) 18:36:09

     意識が混濁する。目の前にいるのは――もうすでに死んだはずの、スカーレットの姿。
     彼女の一言で陥落してしまったキュロスは、そのままレベッカのナカに吐精した。

     中に出されている感触がする。熱くて、火傷しそうなほどのそれが、自分の子宮を満たしていく。
     「あ……あぁ……♡」
     ドクドクと出るそれを最後まで受け止め、レベッカはしばしの間余韻に浸る。
     やっと想い人と繋がれた幸せ。
     大切な人の子供を孕むことができる母親としての幸福。
     そのまま傘寿秒以上繋がっていたが、さすがに名残惜しみつつ彼の極太ペニスを引き抜く。濃ゆい液体が自分の秘部から洩れていき、タラリと地面に落ちる。
     廃人のように譫言を繰り返し、焦点の合わない目線を強引に合わせてあげれば、涙で潤み、光を失ったキュロスがレベッカと口を動かしていた。
     「気持ち良かったよ。お父さん――ううん。キュロス」
     拘束を外してあげれば、キュロスはそのままレベッカにもたれかかるように倒れてしまう。
     暖かい彼の体温を感じながら、レベッカはただ満足そうに嗤う。
     過去の絶望を乗り越えて、今をひたすら貪り尽くし。
     やがて描かれるであろう、キュロスとの結婚生活を夢想して。

     
     もう、何もかもが遅すぎたのだ。祈っても願っても歯車は元に戻ることはない。
     歪んだ歯車は、かみ合わないまま刻一刻と無情に時を揺らすだけである。


     おしまい★

  • 138二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 18:37:26

    最高だった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  • 139二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 18:40:42

    よかった!!!!!!!!!ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  • 140ゴミ箱 22/09/17(土) 18:44:53

    お読みいただき誠にありがとうございました

    沢山コメントしていただいたり保守していただいたり感激しております

    まさか皆様がここまではーとまーくなる物を押していただけるとは思ってもみませんでした(せいぜいハートは2個くらいつけば嬉しいなと言う気持ちでした)

    筆が遅いわえっちなシーンに迫力がないわ20000文字になってしまうわと色々申し訳ございません

    本当はキュロスの監禁の日々→妊娠が発覚してエンドとしたかったのですが、いかんせん体力切れです。また何時か続きを書くかもです。

    最後に質問してくださった方へ

    >>113

    pixivには上げようと思っていますが、もう少し加筆してから上げようと思っています

    こちらが私のpixivアカウントとなります 

    氷川 ミズナ始めてみました!

    真摯な批判はめちゃくちゃ喜びますが、煽りとか中傷とかは嫌です。

    低浮上ですが、よろしくお願いいたします!
    www.pixiv.net

    また何時か会えるかもしれませんが、その時もどうか生暖かい目で見守っていてくださると嬉しいです

    ありがとうございました!

  • 141二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 18:49:04

    .

  • 142二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 19:03:11

    こっからまだ加筆できるんかこいつ

  • 143二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 20:36:07

    続きが上がることを未来永劫待ち続ける…

  • 144二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 20:50:07

    ?!もしかして以前どっかのスレで見たバージェス夢の方ですか???
    ありがとうございますレベキュロ逆レめちゃくちゃエロかったです

  • 145二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:01:18

    >>121この状況からヒーローのように颯爽と登場してキュロスを救出するトレーボル想像して吹いた

  • 146二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:10:31

    トレーボル「んねーんねー何やってるのぉ?」




    トレーボル「」

  • 147二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 11:05:59

    このレスは削除されています

  • 148二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 11:06:50

    キュロスの1×2か…

  • 149二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:08:28

    情熱の国ってこんなに怖いのんか

  • 150二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:10:36

    41歳「とりあえず、キュロスはリク王達に付き添ってもらって精神科に診てもらおう。レベッカも拘束具付けて治療だ」

  • 151二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:19:44

    >>150

    貴様のせいだ!!!

  • 152二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 21:55:23

    >>150

    アフターケアだけ手厚い41歳

  • 153二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 00:24:00

    まだ何とかなる
    子供ができた場合が問題だ
    本当にシャレにならん……

  • 154二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 00:32:31

    >>153

    なーに、近親相姦による遺伝的障害が顕在化するのは何世代も続けてた場合の話だから問題ないさ

    え?そういう問題じゃない?そうね

  • 155二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 08:24:11

    男の人は気持ちとは裏腹に体は素直だね出来るから可愛いね

  • 156二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 11:14:42

    抜いてしまった時の罪悪感がすごい
    完全に壊れちゃってる…

  • 157二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 19:15:17

    >>148

    危険な配合にもほどがある

  • 158二次元好きの匿名さん22/09/19(月) 21:38:11

    なんて重いんだ…とりあえず渋でフォローしました…正式版期待してるぜ

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