- 1二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:05:47
「お腹減ったな⋯⋯」
お昼過ぎ、後輩達の練習を横目に外に出たオグリキャップはお腹をさすりながら呟く。
「しかし、この後はシリウスのみんなとの食事会があるんだけどな⋯⋯」
お腹の虫は鳴き止まず、主張を続ける。
しょうがなくあたりを見渡すとひっそりと開店中の文字の店。
「定食くらいはあるかな⋯⋯?」
ガラガラと扉を開く、数人のサラリーマンと店員が中いる。
「一名で」
端っこの席に案内され出されたお冷をぐっと喉に流す。
胃に落ちる冷たい水が空腹感を増幅させる。
「うーんどれにするか⋯⋯」
おススメと書かれたホルモン定食、唐揚げ定食も捨てがたいと目移りをする。
「よし、すみません」
注文を済ませて店の中を見渡す。
お昼中のサラリーマン達はゆっくりと箸を動かしながらついたテレビを眺める。
映っているのは私が走ったレースだった。
少し恥ずかしさを覚えながらテレビを見ていると注文したものが運ばれてくる。
「ホルモン定食と単品に唐揚げお待ち」
お皿に盛られたホルモン焼きはタレを照り返し茶色く輝いていた。
「いただきます」 - 2二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:06:04
一口口に運ぶ、コリコリとしたホルモンは甘辛いタレの味に包まれており白いご飯をかき込みたくなる。
半分まで食べすすめた後、唐揚げに移る。
まずは何もかけずに一つ、ザクリとした衣の中には噛みごたえのある鶏肉。
そしてその鶏肉にはしっかりとした下味がついておりこの唐揚げだけでご飯が食べられそうだと噛みながら思った。
くし切りにされたレモンを一絞りした後もう一つ口に入れる。
さっぱりとした柑橘の風味は口の中に広がる肉の味をさらに引き立ててくれた。
ふと机を見ると七味が置いてある事に気がついた。
それを手に取り半分まで食べたホルモン焼きに少し振りまいた。
甘辛かった味にさらに辛味が足されご飯はあっという間になくなってしまう。
「おかわりいるかい?」
なくなったと同時に先ほどの店員が声をかけてきた。
指を刺す先にはご飯おかわり自由の文字。
「お願いしたい」
お茶碗を差し出すと先程よりも大盛りによそられたご飯が戻ってきた。
「ありがとうございました」
店を出て、お腹をさする。
食事会までの腹ごしらえにはなってよかったと笑い店を振り返る。
「なるほど、夜は居酒屋になるのか」
後でトレーナーにも教えてあげよう。
そう思いながらオグリキャップはトレセン学園に戻っていった。 - 3二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:07:06
この程度は前菜なのか
- 4二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:40:53
オグリにとっては軽食よな⋯
- 5二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:42:06
晩飯これからなんだ助かる
- 6二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:50:35
ゾウは1日200~250kgを食べて約50kgの糞を排泄するらしいが、オグリは何kg出してるんだろうな
- 7二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:53:07
- 8二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 22:53:59
- 9二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 23:04:15
このレスは削除されています
- 10二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 23:06:31
- 11二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 23:08:04
うんち食べる行為をツッコんでくれよ
- 12二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 23:18:14
オグリにしては控えめだなと思ったら本番の繋ぎかよ
- 13二次元好きの匿名さん22/09/12(月) 23:27:34
まぁまぁなボリュームの定食がおやつになってる......