- 11◆zPjbxAsIrlaH22/09/16(金) 22:21:45
- 21◆zPjbxAsIrlaH22/09/16(金) 22:23:07
私はなかなか自分の気持ちや考えに素直になれない。嘘をつきすぎてうまく表現が出来ないから。
彼と初めて会った時は敵だったのに、戦いの最中だと言うのに「死んでも見られたくない背中」という一言を覚えていてくれた。
私の背中を守ってくれた。
こんな男も居るんだね。
大嫌いなはずの男だと言うのに
彼の懐の広さ、器の大きさに惚れてしまった。
けど、彼が私に抱く感情は友情でしかない。
よくて「恩人の妹」といった所。
私の愛はルフィにきっと届かない。 - 31◆zPjbxAsIrlaH22/09/16(金) 22:26:06
姉様が私によく自慢する。
戦争の時、ルフィに抱き締められたって。
ルフィはそういう事をするとは思えないけど、どうも本当の事らしい。
だからずっと自慢してるんだと思う。
私の想いを誰も知らないから。
ルフィへの想いを伝えるといろいろな関係が崩れる。
ルフィはそんな寂しい事を好まない。
そういう男だと分かっている
だからこれは一度だけの夢にしたい。 - 41◆zPjbxAsIrlaH22/09/16(金) 22:29:08
これまでの女帝の何人かは恋煩いで亡くなったという。
ニョン婆さまの言う「恋はいつでもハリケーン」というのも今なら少しだけ分かる。
どうしても我慢が出来なかった。
夜、1人でいたルフィを抱き締めてしまった。
ルフィが私を振り払ったりはしないと分かっててやるなんて狡い女だ。
でもルフィからは戸惑いしか感じられなかった。
「そのままでいいから聞いて」
「ルフィがいつか島を出る前に一度だけ」
「一度だけ思い出をちょうだい」
「私はそれで諦める事ができるから」 - 51◆zPjbxAsIrlaH22/09/16(金) 22:32:08
ルフィは黙って聞いてくれた。
私の想いを受け入れない代わりに否定もしない。
そういう貴方だから惚れたんだ。
狡い事をしてごめんなさい。
不意打ちで頬にキスをして別れた。
今夜の事はただの夢。
朝になったら無かった事になる。
貴方への想いと共に。
さようなら。私が唯一愛した人。
終 - 6二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 22:32:45
- 71◆zPjbxAsIrlaH22/09/16(金) 22:34:40
ルソニ流行って♡
- 8二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 22:35:45
今日仕事中ルソニ良いよなあって考えてたら日が暮れてたから供給助かる
- 9二次元好きの匿名さん22/09/16(金) 22:41:16
きれいで切ない少し大人の恋物語でしたね