- 1二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:19:51
- 2二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:23:29
当初は容姿に大きな変化はないが瞬間移動など超能力じみた力が使えるようになる。
- 3二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:24:09
ニカと同じく自分は笑顔になる
周囲は笑顔が消える - 4二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:25:17
ヒェッ
ヤベェの出てきた… - 5実を食べた者22/09/17(土) 23:31:23
- 6二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:34:24
- 7二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:36:11
能力を研ぎ澄ます程凶暴性が増すのヤバない?
- 8二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:38:09
見聞色で気配探ろうとしたら発狂しそう
- 9二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:38:42
古代種やて?こんなやつが昔おったんか
それが怖すぎる - 10実を食べた者22/09/17(土) 23:42:11
炎を操る力を会得してからというもの、どうも気分が優れない日が続いている。ただ、能力を使いこなしたかっただけなのに、不本意にも人の命を奪ってしまった事実が尾を引いていた。それだけじゃない。
頭の中でよく分からない声が語り掛けてくる。
「モットエガオニ・・・・・・。ボクハエガオニシテホシインダ」
笑顔?どういうことだ?自分のものとは思えない高さの声が語り掛けてくる。脳裏には何かのイメージが浮かんでいる。
夜が来て、寝る時間が来た。最近は寝るのも憂鬱だ。しかし寝ないと疲れは取れない。それに、実に飲まれないためにも特訓は必要だ。ウトウトしてから眠りに落ちていく。
真っ暗な空間の中、微かに照らされる後光を背にして、見たことのない人影が立っていた――。 - 11二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:44:35
- 12二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:44:45
神SS師様が出たぞ!囲え!囲え!
- 13二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:45:36
内側から燃えてるから防御不可能なの怖い
- 14二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:46:43
- 15実を食べた者22/09/17(土) 23:46:48
- 16二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:46:54
これがあるってことはモデル"空我"の実もあるってことか…
- 17二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:47:36
なんとなく書きたかっただけなのですいません
- 18実を食べた者22/09/17(土) 23:48:25
- 19二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:48:41
銃で撃たれたり、切られた時に圧倒的な再生能力も判明しそう。ゴなら欠損も再生出来るレベルだし
それ以上って考えたらヤバイよね - 20二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:50:08
思うがままに熱狂に身を任せるのです…あなたのSSが読みたい…
- 21二次元好きの匿名さん22/09/17(土) 23:52:15
ある時からずーっと笑顔を浮かべるようになったりするんか
- 22実を食べた者22/09/18(日) 00:18:45
俺は誰なんだ。一体何者なんだ。実を食べてからあと五日で半年が経とうとしていた。もちろん特訓は続けているし、そのおかげで瞬間移動と発火能力も制御が効くようになっている。更なる技を会得しようと前向きに特訓をしているつもりだったけど、している最中に気分が沈んできてそれでころじゃなくなってしまう。最近はあの訳の分からない声がはっきり聞こえるようになってきて、いよいよ自分が自分でなくなるんじゃないかと恐怖も強くなってきている。夢の中に出てくる人影も更にハッキリ姿が見えてくるようになって、これからどうすればいいのか分からなかった。
考え込みながら特訓の場所へ行くために森の中を歩いていたら周りを囲まれていた。この白い制服は、海軍だ。一体何の用だろう。
「最近、おかしなことが起こっていないかな?」
おかしなこと?
「町の住民の皆さんが不安になっているんだ。人や木が燃えて、森の中から奇妙な叫び声が聞こえると」
……心当たりは十分にある。実は、発火能力をどうにか制御するために練習をしていたはいいが、途中で意識が朦朧とし気が付いたら‘‘町の中で’’人に手を翳してしまっていたことが何度も……。
「特に人が燃えている件で恐怖を訴えている人もいる。そして、君が必ず現場で目撃されている」
ま、まさか……。
「――話を聞かせてくれるかな」
海兵がすっと手を伸ばしてきた。それから反射的に、身を引いた。少しだけ間が空く。やがて、体が動いていた。 - 23二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 00:19:01
太陽の戦士⟷究極の闇
周囲を笑顔にするニカ⟷自分だけを笑顔にするダグバ
ニカのライバルポジとして最適解過ぎる - 24実を食べた者22/09/18(日) 00:28:17
「待ちなさい!」
無我夢中で逃げる。
「逃がすな!だが、手荒に捕まえようとするな!彼はあくまでも重要参考人だ!」
やっぱり自分はそれほど取り返しのつかないことをしてしまっていたのか。絶望が恐怖を増長し、逃げるために足取りを早くしていく。雷が轟き、雨雲は雨粒を落としてくる。服が濡れて張り付きようが、顔に大量の雨粒が当たろうが構う余裕はなかった。一刻も早く、逃げ出したかった。しかし、森の中はぬかるんできて足を掴むかのように靴へ泥が纏わりついてくる。走りが怪しくなってきたタイミングを海兵が見逃すはずがなかった。
「それっ!」
「大人しくするんだ!」
予め広範囲に配置していたのだろう。前方から2人の海兵が飛び出して来て、それを躱すことができずに捕まってしまった。バランスを崩して倒れてしまった。
「は、放してくれ!!僕は、僕は……!!」
「逃げないと約束するなら離れてやるっ」
「は、放して……!!ぼくは――」
『エガオニナリタカッタンダヨネ』
もがく僕の頭に、例の声が囁いてきた。その瞬間、自分でも分かるほど目が大きく見開かれた。そして、眩い閃光が目の前を覆った――。 - 25実を食べた者22/09/18(日) 00:47:00
白けた背景が鮮明になり、自分の体が軽くなっていることに気付く。どうしてか、拘束していた海兵が離れていたみたいだ。それどころか目の前に木のように立っていた大勢の海兵の姿が見当たらない。何が起こったというんだろう。とはいえ、ぬかるんでいる地面にいつまでもうつ伏せなのは気持ちがいいものじゃない。まずは起き上がることにした。
「……、よいしょ。……!?」
起き上がるために地面に付いた両手を見て固まる。自分の手はこんなにごつごつしていて、禍々しかっただろうか。そして、こんなに白かっただろうか。困惑しながら立ち上がると、目の前に海兵がたくさん倒れている光景に戦慄した。
「な、何で……?」
更にぐるりと見渡すと僕を捉えるために囲んでいた海兵が全員倒れていた。まさか、さっきの閃光が?
「……うぅ」
「ぁ、だいじょうぶですかっ」
苦しそうに呻く海兵の1人を発見してまず抱き起しにかかる。自分を捕まえようとしたとはいえ、今度こそは逃げまいと思った。だけど、海兵からの反応は想像していないものだった。
「わ、わああああ!!??は、放せ!」
「ええっ?ど、どうしてですか?」
「く、来るな!」
瞬く間に恐怖で表情を染め上げて僕の腕から抜け出す海兵。それどころか銃を構えた。流石にこちらも慌てて両手を挙げ降参のサインを出す。しかし海兵は、引き金を引いた。
「来るなっ、来るなぁぁ!!」
「うっ、痛っ!」
銃声が鳴るたびに弾丸がその身を突きたてるかのように命中して来る。六発全てを撃ち尽くしてから海兵は這って僕から逃げようとした。
「ちょっと待ってくださいよ!」
駆け寄って抱き起そうとしたけど海兵はそれに抵抗する。何があったか話を聞きたい僕はどうにかして動きを止めようと力が入っていく。
「放せっ!放してくれぇ!!」
「話を、聞かせてくださいよ!」
「やめろぉ!!放せぇ!!!」
「あぁ、もうっ」
海兵の抵抗と、無力化しようとする僕。それらが最悪のタイミングで拮抗の末へ到達してしまった。‘‘どういうわけか’’、腕に力が入り過ぎた僕は海兵を投げ飛ばしていた。現在地から数メートル離れた木の幹まで。気が付いた時にはもう遅かった。ぶつかりどころが悪かったのか、海兵は一瞬目を大きく見開いてから体の力が抜けていっていた。 - 26実を食べた者22/09/18(日) 01:02:13
「え、ええ……」
不思議なことに、ただ困惑しかしていなかった。目の前で、自分が投げ飛ばした人がまたこと切れてしまったというのに。それどころか口角が上がっていく感覚も覚えていた。本当に僕はどうなってしまったんだ。
『君は、笑顔になりたいんだよ』
「笑顔……」
また例の声が語り掛けてくる。不思議とそれを受け入れている自分がいた。そんなことにも驚かないでいる。
「おーい、ここだー!」
「待ってくれよー!!」
「!?」
人が近づいてきている。ここでの騒ぎが聞こえていたのだろうか。
「何でわざわざ雷が落ちたところに行かないといけないんだ」
「バカやろう、雷が落ちたんじゃなくて‘上っていってた’んだよ!何かあるに違いねえって!」
雷が上った?あの閃光のことか?首を捻りながら考えているうちに2人の男性の足音が近づいてくる。
「うわあああ!!??か、海軍だ!?」
「お、おい、あんたら何でこんなことになってんだ!?」
どうやら海兵たちが倒れている光景が目に入って来たらしい。明らかに混乱している。
何となく様子を見に行こうと思って近くまで歩いて行った。すると、僕の姿が目に入った途端、男性2人は更に叫んだ。
「わ、わぁぁぁぁ!!??」
「ば、化け物ぉ!!」
化け物?確かに悪魔の実の能力者だし、何か手がごつごつしているけどそこまで言われる覚えはない。何だか不愉快だった。
『せっかくだから、あの2人に‘‘僕を’’笑顔にしてもらおうよ』
笑顔。笑顔か……。その言葉だけで何をしようかすぐに思いついた。
瞬間移動で目の前へ移動し、
「はぁっ!?」
「ちょっと静かにして」
イラついたので‘‘小突くのと同じ要領で’’胸に掌を押し当てた。すると、鈍い感触がした。
「うぶぇっ……」
「えっ、えええっ!!??」
口から大量の赤い液体を零し、その場へ崩れ落ちる片割れ。 - 27実を食べた者22/09/18(日) 01:07:16
そして、もう片方はと言うと。
「なっ、なっなっなっ、なっ!!??」
恐怖で上手く舌が回らないらしい。流石に見ていられないので、‘‘黙ってもらうことにした’’。
「静かにしてよ」
「あっ、あああっ!!??も、もえるぅぅぅ!!??」
困惑と恐怖で表情が変わるもう一人を見て、僕は笑っていた――。
「きゃぁぁぁぁぁっ!!!!」
「化け物ぉぉぉぉ!!!」
「た、助けて、助けてっ……」
「うるさいな。僕が何をしていると思っているんだろう」
それから街をうろついて至る所で僕は‘‘笑顔になるために’’歩みを進めていく。
「みんな、すごい炎だよ」
『よかったね。これで』
「『僕は笑顔になれる』」
これからも僕は能力を使って‘‘笑顔になる’’。化け物なんて呼ばれるようになったけど、そんなことはもう気にならない。そんなことよりも、町も島も狭い。もっと広い場所へ行こう。
そう思い立った僕は鮮やかな赤い色を出し続ける地元を一瞥してから、故郷ゲブロニア島(アイランド)を後にした。 - 28二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 01:15:55
ワンピ世界で3万いる島ってかなりの規模なんじゃ…それを一晩で…?
- 29実を食べた者22/09/18(日) 01:22:25
故郷の島自体はモノローグで言われているように本当に狭くて小さい島なので、住人は少なくはないが多いわけでもないという想定です。三万人への足掛かりはこれからのつもりで曖昧に表現してました。
- 30実を食べた者22/09/18(日) 08:48:18
「――あった。これがこの島の碑文……」
私がまだバロックワークスに所属していた三年前、一夜にして島民全てが‘‘謎の失踪’’を遂げた島の話を聞いた。それが今足を踏みいれているゲブロニア島(アイランド)。またの名を、《魔石の島》。異名の由来は、この島で採れる石には身に付けた者を魔物に変える力があると言い伝えられているためだそうだ。
『能力者以外にも変な力を持つ連中がいるからな。そんな石がゴロゴロしている島もあるかもしれねえな……』
当時の上司だったクロコダイルはそう言って笑い飛ばしていたことも不思議と覚えている。
島民が失踪したその晩、森の中から天に向かって上る稲妻が目撃されたという情報もある。現地から遠く離れた島の人間がそう証言していたそうだ。
話を戻して発見した碑文から砂埃を払う。
「ウソップ。この碑文を撮ってくれる?」
「お、おう」
同伴してくれていたウソップに碑文の撮影を頼み、私は他に何か発見が無いか周辺を見渡した。
「 」
「?」
ふと、何かの気配を感じて入口へ振り返った。しかし、そこには何もいなかった。
「ロビン?どうしたんだよ?」
「……何でもないわ。船に戻りましょう」
「そうだな。しっかし、気味の悪い洞窟だなァ……」
一応目的のものは発見できた。後は解読するだけ。私はウソップと共に洞窟を出た。
――一方その頃、島の森の中では。
「よいしょっと……。今日はここで野宿かな……」
「おーい!そこで何やってんだー?」
「あれ?」
「お?それテントか?ここで寝るのか―?」
――ある青年が麦わらのルフィと邂逅していた。
To be continued・・・? - 31二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 09:18:14
クウガ来ちゃった……
- 32二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 11:35:56
電電虫をマナーモードにすること以外は何でもできる海兵も来るー?
- 33二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:06:49
寂しがり屋で1人が痛いよりも辛いルフィ、五代が1人で戦ってた話とか聞いたら泣きそうだなぁ