おい、フク｜あにまん掲示板

1二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 10:17:31

どしゃ降りで屋根下から一歩も動けませんってか
…入れ

2二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 10:18:28

やだこのトレーナーイケメン…

3二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 10:20:06

かーっ！見んねミーク！イケてる男ばい！

4二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 11:06:24

ある休日、マチカネフクキタルは開運グッズ捜索のためにショッピングモールに出かけていた。しかし、日が沈んできた時間帯で…
「うぎゃっはああぁああ！！！
　濡れるー！！退避ーッ！！！」
急などしゃ降りにあってしまった。騒がしい音を出しながら近くの自転車置き場のトタン屋根の下に潜り込む。
「はぁ…晴れるどころかこんなお酷い空模様になるとは…」
今朝の占いでは傘を携帯しないでいると大吉！！
という結果が出ていたので折り畳み傘の類は持っていない。「吉」ではなく「大吉」とまで出たので期待していたフクキタルだったのだが
「止む気配がまるでありませんね…これはずぶ濡れ覚悟で帰るしかないでしょうか…うぅ、マチカネアメキタルですよー…」
意味わからない事を呟きつつ俯いてすっかり気分も沈んでいたその時だった
「おい、フク」
「ハイ、なんでしょ…え？」
「ぴゃああああああ！！？トレーナーっさん！！！？」
「うるせえ」
顔を上げるとそこには黒い傘をさしたトレーナーがいた。
雨降りの音が邪魔にならない程の声をあげるフクキタル。
「どしゃ降りで屋根下から一歩も動けませんってか…」
「うっ…はい、そうです…
　ご覧の通りビショビショフクキタルです…」
「どうせ占いで傘持ってくなとでも出たんだろ…
　たまには占いより最新技術を信用しろ」
スマホの天気予報の画面を見せながら呆れた顔を浮かべるトレーナー。図星で「ﾝｷﾞｬ…」という声を出すばかりである
「…入れ」
「…エッ？」
「寮まで送ってやる。…もう暗いしな」
みるみる顔が明るくなっていくフクキタル。なんだかんだでトレーナーは愛バには甘いのだ。

「…おい、抱きつくな歩きづらい」
「むっふふふ〜嫌で〜す。離れちゃったら濡れちゃいますもーん！」
「この…(ｸﾞﾘｸﾞﾘ)」
「ふんぎゃあああ！？」