- 1二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 17:58:11
『おまえウマソウ（ル）だな』
舞台はむかしむかしの大昔。山がドドド……と噴火して、その時生まれたのがウマ娘の赤ちゃん。だけどひろーいところに一人ぼっち。とぼとぼ泣きながら歩いていると、出会ったのが……彼の何倍も何十倍も大きな大きなティラノサウルス！！ 「ガォーー！ひひひひ、おまえうまそうだな」 大変、ウマ娘の赤ちゃん、ピンチです。ところが、ティラノサウルスが飛びかかろうとしたその瞬間。 「おとうさーーん」 ウマ娘の赤ちゃんがティラノサウルスの足もとにしがみついたのです。一体これはどういうこと…？
本スレは「自分がウマ娘だったら」を妄想するスレです。
スレを開いたあなたも自分のウマ娘になった姿を想像してみましょう。
前スレ
あにまんウマ娘になりたい部Part137｜あにまん掲示板レースの中にしか、私の存在する場はない。好きに走り、理不尽に負ける。それが私だ、ウマソウルの有無ではない。レースはいい。私には、それが必要なんだ。本スレは「自分がウマ娘だったら」を妄想するスレです。ス…bbs.animanch.comアーカイブ
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umamusumeninaritai @ ウィキ【12/15更新】@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更（サイト名...w.atwiki.jp - 2二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 17:58:50
参考になりそうなもの↓
https://bbs.animanch.com/board/199950/?res=3
お絵描きできない人向け
https://bbs.animanch.com/board/199950/?res=4
https://bbs.animanch.com/board/246596/?res=141
診断メーカー↓
ウマ娘になったらの診断をプログラミングして作った！｜あにまん掲示板https://shindanking.wixsite.com/my-site-1おかしくなったから立て直した画像のような結果が出ますbbs.animanch.com※入部希望者へ※
際限なくウマ娘が増えてしまうことを避けるため、原則一人一ウマ娘でお願いします！
次スレは>>190を踏んだ人が建てること！
建てられない場合は他の人にスレ建て代行をお願いすること！
スレの管理ができなくなるモバイル回線で建てないこと！
いいー？
- 3二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:01:29
盾乙
- 4二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:03:23
お
つ - 5アルケミー22/09/18(日) 18:05:52
スレ画芸を毎回絵本から引っ張ってくることで、なりたい部の印象をファンシーな感じにしてしまおうという思惑がアルケミー
- 6ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 18:08:15
- 7二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:08:45
たておつですわ
バラカの母親（マック産駒牝馬・芦毛）で一番実績があるのは誰かなと思ったけとポイントフラッグが浮かんでくるんだけどそうするとバラカがゴルシの全姉になるという解釈違いで自己崩壊を起こす
もう顔面的にマックとイクノの間に芦毛牝馬が生まれた架空世界線とかで良いんじゃないかとか思い始めてきた - 8二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:09:24
- 9二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:10:26
- 10フラリンのひと22/09/18(日) 18:11:05
たておつでござります
- 11ラプラスの中身22/09/18(日) 18:11:47
たておつ
熊に鍛えられた馬がいるならティラノサウルスに育てられたウマ娘がいてもおかしくは無い(適当)
ちなみにステマ配合の成功条件は母方にノーザンダンサーが入ってることなので一応気をつけよう！ - 12二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:11:49
彼岸島は実質絵本だからファンシーだよ
- 13ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 18:12:03
- 14二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:13:10
- 15ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 18:14:19
- 16二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:14:30
重賞級のステマ馬ドリジャオルフェゴルシフェイトフルウォーはいずれもノーザンダンサー持ってる
持ってないと活躍馬少ないから微妙じゃねって話 - 17二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:17:08
たておつ
- 18アルケミー22/09/18(日) 18:18:03
- 19ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 18:18:42
- 20フラリンのひと22/09/18(日) 18:19:51
- 21二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:20:29
- 22ライトニングホラー22/09/18(日) 18:20:35
立て乙
誕生日エレキューがなくなった日に変えようか、生まれた日に近い日に変えような一瞬悩んだものです
9月生まれは遅いな - 23二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:21:11
- 24二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:21:51
建て乙です今別スレ開いてるので名前つけられませんがクアドラプルです
中の人は8月生まれなのでかぶりませんね！！！ - 25ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 18:21:55
わ、ワールドプレミア……
- 26ラプラスの中身22/09/18(日) 18:22:10
- 27ライトニングホラー22/09/18(日) 18:23:03
この子らでも母親できた可能性が
- 28ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 18:23:23
うまそうるは時期的に南半球の子くらいしか被らないと思うの
- 29ライトニングホラー22/09/18(日) 18:25:58
マックちゃんの子ダート率高くね？牝馬とか
- 30ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 18:26:31
地方は盛岡しか芝が無いはず
- 31プログレスの人22/09/18(日) 18:26:53
ステマ産駒の生産者の人ですｺﾝﾆﾁﾊ
プログレスの誕生日はカレンチャンと同じでした、嬉しいね - 32ラピッドホライゾンの人22/09/18(日) 18:29:33
有名所ならダノンシャークとグランシュヴァリエかな
- 33アルケミー22/09/18(日) 18:33:27
- 34ライトニングホラー22/09/18(日) 18:34:18
成績が伸び切らない子が多いのだ エレQと掛け合わせたらマイル・中距離よりの子が多そう
種付けしてもらえるかなぁ(無茶苦茶な要求) - 35ライトニングホラー22/09/18(日) 18:37:12
9月生まれてあんまりいないもんね(今からでも誕生日変えようかしら
ちなみにホーラの誕生日はキンカメと同じでした たまたまでもスゲェな あとラヴァマン トクマサもそうでした - 36レイドのウマソウル22/09/18(日) 18:37:55
レイドの血統よく考えてなかったなって。91世代の親世代…うーん…？
- 37フラリンのひと22/09/18(日) 18:38:35
ながまが……いるよ……！
- 38ラプラスの中身22/09/18(日) 18:43:05
- 39二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 18:46:11
マズと同じ誕生日のクインちゃんの中の人
というかこの誕生日なら間違いなく南半球産馬だし、そうなったら思い切って血統も目標もまるっと変えちゃう
具体的に言うと①モーリス産駒②デインヒルクロス持ち③サドラーズウェルズとヌレイエフの3/4同血クロス持ち④母方にシャーリーハイツとハイトップ持ち
の条件でマイル逃げ馬化する
該当する牝馬がいるかは知らない - 40シュウマツノカジツの人22/09/18(日) 18:48:44
おまえウマソウ(ル)だな上手くてすき
中の人はともかくカジっちゃんはアドマイヤドン、アエロリット、アリーヴォ等と同じです。実装組がいねぇ！
正しく言えばダビスタは正確な誕生日わかんない(5月3週)ので、適当に決めました。 - 41ライトニングホラー22/09/18(日) 18:49:36
割と真面目に考えると無理な血統なので真面目に考えることを諦めよう(ロベルト系×メジロ系のクラスいねえし
- 42ラピッドホライゾンの人22/09/18(日) 18:52:07
- 43ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 18:52:32
父親を架空血統にしたひとはそう多くないだろう
>>19の配合、現実でも見てみたいなあ
- 44シュウマツノカジツの人22/09/18(日) 18:58:22
- 45二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 19:00:09
ウイポユーザーとしてはダビスタのランダム性がめちゃくちゃ羨ましいのである
- 46ホーラの中身22/09/18(日) 19:01:01
ウイポどうなってんだよ
ダビスタはランダムだったなぁ(配信さんのやつ見ながら - 47二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 19:02:47
種付けとか出産の時期が一律
放牧時の体重増加も一律（毎週2kgずつ）
その他 - 48プログレスの人22/09/18(日) 19:03:19
嘘でしょ…雑にやったボケが反応されてない…ままええか…
プログレスちゃんとノーザンダンサー入ってるしいつぞやの産駒ダイスでは4/10のくせにss入のやつだけ8~10出したしわりとステマ適正あるのでは？(おめめぐるぐる) - 49ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 19:03:40
強制数え年と考えるとそんなもんでは？と思ってしまうのだが、これは僕がノブヤボとかやる所為で年明けに元服するムーヴに慣れてるだけか
- 50ホーラの中身22/09/18(日) 19:05:40
ダイスネタどのスレだか覚えてない 覚えてる人すごいな
- 51二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 19:08:17
- 52ラピッドホライゾンの人22/09/18(日) 19:09:25
- 53プログレスの人22/09/18(日) 19:09:59
じゃあまた新しい一発芸を作らねばならんな…
- 54二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 19:10:09
そうでもない
- 55ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 19:13:10
繁殖ダイスはpart118くらいからだったはず
steam垢持ってるからやるならウイポかなぁとは思う - 56ホーラの中身22/09/18(日) 19:20:23
ほんとよく覚えてるな 割と忘れるな何処がどうだったかて
- 57ホーラの中身22/09/18(日) 19:22:29
ダビスタだっけるエレQ生存させれるの
ダビスタかウイポでホーラを作りたい - 58シュウマツノカジツの人22/09/18(日) 19:29:40
- 59ラピッドホライゾンの人22/09/18(日) 19:33:04
- 60ホーラの中身22/09/18(日) 19:37:47
ウイポか
初めてやるならどっちがいい？ - 61シュウマツノカジツの人22/09/18(日) 19:51:54
この話題数スレに1回はする気がする
いっそ「ここがいい&アレだよダビスタswitch」とかいうクソ雑動画かパワポでも作ろうかな - 62アルケミー22/09/18(日) 19:53:46
きっとフラりんはダビスタワールドからやって来たけみね…
- 63ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 19:56:46
カジっちゃんパイセンはダビスタ世界のお馬さんなんだっけか
- 64ホーラの中身22/09/18(日) 19:59:11
ダビスタ ウイポやったことある人多そう
- 65二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:00:19
このレスは削除されています
- 66ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 20:00:45
肥ゲーと云えば無双か太閤立志伝かノブヤボか三国志かのひとなのでウイポ未プレイですね……
ダビスタもほぼ名前しか知らない状態 - 67ラピッドホライゾンの人22/09/18(日) 20:02:12
- 68プログレスの人22/09/18(日) 20:02:26
現在進行形でウイポしてるけど難しいもん…
現実のつよつよ牝馬に頼んねぇとできねぇもん… - 69ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 20:04:42
ウイポめっちゃ安くなるか来年のが出たら考えるかなぁ
- 70フラリンのひと22/09/18(日) 20:08:10
ウイポ難しいもぉぉおおおん
- 71二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:11:54
クインちゃんの中の人はウイポ2021を初回プレイで84年スタート、ずっと弱小牧場プレイを続けてたけど破産目前だった時もあったね
1992年にダメ元で新種牡馬のサンデーサイレンスをつけた結果、1995年クラシックで三冠（桜樫菊）牝馬排出してめちゃくちゃ救われた
岡田牧雄がマイネルダビデに対して感じてた愛着もこんな感じだったんだなと
しかも三冠牝馬が引退した後に無敗二冠馬、無敗三冠馬をポンポン生んでひっくり返った
シーザリオとエアグルーヴ以上の宝だよ
あ、引退レースでうちの三冠牝馬裏切ってエアグルーヴ乗った武豊マジで許さんからな - 72ホーラの中身22/09/18(日) 20:26:29
豊の裏切りワロタ
- 73二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:27:25
主戦取られるとかよくある
なおこの後数年は武豊に馬を渡さなかった - 74アルケミー22/09/18(日) 20:32:47
ウイポは最初に貰えるクライムカイザーを勝たせるために騎手を変え作戦を変え試行錯誤した思い出
結果、弥生賞でトウショウボーイに勝たせたところで力尽きた - 75フラリンのひと22/09/18(日) 20:40:17
騎手との絆を深め……GIトップクラスに君臨し……最後に一花咲かせようとした矢先に騎手を奪われて一気に6番人気になるんだ！
これはもうはーっはーっはーっはーっはーっ - 76ラプラスの中身22/09/18(日) 20:42:28
ウイポ2021の初回プレイにおいてスキャン産駒のダービー+凱旋門賞馬が誕生したのも今や思い出…
でも「すごい！史実馬と互角に戦ってる！」って感動は今も忘れない - 77二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:42:43
新参者ですがウマ娘を貼らせて頂いても宜しいでしょうか…？
- 78ラプラスの中身22/09/18(日) 20:43:21
- 79二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:45:33
- 80二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 20:46:33
黒い髪に赤いメッシュが入っており、常にサングラスをかけている。
スピード狂かつ凶暴であり、常に「速さ」を求める貪欲な性格は周囲から恐れを抱かれ「轟速の侵略者」と呼ばれているが、興味を持った対象には深入りし、趣味が合う人間とは話が盛り上がる事も少なくはない。
趣味はバイクカスタムとガンのコレクション、バタフライナイフにゲームなど多岐に渡る。
特にバイクカスタムには造詣が深く、特に好きなバイクは自らの名前を冠した「レッドゾーン」である。
皮肉を織り交ぜた少し荒い口調で、口癖は「周回遅れだ」。 - 81レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 20:47:19
- 82クアドラプルグロウ22/09/18(日) 20:48:03
- 83フラリンのひと22/09/18(日) 20:49:04
- 84プログレスの人22/09/18(日) 20:49:27
- 85レイドのウマソウル22/09/18(日) 20:49:46
新規だ！囲め！
そんな訳でいらっしゃいませ。そちらの前に入部した者です。仲良くしてくださいね - 86レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 20:50:16
- 87メジロエスキーの人22/09/18(日) 20:50:47
- 88クアドラプルグロウ22/09/18(日) 20:51:06
人数が増えてくると同室とか同期とかライバルとかの妄想が捗ってきますねぇ
個人的にマイブームはめでたく同期となったギャナポレプトさんとレイドさんの絡みが見てみたいアレです - 89レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 20:52:51
- 90ホーラの中身22/09/18(日) 20:53:51
- 91ラプラスの中身22/09/18(日) 20:55:17
ようこそ新規さまー
マイペース系ウマ娘のアドマイヤラプラスとその中身でございます
パンクでクレイジーな雰囲気すき - 92レッドゾーン22/09/18(日) 20:55:50
- 93アルケミー22/09/18(日) 20:56:25
いらっしゃいませ新人さん！
念願のウマ娘になりたい部…？（どういうイメージなんだろか） - 94クアドラプルグロウ22/09/18(日) 20:57:36
- 95レイドのウマソウル22/09/18(日) 20:57:41
何だろう、レッドゾーンさんとレイド同室にしたらすごくすごい事になりそうだと思いました
- 96レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 20:57:57
- 97クアドラプルグロウ22/09/18(日) 20:58:10
- 98ホーラの中身22/09/18(日) 20:58:49
- 99レッドゾーン22/09/18(日) 21:01:54
- 100クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:02:48
- 101ブライアンズ族22/09/18(日) 21:04:02
ウオッカ｢うおおおお！レッドゾーン！超カッケー！なあなあ、これ乗れるのか！？｣
フラリン｢私も興味ありますね！良かったら乗ってる所を見せて頂けますか？｣ - 102ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:07:51
- 103アドマイヤラプラス22/09/18(日) 21:09:38
(銃か…また新しい個性来たなあ…まあソーコムがかっこいいのは事実だけども)
(話は聞いてるし、「弾丸のようなスピード」、ちょっと期待してみよっかなー) - 104ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:09:38
(しかしソーコムって女の子が扱うにはちょっとばかし大きくない？ギャウちゃんは訝しんだ)
(そんな僕はファブリックナショナル派です) - 105メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:10:05
空気読まんとSS投げたろ
─────
「曇りですけど、降水確率40%ですか。これは少しパラつくかもしれませんね」
朝、部屋を出る前に携帯で今日一日の天気予報をチェックする。トレーナーだった頃から身についているこの習慣はウマ娘になったところで変わることはなかった。もちろん理由は大きく分けて2つ。トレーニングの内容を変更する必要があるか否か、それと週末のレースにどう影響するのかのデータを取るためという理由。レースは雨が降ろうが雪が降ろうがよっぽどの荒天にならない限り施行される訳だから、わたしたちもそれに備えたトレーニングも当然行わないといけない。ただそれで体調を崩しては元も子もないから、雨は降るのか、降るとしてどれほど降るのかは常に確認するようにしている。
「折りたたみ傘は……入ってますね。これなら安心です」
備えあれば憂いなし。例え晴れの予報でも降水確率が0%であってもわたしは折りたたみ傘を鞄の中に入れておくようにしている。それは万が一ということもあるけど、晴れていた場合は日傘代わりに使えるからということが大きい。昔と違って今は晴雨兼用の物があるから、わざわざ入れ替える必要がなくて済むのはありがたい。ただ自分自身実用面を重視しているせいか、デザイン面ではあまり可愛いとはいえず、むしろ男物に近いシンプルで落ち着いた装飾の物を使っている。姉さまからもっと可愛い物を選べばいいのになんて言われてしまっているぐらいだけど、それはこの傘が古くなってからでいいと思っている。
「それじゃ行きましょうか……そういえば姉さまは今日は先に行っているんでしたね」
今日は朝の日直があるということで姉さまはいつもより先に寮を出発した。本当であれば朝練のためにわたしも一緒に行っているところなんだけど、今日は夕方だけの軽めのトレーニングにする予定だから2人別々に登校することとなった。いつもなら姉さまの腕に自分のを絡ませぴったりくっついて登校しているからか、今朝の右腕からは寂寥感が少し漂っている。
「それじゃ、行ってきます」 - 106メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:10:40
誰もいない部屋に別れを告げ、後ろ向きに扉を閉める。ガチャリと音が鳴ったのを振り返ることなく確認すると、そのまま寮を出て学園へと歩き始めた。
「天気、保ってくれるといいですけど。お願いしますよ、お天道様」
曇天の空を見上げため息を1つ零す。鉛色の雲はわたしの願いに何も答えず、ただただ大空の中を静かに漂っていた。
─────
放課後、学園指定のジャージに着替えコースへと向かう道中、花壇を世話する小さな人影を認めた。ピンクの髪、左右に揺れる綺麗に手入れされている尻尾、そのウマ娘は……
「フーラりんっ！」
「あっ、エスキーちゃん！ これからトレーニングですか？」
花を世話する彼女もまた花。その小さな体から発揮されるとは到底思えない強烈な末脚で長距離レースを制した、可憐で凛々しいウマ娘、フラワリングタイム。寮は違えど同じチーム、同じ中等部、そして同じ中長距離を得意とする仲ということで、お話ししたり一緒にトレーニングをしたりすることが自然と多くなっていた。わたしは彼女のことを親友だと思っているけど、彼女がわたしのことをどう思っているのかは聞いたことはない。
「そうですそうです。ただ今日はトレーナーから軽めにという指示なので、数本走って上がろうかなって。そう言うフラりんは？」
「私は今日はお休みなんです……今日というかしばらくですけど」
そう言って彼女は自身の右足に視線を向ける。わたしもそれに釣られて視線を下げると、右足首に包帯が巻かれていることに気づいた。
「怪我、ですか？」
「ちょっと足挫いちゃっただけなんですけどね。私としては走りたいところですけど、トレーナーさんが駄目って」
その言葉でフラりんのトレーナーの顔が頭に浮かぶ。ロ○コンとか小○性○者とか言われているけど、彼のフラりんに対する姿勢は全くもって真摯で紳士だ。何より彼女の長距離適性を見抜いた点について、彼に言ったことはないけどわたしは非常に高く評価している。
- 107レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 21:10:52
- 108レイドのウマソウル22/09/18(日) 21:11:02
- 109ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:11:21
男物の折り畳み傘……名刀守傘かな？
- 110ホーラの中身22/09/18(日) 21:11:28
わぉ！Gun！
もしや、Daredevil？Deadpool？ダークヒーローをモチーフにしてる？
闇夜に隠れるウマ娘？
デュエマ好きよ！ - 111メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:11:55
「トレーナーさんが言うなら仕方ないですね……じゃあじゃあ、せっかくだからわたしもお花のお世話手伝いますねっ！」
わたしの申し出にフラりんは「エスキーちゃんには悪いです……」って言っていた。ただわたしが「まだ日も長いこの季節だから少し遅くなっても大丈夫」と伝えると、「そういうことなら」と手伝うのを許してくれた。
「──これで今日のお世話は終了ですね。エスキーちゃん、ありがとうございました！」
「いえいえ、これぐらいお安い御用ですっ！ 言ってもらえればいつでもお手伝いに来ますよっ！」
ひと通り花壇の手入れが終わると、2人で道具を片付け土で汚れた手を洗う。再び戻ってきた花壇の前で彼女と別れようとしたそんなとき、ポツポツと雨粒がかざした手のひらに落ちてきた。
「雨、降ってきましたね。まあでもこれぐらいなら走れそう……ふ、フラりん？」
コースの方へ駆けていこうとしたところを後ろからフラりんにジャージの裾を掴まれる。走るのをやめ彼女の側へ寄ると、何やら目をぎゅっと閉じ、耳を伏せ、わたしのズボンの裾を掴む逆の手で遠くの空を指差していた。
「あっちに何かあるんですか？」
「か、雷……私、駄目なんです」
彼女の指の先に目線を向けると、ちょうどかなり遠くの方で稲光が落ちたのが視界に入った。空を見上げても徐々に暗く、そして雲が厚くなっていくのを感じる。体にぶつかる雨粒も少しずつ大きくなってきて、このまま立っているとずぶ濡れになることは明白だった。わたしは俯いてその場から動けなさそうなフラりんをおんぶして、走って校舎の中に戻る。
- 112メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:12:29
「……ありがとうございます、エスキーちゃん」
「……雷、駄目だったんですね」
更衣室で着替え、自身のトレーナールームに2人で戻る。部屋のソファで横に並んで座っている間、わたしが雨が降りしきり雷もいくつも落ちる外を見つめるのに対し、フラりんはわたしの腕を握り、必死に雷の音に耐えていた。
「ごめんなさい、私のせいで練習も全然できなくて……」
「フラりんが謝ることじゃありません。手伝うって決めたのはわたしですし、雨が降ってきたのもフラりんが悪い訳じゃないです」
そう言って彼女の頭を何度も撫でる。あなたのせいじゃないよと、わたしが側にいるよと。
「……雷が止むまででいいので、ぎゅっとしてもらえませんか？」
「……いいですよ。はい、膝の上に乗ってください」
腕を広げ彼女がわたしの膝に跨がるのを待つ。彼女がおずおずと靴を脱いで自分の太ももの上に乗っかったのを確認すると、彼女の体をぎゅっと抱きしめる。それに合わせて彼女もわたしの体に腕を回した。
「エスキーちゃんの体、あったかいです……」
「よしよし、落ち着くまでずっとこうしていていいですからね」
腕の中の小さな温もりへ愛しい想いがどんどん溢れてくる。庇護欲だけではない想い、それはきっと──
(ううん、わたしには姉さまが……)
頭に浮かびかけた文字を必死に打ち消し、姉さまへの想いを懸命に大きくしようと試みる。ただそんな虚しい努力は膨らむ想いに対抗することができず、否が応にも自分の中の想いに気づかされてしまう。
(好き、好き、好き……わたしは貴方のことが……)
- 113メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:13:33
─────
すっかり日も落ち雷の音も聞こえなくなったものの、雨はまだ降り続いていた。天気予報が完全に嘘をつき外は土砂降りだ。
「フラりん、もう雷はどこかに行きましたよ」
「……もう少しこのままでいさせてください。もうちょっと、もうちょっとだけ……」
帰るのが遅くなるのは別に構わない。寮長に怒られたり、姉さまに叱られたりするぐらいどうということはない。ただ、ただ、わたしの気持ちが、想いが、止められなくなる。
「……ねえ、フラりん。少し顔を上げてもらえますか？」
「……どうしたんですか、エスキーちゃん？」
わたしの言葉にわたしの肩へと顔を埋めていたフラりんが顔を上げる。互いが互いに強く抱きしめあっていたせいか、2人の顔の距離はたぶん10cmにも満たなかった。そのことがわたしの頭をより熱く、そして心臓の鼓動をよりうるさくさせる。この胸の高鳴りが目の前の彼女に聞こえてしまうのではないかと思うぐらいに、強く、速く心臓を打ち鳴らす。
「あのですね……わたし、フラりんのことが……」
意を決して言おうとしたその刹那、鞄の中に入れていた携帯の着信音が部屋中に鳴り響く。おそらく姉さまからまだ帰ってこないのかというお叱りの電話だろう。やむなくフラりんに膝から下りてもらい、鞄を開けて携帯を取り出す。
「もしもし、エスキーです……」
『今どこにいるの？ というか今何時か知ってる？』
- 114レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 21:13:57
- 115メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:14:18
心配とお怒りが入り混じった姉さまの声を聞いて、部屋の時計を見つけて時間を確認する。するとそこに示されていたのは「19:00」という数字の羅列だった。
「今トレーナールームです。早く戻ります……はい、はい……」
そう平謝りして電話を切る。大きく1つため息をつくと、自分の鞄とフラりんの鞄を持って彼女に帰ろうと伝える。
「もう遅いですし帰りましょう。傘は持ってきてます？」
「傘は折りたたみ傘が……あっ、そういえばライジョウドウさんに前に貸したまま返してもらうの忘れてました……」
彼女にしては珍しいイージーミス。同室の彼女も普段から突拍子もないことをやらかしてはいるが、借りた物を返し忘れるというタイプには見えない。おそらくお互いがお互いにうっかりしていたのだろう。ただわたしはそのうっかりに少しばかり感謝をしていた。なぜなら……
「ではわたしが寮までお送りしますね」
相合い傘ができるから。
「そこまでしてもらわなくても……ううん、ここはエスキーちゃんに甘えさせてもらいます！ えいっ！」
そう言ってまだ部屋の中なのにわたしの腕に飛びついてくるフラりん。驚くわたしに「えへへ」と笑いかけてくるそんな彼女にわたしはますます想いを募らせていくのだった。
「……それじゃ、帰りましょうか」
「はい！」
2人とも腕を組む逆側の肩に鞄を引っかけ、部屋の電気を消して廊下に出る。鍵をかけるとそれを職員室へと返しにいき、靴箱の前で2人靴に履き替える。そうして傘を広げて校舎の外に出ると、再びフラりんがわたしの右腕に彼女の左腕を絡めてきた。
「エスキーちゃん、明日は晴れると思いますか？」
「……この雨脚だと明日の朝には雨は止んでいるんじゃないでしょうか。花壇のお世話、できそうですね」
校舎の中にいる時は土砂降りだった雨が次第に弱まってくるのを広げた傘を打つ音で感じ取る。夜いっぱいは降り続けるだろうけど、朝にはすっかり止んでいることだろう。ゆっくりと寮へ向かいながら明日の朝のことを、そしてその先のことを2人笑って語り合う。
──ああ、この時間が永遠に続くといいのに。
- 116メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:15:19
─────
「では私はこの辺で。エスキーちゃん、今日はありがとうございました！」
そう言って頭を下げるフラりんを手を振って見送る。律儀に何度もお礼を伝える彼女に「早く戻らないと」と促し、寮の中へ入るのを確認したところでわたしも急いで美浦寮へと駆けていった。そうして寮の前に着くとそこには姉さまの姿があった。
「姉、さま……？」
「おかえり、エスキー。話はあとで聞くから、早くお風呂入ってご飯食べてきなさい」
優しい言葉に感謝を伝え、少し冷たい体をお風呂で温め、夕ごはんを急いで掻き込む。歯を磨いて姉さまが待っている部屋へと戻ると、既に姉さまは自身のベッドに腰かけ、わたしに隣に座るように促した。わたしはポンポンと自分の横を叩く姉さまに遠慮しつつも、おずおずと隣に腰かけた。
「それで何があったの？ 今日の練習は軽めの予定だったけど」
「あのですね……」
姉さまに何があったのか、事のあらましについて説明する。フラりんのお手伝いをしたこと、雨が突然降って雷が鳴り始めたこと、そしてトレーナールームでずっとフラりんを慰めていたこと、その全てを。
「なるほどね……ちょっとお人好しすぎない？」
「だってあの時フラりんはっ……！」
「冗談だよ。別にそれで責めてる訳じゃない。ただ……何かあったって顔してるけど」
その言葉にはっと頬を手で押さえる。普段はなるべく暗い感情を表に出さないように気をつけているけど、姉さまにはお見通しだったみたいだ。
「あの、ですね……フラりんのことなんですけど……」
言いづらい。だっていつもはわたしの方から姉さまにアタックしているのに、それと真っ向からぶつかる言葉を発しようとしているのだから。でも、それでも言わないと始まらないし、何より2人に対して失礼だ。そう意を決したわたしは姉さまへ自分の想いを、ここにいない彼女への想いを打ち明けた。
「……そっか。ってそれそんなに躊躇うことじゃないんじゃない？ 今どきおかしい話じゃないし」
ジェンダーレスなこの時代、男女の境関係なく、男同士、女同士、そしてウマ娘同士で想いあっていることをカミングアウトする人たちが増えてきた。わたしのこの想いもその一種だと姉さまは言う。ただそうなんだけど、そうじゃない。だってわたしは……
- 117メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:16:56
「……姉さまのことも好きなんですよ？ それなのに……」
「分かってる、分かってるよ。でも好きなんでしょ？ だったら伝えなきゃ駄目。勝負できるときに勝負しないなんてアンタらしくない」
「わたし、らしく……」
おそらく姉さまはわたしが「人」だった時の話も含めてしてくれている。今度はあの時とは逆にわたしの背中を押してくれている。好きな人が後押ししてくれているのに躊躇うなんてことは自分でも許されない。伝えるしかない。
「この雨も明日の朝には止んでるでしょ。その時に伝えたら？」
「はい……はいっ！」
姉さまの言葉に深く頷く。その言葉に姉さまも深く頷き返すと、しばらくの間姉さまに頭を撫でられた。夕方の時とは異なり今度はわたしが撫でられるのを甘受する番。そんな姉さまの手の温もりにわたしは次第に舟を漕ぐようになり、いつの間にか自身のベッドで眠ってしまっていた。
「おやすみ、エスキー。いい夢を」
─────
エスキーを彼女のベッドに横たわらせると布団をかけてあげて、眩しくないように部屋の明かりを消す。そろそろ遅い時間だし自分も寝るかと布団に入り目を閉じる。
(なんで後押しなんてしちゃったんだろう……)
彼女がアタシを好きに思ってくれていることはずっと前から分かっていた。むしろあれだけアピールされて分からなかったら鈍感にも程がある。だけど、そもそもは……
(アタシの方が先……なのに)
彼女が「彼」に戻る間は封じようと心に決めたこの想い、それが今になって徐々に、徐々に頭をもたげてきた。
(今のあの子に言っても混乱させるだけ。だったら今は……)
言わない、それが唯一の正解。ただもしあの子の告白が失敗すれば、成功しても「彼」に戻ったらそのときに……
(……なんて醜い。自分がこんな酷い女だったなんて)
布団を頭まで被り、中で膝を抱える。いつか伝えないといけない想いを閉じ込めるように小さく、丸く。
- 118ラピッドホライゾンの人22/09/18(日) 21:17:28
いらっしゃーい！ラピッドホライゾンですー。よろしくー
- 119メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:17:29
─────
翌朝、いつの間にか自身のベッドで眠っていたことに驚きかけるも、おそらく姉さまが運んでくれたんだと気づき、姉さまへ感謝を伝える。なんだかまだ少し眠そうな姉さまは「気にしないで」と言いつつ、「早く行かないと」とわたしに早く学園へ向かうよう促した。わたしは姉さまのその言葉を追い風にして、急いで朝の準備を済ませて学園へと走り出す。空は予想通り薄い雲に覆われてはいたが、雨粒は全く落ちてこなかった。
「ふ、フラりん。おはようございますっ！」
「あっ、エスキーちゃん！ おはようございます。昨日はありがとうございました！」
たづなさんが脇に立っている校門を彼女に挨拶しながら走り抜け花壇へとたどり着く。まだ朝早いからかフラりん以外に人影はなく、そこはわたしと彼女2人だけの空間となっていた。
「いえいえ。傘、返してもらいましたか？」
「はい！ ライジョウドウさんもうっかりしていたみたいで、すぐに鞄の中から出して渡してくれました」
そっかとほっとひと息をつく。これでまた雨が降っても大丈夫……ってそんなこと考えている場合じゃない。
「あ、あのっ！ フラりんに伝えたいことがありまして……」
「どうしました、エスキーちゃん？ そんなに改まって」
明らかに緊張している様子のわたしを見て、フラりんはきょとんとした表情をして首を傾げていた。ただわたしのテンパりつつも真剣な表情に当てられたのか、彼女もキリっとした顔でわたしを見つめる。
「フラりん、いいえ、フラワリングタイムさん」
彼女の瞳をまっすぐ見つめ、想いを伝える。
「貴方のことが好きです、大好きです。付き合ってくれませんか？」
- 120メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:18:37
全てを、わたしの想いの全てを彼女に打ち明ける。
「えっと……エスキーちゃんが私を？ ええっと……」
尻尾をバタバタと振り、耳もいろんな方向を向いて、その動きは止まりそうにない。口を手で押さえるも、隠しきれない頬が赤く染まっているのがはっきりと見える。
「いきなりでごめんなさい。でもどうしても伝えたくって」
「ううん、嬉しいんです、嬉しいんですけど気持ちの整理が上手くできなくて……」
わたし以上にテンパっている彼女に近づくと両肩をぐっと掴む。彼女は動きを止め、わたしの顔を見上げるように見つめた。
「返事はすぐじゃなくていいです。フラりんの気持ちがまとまったら教えてください」
そう言って肩から手を下ろし、教室へ向かおうと彼女に背を向ける。今混乱している彼女から聞いても仕方ないと、そう思って歩き出そうとしたその時、またもやセーラー服の裾を後ろから掴まれた。
- 121メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:19:12
「待って……待ってください！」
「フラりん……別に焦って答えてくれなくても……」
右手でわたしの制服の裾を摘みながら左手を胸に当て、フラりんは何度か深呼吸をする。そこでようやく落ち着いたのか、今度は彼女がわたしの顔をじっと見つめ、その想いを打ち明けた。
「私もエスキーちゃんのことは大好きです。だけどそれが“like”なのか“love”なのかよく分かりません」
「そう、ですか……」
おそらく次に続く言葉は「ごめんなさい」だろう。そう一人合点して彼女から目を逸らし、地面に顔を向ける。
「だから……これから私に教えてください。この気持ちが何なのか。エスキーちゃんに抱く想いがどっちなのか」
「それって……」
雲間から太陽が顔を出し、陽射しが私たち2人を照らし出す。わたしは俯いていた顔を上げ、彼女の顔を再び見つめる。
「だから……これからよろしくお願いしますね、エスキーちゃん！」
彼女の満面の笑みは太陽なんかよりずっと眩しくて、わたしなんかよりずっと大人びて見えて、とっても、とっても輝いて見えた。
「はいっ！ 絶対にわたしのこと『好き』になってもらいますからっ！」
わたしと彼女の物語が今、幕を開けた。
- 122二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 21:19:54
SSと銃談義と挨拶が入交じり混沌と化す
どうも新人さんバラカドボナールの中の人ですお絵かきとか好きですよろしくおねがいします
銃はよく知りませんけどとりあえずベレッタのなんかは持ってます - 123メジロエスキーの人22/09/18(日) 21:20:20
- 124レイドのウマソウル22/09/18(日) 21:21:56
百合……ｳﾎﾞｧｰ(浄化)
- 125クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:23:23
百合百合している…
完成度がやばい
ちなみに自己紹介ついでに
ここのリンクのPart134のところにクアちゃんのビジュアルがあります
めっちゃ可愛く描いてもらえたのでよければ見て！！！
なりたい部アートギャラリー2 - uma-musumeになりたい部 @ ウィキ【9/18更新】このページについて なりたい部アートギャラリーの続きです 前のページが文字数制限の3000行に突入してしまったので… 進捗はどこまでいったの〜？ part136までまとめてますけみ 編集ミスやこの画像...w.atwiki.jp - 126二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 21:25:07
- 127レイドのウマソウル22/09/18(日) 21:25:30
…純愛で凄かったです(戻ってきた)
こうしてみるとレイドがフラワーに向けてる感情クソ重過ぎません？ - 128クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:27:56
- 129ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:28:49
ああそうだ
以前書いた「リネンハピネスの2019(仮)」の募集ページみたいな文章を自分でやって欲しいってひとが居たらやりますよー
準備して貰うのは基本的には両親の名前だけ！
↑を父親にしたギャウちゃんなどの場合は実在する競走馬だけで血統を埋められる状態まで遡って下さい(この場合は父の両親に当たるビートブラック×リネンハピネスまで)
――誰に需要が有るんや() - 130プログレスの人22/09/18(日) 21:30:32
- 131レイドのウマソウル22/09/18(日) 21:33:16
ハードトレーニングの結果疲労して花壇近くで休んでた所を見付けたフラワーに飲み物を差し出された事がそもそものきっかけで同期のブルボンやライス更にはテイオーに対しての劣等感や妬ましさで一杯になってた所を救われたからだと思ってます(早口一呼吸)
後レイドにそもそもそっちの気が有るのかも知れない
- 132クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:33:53
- 133フラリンの人22/09/18(日) 21:35:07
甘い……とても甘いですわ！百合の花が咲き乱れていますわ！自分のキャラクターがこうして愛されるのは幸せな気持ちで胸がいっぱいになりますわ！普通にラブコメとしても続きが気になる引きですわ！私が抱く想いはlikeなのか。或いはloveなのか。そして始まる恋の三角関係……甘く酸っぱくほろ苦い恋の青春物語の予感ですわ！
練習を投げてでも我儘に付き合ってくれるエスキーの真摯な対応に私のハートは間違いなく惹かれていますわ！こんなにしてくれる人と親しくしてるならエスキーちゃんと愛称で呼んでいるのも分かりますわ！そして私は甘えすぎですわ！もう少しだけもう少しだけと甘えるなんてエスキーさんに悪いですわ！でも幸せならOKです そして相合傘のシーンでもあざとくエスキーに語りかける私は卑怯ですわ！こんなん惚れてしまいますわ！それでも姉さまへの恋心との間で必死に揺れ動くエスキーがまた可愛らしいですわ！そして今後を考えるとそれがまた辛いですわ！エスキーさんと付き合う世界線の私よ、どう転んでも皆を幸せに出来るよう頑張るのですわ！
- 134ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:36:00
僕も早いところギャウちゃんをトレーナーに会わせるんだ
ヤンデレの座は渡さぬ - 135レイドのウマソウル22/09/18(日) 21:36:35
もしかしたらレイドは雑草血統過ぎて相手にもされなかったセイちゃんのIFの可能性が？
- 136ホーラの中身22/09/18(日) 21:37:22
百合百合してるなぁ そうかこうゆう感じにすればよかったか！
ラブラブそうだし - 137クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:37:50
クアちゃんは多分トレーナーとそう言うアレにはならんのだろうなぁって…
なんか妄想がどうしても甘くならない
頭風紀が遺伝してるかもしれないなこれ - 138プログレスの人22/09/18(日) 21:39:05
- 139クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:40:18
- 140ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 21:41:00
- 141ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:41:17
ライバル馬の血統をニックスを含めてきちんと考えるラプ中さんと好きな馬を空欄にぶち込むだけの僕
何処で差が付いたのか、慢心、環境の違い - 142ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:42:03
- 143ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 21:42:52
- 144プログレスの人22/09/18(日) 21:43:57
ふわっとしか決めてない俺よりマシだからセーフセーフ
- 145クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:44:15
ライバル…
そういえば世代的にライバルといえる部員がいないんですよね
自力で捏造するより誰かとバチバチしたい
そして今気がついたんですけどクアちゃんのJC思いっきりモンジューVSスペちゃんに巻き込まれて負けた形になってますね - 146レイドのウマソウル22/09/18(日) 21:45:23
あれ、そういえばレイドも部員で92世代って居るんですかね？
- 147ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 21:45:40
- 148クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:45:48
ギャナポレプトさんが92世代だったはずです
- 149クアドラプルグロウ22/09/18(日) 21:46:09
- 150ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:47:52
ギャウちゃんにライバルらしいライバルは居ません()
……そらそうやろあんだけ世界飛び回るんやもん - 151ホーラの中身22/09/18(日) 21:52:47
ウチの子らトレーナーとの恋愛話なさすぎやろ
2010年だからキズナとやり合ってる - 152ホーラの中身22/09/18(日) 21:54:06
うを、エピもいるじゃん
- 153ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 21:55:04
ようこそ〝こちら側〟へ☆
- 154ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 21:58:56
- 155エノラの人(連載執筆中)22/09/18(日) 21:59:41
ちいっ なんだって新入りとSSが同時に来るんだよ(ﾋｭﾝｶｯｶｯ)
俺のウマ娘はエノラだ。よろしく頼む。
まあ設定も薄いし影も薄いけど - 156ホーラの中身22/09/18(日) 22:03:52
あ、ロゴタイプ忘れてた リッキーちゃんとはダート出るかもしれないし出ないかもだから..........
- 157二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 22:04:52
- 158クアドラプルグロウ22/09/18(日) 22:15:23
史実ライバルなら黄金世代なのでまさに黄金ですね！
近しい年代に他の部員はいないものとする - 159ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 22:16:57
ギャウちゃんは未来世代(おそらく2030年前後)なのでまだ全然ですね……
なお実馬ギャウちゃんのパッパはラプラスと同厩同期である模様 - 160イレッカの中身22/09/18(日) 22:21:27
新人さんだー宜しくです！
最近いっぱい来てくれるねぇ - 161ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 22:27:08
(ハピネスブラックくんの誕生日、令和にしたいが為だけにずらすべきかしら……)
- 162ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 22:33:07
- 163クアドラプルグロウ22/09/18(日) 22:34:07
どんとこい！！！
- 164二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 22:36:39
このレスは削除されています
- 165ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 22:36:49
それを決めるのは筆者ではない
- 166ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 22:37:36
改めましていきます！
- 167ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 22:37:51
【蝗害】
「……すまない、背負ってもらって。なぜか見つからなかったんだ。探したんだが……焼肉屋……」
「いいよ、別に。困ったときはお互い様」
ツキノミフネは腹から尋常ではない音を響かせる芦毛のウマ娘──オグリキャップを背負って寮への道を進みつつ、遠い目をしていた。
ミフネが自身の走りに込める祈り。
その答えを得るべく、メジロエスキーの勧めに従ってオグリキャップを探した。しかし、いつも空振り。
まるで何者かの意図によって接触を避けられているかのように空振りばかり。カフェテリアによく居るとの証言があったはずなのに、なぜかいつも空振り。ここまで空振りが続くと探すのが楽しくなってくる。結局、一週間も会うことはできなかった。
ミフネは仮にもクラシックを控えたウマ娘。安静期間でトレーニングは禁止されていようとも、やるべきことは多く、極力時間を割いてはいるものの四六時中オグリキャップを探すことに時間を使えるほど暇ではない。
まあ、仕方ないか。たまたまタイミングが合わなかっただけで、そのうち会えるだろう。
などと自身を納得させ、ミフネはいつもの日常に戻った……と思ったら出会ってしまったのだ。河川敷で倒れているオグリキャップに。 - 168ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 22:38:41
そして現在に至る。
まだまだ肉体の奇妙な疲労感と痛みが抜けておらず、正直重くはないがしんどい。しかし、このまま寒空の下に彼女を放置するのはあまりにもかわいそうだ。空腹が辛い気持ちもよくわかる。だから、ミフネはオグリを背負って進む。学園に着くまで絶対に下ろす気はない。
一歩一歩、確実に。学園に向かって歩を進める。
ウマ娘でよかった。ウマ娘じゃなかったら、おそらくこの距離オグリを運ぶのは無理だった。
一歩一歩、丁寧に。学園への帰路を進む。
背中の彼女を落とすことはあってはならない。自分のプライドがそれを許さない。
ほんのり温かい体温や息遣いを感じながら、一歩一歩、進んでいく。
走りはしない。これでも安静期間だ。それは守る。守っても意味がないことを守らないだけ。
冬は日が落ちるのがはやい。
夕焼けは終わり、空は徐々に夜へと近づいていく。気のはやい星はもう顔を出して、瞬いていた。
ミフネは着実に進んでいく。
気がつけば、ちょうど学園まであと半分。
さぁ、張り切っていこう。ん？
「すぅ……すぅ……」
……ウッソでしょ。寝てるや。この娘。
背中であまりにも無防備に寝ているものだから、ついつい笑いそうになって。余計に揺れてしまうので、笑うことは我慢。
また一歩、ミフネは踏み出した。 - 169ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 22:39:32
俺には昔から奇妙な直感力があった。
このトレセン学園の厨房に入れたのもこの直感力のおかげなんじゃないか、そう自負するほどの直感。研ぎ澄まされた、俺の刃。
その直感が警鐘を鳴らす。死を覚悟しろと言わんばかりのけたたましさ。かつてこれほどの警鐘音は人生で二度しかなかった。母親が仕組みを知らないままリボ払いに手を出していた時、姉が近所の公園でフルマッパ絶叫キメてたのを目撃した時以来の音だ。
俺は今から料理人として最大の危機を迎える。
逃げたい。逃げ出したい。でも、俺はまだ新人。バックレて信頼を損なうわけにはいかない。
ああっ、クソ！ どうすれば！
あ……ダメだもう逃げられない。
カフェテリアに響く、扉を開け放つ音。チャイム音。
俺は死を覚悟した。 - 170ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 22:40:22
「はぁ〜……もうお腹ペコペコ〜。今日はなに食べようかなぁ♪ うーん、天丼も美味しそうだなぁ、天津飯もいいなぁ〜……やっぱり全部ください！」
──〝道産皇〟スペシャルウィーク
「今日は何食べようかな……ライス、今日はすごくがんばったから……いつもより多めに食べても、いいよね？」
──〝ブルーローズチェイ卿〟ライスシャワー
「今日もたっくさん食べますよ〜！なにたべようかなぁ……やっぱり全部頂きます！ もちろん、スイーツも！」
──〝スイーツ大好き〟フラワリングタイム
思わず、胸を撫で下ろす。
サイレンが壊れていただけだったようだ。
キツいことに変わりはないが、まだここの先輩方と協力すれば対処できる範疇だ。問題ない。
チャイム音が、鳴った。
「はぁ……はぁ……はぁ……ついたね。ほら、起きて。ねぇ」
──〝なんか食おうとしたら消えるヤバいやつ〟ツキノミフネ
「んぅ……ああ、すまない。助かった。ありがとう。」
──〝怪物〟オグリキャップ
ちくしょう！ 学生にお願いして時間帯ズラしてもらってたのに！ よりにもよって今！
母さん。姉ちゃん。悪い。おれ、死んだ。 - 171ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 22:41:49
おわり！
次回【芦毛の怪物】に続きます！
ああー恥ずかしい……恥ずかしい……投下したのを今ちょっと後悔し始めてます…… - 172クアドラプルグロウ22/09/18(日) 22:42:31
いや、このぐらいゆるい雰囲気のSS好きなのでありがたいですよ！
あとアプリキャラが出てくるとなんとなく新参としては雰囲気掴みやすいし - 173レッドゾーン22/09/18(日) 22:46:06
トレセン学園に入学して早数年。
高等部に進学してから、そろそろ「トゥインクルシリーズ」に向けて練習する時期が近づいてきた。
私はパソコンを操作し、トレセンのデータベースにアクセスする。
そしてウマ娘一覧を見つつ、「彼女」の事を探す。
「いた」
マウスを動かし、「彼女」にカーソルを当てクリックする。
私の唯一の相棒、それは。
「レッドゾーン」 - 174レッドゾーン22/09/18(日) 22:47:19
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
春の選抜レース。
暖かな風が吹き、観客が見守る中、私達ターフに立っていた。
「ね、ねぇ…あの子」
友人のウマ娘が私にヒソヒソと囁いてきた。
「どうしたのよ」
彼女の指差す先を見ると、そこには一人のウマ娘の姿が見えた。
真っ赤な勝負服に身を包んだ彼女は、他の生徒達とはどこか違った雰囲気を放っている。
髪は黒髪に燃えるようなメッシュが入った子で、その目からは鮮やかな焦熱を感じさせた。
するとこちらの視線に気付いたのか、こっちに近寄ってくる。一体何だろうと思っていると、目の前まで来て立ち止まった。
身長も高くて、私より頭一つ分大きい。
見下ろされる形になりながら、私は彼女をじっと見つめた。
すると、彼女は口を開く。
「よう、俺に何か用か？」
いきなり馴れ馴れしく話しかけてきたそのウマ娘は、こちらを見るとニヤリと笑いを浮かべ、腰に手を当てた。
「な…なに？」
すると。
カチャッ。
こめかみに銃を当てられる。
「ひっ」と息をついたのも束の間、彼女は引き金を引いた。
パァン！
灼けるような破裂音が響き渡り、辺りは静かになった。
………………あれ？ 何も起きない？ 恐る恐る目を開けてみると、目の前には手を上げているレッドゾーンの姿があった。
「モデルガンだ」
そう言うと、ニカッと笑った。
周りの生徒がザワつく中、彼女はモデルガンをクルクルと回しながら高らかに宣言した。 - 175レッドゾーン22/09/18(日) 22:50:19
「俺はレッドゾーン…！！このレース、轟速でぶっちぎる！！」
その声は大きく、会場中に響いた。
まるで自分の存在を知らしめるように。
『各ウマ娘、ゲートに入りました』
緊張する事などない…実力を出せばいいだけだ。
だが、そんな思いとは裏腹に体は震えていた。
ガシャンと音を立て、扉が閉まる。
気を引き締め、スタートの姿勢を取った。
ガチャン。
『各ウマ娘、一斉にスタートしました！』
レースが始まった。
私が精一杯良い位置につこうと、脚を動かしていた次の瞬間。
シュウウン…
右に赤い影が見えた。
それは彗星の如く、一瞬にして視界から消えさった。
レッドゾーンだ。
「なっ…」
彼女は先団をみるみると突き放し、「轟速」で全てを抜き去った。
「動きが…動きが見えない！！」
隣のウマ娘の悲痛な声がターフに虚しく響き渡る。
ただ砂塵だけが舞っていた、彼女の姿は捉えられずに。
「速い……」
『先頭はレッドゾーン！その後ろ6バ身離れて2番手集団が固まっています！』いつの間にかレースは最終コーナーに差し掛かろうとしている。
しかし、まだレッドゾーンとの距離は縮まっていない。 - 176レッドゾーン22/09/18(日) 22:51:26
残り600m地点で、やっと2番手に着けることができた。
あと少し。
あと少しだけスピードを上げて、追い抜くチャンスを待つんだ。
そう自分に言い聞かせながら、必死に足を動かす。
そして最後の直線に入った時。
「貴様のレースは周回遅れだぁ！！」
レッドゾーンが更に追い込みを掛ける。ぐんっと加速し、一気に私を突き放す。
私は必死に追いすがろうとするが、距離は全く縮まらない。
そのまま絶望的な差を広げられてゴールラインを通過する。
『1着はレッドゾーン！6バ身の差をつけての勝利です！！』
観客席からは大歓声が上がった。
私はというと、呆然と立ち尽くしていた。
負けたのだ。完膚なきまでに叩き潰された。
悔しさで涙が込み上げてくる。
拳を強く握りしめ、歯軋りをする。
その時、ふと横を見るとレッドゾーンがいた。
彼女は私を見るなり一瞥をくれると、ターフを立ち去ろうとしていた。
―――――――その時。 - 177レッドゾーン22/09/18(日) 22:52:41
「………！！ぐ…ぁぁぁあああ！！！！」
彼女が突然苦しみ出した。
右腕を抑えながら悶え苦しんでいる。
その光景を見た私は、慌てて彼女に駆け寄った。
「ど、どうしたの！？」
彼女は私の問い掛けに応えることなく、右腕を抑え続ける。すると、ボコボコッと音を立てて彼女の腕が変色していく。
「大丈夫！？しっかり…」
そう言って私は抱えようとする。
しかし私はその拍子に彼女の眼を見てしまった。
その瞳に宿っているのは、今まで見たこともないような、激しい炎。
そして、その奥には……。
ドキンドキン ダムダム
聞いたこともない鼓動が鼓膜を揺らす。
自らの身体が危険信号を鳴らし、全身の毛が逆立った。
この存在の近くにいてはいけない。本能がそう叫んでやまない。
私は自然と、その言葉を口にしていた。
「きん…だん？」 - 178レッドゾーン22/09/18(日) 22:53:46
「うっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！」
俺は飛び起きるように体を起こした。
心臓が激しく脈打ち、額からは汗が流れ落ちている。
辺りは真っ暗で、夜であることが窺えた。
俺は息を整えながら、ゆっくりと立ち上がる。
「はぁ…はぁ…」
「気が付いたかい？」
声がした方に振り向くと、そこには一人の男が立っていた。
薄い緑がかったな髪に、グレーのスーツを着た男。
見覚えのある顔だった。
この俺をトレセンに引き入れた人物。
それは――――――
「No.2…」
「今は南坂ですよ、レッドゾーン」 - 179ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 22:54:20
やはりみなさかTはやべーやつだったのか……
- 180レッドゾーン22/09/18(日) 22:55:05
終わりです
>>86で言ってたダークな設定はこれ周りの事です
- 181レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 22:56:14
ただの声優繋がりですが面白そうなので南坂Tと絡めてみました（元ネタでこのカードを使ってるキャラの相棒は南坂の中の人）
- 182ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 22:57:07
- 183プログレスの人22/09/18(日) 22:57:54
正直見た時から気性難だろうなって思ってた(褒め言葉)
- 184ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 22:59:09
メジロの主治医でも良かったのでは？(ぐるぐるおめめ)
- 185レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 22:59:21
因みに元ネタを知ると面白いのでやってみよう！デュエルマスターズ！
今なら安くて強い900円か3000円のデッキがあるぞ！
それにクロニクルダークサイドデッキの方は元ネタのレッドゾーンの亜種を使えて楽しいぞ！ - 186二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 22:59:50
SSを投稿する前には念の為に確認をとったほうがいいことをレッドゾーンの中の人に教える
- 187レッドゾーンの中の人22/09/18(日) 22:59:55
クロニクルデッキはすぐに環境に触れて楽しいぞい！
- 188アルケミー22/09/18(日) 23:00:34
大学の先輩がデュエマの話ばかりしてくるから「ドキンドキン ダムダム」でめっちゃ笑った
- 189ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 23:00:40
- 190クアドラプルグロウ22/09/18(日) 23:01:26
- 191クアドラプルグロウ22/09/18(日) 23:01:36
あっ案の定踏んじゃった
- 192プログレスの人22/09/18(日) 23:02:03
代わりにヨゾラの人に建ててもらうか…
- 193ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 23:02:56
スレ画芸の手持ち無いよ！探してくる！
- 194ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 23:03:03
- 195ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 23:08:33
- 196ツキノミフネの背後霊22/09/18(日) 23:08:48
たて乙です！
- 197クアドラプルグロウ22/09/18(日) 23:09:30
たておつアンド申し訳ないありがとうございます
- 198二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 23:09:52
>>200ならチームカオス台風バスターズ部
- 199ヨゾラギャウサルのうまそうる22/09/18(日) 23:10:14
>>200ならハピラプ世代頂上決戦
- 200二次元好きの匿名さん22/09/18(日) 23:10:23