- 1二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:38:11
東京都府中市。多摩地域の拠点都市として栄えたここには、ウマ娘達の養成機関である日本ウマ娘トレーニングセンター学園……通称トレセン学園が設立されている。俺は、そこの理事長代理兼トレーナーである樫本理子に招待されていた。
「こちらがお話していた練習用スターティングゲートです。いかがでしょうか?」
用意した資料に目を通し、寸法や機能などを吟味する樫本代理。長く輸入雑貨を取り扱ってきたが、まさかこれほど大きなものを依頼されるとは。それも国立の機関のエリートからの依頼。身が引き締まる。
目を通し終えた樫本代理は、小さな微笑みを浮かべるとこちらに視線を向けた。
「ありがとうございます。まさかここまで上質な資料をいただけるとは……流石の手腕です。早速、本部の方に決済の方を依頼致しますので、少々お時間をいただきます」
そう言うと、樫本代理は内ポケットからタブレットを取り出し、手早い所作で画面を叩く。それが終わると、沈黙が生まれた。真面目な人と対談すると、こういう気まずい沈黙が生まれてしまうなあ
互いに話す話題がないまま時が経つと、樫本代理の胸ポケットに入っていたスマートフォンが振動する
「失礼しました、確認します……えっ?」
画面を見た樫本代理は、驚愕したような表情を浮かべたあと、苦悶の表情へと切り替わる
「……本部の方で、経理関係のトラブルが起きたようです。大変申し上げにくいのですが、解消まで購入を決定することは難しそうです。昼過ぎには解決されそうなのですが、井之頭さまにも予定があるでしょう。日を改めましょうか」
「いえ、私の方は特に問題ありませんが……樫本さまの業務は問題ありませんか?」
「私も問題は……はい、ありません。では、しばらく学園にて待機してもらう形でもよろしいでしょうか?」
「分かりました」
申し訳無さそうな表情を浮かべる樫本代理。ううむ、生真面目ゆえに責任感も強い。トレーナーとして優秀と言われるのも納得だ - 2二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:39:07
面白そう
- 3二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:43:14
「本当に申し訳ありません……お詫びと言っては何ですが、こちらを」
そうして渡されたのは一枚の半券。食事券と表記されたものだった。
「まだ、昼食を済ませていないのでしたら、こちらの半券を使ってください。こちらを使っていただければ、学園の食堂の好きなメニューを注文できます」
「あぁいえ、そんなに気になさらなくとも……」
そう呟くと同時に、俺の心が訴えてくる。これは、空腹。そういえばお昼前、一番腹が減る時間だ
そうだ。俺は、腹が減った。
「……では、ありがたく使わせていただきます」
「恐縮です。では、私は本部の対応に当たりますので、席を外させていただきます。学園内は広いですので、こちらのフロアマップを参考にしてください」
手元に来客用の地図を置かれる。畳まれているのに凄まじい大きさだ、どれだけ広いのだろうか。紙を広げてるうちに樫本代理は席を外しており、電話をかけていた。いや、今はそんなことはどうでもいい。食堂だ、食堂を探せ。どこだ、探すぞ
「……おっ」
見つけた。カフェテリアと表記されたものがそうだろうか。ふと、廊下をウマ娘の生徒が通り過ぎる。
「急げ急げ、ここから食堂まで遠いんだ!」
「もー、食堂なんて言ったら田舎っぽいでしょ! カフェテリアって言いなよ!」
とてとて、と走り去るウマ娘達。しかしその可愛らしい走り方でも、俺はきっと追いつけない。しかしいいことを聞かせてもらった、カフェテリアが食堂で間違いない。今すぐ向かおう
電話中の樫本代理に会釈をし、やや速歩きで食堂へと向かう。こころなしか、美味そうな飯の匂いが俺を導いてるように感じた - 4二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:45:41
時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を遣わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが、現代人に平等に与えられた最高の癒し、と言えるのである - 5二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:54:54
ドラマ?漫画?
- 6二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 10:55:26
特別話 トレーニングセンター学園学生食堂の大盛りミックスグリル
広い。広すぎる。なんて広さだ
応接室は客人向けに、入り口から近い場所に出来ていたのだと改めて感じる。しかしここで逃げては俺の空腹が許さない
「ひえ〜! 学園ってなまら広いべぇ!」
後ろから、茶髪のウマ娘が走って俺を追い越してくる。彼女は確か、ユキノビジンだったか、俺と同じ方向に向かうあたり、おそらく昼休憩だろうか
流石トレセン学園。道行くウマ娘の大半が著名かつ有力ウマ娘。ファンにとっては垂涎の場所だろう
「あぁ〜〜お昼に急ぐウマ娘ちゃんたちも尊い……しゅき……」
丁度、物陰に居た小柄なウマ娘がそんな反応をしている。気絶してるようにも見えるが、それを見ていた別のウマ娘の二人組が担架を使って運んでいた。日常茶飯事なのだろうか
そんなことを思いながら歩いていると、いつのまにか匂いの元へと辿り着く。いや、かなり歩かされた。カロリーも空腹も限界だ
ケースに提示されている食品サンプルを眺める。ううむ、ウマ娘向けとあって大盛りメニューが多い。しかし今の俺は大盛り大歓迎、気分は高速ステイヤー……おや、これは……
「」 - 7いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 10:56:22
どちらでもいいようには書くつもりですわ!
- 8誤字してた◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 10:59:27
【大盛りミックスグリル】
シンプルなメニュー名と、これでもかと乗せられた多種多様の揚げ物と特大ハンバーグ。ライスとサラダも大盛りだ
本来ウマ娘向けで、一般男性である俺は普通は食いきれないが、今は普通の腹ではない。とにかく空腹だ
握りしめた食券を持ち、カフェテリアの中へと入る
お洒落な雰囲気と学生らしい空気が混在する、不思議な空間だ。さて、受付は…… - 9二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:05:06
ほー いいじゃないか
こういうのでいいんだよ
こういうので - 10二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:06:06
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- 11いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:06:34
「すみませーん! この焼きそばおかわりください!」
「はいよ、何人前だい?」
「とりあえず5人前!!」
空の大皿を持ちながら声を出していたのは、黒髪に白い編込みをしてあるウマ娘、スペシャルウイークだ。あの大スターがお目にかかれるとは、普段なら感動していたであろう。しかし今は違う。彼女は、受付を探していた俺を導く先導ウマ娘。俺もそれに倣おう
窓口近くにある大釜を振るう女傑に声をかける
「すみません、注文いいですか」
「あいよ……おっと、その半券は来客か。何にします?」
「このミックスグリルをお願いします」
「あいよ! お兄さん、飯はどれくらいにする?」
どれくらい。そうだ、俺はウマ娘ではない。普通の男はいくら大食いでも、ウマ娘ほど量を食えない。安全に行くなら成人男性並として行くべきだが……
「ウマ娘盛り、いけますか」
「! ……量はかなり多いよ。あのサンプル並にね」
「問題ありません」 - 12いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:07:44
- 13二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:08:08
ヘビーだわ…
でも頼みたくなる気持ちはわかる - 14二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:08:14
ゆうてゴローちゃんわりと食いきれなくて残すじゃないですかー
- 15二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:08:28
多いな……
- 16二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:09:49
飯もkg単位な可能性あるよな
少なくとも3合程度じゃ足りないくらいはありそう - 17二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:10:00
単純にそれぞれの皿の4分の1でも結構デカいような…
- 18二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:10:19
まあ吾郎ちゃんなら食えるだろうなぁ
- 19二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:11:11
ドラマ版ゴローならやってくれるさ
- 20いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:11:20
「……気に入ったよ、若造。ミックスグリルウマ娘盛一丁!!」
女傑のコックがそう掛け声を上げると、厨房から威勢の良い掛け声が生まれる。空腹のときの待ち時間は永遠に感じられる。ああ、早く来ないものか
しかしその待ち時間は、時間にしておよそ3分。あの量の揚げ物をここまで早く提供できるとは、流石トレセン学園。真髄を感じられる
さて、席はどこに取るか。なるべく他人の邪魔にならない場所で食べよう……お、端っこに空席だ。早速座って……
「いただきます」 - 21いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:17:55
この声は、俺の声ではなかった。隣の席に座っている黒い髪の、耳の長いウマ娘。たしか、ライスシャワーだったか。俺と同じくらいの量に見えるカツ丼と焼きそばパン、にんじんステーキを並べていた
しかし美味しそうに食べている。思わず喉が鳴る。俺は、彼女に倣って手を合わせる
「いただきます……」
箸を手に取り、揚げ物の山の頂にあるエビフライを手に取り、齧る。プリプリでありながらもくどくない。山盛りの米があって助かる
ソースは多くはかかってないが、なんならソース無しでも米が進む。脂で満たされた口を、サイドのトマトでリセットし、今度は中層にある魚のフライに手を伸ばす
うん、これも美味しい。エビの濃さに対して、淡白なこの味わいが沁みる。3枚あったフライをあっという間に平らげた
さて……まだまだミックスグリルの山は減っていない。普段の腹なら少し苦しいが、今は別。俺は高速ステイヤー、完走してみせましょうとも - 22いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:22:31
トンカツ、ヒレカツ、チキンカツ、そして目玉焼き。様々なゾーンは、まるで障害競走。ザクザク、サクサク。小気味よい音を奏でながら胃へ流し込まれる揚げ物たち。目玉焼きは半熟で、垂れた黄身が下の揚げ物やハンバーグ、ベーコンに垂れる。ああ美味そうだ、米が止まらない
男子ラグビー部や相撲部が食べるような山を、いち輸入雑貨屋の俺が挑む。だが、空腹は平等だ。この山を前にして、俺はワクワクしている。食っても食ってもまだ食える。米とサラダが頼もしい相棒だ
いざ食えや、ミックスグリル。さながら天皇賞春、耐久と速さが同時に競い合う過酷なレースだ - 23二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:25:20
~だって書くと原作っぽくって
過酷なレースって体言止めにするとドラマっぽく感じるような気がする - 24いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:25:58
折り返し地点、腹五分といったあたりで、下層のハンバーグとハッシュドポテトが姿を表す。普通はこれで一人前、なんなら特盛だろう。だが今の俺はアシ……ならぬ、胃袋を残している。これしき、平らげてみせましょう
ハンバーグを箸で割ると、とろりとしたチーズが垂れる。なるほどチーズインハンバーグ、こういうのでいいんだよこういうので
垂れたチーズをハンバーグに絡めて口に入れる。まろやかなチーズと挽き肉のマリアージュ、ウィニングラン決定。漏れてしまったチーズはベーコンで救出。無駄になんかしない、これはチーズ含めてフルゲートのレースなのだから - 25いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:32:12
特大のハンバーグを半分ほど平らげたところで、胃袋が満たされる感覚がする。いわゆる腹八分目といったところか。このハンバーグ、凄まじくデカい。だが問題ない、このサラダと米を少し食べれば息を入れられる。美味い飯はいくら入れても良い、さぁラストスパートだ
「あの男の人、すごい食べるねタイシン!」
「チケット、聞こえるからやめな。でも……いいなぁ」
噂をされてるのだろうか。しかし気にならない、気にする余裕もない。脂と混ざるチーズを、今度は小さめのハッシュドポテトですくい上げる。うん、芋とチーズが合わないわけがない。低い人気ながらも光る才能のあるウマ娘が、一番人気と競り合うようなこの感覚。いい、素晴らしい
そして一番人気こそ譲るものの、国民的に愛される主食、米。高速化したレースでは必ず必要になるだろう、胃袋のお供だ - 26いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:36:42
ほぼほぼ満腹。これ以上は入らない。そんなところで、ハンバーグ一切れ、ベーコン一欠片、米一口、ミニトマトが残る。流石はウマ娘盛り、普通の男である俺が楽しく完食できるわけじゃない。だが、これはレースを走るウマ娘も同じだ。走ることは楽しいだけではなく、最後に辛さを覚えながら駆け抜けることもある。苦しい腹をさすりながら、米の上にハンバーグとベーコンを乗せ、簡易ハンバーグ丼にする
「……いや、冷静になれ」
冷静になれ、井之頭五郎。掛かってしまえば入らない。簡易ハンバーグ丼より先に、ミニトマトを口へと放り込む
酸味が口に広がり、これ以上は広がらないはずの胃袋が限界を突き抜けて拡張する。これならいける、最後の一口であるハンバーグ丼を食す
「……ふぅー、ごちそうさまでした」 - 27いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:47:20
重たくなった胃袋と、空になった食器を乗せたトレーを返却口へ持っていく。受け取りに来たのは、先程注文を聞いていた女傑だった
「いい食いっぷりだったよ。アタシまで腹が減っちまった」
女傑はニカッと微笑む。俺も微笑みを返すと、厨房から大きな声が聞こえる。
「オグリが来た! オグリキャップが来た!」
その声を聞いた女傑は、一瞬だけ表情が強張るが、すぐに不敵な笑みを浮かべた。
「悪いね、これ以上は相手できなそうだ。だが……アンタの食いっぷり、覚えておくよ。ウマ娘以外でアレを完食したのは、アンタが初めてさ」
そう呟くと、女傑はキッチンへと舞い戻る。オグリキャップ、アイドルウマ娘にしてドラマを作り出し続ける名優。そしてその大食いっぷり。満腹になった俺は、彼女の姿を一目見ようと顔を出す
「ええと……ミックスグリルを10人前、中華丼を5人前、焼き鯖を単品で5人前、ニンジンアイスを5人前……」
流石オグリキャップ。噂に違わぬ大食いだ。そうしているとこちらの視線に気付いたのか、顔を向けてくる。そして無表情なまま、こちらに寄ってきた。まずい、中年の俺がじっと見つめるのは不審だったか。そう思っていると、彼女は微笑みを浮かべた
「貴方の食べる姿、とても魅力的だった。思わず10人前も頼んでしまったんだ」
ニコッ、と優しい笑みを浮かべるオグリキャップ。なるほど、これは確かに人気も出る。こういう所が、彼女を人気にさせたのだろうか
さてさて、食事も済ませたし応接室に戻ろう。この大量のカロリーを少しでも消費すると思えば長い道のりもありがたく感じられた
さて、この取引が終わったら、オグリキャップのぬいぐるみでも探しに行こうか - 28いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:48:59
- 29いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 11:50:21
ふらっと久住は書けないのでありません
酒は好きだけど久住さんのエミュ難しすぎる - 30二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:53:28
さすがアイドルウマ娘、ゴローの心まで掴みやがる
さて、今日の昼はフライ系だな… - 31二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:58:31
- 32二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 11:59:39
麦のジュースだぞ
- 33二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:03:30
現実のジョッキーは体重を維持するため飯の代わりに酒を飲む人は結構いるらしいが、トレーナーは果たして。
- 34いっち◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 12:09:09
思い付き、即興、半年ぶりに書いたので粗とか誤字脱字あったら申し訳ない
- 35二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:09:45
すごい読んでて楽しかったよ
- 36二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:26:04
松重豊の声でしっかり再生されたわ
- 37二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:41:43
ゼニヤッタ「え?!」
- 38二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:55:01
うそでしょ…
SS読み進めてたらいつの間にか脳内で松重豊の声で文章が再生されてたんだけど - 39二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 12:56:41
このゴローちゃん結構トゥインクルシリーズ見てるな…?
- 40二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 13:09:06
以前も孤独のグルメのss書いてた人?
- 41◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 13:13:12
いや、孤独のグルメは今回初めてですので別人と思われます
- 42二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 13:42:32
麦スカッシュだったりトレセンの美味しい井戸水だから問題ないぞ
- 43二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 13:44:08
野生の麦坊主が複数いるのか
- 44二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 14:33:53
10月からseason10放送開始なので、みんな見ようね!
- 45二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 17:03:34
- 46二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 17:05:03
- 47やり忘れてた◆k5ylPU1Ot51E22/09/20(火) 18:26:40
【大盛りミックスグリル】
米……かなり多し
サラダ……キャベツとトマトとニンジン。こんもり
揚げ物……エビ、白身魚(3枚)、トンカツ、ヒレカツ、チキンカツ
ベーコン……揚げ物に隠れてる厚切りサイズ
ハンバーグ……揚げ物の下敷きになりながらも存在感を隠せない大きさ
目玉焼き……一枚。並のサイズ
ハッシュドポテト……小さめのが4つ - 48二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:27:44
腹へった~
- 49二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:35:33
孤独のグルメ見たことないけど面白そうだな
今度見てみようかな - 50二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:41:18
飯テロドラマ、あれの焼き鳥屋話のせいで俺は月一で焼き鳥屋に通うことになった
- 51二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 18:43:17
ドラマももう10年やってると知って戦慄した
毎年やってたのか? - 52二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 19:05:41
トレセン学園のキッチン回転率の凄まじさが伝わる注文時の文章が味わい深い。
- 53二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 19:07:42
あーなつかしい……。昔書いた奴思い出しちゃったし……何はともあれ良かったぜいっち!!ありがとな‼︎これで成仏できるわ‼︎
- 54二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:26:41
ちゃんと晩飯食ったはずなんだが腹が減る不思議
- 55二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:31:34
明日はミックスグリル食います
孤独のグルメ見ると同じもの食べたくなるよね - 56二次元好きの匿名さん22/09/20(火) 22:32:21
スマホアプリで見逃し放送見れるのほんまええ時代になったもんやで
- 57二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 09:54:56
これ午後にもう一回樫本代理と商談したら今度はおやつにパフェ食うのかな
OPでクリークが食ってるやつ
それとも焼きそばか - 58二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 10:32:46
SEASON10まであと3週間、合間で助かる
- 59二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 10:44:37
- 60二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 10:46:46
- 61二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 10:58:16
軽い気持ちで開いたらとんだ飯テロだった、腹が減った
- 62二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 11:16:07
- 63二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 11:27:07
本人少食らしいのによくやる。
まあドラマ版もそこまで大量には食べてないか - 64二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 11:31:07
- 65二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 15:52:46
ここの表現が好き
- 66◆k5ylPU1Ot51E22/09/21(水) 17:33:04
取引が終わったあと、時間も空いたことなので付近を観光してみることにした
いやしかし、見た目麗しいウマ娘がたくさんだ。若人よ、頑張れ。名も知らぬウマ娘たちの良き青春を祈ると、甘い匂いが香る。匂いの源は正面にある屋台だった
ふむふむ、はちみー屋。名前からして甘そうだ
「はちみー、甘め濃いめ硬めで!」
どこぞのラーメン屋のような注文をしていたのは小柄でやや少年のような雰囲気を感じさせるウマ娘だった。よくよく見てみれば、彼女はあの奇跡の復活を遂げたウマ娘、トウカイテイオー。トゥインクルシリーズにあまり関心がない俺も、テレビの前で号泣してしまったものだ
しかしこうして甘いものに飛びつく姿を見ると、彼女も年相応なのだなと感じる。うんうん、子供というのはこれくらいでいい。大人になっていくのはゆっくりでいいのだから
「はい、千円になります」
「はい、ありがとねー!!」
千円をポンと出すトウカイテイオー。懐はちゃんと大人になっているらしいな、と下世話な妄想をしてしまう。見るからに甘くてハイカロリーな飲み物を、幸せそうな顔で飲む彼女。ううん、これは気になってきたぞ - 67濃いめ多め硬めだ◆k5ylPU1Ot51E22/09/21(水) 17:38:35
「薄め少なめ柔めでお願いします」
屋台の方に向き直ると、そこには長い芦毛の少女が注文をしていた。しかし令嬢のような人間もこのような注文か、まるでラーメン屋だ
よく見れば彼女はあのメジロマックイーンだったのだが、俺はその事よりもハチミツドリンクに興味津々となっていた
「マックイーン、またそれなのー?」
「テイオーこそまたそれですか」
やいのやいの言い合う彼女たち。濃いめ硬め多めか、柔め少なめ薄めか。頼むならどちらか……いや、答えは決まっていた
のし、のし、と俺は屋台に近付く
「いらっしゃいませ、ご注文ですか?」
「はい。この、はちみーをください」
「硬さや甘さ、量を選べますがどうしますか?」
「全部普通で」 - 68二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 19:21:04
続き?!やったあ!
- 69二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 19:35:45
一時期ドラマでやってた甘味物シリーズだ!