えーっ！？トレーナー君が私の散髪をやるのかい！？

1二次元好きの匿名さん21/10/16(土) 22:42:19

いやいやいや！確かに美容院に行くと言い出して結局1ヶ月を越した訳だが！カフェを見たまえよ！
あの長さだ、結構手入れに時間もかかっているようだし彼女こそ散髪に行くべきじゃないのかい！？
他のウマ娘は関係ない…って…母親かい君は…
え？頭まで全部綺麗に洗浄する…？…ﾐﾐｶｷﾓ……?
行く手間も料金も発生しないし何より1番信頼の置ける君だ、わざわざ言うぐらいだし腕には自信があるんだろう？頼むよ。

トレーナー室についている個人用風呂場。バリカンとハサミ、櫛と手鏡…外にはタオルを準備する。
濡れるため、取り敢えず水着着用でその上からヘアーエプロンをかけた。タキオンは何処か緊張したような様子で鏡越しに何度も視線を向けてきて、ｲｺﾞｲｺﾞﾓｿﾞﾓｿﾞと居心地悪いように臀部を動かしている…

ﾌﾞｲｰｯ…バリカンの甲高い音共に、長くなった栗毛がけずられてゆく…ﾁｮｷﾁｮｷﾝｯ…ボブカットの味わいを忘れずに軽く軽く…

ｱｯｱｯﾁｮｯ…ｹｯｺｳﾐｼﾞｶｸｽﾙﾝﾀﾞﾈ…?

長い割に刃が通り安くあっという間に切り終える。
切った髪を落とし、ビニール袋に集め終え──目を瞑らせて、頭を白く…清潔に撫で回す…椿油の良い香りだ。
ﾊｧｰ…ｷﾓﾁｲｲﾈｰ…楽だし最高だよトレーナー君ー……
飛び散る温水、白い湯気。どこか扇情的に映るタキオンから目を背け、タオルを被せて頭を拭き、目を瞑ったままの彼女に仕上げのアイアンシャワーをかけ始める…

あうっ！？ｱ…ｿﾞﾜｿﾞﾜｽﾙ…ｱｯ!ﾅ､ﾅﾆｼﾃ…ﾋｯﾋｰｯ…⁉︎
あ！ｶﾙｲｽﾞﾂｳﾆｷｸｯ…!ｱｰ､ｱｰｯｯ…‼︎

口をパクパクし身動きの取れなくなる彼女の耳に、続いてｺｼｮｺｼｮと綿棒を入れて軽く水滴を取る…

ｱﾆｬｯ⁉︎ｱ…ﾝｯ……ｿｺ…ﾓｳｽｺｼｯ､ｵｸﾉﾎｳ…!ｱｯﾊﾟﾘﾊﾟﾘｯﾃｪ!ﾓｯﾄ…ﾝ…!ﾐﾐｶｷﾃﾞｺｽｯﾃｸﾚ-!

その要求を断って綿棒を湯冷めを恐れ、抱き上げて予め沸かしておいた風呂に入れる。蕩けきった顔が一度に焦りとどこかもどかしそうな表情に変わり…

え？トレーナー君…？ｺｺﾃﾞ…ﾁｭｳﾀﾞﾝｽﾙﾉｶｲ…?
ひ、ひどいよ…私ですらここまで鬼畜の所業はしたことはないのに…ｯ……ﾝﾑｯ⁉︎ﾝ…ﾌﾟﾊ……水着のまま…口づけで黙らせてくるなんて…見つかったら、ただじゃ済まないと思うぞ…♡…上がったら続きを頼む、少々待っていたまえ…♡