- 1二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:25:29
魔神セイバー、沖田総司・オルタナティブ――の水着姿。
それは、沖田オルタの身体とはまた別に、もう一人、小さな少女……のようにも見える、少年が傍らに居た。
名を煉獄。本来、魔神セイバーの持つ意思持つ刀である。
そんな彼が抱く目下の悩み。それは。
夕食後、うつらうつらと頭を揺らす沖田オルタが、煉獄に話しかける。
「んう……眠いです。お休みしましょう煉獄。」
「分かった分かった。じゃあな、主のマスター。」
「うん、おやすみー。」
マスターに挨拶し、眠気でふらふらとする沖田オルタの手をひいて、自らのテントへと向かう。
「………もうげんかいです。おやすみなさい。」
「こら、ちゃんとまず歯を磨いて……」
煉獄が言葉を返す頃には、沖田オルタは既に煉獄を抱きまくらのように抱き締めて眠っている。
すーすーと寝息を立て、穏やかな寝顔で自分の胸に煉獄を押し当てていた。 - 2二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:27:38
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- 3二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:29:07
煉獄の悩みはこれである。
彼は可愛らしい容姿であれど、性別は男として……いいや、性器は男としてを携えているのだ。
だから、
「…………ぅぅ。」
沖田オルタの胸を顔いっぱいに押し付けられ、股間をふくらませていた。
身体相応の親指の様な小さなものなれど、確かに大きくなっていたのは事実だった。
「おれは……情けない……」
股間をぎゅっと抑えつけて自分の昂ぶりが収まるのを待つ。
自分の主に自分が興奮している事に、主を裏切るような罪悪感を抱く。
そっと腕から逃れようとしても、「むにゃむにゃ」という寝言と共にぎゅっと抱き締められるだけだ。
「ぅぅぅ…………。」
もぞもぞと態勢を変える。せめて、男性器を主に当てないような姿勢に、と身体を向かい合わせから背中を向ける。 - 4二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:32:41
その時だった。
「まじんさーん。起きてるー?」
テントの入り口がぐぐっと開き、見覚えのある橙の髪がちらりと見えた。
「あ――――」
やだ。やだ。やだ。主のマスターに、こんなの見せ――――
そう思った次の瞬間には、もうマスターは身をテントの中に入れ、顔を真っ赤にした煉獄と目が合った。
勿論、そのふくらんだ性器にも目が行っている。
「わ、あ、あはは……。」
誤魔化す様に、緩やかに笑ってくれている。
終わった。何もかも。自分の積み上げた信頼も、主への忠も何かもが失われた、そう思った。 - 5二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:37:55
だけど違った。マスターは煉獄へ軽蔑の言葉を吐かずに、優しくつぶやく。
「…………ね。すっきり、する?」
「…………はへ?」
意味が分からず、すっとんきょうな声を出す。
呆ける煉獄を尻目に、マスターはそそくさと煉獄に近付き、そっと股間を撫ぜる。
「んひゃぁ❤」
「すご……ちっちゃいのに、固ぁ……♡」
水着の上からこすこすと指の腹で陰茎をしごく。
「んっ❤んっ❤」
始めての快楽に、理解も出来ぬままに悶える。
そんな煉獄を見て、マスターは耳元でそっと囁いた。
「声出したら。まじんさん起きちゃうよ?」
「んっ…………!」
その言葉を聞いた途端に、煉獄は両手でぐっと口を抑えつけた。
ふーっ、ふーっと、荒く肩で呼吸している。 - 6二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:43:29
「最初はやっぱり最高に気持ち良くなんないと駄目、だよね♡」
そう言って、煉獄の下のスカートをめくり、ちいさなウィンナーのような陰茎を露出させた。
「や、やめぇ❤やめろぉ❤」
ぷるぷると、空気に触れた感触で震える陰茎は、先端までしっかりと皮を被り、まだ経験も何もない彼を象徴するようであった。
つるつるの陰茎に舌を出したまま口を近づける。
はー、と生暖かい吐息が触れると、その感覚だけで陰茎をぴくっと動いた。
「いただきます♡」
「ぁ"~~~~~❤❤❤」
じゅるっ、という音と共に煉獄のちんちんは、一息に全て飲み込まれた。 - 7二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:46:30
口に含む時に、優しく陰茎の皮はめくられて。
陰茎は喉で締め付けられ、玉袋は舌の付け根で、舌の先端で会陰をちろちろと舐める。
想像を遥かに絶する快感に、身をよじらせる。
「おかっ……しく……な❤」
身体がくねると、自分にかけられた腕が一段と強くなり、背中に押し当てられる自身の主のふくよかな乳房の感触がさらに強くなる。
「ふごふね♡(うごくね)」
もごもごと口に含んだままそう宣告すると、じゅるるる、と音を立て、喉から舌先にかけて抜けるまで、大きくストロークを繰り返す。
「あっ❤あ"っ"❤あ"っ"❤」
舌をへろへろと出して助けを求めるように、唾液を垂らして快楽に悶える。
じゅっぷ、じゅっぷ、っじゅぷ、れちゅ、じゅぷっ♡
テントの中を、いやらしい水音だけが制圧する。
「なんか、なんか来るぅ……❤」
「いーよ、だして♡」
主のマスターに許しを得た、という事を確認した瞬間に、最後のタガは外れた。 - 8二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:49:29
「~~~~~~~❤❤❤」
とぷっ、とぷっ、ぴゅるっ……
マスターの中に白い欲望を吐き出す。
精通だ。
始めての雄としての機能の活動に、訳の分からない快楽に、頭の脳神経が焼き切れそうなほど熱くなる。
目をとろとろにし、舌を出して痙攣しながら、顔をもたげると、主の胸に埋もれていく。
最後の最後まで出し切るように、舌先でしゅこしゅこと動かし、引き抜く。
口の中に溜まった、薄白濁の精液を煉獄にまじまじと見せつけた。
「いっぱいらしたね♡」
ぱく、と口を閉じ、こくこく、と喉を鳴らしながら飲み干す。
「ぷは……っ♡おつかれさま♡」
空っぽになった口腔を見せつける。 - 9二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:54:27
ずずい、と顔を陰茎に近付ける。
小さく皮を被っていた陰茎は、皮が剥かれ唾液と精液でてらてらと亀頭が艶めいている。
大きさも一回り大きくなっているように見える。
「大人の仲間入りおめでと♡」
ちゅ、と陰茎にキスをして、舌でまとわりついた精液を舐め取る。それに呼応するように、煉獄の身体がびくんと跳ねた。
「これでおっぱい押し付けられてもだいじょーぶでしょ♡」
「お休み、煉獄♡」
そう言って、陰茎を再び水着の中にしまって、頬に優しくキスをして、テントから去っていった。
確かに主の胸で興奮しなくなった、なったけれど……。
「………………すご、かった…な………。」
余韻に包まれて、あの快楽が忘れられなくて、正直それどころじゃなかった。
うるさいほどに鳴り響く心臓の音が煩わしくて、丸まるようにしてきゅ、とマスターの残していった唾液のしみを見つめて、夜が更けていった。 - 10二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 22:57:58
某所で煉獄精通SSを書くと言って日が経ってしまったのでスレ立てなおして出したものです
ぐだ子の性別も安価で決まりました。
ご閲覧ありがとうございました。 - 11二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 23:03:54
- 12二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 23:06:16
野良文豪好き。
素晴らしいクオリティだ。 - 13二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 23:08:44
- 14二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 23:10:26
- 15二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 23:34:44
助かる
- 16二次元好きの匿名さん22/09/21(水) 23:40:17
pixivかどっかに投稿しようぜ
- 17二次元好きの匿名さん22/09/22(木) 00:22:57
素晴らしいステイナイト