- 1二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:35:00
「ただいまウララさん、一人で大丈夫だった?」
「うん!一人でも頑張ってトレーニングしたし、一人でも頑張って眠れたよ!」
同室のウララさんはニコニコと私が旅行中にあった出来事を語る。
「でね!でね!」
「ウララさん、一度に話しては面白く無いわ、一緒にお風呂入ってゆっくり話しましょう?」
「やったー!キングちゃんとお風呂ー!!」
いつもは私からの誘うことはないのだけれど、このまま立ち話をしていてもなんだし、それに早くお風呂に入りたかったのもある。
「着替えは持った?ウララさん⋯?」
振り向くとそこには私の裾を掴むウララさん。
「ねえ、大浴場じゃなくて部屋のお風呂がいいな⋯」
ちょっと狭くて私的には大浴場でゆっくりしたかったのだけれど⋯
久々にウララさんと一緒にいるのだし、言う事を聞いてあげるのも良いだろう。
「しょうがないわね、今お風呂のお湯を沸かしてくるわね」 - 2二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:35:11
温度よし、個室風呂は温度が自由なのが良い所ではあるわね、早く入りたかったし私は服を脱ぎながらウララさんを呼ぶ。
「ウララさん?お風呂沸いたわよ?」
先にシャワーを浴びてウララさんを待つ、脱衣所で衣擦れの音が聞こえる、ウララさんが入って来た。
「ほら、ウララさん座って、シャンプーする⋯わ」
突然の衝撃にふらつく、私より小さな体のウララさんが私に抱きついている。
「ウララ⋯さん?」
「キングちゃん、ウララね?本当は凄く寂しかったの」
「でも、キングちゃんはわたしのことよく見てくれるし頑張ろうって、頑張れたの⋯」
「キングちゃん⋯の匂いがするこの部屋で寂しかった気持ちを頑張って我慢したの」
「でもね、帰ってきたキングちゃんからね、セイちゃんとかスペちゃんの匂いがしてね、ウララ、もやもやするの⋯」
静かなウララさんの告白を私は静かに聞くしかなかった。
「キングちゃん、今日はわたしの匂いをいっぱいつけて?わたしに匂いをいっぱいつけて?」
肌と肌の密着、ウララさんに押し倒された私は何故か身動きを取れない。
ウララさんの柔らかい体が、温かい体温が伝わる、早い鼓動は私かウララさんか。
かろうじて動かせる腕で、私はウララさんを抱きしめた。
放って置ける訳がない、私にはウララさんが必要だ。
目を瞑り私達は裸のままで唇を重ね合った。
完 - 3二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:36:31
おい待てぇ
終わるな - 4二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:37:15
予想の3倍くらいガチ目でしたわ!
それはそれとして良いものを拝見しました! - 5二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:38:57
オイオイオイ
死んだわオレ - 6二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:40:01
「匂いをつける」って良いよね……
- 7二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:43:03
良い⋯
- 8二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:43:37
と言うか、キングは遠征中にスペやスカイを抱いた…ってコト?!
- 9二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:54:53
- 10二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 01:55:19
ウラキンは良いぞ
- 11二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 09:54:38
うらうらしてきた
- 12二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 10:00:51
何も言うことがない…完璧すぎて…
- 13二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 10:31:06
ふ〜…うまだっち
- 14二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 13:41:45
乙
- 15二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 13:44:39
戯れで…ほぅ
- 16二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 17:51:20
しっとりした百合はディナーに丁度良い
- 17121/10/17(日) 20:04:25
- 18二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 20:05:23
- 19二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 20:07:44
- 20二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 20:08:35
- 21二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 20:11:12
- 22二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 22:16:48
長い長い口付け、次第にエスカレートしていくその行為はとうとう互いの舌の侵入を許した。
ウララさんから漏れる小さな媚声、無邪気で普段はそんな様子が無いウララさんのその姿に私の中の何かは音を立てて切れていった。
ウララさんの背中を抱いていた手を彼女の胸に当てる、年相応に育っているその胸は私の手の中に収まる。
驚いたウララさんが少し体を逃そうとしたが、私が絡めた足ともう片方の腕が彼女を逃がさない。
依然唇を重ねたまま静かな浴室に、お互い水音と媚声だけが響く。
私の胸に彼女の小さな手が伸びていた。
粘土をこねるような手つきで私の胸をいじる彼女に愛おしさを感じる。
くすぐったような感覚への仕返しに、私の手つきも変える事にした。
脇の下からなぞる様に優しく触り、止める。
それを何回か繰り返す。
彼女の顔を見て弱い所を突き止めてそこをまた優しく触る。
くすぐったさが快楽に変わって来た頃に、触るのを止める。
物欲しそうな彼女の瞳、多分彼女はこんな快楽なんて知らなかったのだろう。
愛おしさを感じて彼女を抱きしめる。
「キング⋯ちゃん⋯」
小さく漏れる私を呼ぶ声、嗚呼好きになるってこういう事なのかしらね。
「お風呂入っちゃいましょう?お湯が冷めちゃうわ」
まだまだ私たちの夜は長いのだから⋯ - 23121/10/17(日) 22:17:47
今日思いついた分はここまで、また思いついた時に落ちてなかったら書きにきます。
- 24二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 22:31:49
拙者前世は城の護りをしていた侍
このスレを城と思い決して落とさせないと決意 - 25二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 22:33:31
良き良き...
それでこそのハート目よ... - 26二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 22:33:59
うーーーーーうまだっち!!
- 27二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 08:59:40
うまぴょいうまぴょい
- 28二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 09:56:30
保守
- 29二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 13:39:49
保守
- 30二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 13:55:38
ふむ。続け手?
- 31二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 18:44:37
保守
- 32二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 19:32:38
保守
- 33二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 20:40:32
保守
- 34二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 22:21:33
保守
- 35二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 00:35:06
二人分の体積を入れたお湯は音を立てて溢れていく、火照った体に温かいお湯が気持ちいい。
「キングちゃん⋯さっきはいきなりごめんね⋯」
「お返しもしたし大丈夫よ」
無言の時間が流れる、私の膝の間に座るウララさんの髪が身体をくすぐる。
「♪〜」
ふと浮かんだ鼻歌、これはいつ聴いた歌だっけ⋯?
「♪〜」
続きをウララさんが歌う、ウララさんも知ってる歌だった⋯
静かだった浴室に二人の歌声が響く、思い出した。
幼い頃に忙しかったお母様とお風呂に一緒に入った時にお母様が歌ってくれた歌⋯
「これ、キングちゃんのお母さんが現役の頃に歌ってたライブの歌だよね?」
そうだったのか⋯お母様の活躍はレースにばかり集中してしまってた。
勿論ウイニングライブも一流だったらしいがどうしてもそこに至るレース運びの研究ばかりだった。
「今度、一緒に見ましょう?」
「うん!」
温かいお湯の中で二人の歌はしばらく続いた。 - 36二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 00:35:49
保守ありがとうございます。
まさか残ってるとは思いませんでした。 - 37二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 00:47:09
いい…
- 38二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 02:40:50
今夜はいい夢を見れそうだぜ…
- 39二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 02:44:29
待て!ウマだっち警察だ!
うー……ウマだっち!
以上! - 40二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 03:00:03