- 1二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 12:33:28
セイウンスカイさん
私と同期のウマ娘で、多く絡むことのある娘
そんな彼女に友愛以上の感情を抱いていることを自覚したのは最近だ
いつの間にかスカイさんを見ていると胸がキュッとなるようになっていて
それをその他の同期に相談したら、あっさり恋ではないかと指摘された
始めは否定しようとしたが、それを裏付ける根拠ばかりみつかっていく
私は結局それを受け入れるしかなかった
それを察しているのか、あるいは無自覚なのか
スカイさんは私がつらい時に支えてくれたし、素敵な面を見せてくれた
私はどんどん彼女に対する恋慕の念を募らせていった
そしてある日、同期と合同で強化合宿をすることになった
私達のトレーナーが企画してくれた機会であるし、私はすんなり了承した
合宿所ではスカイさんとの2人部屋
合宿は特に何もなく進んでいた
そんなある日の夜
私は備え付けの浴室から出てくるスカイさんを見た
頭をバスタオルで拭いているスカイさんは、同性しかいないからか全裸のままだった
中々に発達した足の筋肉に、お腹のうっすらと割れた腹筋
手でちょうど包み込めるサイズの胸、しっかりしたくびれ、程よいお尻
それがどうも美しく感じて、私はスカイさんの肢体に釘付けになっていた
よくよく考えれば、こんなにスカイさんをまじまじと観察したのは初めてかもしれない
そんな私の視線に気づいたのか、スカイさんはにやりと笑った
「体をガン見するとはキングも変態さんですな~」 - 2二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 12:33:38
普段なら反論するだろうが、今回ばかりはぐうの音も出なかった
ゆったりと近づいてくるスカイさん
それに比例するように私の心音が強くなっていく
そして彼女は私の眼前で立ち止まり、耳に顔を近づけて
「えっち」
一言を口にした
当人にしたらおふざけの範囲だったのかもしれない
でも、この言葉で私の中の何かが外れてしまったのだと思う
次の瞬間、私はスカイさんをベットに押し倒していた
「あ…え…キング…?」
現状に頭が追いついていないのか、スカイさんがとぼけた顔を晒している
申し訳程度のタオルと風呂上がりのまだ濡れている体
それがとても甘美にみえて、私の劣情を増大させる
理性の外れた頭は、話す気もなかった台詞を紡がせる
「スカイさんが悪いのよ…私の気も知らないでそんな挑発をするから…!」
「冗談だよ?キング落ち着いて―――」
早鐘を打つ心臓の音を聞きながら、私はスカイさんに覆いかぶさり
そこから先はよく覚えていない
- 3二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 12:40:15
ひとまずは以上です
ちょいと描写が露骨すぎるかも
駄目なら消します - 4二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 12:42:35
いやらしい…好き!
ちょっと百合乱暴っぽいけど馴れ初めってことはいい方向に向かったんだろうな
ウマ娘の耳元に囁いたってキングの目の前に胸がきてたんだろうし、そんなん我慢できませんわ… - 5二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 12:42:38
つ…続きは
- 6二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 12:44:36
スカイはさぁ…受けだよね
- 7二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 12:45:35
- 8二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 13:04:42
う~んこれはスカイがえっちなのが悪いですね
- 9二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 13:20:19
ありそうなのヤメロォ
- 10二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:01:18
そうだとしても……供給が途絶えるよりはァッ……!
- 11二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 19:01:59
意識が覚醒する
外からは眩しい太陽の光が差し込んでいた
どうやら自分は寝てしまっていたらしい
朝の支度をしようと起き上がりかけた私は、あることに気づく
何故か自分が服を着ていない。ありていに言えば全裸だ
「私何でこんな―――」
そんな状況に疑問に思った直後
頭の痛みと共に、寝る前の記憶が蘇ってきた
昨夜自分はスカイさんの肢体を見て彼女に襲い掛かり…
体から血の気が引いていくのが分かる
隣のスカイさんのベットはもぬけの殻
まさか、私が意識を失ってる間に何かとんでもないことをしてしまったのではないのか
あわてて周囲を見渡すと、私の布団にもう一つふくらみがあるのが見えた
「……」
恐る恐る布団を捲ると、丸くなって寝ているスカイさんがいた
当然のごとく全裸である
頬には涙が流れたような跡が残っている
その姿に私が二の句を告げないでいると
布団を取って眩しくなったのか彼女が目を覚ます
「…キングおはよう」
「あっ…おはようスカイさん」 - 12二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 19:02:14
ベットから起き上がるスカイさん
こころなしか顔が赤いような気がする
こちらに向き直った後、私の事を見つめるスカイさん
何かを決意したような目だ
「ねぇキング」
「は、はい…どうしたのかしら」
ちょっと声が上ずってしまったが、そこは大した問題ではない
スカイさんは私に言いたい事があるということ
そちらの方が重要だ
「私にあんなことしたんだから、責任取ってよね」
「えっと…あんな事とは?」
スカイさんの言うあんな事とは何か
うすうす察しているが、一縷の希望を求めて改めて聞いた
顔の筋肉がひきつっている
「何って、純潔を奪ったでしょ…私の」
「―――――――」
思考が一瞬フリーズする
どうやら私は、取り返しのつかないことをしたらしい
- 13二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 19:31:32
加筆ひとまず終了です
- 14二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 19:35:14
すこ
- 15二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 02:55:51
続きが気になりますね…
- 16二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 07:10:03
保守
- 17二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 07:55:19
保守
- 18二次元好きの匿名さん21/10/18(月) 15:47:17
保守
- 19二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 00:50:00
保守
- 20二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 10:37:09
保守
- 21二次元好きの匿名さん21/10/19(火) 19:42:22
保守
- 22二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 00:46:06
「純…潔…?」
唐突すぎて思考が追いついていない
純潔は人間関係においては性的関係が無い状態を指す言葉であるはずで
それを奪ったということは―――
「いや…いやいやいやいやいやいやそんな馬鹿な」
一流の私に限ってそんなはしたない事をするわけが
でも、眼前のスカイさんは真剣に言っているのも分かる
「えぇ…覚えてないの?あんなに激しく責めたくせに」
「激しッ!!??」
現状を信じたくない
そうだこれは夢よ夢なのよ
脳内でそんな現実逃避を考えるも、否定材料がない
状況証拠はそろってしまっている
朝起きたら二人とも全裸
若干よそよそしく顔が赤いスカイさん
よくよく自分の手やシーツを見てみると若干濡れている
それは水ではなくぬめりのある上に独特の匂いがする
これ言い逃れできないやつだ
もしお母様に発覚すれば何を言われるか…
今後を想像するだけでも背筋は凍る
詰まる所、ここが人生の分岐点なのだ