- 1二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:34:17
「あはは!お互いすっかりずぶ濡れだね」
――彼女の名はミスターシービー、担当しているウマ娘だ
「だな、まさか急に土砂降りになるとは...」
「シービー、先風呂入ってきな。風邪引いちゃいけないし」
「アタシは大丈夫。それよりトレーナーの方こそ...くしゅっ」
「...ごめん、やっぱり先入ってきて良い?」
「もちろん。タオルと――男もので申し訳ないけど――服は脱衣所に置いとくよ」
「ん、ありがと!服のことは別に気にしないしいいよ〜♪」
――どことなく嬉しそうなシービーを疑問に思いつつ新しい服に着替える。
「トレーナー、お風呂あがったよ!」
「了解...ってまだ髪乾かしてないじゃないか」
「あぁ、髪ならそのうち乾くし大丈夫」
「いやいや、ダメだよ。こっちおいで、乾かしてあげる」
「良いの?ふふっ...ありがと」
「んっ、気持ちいい...ずっとやってて欲しいくらい」
「それは良かった」 - 2二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:38:27
――耳をピコピコ動かしててるのは気持ちよくて良いからか。普段見ない一面を見れて嬉しくなる
「どうしたの?なんか嬉しそうだね?」
「可愛い所もあるんだなと思って」
「あと、いつもは見れない一面を見れたから」
「なんだか恥ずかしくなってきちゃった」
「お風呂入ってきなよ。あがったら今度はアタシが髪乾かしてあげる♪」
「うん、楽しみにしてるよ」
――逸る気持ちを抑える。身体をしっかり温めなければ
「シービー、あがったよ」
「乾かしてもらってもいいかな?」
「はいはい、それじゃあ隣に座って!」
「...こうしてゆっくり過ごすのも悪くないね」
「そうだね、誰かに髪を乾かしてもらうなんて子供の時以来だよ」
「こうして身を委ねてみるのも案外いいかも...」
「ミスター・トレーナーもそういう気分の時あるんだね」
「疲れた時とか...甘えたい時はいつでもおいで」
「!?」
「耳真っ赤だよ?ふふ...もしかして照れてる?」 - 3二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:39:07
「シービー程のグッドルッキングホースにあんなこと言われて照れない人は居ないよ...」
「キミだから言ったんだよ、ミスター・トレーナー」
――鳥のさえずりで目が覚めた。あの発言を聞いてからの記憶が無い。どうやら気絶してしまったようだ
「あれ、シービーは...」
「ぅん...」
――横を見る。そこには
「シービー...?」
「おはよ...もう朝か...」
「どうしたの?鳩が豆鉄砲食ったような顔して」
――眠そうに瞼をこするシービーがいた
「あぁ、もしかしてアタシが居て驚いた?ごめんごめん、寝る場所無かったからさ」
「キミの横、貰ったよ♪」 - 4二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:40:28
SS初めて書いてみました
宜しければ評価お願いします - 5二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:41:59
- 6二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:43:07
- 7二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:46:14
デジたんの気絶と同じようなもんだからセーフ
- 8二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:47:44
当たり前だけど映像古っ!
- 9二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:49:08
あ、肝心の感想を書いてなかった
いいです、いいですよ - 10二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:50:26
SS界のミスターニュービーと言うわけだ
- 11二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 14:51:02
このレスは削除されています
- 12二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 20:28:12
あげ
- 13二次元好きの匿名さん21/10/17(日) 22:41:07
シービーさんは何かしたと見せかけて、本当にただ横で寝ただけとかありそう