- 11◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 21:28:48
- 2二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 21:29:44
🍲🐉
- 3二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 21:30:16
続けてくださいお願いします
- 41◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 21:31:14
「はぁ……全く、余計な手間かけさせるなでありんす…」
ヤマトが早めに逃げてくれて良かった。
私はもうお風呂に入って寝たい。
もうカイドウ様への報告は明日にしよう。
また泣かれるのかな。それとも怒るかな。
ああ 、めんどくさい。
そんな事を考えながらとぼとぼ歩いていたら誰かに不意打ちを喰らい、押し倒されてしまった。
「誰だ!離せよてめェ!おい!」
混乱しながら見上げるとそこには私に覆い被さるヤマトがいた。
「はぁ!?ヤマト!?お前逃げたんじゃねェのかよ!」
「逃げようとはしたけどね。相手がキミだから逃げるのはやっぱり止めたんだ」
「意味わかんない!いいからどけよ!」 - 51◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 21:34:03
必死に暴れて抵抗するけど、この体格差ではなかなか逃げられない。それにそもそもヤマトは強い。
…今になって変な恐怖が私を襲ってきた。
「どけって言ってんだろ!ヤマト!」
「断る。何故ボクがこんな事するのかキミは分かるか?」
「お前がイカれてるからだろ大バカ野郎!」
「そうか。分からないか」
一瞬、ヤマトの顔が曇った。
隙をついて顔面をぶん殴る。けどあまり効いてなさそう。
「…優しくするつもりだったけど、コレじゃ仕方ないよね」
「は!?なに言って…やめ」
マスクを奪われた私の言葉は、ヤマトの唇によって止められた。 - 6二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 21:35:17
ヤマうるか…尊い
- 71◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 21:37:21
何度殴ってもやめようとしない。
本格的に身の危険を感じて殴るけど効いてない。
「〜ッ!離せ!何するんだよ!」
唇を噛んでやったらようやく離れた。
こいつが何をしたいのか本当に理解できない。
目の前の女が何をしたいのか考えたくない。
「ひどい事するね。ボクはキミが好きなのに」
……?
好き?
いま好きって言ったよな、このバカ。
そんなバカな。私たちは女同士だろ。
「冗談は頭だけにしておけよ…」
「冗談でキスすると思う?」
「……」
「じゃあ、続けるよ」
「バカ、待って!やめて!」 - 81◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 21:40:18
いつの間にか両腕を地面に押し付けられてる。
こんな体勢じゃ自然とヤマトの顔が近くなる。
よく見るとヤマトの目が少し潤んでる気がする。
やめろ。女の顔をするな。
「好きだよ、うるティ。ボクの気持ちを受け取って欲しい」
「やめてって!離して!やめ…」
バカみたいな告白とともにまたキスされた。
おまけに今度は舌まで入れられた。
そもそも襲われるのも最悪なのに、相手は女。
それもかなり頭のおかしい女。
ヤマトの舌を噛もうとするけど、片手で顎の関節を抑えられた。これじゃ噛めないし痛い。
自由になった手で何度も叩いて引っ掻いて抵抗するけど、お構い無しに口内を蹂躙される。
ようやく終わって口を離された頃には私の心は恐怖で染まっていた。
「ぷはっ、もう本当やめろよ…何でこんな…」
「…心からキミを愛しているからだよ」
耳元でそう囁くヤマトに背筋が凍る思いがした。 - 9二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 21:41:15
攻められて不意に女の子言葉になっちゃううるティからしか得られない栄養がある
- 101◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 21:43:07
唖然としていたら今度は胸に手を出された。
まだ誰にも触らせた事のない所なのに。
なんでこんな奴が初めてなんだ。
「私にそっちの気はないんだよ…もう許してよ…」
「許すも何も、ボクは別に怒ってない」
「じゃ何でこんな事するんだよ…やめてよ」
「さっき言っただろ。キミを愛してるって」
そんな会話をしながらも私の胸に顔を埋めているヤマトを見て強烈な気持ち悪さと涙が込み上げてきた。
「やめてって言ってるでしょ…離して…」
「何も泣く事ないじゃないか。これはボクの愛情表現なのに。どうしてわかってくれないんだ?」
泣いてる私を見てバカはすぐに涙を舐めてきた。
本当に気色悪い。もう帰らせて欲しい。
「…いつからそんな目で見てたんだよ……」
「ずっと昔からだよ。ずっとね」 - 111◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 21:46:30
「なんでだよ…なんで私なんだよ…やめろよ…」
「キミは誰よりも可愛い。ボクのトキにふさわしい」
「なんの話だよ。訳わかんない…」
何を言ってるのか本当にわからない。
このバカ息子は本当に私と同じ人間なのか?
女としての恐怖は今存分に味わわされているけど、人としての恐怖まで襲ってきた。
「もう許してよ、やめてよ…」
「…キミを泣かすつもりはなかった。ごめん」
そう言うとヤマトは私から離れた。
…やっと解放された。
気持ちの悪い目元と口元を袖でゴシゴシ拭い、乱れた服を直しながら立ち上がって構える。
私の初めてをいくつか奪ったコイツは許せない。
「…お前ホント許さねェからな」
「…ボクの思いを受け取らないキミが悪いよ」 - 121◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 21:50:12
何を言ってるんだ。
ああ、コイツもう本当に頭がイカれてしまったんだ。
少し現実感の薄れた脳みそでそう考えていると、ヤマトにキツく抱き締められた。
「離せヤマト…苦しい…!」
「次会った時は…必ずボクを愛させてみせる」
「…わかったね?」
そう言ってヤマトはどこかへ逃げていった。
私は呆気に取られて追う事も出来なかった。
胸に広がる最悪の気持ち悪さと恐怖と憎悪。
絶対にアイツだけは許せない。
けどもう一度会ってしまった時、私はヤマトに何をされるのかわからないのが怖い。
今夜の事はただの悪夢だ。
早くお風呂に入って体を洗いまくって、それでこの事を忘れよう。全部無かった事にしたい。
今はただぺーたんに会いたい…。
弟に縋りたいと思ったのはこれが初めてだった。
終 - 13二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 21:51:25
わぁドロドロした百合…
- 14二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 21:55:51
ヤれば流れで何とかなっちゃうようなやつは多いからこういうノンケが拒否ってるようなのもいいっすね
- 15二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 22:05:17
しれっと一日二本SS投下してんのスゲェよアンタ
- 16二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 22:44:14
このレスは削除されています
- 171◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 22:47:02
実はこれ3本目
- 18二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 22:48:00
なんやて…
- 19二次元好きの匿名さん22/09/24(土) 22:50:47
他のスレのリンクをくれー!!
- 201◆zPjbxAsIrlaH22/09/24(土) 22:57:14
- 21二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 07:01:45
最近うるティ組み伏せられる系多くない?
寿命10年伸びたぞ? - 22二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 10:53:00