- 11◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:24:32
- 2二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:25:12
ほう
続けて? - 31◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:27:10
ー今朝の女部屋ー
ウタ「ねぇ、これってもしかして香水?」
ナミ「ええそうよ。昔アラバスタって国で仲間からもらったものと、私が買ったものもあるわ」
ロビン「…(少し心が痛むわね)」
ナミ「なぁにウタちゃん、香水に興味あるの?」
ウタ「まぁ、やっぱり…興味ある、かも」
ナミ「大好きなルフィにもっと好きになってもらいたいもんね」
ウタ「そ…そういう訳じゃ…なくはないけど…」
ナミ「ふふ。照れなくていいのよ」
ウタ「あんまり匂いとか意識した事なかったし…大人っぽい事にもちょっと憧れはあるし…」
ロビン「香水にも色々タイプがあるけれど、これはオーデコロンね」
ウタ「?」
ロビン「まぁ、ウタが試すのにちょうど良いもの、くらいに思ってちょうだい」 - 4通りすがり22/09/25(日) 21:27:43
期待
- 5二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:27:56
ワクワク
- 61◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:30:12
ロビン「つける場所も色々あるわ。うなじや手首、胸元とか他にもたくさん」
ウタ「胸元はちょっと恥ずかしいかも…」
ナミ「それならうなじにしよっか」
ロビン「香水の匂いは意外と強いものだから、つける時はほんの僅かで大丈夫よ」
ウタ「あ、危うくたくさんつける所だった…」
ロビン「じゃあ今回は私がつけてあげるわ」
ウタ「お願いします…」
ロビン「…はい終わり。これは優しい香りがするものだからウタにはぴったりかもしれないわね」
ウタ「そういうものなの?」
ロビン「そういうものよ。後はしばらく経てば香水が馴染んで良い香りになるわ」
「トップノート、ミドルノート、ラストノートについても後で教えてあげる」
ウタ「ありがとうロビンさん!」 - 71◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:33:15
2人に色々教わってからルフィの前を歩く。
そわそわする。ドキドキする。
…今更だけどなんだかすごく恥ずかしい。
顔赤くなってないかな?
ルフィ気付いてくれるかな?
嫌な匂いだとか言わないかな?
もしかして、好きな匂いだ、なんて言われたり…。
ウタ「……」
…あれ?ルフィ気付いてないの?
それは悔しい。
彼女の変化くらいちゃんと気付いて!
ルフィ「なぁウタ。お前香水かなんかつけた?」
ウタ「えっ!そ…そうだよ。よく気付いたね」
やった!良かった!
ルフィが気付いてくれた!
…後はルフィの反応次第だけど…どうなるかな。 - 81◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:36:08
ぎゅ!
ウタ「あ、ちょっと!いきなりやめてよ!」
急にルフィに抱きしめられちゃった!
どうしよう、すごく嬉しい。けど恥ずかしい。
でも幸せ。けど照れくさい。でも…でも…。
ルフィ「……」
ウタ「…ルフィ?」
ルフィ「……」
ウタ「…?どうしたの?」
ルフィ「いい匂いがする。おれの好きな匂いだ」
やめてよ。抱きしめながらそんな事言わないで。
…よく考えたら匂いを嗅がれるってめちゃくちゃ恥ずかしい事だ。香水付けなければ良かったかも…。 - 9二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:38:18
いや?もっとつけて?胸元にも。
- 101◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:39:30
ウタ「ねぇ、ちょっと離して。恥ずかしいよ」
ルフィ「もうちょっと…」
ヤバいヤバいヤバい!
ぎゅーってされながら嗅がれるのすっごい恥ずかしい!…どうしよう。変な匂いとかしてないよね…。
ああもう、恥ずかしい!
ウタ「離してって」
ルフィ「イヤだ」
ウタ「どうしてよ」
ルフィ「おれの好きな匂いだからだ」
あ、もうダメだ。話聞いてくれないパターンだ。
ルフィって変にガンコな所あるんだよなぁ…。
…じゃなくて、現実逃避してる場合じゃない!
ウタ「やめてってば!怒るよ!」
ルフィ「怒られても離れねェ」
ヤバい。恥ずかしい。
けどちょっと嬉しい。顔がニヤケちゃう…。 - 111◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:42:22
話し合いの結果、後ろから抱き締めるのは許可した…というより抱き合う形だと何も出来なくなるから仕方なく、だけど。
いや本当、胸元にしなくて良かった。
それは1番恥ずかしいかも…。
ルフィ、いつまでくっついてるつもりなんだろう。
確か…この香水の1番強い効き目は1〜2時間くらいあるって言ってた様な…。
…えっ、もしかしてその間ずっとくっつかれるの?
ルフィ「…」
ウタ「ルフィ、首筋に顔くっつけないで。くすぐったいよ」
ルフィ「好きな匂いだから…」
ウタ「好きなのは分かったから!」
ルフィ「もうちょっと…」
ウタ「さっきからそればっかり!」 - 12通りすがり22/09/25(日) 21:44:04
ここまで甘々のルフィもレアだてぇてぇ
- 13二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:45:03
ちなみに特定の異性の匂いがいい匂いと感じる場合、それは遺伝子的に遠い……つまり遺伝子単位で相性がいいことになるって本で読んだ
- 141◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:45:12
それで冒頭の流れとなったという事。
ゾロ君やサンジ君が言っても、ブルックさんやジンベエさんがお説教しても離れない。
なんかもう慣れてきた。…どっちかというと諦め。
どうせ仲間たちにしか見られないし…。
恥ずかしいのは恥ずかしいけどさ。
ルフィ「んー…」
ウタ「深呼吸はやめてよ」
ルフィ「おれウタの匂い好きだぞ」
ウタ「ばか。恥ずかしい事言わないで」
どうしよう。すっごく嬉しい。
慣れもあるけど、ルフィがずーっと抱き締めてくれるのがちょっと幸せになってきた。
でも、そろそろ2時間くらい経ったかな…。 - 15二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:47:53
これウタがやめられないパターンじゃね?
- 161◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:48:20
時計を見てみるともう2時間半経ってた。
…あれ?
多分もう匂いも落ち着いてると思うんだけど…。
ウタ「…ねぇ」
ルフィ「うん?」
ウタ「多分もう香水の匂いしないでしょ?」
「なんでまだくっついてるの?」
ルフィ「良い匂いが…」
ウタ「もうしてないじゃん」
ルフィ「…なんか、安心する匂いなんだ」
ウタ「?」
ルフィ「最初から言ってたじゃねェか」
「おれの好きな匂いだって」
ウタ「…」
ルフィ「おれ、ウタの匂い好きだぞ」 - 171◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:51:05
えっ。それじゃ、香水じゃなくてずっと私自身の匂い嗅いでたの?…いやそれは流石にちょっとヤダ。
ルフィ「怒るか?」
ウタ「まぁ…ちょっとどうかな、とは思う」
ルフィ「でも、ウタの事が本当に好きなんだ」
「柔らかい感触も優しい匂いも綺麗な髪も全部」
「…全部大好きなんだよ」
ウタ「…」
ルフィ「ごめんな」
すごく嬉しい。…こんなに愛されて私は幸せ。かも。
…でも手段はもう少し考えて欲しい。本当に。 - 18二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:51:31
こいつ香水いらなかっただろ!
- 19二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:51:53
ア"°ッ
- 20二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:52:53
ま°°
- 211◆zPjbxAsIrlaH22/09/25(日) 21:54:02
- 22二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:55:18
独占欲芽生えてた未来の海賊王いいよね
- 23二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:56:19
- 24二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:56:26
- 25二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:57:56
- 26二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 21:58:07
いやあ、アラバスタの香水って読んだ時に「まさか当時ワニからほんのり匂った香りと似てたからそれが嫌でマーキングしてるのかな?」的なことを考えてしまったよ
純然たる甘々ssで良かった - 27二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 22:01:21
煮ろよ!
- 28二次元好きの匿名さん22/09/25(日) 22:07:58
沸かしといて煮ないという変化球
- 29二次元好きの匿名さん22/09/26(月) 00:52:20
- 30二次元好きの匿名さん22/09/26(月) 12:47:47
コロナ禍で助かった……。マスク無かったら危うくニヤニヤ笑うヤバい奴と思われるところだった。
- 31二次元好きの匿名さん22/09/26(月) 18:18:13
語り継がれる…
素晴らしいSSだと… - 32二次元好きの匿名さん22/09/26(月) 18:19:30
- 33二次元好きの匿名さん22/09/26(月) 18:23:59
純愛だよ…
- 34二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 06:08:05
脳が癒される