【閲覧注意】ナミ「コーラの備蓄がない！？」

1122/09/26(月) 20:59:04

フランキー「ああ、どうもさっきの大波で地下倉庫の瓶や樽がいくつか割れちまった」
「だから厳密に言やァ備蓄はゼロじゃないが心もとないって訳だ」

ナミ「そうなんだ…フランキー、アンタは大丈夫なの？」

フランキー「とりあえず次の島までは持つだろうが、万一に備えておれは省エネモードになった方がいいと思う」
「それにクードバーストの事もある。コーラの予備はあるに越した事はないだろ？」

ナミ「なるほど…」

サンジ「なあフランキー、冷蔵庫の中に3本だけ瓶を冷やしてあるが」

ナミ「いいえ、それは念の為残しておきましょう」

フランキー「ああ、それがいい」
「ひとまずおれは動けなくなるが大丈夫か？」

ブルック「フランキーさん！トイレが詰まっちゃいました！修理して下さい！」

ナミ「えっ」
※お下品

2122/09/26(月) 21:01:06

これがついさっき起きた出来事。
トイレは一応ウソップが直してくれてるけど、いつまで掛かるか…。

現在お昼の13時。
さっきお昼ご飯は食べた。
トイレに行かない様に水は少なめに摂った。

でも朝からずっと我慢してる。
でもまだ大丈夫。まだまだ我慢できる。
私ならやれる。やってみせる。

ウソップ「ダメだ〜！どうも配水管の故障みたいだがおれにゃわからねェ！フランキーなんとかならないか！？」

終わった。
私はどこまで尊厳を守れるのか。

フランキー「今週のおれは省エネフランキーだ。
時間は掛かるがおれが直してやる」ﾉｿｰ…

歩くの遅っ！
早くしてよ！

3122/09/26(月) 21:03:00

時刻は14時。まだトイレは直ってない。
だいぶ苦しくなってきた。

ジンベエ「お前さんら、まだ大丈夫か？」

ナミ「ずいぶん元気そうね、ジンベエ」

ジンベエ「ああ、恥ずかしい話じゃが、ワシはさっき海で済ませてきた」

ナミ「は！？なにそれズルいじゃない！」

ジンベエ「落ち着け。自由に動けるものが誰か1人はおった方がいいじゃろう。この海は油断が出来んからな」

ナミ「それはそうだけど…」

ルフィ「おれも海でしてくる！」

チョッパー「おれも！」

ああ、悔しい！男どもは簡単に出来ていいわね！

4122/09/26(月) 21:03:33

ルフィ「はースッキリしたー！」

ナミ「ああそう、良かったわね…！」

ルフィ「ナミもロビンもしてくりゃいいのに」

ナミ「できるか！」

ああ！
怒鳴るとお腹に響く！

チョッパー「ゾロもウソップもブルックもついでにしてきたぞ！」

ロビン「そう…」

ブルック「ヨホホ！気を紛らわせる為に一曲ひきましょうか？」

ナミ「今はいいから……お願い静かにして…」

ロビン「…… 」

5122/09/26(月) 21:04:22

これでトイレに行ってないのは私とロビンとサンジ君だけかな？
いや別にあいつらもちゃんとトイレ行った訳じゃないんだけども。

キッチンでサンジ君が早めに晩ご飯の仕込みをしてる。
好きなことやって気を紛らわせる作戦か…。
でも心なしかいつもほど手早くやってない。
時間稼ぎか。

ナミ「ねぇロビン…大丈夫？」

ロビン「…大丈夫とは言えないわ。ナミは？」

ナミ「私も同じ…」

いつものロビンなら読書しながらコーヒーや紅茶を飲む。

けどカフェインの利尿作用はなかなかすごい。
だから今は飲めない。

私も海図を描いて気を紛らわせようと思ったけど、やっぱりコーヒーが欲しくなるからやめた。

6122/09/26(月) 21:05:13

時刻は15時。そろそろ本格的にヤバい。
私もロビンもさっきからずっと足をモジモジさせてる。本当にどうしよう。

ロビン「……あ」

なに！？まさか限界！？

ロビン「ああ、成功したわ。良かった」

ナミ「何の話？」

ロビン「分身に代わりに海でしてもらったの。ダメージが返ってくるなら逆もいけるかと思って試してみたら、上手くいったわ」

ナミ「うそ…羨ましい…ズルい… 」

ロビン「ごめんなさいね」

どうしよう。
小さい方だから本当の本当に最悪の場合、お風呂場でしちゃおうかな。…でもそれは色々と失うものがありそう。

だけど漏らすより100倍マシ。
もう行っちゃおうかしら…。

>>16

7122/09/26(月) 21:05:40

ウソップ「トイレ直ったぞ〜！！！」

ナミ「！！！」

サンジ「！！！」

良かった！
本当にヤバかった！
まだ間に合いそう！

サンジ「あ、ああ、じゃあナミさん。お先にどうぞ。レディファーストだ… 」

ナミ「本当にごめん！ありがとう！」

今出せる最高速度でトイレに急ぐ。

……何とか間に合った。
ああ、幸せ…。

8122/09/26(月) 21:06:33

ナミ「サンジ君！待たせてごめん！」

サンジ「うおおおぁぁぁぁ！！！」ﾋﾞｭﾝ

おお、目に見えないほどのスピードで走って行ったわ…。
限界だったのに先を譲ってくれてありがとう。
本当に助かったわ。

ああ、それにしてもなんて開放感なのかしら。
耐えてきた甲斐があったわ。
でも、ずっと我慢してたから脂汗がすごい。
なんか体中ベタベタする気が。

こういう時はちょっとシャワーでも…いやお風呂にゆっくり入ろうかな…。
うん。それならやっぱりお風呂がいい。
ゆっくり入って今日の事を全部忘れよう。

ブルック「大変です！シャワーが壊れちゃいました！フランキーさんはどこですか！」

終