- 1二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:27:48
- 2二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:28:30
おいおいおいおい
- 3二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:29:37
エレジアだ!
- 4二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:30:30
大海賊時代に殺された同士だな
- 5二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:32:10
流れとしてルフィに出会ったあととします。
- 6二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:33:41
ああ、アラバスタの後ってことか
- 7二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:34:22
- 8二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:37:38
2年前ってことはまだ電伝虫見つけてないのか…?
- 9二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 00:57:58
「俺はポートガス・D・エース。これでも名の知れた海賊だぜ」
海賊!?
私は急いでゴードンの元へ駆け出した。
「あらら、怖がらせちまったかな?」
「ゴードン大変!!この島に海賊が!?」
「海賊というのは君の後ろの男かな?」
その海賊はいつの間に私に追いついていた。
「何もいきなり逃げることはねえだろ。とって食おうってわけじゃねえんだから」
嘘でしょ!?私ここまで全力で走ってきたのにこの海賊息一つ切らしてない。
「それにしてもウタ、君は随分と大物を連れてきたね」
「知ってるの!?ゴードン」
「知ってるも何も彼は火拳のエース。あの四皇白ひげ海賊団の2番隊隊長に任命されてる超有名人だよ」
「何その四皇って?」
「この海の支配者である海賊4人さ。特にこの白ひげエドワード・ニューゲートは海賊王ゴールド・ロジャーのライバルであり、そして世界政府非加盟国の守護者とされてる。過去にエレジアに招いたこともあったよ」
「それってつまり?」
「彼は白ひげが信を置く人物。悪い人ではないってことさ」
「どうだ親父の偉大さと俺の凄さがわかったろ」
「ふーん」
私はまだ半信半疑だがゴードンが信頼できるというから一応信用することにした - 10二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 01:21:52
「いやー悪いね、ご馳走になっちゃって」
「気にしないでくれ。元々私とウタの2人きりの島だ。久方ぶりの客人なのだからもてなすのは当然のことだ。なあウタ」
どうやらお嬢ちゃんはまだまだ俺のこと警戒してるらしい。さっきから会話に入ってこない。
「ところで、新世界の海賊である君が何故この海にいるんだ?」
「うちの船の掟を破った馬鹿にけじめを付けにな。グランドライン前半のこの海に潜伏してるって噂を聞いてあちこち探し回ってんだ。あと船出した弟がグランドライン入りしてるからついでに顔を見に来た。ま、それはもう済んでるんで残り半分だな」
「弟が」
「ああ、モンキー・D・ルフィ。これから名を上げる海賊だ。覚えておいたほうがいいぜ」
「あなたルフィを知ってるの!?」
嬢ちゃんが急に立ちだした。 - 11二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 01:51:33
「いや、待っておかしい!!ルフィにお兄さんがいるなんておかしい!!デタラメ言わないで!!」
急に立ちだしてしまいにゃ俺がルフィの兄じゃないって?何言い出すんだこの女。
「誰がデタラメだ!!俺はれっきとしたルフィの兄だ!!おめえ喧嘩売ってんのか?」
「ちょっ、落ち着きたまえ。ウタもどうしたんだ急に!?」
ゴードンはオロオロする故になんの解決にもなってない。
「私はルフィがフーシャ村で一人っ子だったこと知ってんの!!私がフーシャ村に来たときあんたなんか姿形さえなかったわ!!」
「俺はルフィがちっちゃい頃からずっと一緒にいたんだ!!おめえこそ誰だ!?俺はお前を知らねえ!!」
「落ち着き給え二人共」
いつの間にか一触即発の俺と女の間にゴードン無理矢理割り込んだ。
「一旦落ち着いて整理しよう。ウタがずっと言ってた友達はルフィ君だったよね」
「ええそうよ」
「それで君はルフィ君お兄さん」
「ああそうだ」
「嘘よ」
「なんだと」
「あんた名字違うじゃない」
「俺とルフィは兄弟の盃を交わしてんだよ。だから義兄弟だ」
「なにそれバッカみたい」
「なんだと」
「こらウタやめなさい。そんな挑発」 - 12二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 01:52:38
おーおー好き勝手弟自慢なさる
- 13二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 01:55:13
カイドウさん呼んだほうがいいかな…
- 14二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 02:01:05
取り消せよ...今の言葉ァ!
- 15二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 02:11:21
期待
- 16二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 02:13:34
一旦寝ます
おやすみ - 17二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 02:16:56
あにまんは鍋を煮込んでお前を待つ
- 18二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 07:31:37
ゴードンはエースを宥めつつ思考を重ねていた。まだ何かが欠けてる気がする。それはそれとしてエースは怒りは収まってなかった。
「さっきから好き勝手言いやがって!!おめえの方こそどうなんだ!?そのルフィのお友達がなんでこんな廃墟の島に居んだよ!?」
「!?………そ、それは……」
エース君、悪気は無いとはいえそれはウタの地雷だ。ウタの方を見れば見る見るうちに先程まで見せた怒気がなくなって落ち込んでいく。
「ウタ、その説明は私が「いい、大丈夫」
どうやらウタが自分の口で言うつもりらしい。私も知らないウタがそこには居た。
「私は10年前までシャンクスの船に乗っていた。私はシャンクスの娘でルフィが1番最初に会った海賊がこの私よ!!」
目に涙を溜めながら今にも泣き出しそうな顔で彼女は言った。 - 19二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:10:45
「赤髪の娘だと!?」
ルフィからシャンクスたちの話は散々聞いていた。恩人であることも。だがルフィからこの女の話は聞いてねえぞ。まったくルフィにこんな女友達が居たとはねえ。
「どうやらお互い時系列っていうのを考慮していなかったらしい。いやまさか俺より先にルフィに会っていたとは思わなかった。だがまだ疑問がある。赤髪の娘であるあんたがなんでこんな廃墟の島に居るんだ?」
「私はシャンクスに捨てられたのよ!!」
「シャンクスが捨てただと!?」
そうして彼女はその場でへたり込んで泣き出した。
シャンクスには会ったこともある。とてもじゃないがあいつが娘を捨てるようなタマには思えねえ。にわかに信じ難い。そしたらゴードンがハンドサインで部屋から出るよう促した。部屋から出てゴードンは切り出した。
「10年前赤髪海賊団はここ音楽の国エレジアにやって来た。我が国は赤髪海賊団を厚くもてなした。その中で脚光を浴びたのが彼女、赤髪海賊団の音楽家であるウタだった。このエレジア訪問も彼女の為に来たと言ってもいい。ウタの歌声は正に天使の歌声だった。我が国の音楽家は様々な曲を彼女に歌わせた。私はウタの歌声を国中に知らせるためにスピーカーに繋いだ。それが間違っていたのだろう。この国に封印されてる呪いの楽譜Tot Musicaの封印を解いてしまった。ウタはウタウタの実の能力者だったんだ。引き寄せられるようにその楽譜はウタの元にやってきていた。ウタは歌ってしまった、Tot Musicaを。Tot Musicaで呼び出された魔王はこのエレジアを滅ぼした。当時幼かったウタは魔王の完全顕現出来るほどの体力が無かったが故になんとか収まったがそれでもご覧の有様だよ。シャンクスたちはそのエレジア滅亡の罪を被ってくれたんだ」
「それじゃあ捨てたというのは?」
「我々がついた嘘だ。ウタには赤髪海賊団はこのエレジアを略奪するために君を利用したと伝えてある。全てはウタを守る為に」
「なるほどね。悪いが俺はもう寝るわ」
「どうかこの話は」
「わかってる」
寝室に着いたエースは誰に話すこともなく呟いた。
「縛られてんな、俺もあいつも」 - 20二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:26:18
- 21二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:29:54
- 22二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:35:57
ウタと話してる途中に急に寝落ちして「(歌ってないのに)寝たー!?」ってコントして欲しい
- 23二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:38:39
- 24二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:40:32
エッアッイヤssの中に組み込んで欲しいとかそう言うアレでは…
- 25二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:42:04
- 26二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:44:13
- 27二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 09:57:49
ロジャー「存在することは罪にならねぇぞ」
トットムジカ「その通り」 - 28二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 11:39:15
翌日
「いやーすっかり世話になっちまったな。食料も頂いちまって悪いな」
「気にしないでほしい。私も久々の客人との食事は有意義なものが有った」
「そう言ってくれて助かるよ。姉ちゃんも悪いな昨日は」
「ううん、私の方こそ昨日はごめん」
「それでなウタ、俺はシャンクスと会ってる」
塞ぎ込んでるウタに反応が出た。
「死んでるわけじゃねえんだ。会いに行きたきゃ会いに行けばいい。それで文句を……いや悪い、赤髪は海賊。アテがなきゃこの海で探すのは無理だったな。あー代わりにさ、これやるよ」
そう言ってエースは紙半分ちぎって渡した。
「なにこれゴミ?」
「ゴミじやねえ!?酷えこと言うな。それはビブルカード。相手の生命力を示し相手がどの方向に居るかわかる不思議な紙だ。掌に乗せてみろ」
「あ、動いてる」
「そう、その動いてる先にルフィがいる」
「ルフィが!?」
「ルフィならこいつを指針に出会えるはずだ。それとルフィはアラバスタに居た。つい最近に出会ったからもしかしたら会えるかもしれねえぞ。じゃあな」
そう言って彼は去っていった
「エースゥゥゥゥ!!ありがとう!!!」 - 29二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 11:43:14
>>8 手に入れたREDの3年前ですでに世界の歌姫としてブレイク中だった気がする
- 30二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 11:44:20
エースは自分のビブルカードを渡したのであってルフィのビブルカードは持ってないぞ
- 31二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 11:48:26
勝手に作ったのか?!サボじゃあるまいし
- 32二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 12:05:57
まあ持っててもおかしくないし作ってるってことで通して下さい
- 33二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 12:12:15
- 34二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 15:52:08
- 35二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 19:52:09
エースが去ってから色々と考えた。このままエレジアに閉じ籠もっていいのかを。自分から会いに行く、多分そうしなければシャンクスともルフィとも一生再会出来ずにこのエレジアで死ぬことになるのかもしれない。そう考えると凄く嫌だった。もう一人でいるのは我慢の限界だった。画面越しには少なくないファンと交流が出来る。けれどそれは私の心を本当には潤していないのだろう。会いたい。シャンクスやルフィに会いたい。エースから貰ったビブルカードから白紙の筈なのに「行け」というメッセージが伝わる。
「ルフィも船出してるみたいだしね。これで私が船出出来なきゃ私の負けだ」
最早なんの勝負かわからない。だがこれで良いのだ。決意表明なのだから。
「ねえ、ゴードン私」
「アラバスタに行きたいんだろう?つい先ほどアラバスタの国王に手紙を出した。返事次第では歓待を受けられる筈だ」
「ゴードン、アラバスタの国王と知り合いなの?」
「当然だとも。私もれっきとした王様だったからね。それにメインは私ではなく君だ。ただ行くだけなら向こうも許可はしないだろう。だから君のライブが理由ならばきっと良い返事をしてくれる筈だ」
「ありがとう、ゴードン」
返事の手紙は2日後には着いた。「心より歓迎をする。内乱で乱れたこの国の心をどうか癒やしてほしい」手紙にはそう書かれてあった。
翌日
ゴードンは今商船の船長相手に乗船の交渉をしてる。私は砂浜で暇を持て余していた。ふと何かを踏んだ。
「なにこれ?映像電伝虫?」
「ウタ、船長が了承してくれた。行くよ」
「わかった、今行く」
私は拾った電伝虫を荷物に加えて旅立つ。ずっと寂しい光景の海の景色が今は少しキラキラして見える。10年ぶりの船旅に私の心は踊った。 - 36二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 22:44:48
もしかしてそれ...
- 37二次元好きの匿名さん22/09/27(火) 23:45:47
保守
- 38二次元好きの匿名さん22/09/28(水) 07:13:14
保守
- 39二次元好きの匿名さん22/09/28(水) 13:41:04
保守
- 40二次元好きの匿名さん22/09/28(水) 16:54:42
続き待機ンゴンゴ
- 41二次元好きの匿名さん22/09/28(水) 18:11:07
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん22/09/28(水) 22:58:28
シンプルな殺意だこれ
- 43二次元好きの匿名さん22/09/28(水) 23:04:11