- 1二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 00:55:32
「そうだウタ!ほら!これやるよ!ししし!」
大学の講義が終わり、ふたりで一緒に帰っていたとき、わたしの彼氏のルフィは小さな箱をプレゼントしてきた。
わたしとルフィが付き合って半年。なんのトラブルもなく付き合えてわたしは幸せだ。
「開けていい?」
「おう!」
なかに入っていたのはネックレス。すごく嬉しいが…疑問に思うことがある
「ねぇルフィ?これ嬉しいんだけどさ今日なんかの記念日?」
「おいウタ忘れんなよ今日お前の誕生日だろ?」
そうだった。大学だったり配信だったりでいろいろ忙しくて忘れてた。
「ありがとうルフィ…ねぇ着けていい?」
「おう!もちろんだ!」
ネックレスを着けてみる。
「どうかな…?」
「すっげぇ似合ってるぞ!!」
「ありがと!あとルフィってセンスいいよね…これ一人で選んだの?」
「ああ!結構迷ったけど…ウタならこれが似合うと思ってよ!!思った通りだった!」
「ふ~ん嬉しいこと言ってくるじゃん?」
なんて話してるうちに家についた。
「じゃまたねルフィ、プレゼントありがとう!」
「おう!またな~!」 - 2二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 00:57:25
次の日からわたしはネックレスを欠かさず着けている、これを着けていればルフィと一緒にいる気がするからだ…
講義中でも暇さえあればネックレスを触ってる…触りながらルフィのことを考えるとすぐ時間を忘れてしまうこともあるのでほどほどにすることにした。
今日わたしは夜遅くまで〆切が近いレポートを片付けていた。
「はぁ………やっと終わった…ってもうこんな時間!?はやく寝なきゃ!」
わたしは布団に入り、眠りつく… - 3二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 00:58:35
「ふぁぁぁ…よく寝た…?ってヤバイヤバイ!!遅刻!遅刻!!」
慌てて布団から飛び起きる。やばい!!必修の授業だから遅刻はできない!!
わたしは急いで支度をする。
「おはようウタ」
そんなわたしに挨拶するのは父シャンクス。なんの仕事をしてるかは娘のわたしにもわからない。やくざとかじゃないよね…?
「おはようシャンクス!!ごめん!朝ご飯帰ってきたら食べる!!」
「まぁまておにぎりでも持ってけ」
「ありがと!!」
「あといってきますのちゅ…」
「いってきます!!!!」
「子供の成長ははやいな…」
あれなんか忘れてるような… - 4二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 00:59:51
シャンクス…
- 5二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:02:43
持ってけるようにおにぎり用意してるのやさしい
それはそれとして船降りろお頭 - 6二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:02:46
(最近感情の重いルフィのルウタばかり見てるからこれも激重感情持ちのルフィなんじゃないかと少し疑っているそれはそれとして)煮込む準備じゃ〜!
- 7二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:03:47
- 8二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:13:18
お頭………大学生の娘さんにそれはやめたほうがいいんすがね
- 9二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:17:07
結論からいうと遅刻した…はぁ…最悪
まぁ一回目だしまだ大丈夫だよね?
さてと…このあと授業ないし、なにしようかな?う~ん帰るのもあれだしな……そういえば大学にあるカフェでも行ってみようかな…ふふ…大学生ぽいよね今のわたし…
カフェに入り、砂糖とシュガーマシマシのカフェオレとホイップマシマシのパンケーキを注文する。おいしい………あ…写真とるの忘れた…次きたとき写真とろう
ルフィからLINEきてないかな……………………………………………え?
嘘でしょ…ルフィからのメッセージ数………
184数 - 10二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:18:24
ルフィ………?嘘だよな?
- 11二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:20:00
ひぇ……
- 12二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:20:40
ひえ、激重ルフィ…
- 13二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:25:12
ルフィがどんなメッセージ送るか気になるな…
- 14二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:27:34
たくさんきてる………どうしよ…?電話かける?
ううん…心が落ち着いてからにしよう…
……落ち着こう…ルフィはなにに怒っている…まさかネックレスを忘れたから?
いやいや………あり得えない!ネックレスをつけなかっただけで?……けど多分そうだとしたら…今することはひとつ…はやく家にかえり…ネックレスをつけ
「ここにいたのか探したぞ?ウタ」 - 15二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:30:32
- 16二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:35:54
>>15そうだったのか…
- 17二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:40:42
「ルフィ………?」
そこにいたのはわたしの彼氏のルフィ………だけどなんか雰囲気が怖い…
それになにも言わずこっちにゆっくりと歩いてくる………
「あの…ルフィごめんなさい…電話とメッセージ返せなくて……」
「………………」
なにも言わない
「けど急にどうしたの?こんなに連絡するなんて…ルフィのほうからなにかあったの?」
「………………」
なにも言わない
ただゆっくりと近づいてくる…
「お願い…なんか言って…」
ルフィの手が伸びてくる。わたしは反射的に目を瞑ってしまう。
感じたものは痛みなどではなく人の暖かさだった………
「良かった~~!なにもなくてよ~!」
ルフィに抱きつかれた - 18二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 01:41:29
これは俺の健康に効く。
- 19二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 02:08:55
「いやな?大学にウタいねぇな~と思って探してもどこにもいなくてよ!もしかして事故でもあったんじゃねぇかっておれ心配で仕方なかったんだよ~!」
そういいルフィはわたしを抱き締める
「あのルフィ…心配してくれるのはありがたいんだけどさ…」
「ん?」
「ん?じゃなくて…周りの目が…」
ロミィ「そうよ!そのままいきなさい!ウタちゃん!!」
ヨルエカ「モウカエロ」
ロビン教授「あらあら…いいわね」
ボルサリーノ教授「これは効くねぇ~」
モモンガ教授「………………………」
わたしたちは急いでカフェを出ることにした… - 20二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 02:09:46
まーたヨルエカくんの脳が…
- 21二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 02:23:54
黄猿お前なんでも効くな…
- 22二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 07:45:42
保守
- 23二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 13:12:22
ロビン教授は人気ありそう
- 24二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 14:49:57
「いや~周りのやつらなかなか面白ぇやつらだったな!」はっは!と笑う彼に安心感を覚える。
「ねぇ?ルフィ怒ってない?」
「ん?なにがだ?」
「ほら…わたしネックレスつけてないし…」
そういうと彼は困惑してるようだ。
「はぁ?ウタなに言ってんだお前?おれがネックレスを着けてねぇだけで怒るわけねぇだろ?それよりお前に何事もなくて良かったって言ってるだろ?!シシシ!」わたしは安心した…………けどやっぱりおかしい…だってネックレスつけてないときだけ連絡がこんなにくるなんてまさか発信器とか………?ないない!ルフィにそんな技術あるわけないよね………?わたしは自分に言い聞かせた
「なぁ…ウタどうした?体調悪いのか?」
「えっ!?ううん!全然元気だよ!」
「そっか!そうだ!今日ウタ家行ってもいいか?教えてほしいとこがあってよ~」
「え~?ちょっと待っててシャンクス追い出すから!」
「そこまでしなくてもいいぞ…」
「(やっぱりもっと工夫しなきゃだめみてぇだな…)」 - 25二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 14:57:18
お…?
- 26二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 16:12:28
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- 27二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 17:16:58
- 28二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 21:49:02
保守
- 29二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 23:19:12
「フランキー!この前はありがとな!」
ルフィは大学の友達であるフランキーの家でお酒を飲んでる。いわゆる宅飲みだ。中にはお酒ではなく、コーラも混ざってる。
「いいんだ!気にすんな!にしてもルフィ、お前がGPS発信器を作りたいと言ったときは病院に行かしてやろうと思ったぜ!理由を聞いても教えてくれないしよぉ~?そろそろ教えてくれてもいいんじゃねぇか?」
「いつも言ってるだろ?全部終わったら話してやるって」
「まぁ…気長に待ってやるが…悪用はすんなよ?」
「わーてるって!」
(彼女の場所を確認するのは彼氏として当然だもんな!悪用なんかしてねぇよ!) - 30二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 23:22:39
終わりです。読んでいただきありがとうございます
- 31二次元好きの匿名さん22/10/01(土) 23:27:15
重いことに気がついてないルフィさんはいいぞ…
- 32二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 00:30:52
怖ぇ…