- 1二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 12:40:55
ルフィ「お前宴の時いつも盛り上げてくれるのは嬉しいけど、目が笑ってないんじゃねぇか 本当は楽しくないんだろ?」
ワイ「そんな事はありませんが」
ルフィ「ゾロやサンジからも苦情が来てんだ、お前が何かを企んでる目つきをしているってな」
ワイ「…」
ルフィ「大体お前は何の能力者なんだ?喋らないから分からねぇぞ」
ワイ「…..?」
ワイ「でもゾロさんは能力者じゃないけど、強いじゃないですか それにサンジさんやジンベエさんだって…何で僕を能力者だと思ったんですか?僕今まで覇気しか使ってこなかったじゃないですか」
ルフィ「ゾロとサンジが言ってたんだよ 今でもお前は十分強いけど、まだ余裕を残してるって ジンベエも言ってたぞ お前が急に傘下になりたいって駆け込んできた時に、足が着くぐらいの浅瀬だったのに、わざわざ遠回りして陸地を通ってきたってな」
ワイ「…」
ルフィ「お前何者だ?」
ワイ「…」 - 2二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 12:41:42
なんやこの不穏なワイ………
- 3二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 12:41:58
このレスは削除されています
- 4二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 12:43:20
cp
sword
他の四皇(黒ひげ、赤髪)からのスパイ
好きなのを選べ - 5二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 12:44:16
この後スッと距離とってそのまま襲いかかってきそう
- 6二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 12:46:46
すごいワクワクする展開
- 7二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 12:48:23
このタイプのワイは珍しいな
- 8二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 12:50:22
「人の感情を読み取るのに長けた見聞色」は伊達じゃないな…
- 9二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:01:35
他カテで悪いけど露伴先生のヤツ思い出した
- 10二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:03:08
このルフィが白ひげ海賊団だったら黒ひげの内に秘めた悪巧みも見抜いてそう
- 11二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:19:07
ワイ 「…分かりました、降りましょう 今までありがとうございました とても良い旅でした」
ルフィ 「? 諦めがいいんだな 何か言われると思ってたんだけどなぁ」
ワイ 「それでは またいつか」
ルフィ 「おう!お前との宴楽しかったぞ!」
ーーーー次の日ーーーー
チョッパー「おい!お前傘下降りなんていうなよ!お前いつもおれやウソップとかと馬鹿やってたじゃないかよ!治療も手伝ってくれたじゃないか!」
ワイ「すみません…ルフィさんに言われたものでして…それでは今までありがとうございました!」
ワイ「今まで鍛錬に付き合ってくれてありがとうございました」
ゾロ「…」
ワイ「さようなら」
サンジ「まぁ、今まで料理手伝ってくれてありがとうな それじゃ、頑張れよ」
ワイ 「はい!今まで料理をぼくに教えてくれてありがとうございました!それではご達者で!」
サンジ「…」
ウソップ「ワイ〜! 船降りるなんていうなよ〜!お前話聞くのがうまくてみんなの昔話よく聞いてくれたじゃないかよ〜!」
ワイ「いやそんなことは…この船にどんな物語があるのか気になっただけですよ…あなたとのお話も楽しかったです!ありがとうございました!」
ワイ「今までありがとうございました」
ロビン「そう、達者でね」
ワイ 「そちらこそ」
フランキー 「お〜い!ワイ〜!お前船の修理よく手伝ってくれてありがとうな〜!お前空を歩けるから高いところ助かったぜ〜!」
ワイ 「こちらこそ この船のことを隅から隅まで教えてくださりありがとうございました」
ブルック「あら、傘下降りちゃうんですかぁ?それは残念 よく私の音楽を聴いてくださったのに… どうもお疲れ様ですぅ」
ワイ 「今までありがとうございました ラブーンさんにその音楽が届くといいですね それでは」 - 12二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:21:08
人当たりのいいサイコパス感あるぞこいつ
- 13二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:22:31
- 14二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:23:51
ここで怪異説をひとつまみ
- 15二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:23:52
麦わらの一味が傷ついてる姿を見て喜ぶ変態か、仲間の絆が強い海賊団が必死に戦う姿を見て喜ぶ変態のどちらかやな。
- 16二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:25:23
というか寂しがり屋のルフィが降りろっていうし、なんだかんだで全然他の仲間も引き止めないし、こいつなんなの…?
- 17二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:26:56
ワイ「君のような勘のいいガキは嫌いだよ…」
- 18二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:55:44
- 19二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 13:57:31
- 20二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 14:00:02
色々手伝ってんな……もしかして結構ハイスペか?
- 21二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 14:01:38
ワクワクするな!
- 22二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 14:04:22
怪異ならブルック、スパイならロビンがきづきそうだが…
- 23二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 14:22:02
- 24二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 14:22:58
こぇーよ!
- 25二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 14:49:14
ジンベエ「お前さんもう行くのか」
ワイ 「はい 長居するつもりはありません
ありがとうございました」
ジンベエ 「お前さん、海賊船に初めて乗ったようには思えんかったんじゃが… 今までに乗ったことはあるのか?」
ワイ 「ありますが…はるか昔の話ですよ」
ジンベエ 「なぜお前さんがこの船に乗ったのか それはお前さんが海賊に未練があったからじゃないか?」
ワイ 「この話はやめましょう」
ジンベエ 「じゃが「もう全部どうでもいいんですよ」
ワイ 「僕は今まで時代に、海に殺されてきました 白ひげも、ロジャーも、海軍も、世界政府も、 もう全部どうでもいいんですよ」
ジンベエ 「…」
ワイ 「それでは、良い船旅を」 - 26二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 15:48:21
こいつ実無し特殊能力人とトットムジカみたいな実無し特殊生物の中間みたいなやろうじゃないの?
- 27二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 18:39:39
>>8「人」の感情を読み取る見聞色のルフィが曖昧な言い方するってことは人じゃないのか
- 28二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 19:40:39
凄い面白くて続きが気になる
- 29二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 19:54:20
何で麦わらを選んだのか気になる。
もしかして幽霊は幽霊でも悪魔の実の中に宿る幽霊なんじゃねえか?ニカに引き寄せられてやってきたとか?ブラッククローバーみたいになっちゃうけど800年前に死んだ人間の幽霊説を押したい。 - 30二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 19:59:38
チョッパーとサンジとウソップに対してテンション高いから、ひょっとして実親に問題あるタイプには好感度高いのか…?
- 31二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 20:04:39
ゾロもサンジも自分のことを警戒してるのにサンジに対しては馴れ馴れしいのは確かに不自然だな
- 32二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 21:18:18
ワイが去ろうとしたちょうどその時
ルフィ 「ワイ!ちょっと待て!」
ワイ 「何でしょう?」
ルフィ 「お前の中に一体何がいるんだ?」
ワイ 「…」
ルフィ 「お前の中からたまに何人もの子どもの声がするんだよ 『みんなを海の底に連れてこう』って『寂しい』って お前が様子がおかしいのもそいつらが原因なんじゃないのか?」
ワイ 「…」
ワイ 「…少し…昔話をさせてください」 - 33二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 21:32:18
チクショウ!こっちもホラースレやんけえ!!もう寝る!!!
- 34二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 22:01:00
- 35二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 22:02:56
月歩が使えます。
- 36二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 23:24:24
空飛べるが月歩で昔話と船のことで麦わらの一味を調べてるCPなのかなって思ったわ
- 37二次元好きの匿名さん22/10/02(日) 23:25:14
独学です
- 38二次元好きの匿名さん22/10/03(月) 06:32:42
- 39二次元好きの匿名さん22/10/03(月) 11:55:20
age
- 40二次元好きの匿名さん22/10/03(月) 20:23:58
保守
- 411/522/10/03(月) 22:06:48
ある島に一人の少女が生まれました。その島は裕福じゃないけど平和なごく普通の村でした。一つを除いて。
その島には『海に沈んで死んだ子どもたちの魂』が集まるという『絶対に乗ってはいけない船』があったそうです。しかしそれは噂だけで実際には見つかってはいませんでした。
しかし、少女が誰も入らないような洞窟を探検してると、少女は『その船』を見つけて、『乗って』しまいました。
しかし特に変わったことは起こらず、少女は
その噂が迷信だったんだと思いました。彼女が5歳になるまでは。
40年ほど前、『ゴッドバレー事件』が起こりました。その余波か。浜辺で遊んでいた少女は津波に巻き込まれてしまいました。
少女が目覚めると島には誰もいませんでした。少女とその母親を除いて。『島を飲み込むほどの津波』が村を襲ったのです。 - 42二次元好きの匿名さん22/10/03(月) 22:20:37
おやじ……
- 43二次元好きの匿名さん22/10/04(火) 00:27:04
続き、待っとるでな
- 44二次元好きの匿名さん22/10/04(火) 00:29:13
ありがとう 明日の朝続き出すよ
- 45二次元好きの匿名さん22/10/04(火) 00:54:02
大海賊時代の犠牲者の怨霊の集合体とかトットムジカ並みにヤバそう
- 462/522/10/04(火) 07:40:33
少女の母親は金髪がよく似合い、よく料理を教えてくれる素敵な女性でした。彼女は母が大好きでした。
島を津波が襲った日、奇跡的に生き残った彼女は母親に泣きつきました。少女は母と二人きりでこの島で生きていくことにしました。
しかし、島はひどい有様でした。畑は荒れ果て、家畜は死に絶え、とても生きていけるような環境ではありませんでした。それでも母親は娘と生きていくことに決めたのです。
5年が経過しました。ひどい干ばつが長期間に渡り島をおそいました。過酷な生活にとうとう耐えられなくなった母親は狂い出し、娘を『海に落としました。』
娘が『海に浸かった』その瞬間、娘は『全身が青い姿に』変貌しました。
変わり果てた娘は、海から弾き出され、『お母さん 陸から降りなよ みんな呼んでるよ』と言って、母を津波で飲み込んでしまいました。
目を覚ますと、少女は母がいないことに気づき一日中泣きました。少女は一人で生きてくことにしました。
その1年後、ある一つの海賊船がその島に着きました。彼女はその船に乗ることにしました。少女は10歳でした。 - 47二次元好きの匿名さん22/10/04(火) 18:46:48
保守
- 48二次元好きの匿名さん22/10/04(火) 23:05:17
結構最近の幽霊なのかな?
- 49二次元好きの匿名さん22/10/05(水) 02:24:13
保守
- 50二次元好きの匿名さん22/10/05(水) 12:53:46
保守
- 51二次元好きの匿名さん22/10/05(水) 16:18:38
保守
- 52二次元好きの匿名さん22/10/05(水) 21:41:16
このレスは削除されています
- 533/522/10/05(水) 21:45:30
その海賊団は皆が仲の良く、笑いの絶えない居心地の良い海賊団でした。雑用として入った少女にも優しく接してくれました。
少女は好奇心が旺盛でした興味のあることは何から何まで聞き回りました。医者から医学を。船大工から建築学を。料理人から料理を。気になること全てを。
少女は船員や敵の戦いを見て様々な戦い方を学び、使いこなしました。少女はいつしか海賊団の戦闘員となっていました。覇気を使いこなし、数々の海賊船や海軍の軍艦を海の底に降ろしました。ついた通り名は…
『船降ろし』のワイ
懸賞金12億1202万ベリー
少女はみんなの物語を聞くのが好きでした
どんな人にも必ず物語がある。
少女は海が。海賊が好きでした。
ずっとここにいたかった。
そして大海賊時代が幕を開けました。 - 54二次元好きの匿名さん22/10/06(木) 06:34:30
あげ
- 55二次元好きの匿名さん22/10/06(木) 15:51:12
保守
- 564/522/10/06(木) 21:46:40
少女は13歳を超えてから体が成長しませんでした。子供のままでした。仲間たちもそれを不思議がりましたが、長らく共に過ごしていたので慣れてしまいました。
少女は『海の呪い』をすっかり忘れていました。ですが海に浸かることを本能的に避けていました。自分が自分でなくなる気がしたからです。しかしそれは起きてしまいました。
大海賊時代が始まり、海は荒れ果てました。
懸賞金億越えの猛者どもがぞろぞろと、悪名をあげるために少女の海賊団を狙いました。
そして少女の冒険に、なんの前触れもなく
幕が降りるときがきたのでした。
その日船長に叩き起こされて、少女は甲板に連れ出されました。見渡すとそこには海を埋め尽くすほどの無数の海賊艦隊が少女たちを包囲していました。しかもそれらは名高い覇王ばかり。どれも10億越え。
そこからはあまり記憶にありません。きっと想像を絶するほどの死闘の数々が短時間のうちに繰り広げられたのでしょう。火薬の匂いが。血の匂いが。海全体に漂ったことでしょう。
少女は指一本も動かなくなりました。
残っていたのはたったの4船。
戦争は終わりました。少女の船は海の底に沈みました。深く。暗い。闇の中へ。
なにかが海から海から弾き出されました。
『お前ら 船降りろ』
その時。海はとうとう我を忘れて怒りました。浮かぶ船を。木片すら残さず。一欠片の命すら残らず。海の底へ。
全てが終わったあと、少女も海の底へ沈みました。少女の意識は海の子どもたちに呑み込まれました。何年も海の底で。ずっと一人ぼっちでした。 - 575/522/10/06(木) 22:20:19
今から2年ほど前。津波が彼女を叩き起こしました。
『頂上戦争』
これについてはあなたが一番よく知っているはずです。
少女はある無人島に打ち上げられました。
私の意識はすっかり子どもたちのものと混濁していました。常に誰かを海の底に沈めてやろうと。
顔の表情にもそれが表れていたことでしょう。
深い海の中で。少女はずっとひとりぼっちで寂しかった。仲間が欲しかった。そして…
『太陽』を望みました。
2年間の間少女は木片に乗りながら、
ずっとぼーっと海を漂っていました。
少女は人と話をしたかった。
しかし、それを恐れた。
あの子たちがその人たちを沈めようとするから。海の底へ。
ある日、少女は太陽に惹かれて、
ある一つの海賊船に近づきました。
傘下になりたいと嘘をついて。
これで僕の物語はおしまい。 - 58スレ主22/10/06(木) 22:21:42
あとちょっとだけ続きます。
今まで皆さんありがとうございました。 - 59二次元好きの匿名さん22/10/07(金) 07:22:49
続き待ってます
- 60二次元好きの匿名さん22/10/07(金) 07:26:04
このスレは語り継がれる…
- 61太陽22/10/07(金) 12:29:16
ワイ 「これで僕の物語はおしまい…ん?」
ルフィは眠っていた
ワイ 「…」
ルフィを叩き起す
ルフィ 「わりぃわりぃ 気になってたことがわかってからすぐ眠っちまってよ」
ワイ 「僕はもう行きますので…」
ルフィ 「待てよ、ワイさ、俺お前のこと俺の仲間たちを裏切ろうと企んでるんじゃないかって思ってたんだよ いつもすげぇ悪い顔してるし」
「でも違ったんだな お前、心の底から海賊 が好きだったんだな 疑って悪かった 俺の方からみんなに伝えとくよ」
ワイ 「…」
ワイ 「でも… 僕がいたらみんなが…僕のせいで…」
ルフィ 「母ちゃんやお前の海賊団が沈んだのも全部自分のせいだと思ってんのか?
ワイ 「…」
ルフィ 「大丈夫 お前は何も悪くねぇ‼︎」
ワイ 「⁉︎」
少女はその笑顔の中に太陽を見ました。
ルフィ 「そうだ ワイ、お前船乗るか?」
ワイ 「え?」 - 62スレ主22/10/07(金) 12:34:47
今日終わらせます。
- 63終22/10/07(金) 19:56:57
ワイ「…少し…考えさせてください…」
何だ?今の感覚は?子どもたちが穏やかになったぞ?船から降ろされたらまた海を漂うつもりだったんだが…
どうするべきなんだ?
ワイ「…あのぼくが暴走したらどうするんですか?」
ルフィ「ジンベエが上手くやってくれるさ‼︎」
ジンベエ「ああ、海流ならわしの得意分野じゃからのう…しかし本当にいいのか?ゾロやロビンはワイのことを危険視しておったぞ?ロビンなんか能力使って今もこっちを見ておる。」
ルフィ「俺にも全部自分だけに抱え込んで押しつぶされた友達がいた。ひとりぼっちのままでな。あいつには一緒に遊ぶ仲間がいなかった。そんな思いをしていいやつなんか一人もいねぇ‼︎もう二度と誰にもあんな思いはさせたくねぇんだ‼︎」
ルフィ「決めるのはお前の自由だ。船を乗るか。降りるのか。お前が決めろ。」
ワイ「…………決まりました。僕は…」
ここで話は終わりです。ワイがどんな選択をするのかは皆さんの想像に任せます。今までありがとうございました。それではまたいつかお会いしましょう。さようなら。 - 64二次元好きの匿名さん22/10/07(金) 19:58:12
このレスは削除されています