あにまんウマ娘になりたい部Part151

  • 1二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:05:43
  • 2二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:06:18

    このレスは削除されています

  • 3二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:06:22

    参考になりそうなもの↓

    https://bbs.animanch.com/board/199950/?res=3

    自分みたいにお絵描きできない人向け

    https://bbs.animanch.com/board/199950/?res=4

    https://bbs.animanch.com/board/246596/?res=141

    診断メーカー↓

    ウマ娘になったらの診断をプログラミングして作った!|あにまん掲示板https://shindanking.wixsite.com/my-site-1おかしくなったから立て直した画像のような結果が出ますbbs.animanch.com

    ※入部希望者へ※

    際限なくウマ娘が増えてしまうことを避けるため、原則一人一ウマ娘でお願いします!


    次スレは>>190を踏んだ人が建てること!

    建てられない場合は他の人にスレ建て代行をお願いすること!

    スレの管理ができなくなるモバイル回線で建てないこと!

    いいー?

  • 4エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:09:06

    甘寧一番乗り

  • 5クアドラプルグロウ22/10/11(火) 22:10:38

    自己紹介ですのー?

  • 6二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:12:47

    ここ数スレで何人増えた…?

  • 7プログレスの人22/10/11(火) 22:13:21
  • 8アラシュパーパス22/10/11(火) 22:16:14

    あたしはアラシュパーパス!日常的にプリンを盗み食いをしている...
    あたしの目的こと夢はエリザベス女王杯で勝利を勝ち取ること!!
    新参者だけど、よろしくね!

  • 9二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:16:42

    トレーナー不在、当然未デビューにも関わらず何故かチームに居座る座敷童子クインちゃんことクインリィトゥルーですよろしくぅ
    桜樫菊三冠と春天目指してます

    中の人は笠理論、Xファクター、高柳式ファミリーナンバーで血統表組んだり、競走馬の生産から調教までの資料集めたり、蹄鉄輸入したり、あとお絵描きしたり色々やってます

  • 10エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:17:21

    新人が来ようと問答無用でSSを投下する男、エノラマっ!
    私が怪我した時には、既にカラレスの出走は確定していた。
    学園に頼み込んで隠蔽してもらったことにより、無事出走まで踏み込めたようだ。
    安心、しかし不安が無い訳では無い。
    病床で寝ていると色んな人がお見舞いに来てくれていた。
    ミント色の髪をしたウマ娘…
    「戦えないまま終わるなんて認めない、絶対治してね!」
    フラリん…本名は忘れたけど…
    「早く元気になって、また走ろうねっ!」
    そして…カラレス。
    「謝っても謝りきれないよ……本当にごめん…」
    謝りたいのはこっちの方だ…変に気を遣わせてしまって。
    本当は、カラレスが無事ならそれでいい。
    私の心は、いつしかあなたに惹かれてしまった。いや、きっと最初から…あの並走の時から、それは。
    何となく、歌を口ずさむ。
    最近聞いてないから、歌詞を忘れてしまったけど…サビは覚えている。
    私の名前でもあるこの曲、いつかカラオケで歌ったっけ………
    コンコンコン、とノックが聞こえた。
    この感じはカラレスだろうか。歌うのをやめ、声をかける。
    ああ、いつか……キミになろう。幾重もの星を乗り越えて、この身はキミの為に歌わせ。キミで在れば………キミを忘れないと思うから。

  • 11エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:17:45

    時は飛んで、彼女にとっての運命の日
    モニター越しに、カラレスのゲートインを見る。
    凛々しく勝負服を身に纏う彼女に、気のせいか心が踊る。
    彼女はどんな走りを見せてくれるのだろう。
    観客席にカメラが回ると、見覚えのあるピンクの髪が見えた。
    ミント色の髪のウマ娘からポップコーンか何かを貰うフラリんを見て思わず頬が緩む。
    全員がゲートインし、それが開く時を待った。

    ガコン!

    一斉にウマ娘が走り出す。
    カラレスは後方の位置で脚を溜めているようだ。
    でも、何となく焦っているようにも見える。
    「大丈夫…カラレスならやれるわ…」
    誰に言いかけたのかは、分からずじまいだ。
    走っている灰色の服にカメラが向く。
    ジュニア級GI、少しづつ勝ってきた戦績、カメラに向ける愛嬌………大抵人数が割れる性質もあり、カラレスは出走まで漕ぎ出せた。
    相変わらず、何を考えているか分からない顔で走っている。
    「…………違う」
    違う。私が見たいのはその顔じゃない。あの時、最初の並走で私に見せつけたあの顔が見たい。
    レースは、中盤に差し掛かる。

  • 12二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:17:56

    このレスは削除されています

  • 13エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:18:13

    はっ、はっ、はっ、はっ
    周囲の荒い息遣いがここまで聞こえてくる。
    宝塚記念。私が出るGIでは2回目のレース。
    ジュニア期とは訳が違う戦場で、思考の全てを張り巡らせる。
    エノラならどう出る。エノラならどう走る。エノラなら………
    伊達に無敗三冠と並走していた訳では無い、ちゃんと学べることは学んだつもりだ。
    周りのみんなは速い。でもそれ以上にエノラは速い。
    私だって、私だって………
    私にしか出来ないことがあるとするなら、それはエノラを忘れない事だろう。
    世界に拒絶され、それを享受し、自分から世界を拒絶するエノラを……私だけは、私だけは。
    そのエノラの為に走るGI、宝塚記念。体を傾け、第三コーナーを曲がる。
    レースは、後半になろうとしていた。

  • 14エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:18:40

    観客席から見るレースは、また違った味わいがある。
    私フラワリングタイムは、ミントさんから貰ったポップコーンを食べながらレースを見ていた。
    我らがチームメイトのミラージュは調子がいいらしい。普段通りの走りができている。
    さあ、そろそろ仕掛けないとあの走りじゃ大変だろう………


    ぞわっ
    「っ……!」
    芝が、黒く染まった気がした。


    負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない負けられない

  • 15エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:18:59

    最終コーナーを踏み、全力をもって駆け出す。
    「………そうよ、その顔よ…」
    全てを呑み込み、喰らい尽くしてしまいそうな程の『無』………彼女の振り撒く『何も無い』が、他のウマ娘の意識を奪っていく。
    その様子がモニター越しにありありと伝わってきた。
    がくん、と速度が下がり、相対的……いや、絶対的に速度が上がっていく様は、ただただ不気味だった。
    彼女と並走した事は何回もあるが、ここまでとは知らなかった…あの日見せてくれた本心は、ここまで膨れ上がっていたようだ。
    きっと、私ではその虚無を埋めることは出来ない。いつしか消えてしまう程、淡い存在なのだから。
    残り200mの時点で、後ろとは2バ身離れている。
    「………空っぽ。」
    ゼロは、ゼロがある状態の事をゼロと言うらしい。
    でも彼女は……ヌル…完全に何も無いのだろう。
    勝ちたいという思い意外、彼女には無い。
    そう、分かった。
    ……数日後の部室には、今年の宝塚の覇者を称える垂れ幕が下がったらしい。

  • 16エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:19:21

    「エノラちゃんっ!」
    飛びかかってきたカラレスを受け止める。
    「お疲れ様…宝塚記念、凄かったわよ。」
    「ありがとう、エノラちゃんのお陰だよ!」
    子供みたいに、私の胸の中ではしゃぐカラレスを、ぎこちない手つきだが、そっと右手で撫でた。
    「んふ………あれ、ギプスは?」
    「やっと外せるようになったの……これからリハビリするのよ。」
    頬を触りながら言うと、カラレスの瞳がキュッと小さくなった気がした。
    「じゃあ、退院までもう少しだね!」
    「そうね…私も頑張らないと。」
    春真っ只中の今、外では桜の木が花をつけていた。
    「外でフラリんと、ミントが遊んでるんだ。追いかけっこでもしてるんじゃないかな?」
    聞き覚えの無い名前が混じっているが、きっと何か関係があったのだろう。
    「ふふっ…」
    彼女を心配させないように、笑ってやり過ごす。
    「さ、彼女たちの所に戻っておいで。」
    解散を促そうとするも、カラレスの一言で止められてしまう。
    「エノラちゃんも一緒に行こう!」

  • 17エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:19:42

    幕間ということで短めなのら〜

  • 18フラワリングタイムの人22/10/11(火) 22:23:11

    よくスレに顔出すピンクのウマ娘ですわ〜
    最近話していませんけど、彼女はお嬢様言葉は特にしていませんわ!
    そしてエノラっちのSSでお菓子食ってたピンクがそれですわー!

  • 19ライトニングホラーの中身22/10/11(火) 22:27:07

    ライトニングホラーです ライトニング⚡️が口癖の女の子!

    ホラーではなくホーラと呼んであげてください⚡️喜んでホラーDVD渡します

    新人さんよろしく

  • 20二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:29:17

    このレスは削除されています

  • 21エノラの人(連載執筆中)22/10/11(火) 22:29:56

    どうも、俺の名はエノ中…木星じいさんで通っとる。
    たまに駄文を投げてはdiscordに引きこもる存在だからよろしく

  • 22メジロエスキーの人22/10/11(火) 22:30:00

    メジロエスキーとメジロエスキモーの中の人です。たまにSS書いてます、どうぞよろしく

  • 23ダンスローバストの中の人22/10/11(火) 22:30:46

    カナロアバクシン配合のダンスローバストです
    天性のスプリンターなのにも関わらず素敵な物語の為にクラシックディスタンスに挑みます
    トレーナーLOVE勢で恋愛強者ですよろしくお願いします

  • 24クアドラプルグロウ22/10/11(火) 22:30:48

    エノラさんのSSに感想投げたかったけど語彙がないので語彙なしバージョンで

    いい!!!何がいいかって?全部いい!!!
    雰囲気?がいい…なんかいい!!!
    すごいいい!好き!いい!

  • 25ラプラスの中身22/10/11(火) 22:31:28

    「胸と戦績は盛っても良いのでは?」と思い始めた血統ヲタ、ラプラスの中身です
    ss書いてるよー
    ちなみに中の人の自慢は県高校文芸祭で賞もらったことだよー

  • 26二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:32:12

    体は右側の腕の方から洗います
    ギャナポレプトです
    よろしくどうぞ

  • 27クアドラプルグロウ22/10/11(火) 22:33:09

    みんなこんばんは!クアドラプルグロウかな!
    クアって読んでくれると嬉しいな!

    今はトリプルティアラのために走ってて(SS更新中)、同期はスペちゃんたち、憧れの先輩はバンブー先輩かな!
    気軽に話しかけてくれると嬉しいかな!

  • 28クアドラプルグロウ22/10/11(火) 22:33:24

    ちなみにこの絵はライジョウドウの人が書いてくれました

  • 29アルケミー22/10/11(火) 22:34:50

    アルケミーです
    設定が乱立して自分でもよくわかんないことになっているので気が向いたら過去SSから雰囲気を感じ取ってください…

  • 30二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:35:11

    今ここ覗いてる人でざっと10人くらい?
    チームもだいぶ大所帯になったなと

  • 31二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:39:37

    かがみよ かがみ
    このスレで いちばん清楚な ウマ娘は だあれ?

  • 32レッカの構成因子22/10/11(火) 22:40:40

    スイセイレッカでっす
    正直未だに身の振り方分からないです
    絵+SS絶賛スランプ中

  • 33二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 22:44:46

    >>31

    ボバーじゃね(雑)

  • 34クアドラプルグロウ22/10/11(火) 22:52:32
  • 35クアドラプルグロウ22/10/11(火) 22:53:19

    皐月賞の後に「彼女の夢の拠り所」

    「___皐月賞、すごかったかな!ねえねえトレーナー!すごかった!!!」
    『そうだな、すごかった』

    セイウンスカイが逃げ切り勝ち、スペシャルウィークは届かず…
    スペシャルウィークの顔が、少し気がかりだった。

    ………トレーナーと別れたクアドラプルグロウは、一人夜遅い学園を歩いていた。
    「うぅ…遅くなっちゃったかな…門限が…先輩に怒られちゃうかな…」
    そう歩いていると、木のウロに向かって伏せるスペシャルウィークを見かけた。
    「…スペちゃん?」

    「うっ…うっ…!お母ちゃんと約束したのに…!日本一になるって…!」
    「す、スペちゃん!?大丈夫かな!?」
    「あっ…クアちゃん………」
    「…そんなに辛かったのかな。皐月賞負けちゃって…」
    スペシャルウィークは静かに頷く。
    「そうだよね…だって、スペちゃんのお母様の期待に…」
    「…悔しい」
    「え?」
    「私、セイちゃんに負けて…悔しい…!」
    「………そう、なん………だ」

  • 36クアドラプルグロウ22/10/11(火) 22:53:34

    離れて、クアドラプルグロウは1人考え込む。
    「…わたくしは」

    あの日負けた時。

    ___
    「二着二着にちゃくにちゃくにちゃく…」

    (…わたくしが感じていたのは、悔しさじゃなくて)

    (…めんなさい)


    (ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった勝てなかった期待に応えられなかった夢を潰したわたくしのせいでわたくしのせいでわたくしのせいで)


    「………」
    あの日感じていたのは、悔しさではない…自分への自己嫌悪だった。

    「……違う?」

    「スペちゃんとわたくしで、何が違うのかな……?」

  • 37クアドラプルグロウ22/10/11(火) 22:53:54

    短い!けどとりあえずここまでですわ!

  • 38ラピッドホライゾンの人22/10/11(火) 23:01:48

    私はラピッドホライゾンです!宜しくねー

    中の人は色々勉強不足なんで色々遅いです
    全てのSSに

  • 39二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 23:28:45

    新参者なのですが、このスレは結局血統表や立ち絵が必要なのですか?
    血統関連は全然分からないし、絵も描けないのですが。

  • 40ラプラスの中身22/10/11(火) 23:31:44

    >>39

    立ち絵なんて必要ないし血統は推しとか路線とか教えていただければ勝手に専門家たちが作ってくれますぜ旦那

    必要なのはちょっとだけ詳細にネタを伝える能力でございます

  • 41フラワリングタイムの人22/10/11(火) 23:31:50

    血統
    立ち絵
    SS
    全て不要!!!!!!!!!!!!!
    設定だけあればOK!

  • 42ラピッドホライゾンの人22/10/11(火) 23:32:42

    >>39

    私はキャラ設定を投げる事しか出来ないから大丈夫だぞ

  • 43ツキノミフネの背後霊22/10/11(火) 23:34:41

    新人さん方こんばんは!
    この部で最も部員に敗北したウマ娘、ツキノミフネの背後に佇む霊です!
    近頃色々あって感想を差し上げたり絡ませて頂いたり、作品を投稿したりできておりませんが、もしタイミングが合いましたら仲良くしてくださると嬉しいです!

  • 44カンパナーレボバー22/10/11(火) 23:44:22

    立ち絵とか血統表とか全て他人からの提供品で成り立ってる人が通るぞ~

  • 45二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 23:46:58

    入部希望です!

    プロフィール
    名前 スノーデユール
    学年 中等部
    所属 美穂
    毛色 芦毛
    身長 157cm
    体重 減(食欲がないのよ)
    誕生日 3月30日
    スリーサイズ 75 51 73
    得意な事 ポーカー
    苦手な事 深呼吸 リラックス

    芝CダートA
    短距離FマイルA中距離A長距離G
    逃げC先行D差しD追い込みA

    ウマ娘の想いに強い関心を抱いている。憧れのウマ娘は祖母で、祖母の制した有馬記念に出走する事が夢。もともとは地方所属だったがデビュー戦の豪快な勝ち方を評価されて中央に移籍。

  • 46スノーデユール22/10/11(火) 23:50:01

    『いつか。いつか。想いの名でここへ帰ってこい。
    君は──』

    名前を告げられると同時に目が覚める。私は重い頭と手足を引きずって身支度を始めた。
    この夢を見る時はいつも決まって誰かが祖母の名前を呼ぶ。
    祖母は元々地方所属の凡庸なウマ娘だったらしい。芝の適性を買われて中央へ移籍すると、有馬記念と大阪杯を勝って一時は指折りのエリートとして数えられていた。と生前は嬉しそうに話していた。
    「・・・"想いの名"。」
    夢に出てきた言葉を呟く。ウマ娘には不思議な縁があり憧れの存在も運命で決まってるという噂がある。トウカイテイオーがシンボリルドルフを、ウオッカがタニノギムレットを尊敬する人物に挙げることを"想いの名"と呼ぶ人がいたりする。
    祖母を"想いの名"に挙げて中央で活躍したウマ娘は私の知る限りでは存在しない。
    「だから」
    祖母の未練が夢になって私に訴えてくるのかもしれない。
    「私が祖母の想いを背負って走るんだ。」
    繋がれた鎖を確認するように何度も呟きながら住み慣れた家を後にした。

    (SS書くの初めてなので大目に見てください。駄文失礼しました!)

  • 47フラワリングタイムの人22/10/11(火) 23:51:23

    >>45

    ようこそですわ!早速SS投下ありがとうございますわ!これからよろしくお願い致しますわ!楽しんでいってくださいまし!

  • 48ツキノミフネの背後霊22/10/11(火) 23:53:49

    わーいおばあちゃん子仲間!!!
    ツキノミフネの背後に佇む霊です!!
    よろしくお願いします!!

  • 49二次元好きの匿名さん22/10/11(火) 23:53:58

    ヒカリデユールの子孫かな?
    まさか初手SSとは思わんかったが

    ところでマジでなんでこんな増えるの…?
    ちょっと怖いくらいなんだが
    改めて提示したほうがいいのか?

    ※入部希望者へ※
    際限なくウマ娘が増えてしまうことを避けるため、原則一人一ウマ娘でお願いします!
    初期メンはこのルール決まる前に複数ウマ娘持ってる人もいるけどね()

    その上での入部希望者の方であれば大歓迎してロイビとかぶり大根とかお出しして歓迎します

  • 50二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 00:03:10

    >>47

    >>48

    >>49

    よろしくお願いします!

    おっしゃる通りヒカリデユールの子孫です。調べていくうちにサラ系の血筋とヒーロー列伝と地方出身の年度代表馬という要素に脳を焼かれてつい作ってしまいました。

  • 51ラピッドホライゾンの人22/10/12(水) 00:06:39

    >>45

    ようこそいらっしゃいましたー

  • 52シュウマツノカジツの人22/10/12(水) 00:06:58

    ダビスタやウイポなどゲームで生産した馬を依り代にすると勝手に血統も戦績も勝負服も生えてくるのでオススメです

  • 53ラプラスの中身22/10/12(水) 00:07:32

    う あ あ あ あ (感涙)

    ヒ…ヒカリデユールが祖父の名でターフに帰ってきている


    そんなわけで新規様ようこそー!

    マイペース系ウマ娘のアドマイヤラプラスとその中身でーす


    >>49

    とりあえず粗茶って言って本当に粗な物を出すのは如何なものかと

  • 54スノーデユールの人22/10/12(水) 05:13:51

    おはようございます。目を覚ますために考えたスノーデユールの成績と寝る前に貼ろうと思っていた血統を失礼します。

    血統
    父 黒鹿毛 (未出走)
    (父ヒカリデユール・母父マルゼンスキー・母母父ホープフリーオン)
    母 芦毛 (5戦0勝)
    (父シーキングザダイヤ・母父リンドシェーバー)
    アリダー、ホープフリーオン4×4 ノーザンダンサー5×5

    競争成績17戦8勝(8-1-3-5)
    JRA認定 1着
    札幌2歳S 1着
    ホープフルS 5着

    弥生賞 1着
    皐月賞 6着
    ユニコーンS 3着
    JDダービー 1着
    チャンピオンズ 2着

    フェブラリーS 1着
    中山記念 1着
    大阪杯 3着
    宝塚記念 5着
    オールカマー1着
    天皇賞秋 9着

    大阪杯 3着
    オールカマー1着
    有馬記念 競争中止

  • 55クアドラプルグロウ22/10/12(水) 05:44:11

    きょ、競走中止…!?
    あ、初めまして!クアドラプルグロウの中の人です

  • 56二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 06:42:24

    競走中止……不穏ぅ

    それはそれと初めまして、中性的僕っ娘スレンダー長身美形ダートウマ娘のバラカドボナール、の中の人ですよろしく

    絵とか描くの好きですが今はちょっと忙しくて出せなかったりします

    詳しくはwiki参照のほど……
    バラカドボナール - uma-musumeになりたい部 @ ウィキ▽タグ一覧 バラカドボナール バラカドボナール Baraka de Bonheur 「それではぼちぼち気楽に行きましょう。……今度は絶対に負けませんよ」 CV: - NoImage 制服 勝負服/原案...w.atwiki.jp
  • 57ヨゾラギャウサルのうまそうる22/10/12(水) 07:06:36

    >>49

    暗黒闘気は措いておいて鰤大根……?

  • 58二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 07:12:18

    >>57

    はるかいにしえの時代に色々あって我が部のポスターにはぶり大根が使われているみたいな話があったような気がする

  • 59カラレスミラージュの人22/10/12(水) 07:55:58

    ご新規さんと良質なSSが溢れ返っている……!すごくすごい

    というか既に言われてますが競走中止の文言があまりに物騒すぎる……


    というわけで初めまして、カラレスミラージュと申します! 巨乳寄り恵体活発フレンドリーガール……のようなゴニョゴニョの王道路線ウマ娘です、よろしくお願いします!

    カラレスミラージュ - uma-musumeになりたい部 @ ウィキ【5/11更新】カラレスミラージュ 英: Colorless Mirage プロフィール 自己紹介こんにちは、カラレスミラージュと言います! いつも元気に日々邁進、レース前とかは少し口下手になっちゃうかもですけど……...w.atwiki.jp

    ちなみに中の人は主にSSとか怪文書を垂れ流してます、あと恐らく本スレで一番巻き込み規制を喰らっています(その情報いる?)

  • 60ラプラスの中身22/10/12(水) 07:56:54

    戦績内に不穏な単語が見えるなあ…
    個人的には的にはデユールさんは曽祖父くらいが世代のバランス的には良い気もするけどもまあそれは置いときましょう

  • 61メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:07:21

    新人さんいらっしゃいませ……競走中止……?
    メジロエスキーとメジロエスキモーの中の人です。たまにSS垂れ流してます。というか今から垂れ流します

  • 62メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:10:28

    ─────
    「よしっ、今日はこれで終わり! 明日はレースだから早く寝て万全の状態を保つこと! 以上!」
    「ありがとうございましたっと……あっ晩ご飯はいつもどおり作りに行くからね。食べたらすぐ帰るけど」
    「それが好調持続のルーティーンになっているなら悪いけどお願いするよ。本当だったらオレが食についてもサポートしなきゃいけないんだが……」
    「私が好きでやってることだから気にしないで。じゃあまた食材買ってから家行くね」

    レース前最後のトレーニングが終わり、汗を流すためにシャワールームへと向かう。体中の汗をしっかり洗い流し、さっぱりとした体で寮へ戻る途中、何やら明日のレースのことについて話している2人組を見かけたのでこっそり隠れて聞き耳を立てることにする。誰かに見つかったら「ダービーウマ娘が何してるんだ」って言われそうだけど、明日のレースのためだもん。仕方ない、仕方ない。

    『──それでさ中山の方はセントライト記念じゃん? アンタどう思う?』
    『まあ順当に進めばダービー勝ったメジロの子じゃない? サートゥ、なんだったっけ、あの子は来週の神戸新聞杯だし、ほぼ間違いないっしょ』
    『サートゥルヌスさんね。でも前哨戦だし分かんないかもよ? ダービーでも逃げてた子が今回も逃げるーって昨日新聞で見たし。名前出てこないけどもう1人逃げるって言ってる子いた気するし、行った行ったで決まっちゃうかも』
    『それはそれで面白いけど……あれ、なんか物音しない?』
    『気のせいでしょ。最近寮の近くで鳥かなんかの鳴き声も聞こえるーって話だし、物音ぐらい普通にするって』
    『そっかー、誰かが隠れてアタシたちの話聞いてるんじゃねって思っちゃった』
    『まさかー! こんな話聞いたところでっしょ』
    『だねー! あはは!』

    ─────
    冷や汗がツーっと背中に流れるのを感じつつ、そーっとその場を離れて寮の中へと戻る。もしあの子たちが私が見ているのに気づいたらどうなっていたことやら……

    「ふぅ……夕方まで部屋でゆっくり休もっと」
    「あっ、エスキモーちゃんじゃないッスか。おはようッス」

    ホッと一息ついた私に声をかけてきたのはいつもよりゆったりとした朝のひとときを過ごしていたカジっちゃん先輩だった。少しばかり動揺しているのを悟られないように、なるべく普段通りに挨拶を返す。

  • 63メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:11:40

    >>62

    「おはようございます、カジっちゃん先輩。起きたばっかりですか?」

    「そんなことないッスよ! 顔洗って朝ご飯食べて着替えて……ほらっ、いつもやってもらってるお団子だって!」


    そう言って頭の上のお団子をこれでもかというぐらい見せつけてくるカジっちゃん先輩。いやそんなこと自慢されても……という言葉をグッと堪えて優しく微笑んで受け流す。


    「おー、綺麗にできてますねー では私部屋に戻ってるんでまた後で!」


    そう言ってスタスタと歩き去っていく私の方を見て「あ、あれ、エスキモーちゃん?」と何か戸惑っているカジっちゃん先輩の声が後ろから聞こえてくる。ただ私はそれを颯爽とスルーして予定通りに部屋に戻り、自分のベッドへと華麗にダイブを決め、1人明日のレースについて思考の海へと沈む。


    「それにしても明日は逃げ宣言が2人……放っておいたらそれこそ行った行ったになっちゃう。本番は次だから今回は着拾いに徹する方法もあるんだけど……」


    春にダービー勝っている上にこのレースでも3着までに入れば菊花賞の優先出走権がもらえるから、本気でこのレースを獲りにいく必要はそれほどない。


    「だけど、勝てる勝負をみすみす取りこぼすのはメジロ家の流儀に反する……だったらやることは1つ」


    いかなるときも優雅たれ。それはレースでも同じ。


    「早めに前を捉えて突き放す。やれるか分からないけど物は試しっていうし。もちろんトレーナーにいいよって許可もらってからだけど」


    当然次のレースに疲れを残しちゃ本末転倒だから程々にだけど、脚質の幅を広げるためにも試してみる価値はある。


    「やって、みますか……!」


    ──その夜トレーナーに直接聞いてみると、特に待ったがかかることなく許可が下りたので作戦決行の手筈は整った。あとはレース本番を待つのみ。


    ─────

    迎えたレース当日。久しぶりに本番の舞台で体操服を着ることに若干の違和感を覚えつつも、他には特に問題もなくまもなくレースが始まるところまで来た。


    そんなレースに向けて徐々に集中力を高めている私と最後までレース分析を続けているトレーナーがいる控え室のドアが何度かノックされ1人のウマ娘が中に入ってきた。

  • 64メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:12:44

    >>63

    「レース直前にすまない。エスキモーさんの激励に来た──」

    「サートゥルヌスさん!? どうしてここに……って応援しに来てくれたんだ」


    そう、彼女はサートゥルヌスさん。ホープフルSや皐月賞、ダービーと幾度となくぶつかってきたライバル。ライバルといっても私の1勝2敗だから、彼女が私のことをどう思っているのかは分からないけれど。


    「こんにちは、サートゥルヌスさん。君は来週レースだろ? 敵情視察といえど君は菊花賞に出ないんじゃ……」


    トレーナーが開いていたパソコンを閉じ彼女に問いかける。そう、前に私にこっそり教えてくれた菊花賞回避の情報はこの時期になるととっくに世間に知れ渡っていた。あっ、私が広めたんじゃないからね!?


    その問い掛けにサートゥルヌスさんは軽く首を横に振り、目をキラキラ輝かせながらこう答えた。


    「敵情視察? そんなことで今日ここに来た訳じゃない。純然たる応援、そしてライバルがどのような走りをするのかという期待。僕はただそのためにレースを観に来たんだ」

    「ライ……バル……? 私が?」

    「当たり前じゃないか。ホープフルSで初めて相まみえた時からずっとそう思っていたよ。君は違うのかい?」


    その質問に対して今度は私が頭を振る番。一度大きく息を吐き出してから彼女の顔をじっと見て微笑む。


    「ううん、私もあなたのことライバルと思ってる。だからそうあなたにそう言ってもらえて嬉しい。応援ありがとね」

    「感謝を言われることはないよ。それではレースもそろそろだろうから僕はここで失礼するよ」


    そう言って悠然とドアの方へ向き直し去っていくサートゥルヌスさん。


    「神戸新聞杯、応援に行くからね!」


    私のこの問いかけに後ろ向きに軽く手を上げるだけで静かに去っていく。レース場、しかも控え室まで訪れて弾む声で寄せられた期待、絶対に裏切っちゃいけない。

  • 65メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:13:52

    >>64

    「トレーナー」

    「うん」

    「私、勝ってくるね」

    「ああ、行ってこい」


    静かに、されど力強いエールにもう一段心の中でギアが上がる。


    この興奮、どうぶつけようか。


    ─────

    『朝日セントライト記念、G2。出走する18人がゲートの後ろでレースの始まりを今か今かと待ち構えております。上位3人にクラシック最終戦菊花賞への優先出走権が与えられるこの一戦。果たしてその切符を掴むのは一体どのウマ娘なのか!?』


    私の枠順は2枠3番。逃げ宣言の2人とも私より外に入る格好となった。


    (とりあえず先に行かせてその後ろでマークする形。どうせみんな私を潰しにくるだろうから、包まれないようにだけ気をつけて──)


    『さあ枠入りが進んでいます、ダービーウマ娘メジロエスキモーもすんなりとゲートに収まりました』


    右隣には皐月賞、ダービーと競い合った子。左隣にはローカルシリーズから参戦してきた子。そしてそのいくつか隣にはダービーでも逃げたあの子がいる。


    「すぅ〜〜……よしっ!」


    『──さて最後に大外18番ゴーフォザローズが収まりまして態勢完了……スタートしました!』


    得意のスタートをキッチリと決め、スッと前へと上がっていく。ただ最初の直線も険しい坂があるため無理には行かない。少し抑えた所にレース前の想定通り外から2人勢いよく私の前に入り込み、リードを1バ身、2バ身と開いていく。


    (ただそんなに引き離されちゃ駄目。最後の脚は残しつつもいつでも交わしに行ける位置につかないと)


    『──1コーナーを過ぎここで隊列が決まりました。先頭で逃げますのは14番ファンデルワールス、リードは1バ身ほど。2番手にダービーでも逃げの手を打ちました8番リーベリーベ。今度こそ実を結ぶのか。そして……おっとここにいました、今年のダービーウマ娘、1番人気3番メジロエスキモー。今回はダービーの時よりさらに前でレースを進めている模様です。菊花賞への参戦を既に表明していますが、今日はどのような走りを見せてくれるのでしょうか。そして4番手以降は──』

  • 66メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:15:02

    >>65

    内回りとの分岐点を過ぎ、外回りのコースへと向かっていく18人。ペースとしては大体平均ほどで進んでいるだろうか。体内時計は先天的かそれとも後天的なものかは分からないが、知らないうちに走りながらも正確なタイムを把握することができていた。


    『──2コーナーを過ぎた辺りで最初の1000mは59秒8。標準的な流れとなっているでしょうか。隊列はそれほど変わらないまま縦長で3コーナーへと向かっています』


    (まだ動かない……今動いたら確実に脚が止まって最後の直線で後続に飲み込まれる……勝負は残り400mを過ぎてから……!)


    我慢の時間が続く。動きたい、だけど我慢。我慢して最後で一気に……!


    『──さあ3コーナーを過ぎてペースが上がってまいりました。徐々にバ群が固まってきまして残り600mを切ります。ここで18人が一団となりまして4コーナーへと差し掛かります!』


    皆がスパートを開始し、後方待機組が一斉に押し寄せてくる4コーナー。


    (まだ我慢……我慢……)


    そして400mの標識を過ぎ最後の直線へと突入する。


    (よし、ここっ!!!)


    波のように襲いかかってくる後続をちらりと目で捉えるとともにアクセルを踏み込む。


    『──さあ最後の直線! 先頭はファンデルワールスがまだ粘っていますがここで内から上がってきたリーベリーベに替わる……いやその外から……来た、来た! ダービーウマ娘が一気に前を捉えて先頭に替わりました! 残り200を切ります!』


    (あっ、思ったよりも手前で先頭に立っちゃった。ここから差されないようになんとか粘り込んで……)


    『先頭はメジロエスキモー! 2番手はリーベリーベが粘り込むか! 3番手争いは激戦だが外からトサノキラメキが脚を伸ばしてくる! メジロエスキモー、最後は流し気味でゴールイン!』


    「はぁ……ふぅっと。よし、想定通りのレースができたかな? だけど……」


    少し違和感を感じる。決してそれは悪いものではなくむしろ逆。いくら前哨戦のG2といえど悠々と駆け抜けることができるようになったのは単なる成長か、それともいわゆる“領域(ゾーン)”に入ることができたのか。

  • 67メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:15:59

    >>66

    「うーん……あとでトレーナーに聞いてみよっと」


    とにかく今は声援を送ってくれているファンのみんなに感謝を伝えに行かないと。そして、1回目のゴール板を過ぎた時に視界の端に見えたサートゥルヌスさんに勝利報告をしてこないとね。


    ─────

    「うーん、それは領域(ゾーン)じゃないんじゃないか?」

    「あっ、そうなんだ」


    トレーナーの家に帰りご飯を食べている時にレース後に浮かんだ疑問をそれとなく聞いてみたけど、特に迷うことなくあっさり否定されてしまった。ただトレーナーも少しは思うところがあるようで……


    「ただいくらダービーより一枚落ちるメンバー構成といえど、レース後の息の入りが良くなっているのは成長している証拠だ、誇っていい」


    ウマ娘の「本格化」は2つ存在する。1つはトゥインクル・シリーズに挑める程度に能力が花開くもの、そしてもう1つは前者より劇的な変化ではないもののトゥインクル・シリーズの最中、身体的や精神的に成長していく様のことをそう呼んでいる。シニア級のタマモクロス先輩やクラシック級の夏以降のスーパークリーク先輩などを想像すれば分かりやすいだろうか。トレーナー曰く私にもその兆候が見られるとのこと。ということは素直に褒められてると思っていいんだよね?


    「そういえば最近服がまたキツくなってきたんだよね……下着また買い替えなきゃなー」

    「それは違うんじゃ……いやあながちそうでもないか……?」

    「もう冗談だって。今度のお休みの日さ、また買い物付き合ってくれない?」


    そうデートのお誘いをすると、トレーナーは少し顰めた顔をする。


    「……この前みたいにランジェリーショップの店内でオレを1人にしないんだったらな」

    「えー!? そんなに待たせてないでしょ? トレーナーはせっかちだなあ。ぶーぶー」


    頬を膨らませて少しぶりっ子気味の抗議。それにもトレーナーは反論してきて……


    「そうじゃなくって、ああいう店で男1人は居心地悪いんだよ……他のお客さんとか店員さんにもチラチラ見られるしさあ……」

    「そこは堂々としてればいいの! あっそうだ、この前トレーナーに選んでもらったの今着けてるんだけど……見る?」

  • 68メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:16:45

    >>67

    「痛っ! ちょっとした冗談でしょー?」

    「お前の場合はそれが冗談に思えない前科があるからな。もうすぐ20時なんだから、食器とか片付けたら早く寮に戻りなさい」

    「……はーい」

    「素直でよろしい」


    ここで下手にゴネると今度はもう1回G1勝つまでお泊まり禁止令が出されるかもしれないからあっさり引き下がる。G1って普通はエスキーみたくポンポンと勝てるものじゃないもんね。ってエスキーもう9個もG1勝ってるんだ、凄いな……


    ─────

    いつものようにトレーナーに手伝ってもらったから後片付けもスムーズに終わる。門限も迫ってきているからさっさと退散しなきゃと鞄を持ちローファーを履いて玄関を出ようとした時、後ろからトレーナーに呼び止められた。


    「なあエスキモー、週末のことなんだけど」

    「週末? サートゥルヌスさんのレース観に行くけど、もしかして駄目だった?」

    「駄目じゃないし、むしろ自ら敵情視察に向かうのは褒めたいぐらいだ。まあそれはそれとしてだ」

    「もったいぶらないでよ。早く帰らなきゃなんだから」


    今にも玄関から飛び出しそうな私に向けてトレーナーが放った言葉は、私をその場に釘付けにするには十分な台詞だった。


    「せっかくだし一緒に行かないか……前の日から」

    「えーっと……えっ? それってつまり……」

    「もちろん目的は今度のレースのためだからな。土曜は京都で菊花賞のコースの確認、日曜は阪神で神戸新聞杯の観戦。嫌なら1人で日曜だけで行ってきてもいいんだけど、どうする?」

    「嫌な訳ない! せっかくトレーナーと2人でお泊りなんだから……って、あれ? なんか変な感じが……」


    トレーナーの言葉にやや被せ気味で叫ぶも違和感を覚え言葉尻が萎んでいく。えーっと、なんだっけ……あっ!


    「トレーナー! お泊り駄目って前言ってたでしょ! なんで今回はオッケーなの?」


    そうだ、そうだった。前私がやらかした翌日、トレーナーから叱られてお泊り禁止になったのに今回泊まりじゃん!

    その私の至極当然の疑問に、トレーナーは如何にも理路整然のようにこう答える。

  • 69メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:17:18

    >>68

    「『オレの家に』お泊り禁止な訳であって、それ以外の場所のことは何も言ってない。だから今回のは特に問題ない」

    「……屁理屈じゃない? 私が言うならまだしもトレーナーがそれで大丈夫なの?」

    「……何も問題ない。ほら時間もヤバいんだから早く帰った帰った」

    「……はーい。じゃあおやすみなさい。また明日ね」

    「ああ、おやすみ」


    そう言って手を振るトレーナーに手を振り返して玄関を出る私。寮への道のりを少し駆け足で急ぎつつ、片足だけ思考の沼に踏み入れる。


    (トレーナーってあんな理屈捏ねくり回す人だったっけ? トレーニングメニューとかレースプランは初めて単独で担当を持ったトレーナーとは思えないほど筋が通っていて理に適ってる。会長的には理路整然、順理成章、だったっけ。まあ私にしたらコースの下見もできてトレーナーとお泊りできる上、サートゥルヌスさんの応援もできるんだから文句言うことないんだけどね)


    「まあいっか、深く考えなくて」


    そう1人結論づけて思考の沼から片足を引っこ抜き、辿り着いた寮の玄関へと足を踏み入れる。寮長の「また門限ギリギリだよ」という至極当然の小言に軽く頭を下げつつ、足音を立てないよう静かに自分の部屋へと戻っていく。


    ─────

    「我慢しているのはこっちもなんだよ……」


    「手を出せば楽になれるぞ」という悪魔の囁きと「まだ中等部だよ」といった天使の囁き。天使の方もそんなに引き止めてない気がするが、まあこの際いいだろう。


    ──To be, or not to be, that is the question(週末のホテルを2人1部屋にするか2人2部屋にするか、それが問題だ).

  • 70メジロエスキーの人22/10/12(水) 08:17:39

    >>69

    長々と失礼しました。それではまた明日

  • 71ツキノミフネの背後霊22/10/12(水) 08:27:27

    エスキーさんのSSを読んでライバル関係てえてえってなった次の瞬間
    はっ? トレーナー? 嘘でしょ……もう完堕ちしてる……ってなったのは背後霊だけではないはず

  • 72ラプラスの中身22/10/12(水) 12:08:57

    いったいどうなっているんだい?
    近頃形式や表現の大小はともかくトレウマを盛り込むSSが流行しているように思うのだが…(褒め言葉)

  • 73メジロエスキーの人22/10/12(水) 12:14:52

    >>72

    まあ自分のはずっと前だから……

    >>71

    スタイル抜群の可愛い子が迫ってくるんだぜ? そりゃ……ねぇ?

  • 74二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 12:17:14

    ウマ→トレはまあ若いし勘違いもするよなって思うけど
    トレ→ウマはどうあがいてもロリコンだよねって思いはなくもない

  • 75アラシュパーパス22/10/12(水) 12:39:26

    どうしてこうなったかわからなくなったSS下げさせてもらいます。

  • 76アラシュパーパス22/10/12(水) 12:40:44

    -出会い-
    春風が吹く春。
    暖かな日差しに照らされ練習場に向かう。
    練習場を遠くから眺めていると見覚えのある
    やつがいた。そう…それは昨日…
    =昨日=
    トレ「専属で…ですか…」
    上司「今まで補佐として良い成果を上げてくれた。そろそろ1人でも大丈夫だと思ってな」
    今までトレーナーの補佐として動いてきたが…
    いよいよ独り立ちというわけか…
    正直心配しかない。俺に彼女たちの能力を限界以上出せるのか?メンタルケアは?食事等は???考えるだけで頭が爆発そうだ…
    色々な心配が頭を掛けていき、心を落ち着かせるため購買に水を買いに行こうとすると
    右側からそれはそれはまるで重機に跳ねられるように俺の体は吹き飛んだ((

  • 77アラシュパーパス22/10/12(水) 12:42:39

    >>76


    トレ「グゲベェ!」

    ??「ニャァ“!?」

    どうやら廊下を走っていたウマ娘のタックル…を受けたらしい…廊下を走るなのポスターが何十枚も掲示されているこの廊下を…

    ??「いてて…って大丈夫ですか!?」

    トレ「これが…大丈夫に…見えるのか…」

    ??「見えないです…すみません…」

    手を借りて起き上がるも持ち前の丈夫な

    体のおかげで骨が折れていたりはしていないようだ。

    「コラぁ!!今日こそは反省文300枚書いてもらうからなぁ!?」

    ??「ニャァ“!!勘弁して!栗毛スキー!!」

    「そのあだ名で呼ぶなって言ってんだろうがぁ!!!!」

    タックルをしてきた芦毛のウマ娘は

    同期と思われるウマ娘に謝りながら逃走し

    嵐は過ぎ去っていった…

    トレ「な…何だったんだ…今の子…」

    頭に疑問しか残らない中、多分突進された際についたであろうプリンがべっとりと服についていたので、購買に行く前にロッカーにしまっておいた予備の服に着替えることにした…

    トレ「やっぱり俺が1人では無理だろ…」

  • 78アラシュパーパス22/10/12(水) 12:43:19

    >>77

    =戻って現在=

    その練習場には昨日突進をしてきたウマ娘がいた。

    そして、俺はその走りに一瞬で惚れた。

    仕掛けどころもペース配分も雑…だが

    この距離からでもわかる。彼女の心は…その眼は、レースで勝つことに燃えている…

    ??「よし!もう一本!!」

    俺は思わず、ノートを取り出しデータを分析し始める。そして気がつけばあたりは真っ暗になっていた

    ??「ゲヘェ…きょ、今日はこんなところかな…」

    トレ「お疲れ様です」

    ??「ニャァ“!?って、あ、昨日の人!!あのあとは大丈夫でしたか…?」

    トレ「あぁ、時に怪我は…(おろしたてのネクタイはプリンで美味しそうな匂いがついたけど…)」

    ??「あはは…本当に申し訳ないです…」

    トレ「大丈夫だよ。大丈夫。ところで…話があるんだけども…」

    ??「あたしに話ですか???」

    俺はまだ全然この子のことを知らない…

    だけど!俺はこの子の全力を引き出したい

    レースで勝つところを見たい!昨日の心配事は全て吹き飛んでいた。そして

  • 79アラシュパーパス22/10/12(水) 12:43:53

    >>78

    トレ「よかったら、俺に君のトレーナーをさせてくれないか!?」

    ??「……………」

    トレ「あの………?」

    ??「ほ、本当ですか!?あ、あたし。嬉しすぎて思考止まり掛けて!走り方もまだまだで絶対に誰も…引き受けてくれないかと…思ってて」

    トレ「まぁ…?確かに今簡単にデータを取ったけど、走り方はなってないし。ペース配分も雑すぎて持ち前のスタミナの無駄」

    ??「ぐっ…まだあったばっかなのになかなかストレートにきますねぇ…」

    トレ「でも、そこから磨いて行けばきっと君は最高になれるんだ!!」

    ??「…えへへ///最高ですか。」

    彼女は照れくさそうにすると

    俺の腕を掴んで握手をしてきた。

    アラシュ「あたしはアラシュパーパス!トレーナーよろしくね!!」

    トレ「あぁ、よろしく。俺は〇〇」

    アラシュ「え?なんて?」

    トレ「え?だから。〇〇だって」

    アラシュ「どうやら、未知の言語みたいですねぇ…簡単にメガネトレーナーと呼ばせてもらいます」

    トレ「しっかり言ってるから聞き取って…まぁ、いいやこの際…それじゃあよろしく」

    こうして、俺はこれから

    アラシュパーパスとともに夢…目的を

    勝ち取るために二人三脚で今スタートラインに立ったのであった。

  • 80メジロエスキーの人22/10/12(水) 17:26:48

    >>79

    鬼畜眼鏡トレーナー?(違

    トレーナーがついていよいよこれからレースの世界に殴り込みだね。知識面等々伸びしろたっぷりでどう成長していくか楽しみ

  • 81キタサンアイドルの人22/10/12(水) 18:35:42

    ガチ追い込み!(給料カット!)小説書きてー(でも仕事ー!)

    というわけでしばらく小説は間が空くかもしれません。
    みんな、こんな予定立てない大人にはなるなよ!

  • 82二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 18:39:28

    既に手遅れ…!

  • 83ラプラスの中身22/10/12(水) 19:44:39

    文章投下予告です

  • 84二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 19:47:10

    投下待機!
    下は脱いだ

  • 85ラプラスの中身22/10/12(水) 19:49:24

    「はああああっ!」

    海岸に掛け声が勢いよく響く。その音に追いつかんとするような速度で、グロリアスブレイズが砂を巻き上げながら、ラプラスの視界を通り抜けていった。
    「タイムはー?」
    「ベスト更新」
    「よーっし!」

    夏合宿のある日の光景。
    大半のウマ娘たちが休憩している時間に、ブレイズはまだ走り込みを続けている。僅かな進歩しか続けていないにせよ、少し未来ではその僅かな進歩が想定外の力を発揮する可能性も存在しているのである。
    座ってタイムを計測していたラプラスが投げ渡したペットボトルの水を、ブレイズは的確に受け取り、それを飲みながらラプラスの隣に座った。
    「すごいよ、ブレイズ。みんなが休んでる間でも練習熱心だよね。その日々努力する力、1割くらい分けてもらいたいなー…なんて」
    「ラプラスだって、負担がかかりやすいから練習時間が短くなるのを見越した上で効率的に計画を立ててやってるじゃん。努力してるのは変わらないと思うよ?」
    「む、バレたか。頑張りはこっそりの方がカッコ良さが増して良いんだけどなー」
    「そうかなぁ…いや言われてみるとそんな気も…?」
    そんな意味を持たない、平穏な雑談がしばらく交わされた。 

  • 86ラプラスの中身22/10/12(水) 19:55:19

    「秋は神戸新聞杯だよね?」
    「うん、今はジャパンカップを大目標にしてるかな。シニア級のみんなが相手になるし、今のうちにちょっとでも強くならないと。ラプラスは天皇賞だっけ?」
    「うん。距離的に合ってるし……クラシックでアレに勝てたら偉業だしね」

    呼吸を整えていたブレイズの肉体が、状況を取り戻しつつあった。
    「そうだそうだ!ラプラスも一回併走しない?成長を確かめてみたいし!」
    「えー、これからかぁ…今日の分は終わりのつもりだったんだけど」
    ラプラスは割と面倒が苦手である。それでも、ブレイズはごく単純な対処法を知っていた。
    「今日はかき氷一個奢りで!」
    「むむむ…練乳付きで」
    「よーし!」
    立ち上がった二人が海の方向へ。友人二人は、しばらくの間ライバルとなることに決まった。
    「スターターは?」
    「トレーナーさんに頼むかな。とりあえず位置について、と…」
    同一線上に、二人は揃う。
    「努力は裏切らない!」
    「量でこっちが上じゃなければ、ね?」

    ブレイズのトレーナーの鳴らす笛の音と共に、砂が舞い上がり、肉体の運動が開始された。

  • 87ラプラスの中身22/10/12(水) 19:58:19

    「そういえば、クレープの屋台でバイトしてたね、カプリースちゃん」
    「『我らが王、キングのご要望なら応えないわけにはいかない!』だってさ。自称キングの取り巻きGさんだからあの子。それにしてもキングさんってお嬢様っぽいけど人徳あるよね」
    「そうそう、なんていうか……良い人だよね」

    劇的な同着から数時間後。二人は夏祭りの賑わいに身を起き、その熱気に包まれていた。
    「お、射的の屋台。景品はぱかぷち…おっ!見てみてラプラス、『あの人』のぬいぐるみ置いてあるよ!」
    「へー、でも私は特に意欲が……あ」
    ラプラスの視線が、ブレイズの目当てとは別の、一人のデフォルメされたウマ娘のぬいぐるみに固定される。
    「状況が変わったな、コレ。ついでに隣のも…」
    「そうと決まれば行動は早きが吉!ささ、並ぼう!」

    「むむむ…恩を売りつけられた…嬉しいけどさあ…」
    悔しがるのはブレイズの方だった。
    ブレイズが景品に縁なしだったのに比べ、ラプラスは楽々目的物を手に入れた。余った玉でブレイズの目当てのぱかぷちまで確保し、ささやかにプレゼントした所である。
    「いいよいいよ、かき氷の分。でもなー、できればあのハシビロコウぬいぐるみも取りたかった…」
    「私はレッサーパンダの奴かなぁ……あ、それはそれとして、もうすぐ花火始まるね」
    この時、二人は祭りの会場から少し離れた場所にいた。「ここなら集中して見れそう」と同期が言うのを、ブレイズは耳に挟んでいたのである。
    カエルの鳴き声が、暗い水田と点在する家々の風景にに聴覚的な情緒を加える。花火によって彩られるのを待つ空には、夏の夜が広がっていた。

  • 88ラプラスの中身22/10/12(水) 20:00:42

    「星がよく見える。空気が澄んでるね」
    「あれは…夏の大三角ってやつかな?」
    「そうそう。あれがデネブ、あっちがアルタイル、んであそこにはアドマイヤ…ではないベガ。ついでにあそこがよく分からないけど何かきれいな星」
    「名前と知らない美しい星…こう言うとロマンチックかも、なんて」
    「近くまで行けば岩石しか広がってないかもよ?」
    「それはそれで魅力的なんじゃない?」
    「さあ?」
    そんな他愛のない会話が妙なほど面白く感じられて、少しだけ笑いあった。

    ふと現世に顔を出した数瞬の沈黙を経て、
    「あのさ」
    少々真面目な雰囲気とともに、先に口を開いたのはブレイズだった。
    「私ね、実は皐月とかダービーの前とか後とか、結構…いや、ちょっとだけ不安だったんだ」
    「珍しいね」
    「その…もし勝てても、『負けて悔しー!もうアイツとは口聞いてやらない!』みたいに思われちゃうんじゃないかなー、って…」

    少しだけ時間が経ち、聞き手が口を開く。
    「そりゃあ悔しいには悔しいけどさ。なんか、『私の友達はこんなに強い!』って嬉しさとか…誇らしさとか、そんな感じのが先にくるっていうか。あ、勿論『次は勝つ!』もあるけどね。そう思えるのが強くなる基礎だって、ある有名なトレーナーさんが言ってたらしいよ」
    「…そっかあ」

    途端、空に爆発音が響き、色とりどりの光が周囲に舞い、空に消えていった。
    二人の視線がその方向に移るなり、その光景が再度再生される。
    「とりあえず、一緒にこれを見れて良かったなーって思うんだ、私」
    ブレイズの台詞は、花火の音にかき消され、ラプラスの耳には届かない。それでも、思いは曖昧に共有されていた。
    後は二人共理屈でなく、感覚で火の芸術を捉えるだけだ。楽しさで心を満たしながら。

  • 89ラプラスの中身22/10/12(水) 20:01:17

    以上日常回?でした
    本筋ばっかでこの手のが少なかったからね

  • 90二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 20:42:35

    普段のウマ娘のストーリーで夏祭りはトレーナーとウマ娘!みたいなイメージ強かったからウマ娘とウマ娘での夏祭りは新鮮でいいものが見れました

    …こんなところにもキングの取り巻きが…。

  • 91キタサンアイドルの人22/10/12(水) 20:45:30

    間が空くかもと言ったな?あれは本当だ。

    【止められないカオス】

    ゴルシ「ん?アタシと併せをしてほしいって?」
    ゴールドシップに併走を頼んだのはあの豪快な末脚だ。…彼女は破天荒で説得は難しいかもしれないがアイドルのたてならどんなことでもやってみせる。

    [こっちもできる限りのことはするから何をしたいのか行ってみて]

    ゴルシ「ほう…では琉球に伝わる虹色素麺を手に入れてこい。さすればゴルシちゃんは気分が上がるであろう」
    ここは乗った方がいいか。

    [沖縄のどこにあるの?今すぐ手に入れてくるわ]

    ゴルシ「おめーおもしれえやつだな!気に入ったぜ!」
    成功らしい。

    ゴルシ「でもなー、おめーはわかったが担当はどうなんだ?はんぺんか?もやしか?」

    [わかった、これあげるから待ってて。とっても良いものが入っているけど私にしか開けられないのよねー]
    渡したのは鍵付きのプレゼント箱だ。ゴールドシップの性格は調べておいた。そこで思いついたのがこの開かずの箱(仮)だ。

    ゴルシ「おあずけかよー…」

    [大人しくしたら開くかもね]
    私はそう言ってアイドルを呼びに行った。

    〜🕛〜

    ゴルシ「おうおせーぞ!!」

  • 92キタサンアイドルの人22/10/12(水) 20:52:22

    [な…なんで開いてるの!?]

    ゴルシ「お前が遅いから蟻が開けちまったんだよふざけんな!あーあ、なんかおもしれーことしてくんねーかなーそうすりゃまたやる気出んだけどなー(棒)」

    [ぐ…なかなか曲者ね……]

    「…トレーナーさん、ワタシに任せてください」

    [?良いよ]

    「では、昔話をします。昔々、PC畑からフクロウとイルカが生えてきました。そして通りかかったアンコウが埋めました」

    [???]
    混乱している中ふとゴルシの顔を見た。

    ゴルシ「………」
    唖然としている、さてはギャップでやられたか。

    「埋められたイルカとナスはわさびに復讐を誓い、大海原へとかけていきました。その途中イルカとナスが沈み、シマエナガがゴールしました。…終わりです」
    フクロウどこ行った!?…だめツッコミきれない

    […すごく意味わかんなかった!]

    「はい、そういう風に作りましたから」

    ゴルシ「…人、見た目で判断ダメ絶対」
    ゴルシ「てかお前らまじでおもしれえな!併走だってアポカリプス探しだってやってやるぜー!!」

    その時、ふと閃いた! このアイディアは、キタサンアイドルとの トレーニングに活かせるかもしれない!
    キタサンアイドルの成長につながった!

  • 93キタサンアイドルの人22/10/12(水) 20:55:53

    以上カオスでした。

    話変りますがラプラスちゃんとブレイズちゃんかわよ…日常良い…アイちゃんちょっと同期探してきますね()

  • 94二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:03:42

    さてはアイちゃんボーボボ因子継承したな?そんな因子今すぐ捨てなさい

  • 95二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:05:56

    >>94

    この部にはボーボボ因子を撒き散らすウマ娘がいるんだ。もう手遅れなんだ。くやしか

  • 96フラワリングタイムの人22/10/12(水) 21:07:09

    ちがいます!私は何もしていません!無罪です!!!!

  • 97二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:13:13

    ボーボボ因子…どんな沢庵を光らせるやつなんやろなぁ…。

  • 98キタサンアイドルの人22/10/12(水) 21:38:32

    なお、なぜカオスをしたかキタサンアイドルに聞いたところ
    ・シンボリルドルフから聞いていた(同室なので)
    ・少し感じる所があった
    ・ただの興味本位

    などと供述しており…(少し感じる所というのはレース関連。アイちゃんの最終目標でもあるがまだ密かに思っているだけなのでそのうちトレーナーさんに話す)

  • 99ライジョウドウの中の人22/10/12(水) 21:41:11

    トレーナーなんかもうボクどうしたらいいんだろ
    さっきえーと・・・上水道って子とそのトレーナーが「レッちゃん先輩にまたお尻つねられたぁ。もうお尻が蒙古斑通り越してチンギス斑だよ」
    「まだフビライ斑の領土拡大が残ってるわね」「南北に割れるよぅ・・・」って話して去って行ってから
    ネイチャがかれこれ一分くらい笑いのツボから帰ってこないよ。

  • 100二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:51:40

    ツインターボがジェットエンジンになるなら
    ライジョウドウが最終的に変電所になりそうだし
    「おーい変電所ー」「はーい」で普通に会話してそうだし

  • 101二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 21:52:29

    >>99

    その流れを聞いたら僕も内心爆笑してるかもしれません

    外面も吹き出すくらいはします

  • 102二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 22:15:12

    「そのおしりどうしたんですか?」
    「フビライハンの侵略だよ」
    「?????」薬塗り塗り
    「ぎゃあー染みる痛い痛い神風だぁぁぁぁぁ」

  • 103二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 22:17:19

    ケツが南北分裂したらどうなるのっと

  • 104二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 22:23:33

    このレスは削除されています

  • 105二次元好きの匿名さん22/10/12(水) 22:23:52

    知らんのか
    尻が上下に割れる

  • 106ラプラスの中身22/10/12(水) 22:58:21

    ss内に出てきたキングの取り巻きGさんこと皐月賞ウマ娘グランドカプリースさんですが、史実だと母父キングヘイローの設定です
    この子のバックグラウンドストーリーもちょいと考えてたので書くかもしれないし書かないかもしれない

  • 107二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 07:01:29

    周りの子も深掘りすると楽しそうね
    僕んとこはライバルと言えるライバルが既存キャラしかいないのでちょっと残念なことをしたかもしれない

  • 108メジロエスキーの人22/10/13(木) 07:18:12

    周囲の子の掘り下げねえ……あんまり考えたことなかったな
    というわけ(?)で次レスからSS失礼しますね

  • 109メジロエスキーの人22/10/13(木) 07:21:47

    ─────
    「ん〜〜〜〜〜っ! 着いた〜〜〜!」
    「まだここから乗り換えあるけど、ひとまずお疲れ様だな」

    新幹線を降り、京都駅のホームに2人降り立つ。東京から2時間と少し。2人仲良くおしゃべりしたり、車内販売のすっごく硬いアイスに挑戦して楽しく過ごしていたら思いの外あっという間に着いてしまった。

    「ここから近鉄に乗って、丹波橋で京阪に乗り換えたらすぐだな。30分かからないぐらいだ」
    「あっ、ほんとだ。でも今日のホテルは京都じゃないんでしょ?」

    改札の方へ歩きながらトレーナーのスマホの画面を覗き込みつつ疑問を投げかける。ホテルに荷物預けられるなら先に預けてからコースの下見に行きたいんだけど……今日もキャリーで来ちゃってるし。

    「ホテルは大阪で確保してある。予約の段階で1週間切っていたから、良いホテルは取れなくて普通のビジネスホテルなのは勘弁してくれ。あと荷物はレース場で預かってもらえるの確認してあるから安心していいぞ」
    「そっか、それなら良かった。それとホテルのことは気にしなくていいから。私の予定にトレーナー巻き込んじゃった形だしね」

    単純にビジネスホテルがどういうものなのかも楽しみだから気にしてない。これから泊まる機会増える気がするし、ここで慣れておかないとだし。

    「エスキモーの方こそ気にしないでくれ……っと乗り換えはこっちだ。手、離すなよ?」
    「言われなくても離しませーん。なんなら腕組んじゃわない?」
    「単純に今の荷物じゃ歩きにくいから荷物手放してからな」
    「言質、取ったからね?」
    「取ったところでな気がするが……」

    そうやって新幹線の中と変わらない普段の調子でレース場まで2人途切れることがない会話を続けた。

    ─────
    「よし、着いた。じゃあオレは職員の人に挨拶に行ってくるからここで待っておいてくれ」
    「はーい」

    駅直結の連絡通路を通り入場入口を抜けたところで数分ほど1人待ちぼうけを食らう。関西だったら阪神レース場はメイクデビューの時に来たけど、京都の方はレースで来たことがなく全く初めて訪れる格好になる。物珍しさに周囲をキョロキョロと見回している様は、人が見ればお上りさんそのものに見えただろう。というかレースはやってない代わりに場内の至るところで他の場所のレース中継してるから、お客さんはぽつぽつと見かける。

  • 110メジロエスキーの人22/10/13(木) 07:24:13

    >>109

    と、そうこうしているうちにトレーナーと、あれはレース場の職員だろうか、2人で私の居場所まで帰ってきた。職員さんは一礼すると私たち2人の荷物を預かってすぐに戻っていき、トレーナーは私の手を取って場内の案内を始める。


    「今オレたちがいるスタンドがビッグスワン、隣接している方はグランドスワンって呼ばれている。向こうはもう少しで建て替えるとかって話を聞いたけど、少なくとも来年の秋まではレースはやるそうだ」

    「ふーん、だったら天皇賞の対策にもバッチリ使えそうだね」

    「来年の話をすると鬼が笑うって言われるがその意気だ。それで肝心のコースが……これだ」


    スタンドを通り抜けた先に綺麗な緑のターフが広がっていた。しかもコースの中には大きな池が見える。


    「中継で見たことあるけど、真ん中に池があるって凄いね……他のレース場と全然違う……」

    「そうだろ? だからオレもこのコース好きなんだよな……それでだ、池の右手奥にそびえ立つのが……」

    「淀の坂……」


    コース全体の高低差は4.3m。その大部分を占めるのがこの名高い坂。500m少々走る間に高低差約4mを上って下る。この箇所以外はほぼ平坦といっていいコース形態。ということは……


    「淀の坂を制する者がレースを制する……」

    「そういうことだ。本当だったら実際に走って確認できればよかったんだが、流石に贔屓はできないと断われちゃってな。ただ少しの間外ラチ沿いを歩くぐらいは許してくれたから、バ場入場の部分からコースに入ろうか」

    「ふーん、トレーナーやるじゃん。このこの〜」


    そうやって肘で脇腹をつつくと少し照れたのか、ごまかすように咳払いをして話を続けるトレーナー。


    「……さっさと行くぞ。それでさっきの坂の話の続きだが、一昔前まではゆっくり上ってゆっくり下るのが原則だった、特に菊花賞や天皇賞のような長距離では。ただ今はゆっくり上るまでは同じだが、2回目の坂越えは下りで惰性をつけて、その勢いのまま最後の直線に向かうケースが増えてきているから要注意」

    「じゃあスパートをかけるなら坂の頂上ってこと?」

    「スタミナに自信があればそれこそ坂の手前からスパートをかけてもいいんだが、初めての3000mのレースでそれをやるのは無謀に近い。かといって下り始めは周りと同じだし……」

  • 111メジロエスキーの人22/10/13(木) 07:25:58

    >>110

    そう言って頭を悩ませるトレーナー。スタミナつけるトレーニングは夏から念入りに行っているから私としてはある程度の自信はあるけど、本番を走っていない以上これこれこういう作戦なら大丈夫だと断言することはできないのがもどかしい。


    2人して何かいい案はないものかと頭を捻っているうちに坂の手前まで辿り着いた。


    「近くで見たらほんとに凄いね……」


    観客席からでも見て取れるほどの高低差は、当然近くで見ればそれはもう驚くほどのもので、足が止まり言葉を失う。そんな私を先へ促すようにトレーナーは私の手を引っ張り、前へと再び歩き出す。


    「ここが上り始め。ここから仕掛けるのは流石にオススメできない。やれるのはごくごく一部のスタミナ自慢か、ここから仕掛けていかないと最後までトップスピードに乗らないズブ目のウマ娘かのどっちかだ。トレーニングを見ている感じ残念ながらまだエスキモーは前者の域には達していないからここから仕掛けるのはなし」

    「もちろんズブくもないしね」


    そう言いあいながらズンズン前へと進む。


    「ここで若干坂の傾斜が変わる。ここから少し進むと……残り1000mのハロン棒に差し掛かる。ペースはこの辺りから上がっていくと思う。ただここでも我慢して……」

    「我慢して?」


    そこからまた歩き続けて100m少々。あと少しで坂の頂上となる部分まで来た。


    「今のエスキモーならここから仕掛ければ大丈夫、だと思う」


    いつもと違ってトレーナーの歯切れが悪いけど仕方ない。さっきも言ったとおり3000mという距離は練習ならともかくレースで走ったことなんてないんだから。


    「ここから加速して下りでスピードに乗って、最後の直線で後続を振り切る形、ってことね。道中の位置取りとしてはどの辺りがいいかな?」

    「後ろからでもエスキモーなら届くと思うけど、4コーナーで前が外に膨れたところに突っ込んで前が壁になるリスクを考えたら、セントライト記念までとは言わないけどある程度前目のポジショニングが欲しい」

    「ありがと、出遅れないようにだけ気をつけるね」


    作戦がなんとか出来上がり、そのまま2人してゆっくりとコースに入ってきた場所まで戻ってくる。そこで何やら少ない観客が盛り上がっているのを見てターフビジョンを見上げると、ちょうど他場のメインレースが決着するところだった。

  • 112メジロエスキーの人22/10/13(木) 07:27:10

    >>111

    「あれ、もうこんな時間?」

    「昼前に東京出たからな。コースもゆっくり見て回ったし、もう少し場内ぶらっと巡ったら荷物もらってホテルに向かうか」

    「はーい。最後まで案内よろしくね?」

    「もちろん」


    コースにいる時とはうってかわって自信たっぷりにレース場の中をトレーナーが案内してくれる。ショップで私のグッズを見つけて2人キャッキャしたり、誰もいないパドックを静かに眺めていると他場のレースが全て終わり閉場の時間となった。入る時と一緒でトレーナーが1人どこかへ行ったかと思ったら、私と彼のキャリーバッグを一緒に持ってきてくれた。トレーナーから私の分の荷物を受け取り、手を繋いで出口から駅の方へと向かう。


    「ありがと、トレーナー。言ってくれたら一緒に取りに行ったのに」

    「いいのいいの。こういうのはオレの仕事だから」

    「そう言われちゃしょうがないなあ……じゃあホテルまでもエスコート、お願いね?」

    「今の台詞結構ギリギリだから気をつけてくれ……」

    「えーっ!? 気にしすぎじゃない?」

    「いいから!」

    「はーい」


    そんなやりとりをしながら電車に乗り込み今日の宿に向かう。そして辿り着いたホテルでチェックインを済ませ、部屋に入ると……


    「ツインベッドの部屋にしたんだ……ベッド1つだけでもよかったのに」


    真ん中に1つ大きなベッドがあるタイプではなく、少し離れて2つ並んでいるタイプ。ちょっぴし残念だけどまあいいっか。本当はお泊り自体駄目な期間中なんだし。


    「そこはちゃんと線引かせてくれ。あともちろん着替えはバスルームの中、いいな?」

    「はいはーい。気をつけまーす」

    「大丈夫か……?」


    トレーナーの不安そうな声をよそにちゃちゃっと荷物の整理を始める。夜ごはんは外で美味しいところ探してくれてるみたいだし、お風呂は大浴場があるし、何もしなくていいって最高! 明日はサートゥルヌスさんの応援に行くしほんと素敵な休日だなあ。


    ──ここで「仕掛ける」のはここまでエスコートしてくれたトレーナーのためにも今日のところは止めておこうかな。関係壊したくないしね。

  • 113メジロエスキーの人22/10/13(木) 07:28:43

    >>112

    ─────

    鼻歌混じりで荷物の整理を行うエスキモーを視界の隅で見ながら自分の方も軽くカバンの中身を検める。


    (えーっと明日の準備は……よし、大丈夫。なんだけど……)


    1部屋にするか2部屋にするか迷った挙げ句、日和って1部屋ながらツインベッドの部屋にしてしまった。


    (これならダブルベッドでも一緒だよなあ……どっちみちエスキモーはオレのベッドに潜り込んでくるだろうし……)


    学生が恋人のとき、しかも中等部の場合の適切な距離感を未だに掴みかねているまま、今日も夜が静かに距離を縮めていく。

  • 114メジロエスキーの人22/10/13(木) 07:30:03

    >>113

    今日は短めです。それではまた明日

  • 115クアドラプルグロウ22/10/13(木) 12:11:33

    甘い…っ!!!
    よきですねぇ…

  • 116二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 14:44:03

    レース展開を綿密に練っていく描写スタイルいいゾ〜これ

  • 117ライジョウドウの中の人22/10/13(木) 16:24:35

    れんきゅうがおわって、わずかなおやすみ、おいしいです。
    あいどるの、ふくって、いまのは、わりと、おせいそ、せいふくにみえるのむつかしいね。
    また鋼の連勤術死

  • 118キタサンアイドルの人22/10/13(木) 16:29:49

    >>117

    ウワーッ!めちゃかわ!!ありがとうございます!!

    もうこれが勝負服で良いかな?良いよね

  • 119二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 16:32:19

    装飾少し減らせばライスと同じ店で買った私服でいけそう

  • 120二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 16:43:03

    中央のウマ娘はどこで服買ってるんだろう
    オグリとウララは地元のイオンと思ってる

  • 121二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 18:31:21

    >>120

    マヤとかカレンチャンとかはオシャレそうだけどそれはそれとして学生の資金の範疇で買ってそう(公式だと賞金とかの設定は不明だし)

    メジロみたいな名家組は自分で買わなそう


    部内のメンツはどうだろ

    少なくともバラカはユニクロ的な量販店で同じデザイン・色の服を数着買って常に同じ私服姿になる

  • 122二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 18:33:24

    ライアンのヒミツ見ると買いに行くこともあると思われるが…。

  • 123二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 18:35:20

    >>122

    確かに

    あの私服見る限りメジロ家御用達みたいな高級店行ってるのかな

    いや普通の服買っちゃダメって決まりも無いとは思うけど

  • 124二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 18:53:53

    大学生はネットで買うこと多いけど、中高…それも女子ってなるとチョットワカラナイ
    原宿とか新大久保に遊びに行ったときに買うとかそんな感じじゃろか…

  • 125二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 19:19:07

    タキオンはネット通販だけどかなりファッションに興味がないって描写もあるしわからんなあ
    女子は店で買わずに眺めるのも楽しみのうちみたいなとこあるし

  • 126二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 19:22:34

    タキオンがネットで買うのは単純に時短やろなぁ

  • 127二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:00:59

    もしかすればライジョウドウに聞けばわかるのではなかろうか(他力本願)

  • 128メジロエスキーの人22/10/13(木) 20:04:28

    >>127

    ライジョウドウじゃなくてライジョウドウトレな。まあ本人に聞いても教えてくれそうだけど

  • 129二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 20:10:10

    絵師の海凪コウ先生はファッション死ぬほど詳しいけどコストもやばいのだ

  • 130ライトニングホラーの中身22/10/13(木) 20:35:09

    海外から来た子とかはどうするんだろうな

    服の感じも日本と少しだけ違うし、肩幅もファッション選び大変そう

  • 131メジロエスキーの人22/10/13(木) 21:09:49

    そりゃもう取り寄せよ。お金かかるけど

  • 132ラプラスの中身22/10/13(木) 21:09:52

    ラプラスはファッションへの興味がそんなに無いので可能な限り安くて長持ちしそうなのを買うのを心がけてるタイプです

  • 133二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:22:52

    ヒシアケボノの時点で服凄い少なそうな気がする
    仮にブラックキャビアがいるならもうムチムチ過ぎてやべぇ

  • 134二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:23:22

    誰か!私服のセンスがイマイチなフラリンをコーディネートしてくれる私服センス抜群なライジョウドウを書くものはおらぬか!

  • 135二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:28:08

    バラカも選択肢がそもそも少ないタイプですね
    デカいサイズの店とか行くのめんどくさくてメンズの服買ってそう

  • 136二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:29:03

    ピッチリボディスーツをくれてやるよっ

    EQUINE ACTIVE SUITwww.hidez.com

    >>134

  • 137二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:38:55

    チームカオスで休日服買ったりお出かけするシチュ思い浮かんだけどまずメンバー内でお出かけ先まとまらなさそうだから駄目だった

  • 138二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:42:09

    >>128

    聞いたところで「二日酔いの孔雀のコスプレしたヤギみたいなスーツ」とか

    「ヘンゼルとグレーテルが吐いたゲロをお薬決めたファンシーグッズショップの店員が包装したみたいなワンピース」

    とか某TTRPGのヘルスタイリストみたいな語彙が剛速球で投げ返されて来るぞたぶん

  • 139クアドラプルグロウ22/10/13(木) 21:50:54

    大量のかんたんを描きました
    制服と勝負服(わかる子だけ)を書いて…十数キャラ描きました!
    後表情差分も書いて…

    その枚数…実に…486枚…!!!



    というわけで代表して勝負服クアちゃんのデフォルトかんたん表情を投げますね

  • 140二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 21:51:35
  • 141クアドラプルグロウ22/10/13(木) 22:09:34

    そしてそのかんたんをまとめたzipを食らえですわー!(とても重たい)


    ファイルなう - アップロードされたファイルかんたんvol.3.zip (20.20 MB)d.kuku.lu
  • 142クアドラプルグロウ22/10/13(木) 22:09:58

    描いてない人で描いて欲しい人いれば言ってくださればゆっくり描きます

  • 143クアドラプルグロウ22/10/13(木) 22:19:32

    相も変わらずキタサンアイドルちゃんがかわいい
    好き(直球)

  • 144二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:19:48

    >>141

    でかした

  • 145二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:26:25

    >>141

    たすかる

  • 146アルケミー22/10/13(木) 22:29:27

    かんたんアルケミーなんだ
    けみけみなんだ

  • 147クアドラプルグロウ22/10/13(木) 22:30:08

    20MBってアホですの…?


    >>146

    わーいさっそく使ってもらえた!

  • 148キタサンアイドルの人22/10/13(木) 22:30:22

    ワタシの絵は同じ物が描けないから使い回すんだが?同じ物が描ける人めちゃくちゃ羨ましいんだが?

  • 149キタサンアイドルの人22/10/13(木) 22:32:19

    書くの忘れましたがクアちゃんさんにアイちゃん描いてほしいです。
    クアちゃんの絵めちゃくちゃ好きなので!

  • 150クアドラプルグロウ22/10/13(木) 22:34:16

    >>149

    ありがとうですわー!


    …なんだか申し訳ないけど、これかんたんのテンプレートを使ってるのですわ…


    カンタン系のスレを探すと結構貼られてるので、それをなぞるのもおすすめです!

    私自身の絵は…たまにお絵描きスレで練習してるくらいの絵です

  • 151二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:37:28

    一枚でも嬉しいのに
    こんなにたくさん描いて頂き
    どうもありがとうございますギャポ

  • 152ライトニングホラーの中身22/10/13(木) 22:40:04

    かんたんホーラなんだ
    ライトニング⚡️なんだ

  • 153ライトニングホラーの中身22/10/13(木) 22:41:35

    >>152

    なんか貼られなかった

  • 154二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:43:00

    ありがとうございますわ!
    あれはショートケーキと言って私のおやつなんだ

  • 155ラピッドホライゾンの人22/10/13(木) 22:44:26

    ありがたく使わせて貰いますー

  • 156クアドラプルグロウ22/10/13(木) 22:45:21

    めちゃめちゃ賑やかになってて嬉しい
    嬉しさで爆発しそう

  • 157アルケミー22/10/13(木) 22:46:40

    こちらこそ素敵なものを用意していただきありがとうございますけみ!

  • 158二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 22:48:53

    画像纏めるのはケミーの仕事だしな…

  • 159アルケミー22/10/13(木) 22:50:50

    はうっ

  • 160二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 23:04:28

    ケミさん、なる早でお願いします(残業)

  • 161二次元好きの匿名さん22/10/13(木) 23:24:04

    ファイルの中身を覗いてみましたが先頭の三桁がウマ娘の種類ということであってるのですわー?

    何番が誰かとか教えていただけると嬉しいでございますわー!


    >>154

    スッ

  • 162クアドラプルグロウ22/10/13(木) 23:31:23

    >>161


    001,001→クアドラプルグロウ

    003.004→メジロエスキー

    005,006→メジロエスキモー

    007.008→フラワリングタイム

    009.010→ラピッドホライゾン

    011→ライトニングホラー

    012,013→アルケミー

    014→エノラ

    015,016→アドマイヤラプラス

    017→ツキノミフネ

    018,019→シュウマツノカジツ

    020,021→ライジョウドウ

    022,023→ギャナポレプト

    024,025→スリーピースピネル

    026→カラレスミラージュ

    027→ヨゾラギャウサル


    ですわー!!!

  • 163二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 00:02:54

    バラカ『いやあああ!!僕のエポワスAOPが泉に向かって坂を転げ落ちていくーー!!』

    こんにちは! 僕バラカドボナール! トレセン学園に通っている以外はごく普通のウマ娘!
    突然だけどトレーナーさんに買ってもらったプレミアチーズ(総額2万円越え)が僕の手を滑り落ちてどことも知れない泉の中に転がり落ちてしまったのです!!……いやなにこの状況???

    バラカ『そんな……せっかく僕のお財布を痛めずに手に入れられたのに…トレーナーさんと悪魔の取引までして手に入れた僕の楽しみが……』
    失意に暮れ泉の前で途方に暮れる僕!!…こう言うと何だかオペラオーさんですね。意外と余裕あるな僕。
    しかしその時、突然泉が異様な輝きを放ち始めたのです。うおっまぶしっ

    女神『貴女が落としたのはこのラブコメ展開ですか?それともこのラキスケイベントですか?』
    バラカ『……そこで聞かれるのって金か銀の2択でしたよね?』

    光が収まった時、目の前には女神様が泉の中から現れていたのです。どこのイソップ物語だ。
    いやそんなことより両手に概念的なナニカをフワフワ浮かばせながらとんでもないこと聞いて来たんですけどこの人。

    バラカ『そういうの僕の管轄じゃないんで大丈夫です。そんなことより僕のチーズ返してくれません?』
    女神『オプションで『ゆらぎ荘』や『ダークネス』にランクアップすることもできますが…』
    バラカ『そのオプションの実態はよく分かりませんが多分コンテンツ的に許されないので結構です』

    女神『オプションも不要だと…分かりました。では再び問いましょう。貴女が落としたのはラブコメですか?それともラキスケですか?』
    バラカ『振り出しに戻ってる…だから僕が落としたのはラブコメでもラキスケでもなくてエポワスAOPっていうチーズなんですって』

    女神『そうですか。貴女の意思はしっかりと伝わりました



    ──貴女は正直者ですね。その褒美としてラブコメ展開とラキスケイベントの両方を与えましょう…』

    バラカ『しまった!コレ正直に答えたら両方貰えるやつだった!!
    いやホントに要らないんでっていうかそんなのより僕のエポワスAOP返してくださ──ウワーッ!』

  • 164二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 00:04:57

    バラカ「ハッ!……ゆ、夢…?」
    トレーナー「おう、やっと起きたか。ずいぶんとうなされてたが大丈夫か?」
    バラカ「…あ、トレーナーさんおはようございます。いや思い出せないんですが何かとてつもなく恐ろしい夢を見たような気が」
    トレーナー「体調が優れないようなら保健室に行ってきてもいいぞ。トレーニングのスケジュールとかはこっちで調整しておくから」
    バラカ「いやちょっと夢見が悪かったくらいなので…それと毛布掛けてくれたんですね。ありがとうございます」

    トレーナーさん大分心配してくれてるな。寝てるときそんなにうなされてたのか僕。
    まてよ。今なら風邪引いた時お母さんや兄ちゃんにプリン買ってもらうみたいな感じでお願いすればもしかしたらイケるのでは?

    バラカ「でもそうですね。トレーニングをお休みするほどではないのですが1つお願いがありまして」
    トレーナー「なんだ?必要なものがあればすぐに用意するが」
    バラカ「この間ねだったプレミアムなチーズセットを僕に買ってください」
    トレーナー「…そうか。そんなこと言ってる余裕あるなら普段より坂路の量増やしても問題ないな」

    ぴえん🥺

  • 165クアドラプルグロウ22/10/14(金) 00:09:58

    な…なんだこれは

  • 166二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 05:46:00

    何ですかね……バラカの中の人(≠これの作者)にも分かりませんがこれくらいのトンチキイベントは転がってそうです

  • 167メジロエスキーの人22/10/14(金) 08:09:55

    最近入った方たちへ。>>164はコテハンついてないけど99%ブレイブロードって奴なんだ。何の脈絡もなくバラカを主人公にした突拍子もないSSを投げたり、飯テロかましてフラりんを太らせようとする、例のロイヤルビタージュースマンなんだ

    というわけで次レスからSS失礼しますね

  • 168メジロエスキーの人22/10/14(金) 08:11:33

    ─────
    朝、小鳥のさえずりが聞こえそうなぐらい素敵な晴れた空。2人は同じベッドで眠っていたけど……

    (何も……なかった……)

    いや、分かってたんだけどさ、トレーナーは手出してこないって。いくらこうやってユーカリの木にしがみつくコアラのように腕と脚全部使って後ろから抱きついても全くこっちの方見ようとしないんだもん。

    (もう7時過ぎだし起きよっか……朝ごはん食べて出かける支度しなきゃだし)

    そう心の中でひと息ついてからベッドから立ち上がり、部屋のカーテンを思いっきり全開にする。

    「トレーナー朝だよー! 早く早く!」
    「んんっ……あと5分……」
    「子どもみたいなこと言わないの! 最初のレースから見ようって言ったのトレーナーでしょ!?」

    布団を再び両手で掴み潜り込もうとするトレーナーvs無理やりにでも布団を引っ剥がそうとする私。もちろんいくら寝起きでも力で男の人がウマ娘に勝てるはずもなくあっさりと決着がつく。

    「ほら、布団もないんだしもう抵抗しない!」
    「……お姫様のキスがあれば朝から元気出るかもしれない」

    いろいろツッコミを入れたい気持ちをなんとかこらえて甘えんぼうな王子様へそっと口づけをする。

    「んっ……これで満足した? 朝の準備さっさと済ませてとっとと出発するよ」
    「うぃ」
    「大丈夫かなあ……?」

    相変わらず朝に強くない相方の方を視界の隅に入れつつ、着替えたり髪を整えたりするためにバスルームへと入る。(見られてもいいんだけど)見られないようにドアを閉め鏡を見るやいなや、思わず尻尾がピンと立ち、二度三度目をパチクリさせる。

    「私、パジャマの下脱いでる……?」

  • 169メジロエスキーの人22/10/14(金) 08:12:43

    >>168

    「私、パジャマの下脱いでる……?」


    狭い一室の中をぐるぐると回りながら必死に考える。寝る時は間違いなく履いていたし脱いだ記憶もない。かといって寝ている間にトレーナーに手を出された感覚はないし……


    「いつもの癖で脱いじゃった……? でもトレーナーさっき気づいてなかったよね?」


    数回惰性で回ったあとにピタッと止まり、もういいやとこのことについて考えるのを放棄する。


    「……にぶちん」


    そう独りごちるとパパっといつものように身だしなみを整え、トレーナーにバトンタッチ。トレーナーが扉を閉めたのを背後で感じ取るとすぐにベッドの周囲や上を確認。すると、さっきトレーナーと布団の奪い合いをした時にベッドから落ちたのだろうか、ちょうどベッドの足側の床にズボンが落ちているのを見つけた。


    (まだ見られてないよね……よし、回収成功っと)


    レースの時と近からず遠からずの俊敏な動きでズボンを拾い上げ、ルームウェアの上着の下にそーっと忍び込ませる。これで如何にも前からそこにあったかのように見せかけることができたはず。


    とりあえず問題は無事に解決。掛け布団や枕とかも使用済だと分かる程度に綺麗に整え、トレーナーが出てくるのをベッドにちょこんと腰かけて静かに待つ。しばらくしてバスルームから出てきた、寝起きと比べ物にならないぐらいさっぱりとしたトレーナーを少しばかり睨みつけ、2人で一緒にホテルの朝食会場へと向かう。


    (こういうところは鈍感なんだなあこの人は……)


    ─────

    朝食を済ませ部屋に戻り、ちゃっちゃとチェックアウトをして阪神レース場へと足を運ぶ。京都の時とは違い一度デビュー戦で走ったことがあるから、ワクワク感は昨日よりほんのり薄い。


    「今日これから曇ってくるってさ。折りたたみの傘は持ってきてるけど、レインコートの方がよかったかな?」

    「大丈夫、2人分ちゃんと持ってきてるよ」

    「ひゅー、流石トレーナー! 朝とは別人みたい」

    「……うるさい」

  • 170メジロエスキーの人22/10/14(金) 08:13:46

    >>169

    電車の中で今朝のことをちょろっとだけからかってみると、記憶自体はバッチリ残っているのかじんわりと頬を朱色に染めそっぽを向くトレーナー。追い打ちをかけてもよかったんだけど、ちょうど乗り換える駅に着き立ち上がるタイミングだったこともあり、踏み込まずにそっとしておく。乗り換えのためにホームを移動していると、互いに気分転換したかったのか自然と今日のレースの話題になる。


    「神戸新聞杯8人立てなんだって。G2でしかもトライアルレースなのになんだか寂しいな」

    「それだけサートゥルヌスさんが抜けて強いってことだろ。いくらトライアルでもそこで戦意喪失しちゃ走る意味ないからな」

    「それはそうなんだけど……やっばり私は大人数で競い合うところが見たかったなって」

    「言いたいことは分かる。ただ今日溜まったフラストレーションは菊花賞で思いっきり発散すればいいから、少しだけ我慢な」


    そう言って頭をポンと私の頭の上に置く。朝の意趣返しなのだろうか、すぐにその手を振り払い、無言で抗議の眼差しをトレーナーへと向ける。


    「そう睨むな睨むな。ほら、もう電車出るぞ」

    「ふーんだ。言われなくても分かってますよー」


    まるで懐かない猫のようにツーンとした態度で速歩きで乗り換えの電車に乗り込む私。トレーナーはそんな私を追いかけて素早く車内へと滑り込み、乗り込んだドアの逆側の扉にもたれかかった私の隣へと寄り添う。


    「帰りに好きなもの買ってやるから機嫌直してくれよ……」

    「……じゃあ新幹線でアイス食べたい。行きで食べたの」

    「はいはい、分かりましたよお嬢様」

    「……じゃあ許してあげる」


    そんなやりとりを交わしているうちに片方の扉が閉まり、レース場に向かうファンたちを乗せて電車が前へと進み出す。数時間後衝撃のパフォーマンスを目の当たりにすることになるとは誰も露知らず。


    (……というか別にそんなに怒ってなかったんだけどさ。もちろんアイスはありがたくいただきます)


    ─────

    「阪神芝外回り2400m。観客席から見て右奥の引き込み線からスタートして、外回りコースをぐるっと一周するコース形態。まずホームストレッチでの急坂を越えての長い攻防ののち1コーナー、2コーナーを過ぎて今度は長い向こう正面へと勝負は移る。隊列は既に決まっているから、ゆったりとした流れになることもよくある」

    「どうしたの急に」

  • 171メジロエスキーの人22/10/14(金) 08:14:43

    >>170

    メインレースのバ場入場がまもなく始まろうとする時、観客席の一番前で2人陣取っていると突然トレーナーがコースについて語り始めた。一度息を入れたタイミングですかさずツッコミを入れるも、そんな相槌は意に介さず再び語りだす。


    「そして3コーナーから4コーナーにかけての大きな円弧。内回りコースとは違いカーブがキツくない分、ストライドを伸ばしたまま回ることができる。そして、4コーナーを回ると最後の500m近い長い直線での追い比べ。その最中には当然急坂も待ち構えていることから見応え十分のレースを楽しめることができる……それなのに……それなのに……」

    「どう、したの……?」

    「一番グレードが高いレースがクラシック級限定のこのレースってもったいなくないか? 少なくともオレはそう思う」

    「そんなにこのコースに思い入れがある訳じゃないからなんとも言えないけど……トレーナーの話を聞いてたらいいコースじゃないかなって思えてきたよ」


    ただその熱意はどこから来るのと突っ込んで聞くことはできず、そのままバ場入場、ゲートインへと進み、あっという間にゲートが開きレースが始まった。


    「頑張れー! サートゥルヌスさーん!」


    ─────

    『さあ向こう正面の途中で最初の1000mを過ぎますが……1分3秒台で通過しました。2400m戦といえども非常にスローペースでレースは進んでおります』


    「……遅くない?」


    ターフビジョンに表示される通過タイムを訝しめな目で見つめる。いくら少人数だからってこれは……


    「逆に言えば前の子たちは十二分に脚が溜まっている状態で終盤を迎えることができる。すなわち」

    「今2番手にいるサートゥルヌスさんが圧倒的に有利な状況ってことね」

    「そういうこと。まあこの展開なら間違いなく彼女が勝つだろうな。あとはどんな勝ち方をするかだが……」


    そうやって話す2人が見つめる巨大なスクリーンの中に映し出されたサートゥルヌスさんの表情は僕気持ちよく走ってますと聞こえてきそうなぐらい堂々と、そして落ち着いたように感じた。

  • 172メジロエスキーの人22/10/14(金) 08:15:42

    >>171

    ─────

    3コーナーを過ぎ、ゆっくりだった流れもラストスパートに向けて少しずつペースが上がっていく。もちろん彼女はそれに飲まれず、むしろもう先頭に立ってやろうかという勢いで前のウマ娘に迫っていく。そして最後の直線を向く頃にはその波は留まることを知らず前を飲み込み、あっさりと先頭に替わった。


    「すご……!」


    周囲のウマ娘たちが必死の表情で彼女を追うが、まさしく涼しい顔をしたまま直線を駆け抜け、坂を乗り越えていく。ダービーの時とはまるで別人のようだ。


    『サートゥルヌス先頭! 後方からプレミアムコスモが迫ってくるがこれはセーフティーリード! サートゥルヌス3バ身ほどのリードを保ったままゴールイン!』


    直線半ばで後ろを振り返るほどの気持ちの余裕とその圧倒的実力。やはり彼女は強かった。当たり前のことを改めて感じ取ったレースっぷりだった。


    「ほんとに凄かったね……! なんというかこう……上手く言葉にできないけど!」

    「語彙力……」

    「今はちょっと上手く言葉が出てこないだけよ! トレーナーだって最後の直線叫んでたじゃない」

    「そりゃだってあんなレース見せられたら誰だって声漏れるって」


    2人してキャーキャーワーワー叫んで盛り上がっていた迫力満点のレース。その感動を伝えようとレース後の控え室へと足を運ぶ。当然向こうのトレーナーさんやURAの人たちには行くことは伝えてあるからあっさりと部屋に入ることができた。

  • 173メジロエスキーの人22/10/14(金) 08:16:01

    >>172

    「レースお疲れさま! それと……1着おめでとー!」


    勝者への祝福は盛大な拍手と精一杯の声とともに。彼女はそれに応えるように一礼をし、応援への感謝を伝える。


    「ありがとう、エスキモーさん、そしてそのトレーナーさん。レース中もその姿とその声、はっきり認識することができたよ。気楽に走れたのはそのおかげかな?」

    「そう言ってもらえると嬉しいな。それがなくても勝ってた気もするけど……でもちょっと残念だな。こんな強いあなたが菊花賞に出てこないなんて」


    セントライト記念と同様、上位3人に菊花賞への優先出走権が与えられる一戦。2400mが問題ないことを証明した今、私としては3000mに向かってほしい気持ちがある。ただ彼女は既に菊花賞を回避し、シニア級ウマ娘たちとの戦い、天皇賞へ駒を進めることを表明していた。

    そんな残念がる私の顔を見て、彼女も少し肩を落とす。


    「僕も君と走りたかった。ただ僕に3000mという長丁場は合ってないんだ、残念ながら。適性がない距離を走るぐらいなら経験豊富な先輩たちを相手にしてでも中距離で勝負をしたい、そう思ったんだよ」

    「そこまで言うなら頑張ってきてよね。しょうもないレースしたら許さないんだから」

    「ああ、決して君を落胆させない。ただその前に君にも僕をワクワクさせる走りを見せてほしいな」

    「当然よ。絶対勝ってみせるんだから」


    そう言って互いの手をグッと握る。またの再戦を心より願って、強く、強く。

  • 174メジロエスキーの人22/10/14(金) 08:16:23

    >>173

    今日はここまで。それではまた明日

  • 175クアドラプルグロウ22/10/14(金) 17:40:03

    レース描写もあるけどそれより何よりしれっとキスしてることとかの甘い方に目がいく…
    相変わらず甘くて良きです!

  • 176ライトニングホラーの中身22/10/14(金) 18:00:30

    え?同棲してるの? なんかいろいろ飛んでったわ
    レース頑張ってね

  • 177二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 18:09:08

    神戸新聞杯→天皇賞秋とは珍しいローテだぁ…。
    シニアで1ランク上と当たることが確定して尚かつペースも上がるだろうに自信あるなこいつ
    3歳エフフォーリアの気配を感じる

  • 178メジロエスキーの人22/10/14(金) 18:38:27

    >>176

    同棲はしてないよ。朝食・お昼のお弁当・夕食を全部トレーナーの家で作ったり、大きいレースのあとはそのまま泊まったりするぐらいで基本は寮で寝泊まりしてるから同棲じゃないよ

  • 179ライトニングホラーの中身22/10/14(金) 18:51:10

    チームカオスメンバーがゾンビパンデミックに巻き込まれたらどうなるのか

    ホーラはなんか既にゾンビ化してるけど、意識あってなんなら人を襲わない むしろこの状況を楽しんでそう

  • 180二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 18:54:00

    銃砲店に押し入って適当な散弾銃とバックショットを調達しないと

  • 181メジロエスキーの人22/10/14(金) 19:53:18

    >>179

    はいメジロパワーで一掃

  • 182ライトニングホラーの中身22/10/14(金) 19:54:58

    ホラーももしかして一掃されるオチですか!?

  • 183クアドラプルグロウ22/10/14(金) 19:57:52

    ゾンビパンデミック…
    クアちゃんは非日常楽しみ…いや楽しめるほどではないか

  • 184クアドラプルグロウ22/10/14(金) 20:08:04

    予告
    次のスレに入った瞬間SS投げます

  • 185カラレスミラージュの人22/10/14(金) 20:20:51

    ゾンビパンデミック、生存者側なら内心(破滅思考とかが)うずうずしつつワーワー喧しく叫んでエンジョイしてるし
    ゾンビ側なら目の光を失って徘徊してる……普段と変わらなくない……?

  • 186メジロエスキーの人22/10/14(金) 20:23:55

    >>185

    トレーナーに処理されそう()

  • 187二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 20:27:35

    ゾンビフラリン「しゃー、ゾンビですよ〜」
    トレーナー💮「うわあああああ怖えええええええ噛まれるうううううう!!……ん?」
    ゾンビフラリン「ん?」
    トレーナー💮「ゾンビということは合法的に噛んで頂けるという事ですね。うぉぉおおおおお噛んでくれええええええええええ!!!!」
    ゾンビフラリン「いやあああああああああああああ!?!?」
    ゾンビジョウドウ「キョンシーキーック」ドガッ
    トレーナー💮「ぐふっ」
    ゾンビジョウドウ「お願いします」
    🚓「ウス」
    〜完〜

  • 188メジロエスキーの人22/10/14(金) 20:33:22

    >>187

    なんで目の前のゾンビを処理しないどころかそのゾンビの言うこと聞いてるんだこの警察……ロリコンの方が危険? それはそうか

  • 189二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 20:35:05

    「ゾンビって言っても死んだ肉なわけじゃないですか」
    「どうした急に」
    「自家融解しないんですかね」
    「ゾンビウイルス的な奴が酵素を阻害してるんだろ」
    「なるほど……もしかしてチーズ用の青カビとか白カビ植えたら熟成されませんかね」
    「怖い怖い怖い止めろバ鹿」

  • 190二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 20:43:15

    次、建てます!

  • 191ライジョウドウの中の人22/10/14(金) 20:44:22

    ライジョウドウ「空気中に放置された人体が腱の腐敗によって自重を支えられなくなるのは気温20度前後と仮定して、およそ一週間。」
    ライジョウドウ「つまりトレセン学園周辺の人口密度なら感染開始から一週間立てこもれば、戦わずして勝てる。あと、脳幹部の劣化を考えるとバランス感覚が必要な階段昇降が不可能になり、高層階になるほど安全性が高まる。」
    ライジョウドウ「つまり槍持って屋上から近寄るやつに片っ端から石とか落としてれば負けない。最悪そこまでして感染しそうなら火薬に火をつけて道連れ。」
    トレーナー「発想が戦国時代」
    ライジョウドウ「いいえ、南北朝時代です」
    トレーナー「百歩譲って渡り廊下を炎上させるのは許すけれど、排泄物を煮て投下するのはやめなさい」

  • 192二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 20:47:54
  • 193ライジョウドウの中の人22/10/14(金) 20:50:36

    >>192

    191投下ごめんよ・・・ゾンビパニックって最終的に対・城攻めの発想になる。ならない?

    新スレありがとう

  • 194二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 20:51:58

    >>193

    分かる

    とりあえず高所取って槍で突こうって感じになる

  • 195ライジョウドウの中の人22/10/14(金) 20:56:31

    >>194

    あるあるすぎる。昔、ゾンビが出てくる夢見た時、真っ先に家を出て川の中州にある工事用の足場に陣取ってた。

    ショッピングモール?ホームセンター?

    まずは、堀だろ。

  • 196二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 20:58:09

    ________
    チームカオス部室に石垣と濠と馬防柵が築かれるまであと三日

  • 197二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:00:01

    >>195

    究極的に家の屋根を伝う足場をかけられれば(そして登ってくる道を塞げば)怖くないですしねゾンビ

    いや、足場の資材確保は大変だから理想としては建材屋かホムセンを確保はしたいんですがそれはそれとしてとりあえず屋根や塀みたいな高所伝いの移動を心がけたい

  • 198二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:02:02

    ショッピングモールはババアインパクトで崩れるからな

  • 199二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:02:29

    チェンソーボバーに全て切り刻まれるわけですね

  • 200二次元好きの匿名さん22/10/14(金) 21:02:41

    >>200なら担当トレーナーが同級生達からかっこいいorきれいと噂されているのを耳にする

    そしてシンボリラウエンの水着グラビア写真集発売

オススメ

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