- 1二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 22:26:48
―――今回の新育成キャラは…ジャスタウェイです!
🐴「やったあああああああああああ!!!」
ゴルシ「わーい!わーい!(ギュー」
なんで…なんで…ウチじゃないんや…
天皇賞秋直後を逃したら…ウチはいつ実装されるんや…?
今日もあそこいくか…
オグリ「タマ…今日も残念だったな…」
タマ「ええで…いつもの場所や…」
桜の木付近
オグリ「パカッ)あいたぞ タマ。 明日の昼迎えに来るからな」
タマ「ええで…さっさと埋めてくれや…」
パタン
「実装されなかったら桜の木の下に埋めてもらってもええ」
これを言ってっからいくつもの月日が経っただろうか?
相変わらず実装される気配がないウチは、予告直後この桜の木の下に埋まるのが習慣になっていた
流石に苦しいだろうということでオグリ達が地下にちょっとした居住空間を作ってくれたおかげで大分
居心地がいいが、それでも辛い
?「おっ!タマ!先にはいってるでぇ…」
タマ「なんや…先にはいっとんたんかイナリ…」
イナリ「実装される気配がないなら発表会中に潜っていたんでぇ…」 - 2二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 22:35:34
タマ「気配がないのも辛いが、あるのになかなか実装されんのもなかなかつらいんやで?」
イナリはいつしかここで集まるようになっていた。
イナリのやつもなかなかつらいんだろう。
イナリ「今日はおでん作ったぜぃ…」
タマ「おっ関東炊きか…最初はなれんかったが、なれるとこれもうまいもんや…」
イナリはウチ以上に辛い目に合っている。
ウチの露出に比べ影が極限まで薄いせいで、平成三強がいつの間にか
ウチだと思われるほどに。
まるで大根にダシが染みていくように認識がどんどんと染まっていくのを
イナリは見ていくことしかできなかった…
タマ「しかしジャスタの奴がウチらより先に実装されるとはなぁ」
イナリ「外からジャスタウェイってか?てやんでぇ…」
グツグツとおでんの沸き立つ音が地下壕に響き渡る
それとは反して煮え切らない表情のまま食事を進めていく - 3二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 22:36:53
今年どころか来年春もきてないのか…
- 4二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 22:43:56
タマ「なぁ…ウチらいつ実装されるんや?この機会のがしたらウチは来年の春まで待つしか無いんか?」
イナリ「さぁなぁ… でもアタシなんかサポカすらいつ実装されるのかわからん…まだのぞみがあるだけマシちゃう?」
タマ「アカン次もサポカで濁される気がしてきたわ…」
イナリ「流石にないと思うぜ…」
タマ「そうやといいんやけど…」
2人「……」
まるで末期のナチスドイツのように先の見えない絶望を地下壕の暗闇にみる
タマ「そういえばカフェの奴がスタミナ30%で実装されたんやが…」
イナリ「そうなんか」
タマ「まさかウチ…根性30%で実装されんよな?」
イナリ「ハハッ…あったら笑えないな」
タマ「安心せぇ…ソン時はイナリも根性サポカ行きや…」
イナリ「てやんでぇ…」
タマ「でも他のウチら世代やライバルはいい補正もらってるしもしかすると…」
イナリ「よせやい…希望は持つだけ辛くなる」 - 5二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 22:49:30
タマ「ふぅ…うまかった…」
イナリ「オグリがいないとこの量でも満足できるんだな」
タマ「オグリは別格や…この地下壕全部おでんにしてようやくレベルや」
イナリ「ちげぇねぇや…」
タマ「さて…そろそろ寝るか…」
イナリ「そうだな… でも最後に一杯飲もうぜ?」
タマ「おっ…いい酒…じゃなくてジュースやな…何に乾杯するんや?」
イナリ「そうだな…」
タマ「…滅びゆくうちらの為に?」
イナリ「よせやい…縁起が悪すぎらァ」
タマ「せやな…」
2人「…ウチ(アタシ)らの明るい未来を願って。(チン グビグビ」
タマ「プハー…寝よか… 明日オグリが迎えに来てくれる」
イナリ「そか… 火はちゃんと消したで」
そうして床につく… きっと来週は別衣装が実装される
そしてきっとまたここに集うのだろう… 絶望を前に僅かな希望を噛み締めながら
FIN - 6二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 22:54:33
- 7二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 22:58:03
なんて哀愁漂うssなんだ…
- 8二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 23:12:02
本当にいつ実装されるんだろうなぁ
- 9二次元好きの匿名さん21/10/20(水) 23:16:24
悲しいながらもほのぼのできていいssだと思いました