- 1二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:31:43
- 2二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:32:32
- 3二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:32:57
- 4二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:33:20
- 5二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:33:42
「ほら、これよ」
「手錠…?」
「そ、海楼石のね、この前遭遇した海軍の船からくすねたわ、鎖はただの鉄だからウタでも扱えるはずよ」
「これでルフィを捕まえたら…」
「大人しくなるでしょうね、あとは煮るなり焼くなりウタの自由よ」
「…よし!!早速今日の夜…」
「お盛んね…」
夜も更けて、部屋には私達二人だけ、手錠はベッドの横に隠してある
いつものようにルフィの膝に座って唇を重ねた
ルフィの腕が私を優しく包む
「ねえルフィ、今日も勝負、しよ?」
ここからルート分岐することをお前達に教える
dice1d3=3 (3)
- 6二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:34:57
ルート3
ガチャリとルフィに手錠をかける
片方付けたから力も抜けてるはずだしもう片方は苦労しないだろう
そう思っていた
「…やめろ…ウタ…!!」
「え、嘘!?なんで動けるの!?」
ルフィの腕が私の腕を掴む
普段よりは力が弱いけどそれでも私よりちょっと強い…!!
「むぐぐ…大人しく捕まってよルフィ!!」
「嫌だ…!!」
「あっ」
押し負ける
手錠は私の手を離れて…
ガチャッ
「「え?」」
私たち二人は手錠で繋がってしまった - 7二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:35:03
ほう?
- 8二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:35:28
- 9二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:35:29
wktk!!!
- 10二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:36:04
力が抜けてルフィによりかかる
全然動けない訳じゃないけど、ルフィが温かくてなんとなく離れたくない
…ちょっと懐かしい感覚だ
「懐かしいな」
ルフィも同じ気持ちだったみたい
「うん、フーシャ村のときと同じだね」
たくさん遊んで、たくさん歌って、たくさん勝負して、疲れて一緒に眠る、最愛の日々
ルフィの体温は子供の頃と変わらず安心する
「なあウタ、なんでこんな事したんだ?」
身体の気怠さにちょっとした嘘をつく気さえ起きない
「…ルフィを愛してあげたいなぁって」
「…ウタがおれのこと好きなのは知ってるぞ?」
「ちゃんと伝わってるか不安だったの、あと大好きなの」
「そっか、おれも大好きだぞ」
互いに想う気持ちはあの頃とは少し違うけれど、ずっと一緒にいたいのは変わらなかった
- 11二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:37:03
どちらからともなくキスをする
いつもの激しく求め合うキスとは違う、穏やかな口づけ
…私もルフィも、少し焦っていたのかもしれない
一度は失った大事なものを、もう二度と失いたくなくて、がむしゃらに求め続けた
また失うのが怖かったから
ルフィは私を助けてくれるし、私はルフィを頼ってあげられるのはあのライブでわかってたはずなのにね
「ふふ、今日は引き分けだ」
「決着着かなかったのは始めてだな」
「じゃあ一緒に歌おうよ」
「おれの歌は下手すぎてバカになるって前に言ったじゃねえか」
「良いの、もうルフィのことで頭がいっぱいでバカになっちゃったから」
「ちょっと酷くねえか?」
「ごめんごめん、それにね」
「なんだよ」
「ルフィの歌は気持ちがちゃんと伝わってくるから私は大好きだよ」
- 12二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:38:08
こういうのでいいんだよおじさん「こういうのでいいんだよ」
- 13二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:38:21
- 14二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:39:13
ルート1とルート2のあとに書いたトゥルーエンド判定だからなんか味気なくなったことを教える
- 15二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:41:57
- 16二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:45:09
そんなに濃くは無いけど閲覧注意を付ける必要があるのが他の2ルートだったことを教える
- 17二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:45:45
ルート1
いつものようにルフィを押し倒す
ここから敗北するのがいつもの流れだが今日は違う
ルフィの隙をついて手錠をつけた
「あれ…ちからがぬける…」
「ルフィぐでぐでだ、可愛い」
「ウタぁ…なにすんだぁ…」
「ふふ、今日は私がルフィを可愛がろうかなって」
「なにいってんむ」 - 18二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:46:15
- 19二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:46:39
ルフィを抱いて眠りに落ちていく
海楼石をつけてても結構ギリギリだった
ルフィがこれ以上粘ってたら私が先にバテてたかも
ルフィの黒髪を撫でながら歌う
明日もこの幸せが続くように、アナタと共にいられるように願って
ルート1おわり
- 20二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:47:01
ルート2
いつものようにルフィを押し倒すつもりだったのに、気づいたら私はルフィの下にいた
「あれ、なんで」
「わりぃ、ちょっと未来見ちまった」
ガチャリと音が鳴る
私の腕に、見覚えのある手錠がついていた
途端に体に力が入らなくなる
まるで風をひいたときみたいだ、頭もボンヤリする
「なあウタ、なんでこんなことやろうとしたんだよ」
ルフィが私を撫でながら聞いてくる
目がちょっと怖い
「い、いわにゃい」
私の精一杯の抵抗に
「そっか、じゃあ勝負すっか!!ウタが教えてくれたらおれの勝ちだ」
あ、ヤバいかもこれ - 21二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:48:03
「まだ教えてくんねえのか?」
「ッハァっ、おしえなんんっ♡」
優しい手つきだけどいつもより意地悪だ
いつでもトドメをさせるのに私を弄んでる
「なんでわたしのよわいとこりょぜんぶわかんギュッ♡」
「何回やったと思ってんだ」
お尻を撫でられるだけでめちゃくちゃに感じてしまう
このままじゃまずい、逃げないと
「ルフィに勝ちたかっただけなの!!」
「…それだけじゃねえだろ?」
…バレてたんだ、私に言わせたいんだ
意地悪、好き、自分勝手、好き、子供っぽい、大好き
「いつもルフィより先にへばっちゃうから…ルフィを満足させてあげたくて…」
「…そっか、ありがとなウタ」
ルフィの手が頬を撫でる、優しい
ルフィの顔が近づく、キスしてくれるんだ
目を閉じた私は…
「ーーーーーっ♡」
私の一番弱いところ…耳を甘噛みされて達してしまった
ルフィ結構怒ってたんだね…
- 22二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:49:12
ルフィがぐったりして動けない私から手錠を外す
汗やら何やらでグショグショになった服を脱がせて、体を拭いてくれた
ルフィの手と柔らかなタオルが心地よい
「おれ嬉しかったぞ」
「そっか…私も嬉しい」
私を抱きしめてくれるルフィを抱きしめ返す
なんだかんだでこの時間が一番好きかもしれない
「じゃあもう一勝負だな!!」
「へ?」
あれ?
「ほら、ウタが仕掛けた勝負がまだ終わってねえだろ?」
「ひゃ、ひゃい」
ルフィが私の髪を解く、これは結構本気でやるときのルフィの癖だ
やばい、もう蕩かされてるのにこのままやると絶対また負けちゃう
手錠ももう無いから言い訳もできない
「…それによ、おれも我慢してたんだ」
…まあ、しょうがないよね、ホントは昔から負けっぱなしだもん
やっぱりルフィには負けちゃうんだなぁ…
- 23二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:50:21
今日もルフィの力強い腕に抱かれて寝る
私を助けてくれた、守ってくれる腕
きっと明日も、この温かさを感じて眠れるだろう
眠るウタの顔を眺める
穏やかな寝顔が綺麗だ
なんとか手が届いた、一番大事な存在
12年間離れていた、もう会えないと思っていたから、隣にいてくれるだけで嬉しかった
もう二度と失わないように、新時代の誓いを果たすために、もっと強くなると、そう心に決めた
ルート2おわり
- 24二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:51:38
どれも幸せいっぱいのSS あなたは語り継がれる
- 25二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 21:59:32
- 26二次元好きの匿名さん22/10/18(火) 23:19:51
- 27二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 01:18:20
ぶひーっ!たまんねーっ!
- 28二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 03:31:26
お〜い、この神ss語り継いでもええのんか〜♥
- 29二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 15:31:36
いいものを見せてもらった
- 30二次元好きの匿名さん22/10/19(水) 21:13:14