- 1二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:32:05
- 2二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:35:57
立て乙
- 3二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:36:18
- 4二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:37:32
待ってるで
- 5二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:37:42
ありがとう
- 6二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:40:02
立ったか、あとアドバイスだけど、リンク貼るとき上手く表示されてないから、貼るときはres=(数)を消すと上手く表示出来そうだから、やってみるといいね
- 7二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:44:55
10まで埋め
- 8二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:45:32
うめ
- 9二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:46:10
埋
- 10二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 14:48:59
- 11二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 17:27:10
このゴリゴリ共依存状態でエースやサボに出会ったらどうなっちまうんだ?
- 12凡絵師22/10/22(土) 18:57:25
- 13二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 19:04:19
よくやった!幼少期ルウタの笑顔からしか得られない栄養は存在する。描いて正解だった!
- 14二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 19:20:03
実に楽しそうな笑顔です……
- 15二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 19:20:44
ふつくしい…
- 16二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:09:03
- 17二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 20:11:18
引き合いに出すなよ!
志は立派だっただろあのお方は! - 18二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:04:03
- 19二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:04:11
ほい
- 20二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 21:48:30
このレスは削除されています
- 21二次元好きの匿名さん22/10/22(土) 23:40:02
- 22二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 05:16:59
待機
- 23二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 12:35:33
ほしゅ
- 24二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 13:45:21
私はレッド・フォース号の船内を歩いていた。ルフィが見当たらないとマキノさんが心配しているところを目撃し、見つけてあげようと思ったのだ。
そして私は、レッド・フォース号の中にルフィはいると踏んだ。
今日は航海に出る日である。何度も断られたルフィは、強硬手段として忍び込むことを考える。そう予測して。
……いた。
私の予測は正しかったようだ。私の視線の先には、一つの樽がある。
物置として使われている部屋の中にあるそれの蓋が、少しズレていてそこから黒い髪の毛がちょこんと、はみ出ていた。
シャンクスを呼んで、村に帰そう。
そう思って踵を返したが、私はその足を止めた。1人で隠れるルフィと、敵船との戦闘が起こった時の私が重なった。
私には夢の世界があり、つまんないと思っても、そこへ逃げ込めた。でもルフィは違う。村に帰り、つまらなくないのか、寂しくないのか。思えば、私以外の子供と遊んでいるルフィを見たことがない。
じゃあルフィは、私達が帰ってくるまで、1人で走り回ってるだけ……?
その姿を想像し、私は目を瞑る。 - 25二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:00:39
過去というか、スレタイの場面か!
- 26二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:16:29
あ〜、いいっすねェ〜〜!!!
- 27二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 14:34:55
40億巻のウタの年表みたいなので、そういう背景あったな、そういえば……
- 28二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 17:20:52
よい
- 29二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 19:38:49
あら~
- 30二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 23:22:20
「……はぁ〜、疲れた」
そして、ルフィがいる樽の上に座った。
「ルフィがここにいると思ったけど、違ったかなー?」
樽がガタッと震える。もう……もっと隠れる努力をしようよ、ルフィ。
「船にはいないかぁ。皆がお酒を飲み始めたら村に引き返せないけど、ここまで探していないんだから、大丈夫だよね」
私は樽から飛び降りる。ここまで言えば大丈夫だろう。皆がお酒を飲み始めるのを確認してから、ルフィは現れる筈だ。
私達が帰ってくるまで、1人でフーシャ村にいるルフィを想像したら胸が苦しくなった。だから私は、皆にルフィが船内にいることを隠すことにした。
一緒に冒険をさせるために。そう決めた私は船の甲板に出て、港へ降りる。
「ウタ。ルフィはいたか?」
「……んーん。いなかった。あいつ多分、1人でまた無茶してるよ」
「そう……ありがとねウタちゃん。ルフィを探してくれて」
「いいの。気にしないで」
礼を言ってくるマキノさんに、ほんの少し罪悪感を抱きながら、私は首を横に振った。
「……そうか。じゃあ行くか、ウタ」
「うん!」
私とシャンクスは船に乗る。
「野郎ども! 出港だァー!!」
シャンクスの号令に、おう!!! と応える皆。船はフーシャ村を離れ、やがて見えなくなった。
- 31二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 23:24:56
この上でヒグマ事件まで起きたらウタもう絶対ルフィから離れようとしなくなるよね
- 32二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 23:30:20
ルフィのこと思って見逃してあげた判断が後にウタに帰ってくる
- 33二次元好きの匿名さん22/10/23(日) 23:31:34
エモいな
- 34二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 01:03:25
ウタならそうしてあげるだろうなってのがすごいわかるわ
お互いを思い合って結果的に二人とも救われる未来を掴んだのがええなぁ - 35二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 06:11:06
感動的だ....
- 36二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 09:46:51
ルフィは暗い樽の中で、辛抱強くその時を待っていた。ウタが言うには、皆がお酒を飲み始めたら村に戻される心配はないらしい。
しかしそれでも、狭く暗い樽の中で1人でいるのは辛い。
「う〜……早く酒飲み始めてくれよォ。マキノのとこだとすぐ飲み始めるのに……」
少し息苦しくなってきたので、樽の蓋を少し開け空気を取り入れる。本当はそのまま外に飛び出したかったが、何とか自制した。
「! 誰か近付いてくる……!」
廊下から足音が聞こえ、ルフィは慌てて、樽の蓋を閉めそっと息を潜めた。扉が音を立てる。その人物はこの部屋に入ってきたようだ。
忍び足なのか、床が軋む音は少ししかしない。それが妙に恐ろしく感じた。その人物がこちらに向かっているのか、違う方向に向かっているのか分からないからだ。
ズズズ、と何かを引きずる音がする。それは樽の前で止まった。ルフィはぎょっとし口に手を当て目を瞑る。見つかってない、開けられないと何度も言い聞かせている。
思いが通じたようで、扉が音を立て、廊下に響く足音が遠のいていく。
「……ふぅー」
一安心し、ルフィは深く息を吐く。そっと樽の蓋を開け、外の様子を確認する。
そこには机があった。その上には、リンゴ等の果物が置かれている。床に置かれていたら、外に出て見つかることを危惧しルフィは食べられなかった。
しかし、手の届く高さにあるため、ルフィは表情を輝かせ、樽の中でその果実を堪能した。これを置いた人物は、誰よりも優しく、人の気持ちを汲み取れるのだろう。
- 37二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 09:47:30
- 38二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 10:06:48
お姉ちゃん……!!!
- 39二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 10:07:18
ウタおねえちゃん・・・!
- 40二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 10:24:55
はぁ! ウタお姉ちゃん!
好き!
すぅはぁすぅはぁ!
はぁ! ウタお姉ちゃん!
すーはーすーはー!!
ウタお姉ちゃん! 好き! 大好き!!
すーはーすーはーすーはー!! - 41二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 12:12:17
なんか容易に想像できるわ。
直接姿を見せないで、でもルフィを見守るウタの姿が - 42二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 13:24:09
やっぱルウタじゃなくてウタルよ。
ウタがお姉さんだし、上位が似合う!! - 43二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 13:30:28
ルフィにドロッドロした執着心を抱きつつお姉ちゃんとしてとことん甘やかしてあげるウタからしか得られない栄養素は存在する
- 44二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 13:33:49
- 45二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 13:53:43
ウタの前じゃただの性欲モンキーになるルフィを見たい(性癖)
- 46二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 13:58:56
- 47二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 14:06:37
よう俺
- 48二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 14:12:19
ただの性欲モンキーじゃなくて葛藤があるとなお良いと思うんだ
最終的にはモンキーだけど - 49二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 15:14:06
しかしPart5か。感慨深いな
- 50二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 15:41:28
- 51二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 15:45:32
このウタが我慢なんてさせるわけないだろ!
- 52二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 15:52:10
誰よりも人の思いを汲み取れるから、
すぐにルフィをベッドに連れて行ってくれるぞ - 53二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 16:13:33
- 54二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 20:50:41
ドンチャン♪ドンチャン♪
寝ていたルフィは目を覚ました。陽気な笑い声と食器が鳴る音、その他にも楽しそうな音が響いてくる。この雰囲気をルフィは知っていた。マキノの酒場で、酒を飲む時のシャンクス達だった。
ルフィは樽から抜け出し、音の出所に向かう。食堂のようで、いい匂いもしてきた。室内に入り、ヤソップの隣に座って料理に手を付ける。
「うめェ! これ誰が作ったんだ?」
「あ〜? そりゃお前、ルウだ」
「へェ〜! あいつ食うのも作るのも得意なんだな!!」
「料理人だからな。ってこらルフィ! 俺の肉だそれは!」
しかし、もうヤソップの肉はルフィの口の中だ。全く、と呆れるヤソップとそれを笑う船員達。
そしてピタリと動きを止め、ルフィを見る。当の本人は、ビシッと片手を上げて挨拶した。
「よっ!」
「「「ル、ルフィーーー!!?」」」
「お前、なんでここに!!?」
「先に船で隠れてた」
「「「はぁぁぁーーーー!!?」」」
食堂はもうパニックだ。何で誰も確認しねェんだ! との声に、お前もな! と返す者や、フーシャ村だぞ? 密航者がいるとは思わねェだろ……、と頭を抑える者もいた。
「あーもう、どうするよ……」
お頭。
そして全員が、指示を仰ぐように船長を見る。視線の先にいるのは、シャンクスだ。
- 55二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 21:07:03
期待保守
- 56二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 21:08:51
赤髪海賊団のノリツッコミ好きw
- 57二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 21:12:17
某5歳児を思い出すムーブ
- 58二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 23:26:12
そういや五歳児か
なんか笑える - 59二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 23:26:50
7歳じゃなかったか?
このルフィ - 60二次元好きの匿名さん22/10/24(月) 23:32:18
ようやく追いついた!!!
神SSをありがとうー!!!
続きが楽しみだ!!!!
このスレを他の人に、もっと布教したい!!!
皆もそう思わないか!!? - 61二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 04:21:49
>ほ
- 62二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 07:39:44
ほ
- 63二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 09:25:55
「ごめんシャンクス。確認不足だった」
「あ、シャンクス! ウタ!!」
ルフィが私達の前に走ってくる。私はちゃんと伝わってよかったと、胸を撫で下ろす。あ、ルフィの頭にシャンクスが軽く拳を落とした。
「いてっ」
「全く。もう少し早く出てくれれば、引き返せたんだがなぁ……」
シャンクスはわしわしと頭を掻いた。その言葉にルフィは表情を輝かせる。
「じゃあ!!!」
「……ああ、特別に! 今回だけ! 航海に連れて行ってやる」
「やったーーー!!! ありがとうシャンクスーーー!!!!」
その場で両手を上げて飛び跳ねるルフィ。地面から離れた足の裏の距離は、その喜びを体現しているようだった。
「……ウタ」
喜ぶルフィを尻目に、シャンクスはこっちに顔を向けた。真剣な表情で、娘としてではなく、海賊の一員として私を見ている。
「責任を持って守れよ」
「……うん。分かってる」
敵わないな。やっぱりシャンクスは気付いていたみたいだ。皆もそうなのかな。本当は出港前に気付いて、ルフィを返せたのかもしれない。
でも私の我儘に付き合ってくれた。なら私も、しっかりしないと。お姉さんとして。
「ルフィは私が守るよ。絶対に」
「そうか……立派になったな」
フッと笑うシャンクス。それに私も笑顔で返す。何か、初めて海賊として認められた感じがして嬉しかった。
「違うぞシャンクス。ウタがおれを守るんじゃなくて、おれがウタを守るんだ!」
「違う! 私があんたを守るの! 7歳なんだから大人しく年上の言うことを聞きなさい!」
お互いの頬を引っ張り合う私達を、皆が笑う。ルフィも痛みで顔を顰めているが、嬉しそうだった。
こいつが一人で過ごすことにならなくてよかった。目の前で笑っているルフィを見て、私も自然と笑顔になれた。
- 64二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 09:41:47
ルフィ可愛い。
俺の弟にしたい - 65二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 09:45:26
- 66二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 09:46:55
- 67二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 09:48:39
- 68二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 10:01:37
許してくださいッッッ
- 69二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 10:05:38
ほのぼのじゃろがい!!!
- 70二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 13:31:45
この時はまだ健全な幼馴染だったから…
- 71二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 14:51:17
「そっか……あの果物、ウタが置いてくれたんだな。ありがとう」
「どういたしまして」
洞窟にて話を聞き終えたルフィは、はぁぁと息を吐いた。どうやら落ち込んでいるようだ。
「情けねェ……おれ、ウタに助けられてばっかだ。何も返せてねェ」
「ルフィ。私達は幼馴染でしょ? そんなこと気にしなくていいじゃない」
ルフィが振り返る。力強い握り拳を作って。
「よくない! ……それに、恩も返せない自分がカッコ悪くて、嫌になる」
語尾に近付くにつれ、勢いが弱まっていく。そして再びこちらに背を向け、肩を落とした。
……全く、自分のしたことを自覚してないのかなこいつは。私は呆れながら、ルフィを引き寄せる。
「うわっ」
ルフィの背中が、私の両胸とお腹に完全に密着した後、私はルフィの目を両手で覆う。
「何すんだよウタ。何も見えねェじゃんか!」
「それでいいの。余計な情報は全部消して、今から私の言うことだけに集中する。いい?」
しばらく黙った後、ルフィは頷いた。口を一と結び、両手で隠された目は閉じていることだろう。
それでいい。自覚がないようなので、ルフィにはしっかりと教えてあげなければならない。
自分自身が、どれ程私を救ってくれたのか。暗闇の中で私の声だけが届く今の状況ならば、きっと伝わる筈だ。
- 72二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 14:52:10
お か え り
NOT健全幼馴染 - 73二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 17:05:15
- 74二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 19:51:28
- 75二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 19:53:43
これも全てトットムジカってやつが悪いんだ…
- 76二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:24:48
- 77二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:29:42
- 78二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:30:37
トラブル! トラブルダークネスですわ! 破廉恥ですわ!
- 79二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:43:03
こいつら……
まあ俺も大歓喜だが??? - 80二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:44:05
胸に甘えるのも勿論だけど、ルフィにはお腹とヘソも舐めてほしいなぁ。ウタの
- 81二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:45:20
9歳ウタ×7歳ルフィって何でこんなにえっちなの?
- 82二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:46:46
- 83二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:47:59
R18か…URLを貼るとスレ主に迷惑だが、渋には「幼少期ルウタがアレな現場を目撃してしまい興味もってヤッてしまう」シチュのssがあってだな…
- 84二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:56:53
構わん晒せ
- 85二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 20:59:23
このレスは削除されています
- 86二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 21:12:41
- 87二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 21:15:30
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18568891
こうかな - 88二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 21:16:52
ありがとうッッッ
ありがとうッッッ
最高のSSだった!!! - 89二次元好きの匿名さん22/10/25(火) 23:02:54
続きを全裸待機ッッッ
エッチな方じゃないよ! こっちのスレのSSの方だよ!! - 90二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 00:48:41
甘えたがりルフィとお姉ちゃんウタには普通の幼馴染ネタにはない尊さと栄養があるのだ
みんなちがってみんないいのだ - 91二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 06:09:48
このスレを…守るのだ‼︎(保守)
- 92二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 06:09:54
えっ、ちな絵というか、湿っぽい絵を描けるようになりてえ
- 93二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 10:39:33
あげ
- 94二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 14:52:38
ほ
- 95二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 18:21:11
守れよ、このスレを
- 96二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 19:40:10
保
- 97二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 22:35:37
ほしゅ
- 98二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 22:37:17
ほしゅ
- 99二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 23:39:19
「ルフィは、私を沢山助けてくれたよ」
「エレジアで、孤独から救ってくれた」
「私の心を守ろうとしてくれた」
「罪を知った私を、励ましてくれた。許してくれた」
「シャンクスとの縁を結び直してくれた」
私に恋を、教えてくれた。
……これはまだ言えないな。ルフィはまだ恋愛なんてよく分からないだろうし、私も、今の関係から発展する勇気はない。
いや、ルフィのことだから、鯉? って聞き返してくるかも……フフ、うん、あり得る。
いずれにせよ、告白するのは、大人になってから。今の私には女らしい身体も、料理の腕も、財産もない。
だから今は、ルフィが他の人に靡かないように、なるべく私の存在を刻みつけたい。常に私の存在が頭の隅にあるように、あってほしいな。負けたくない。
「ルフィは間違いなく、私を助けてくれている。それこそ、私の方が返しきれない恩があるって思う程ね」
人差し指だけ動かして、ルフィの額を撫でる。
「だからあんたは、カッコ悪くなんてない。凄くカッコいいんだよ」
「……そっか」
ルフィは私の手の甲に、両手の平を重ねた。
「よがっだ……っ」
掌に感じる熱に、私は静かにルフィを抱き寄せてやるのだった。
こういう可愛らしいところも、大好きだよ。
- 100二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 23:44:08
重いけどちゃんと純愛してるのすき
- 101二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 23:47:20
ウタの主観だからウタがめちゃくちゃ重いように見えるけど、ルフィもところどころ重いところが見受けられるよね
お似合いだわ、本当 - 102二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 23:57:46
ウタに甘えたいって言ったこと、守ることを誓ったことだよね、多分。
それ以外に何かある? ルフィが重いなぁって思ったの。 - 103二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:01:08
このレスは削除されています
- 104二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:21:45
一生抱きあってほしい…
- 105二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 06:16:24
ホホホぶち保守しますよ
- 106二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 07:45:23
我々の心が不健全なだけで二人の関係はとっても健全な関係なんだなー、て感じ、心が洗われる仲の良さよ
- 107SS主22/10/27(木) 07:54:26
おはようございます、SS主です。
フーシャ村での日常を書き終え、次はついにヒグマとの邂逅です。刻一刻と終わりが近付いてますね……。スレに載せられる神絵やコラはしっかりと拝見し、毎日♡をタップしております。感想含め、私の原動力になっています。本当にありがとうございます。
今後も引き続き、よろしくお願いします!!! - 108二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 08:08:44
申し上げます!part4でお話しされた
「ルフィがシャンクスを探しに海へ出るも、転覆。それをエレジアに向かっていた赤髪海賊団が発見。ルフィを助け、そのままフーシャ村に帰る。その際、ルフィは抵抗しエレジアに手を向けて、ウタがいるんだぞと泣き叫ぶ。ルフィの様子を見に、港に辿り着いたウタは、ルフィが無理矢理連れ去られているように見えて、赤髪海賊団に失望&ルフィへの依存度上昇するルート」
も見たいです…! - 109二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 08:19:05
- 110二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 08:37:01
- 111二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 08:40:06
- 112二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 08:57:06
- 113二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 09:18:07
- 114二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 09:24:20
見事なコラだということを、お前に教える
- 115二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 10:20:23
このレスは削除されています
- 116二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 15:25:27
「いいのウタちゃん? ルフィの様子を見に行かなくて」
「本当は行きたいよ? でもルフィったら、私にだけ来るなって言うんだもん」
酒場には私とマキノさんの2人しかいない。ルフィとシャンクス達は、レッド・フォース号へと向かって行った。恒例の、ルフィによる売り込みだ。
まあ、毎回その結果は×なんだけど……。例えば、カナヅチじゃないことを証明しようとして海に飛び込んだり、パチンコで狙撃力があることを証明しようとしたことがあった。
前者はそのまま溺れて、後者は的外れな方に玉が飛んでいく結果となった。それが恥ずかしかったのか、私はその時に立ち会えなくなったのだ。
「男の子なんてそんなものよ。可愛い子の前で、弱いところを見せたくないものなの。ウタちゃん、ルフィに大事に思われているのね」
「むぅ……そう言われると……でも、その癖あいつ」
「?」
「……んーん。何でもない」
失敗した後、いつもの洞窟で悔しいってグリグリ私の胸に甘えてくるのに。
そう言葉に出す直前に何とか呑み込んだ。秘密だもんね。まだ少し不満だけど、マキノさんの励ましで大分すっきりした。
飲み終えたオレンジジュースのお代わりを頼もうとした、その時だった。
『いっっってェ〜〜〜!!!!』
『バ…バカ野郎!何やってんだァ!?』
『いてーーよーーー!!!』
胸が苦しくなるような、ルフィの泣き叫ぶ声と、シャンクス達の慌てる声が聞こえた。
- 117二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 15:38:35
おっとぉ……。
くぉれぇはぁ……。 - 118二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 17:30:54
- 119二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 17:37:59
派生作ってて草
- 120二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 18:13:11
お前の様なコラ画像職人との出会いを待っていた…!!
- 121二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:44:28
- 122二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:57:11
船出何人で行くことになるんだよ
- 123二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:57:34
- 124二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 20:28:25
よせと言ったよな!?
節操ないコメントを繰り返しちゃ神ssの立つ瀬がねェんだよ!! - 125二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 20:43:16
一から追ってましたけど合間合間のコメントで「ッッ」つけてる人は内容がきついっすね
- 126二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 20:51:13
カオスなんだなぁ……
- 127二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 23:25:21
保守する
- 128二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 07:39:02
期待
- 129二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 08:28:04
このあと怪我したルフィとシャンクス達来るんだっけ、その後に2,3回航海したらフーシャ村を離れるって会話あるけど、ウタ知らなさそうだ、ウタはルフィのことLOVE×LOVEだからフーシャ村に残りそうだけど、欲を言えばそれぞれの夢のためにウタがレッドフォース号にウタが残り、そんで12年後のワノ国とエッグヘッドの間の数日間にウタとルフィが再会して、仲良く話すルートがみたいなぁ
- 130二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 09:24:57
「ウタちゃん!?」
驚くマキノさんを置いて、私はすぐに駆け出した。酒屋を飛び出し、船の甲板へ向かう。
そこには。
「うぇぇぇ〜ん!!!」
両手の甲で溢れ出る涙を拭いながら、頬から夥しい出血をしているルフィと。
「ホンゴウー! ルフィの傷の処置を頼む!!! すぐにだ!!!」
「うわっ、結構深ェぞこりゃ!? どいてくれお前ら!」
ルフィを担いで医務室に向かうシャンクスと、その道を拓くヤソップがいた。
緊迫した空気に呑まれたのと、自分が加わることで時間をロスし、取り返しのつかなくなった場合を想像してしまい、私は立ち尽くす。
でも心配だったので、医務室に向かう。処置中は廊下で様子を伺うくらいなら、いい筈だ。状況が落ち着いたら事情聴取することにした。
『……これでよし。一先ず、悪化することはないだろう』
『うぅぅ……』
『それにしても、自分で頬にナイフを突き刺すとは、無茶するなルフィは』
……へぇ。自分でナイフを頬に突き刺したんだ、ルフィは。
私は扉を開ける。中にいたシャンクス、ホンゴウ、ヤソップはこちらを見て……ルフィの肩に優しく手を置き、部屋から出て行こうとした。
「な、何で出てくんだよ、お前ら!?」
「……ルフィ。自らサイクロンに飛び込む海賊はいないんだ」
「シャンクス?」
「何でもない! さーて、マキノさんのところで飲むかァ!」
「うん。私達も後で行くね」
出て行くシャンクス達に笑顔で手を振り、扉が閉まったのを確認して……ルフィに向き直る。
「私、ルフィの話を聞きたいなぁ……主に自分でナイフを頬に突き刺したことについて」
おかしいな。何で笑顔なのに、ルフィはこんな子犬みたいに震えてるんだろ? あはは。
- 131二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 09:29:45
友達を守る方がよっぽど度胸があると思うんだ
- 132二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 09:35:34
お互いの夢のために一旦離れて長い年月の末に感動の再会ってロマンチックだよね。
- 133二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 09:36:42
笑顔の起源は威嚇だからな……
- 134二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 09:52:28
凄まじい圧力…!
- 135二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 09:56:43
「バッッッカじゃないの!!?」
「だ、だってェ……」
「だっても何もない!!」
全てを聞き終えた私は、そう一喝した。目の前では、ただでさえ小さい幼馴染がますます身体を小さくさせた。
「怪我が怖くないことを証明して、仲間に入れさせてもらうなんて……あるわけないでしょ!」
「うぅぅ……でも、だってよォ」
「何よ」
「シャンクス達がこの村を発ったら、ウタと会えねェんだろ……? おれ、寂しいぞ……」
涙目でこちらを見上げるルフィ。
「ぐゔぅっ……!!」
意図したわけではないだろう。でも何だ、その上目遣い。可愛すぎる。その威力に、つい激しく動いた心臓を押さえた。
「だ、大丈夫かウタ! 胸が痛いのか!?」
そう言って、飛びついて私の胸に耳をつけるルフィ。
「す、凄ェ揺れてるぞ……! 大丈夫なのかこれ!?」
「大丈夫! 大丈夫だから一回離れて!」
ルフィを丸椅子に座らせ、視界から外して深呼吸を繰り返す。何度も何度も何度もだ。
「ふぅ〜……うん。もう大丈夫」
落ち着いた私は、医務室のベッドに座る。なぁ……とルフィは口を開いた。恐る恐るといった様子だ。
「……ウタは、寂しくないのか? おれと会えなくなって。シャンクス達がいるから……」
「……バカ。そんなわけない。寂しいに決まってるじゃない……でも、今生の別れになるわけじゃないでしょ?」
私は立ち上がり、座るルフィに手を伸ばす。
「今の私達にできるのは、寂しさを紛らわす、忘れられない思い出を一緒に作ること! でしょ?」
「ッ……おう!! でも、仲間になるのは諦めねェぞ!!!」
「あははっ! うん、うん。いつものあんたらしくなってきた!」
ルフィに元気が戻る。私が元気を貰える、いつもの姿だ。早速、思い出を作ろうと私達は手を繋いで、賑やかであろうマキノさんの酒場へ向かうのだった。
- 136二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 10:12:15
- 137二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 10:14:28
結局どっちもずっと一緒にいるわけではないんですね…(それはそれとして残念だけど再会した時の感動は大きいだろうなぁ)
あと、そろそろルフィがゴムゴムの実を食べそう。 - 138二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 10:45:19
- 139二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 12:50:49
ルフィを厳しく躾けるけど甘えられたら一発で陥落するお姉ちゃんウタは健康に良い
- 140二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 16:13:18
2年後に再開した場合はルフィ周りの女関係で拗れに拗れそうだな
- 141二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 16:42:30
- 142二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:58:51
この後どうなるのか楽しみ
- 143二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 20:13:11
10年後頂上戦争の新聞見たら発狂しそうだな
- 144二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 22:10:46
エニエスロビーは何か理由があることを疑うだろうなぁ
- 145二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 23:03:54
こういう風に妄想膨らませるのも、あにまんの醍醐味よね
- 146二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 23:30:36
自分の存在をルフィに刻みつけたいウタvsルフィの妻になりたいハンコックvsなぜか巻き込まれる赤髪海賊団&ルスカイナの猛獣たち
ファイ! - 147二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 23:47:53
- 148二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 00:00:01
- 149二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 00:32:45
- 150二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 00:51:25
まあここまで来たら誰が来てもウタは後方妻顔だろう
- 151二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 07:08:53
後方(から抱きしめて密着しながら)妻(は自分だそおおん? という威嚇込みの笑)顔かな
- 152二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 08:34:05
この共依存状態で離れ離れはきついなぁ…
- 153二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 10:12:59
私達は酒場に入ると、シャンクスの席を挟むように座った。私が左、ルフィが右だ。
「野郎共乾杯だ! ルフィの根性と俺達の大いなる旅に!!!」
ルフィの登場で、再びグラスが鳴らされる。私は少し頬を膨らませた。
「むう……」
そんなこと言ったら、ルフィは進んで無茶なことをして怪我をしてしまうかもしれない。そう思ったからだ。
「シャンクス」「なんだ」
「あとどれくらいこの村にいるの?」
当の本人はあまり気にしてないみたい。私はほっと息を吐く。ルフィのこの問いに、シャンクスはあと2・3回航海したら、この村を離れてずっと北へ向かうと話した。
「「あと2・3回か……」」
私とルフィの声が重なる。そしてお互い顔を見合わせた。きっと私もルフィも、明るい表情ではなかっただろう。
噛んでいた肉を飲み込み、ルフィはシャンクスに顔を向けた。
「なぁ、どうしてもおれ、シャンクスの仲間になれないか?」
「ああ、駄目だ」
「ケチ!」
そう歯を剥き出しにしたルフィは、シャンクスから視線を外し、カウンターに身を乗り出して、私に身体を向けた。
「……ウタ、今日おれ、『山で遊びてェ』」
「うん……いいよ」
ハリのない声を聞いて、私は今日……いや、この村を発つまでの間、たっぷりとルフィを甘やかしてやることを決意した。
寂しさを紛らわす思い出を作ってあげたい思いがある一方、常に今日の出来事が頭に残り、私を忘れさせたくない。依存させたいという相反する思いがある。
まず今日は、頬の刺し傷についてだ。心配から怒ってしまい、寄り添うことを忘れていたように感じる。十分怒ったので、洞窟では痛かったね、頑張ったねと抱き締めて、頭を撫でてあげなければ。
「じゃあ行こうかルフィ」
「うん!」
私達が席を降りようとしたその時だった。
「邪魔するぜェ」
知らない男が、酒場に足を踏み入れた。
- 154二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 11:11:04
待ってました!!!
- 155二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 11:13:21
空気読んでくださいよ緋熊大将!
- 156二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 11:31:20
消えろ!! 山賊ゥッ!!!
- 157二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 11:49:30
保守するぜぇ
俺たちは山賊だ。が、別にスレを荒らしに来た訳じゃねぇ - 158二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 14:09:04
56皇殺しの作中最強登場!!!
- 159二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 14:20:02
このレスは削除されています
- 160二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 14:24:21
この赤ちゃん産めってやつどのスレにも出てくるな
- 161二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 14:26:06
流行ってるんかな、これ。
多分、単独犯だと思うが - 162二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 14:26:37
- 163二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 15:00:55
あれ?これ山に行って大丈夫?
- 164二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 16:41:43
その男は山賊だった。そいつは酒を欲していたが、既に渡せる酒はこの店になかった。シャンクス達が飲んでいたためだ。
シャンクスは謝罪と共に酒瓶を渡したが、山賊はこれを割り、私達を貶して帰って行った。
私はずっとシャンクスから視線を外せなかった。親が酷い目に遭っているのに、見たくない筈なのに、動けなかった。怖かったのかもしれない。
酒場の静けさは消え、皆の笑い声が響く。
「っだーーーっはっはっは! 何てざまだお頭!!」
「はでにやられたなァ!!」
やられた張本人であるシャンクスも、変わらず笑っている。でも、私は笑えなかった。血は繋がっていないけど、私達は家族だ。
でも、自分だけ彼らと同じ態度を取れなかった。それはまるで、私だけ別の次元にいるようで、怖かった。
「何で笑ってんだよ!!」
そんな中、ルフィの大きな声が響く。孤独感に苛まれていた私にとっては、より強く心に響いた。
「あんなのかっこ悪いじゃないか!!! 何で戦わないんだよ! いくら、あいつらが大勢で強そうでも!! あんな事されて笑ってるなんて男じゃないぞ!! 海賊じゃないっ!!!」
……ああ。やっぱりルフィは、私を1人にしないんだ。私とルフィは、心で繋ぎ合わされているのだと感じる。
私はルフィから視線を外すことができなかった。
- 165二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 17:56:59
相変わらずの激重感情好き
- 166二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 18:10:19
- 167二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 23:08:43
保守
- 168二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 23:41:50
重くなれー、もっと重くなれ―
デロデロに共依存しろー
そして歳不相応な新時代しろー - 169二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 01:05:51
このウタは映画同様おかしな死生観のまんまだけどルフィが自分を求め続ける限り体も蔑ろにはしなさそうだな
- 170二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 01:40:10
- 171二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 08:01:13
保守
- 172二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 13:47:39
待機
- 173二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 19:40:29
期待
- 174二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:02:17
「気持ちはわからんでもないが、ただ酒をかけられただけだ。怒るほどのことじゃないだろう?」
麦わら帽子を被り直しシャンクスは言う。その理屈にルフィは納得できなかったようだ。その足先を出口へと向ける。
「しるかっ!! もう知らん、弱虫がうつる!!!」
「ちょっとルフィ! そんな言い方……!」
確かにシャンクスの対応に納得はできなかったが、娘としてルフィの一言にはカチンときた。私は説教をすべく、その手首を掴む。
「……え?」
「ん?」
「「「な…!!?」」」
私、ルフィ、皆の順で声が発せられる。確かにその手首を掴んでいるのに、ルフィの足は止まらなかった。
……手が伸びているのだ。
「手がのびた…! こりゃあ……!!」
「何だこれああ〜っ!!!」
シャンクスは目を見開き、ルフィは自分の伸びた手を見て、大声を上げる。その時、ルウが宝箱を開けて叫んだ。
「ないっ!!」
「「何ィ!?」」
「敵船から奪ったゴムゴムの実が!!!!」
ルウはルフィの前に来て、絵を見せる。
「ルフィお前、まさかこんな実食ったんじゃ……!!」
「! ……うん、デザートに……!! まずかったけど…」
絵として描かれた実には見覚えがあった。フーシャ村に着く前に、シャンクスが私でも譲れないと言っていた物だ。
隙間から少し見えただけだが、その色と独特な模様、そして先述したシャンクスの言動もあり、よく覚えている。
「ゴムゴムの実はな! 悪魔の実とも呼ばれる海の秘宝なんだ! 食えば全身ゴム人間!! そして一生泳げない身体になっちまうんだ!!!」
「えーーーっ!! うそーーーー!!!」
「バカ野郎ォーーーーっ!!!!」
向かい合って叫ぶ2人。私はそれを見て、酷いと思いながらも笑みを浮かべてしまう。
シャンクスに譲られなかった物を、ルフィが手に入れたことに少し嫉妬したが、それ以上に私と同じになってくれたことが嬉しかった。許せる。
……多分、ルフィが私に甘える時間は増えるな。
後に訪れる至福の時を想像し、私は鼻歌を歌うのだった。
- 175二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:04:52
色んなものをお揃いにしようとしてるな。かわいいね。苗字がお揃いになるのはいつかな
- 176二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:05:45
- 177二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:06:45
どういうわけか知らないが、劇場版でもウタがルフィも能力者になったんだねという言葉に興奮を覚えた。
- 178二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:48:07
9歳が持つ感情にしては本当に重くて好き
- 179二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:52:43
- 180二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:55:01
あー、いけませんね。
ルウタの魂が勃○する!!!! - 181二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:59:55
間違ってウタが食べたら取り返しのつかないことになってた
- 182二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:04:18
シャンクスが全力で止めるし、そもそもニカ様が逃げる
- 183二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 04:04:01
保守するぜぇ
俺たちは山賊だ。が、別にスレを荒らしに来た訳じゃねぇ - 184二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 10:49:54
う~ん、インモラル!
- 185二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 15:46:08
「うう、まだ痛ェ……」
「こら。我慢しなさい! 擦ると傷口が開いちゃうでしょ?」
いつもの洞窟にて。私の膝枕でルフィは仰向けになって寝ている。傷に不快感があるようで、手の甲で擦ろうとしたのを私は掴んで防いだ。
私を見上げるルフィの顔は皺ができている。
「だって……気持ち悪ィんだ。痒くてムズムズする」
「はぁ。本当に、手のかかる奴なんだから……」.
ルフィの手首を掴む手じゃないほうで、怪我してない方の頬を撫でてやる。そのまま歌を聞かせ、ルフィを眠らせた。
夢の世界で、私の太腿に頭を預けていたルフィに変化が起きる。
「ん?……おお!!」
「なーに? どうしたの??」
ガバッと身を起こす。こちらに背を向けているが、頬をさすっていることが分かる。私は今ルフィがしているであろう表情を想像し、ついニマニマしてしまう。
「痛くねェ! あと気持ち悪くねェし、痒くもねェ!!」
振り向いたルフィは私の想像通りの顔だった。賞賛と感謝が見るだけで伝わってくる顔に、私も元気が出る。
「ウターー!!! ありがとう!!!!」
「んぁっ!? ちょっと! ……もう」
手を大きく広げ、飛び付いてきたルフィと一緒に地面に倒れ込む。追い打ちをかけるようにルフィは。
「これ今日は! 我慢するつもりだったんだ! ウタに! 怒られると思って!」
「んっ……! あったりまえ……でしょっ。そんなことしたら、はぁっ……あんたの傷口にっ……んぁっ! ふぅ……悪いバイ菌が入っちゃうんだからぁっ……」
私の胸に顔で一の字を書き、それを何度も繰り返す。
夢の世界では私の思い通り。だからルフィの傷を完治したことにするのは簡単だった。その結果、ルフィは傷を気にせず私に頬擦りしている。
小さな胸が左右に動く感覚、その先っぽの甘い痺れ、鼻に当たるルフィの髪。全てが心地よい。
「はぁ……はぁ……よしよし。よく我慢できましたっ」
自分より小さい幼馴染の頭を撫でながら、先に述べた心地よい感覚に私は浸るのだった。
- 186二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 15:49:50
- 187二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 16:00:37
これ一線越えるのも時間の問題では?
ボブは訝しんだ。
これを下心なしでしてるんだから、ルフィは凄いよな。ボブは子供の無邪気さに驚いた。 - 188二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 16:15:08
こうしてウタのお胸に未知の栄養が行き渡ったんですね
- 189二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 17:15:03
江ッッッッッ戸!!!!?
- 190二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 17:46:39
エッチじゃないよ、子供だからね、ただこれが大人でやると・・・・・・、いや流石に大人になればルフィも自重するだろう、そういうことちゃんと考えれるやつだし
- 191二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 19:26:51
まだおふたりともおひとけたであらせますからね???ウタちゃん????
- 192二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 19:28:23
もう性に目覚めてないっすかウタさん?
流石に早すぎると思うんすがね……。 - 193二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 20:40:22
そろそろpart6か
- 194二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 21:08:32
前スレでスレ立てしますって言ってた人がいたから、その人に任せようぞ
- 195二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 21:31:22
勢いよく私の胸に甘えていたルフィだが、今は落ち着いて、ぎゅーっと顔を私の胸に埋めて動かない。
きっとあの勢いは、出来ないと思ってたことが出来る喜びによるものだったのだ。今は静かに、私に身を預けている。
「なぁウタ」
「なぁに?」
「おれ、度胸見せようって、大怪我したのに駄目だった……」
ルフィの声に覇気がなくなるのを感じる。私はしっかりとルフィの後頭部を固定し、抱き寄せた。背中を一定のリズムで叩くのも忘れない。
「そうだね」
「おれ、悔しい……このまま、ウタと別れなきゃいけねェのかなァ」
ルフィの腕の締め付けが強くなる。ちょっと意地悪な質問をしようと、私は少しだけからかうように言った。
「……そんなに、私と離れたくないんだ?」
「当たり前だ!!」
間を空けない返答に、ゾクゾクと身体の中を何かが駆け巡る。そっかそっかぁ、と口の端が歪むのを抑え、私はルフィの頭をポンポンと叩いた。
我に帰ったのか、ルフィは慌てて続ける。
「それにウタはおれが守るって約束したからな! ずっと傍にいないと守れないだろ!? 寂しいよりかは、こっちの方が大きいからな!!」
照れ隠しなのがバレバレ。本当に可愛らしい。でもその言葉が嬉しくて、私は本音を返す。
「ありがとうルフィ。頼りにしてるよ〜」
「何だその態度はァ! 俺のパンチは、ピストルのように強いんだぞ!」
残念。からかいに聞こえたみたい。私はにんまり笑って、ルフィの額を人差し指でクリクリする。
「ピストル? へぇー、そう。あのグルグルパンチがねぇ〜」
「うがーーー!! ウタァァーーー!!!」
鈍感なお子様には復唱してあげないもんね。バーカ。
- 196二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 21:50:50
- 197二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 21:52:10
埋め
- 198二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 21:54:14
うめ
- 199二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 21:57:29
梅
- 200二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 21:57:46
200で誓いのキス