- 118連勤22/10/26(水) 19:06:59
- 2二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 19:11:23
需要しかない
書いてほじい - 318連勤22/10/26(水) 19:16:02
じゃあまず🎲で出られない時間決めましょか
dice1d8=4 (4) (最低3時間)
- 4二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 20:06:37
続きがあったら待つ
- 5二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 20:39:22
デデデデ
- 6二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 20:40:11
理性つよつよウタちゃんは解釈一致
- 7二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 20:40:53
需要しかねぇ
- 8二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 20:53:45
それはそうと可哀想なイッチ...
- 9二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 20:53:46
ぜひ頑張ってもらいたい
- 1018連勤22/10/26(水) 21:07:19
「…う、ん?あれ?ここどこ?」
ぼやけた頭のまま、ベッドから身体を起こしたウタは寝起きなのもあるが見覚えのない部屋をやや混乱した様子で見渡す。といっても見るものは少ない。
基本的に白を基調とした部屋には冷蔵庫。何かが置かれたサイドテーブル。そして自分達が寝ていたこのベッドしか……達?
「え!?ルフィ!?」
「んあ?…なんだァ、ここ?」
勢いをつけて身体を起こしたルフィも先程のウタの様に部屋を見渡す。そうして最後に二人は顔を合わせて同時に首を傾げる。
「私達、さっきまで何してたっけ…?」
「……思い出せねえな」
こうなった経緯でもと記憶を辿るが、何故か直前の記憶が曖昧だ。ただ、もしかしたら能力者の敵でも現れて自分達に何かしたのかもしれない。
そうなれば早く脱出して戻らねばならない訳だが…
「ここ、ドアがないね」
「俺たちどうやって運ばれたんだ?」
窓もドアもない真四角の部屋で二人ベッドに寝ていた不思議の答えを教えてくれる者はその場にいない。
「とりあえずこの部屋を見て回ろう?何か分かるかも…」
「だな、最悪俺のパンチで壁を壊せばいい!」
「それくらい簡単な話だといいけど…」
不安は隠せないが、何処か気楽にも思いつつ二人でまずは部屋を軽く見て回ったが、探索自体はすぐに終わった。ベッドは大きいこと以外記載すべき事はなかったが…他二つは違う。
冷蔵庫:いくつかの保存食やペットボトルに入った水があるが一際目を引くのがピンク色の小瓶に入っている液体だ。小瓶には【drink me】と書いてある。
サイドテーブル:海楼石の首輪(純度が低いのか持っても大丈夫だったが能力は使えなくなりそうだ。鍵が見当たらない)が一つと、【00:00】で動かないタイマーが一つ。
そして何かを書かれた紙が無造作に置かれていた。 - 1118連勤22/10/26(水) 21:59:47
最後にその紙を二人で確認して、最初のようにまた顔を見合わせた。お互い、顔は引き攣っていた。
その紙にはこう書いてある。
【ここは媚薬を一人が飲んで4時間経たないと出られない部屋です。媚薬は冷蔵庫に入っており、媚薬を飲んでからタイマーがスタートします。】
【能力で暴走する事を抑える為に一人だけ海楼石の首輪をつけていいです。が、一度つけたら部屋を脱出するまで取れません。】
「ふざけてるでしょ…!?」
頭を抱える。
かたや治安の悪いところを見てきたルフィ。かたや知識は浅いがそれでも成人済みのウタだ。媚薬がなんであるかは勿論知っている。
「やっぱ壁殴ってみるか?」
そう肩を回すルフィをウタは止めた。それは彼女の能力故の確信めいた予感である。
「多分無駄だと思う…私のウタワールドだって、中にいる人達は絶対出れない訳だし…」
「でもよお、じゃあどうすんだ?」
そう、そうなれば残る道は2つ…否、実質ウタの中では1つだけだった。
「私が首輪つけて、飲むよ…」
「はあ!?な、やめとけウタ!!」
ルフィとしては毒の耐性のある自分が飲んだ方がいいという主張だ。だが、ウタはそうもいかない。ルフィに負けず彼女も頑固なのだ。
「こんな空間で飲むものの影響は耐性とか関係ないに決まってるよ…私のウタワールドだと海水がかかっただけでルフィ動けなくなるでしょ?」
「うーん…」
「なら私が飲んで首輪した方が…」
「いや首輪はなんでだよ!?そっちはわざわざしなくてもいいだろ?」 - 1218連勤22/10/26(水) 22:00:27
「それこそ私の能力だよ!歌聞かせてルフィ眠らせたらルフィ抵抗出来なくなるでしょ!?」
う…とルフィは言葉に詰まる。
彼女の能力の強力さは一番知っているのだ。
「能力も使えない私ならアンタ一人でも対処出来る。分かって、ルフィ」
「……ぐぬぬぬぬ」
それはもう分かりやすく苦虫を噛む顔でルフィは悩んだ。だがウタの言うことはあまりにも理解出来ることだった。
さらに、例えば自分が首輪をして飲んだとする。もしウタが能力を使えばなんとかなるだろう…だがそれでも男女の力の差もあるし、ウタがルフィ相手にどこまですぐに対応出来るか分からない。
歌う前に口を押さえられたらアウトなのだから。
その点、ルフィなら腕を伸ばしてグルグルにしてやれば動きも止められる…
「…ぜってェ無理すんなよ!?」
「大丈夫だって」
強がりがない訳ではないが、ウタは弟の様にも思える大切な幼馴染の為にも笑ってみせた。 - 1318連勤22/10/26(水) 23:40:53
「じゃあ、先に首輪つけるから…はァ」
やると決めたからにはやらねばならないが、こんな何処の誰とも知らない変態の趣味に幼馴染二人で付き合わねばならないなんて。
自分達が何をしたというのだろう……やっぱり天竜人をボコボコにしてはいけないのだろうか?と、現実逃避にそんな事を考える。
しかしやらねば。ウタにとってルフィは大事な幼馴染であり、恩人だ。こんなところでルフィに何かあったとなれば彼にも彼の仲間にも顔を合わせられない。
意を決して、首輪をつけて留め具を止めた。カチリという音が嫌に響く。思ったより倦怠感はなく、試しに歌えば予想通り能力は使えない。
あとは、冷蔵庫に入っていたこの小瓶…恐らくこれが媚薬であるはずだ。
光源なども見当たらないのに明るい部屋の天井に透かす様に小瓶を傾けて見るが、中に液体が入ってる事以外は分からない…意を決して蓋を取ると、薬特有の作られた甘い匂いがする。
グイッと口に流せば、予想通りに、独特の苦味を隠す為の人工的な甘さが口に広がる。甘味は好きだが、こういう味は好きではないと素直に思い、ウタはすぐさま飲み干した。
「…プハッ…まずい……」
「大丈夫か、ウタ…」
そうして何処か昔の泣き虫な時を思い出させる様な、眉を下げた顔でルフィはウタの顔を覗き込んできた。 - 1418連勤22/10/26(水) 23:42:40
ここで媚薬の効果が出る速度
dice1d2=1 (1)
1.もう出始めている
2.5分ほどして
- 15二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 23:48:32
効果出るのが早すぎて草
- 16二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 23:52:20
- 17二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 23:53:48
素晴らしい導入だ
- 18二次元好きの匿名さん22/10/26(水) 23:55:28
長生きしてくれこのスレ
- 1918連勤<ヤッタゼ!!22/10/26(水) 23:58:57
「うん、だいじょ…」
ドクリ、と急に心臓が跳ねた。
「ウタ…?」
「ち、かよらないでルフィ!!」
慌てて距離を取る。そうこうしているうちにも身体にドンドン影響が出始める。
体温が異様に熱い気がする。頭もまるで立ちくらみでも起こした様なグルグルとした感覚に襲われる。
今、ルフィを見たらまずい気がした。そうして部屋の隅までいく。ウタ?ともう一度困惑した様な声で呼びかけるルフィにウタは声を上げる。
「ぜっっったいに!!近寄らないで!!!近寄ったら千切るからね!!!」
「何をだよ!?コエェよ!?」
しかしルフィもウタの様子が尋常でない事には気づいた様で、とりあえずあまり刺激しない様にと大人しくする事に決めた様だ。
「本気でまずかったら声かけてくれ…」
そう言ってルフィはウタと正反対の部屋の隅を陣取り、なるだけこちらを見ないように心がけてくれた。
タイマーがピッ、と動き出した。 - 20二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:04:39
名作の匂いがする
- 2118連勤22/10/27(木) 00:13:23
「ふ、ぅ…フーッ」
それから部屋の隅に蹲り、時折どれほど経ったかとウタはタイマーを見る。
【005:35】
「(嘘でしょ…まだ5分だけ…!?)」
しかし、苦しい時間に限って長く感じるもので、荒い呼吸を整える事も出来ず、しかし幼馴染に決して近寄るものかと熱い身体を壁に寄せる。
ヒンヤリとした壁に少し心地よさを感じるのも束の間ですぐに温くなる。こんなにも熱いのに、まるで寒いところにいるかの様に人恋しい…。
「ぅ、ッ……」
しかし耐えてみせる。じゃなきゃルフィを困らせてしまう。大切な幼馴染の辛そうな顔はもう見たくない。
「はっ…ふ……ンッ」
耐えようと身を捩るのが良くなかったか、どうやら逆に刺激になった様で上擦った声を出してしまい慌てて口を塞ぎ、ルフィの方を確認した。
ルフィはそっぽを向いていたが…この然程広くない部屋では聞こえていてもおかしくない。
「(なん、で…こんな目に…ッ)」
弟の様に思う彼にそんな自分の声なんて聞かせたくないに決まっているのに…声を殺すのと、悔しさで、ウタは少し唇を噛んだ。 - 2218連勤22/10/27(木) 00:20:19
ここで媚薬の効能1を🎲
dice1d3=1 (1)
1.20レス毎に感度が3倍
2.段々感覚が鋭敏になってルフィの匂い等も嗅ぎ取れて興奮しだしてしまう
3.時折波があり、少し落ち着く時がある(なお、その時受けた刺激が後で返ってくる)
- 23二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:21:10
これは……
- 24二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:24:29
とりあえず今の時点で3倍になったのか?
- 2518連勤<あと9回感度上がるね22/10/27(木) 00:40:24
「ぅ、う〜…んんッ…ふ」
なるだけ声を出さないように、どうかルフィに聞こえないでいて欲しいと腕で口を押さえて、堪えるが何もしていないのに自分がほんの少し動くだけで背筋を指でつつかれるかの様なゾワゾワした感覚が続く。
しかし、そのゾワゾワも、こまる熱も逃す場がなくてどんどんと苦しくなってくる。
自身の意思とは関係なく跳ねる肩も上がる息も嫌になってくるが、それでも必死に堪えていられるのはルフィが同じ部屋にいるからだろう。
もしかしたらルフィがいなかった場合の方が堪えられなかったかもしれない。どっちにしても最悪である事には変わらない訳だが…
「(ちょっとでいいから、楽になりたい…ッこれ、4時間は、流石に…無理ッ)」
しかしそうなると方法はどういうものがあるだろうか…と思考を促し、あわよくば苦しさから逃れようとするが、薬の効果で普段よりぼんやりとしている為にどれもハッキリ正解とは言えない気がする。
ああもう、そんな苛つきでギュ…と口をおさえる腕とは別の腕で服を強めに握りしめる。その時、肌に擦れたのが良くなかった。
「んぁっ!」
一段と大きい嬌声をあげた事にハッとして、またルフィの方を見た。
ルフィは変わらずそっぽを向いていた。
でもそれはウタには関係ない。
聞かれていた。今のは、絶対に…
「…ふ、ぐっ…うえぇ」
なんでこんな目に遭わねばなのだと、まだ1時間も経っていない中何度も思う。
自分にとって初めての友達と言える男の子にこんな声を聞かれて辛くないわけがない。
ポロポロと生理的なものではない涙が出てきた。 - 2618連勤22/10/27(木) 00:42:43
- 27二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:48:15
- 2818連勤22/10/27(木) 00:49:30
- 29二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:54:57
- 30二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 00:59:04
イケ魂ウタちゃんには需要がある
- 3118連勤<もしくは1.5にする22/10/27(木) 01:03:39
「ウタ?」
優しい声が聞こえる。やめて欲しい。
涙が止まらなくなりそうだ。
「大丈夫か?」
努めて、何も気にしてない風に返してくれる。ルフィは良くウタを優しい奴と評するが、ウタからすればそれはルフィの方だ。
「ふ、ぅ…だ、い…じょぶ」
だからこそ、余計に心配をかけさせる訳にはいかないし弱いところなんて見せたくないのが歳上の矜持の様なものだった。
必死に、必死に言葉を紡ぐ。どうか彼にこれ以上自分の惨めな部分を見せたくない……その時、そうだ。とウタは思いつく。
「る、ふぃ…ちょっとだけ…ッこっち、に来て…」
「え、お、おう!」
いいのか?と心の声が聞こえたが、ルフィは素直に来てくれた。それに応える様にウタもまた、なるだけ平気そうな顔を作る。多分あまり意味はないかもだが…
だが、これはもしかしたら…とウタなりに考え得る最善手だった。
「こ、れ…付けてて?」
「これ、ウタのヘッドホンだよな?」
押し付ける様にルフィに渡したのはウタがいつも付けているヘッドホン。音楽や歌が好きな彼女が愛用しているそれは…音を遮るのに、丁度いいはずだ。
「こ、え…ひ、き…かれたくないの…おねっ…がい…!」 - 3218連勤22/10/27(木) 01:14:58
「…分かった!ぜってえ聞かねえ!」
コクリと頷いて、ヘッドホンを受け取ってくれたルフィ。その後、またすぐに先程の位置に戻るかと思ったが…
「とりあえずこれと、これ置いとく!何かあったら無理せず教えろよ?ニシシッ」
そうしてベッドの上にあったシーツと、冷蔵庫から水を持ってきて近くに置いてくれた。確かにひどく汗をかいているから、水分は助かる。
その後元の位置にサッサと戻っていくルフィには聞こえないだろうが、小さく礼を零して、ウタは彼の好意である水を、素直に飲む事にした。
【045:12】 - 3318連勤22/10/27(木) 01:23:16
さてこの水は安全かな?
dice1d10=5 (5)
素数だとトラップ
2、7.媚薬追加。でもこの分の効果は10分のみ。
3.飲んだだけでイくよ
5.暫く呼吸でも危ない
- 34二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 01:28:31
3よりマシ……なのか……?
いや焦らしになるから逆にキツいのか - 35二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 01:32:16
エッチだ…エッチすぎる…
- 36二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 01:42:12
暫くだから継続時間も分からないのか、キツいな
- 3718連勤<ウワ…ヒドイ…22/10/27(木) 01:58:18
若干力の入らなくなった身体でも開けやすい容器のボトルを念の為匂いを嗅いで見るが、無臭だ。
最初に飲んだ媚薬で警戒してしまったが、まぁ流石に大丈夫か。そうしてウタは疑う事もなく水を飲んだ。
冷蔵庫に入っていて冷えていたそれは、火照っていた身体に丁度よかった。
…だが
「ふぅ…!?」
ボトルを落とす。その場に残った中身が溢れるがそれどころではなかった。
「は、ひゃ…なん…んぁッ!?」
一息ついた瞬間、ビリビリと身体の疼きが強くなる。
思わず横に身体を倒すがその軽い衝撃でさえ小さな爆発の様にウタの身を焼く。
「なん、れぇ…ッ!ひゅ、ぁンッ」
チカチカと目の前が点滅を繰り返す。急に上がった感度に感情は何一つ追いつかず、身体だけが反応を起こして頭がおかしくなりそうだった。
ルフィにヘッドホンを渡しておいて正解だっただろう。声など抑えようもなく、一人勝手にビクビクと身体を跳ねる様はあまりに滑稽で、もしルフィが声の異常さにこちらを見ていればきっと耐えられなかった。
チラッとルフィを見ればまたそっぽを向いてくれている。耳にはウタが渡したヘッドホンを丁寧につけて…
それ以上は見ない事にした。
動くのもままならないが彼にその様な感情を少しでも抱きたくないから。ちょっとでも行動しようとする自分がいない様に、必死に、熱の小爆発が繰り返されるのを床に這いつくばり耐え続けた。 - 3818連勤22/10/27(木) 02:02:44
それから、どれほど時間が経過したのか…
「ぜ、ゼェ…ハァ……ぅんッ」
漸く波は引き、ウタはまた元の荒い呼吸に戻り、まだ身体は熱く、先程の余韻で小さく揺れるままだが、息を吸ったり吐いたりするだけで身を焼く様な熱が走り続けた先程よりずっとマシだと安堵した。
ぼーっとした目で、なんとなくタイマーを確認する。
【078:36】
30分近くも…あの状態だったのか。
あと3時間弱残ってる事への絶望感を無理矢理「良く耐えた」と自分を誉める事で塗りつぶした。
しかし、そろそろ本気でこれ以上はただ堪える状態は厳しくなっている気がしている。
「(やだなあ…)」
本気で嫌だ。
何が悲しくて大事な弟みたいに思ってる異性がいる部屋でそんな事をしなければなんだと思う。
だがこれ以上無駄に時間を経過させる間、どうにか熱を静める方法を知らない。
一人でいた時は、本でしか知らなかったし、少し触っただけで怖くなって以来やめたのに…
本当に、なんで今…
しかし、嘆いても仕方ない。幼馴染に欲を向けない為にも…とウタは幼馴染が置いてあったもう一つのシーツを引っ張り身を包む。もしルフィが事故でこちらを見ても少しは隠せる様に。
すっかり意味はなくなっていた下着を下げた時、ニチャ…と水音がした事が未だにあった羞恥心を刺す様でひたすら恥ずかしかった。 - 39二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 02:04:31
俺も今ニチャって笑ってる
- 4018連勤<3ばーい!22/10/27(木) 02:25:53
「ん、ふぁ…」
さっきまでの水と違い、自分の手でのぼり詰めなきゃいけないのが不安ではあったが…それこそ薬や水のせいか。不慣れな触り方でもなんとかなりそうだったのが不幸中の幸いだった。
「んぅ…アッ、ハ、ア……─ッ!」
ビクリッと大きな痙攣が起きて、少し視界が白む。
漸く初めてちゃんと達する事が出来たのに、感情としては薬のせいで湧く性欲の処理以上はない。
快楽がどうこう以上に、この汚れた熱を幼馴染に如何にぶつけないでいられるかがウタには大事だった。
流石にもう何も起こらないで欲しい…そんな風に祈りつつ、また鎌首をもたげる嫌な熱を発散しようと指を伸ばし、ツン、と指先が触れた時だった。
「んぁ♡…へ?」
今までになく甘い声が出ていっそ拍子抜けをしたウタは慌てて手を離す。
その手が、自身の胸に少し掠った。
「あンッ…な、え?」
掠っただけだった筈だ。なのに今の反応は何?
明らかに先程と違うその感覚に、冷や汗が流れる。まさか、まだ何かあるのか?
…もう、勘弁してよ。心底そう思うが、兎に角今は熱を発散させるしかないのだからと改めて指を伸ばす他なかった。 - 4118連勤22/10/27(木) 02:52:16
おかしい、明らかに先程とは違う。
「は、アッ…あぁっ、う、ぁッ…あンッ」
先程よりもずっと簡単に達してしまう。そして達して終わりかと思えたらまたすぐに手や、服が擦れた先から熱が湧いてしまう。
ヘッドホンを外した事で直に聞こえる声は、本当に自分の声か信じられない程甘く上擦り、快感を逃す以上に感じている事をいやでも知る。
せめてもの抵抗でシーツを咥えて、声をおさえようとした。この地獄みたいな部屋に閉じ込めた存在に対して、いまに見てろよという気持ちがあった。
「ふぅー…ふ、んんっ、ふぁ…!」
それでも身体が感じやすくなっている事実はどうしようもなく、少しずつ、少しずつ、自分のいいトコロを見つけてそこを重点的に触れようとしたり、隙間から漏れる声の甘さを隠し切ることは出来そうにないのが現状であった。 - 42二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 03:10:34
しかもまだ増える
- 4318連勤22/10/27(木) 03:54:18
はいそろっと効能2🎲
dice1d3=3 (3)
1.絶対にイけなくなる(感度はそのまま)15分
2.段々感覚が鋭敏になってルフィの匂い等も嗅ぎ取れて興奮しだしてしまう
3.時折波があり、少し落ち着く時がある(なお、その時受けた刺激が後で返ってくる)
- 44二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 07:05:11
素晴らしいスレを見つけてしまった…
- 45二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 12:54:32
無事完走してくれ
- 46二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 13:07:49
- 47二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 13:14:07
つまり40レス進めば感度9倍に…?
- 48二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 14:19:51
可哀想なウタちゃん…ひとえにイッチの職場がブラックだからで君は悪くなかったんだが
- 49二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 14:27:57
すでに3倍になってるから次は9倍になるよ
- 50二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 14:35:49
「〜〜ッ!…はぁ……あれ?」
その後も数回程していた時、スゥッと火照りが治まるのを感じる。恐る恐る身体を起こし胸などに触れてみるが柔らかさを感じるものの特に思うところはない。
「…?くすりがぬけた…?」
少し舌が回らないままウタは仮説を口にする。確かにそれならば嬉しいが、だとしたらわざわざ四時間という長時間を指定はしない気もする。
結局のところ理由はわからないままで不気味だ。
チラリと時計を見ると【101:41】と表示されている。まだ半分も終わっていない事に若干辟易したし、なんなら自分の痴態がそれ程続いていたのだと先程とは違う理由で頬を紅潮させた。
「…汗でベタベタする」
シーツで雑に濡れた指やら汗を拭き取りつつ、今度はルフィの方に視線を向ける。相変わらず壁などを見て耳を塞いでくれている。冷静になって考えるとあの寂しがりに四時間その状態は自分の状態に負けず劣らず精神がおかしくなるのではないかと心配する。
まだ何かありそうなのは不安だが…幼馴染に少しでも声をかけて安心させてあげたいのも事実だった。 - 51二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 14:51:24
こんな状態でも他人を思い遣れるウタちゃんは優しい
- 52二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 15:11:44
この状態でルフィの心配をしてあげれるとはさすがだな
応援してるぞ - 5318連勤<コテ忘れてた22/10/27(木) 15:13:35
ただ、改めて自分を見る。使い物にならなくなったショーツは脱いでるし、髪は乱れてるし…明らかに痴女の見た目だった。
「流石にこの状態はなあ…」
再会して嬉しくてハグしたり、普段から距離感が近くてもそれは家族や友達に近いそれであり、男女としてはまずい事は分かってる。少しでもマシに見える様にいっそ髪は解いておいて手櫛で軽く整えて、乱れた衣類をシーツを羽織る事で誤魔化す。あとは…と冷蔵庫を見る。先程ルフィの好意に甘えて飲んだ水がアレだった分保存食もあまり信用出来ない。
だがルフィは本来食べる事が大好きな訳で……一応、毒味をしておこうとウタは冷蔵庫から個包装されたチョコバーの様なものを取り出して開けてみる。
普通のチョコの匂いにどこか安堵し、半分に折り口に少し含んだ。味にもおかしなところはなさそうだし変化も起きてない…大丈夫そう。
そう判断して、数本程持ってルフィの方に歩み寄って彼の肩をポンと叩いけばすぐにルフィは振り向いてヘッドホンを外した。
「どうしたウタ?」
「今、少し落ち着いたみたいで…ルフィお腹空いてないかなって、ちょっと食べよう?多分、大丈夫だし」
そうしてウタが差し出したチョコバーをルフィは笑顔で受け取った。
「身体、辛くねえか?」
「とりあえず今は平気…さっきまでは、ちょっとしんどかったけど」
「わりィ…」
「気にしないで?私が飲むって決めたんだし…」
サクサクとチョコバーを二人で咀嚼しつつ話す。1時間程話さなかっただけなのに随分久しぶりに感じてしまう。だが気の抜けた会話も出来てウタとしてはだいぶ楽になれたのは事実だった。 - 5418連勤22/10/27(木) 15:24:14
一つ聞くが、とんでもねえ媚薬や水が入っていた冷蔵庫に入ってるものが大丈夫な物だと思うか?
(媚薬飲んだ人だけに作用する)
ウタが食べたチョコバーの数
dice1d3=3 (3)
そのうち発動した効果
dice1d3=2 (2)
効果
1.無毒。普通のチョコバー
2.惚れ薬(食べた数だけ相手に発情する)
3.弛緩剤、食べた量に関係なくdice1d30=3 (3) 分動けない
- 55二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 15:30:20
ダイス、よくやった
- 56二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 15:45:33
遅効性だったか
- 57二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 15:57:10
これが巧妙なウタ曇らせスレか...
まあ堕ちてもいいと思いますがね(ネイチャァ) - 5818連勤<ヒャッハー‼︎22/10/27(木) 16:04:24
そうして談笑していた時、ふとルフィの横顔をジ…ッとウタは見る。否、見つめてしまう。
「(ルフィって、こんな顔つきだったっけ?)」
自分より2つ下とはいえ、数多の島を渡り、立派に海賊の船長を務める様になった幼馴染への成長をしみじみと感じていたのは最初だけ…急に心臓が速く脈打ち始める。
「それでよ〜!…ウタ?」
「……」
「おい、どうした…また具合悪ィか?」
ルフィが心配して声をかけてくれている。嬉しいけどこの嬉しいは何か歪だ。マズイ気がする。そうは思っても目線を離す事は愚かまた内から燻り始めた火が、熱が……ルフィに対しての自分の感情を犯していく。
「は、ぁ……ル、フィ…ッ」
ルフィ、ルフィ、ルフィ。大事な幼馴染の名前を反芻してるだけなのに何故か心地いい。ダメだ。本格的にマズイ。そう思い、目線は離せずとも、身体を引き摺る様に距離を取ろうとする、が…
「んあっ、な、にゃんで…きゅ、にぃ…!?」
また?と思うには違う、先程の熱とは別に何故か身体のおかしなところがゾクゾクする。最初に触れた胸、シーツで拭った場所、そうしてここまで歩いてきた足。全部が全部勝手に取り戻すかの様に気持ちよくなろうとしていく。距離を取るための足がそうなってウタはその場に動けなくなる。
「ウタ…!?」
「ひゃ、あッ!」
ただ事じゃないとルフィに声をかけられた。それだけなのに一際大きな疼きが襲う。やっぱりあの保存食も碌なものじゃなかったのではと気付いたところで遅い。不幸中の幸いは、目の前の彼にどれ程無理矢理劣情を沸かされようが、そもそも動くのもままならない程である事だった。しかしそう余裕も続かない。
「ふーッ…ふーッ…」
目の前にいるのは大事な、本当に大事な友達。大切な男の子。今の自分が触れてはならないと分かってる筈なのに、目が、手が、勝手に… - 5918連勤22/10/27(木) 16:18:31
「ウタ…?」
「ル、フィ…は、ぅ…ッ」
彼に伸びそうになる右手をアームカバーのある左手で押さえ込む。触るな。汚すな。彼が大事ならこの手を伸ばすのはダメだ。
必死におさえて痛い筈なのに、これまで何処か疼きに変わりつつある自分が嫌だと思う。
口の端から涎が垂れてきた。拭く余裕さえなくてまるでお預けを喰らった犬の様に、ただ、ただ彼を乞う様な目で見てしまう。やめて、やめろ。
こんな姿を見せたくて近寄ったんじゃなくて彼に安心して近寄ったんだ。事態を悪化させるな。
「わたっ、もど…うぁっ…」
離れなきゃ、嫌だ、離れないと、ダメ離れ一緒にいたいルフィ離れカッコいい、いや、だめ犯されたい離れて犯したい大好き大好き大好き大好き
……ふざけるな
「ぐぅ…ッ、ふ…じ、ぜ、ぜった…い…やら…!」
「ウタ!」
ポタポタと落ちたそれは先に下に小さい水溜りを作っていた涎と混ざり薄い赤になる。
いきなり様子がおかしくなった相手が血を出す程に指を噛んで何かを堪えている姿は優しいルフィには辛いかもだがあのまま思考を塗り替えられた方がもっとマズかったのを知ってるのは私だけでいいとウタはルフィをもう片手で制する。お願いだから来ないで。
痛みで一瞬戻った理性で、顔をそらした意味がなくなってしまう。
「わ、たし、もど…ぅ…ごめ……」
「ウタ…でも…」
「へい、き……んっ、ふ…」
気遣うつもりで、ただ困惑させてしまった罪悪感は戻ってから謝るしかない。
今は、今は耐えなきゃダメなのだから。
歩くだけで辛いが、恐らく引きずるように戻った方がマズイ予感がして、必死にガクガクと震える膝に気合いを入れて元の位置に、ウタは戻っていった。
彼女が歩いたところに垂れた液体は、幸運にも引きずられたシーツが吸っていったのでルフィには気付かれなかった。 - 6018連勤<9バーイ!22/10/27(木) 16:41:28
「ふ、ンァ…ッ、アッ!?──〜ッ!?」
やっと辿り着いた元の位置に倒れる様に座り込むが、その瞬間にバチバチと電流でもかけた様な感覚にビクリと上を向いて無様に達した。
「ァ……ォ…」
訳が分からない。なんでこんなので…
自分の体も思考も自分のものではない様な乱暴な快楽に恐怖さえする。これが、あと…?
【128:56】
タイマーを見て、後悔してばかりだ。あと2時間もこのままだという絶望に心が折れそうになる。
もう動かない方がいい、少しの刺激でも今の自分には危険な事が分かる。そう思って部屋の隅でジッとしようとしているのに…
「フッ、ぅ、う〜…ッはあ…!」
ドンドン焦れて仕方ない、どうして?
壁や膝を抱える様な姿勢で手が触れたところも、呼吸で起きる衣擦れも、なんなら自分の息がかかるところまで熱くなっていく。
でもこれからまた、熱を処理しようとしたら、きっと自分が、今の正気ではない自分が……その、妄想等に使うとしたら今はまた納得いかないだろうがまた同じ様に部屋の隅にいてくれているルフィだ。
それは、嫌だ。こんな状況だとしても、自分の心の内だとしてもルフィを汚したくない。今のルフィを汚したら、彼が現持ち主である帽子まで汚してしまいそうで…それは嫌で、でも熱はどんどん溜まっていくばかりで……
その熱に、また浮かされて、逃げたくて、ウタは服のリボンを解いた。 - 61二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 17:14:16
これ途中で>>62(3倍)になってたら指噛むのも逆効果になってた説
- 62二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 17:25:38
- 63二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 17:28:07
最低3時間な中4時間だからほぼほぼ最短よ
- 6418連勤22/10/27(木) 18:03:03
「はぁ、アンッ、ァア、ふぅっ…んン…ひあ…♡」
結局、緩めた胸元に指を滑らせ、もう片方の手も下に伸ばしてしまっている。
ありがたい?ことに…何かを燃料にせずとも勝手に燃え上がって爆ぜていくこの状況では、なんとか彼を思考の外に追い出せていられる。
ただ、その分、身体はずぶずぶと快楽を求めて勝手に動き、達する事を繰り返してしまう。このまま外に出れたとして、私は私のままでいられるだろうか…?
分からない。でも今の自分にはもう指を動かさないでいられる気は少ないし、だんだんとこの乱暴な快感に耽ろうという意志が恐怖までも強引に塗りつぶしていっているのを感じる。
最初の頃よりずっと甘い自身の嬌声や、水音が耳を犯して、更に求める様な悪循環にも気付いている。
でも止められない。気持ちいい。
怖いのに気持ちいい。
ルフィが同じ部屋にいるのに…いるから?
「はぁっ、あんッ♡……う、くぅん…♡」
切ない、でも汚さない。その意志だけで耐えている。
どうかルフィが間違ってもこちらを見ませんように…
だんだんとだらしなく、悦を隠せない顔付きになる自分をひたすら嫌悪しながら祈った。 - 65二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:05:56
感度支援
- 66二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:17:51
このスレは絶対に完走させろ
- 67二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:22:02
これダイス次第では理性崩壊もある?
- 68二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:25:59
スレ主の主旨としては最後まで耐えるらしいからセッ久はないんだろうけど…失神や発狂くらいは一回するだろうな…
- 69二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:33:56
危うく襲いかけて自己嫌悪とかもあるかも知れない
- 70二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:48:48
ナニバレルフィ同様の理性の強さ
俺ァ今感動してる - 71二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 19:53:00
- 72二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 20:24:59
耐えるウタのかっこよさとエッチさの両方を楽しめる良スレ
- 73二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 21:03:40
私は快楽に耐える女の子が大好きでねぇ……
- 74二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 21:08:55
>>1的にこのウタは恋愛感情ない感じかな?
大事な弟の為に頑張るお姉ちゃんとその姉を心配する弟って書くとえっち度が増すな
- 75二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 21:56:51
ルフィに対する感情が弟じゃなくなって来てますね・・・
- 76二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 21:59:42
そりゃ惚れ薬入りチョコバーと媚薬でぐちゃぐちゃだからな…薬がしっかり抜けたあとが楽しみだなあ
- 77二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:00:22
とんでもない自己嫌悪に陥りそう
- 78二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:08:55
私も個人的に原作に近いウタが崩れて乱れていくのが大好きでねェ…
- 7918連勤22/10/27(木) 22:24:42
「んぁッ♡はぁ…あ、ひっ、ふあ♡…ッ♡」
途中から汗ばんだのが気持ち悪いのと、汚したくないという気持ちが強くて左のアームカバーを、汚れた右手の代わりに口で無理矢理外す。
湿った生地がズルリと肌を撫でる感覚や途端に外気の涼しさに晒された刺激でまた背筋を甘い電気がかけていくが、これを今着けていると罪悪感で死にそうだった。
否
「はぁん…ッあ、ま、た…───ッ♡」
もう既に、いろんな意味で死にそうだった。幾ら鎮めようとしても湧いてくる欲に溺れて、身体中を何度もかける電撃にも近いような快楽で精神が焼き切れそうだと分かってるのに指が止められない。
何をしなくても痺れる様な悦が襲ってくるのだから発散しようとしたが、もしかしたらこれは逆にドツボに嵌まったのではと片隅で分かってるのに。
気持ちいい。気持ちいい。
怖いのにやめられない、やめる方が耐えられない。
そんなくだらないのに何故か逆らえない思考にその片隅さえも染められてまた欲に従って気持ちよくなれる様な指の動かし方を探してしまう。
「ひ、ぅアッ♡あっ、あ、あ─ッ!」
知らない自分になっていくことが、ダメだと分かってるのにしてしまってることが、気持ちよくて仕方なかった。 - 80二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:35:08
スケベやなあ...
- 8118連勤<27バーイ‼︎22/10/27(木) 22:35:58
- 82二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:36:50
ダイス神あんた最高だよ
- 83二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:37:16
- 84二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:38:16
うひょー
- 85二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:39:11
今27倍かな?
- 86二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:39:15
さすがダイス神
- 87二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 22:41:35
だいぶ快楽に溺れてるのにダイス神容赦ないな
- 8818連勤<アリャ…22/10/27(木) 23:18:00
【157:52】
タイマーにはそう表示されていたが、そんなものに意識などとうに向きはしなかった。
「あ゛あッ♡や、ら、やらまたッ…イッ♡」
やだ、と言っているにしては顔は完全に蕩けて、何もしなくても勝手に快楽のボルテージを上げていく自身の身体でありながら誰かの玩具にでもされた様に制御の効かない状況にウタは最早笑うしかなかった。
感情がグチャグチャになっていた。
「アハッ♡も、とまッでぇ…!♡こわッ、こわれ゛る゛…ッ!!♡わ、だし、消えぢゃ…あ゛〜ッ!♡」
ビクリと跳ねたその刺激でもまた破裂を繰り返していく快感に思考の余裕などはとうに飲み込まれ、無理矢理ずっと高いところに攫われては落とされるような感覚だった。
「やだァッ♡おがしぐなッ…あぁッ♡ま、たッ…!?ほんとに゛ぃ、も、むりぃい゛♡」
言葉も思考も身体も滅茶苦茶だった。歌う為にずっとケアを心がけてきた喉から出るのは酷く煩い嬌声と誰に言っているのかも分からない乞いばかり。
そんな声を出す度にまた快感が蓄積されるのだと途中から理解出来ていたが我慢出来ようはずもなく、逃げれない渦に呑まれる他なかった。
「ああ゛〜〜♡にゃ、アァッ、ひぅ♡…アハハハ♡も、ダメ…し、んじゃあ…ッ♡」
「ウタ!!!」
そんな時、一番安心するけど、今一番聞きたくない声がウタの耳に自身の嬌声を掻き消して入ってきてしまった。 - 89二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 23:20:01
うわ、これは死にたくなるな…
- 90二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 23:21:03
1番聞かれたくない人……
- 91二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 23:21:21
考えうる限りの最悪のハプニングだな...
- 9218連勤22/10/27(木) 23:36:16
きっかけはあまりにもなんて事はなかった。
「ヘックション!!…あ、やべ!」
たった一つのクシャミである。
ルフィはキチンとウタの言いつけ通りヘッドホンをして音をシャットアウトしていた。しかし元々彼女と彼では適切なサイズが違う。ズルッとクシャミの拍子にズレたヘッドホン。
そうして聴こえてきてしまったのは
「あ゛ぁッ、やっ、だ…!♡もうッ、やァ♡」
明らかに先程とは段違いの様子のおかしな幼馴染の声である。耐えきれず、心配が勝ってしまった。
「ウタ!!!」
そう叫んで駆け寄ったルフィに対し、ウタは驚いた様な顔を浮かべるのも一瞬。また無理矢理上がってしまう快感に嬌声を止める事も出来ずにいた。
「にゃ、るふぃ…ッなんでェ、や、だあっ、聞かなッ♡で…ッ!見な゛ッイッ♡」
「ごめん間違って聞いた!!でもとりあえずこのままはダメだろ!!…後でおれを殴れ!!」
「へ…何、す…んぁあ゛ッ!?♡」
そうしてルフィはウタをいきなりシーツごと抱き上げる。当たり前だが、何もしなくても勝手に絶頂を迎えてしまう今のウタにそんな刺激を与えれば当然ただでは済まず、ルフィに触れられたところが、下腹部が、ズグリ…と最悪の熱を持って弾ける。
「流石にあんな床に放置は出来ねえ…!」
それを知らないルフィは急いでベッドまで運ぶ。落とさない様しっかり抱き上げてくれているがその触れているところも、走る振動も今のウタには猛毒もいいところだった。
「や゛、ま゛っれ…!♡るひぃッ…まっでッ!?♡」
「おろすぞ?」
そしてそんな呂律もろくに回らないウタをルフィはベッドに下ろし離れようと、した。 - 9318連勤22/10/27(木) 23:45:05
精神崩壊🎲
100超えたら一時的な精神崩壊でクールダウン時を過ごす事になる。
dice1d120=26 (26)
(水、チョコバーでの補正それぞれ+10)+20
(ハプニングで幼馴染に痴態をバッチリ見られた)+30
合計+50補正
崩壊した際の精神状態
dice1d2=2 (2)
1.幼児退行
2.犬化
- 94二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 23:52:03
精神は大丈夫だったか
いや状況は大丈夫じゃないが - 95二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 23:53:00
1回壊れた方が楽だったまである?
- 96二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 23:53:27
愉悦ダイス君
- 97二次元好きの匿名さん22/10/27(木) 23:53:57
後から地獄になるだけじゃねェかな
- 9818連勤<…チッ22/10/28(金) 00:12:21
離れようとしたルフィの服をクン…と掴む手により、ルフィはそちらを見る。
「ヒック…う、うぅ〜…!!」
ウタが、泣いていた。
自分の事は二の次にしがちで、基本的にはルフィの面倒をみたがる、気丈な幼馴染が。
「ウ、ウタ?」
「ごめん、ルフィ…ごめん゛ね…ッ」
「な、何謝ってんだよ!?お前は悪くねえって!!」
慌ててブンブンと両手を振り否定するが、ウタからすればそうではないのだ。
何度も大丈夫だと強がったし、何度も彼を汚すものかと理性を振り絞った…だが流石にこれは心が折れそうになる。
あんな自分見せたくなかった。
あんな声も聴かせないであげたかった。
海賊であり、世界のいろんなところを見てきたルフィにはそれはそういう知識も、見たことある程度の経験ならあったかもしれない。
だが自分がとならば話が違うのだ。
勿論自分も恥ずかしくて死にそうだが、そんな自分をルフィに見せたことが何より辛い。
これでひかれたり、見限られたり、距離をとられようものなら死にたくなる。
結果としてはルフィにその様な様子もなかったが、それで辛さが軽減される事もなかった。
「さっきから、知らない感覚ばっかりですごい怖い…でも、ルフィの為にも耐えなきゃなのに…ッ」
「無理しなくていい!おれは気にしねえし…!」
「グスッ、私が気にするのよォッ…!もうやだ、多分この後またああなる゛…もし、かしたら゛、もっと酷くなるかもしれな゛い゛っ」
もうどうなるか分からない。アレ以上に快楽が強くなるなど想像したくもない。確実に自分が消え去りそうで怖いとウタは涙と一緒にルフィに零した。
最後の強がりに、片腕で泣き顔を多少隠しながら。 - 99二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 00:19:49
既に27倍でこのあとに待ち受ける>>102は81倍、常人には耐えられるわけもなく…
- 100二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 00:23:58
本番はなしでルフィに愛撫してもらうことは無理じゃろうか
- 10118連勤22/10/28(金) 00:26:20
「なんかごめんな?おれが聞いたから…」
「ルフィはッ!!悪く゛な゛い゛!!」
「そ、そっか…」
とりあえずルフィもウタに落ち着いてほしくて、彼女を横にしているベッドの脇に座りつつ、ウタが落ち着く様に聞き手に徹して、合間合間に「お前はすごい」「ここから出たらサンジに美味いパンケーキでも作ってもらおうな」「大丈夫だ」と慰めを繰り返しながら。
泣いてる女の子を宥めるとなれば撫でたり手を握ってやった方がいいのかもしれないが、またいつああなるか分からないなら、これ以上ヘタに触れるわけにもいかないとルフィなりに思っていた…が
「ルフィ…お願いがあるんだけど…」
「ん?なんだ?」
「そ、の、嫌なら絶対、絶対断って…本当に」
「いいぞ」
「まだなんも言ってないって…ふふ、あの、ね」
「手ェ、握ってて欲しい」
え、と少し困惑したルフィ。当たり前だ。
今のウタは落ち着いているが、先程は明らかに少しの刺激でも辛そうだった。
「なんかもう、次どうなるか不安でしかなくてさ…私自身がどっか消えない様に、ちょっとだけ、縋るものが欲しくて…」
「…分かった、それくらい任せろ」
そうしてルフィは笑ってウタの手をしっかり握った。その後、またヘッドホンを付ける。
今度こそ、これ以上彼女を傷つけない為にも何か出来ないか思考を巡らせながら。 - 102二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 00:29:24
- 10318連勤<81バーイ‼︎22/10/28(金) 00:41:58
そしてその時は唐突に来た。
「…へ?え?」
最早困惑が一周回って先に来た。何せ唐突に達したのだから。その困惑で、少しベッドの上で身を捩った。もう、そこからは止まらない。
「ア、アッ、───!?カハッ、ヒュ…??♡」
視界の白が、元々の部屋の色か、分からない。
身体が反応してるだけの筈なのに部屋が、脳が揺すられてる様な衝撃が絶え間なくくる。
「〜〜ッ、ま゛…なッ?に…?♡アッ、あ゛〜♡」
バチン、バチンと電源を乱暴に、付けたり消されたりしている様な感覚だった。昇ったと思えば叩き落とされて、容赦なくまた無理矢理連れていかれる。
「はひゃッ♡や゛あ♡しらにゃい゛ッ♡これ、ぇッ!!しらにゃい゛ぃいッ、イ゛ッ!!」
今まででも一番大きく身体が反応し、それがまたトリガーになる。最悪だった。最高だった。
ぎゅうっと無意識に強くなった握る力にあまりにもか細かった糸を掴んだ様にウタはそちらを見る。
ルフィの手だった。本人はゴムの性質を活かして少し離れてるけど、でもルフィの手があった。
正しく。縋る様にそれを両手で握った。それでまた幾らか達してもそれ以上にこの手を離した時に「自分は消える」という確信に近い恐怖の方が強くて痙攣も止まらない身体と、また連れていかれる心を無視して本能で、その手を握り続けた。 - 104二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 00:45:41
スレ主のコテハンウキウキで草
- 105二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 00:49:23
覚悟できる時間だけはあった
- 106二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 00:50:16
かりに崩壊して犬になってたら犬から戻ってこれなさそうだった
- 107二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 00:53:45
かわいそうなウタ…‼︎
ひとえにその心が優しくて気丈だったからだが… - 108二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 01:01:23
気丈だったばかりに悲しいなぁ・・・
- 10918連勤22/10/28(金) 01:08:55
「ハッ、カヒュ♡アッ、あ゛〜ッ♡あ゛ッはッ♡」
ルフィと比べれば筋力などないだろうが、それでも全力で握りしめ続けている。
ルフィは痛くないだろうか?
ごめんねルフィ?
快楽に沈もうが、思考を漂白され続けようが、微かに、どれほど微かでも彼の事を考え続けた。
正気を保てる唯一が今自分の手の中にある。離すわけにはいかなかった。
「う゛あ゛♡へひゃ、あ〜…♡ふあ、ッ!?や、ぁ、ん゛ッ〜〜!?♡」
痙攣し続けて、脚が攣る。でもそれさえ気持ちいいと乱暴に塗り替えられてしまう。
トロトロと触ってもいないのに溢れて太腿を伝って流れている…そんな微少な感覚でさえ達してしまう。
「アッハ♡、やら♡う、ひ…─ッ!♡るふぃっ…!♡やぁ♡こわッい…ぁ、あ〜〜〜っ♡」
応えて欲しいわけじゃない。
助けて欲しいわけじゃない。
でも名前を呼ばないと、もしかしたら今握っているのが誰の手かも忘れそうで、ダラダラと出る涎にまで溺れそうになって、窒息しそうで、それさえ気持ち良くて、必死に縋る。
「───ッ♡」
ルフィ、ルフィ、お願い。離さないで。
頼りなくてごめんだけど、貴方に今は縋らせて。
貴方の掌、一つで良いから。
必死にこれ以上…彼を求めたりしないよう、汚さないよう。ウタは両手で包む様に握り締め続ける。 - 110二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 01:34:09
ここまできてもルフィの事心配できるの凄いよ
- 111二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 01:48:05
すげェ、こんなえっちなssで今んとこ恋愛感情も惚れ薬抜きだと多分なく、2人が交わってるわけでもないのに純愛だ…
- 112二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 01:51:43
メンタルつよつよお姉ちゃんはいいものだ
- 11318連勤22/10/28(金) 01:53:20
【197:04】
「あっ、ひ…♡あ、ぁっ?あ゛〜?♡」
もし気絶して、無理矢理叩き起こされてを繰り返している人がいたとしたらこんな感じだろうか?
あれからどれ程経ったかは分からないまま、ただ絶頂に無理矢理連れていかれ、視界が暗くなってはまた勝手に上り詰めて真っ白に漂白される事を続けている。
「けひゅ、アッハ♡ッ、あ、ぉ、ふッ──♡」
最早、大きな声で喘ぐ様な気力や体力もなく、譫言を零す程の声量と蕩けきった顔で、流されている。
何が起きてるかなんて理解しようなんて無理な話で、上げては落とされてを繰り返した結果、心を守ろうとする防衛本能か、どこか冷えた思考をしている部分が存在している。
「あ゛〜〜、おッ、ふあ?♡はンッ♡」
だがそんなのが存在したところで身体も、「気持ちいい」と思ってる心も変わらない。
触ってもいないのに溢れて流れ続けるそれが太腿を伝っている様な微少な感覚でさえ達してしまう材料なのでそりゃ何しても変わらないのは当たり前。
寧ろそんな風に自分を客観視して、余計に自己嫌悪してしまうだけだ。
「ヒュ、ン゛ァ…ああ♡う、ひぃ……ッ♡」
それでもふやけた口調で、まだ彼の名前を呼ぼうとする。それが、何よりのよすがだから。
最早彼がそのつもりで手を引けはスルリと抜けるだろうという程力も入ってない。でも離さないで、彼を通して自分を消さない様に必死になっている。
滑稽かもだが、現に何より救われている。
「あ゛ッ?わ、だ?…ハッ、ァ…ハハ♡──ッ♡」
でもこれもいつまで持つかな…本当に大丈夫かな?
こんなにも熱に焦がされて、後で戻るかな?
治るかな?怖いな…怖い。 - 11418連勤22/10/28(金) 02:02:34
- 115二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 02:07:50
このダイスは……
- 116二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 02:10:51
3だと帰ってこれなくなりそうだったけど
- 117二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 02:18:40
壊れないような選択肢を引き続けるダイス神
- 11818連勤22/10/28(金) 02:18:51
…プチッ
「ぁ?ァ…あぇ…?♡う゛あ…♡」
ルフィ、ルフィ。大丈夫、分かる。
消えてない。彼は…
「アハハッ♡や、ぁ?♡ヒュッ、あ゛ッ♡」
……ルフィ、は。分かる。
「アヒャ…♡ハ、ぁ?お?あえ…?♡」
じゃあ、わたし、は?
「はぁ、ァ?あ、アハッ♡やだ…♡」
あれ、やだ、うそ……
「ひえ、ひゃ…?♡きえちゃ……ァ?♡」 - 11918連勤22/10/28(金) 02:21:17
やだ、やだ、やだやだやだ
「ァ、あ゛?」
いや、やだ、もどれない、もどらない、やだ
わたし、は…?
わたしは…?
「あえ、らっ…け?♡…アハッ♡」
いや、いや、きえたクない
「ろォッ、れも…♡いっ、か…ァ♡」
いや、いヤ…や、ダ……
「ウタ」 - 120二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 02:28:11
なおその代わりにぎりぎりの責め苦を与えるもよう
- 12118連勤22/10/28(金) 02:39:35
「ぁ、あ…?♡」
「ウタ、ウタ」
声がする。なんで?
またヘッドホン取ったの?ダメだよ?
「大丈夫だからな?一緒にちゃんと帰ろうな?」
「う、ぅ?る…ひ…?♡」
聞かれたくなかったし、みっともないから見られたくなかったのに
「おう、ウタ」
「ル、ひ…」
顔が冷たい、涙出てるんだ私…まだ出る水分あったんだ?ってこんな時に考えてしまう。
でも今本当に危なかった、怖かった。
安心して出てる涙だ、ここ数時間で1番嬉しい涙だ。
「大丈夫だ。おれの身体ゴムだからな!手ェ伸ばすのは得意だ!!ニシシッ」
「ちゃんと繋ぎ止めてやる」
「んで、お前は歌が得意だ…ウタ」
声が近い、やめて。まだ薬効いてるから。
アンタの声でそういう気分になったりしたくない。
「帰ったらまずチョッパーに診てもらって、で、お前の歌、聴かせてくれ」 - 12218連勤22/10/28(金) 02:44:17
そう制してやりたいのになァ…
「よ、んれ…」
「おう」
消えたくないから、呼んでほしい。
お願い…
「ウタ」
「ひ、ぅ…ン゛」
まだ無理矢理高いところに連れてかれる
真っ白になる
でも、真っ暗にはならない
「ウタ、ウタ」
「ァ、はっ♡…るふぃ…♡」
必死に片手を伸ばす。そういうつもりはないけど、でも、もっとずっと近くで呼んでほしい…
白んだ景色で無理矢理彼の服を見つけて引っ張った。
「うぉ!?危ねえ…ウタ?」
「ひゅ、はあ…ァ♡よんれッ、おね、が…あ゛♡」
「…分かった」
殆どもう目が効かないけど、なんとなく本当にルフィの頭が近くにある気配がする。
手を離すのは怖いけど、多分この後すぐにくるものの方が怖くて、勘を頼りにルフィの首に手を回した。 - 123二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 02:47:17
これで243倍か
人でいられる? - 12418連勤<243倍22/10/28(金) 02:47:22
そして
「ウタ」
予想に反する事なく、このひと言だけ聞いて、私は完全に意識を落とした。
多分、今までで一番甘い絶頂だった。
ピピピッ
【240:00】 - 12518連勤22/10/28(金) 02:57:06
その後の事はルフィに聞いた。
完全に意識が飛んだ私にこれはまずいとオロオロして少し経った頃タイマーが鳴り、何もない所から急に扉が現れたそうだ。
早く私を助けたい気持ちと、とんでもない姿になっている私を皆に見せない様にしようとルフィはまたシーツやらその時着ていた自分の服やらで私を蛹の如くグルグル巻きにして部屋を出たら、サニー号の甲板上空にいて落ちてきたルフィと私(グルグル巻きなので分からなかったらしいけど)に一味の皆ギョッとしたらしい…ゴム人間のルフィじゃなければ死んだ可能性もあるし、やっぱりあの部屋の主がいるなら私かルフィを殺す気だったんじゃないだろうか…?
現に、私は後のチョッパーでのカウンセリングにて発狂死手前だったとまで言われた…実際自分の名前まで忘れかけてたのは本気で危なかったのだろう。
頭の中でプチッ、と何か潰れる様な切れてしまった様な不穏な音もしていた気がするし…
ただ、身体に関しては割と健康なままでいるらしい。
そんな薬を飲んで長時間そのままだったなら多少後遺症があっても不思議じゃないのに一切ないから不思議だとチョッパーは首を傾げていた。 - 12618連勤22/10/28(金) 03:08:53
でも、後遺症がないのは本当だろう。
なにせ私の中にあの部屋であった、ルフィに対する変な感情は消えている。
変わらずルフィは私の弟の様な幼馴染である。
ただ助けられたのは本当なので、感謝は勿論している。ルフィがいなければ私は消えてた確信がある。
左手のマーク然り、ルフィは私を繋ぎ止めてくれる事においては昔から頼りになる。
……だが
「はあー…いい湯だった〜」
「…ウータ」
「うひゃあ!?な、ばっ、ルフィ!!!」
「ニシシッ逃げろー!!鬼ごっこだ!!」
「はぁ?!ちょっと待ちなさいよ!!…もう!213連敗目刻んであげるから!!」
時折、ルフィがヘッドホンしてない時に耳元で名前をボソッと呼ぶ様になったのはなんだろう?
もう呼ばなくても私は私だと理解出来ているのに…悪戯好きにでもなったのだろうか?
それともまだ不安とか?
それなら不安にさせた責任は私にあるわけだし、しばらく好きにさせてあげようか。
弟に付き合う姉って、大変だなあ…
fin… - 127二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 03:12:12
例えお前がエレジアったとしても語り継がれる・・・
- 128今日から11連勤22/10/28(金) 03:12:38
よしこれで終わり!!!!
お付き合いと支援してくれてありがとう!!!!
♡喘ぎすごい苦手だけど楽しかったぜ!!
じゃあこの途中の発狂√の「犬化」のプロットは捨てるわ!!!!じゃあな!!!! - 129二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 03:17:54
- 130今日から11連勤22/10/28(金) 03:22:19
- 131二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 03:25:26
ルフィならきっと受け入れてくれるよ…
- 132二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 03:31:07
ダイスは最悪な目を出し続けたぞ
積み重ねの120%中の50%で回避したウタへの褒美ってことでいいじゃないか - 133二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 03:32:14
シャンクス
ありがとうございました - 134二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 04:03:01
凄く良かった…ポロッ
- 135二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 04:05:36
- 136二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 06:19:26
素晴らしい傑作だった!
本当にもう最高!!
…それはそれとして犬√も読みたいと思ってるんですがね
あと渋とかにも上げてほしい…
消されたら世界の損失レベル - 137二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 08:12:45
1の目でも限界そうだけど最後のダイスで3が出てたらどう耐えきったのかも見てみたかったな
それはそれとして本当に最高だった!このssを書いてくれてありがとう! - 138二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 09:06:55
ミミヨワ族...?
- 13911連勤スタート22/10/28(金) 13:34:30
- 140二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 13:35:13
まぁ元から犬みたいだしセーフ
- 141二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 13:35:15
ありがとうございます!ありがとうございます!!
- 142二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 13:39:40
- 14311連勤スタート22/10/28(金) 13:41:55
- 144二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 13:47:04
見てみたかった・・・
- 145二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 16:04:24
- 146二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 16:06:28
スレ主の言った通りなら一番マシなルートを引けたのか。ウタに後遺症なくてよかったよ
- 147二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 17:35:22
「私はだあれ?教えて愛しい人」
…なんて甘美な響きなんだろう。 - 148二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 17:44:23
頼むSS主。
オブラートに表現包んで、おせっせをルウタにさせてくれや…。 - 149二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:01:34
単純にヘッドフォンつけてたルフィ視点も気になる
- 150二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:03:44
このクオリティのSSを無料で見てもええのんか…?
- 151二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:05:37
ウタの尊厳破壊を躊躇してたスレ主なのにそれを泣いてまで懇願するスレ民
こわい ポロ・・・ - 152二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:08:26
あにまん民は曇らせが好きなんだろ゛⁉︎
- 153二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:40:47
- 154二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:46:05
黒ひげ精神でいけ
- 155二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:48:02
自分の手で大切なもの(ルフィ)を汚す背徳感を愉しむ闇堕ち(仮)ウタ概念で妄想するんだ
- 156二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 20:02:37
心を2つ作らんでええんのんか〜♡
- 157二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 20:25:51
このスレは語り継がれる…
- 158二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 20:29:02
純愛だよ
- 159二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 20:31:03
最後のダイス3の目のルートめっちゃ見たいな…
頼むスレ主、無理にとは言わない、余力があったら是非書いて欲しい - 16011連勤スタート22/10/28(金) 21:21:56
- 16111連勤スタート22/10/28(金) 21:23:16
最後のダイスルートの2.3もある程度書けるけど…
3はもうセ…が始まりかねないんだけど……それでいいなら、まぁ…… - 162二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 21:24:42
いいんだ いいんだよ
- 163二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 21:24:46
- 164二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 21:28:19
お願いします
- 165二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 21:31:06
- 166二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 21:36:00
息子が…待っているんだ
- 16711連勤スタート22/10/28(金) 21:52:38
- 168二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 23:47:40
かわいそうは可愛い(満面の笑み)
- 169二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 00:09:29
SS本筋ルートで後遺症無く無事脱出出来たのは大分奇跡に近かったんすね……
- 170二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 01:44:07
- 171二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 10:51:28
かわいい
- 172二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 13:53:58
今冷静になるとこの話の序盤で首輪付けたんだよなこのウタ……そりゃ犬化が映えるなぁ
- 17311連勤22/10/29(土) 19:12:57
ラストダイスの2ルート。
余談だがスレ主は《テセウスの船》や《スワンプマン問題》の話が大好きだよ。
途中まではスレのssと一緒。
if:ラストダイス2…プチッ「ぁ?ァ…あぇ…?♡う゛あ…♡」
ルフィ、ルフィ。大丈夫、分かる。
消えてない。彼は…
「アハハッ♡や、ぁ?♡ヒュッ、あ゛ッ♡」
……ルフィ、は。分かる。
「アヒャ…♡ハ、ぁ?お?あえ…?♡」
じゃあ、わたし、は?
「はぁ、ァ?あ、アハッ♡やだ…♡」
あれ、やだ、うそ……
「ひえ、ひゃ…?♡きえちゃ……ァ?♡」
やだ、やだ、やだやだやだ
「ァ、あ゛?」
いや、やだ
もどれない、もどらない…やだ
わたし、は…?
わたしは…?
「あえ、らっ…け?♡…アハッ♡」
いや、いや、きえたクない
「ろォッ、れも…♡いっ、か…ァ♡」
いや、いヤ…や、ダ……
ふと、今までで一番強い漂白が襲う。
ぎゅうぎゅうと締め付ける様なそれは、もう疲弊しきって、擦り切れている自分をトドメとばかりに快楽の渦に叩き込む。
あつい、なに?
わからない……きもちいい
きえてしまうのに、こわくない
ただただ あったかくて、やさしくて
あんしんする
きもちいいな、これならいいな
これで きえちゃうなら…べつに、いいや
こわくないよ ありがとう
するりと、彼の手から【私】が滑り落ちていった。
────…telegra.ph - 174二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 19:16:26
- 175二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 19:34:02
- 176二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 22:10:52
うーん、これはエチ
- 177二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 22:46:25
- 178二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 01:55:10
- 179二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 02:09:34
ルフィが襲っちゃえばまだ良かったろうに・・・
- 180二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 02:16:18
辛い…
- 181二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 07:30:19
- 18211連勤22/10/30(日) 10:45:31
- 183二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 10:50:55
めっちゃ期待
- 184二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 18:12:52
魅せる文章が本当に上手くて哀しいのに美すら感じる
期待して待ってます - 18511連勤22/10/30(日) 20:22:26
そこそこの文字量になってスレ主ビックリ
とりあえずラストダイス√3投下だ
バドエンも考えたけど心のルフィが泣いちゃってな…気付いたらハピエンだ。ビターで終わらせたいなら②は読んじゃダメだぞ。
オブラートをバームクーヘン並に包んだからその辺りは皆の心の中だ。
①
if:ラストダイス3√あの不思議な空間から出て少し経ち、二人の関係には変化が起きていた。例えば、サニー号の甲板にてウタが日を浴びつつ楽譜を書き込んでいる時…
「ウタ〜何書いてんだ?新曲か?聴かせてくれよ〜!!」
「っ、ちょっとルフィ!あ、あんまり引っ付かないでよ!」
前までならば恐らくウタも新曲を自信ありげに自慢した。だが最近はルフィに抱きつかれたり、距離を縮められたりすると咄嗟に離れようとするのだ。
その様子を見て、他の一味はウタがとうとうルフィに対して「そういう」感情を持ったのかとニヤニヤしたり、優しい目で見守っていたりした。
「もう!私部屋に戻るから!!」
「え〜!!……なんかアイツ、最近おかしくねェか?」
スタスタと去っていくウタにそんな風な感想を抱く。それに周りは呆れた様に返す。
「おいおいルフィ…お前な〜」
「レディの気持ちも分からないこんなアホに!!何故だァァアア!?ウタちゅぁああん!!!」
「少なくともおめェが違う理由は丸わかりだろうがグル眉が」
「ああん?!」
「こら、やめなさい!…とはいえここまで鈍感だとウタが不憫ね〜」
「いえ、そもそもウタの方にも自覚があるか分からないわね」
ロビンのその言葉…telegra.ph②
if:ラストダイス3√.IIウタの能力により生み出されるウタワールド。そこではウタが絶対であり、最強。現実世界のウタが眠るまでの時間制限付きではあるが故に無法にも近いその世界で、ウタは困っていた。
「早く離しなさいよ!?」
「絶対いやだ!!というか、寝てるから出来ねえ!!」
「あ〜〜〜!!も〜〜〜〜!!!」
苛つきで踵をトントンと乱暴に鳴らす。
現在二人はウタワールドで言い争いをしている最中だった。理由は簡単である。ルフィがウタを離さないのだ。
ウタワールドではなく、現実で。
ウタが能力を発動し、眠るまでのほんの僅かな時間、ルフィは腕を伸ばしてウタを拘束した。ご丁寧に口も塞いで。
お陰で現実では寝ているルフィにぐるぐる巻きにされたウタがむーむーと暴れているのだが、防音の効いた部屋では誰も気付かないだろう。
結果として現実で距離を取れないが為にウタはルフィに離せと言っているがルフィは頑なに嫌だと拒否する。そして彼の言う通り、寝ている彼を動かす方法はウタが寝ているルフィに能力で命令する事だがその口を塞がれてはダメだった。
つまるところ、詰んでいる。
何故こうも自分の計画を壊す事に一級品の才を発揮するのだろうかと頭がいたいが…悪いの…telegra.ph - 186二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 20:40:47
ありがとうございます。
本当に素晴らしい作品でした。
いやほんと読んでよかった。 - 187二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:01:38
困難を分かちあって乗り越えようとする話は何よりも美しいえ
素晴らしいSSをありがとうだえ泣くえ - 188二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:06:33
麦
お
カッコイイ船長だよ - 18911連勤22/10/30(日) 22:29:24
まぁ皆の解釈にアレコレ言いたくないけどスレ主的な後書きの様な各エンドウタについても投げるよ。読まなくても大丈夫だから安心してね。
いるか分からない各エンド解説ノーマルエンドウタスレの主旨「ルフィは大事な幼馴染でありその様な欲を向けるのはアウト」という意志を持って最後はルフィに名前を呼んで貰いつつも触られない事でギリギリ精神崩壊を免れて生還。
「ルフィは弟みたいな存在だよ、弟に発情はダメだよ」
犬化エンドウタ
大事な幼馴染にとんでもない姿を見られた結果「人として終わっちゃったアハハ♡」という意識で犬化した尊厳破壊の生還を迎える。
人として終わってる姿を見たルフィの言葉から犬として扱われる事で犬化してる。完全に治すなら覚えてないだけで見られた記憶をメモメモジョキンしかない。
「ワン」
テセウスエンドウタ
以前のウタだった【私】の構成する殆どを失って【わたし】になって生還したウタ。
媚薬の感度関連の後遺症で色んな感覚(主に触覚)方面が死んでおり、感情もあまり動かない。
部屋の事も知らない。麦わら帽子の事も知らないし、約束の事も知らない。
でもルフィという男の子があったかくて、大好き。
ルフィの為に【私】になる様に頑張る。
「【わたし】をぬりつぶしてでも【私】になってみせるわ。あなたが好きだから」
偽物恋慕エンドウタ
現実では後遺症によって生まれた恋慕が生まれて…telegra.ph - 190二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:34:28
自分の解釈はダイス3√がトゥルーエンドに感じちゃう
- 191二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 01:51:14
まっっって最後…!!?
- 192二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 02:07:00
- 193二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 02:14:09
どのルートもええなぁ
このスレと出会えて良かった、本当に楽しませてもらえたよ
ありがとうスレ主、最高のssを - 194二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 02:16:15
- 195二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 03:31:35
ハッピーエンドがあってよかったよ
- 19611連勤22/10/31(月) 07:48:29
いやはや本当に自分でも思った以上に需要あったみたいでビックリだけど楽しかったよ。ありがとう。
また連勤によるストレスとか溜まれば何か書くかもしれんね。コレのノーマルエンド時空の続きで今度はナミと一緒に【ftnr注意】とか。まぁ絶対セッ…しないんだけどね!ヌきはするかもだけど - 197二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 10:23:45
- 198二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 18:01:21
- 199二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 19:05:06
とりあえず終わらせるか…
このスレは語り継がれる… - 200二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 19:37:48
200ならスレ主の職場が改善される