クロノくん…｜あにまん掲示板

シン「お久しぶりです、ミクルさん」私がそう言うとミクルさんは笑顔で応えてくれた。
ギーゼ事件から3年、クロノくんは大学生になり本格的に宇宙飛行士の道を目指し始めた。
そして私たちはというと…ミクル「まさかクロノが海外の大学に行くなんてね、あの英語が苦手だったクロノが…」
嬉しそうに話すミクルさん。私はその笑顔が守りたかった、ライブ師匠が失踪しクロノくんを1人で育てなくてはならなかったミクルさん。
ヴァンガードが家族を引き裂いたとすればそれに関わる私は…そう思い2人から距離を置いた。置いてしまった…

>>117

101二次元好きの匿名さん21/10/30(土) 12:09:37

でも最終的にクロノくんは自分の意思でファイターとなった。
私は間違っていたのだろうか、ミクルさんに寄り添い支えることが私の役目ではなかったのだろうか。
そんなことを考えていると
ミクル「クロノが言ってたの。シンさんって俺のおじさんみたいだなって」
シン「クロノくんがそんなことを！？こんな頼りない男をそう言ってくれるなんてクロノくんはいい子ですね…」
ミクル「クロノだけじゃないのよ？」
シン「え！？」

102二次元好きの匿名さん21/10/30(土) 12:20:37

ミクル「私だってシンくんがいたからここまで頑張れたの。」やめてくれ、私は…いやオレは師匠も止められずクロノにも何も出来なかった…くだらない男なんだ。
ミクル「すごいことよ！ミサキちゃんを男手一つで育ててキャピタルを守って、シンくんはすごいな私も頑張らなくちゃ！って…」
シン「オレがミクルちゃんの心の支えに…？」
ミクル「そう！だからありがとう…シンくんのままでいてくれて！"本当に辛くなったらキャピタルへ行こう。それまでは頑張ろう…そこにはシンくんがいるもの！"ってね！」

103二次元好きの匿名さん21/10/30(土) 12:30:23

オレのやってきたことはミクルさんの支えになっていた。何もかも無駄ではなかった…そう思うと無意識に笑みが溢れた
ミクル「あ！シンくんが昔みたいに笑った！そういう笑顔が一番似合ってるわよ？」そういったことを面と向かって言われると少々照れくさい
シン「そ、そういえばクロノくんも大学生になりましたし何かお祝いをあげないとですね！！って調子に乗り過ぎか！」
ミクル「いいのよ？」
ミクル「本当におじさんになっても…」

104二次元好きの匿名さん21/10/30(土) 12:37:21

シン「え！？」
ミクル「だから…ね？今日はちょっと一緒にいたいっていうか…」
私の袖を引くミクルさんの顔は赤く染まっていた
シン「……ええ、いきましょうか。ここは少々冷たいですし」
そう言いながら2人は手を繋ぎ、スカイツリーを後にした。
春先の寒空の下、スカイツリーは光を放ち続ける…
夜はまだまだ、長い…

fin

105二次元好きの匿名さん21/10/30(土) 13:43:30

自分で書いといてアレですけど読みにくいっすね

>>106

106二次元好きの匿名さん21/10/30(土) 14:48:22

>>105

107二次元好きの匿名さん21/10/30(土) 20:40:09

こいつら双闘したんだ！

108二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 08:23:32

なんでスカイツリーが舞台になったかというとGでシンさんとミクルさんが10年ぶりに再会した場所だからです。シンミクのssが少な過ぎたんで書かせていただきました。

109二次元好きの匿名さん21/10/31(日) 19:24:38

保守

110二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:12:13

シン(玄関は暗い、もう時刻は午前3時…ミサキはもう寝てるはず…そーっと、そーっと…)
いつになく遅い時間に帰宅し、新田シンは焦っていた。
シン(こんな時間に帰ったことがミサキにバレでもしたら何があったか詰められるに決まってます!ここは！電気もあえて付けずにさっさと自室に到達し寝てしまうのが一番！)
そろり…そろり…と忍び足でリビングを通過する…このままここを抜けてしまえば平和が訪れる…はずだったのだが…
「グニィ」
シン「！？まずい！店長代理！？いや、店長！痛い痛い痛い！！やめてください！」
シンかわ倒れたことで出てしまった大きな物音を聞き逃すミサキではなかった。

>>117

111二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:24:00

急に着いた蛍光灯に目をしかめていると
ミサキ「ちょっと！うるさいよ店長…ってシンさん？」
シン「ミサキ！？こ、これはなんというかこんばんわ〜なんて。」
………
ミサキ「ふーん、別にシンさんが遅くなる分には構わないけれど。なにしてたの？」
シン「じ、実は！マークと飲んでまして昔話に花を咲かせていたらいつのまにかこんな時間に〜！」
ミサキ「マークさん今日キャピタルに来てたけどすぐにご実家に帰省するって帰ったよ」
シン「うっ」

112二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:34:29

ミサキ(どーせミクルさんでしょ…)「まあ良いけどさ…お風呂まだでしょ？さっさと入れば？ふあああ…ねむ…」
そういうとシンから背を向け階段へと向かう
シン「いえ、入ってきましたから…いや！私今日は朝風呂の気分なのでやめておきます〜！」
ミサキ(香水の匂いでモロバレだっつーの…)「シンさんさあ…あの人のこと大事？」
シン「そりゃあもちろん…ってミサキ！！私はミクルさんが大事というのはその！そういうのでは！そういうのでは…」
ミサキ「誰もミクルさんのことなんて言ってないでしょ…ミクルさんも苦労するよ…」

113二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 00:47:18

ずっと忘れられないあの記憶
ライブさんが居なくなって昔のように笑えなくなってしまったシンさん…。でもシンさんが無理をしてお父さんとお母さんのように私の前からいなくなってしまったら？
それならいっそ…そう思ってしまった自分がたまらなく嫌いだった。それから私をずっと1人で育ててくれたシンさん…迷惑だってかけたしわがままも言った。
でもずっと文句の一つも言わずにそばにいてくれた。ミサキ「ありがとう…」ぽつりと漏れた言葉、ミサキの頬を涙が伝う。

114二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 01:00:03

シン「え？今なんと？」
ふふ、ミクルさんのことじゃないと相変わらず。
でもそんな貴方に守られてきた子がいることも忘れないでね…。
ミサキ「そんなんじゃ惚れる女も惚れないよ？って言っただけ！」私のこの心のわだかまりはきっと、幼少期に女の子が父親に向ける感情みたいなもので次第に薄れるもの…それをなんと呼ぶのかはわからない.いいえわかりたくない。シンさん、幸せにね…。
時刻は午前4時ごろ、空はただ太陽の来光と月夜の終わりを示していた…

115二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 07:49:01

ミサキさん……切ねえ

116二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 16:54:02

シンミサ苦手な方はごめんなさい。
こういう恋なのかなんなのか曖昧なモヤモヤ…っていう感情が好きだったので作らせていただきました。

117二次元好きの匿名さん21/11/01(月) 17:13:22

>>1

SSはこちらから

>>100 シンミク

>>110シンミサ？