- 1二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 01:23:30
気配は生命エネルギーの潮流がもたらすものだ。より大きく、しなやかで強い心であるならば、その息遣いはより顕著なものとなるだろう。私が特にデータを欲する、強いウマ娘たちのことだ。
しかし…例外というものの存在を、私は無視したくはない。マンハッタンカフェ、彼女のことだよ。人間関係において同じ空間を共有し、普段から身近なところにいるからこそ気づくこともある。彼女は消える、いや、正しくは溶ける。自身の主張する、影というものにね。物理的現象に反映されない何か得体の知れない怪物が潜んでいるような…これほど好奇心を刺激されるものも少ない。
さてと…トレーナー君、身体が透明に近づいた気分はどのようなものか、そろそろ感想を教えてくれたまえ。ふぅン、違和感はないのか。嘔吐や目眩、貧血などの副作用が見込まれたんだが、トレーニングの成果かな?ふむ、総じて中途半端、ね。私も本当は、完全なる透明人間にできたなら良かったんだがね、理論上絶対不可能なんだ。このくらいで我慢してくれたまえ。まずは物理的現象に、けれども再現は…。とりあえず、その状態のまま走ってくれたまえ、もちろん短い距離で構わない。
……ダメだな。緊迫もしていないような環境下ですら君の呼吸、気配を感じてしまう時点で失敗だ。うーん、相手の警戒をすり抜け隙を狙うということなのかな?特有の視線回避方法でもあるのか…。まあ、今回は他でもないモルモット君だからこそ失敗した可能性も高い。…それはそうだろう、たしかに行動を共にするような間柄だが、こういう場合でも君の存在はいやでも意識してしまうものだし…。いや、そういう意味ではないよ!?だから、君がいつもそばにくるからそれが私の当然になってしまっているからで…くそ、墓穴を掘った…。トレーナー君!罰としてしばらく日々の食事の質向上はもちろん、肩揉みから何までこき使うつもりだから覚悟しておきたまえ!! - 2二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 01:29:06
本日の更新です
お前消えるのか…ごっこができる薬なんて実現できるのかはまったく知らない
まあ目が潰れるような全身発光をさせられるし逆もいけそうではあります