ここは

  • 1二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 16:46:20

    グエルがスレッタの幼馴染だった世界

    ジェターク家は水星生まれ水星育ちでも良いしプロスペローよろしくなんかやらかして水星まで逃げてきたのでも良いかもしれない


    ここだけスレッタが|あにまん掲示板水星に彼氏を残してきた世界なお彼氏はしばらくしたら学園にスレッタと同じように編入してくる予定とするbbs.animanch.com

    このスレ見た後にグエスレの小説を読んでモンエナを煽った頭で思いつきました。

  • 2二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 17:23:35

    スレッタが転入してきて数年ぶりの再会だったらどうしよう
    悪くなかった関係の幼なじみの男の子にまだ学生の身分で周囲も公認の婚約者かいるなんて……!

  • 3二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 17:34:48

    水星に子供が少ないことは周知の事実である。

    その中で二人しかいない子供が仲良くなるのは当然のことだったかもしれない。
    「たぬき!俺は今日こそお前に勝つぞ!」

    赤黒い髪とピンクの前髪を持ったヤンチャそうな男の子が通路を駆け抜けながら叫んだ。

    「待って、ゆっくり、行こ」

    息も絶え絶えに赤い髪の少女がそれについて行っていた。

    「私の方が、強いのに、まだやるの?」
    「今日から俺の方が強くなる、だからやるんだ!」
    「わかったよ、もー」
    「大体動いて戦うやつだと俺の方が強い!」

  • 4二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 17:36:55

    >>3

    初ssなので拙いところはご容赦願おう

  • 5二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 17:55:39

    年上だからグエルの方が先に学園に入学してるのか

  • 6二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 18:01:28

    これ「たぬき」って呼んでたから本名覚えてないパターンじゃない?

  • 7二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 18:22:23

    偏屈爺さん(グエルが勝手にそう読んでいるだけだが)に怒鳴られつつ走っていった先の格納庫には、二機のモビルスーツが並んで立っていた。

    美しいプロポーションと輝く白い装甲を持つ、エアリアル。
    その隣に並ぶのは不恰好で目も当てられない、しかしグエルにとっては最高のモビルスーツ……水星まで運よく流れてきたまだ原型の残っているモビルスーツのパーツをつなぎ合わせただけのもの……だ。片足はディランザ、もう片足はザウォート、胴体はハインドリー、腕はデミ・トレーナー。頭に至ってはカメラが載せてあるだけで、武装は頑丈な腕で殴り合い宇宙。それだけである。
    こんなバランスが悪いどころではない機体を自在に操れるグエルはやはりシミュレータでも強かった……もちろん、格闘に持ち込めれば、だが。

  • 8二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 18:35:18

    >>6

    ずっとたぬきって呼んでたのに入学するってなった時のお別れで名前を初めて呼ぶとかエモいやん!

  • 9二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 18:37:45

    ぐ、グエルくんのバカーっ!

  • 10二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:09:21

    二人はエアリアルと不恰好なモビルスーツをケーブルで繋ぎ、コックピットの中に座る。

    「エアリアル!戦うやつ!」

    スレッタがコンソールを操作し、シミュレータの画面を出す。グエルも苦労してテープの貼られたボタンをポチポチと押しながらシミュレーションプログラムを起動する。

    「たぬき!やるぞ!」
    「うん!」

    コックピットハッチを閉じ、モニターに仮想空間の風景が映し出される。

    「グエル!」
    「スレッタ、エアリアル」

    「「出る!」」

    盾がバラバラに分かれ、不恰好なモビルスーツに向けて飛んでいく。緑色の光が一瞬輝き、グエル機のカメラが一瞬で溶解する。
    「まだだ!たかがメインカメラがやられたくらい、元から頼りにしていない!」
    素早くディランザの足を振るい慣性を用いて一瞬で横にスライドする。
    「外した?!」
    ペダルを全力で踏み込み、スラスター全開でコックピットを腕で庇いながら吶喊する。

    「今日こそ俺が勝つぞォ!たぬきィーッ!!」

    拳を振り上げ、叫ぶ。
    だがことはそううまく運ばない。

    「私はァ!負けないィッ!」

    それに応えるようにエアリアルも両手を頭上に振り上げ……!

  • 11二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 19:13:38

    「あぁーー!負けたァッ!たぬきィ!なんで勝てないんだ!」

    グエルは激昂した、もはやいつものことである。モビルワーカーに乗った鉱夫たちも微笑ましくそれを見ていた。

  • 12二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 23:56:42

    スレッタはよく泣く子であった。偏屈爺さんに目をつけられてからは一層よく泣くようになった。
    「うぇーん……ぐすっ…グぅっ、ぐえるぅぅ……」
    爺さんに意地悪されたとき、彼女は決まってまずグエルのところに訪れるのだ。
    グエルは、スレッタとは対照的に今まで泣いたところを人に見せたことはなかった。いっつもその子憎らしい笑顔を顔に引っ提げては気に入らないヤツに喧嘩を売って回ったのだ。

    「おいジイさん!またたぬきを泣かせたな!」

    モビルワーカーの整備のためのレンチを持ち出し、偏屈な老人の前に立ちはだかった。そういう時は決まって口論の後に軽いどつき合いになり、老人に襟首を掴まれて放り出されるのがオチだったが、子供にとって、それは最大限の抵抗だったのだろう。

  • 13二次元好きの匿名さん22/10/28(金) 23:57:52

    >>9

    自分の知らない間に幼馴染に婚約者ができてた驚きと少しの嫉妬とその相手を困らせてる義憤が入り混じった複雑な感情で尻を叩いてそう

  • 14二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 00:04:53

    グエルが医務室から帰ってくる時、彼は絆創膏をほおにつけ、少し血が滲んだ口の端を気にも止めず、スレッタに笑いかけるだろう。
    「俺は偏屈爺さんをギャフンって言わせてやった!」
    と、自慢げな声で。
    それを聞いてスレッタは泣き止むのだ

  • 15二次元好きの匿名さん22/10/29(土) 11:13:18

    良い感じのSSがちょっと思いつかないので保守

オススメ

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