- 1✌️22/10/30(日) 10:13:21
「スレッタさん!こっちこっち!」
ニカさんに呼ばれて地球寮の格納庫の一番奥に行くと見慣れない黒い機体があった。
「に、ニカさん...なんですか、これ...」
スレッタが尋ねると、
「機体名n-wgix/v!あ、黒栗って呼んでもいいよ!これは昔の地球で流行ったゲームに出てくるラスボスでね!?すっごい強いんだ!みんなでデミトレーナーを改造しながらコツコツ作ってたんだけどスレッタさんとエアリアルのおかげで色々データが集まって一気に完成したの!最初はどうせ作るならホワイトグリントとかシュープリスがいいって人たちもいたんだけどチュチュが大人しくさせてくれてね!ちなみにおしゃべりするAI積んでるから会話もできるよ!」
矢継ぎ早に話す彼女に気圧されていたが気になっていること聞いてみることにした
「これ、、どうするんですか...?」
すると、
「スレッタさんが乗って決闘で使って欲しいの!でも絶対学園内の施設で負けそうになっちゃダメだよ?オペレーションがパターン2にはいって...その、ゲームではコジマ汚染って言うのがあるんだけど、それだけは作れなかったの...だからパーメットの塊を露出させてパーメット物質を撒き散らすようにしたんだ!宇宙で戦う時はいくらでも使っていいからね!」
この人とんでもない人なんじゃないか?スレッタは恐る恐る手を挙げて質問する。
「そ、そそそんなのに乗って大丈夫なんですか!?」
食い気味に答えるニカ
「大丈夫!コックピットブロックは頑丈に作ったんだ!そこは安心していいよ!あと宇宙戦用のゲタも作ったの!使うとこんな感じよ!」
嬉しそうにタブレット端末を見せるニカを見て、
「助けてくださいミオリネさんんん...」
と弱音を吐くスレッタだった。
- 2二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 10:20:02
笑顔で言うもんじゃねぇ…
- 3✌️22/10/30(日) 10:26:12
メカオタクに技術と作るための土台を用意すると完成させちゃういい例だと思うんだ!