SSを書く練習をしたいスレ主が

  • 1122/10/30(日) 20:50:07

    安価のテーマ、シチュで水星の魔女SSを書きます

    1、2レスぐらいの短めのやつですが


    まずは>>4

    スレ画は適当

  • 2二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:16:40

    スレミオがゲームする話

  • 3二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:17:25

    スレミオ痴話喧嘩

  • 4二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 21:17:32

    家畜の世話にビビりまくるスレッタ

  • 5122/10/30(日) 21:48:34

    「スレッタさーん、こっちこっち!」
    爽やかな朝の寮内にリリッケの快活な声が響く。
    「ま、待ってください!」
    眠い目を擦りながらスレッタがその声を追う。
    「さ、今日から地球寮の一員なんだから!ちゃんとこの子達の餌やりも覚えてもらわないとね」「は、はい……!」
    この子達、とは勿論地球寮で飼育している動物達のことだ。
    緊張とビビりからガチガチのスレッタ。その怯えた目が大きめのヤギと合う。
    「メェ〜!」「ヒ、ヒイッッッッ!!!???ナナナナ、ナンデゴゴゴザイマショウカ‼︎⁉︎」その大きな鳴き声に完全に恐怖したスレッタは、大袈裟すぎるほどに動揺しリリッケの後ろに隠れる。その姿は完全に熊に睨まれたタヌキだ。
    「スレッタさん、そんなに怖がることないよ。みんな優しいから大丈夫だって!」
    「ででででも、とと、取って食べられたりとか……」
    「アハハ、しないしない!ここの子はみんな草食だよ?」
    「そう…しょく?」
    「そう、みんな草しか食べないから。」
    「そ、そうなん…ですね」
    水星には生き物は居ない。その過酷すぎる環境に適応できないからだ。そんな死の星から来たスレッタにとって、飼育されているとはいえ人間以外の動物というのは大層恐ろしく映るようで。彼女はその恐怖心を隠せずにいたのだ。

  • 6122/10/30(日) 22:03:12

    「ほら、習うより慣れよ、だよ!この野菜をこのヤギにあげてみて。」
    そう言ってリリッケはスティック状にカットされたいくつかの野菜を手渡す。
    「ふ、は、はい!!」スレッタはぎこちない動きでそれを受け取ると、同じくぎこちない動きで、恐る恐る、野菜スティックの端っこをつまむように持ってヤギに近づける。一瞬がまるで一時間のようだ。そーっと、そーっと……瞬間、バクッ!っとヤギがスティックに食いつく。
    「ヒィヤアァァ!!???」素っ頓狂な声を上げながら派手に尻もちをつく。そんなスレッタを無視し、我関せずといった様子でヤギは野菜を食べる。
    「………ぷっ」
    「アッハハハハ!スレッタさん!び、ビックリしすぎだって!!アッハハハハ!」そんな珍妙な様子に耐えきれなかったのか、リリッケが吹き出す。
    「だ、だってぇ……やっぱりけっこう怖いです………」
    「ハッハハハハハ!…ふう、ま、少しずつ慣れてけばいいよ。」
    「慣れられますかね……」「大丈夫だって!私だって初めてヤギを見た時は怖かったけど、今は全然平気だから!」そう励ましながら、リリッケは動物達に餌を与える。「ほら、よく見たら可愛く見えてくるんじゃない?」
    「そ、そう…ですかね……」ジッと見つめ合うヤギとスレッタ。
    「あっ、確かに少し可愛らしく……………ダメやっぱりちょっと怖い〜〜!!」

  • 7二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:16:28

    感謝
    動物と女の子の触れ合いは持病のぜんそくに効果的なので助かる

  • 8二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:28:33

    スレッタ「ヒィヤアァァ!!???」
    ここすき

  • 9122/10/30(日) 22:32:11

    ネクスト!

    >>13

  • 10二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:24:05

    ただただ遊ぶグエル君

  • 11二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:26:28

    学校を探検するスレッタ

  • 12二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:27:09

    このレスは削除されています

  • 13二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:27:43

    ビデオゲームをするミオスレ

  • 14122/10/31(月) 00:16:02

    「ミ〜ッオミオ〜!」
    「……………………何よ」
    手をパタパタさせて、上機嫌で部屋に入ってくるスレッタに、若干眉間に皺を寄せつつ答えるミオリネ。
    「な、何かまずかったですか?」
    「そうね、まず確か私そのセンス0のあだ名却下したはずなんだけど。」
    ミオリネの指摘にハッ!と言わんばかりに口を押さえるスレッタ。
    「………で、何の用よ?」
    「あっ、そうだそうだ!今日はですね〜、お母さんからこんなの貰っちゃったんですよ!」そういうとスレッタは鞄を漁りながら「でれれれれれれれ……」と口でドラムロールを鳴らし始める。「でん!!これです!!」
    そう言いながらスレッタが天に掲げるようにして取り出したのは、「ゲーム機です!!!」赤と白のツートンカラーに、二つのコントローラ。「……ってコレ、すんっっっっっっごい旧式のゲーム機じゃない!!」思わずミオリネはツッコむ。
    「えっそうなんですか」
    「えっアンタコレがどんなものか分からずに貰ってたの」
    「…はい」
    「ええ……」
    「すみません……」
    露骨にしょんぼりするスレッタ。
    「……ま、まあいいわ。そうね、ええ。たまにはこうやって古いモノ的な感じのアレを使ってノスタルジー的な感じのアレに浸る的な感じのアレでもいいんじゃないかしら。うん。」
    そう急いで取り繕いつつ、ミオリネは慣れた手つきで自室のモニタにコードを繋ぎ、
    「フーッ、フーッ」とカセットと本体の挿入部に息を吹きかける。「?何してるんですか」
    「埃を払ってんのよ。こういう旧式のゲーム機は繊細だしね。」「ほへー…」
    そしてカセットを本体に慎重に装着する。「ふうっ、よし電源入れるわよ!」「わーい!」

  • 15122/10/31(月) 01:05:35

    パッ、と画面が明るくなる。が
    「何も映ってませんよ?」「あれ?っかしいわねぇ…?」
    一度引き抜き、改めて念入りに息を吹きかける。「今度こそ!」
    電源を入れると再び画面が明るくなり、軽快なBGMと共に映像が表示される。
    昔なつかしの王道アクションゲームだ。
    「まずアンタやれば?」「ふぇっ!?あっ、はい。」
    「ワンデスで交代ね」「わかりました」
    スレッタはゆっくり、慎重に進んでいく。
    そしてそのまま、難なく1-5まで進んだものの、
    「足場が狭いなぁ……気をつけて進まああっ!」足を滑らせて落ちてしまった。

    「フッフフ…次は私の番ね」自信満々のミオリネ。
    「ドンっドン行くわよ!」その宣言通り、ダッシュでドンドン進んでいくミオリネ。
    だがしかし、3面で急ぐあまりザコ敵と正面衝突して、あっけなくやられてしまった。
    それから二人は代わる代わる着実にステージをクリアしていき、道中、さまざまなトラブルに巻き込まれたりしたものの「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!ゲームクリアだあぁぁぁぁ!!!」「やったーっ!!!!」
    無事ゲームを全クリしたのだった。
    「ふう、私としたことが、思いがけずアツくなっちゃったわ。」「私もです〜」
    「スレッタ、楽しかったわ。人と一緒にやるゲームも悪くないわ。またやりましょ!あ、お母様にもよろしく伝えておいてもらえるかしら」「わ、わっかりました!えと、こっちこそミオリネさんと一緒にゲームできて楽しかったです!」「フフ、それは良かったわ」
    こうして、二人のゲーム攻略は終わった。
    だがそれからというもの、ときたま地球寮で夜更けのレトロゲー大会が行われるようになったのは、また別のお話。

  • 16二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 07:19:12

    楽しそうでなによりだわ

オススメ

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