【現パロ CP 閲覧注意】ルフィが○された!?

  • 122/10/30(日) 22:03:35

    私は、フィガーランド・ウタ。歌とルフィが好きな普通の高校三年生……だったのに。
    《プルプルプルプル…プルプルプルプル》
    (病院から?)
    『…もしもし。……はい……はい』

    『……えっ。』ガタッ
    帰宅途中にかかってきた、病院からの一件の連絡が、私の人生を大きく変えた

  • 222/10/30(日) 22:05:36

    (ルフィ…ルフィ!!)
    急いで私は連絡があった病院へと向かった。
    (早く早く!)
    便利な自動ドアも今の私にとっては障壁でしか無かった
    (早く受付へ……!!)

    『すみません!連絡を受けたモンキー…間違えた!フィガーランド・ウタです!!ルフィの容態はどうなんですか!?』

    受付で担当医に会い、そのまま私は、個室の前へと案内された。
    《少し待っていてください。本人に確認を取ります》

    そう言って担当医さんは、警備が堅そうな個室へと入った
    (ルフィ……)

    《どうぞ、入ってください》

  • 3二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:06:31

    🍲

  • 422/10/30(日) 22:15:16

    ベッドに取り付けられているカーテンから、見える人影は一つしかない
    『……ルフィ?』ジャラララ

    「ウタ!!」ガシッ

    ____担当医から説明を受けていた。
    彼は今日の帰り道...
    男数人に○されていた

    発見した人が警察を呼んでくれたが、犯人グループは既に退散、残されたのは○液を体中にかけられ、気を失っていたルフィだけだった

    「うぅ…ウタぁ!」ポロポロ
    そして目が覚めたルフィは、男性恐怖症になっていた

  • 5二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:17:29

    期待

  • 6二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:18:17

    おい!名誉警察官の爺さん!出番だぞ!!

  • 7二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:19:51

    ルフィさんが可愛いのが悪い

  • 8二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:20:27

    きたか 前からずっとみてます

  • 922/10/30(日) 22:26:15

    その症状は深刻で、ガープさんやエースさんといった身内相手にまで影響が出ているそうだ。実際、ルフィは駆けつけてきた彼らを、拒絶し、面会を断ったそうだ。

    『よしよし…今は私がいるから安心して』

    「うぅ……」ポロポロポロポロ

    ハグを終えた私達は、安心するために手をつなぎながら、担当医からのこれからについての説明を受けた

  • 1022/10/30(日) 22:34:44

    男性恐怖症となった、今のルフィは日常生活が困難ということだった。
    そのため”ちょうど”一人暮らしだった私の家に住まわせ、面倒を見て欲しいと言われた。
    『はい。分かりました!!』
    断る理由なんてない。困っているなら、助けるのが友達だからだ。
    それに、病院食ではルフィのお腹は満たされないだろう
    『で、ルフィはそれでいいの?』

    「……あぁ。そうしたい」
    彼の震える手を優しく握り続け、これからに関わる、いろいろな書類の手続きをした。

    こうして二人の同棲生活が始まった

  • 11二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:40:14

    ブラコン兄貴2人と孫バカ爺は犯人グループを骨も残らねぇと思えと言わんばかりのレベルで地獄を見るのは分かった

  • 12二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:41:45

    ”ちょうど”というのが何か引っかかるなぁ…

  • 13二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:42:26

    ”ちょうど”が不安なんだけど大丈夫だよね‥

  • 14二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:42:54

    あの……ウタさん……もしかして貴女……

  • 15二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:43:29

    すみません!連絡を受けたモンキー…間違えた!フィガーランド・ウタです!!

    これもなんか怪しいんすがね…

  • 16二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:43:34

    交通事故かなと思ったらそっちか!!

  • 17二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:44:09

    このレスは削除されています

  • 18二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:44:15

    い、いやまさかウタでもそこまでの事はしないはず…

  • 19二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:45:20

    >>17失せろ

  • 2022/10/30(日) 22:45:35

    荷物をまとめ、ガープさんによって用意された”特別な”タクシーで、私の家…いや、私達の家へと向かった。
    ____ルフィの今の状態は深刻だ。密室空間から、外に出ただけで身が震える程だ。
    私がハグしてあげることで、何とか歩けるようになるが、それでも震えは止まらない。
    ……ルフィ。一体誰があんたをこんなふうにしてしまったの

  • 2122/10/30(日) 22:47:09

    時々安価こわれてるスレあったけどこういう事だったのか……

    >>8

    本当に感謝しかありません

  • 22二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:49:48

    …フィガーランド・ウタ…歌とルフィが好きな…高校3年生…どこかで聞いたような…

  • 2322/10/30(日) 22:57:07

    『さ、ここが私の家だよ……って知ってるか』

    「……」オソトコワイ

    《ウタさん、ルフィさん。お荷物をお持ち致します。》

    『わっ!ありがとうございます!』

    ガープさんがタクシーに乗せたのは全て女性だった。どうやらガープさんが、非番の女性警察官の方々を呼んでくれたようだ。あの人の人望が末恐ろしい……

    他の人に日傘をさしてもらい、私たちの周りを囲んでもらうことで、ルフィの視線を阻害した。こうすると、少しは気が楽になるようだ。

    『……ガチャ ルフィ先入っていいよ!』

    「お邪魔します……」

    『もう。これからここに住むんだから、”ただいま”でいいのに!』

  • 24二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:59:08

    大丈夫だ!
    ウタがルフィを傷つけるために、男を雇ったなんて、そんなこと……!!!

  • 2522/10/30(日) 23:12:26

    『どこでも好きなだけくつろいでいいよ』

    「……」

    ルフィは喋らず……いや、喋れずに日の当たらない狭い場所で身を縮めていた。

    『ルフィ……』

    《ウタさん。ガープさんからの命令で、防衛用のセンサーを幾つか取り付けさせていただきます。》

    『はい、よろしくお願いします。』

    《それと、こちらが警察直通の電話、そしてルフィさんの御家族からのメモです。》

    メモには、家族みんなのルフィへの励ましの言葉と、ルフィのカウンセリング日程が書かれていた。
    ……今はルフィ本人に見せない方がいいだろう

  • 26二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:36:53

    ルフィがどこまでされたか気になる

  • 2722/10/30(日) 23:41:20

    ……見せてはダメだ。
    もしも今のルフィがそれを見ただけで、症状が出て紙を破いたら?
    彼らの思いが伝わらないまま、ルフィはより落ち込んでしまう。ルフィのためにも、彼らのためにも今メモを見せる訳には行かない。

    『…ルフィ。ご飯の用意するから、用意が終わったら呼ぶね……』

    ____だめだ、私が落ち込んでたら、誰がルフィを元気付けるんだ!

    『美味しい肉を沢山用意してるからさ!待ってて!!』

  • 2822/10/30(日) 23:42:50

    ごめんなさい!被害説明などの続きは明日になります。

  • 29二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:44:56

    >>28

    待ってるで

  • 30二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:59:35

    ウタを信じて良いんですよね?
    フルィの心身をむやみに傷つけるウタちゃんはいないんですよね?

  • 3122/10/31(月) 06:55:39

    『あとは、焼き上がるのを待つだけね』ジュウウウ

    私はその間、携帯でネットニュースを見ていた。
    やはり、ルフィのことと思われるニュース記事がトップを飾っていた。

    《東高校 生徒一人が暴行に___》

    ネットニュースでは、やはり”ぼかし”が入っていた。ただ、暴行としか書かれていない。

    (それもそうか、あんなの記事にできないもんね……)

  • 3222/10/31(月) 07:03:35

    ルフィの病室に入る前____

    『担当医さん ルフィに何があったんですか!?』

    《落ち着いて聞いてください。彼は今日、男数人に襲われ、○的暴行を受けてしまいました。》

    『え……でも無事…なんですよね?』ガクガク

    《暴行された形跡は肛門の出血だけでした。彼は体の回復が早いので、直ぐに治るでしょう。ただ別のところに深い傷を負ってしまい……》

    『____心が……』

    《はい。男の医者を怖がり、来てくれた身内の方々を拒絶。彼は今”男性恐怖症”となってしまいました。》

    『____』

  • 3322/10/31(月) 07:04:31

    事件後のルフィを理解するためにも、私はガープさんの関係者に発見当時の写真を見せてもらったが……酷かった。

    暴行した形跡が一切ない、その代わりと言わんばかりに、大量の○液を体中にかけられていた。
    本当に○すことだけを目的とした襲撃だったようだ。

    この辺りは元から治安が悪かったが、○的暴行は初めてだ。____おかしいでしょ!ルフィが可愛いのはわかるけど、なんでこんな酷いこと……

    《ピピッ!! ピピッ!!》タイマー終了

    …今はルフィの心を治さないと。
    私は料理をテーブルへと運び、食事の用意をした。

  • 34二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 08:21:32

    流石にこのウタはマトモなタイプだろ!
    …そうだろ!?

  • 35二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 08:23:41

    >>34

    いや、もしかしたらヤンデレウタの可能性も...

  • 36二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 15:10:02

    なんでみんなそんな疑心暗鬼なんだよ!ウタちゃんを信じろって!!

  • 37二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 17:17:30

    このレスは削除されています

  • 3822/10/31(月) 17:18:54

    「……メシ」ボソッ


    『さぁルフィ、あんたの大好きな物を並べたよ!一緒に食べて、もっと元気をだそう!!』


    病院から持ち帰った、ルフィの生活品は服だけだった。そのため、箸やコップなどの日用品は全て私の”予備”を使わせた。


    『ふふっ…それ使ってるといつもより”かわいいね”。』ニコッ


    「えっ…………あぁ」ガタッ


    「あああああああああああぁぁぁ!!!!」ガタガタ


    『ルフィ!?』バンッ


    急にルフィが頭を抱えて、暴れてしまった。

    ____!もしかして行為中にこの言葉を!!


    『ルフィごめん!!ごめんね!!もう大丈夫、今は私がいるから!!だから落ち着いて!!』ギューッ


    横になり、暴れているルフィを私は優しく包んだ。彼が落ち着くころには、出来たての味噌汁が冷めてしまっていた。

  • 3922/10/31(月) 17:39:59

    『___ごめんなウタ、さっきは急に暴れて……』

    『私の方こそ…もっと言葉を選んでおけば……』

    理想だった二人暮らしだったけど、実態はとても暗いものとなっていた。
    思ったよりルフィの心の傷が深い。
    そんなルフィが今頼れるのは、私だけなんだから、私がもっと頑張らないと…

    《テッテレテテ テレテレテンテン テッテテテテ テレレレレン♪》

    『あ!お風呂が湧いた!ルフィ、一人で入れる?』

    「……ああ、大丈夫、だ」

    ルフィはふらつきながらも、服と”私が用意した”タオルを持ち、風呂場へと向かった

    『____嘘つき』

  • 40二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 17:42:01

    !?
    何が!?

  • 4122/10/31(月) 17:46:48

    「…ふう…ふぅ…」
    ルフィは何とか呼吸を安定させ、自分の黒髪を洗っていた。
    ____すると、風呂場のドアが”バタンッ”と勢いよく開いた

    『お、お邪魔しま〜す…』ドキドキ

    ルフィが入っているにもかかわらず、水着姿の彼女が風呂場へと足を踏み入れた。

    「…ウタ。お前何やってんだ?」

    (反応薄っ…)

    『ルフィが自分の体をちゃんと洗えるか心配になってね。もし良かったら背中とか洗ってあげようかなって』
    「___ありがとう。たのむ」

    『私なら体に触っても平気なんだね…』ゴシゴシ

    「ウタだからな……」

    私は、卑しい男達に汚された、彼の体を隅々まで洗い流した。

    『じゃあ、今度はルフィが私の体洗って』

    「……悪いウタ、先に上がってるよ」

    『____そう…』

    「____お前を汚したくない」

    『?』

  • 42二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 17:58:22

    >>41

    !?!?

  • 43二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 18:03:31

    このレスは削除されています

  • 44二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 18:05:27

    なんかウタのセリフだけ『』これなのなんか怖い(´・ω・`)
    と思ってたらルフィのセリフにも『』これついてもっと怖い

  • 4522/10/31(月) 18:10:11

    私が風呂から上がると、ルフィは夕飯の残りを食べていた。おそらく、体を洗ったことで、気が少し楽になったんだろう。

    『おいしい?』



    「ああ!やっぱウタのメシはうんめーな!!」ししし!



    『ありがとう!』



    本当によかった。ルフィがようやく笑ってくれた!


    『それじゃあ、今日はもう寝ようか。ここにはベッドが一つしかないから、一緒に寝よう。』



    「じゃあ早起き勝負だな!」



    『は?あんたいっつも私に負けてるじゃない!勝負は諦めて快眠することだけを目標にしなさい!』



    そんな言い合いがしばらく続き、私達は同じベッド へと入り、眠りについた


    『おやすみ、ルフィ。』



    「____おやすみ。ウタ」

  • 4622/10/31(月) 18:12:05

    >>44

    基本的に

    「」がルフィのセリフで

    『』をウタのセリフにしています。

    深い意味はありません


    ごめんなさい!かっこが入れ替わっている場面がありました!指摘ありがとうございました!!

  • 47二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 18:50:20

    お前たちはウタを信じられないのか!?
    ウタが男にルフィを襲わせて自分だけのものにしようとか考えてるはずないだろ!

  • 4822/10/31(月) 18:58:52

    ____朝


    『…ん〜!よく寝た』バッ!!


    「…すぅ…すぅ」


    目が覚めたら、ルフィが横にいる。

    私には目が覚めたまま、夢を見ているように思えた。


    『____はっ!つい、見とれてた!ご飯の用意しなきゃ!』




    ご飯の用意が終わった時、ルフィがテーブルへとやってきた。


    『おはよう、ルフィ。よく寝れた?』


    「おはようウタ!お前のベッド、気持ちいいからよく寝れたぞ!!」

  • 4922/10/31(月) 19:04:52

    『うんめ〜』ガツガツガツガツ


    「ルフィ、今日私は学校行くんだけど、留守番頼める?」


    『…ああ!大丈夫だ!』


    「センサーは設置してあるし、人が来ても出なくていいよ!」



    『…じゃあ行ってく…わっ!?』


    ドアノブに手を回し、外に出ようとした私だったが、ルフィに後ろから抱きつかれた


    『ル、ル、ルフィ!?』アワアワ


    「……絶対…無事に帰ってこいよ」


    『……うん!待ってて!』

  • 5022/10/31(月) 19:35:02

    はぁ〜、ルフィがいないと朝からつまんないな。やっぱり私も家に居た方が……
    「おーい、ウタ!」

    『!!…あ!ナミ!!ウソップ!!』オーイ

    ナミ「ルフィのこと聞いたよ、あいつ大丈夫なの?」

    ウソップ「あいつのことだから心配いらない…って思ってるんだけどやっぱ心配でよ!」

    『……あはは、心配しないでいいよ。みんなの想像通り、ルフィは強いから!』

    ウソップ「でもよ……」

    『そうだ!メッセージ送ってみようか!”ルフィ!今ウソップとナミちゃんといるよ。二人ともあんたのこと心配しているって。なにか伝えたいことある?”っと!』

  • 5122/10/31(月) 19:36:06

    《ピロリン♪》 ヘンシンハヤ!!

    《俺は大丈夫だ!だから二人とも、心配しなくていいぞ!サンジやゾロにもよろしく言っといてくれ!》

    ナミ「大丈夫そうね。良かった〜」ホッ…

    ウソップ「お、俺は初めから大丈夫だって分かってたからな!心配しすぎなんだよ、ナミは!」ハハハハ!!

    『……ね、大丈夫だったでしょ。学校に行く気になったら、すぐに来るから、待っててあげて』

    ウソップ「おう、ありがとなー!!」バイバイ

    ナミ「じゃあまたお昼に屋上で!!」


    『____ルフィの嘘つき。全然大丈夫じゃないくせに……』

  • 5222/10/31(月) 19:52:56

    《今日の晩飯は何が食べたい?》
    『…送信。』

    ____放課後
    スーパーで食材を買って早く帰らないと……

    ____おかしい。返事がない。いつもならすぐに返信くれるのに… まさか!!
    私は急いで自宅へと向かった

    『ルフィ!大丈夫!?』ガチャッ!!

    リビングに入ると…倒れて縮こまっているルフィの姿があった。

    『ルフィ!!大丈夫!?』

    どうやら意識はある。床には白い液体がこぼれていた

    (…牛乳)

    なるほど、牛乳を飲もうとしたら、あの時のことを思い出してしまったのか。
    私がタオルで拭こうとすると、彼は急に起き上がり

    「…!!だめだウタ!離れろ!」

    私を突き放した
    『きゃっ!?ルフィ何するの!?』

    「だめだ…お前が汚れるのは……お前だけは汚れないでくれ」ガクブル

    『……ルフィ…』

  • 5322/10/31(月) 22:52:36

    ____夕食前


    「…ウタごめんな、さっきは突き飛ばして。痛くなかったか」


    『ううん、大丈夫。それよりありがとう!私のことを気遣ってくれて。』


    「……」


    『それより!明日はカウンセリングの日だね。”なるべく徒歩で来てください”って言われてたから、二人で歩いて行くつもりだけど……大丈夫…かな?』


    「ああ…いつまでも家に引きこもる訳にもいかねェからな」アセアセ


    私は焦りを隠しきれないルフィに近づき、彼を優しくつつみこんだ


    『…大丈夫。私がいるから。……二人で乗り越えようね。』ギューッ

  • 54二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 22:55:45

    ゾロやサンジ辺りも犯人探し回ってそう

  • 55二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 23:06:46

    多分ウタちゃんはマジで犯人とは関係なさそう
    ただルフィとの同棲とか結婚生活を考えすぎて予備という名の準備を先にしちゃってた子だよきっと

  • 5622/10/31(月) 23:07:29

    《配信》


    『___で、最後にもう一回謝るよ。ごめんね昨日は配信できなくて!』


    コメントは優しく、”大丈夫?”や”気にしないで!”で埋まった。


    『それと!最近また物騒になってきたから、”これ!”』


    彼女は小型のスプレーを配信用のカメラに向けた


    『こういう防犯グッズは常に持っておくこと!私との約束だよ!!』


    コメント欄は一部”ステマ?”の文字がチラついたが、賛同の声の方が圧倒的に多かった


    『うん、みんなありがとう!それじゃあ、また!!』ピッ


    『____誰が襲われたっておかしくないんだから……』

  • 5722/10/31(月) 23:17:43

    配信を終えた私は、今日もルフィとお風呂に入った

    ただ、昨日と同様に、ルフィが私の体を洗うことは なかった。

    「……昨日も言っただろ、ウタ。お前を汚したくないんだ」

    『意味がわからないよ。どういうこと?私を汚したくないって?』

    「……その話はしたくねェ…ごめんな」ボソッ



    ____就寝前

    『ルフィ…明日は頑張ろうね。』ギューッ

    「……ああ。」ギューーーッ

    ウタはルフィを離さないように……
    ルフィはウタを守るように…(?) 抱きしめ合った

  • 5822/10/31(月) 23:19:50

    ようやく第1章終了です。
    現パロ初めてやりますが、自由度が高くていいですね(その代わり終わりが見えない)

  • 59二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 23:35:47

    >>58

    乙!!

    無理のない範囲でやってください

    エタるのが1番残念ですから…

  • 60二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 23:40:26

    スレ主さんのpixiv含めて作品追ってきたので確かに新鮮ですね
    でも面白くてすきです

  • 6122/11/01(火) 00:07:07

    >>59

    もう結末までの脚本はほぼ完成しているので、毎日更新で必ず完結はさせます!!



    >>60

    ありがとうございます!!

  • 62二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 05:21:51

  • 6322/11/01(火) 06:44:40

    ____翌日


    『____じゃあ、行くよルフィ。』


    『……ああ』


    指定されたカウンセリング施設は、およそ徒歩20分の距離。私達の学校までの距離とおおよそ同じだ。

    人がいなさそうな道を選ぶのには苦労した。


    「……」アセ…


    『手。繋ごっか!!』オイデー


    「…おう!!」ニギッ


    私達は手を繋ぎながら、中間地点までたどり着いた。周りに人がいると、不安からか、ルフィの手の力が強くなった。

    そのため、私は話を振り続けることで、ルフィの気を少しでも楽にした。


    『____こうやって手を繋ぎながら歩くのもいいね…///』(恋人みたい…///)


    「……ししし!!」

  • 6422/11/01(火) 06:49:05

    到着まで残り数分の距離となると、物陰が多い道を通ることになった。

    『ルフィ大丈夫?さっきより震えてるけど』

    「…」ギューッ

    『え!?ちょっとルフィ!?ここ外なんだよ!?』

    いきなりルフィにハグをしてもらった。よっぽど怖いん____

    「…ウタ、大丈夫だからな。俺が着いてるから……」

    そっか……私を守るために。

    『ありがとうルフィ。こんな道、さっさと抜けちゃおう!!』

  • 65二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 13:13:34

    保守

  • 6622/11/01(火) 17:01:09

    ____カウンセリング施設前

    『無事に着いたね!』

    「…着いたんだから、早く入ろう」ハァハァ

    受付で説明する時も、待合室で手続きをしている時も、私とルフィは手を繋ぎ続けていた

    『…!あっ、私達の番だよ。行こう』

    「……ああ」

  • 6722/11/01(火) 17:04:17

    カウンセリング室


    その部屋で、高級な椅子に座った女性カウンセラーがルフィのことを待っていた。


    《 えーっと、あなたは ルフィさんの彼女なのかな?》


    『えっ…///いやいやいやいや!!ただの幼馴染です!!』バタバタ


    「…………ぇ?(誰にも聞こえていない)」ボソッ


    『…いつかは、恋人になりたいけど…///(同じく誰にも聞こえていない)』モゴモゴ


    《そ、そうなんだ!?》ソウハオモエナイ




    《申し訳ないけど、カウンセリングはルフィさんと私の、一対一でやらなければいけないの。》


    『あ…はい。____ルフィ。私は待合室にいるから。頑張って!』


    「…心配いらねーよ」ししし!

  • 6822/11/01(火) 17:27:33

    待合室で私は女性週刊誌を読んでいた。
    いち早くルフィの か…彼女…///になるための
    アドバイスを知りたいからだ。

    (大胆なイメチェンや相手との会話を増やすこと
    ……ルフィは見た目の関心が無いし、会話は沢山できている…)

    (私には、何が足りないんだろう)

    私はさらにページをめくり、近場のオススメのデートスポットを探した。

    (…ルフィも私も、興味が無い場所しかないな)

    週刊誌を読み終えた私は、他の女性誌がなかったため、街のフードコート一覧が載った雑誌を読むことにした。

    (…このハンバーガー美味しそう!!)

  • 6922/11/01(火) 17:29:08

    《ウタさん。部屋に入ってください》


    『はい! 終わったのかな?』ガチャッ


    部屋にルフィの姿は無く、女性カウンセラーしかいなかった。


    《私には守秘義務があるので今回話した内容は言えません。なので私の観測から、あなたが彼にしてあげて欲しいことを伝えます。》


    『…はい』


    《どんな状況でも支えてあげてください。》


    『……ん?それだけですか?』


    《はぁ……それ”だけ”ねぇ。本当にただの幼馴染の関係なんだか…》


    『え? え?…///』ボワッ

    《ごめんなさい、不必要な助言だったね。じゃあ、もう一つ。カウンセリングの日以外にも定期的に外出すること。でも無理はしないで》


    『はい! ありがとうございました!』


    私は別の部屋で待機していたルフィを連れ、施設を出た


    《……最近の幼馴染ってみんな”ああ”なのかしら?____いや、絶対に違う。あの二人が例外なだけだ。そう例外。》アタマヲカカエル

  • 7022/11/01(火) 17:45:59

    友達side

    数時間前の昼休み__屋上にて

    ゾロ「___まさか、ルフィがやられるなんてな」

    ナミ「何かされたとしか思えない。防犯グッズは持ち歩いた方がいいわね。」タカイケド

    ウソップ「ウタもずっと前から配信で言ってたもんな。俺らにも、”私の父親の会社が設計した小型スプレーなら、使いやすいよ”って言ってたし」

    ナミ「それを、より強力な催涙スプレーに改造して1回補導された”バカ”がいたわね」ギロッ

    ウソップ「…もうやってないからセーフだ!セーフ!」ジツハ マダモッテル

  • 7122/11/01(火) 17:47:03

    ウソップ「そういえばゾロ。お前最近は帰り途中、いつもより迷ってないか?やけに”裏路地”に入ってるような…?」

    ゾロ「……気のせいだろ。てか、なんでお前は知ってるんだ?」

    ウソップ「いや、お前がちゃんと帰れるか心配なんだよ!!この前のこと忘れたのか!?いつの間にか下水道に入ってたんだぞ、下水道に!!」

    サンジ「盛り上がってんな」トコトコ

    ウソップ「遅かったな!サンジ」ヨッ

    サンジ「いや悪い。ルフィの昼飯を作らない分、”寝坊”しなくちゃいけなくてな。どうもそのおかげか、生活リズムが乱れちまった」



    全員「……ルフィ。」

  • 72二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:01:06

    これもしかして暴行されたというかウリやった…?

  • 7322/11/01(火) 18:18:37

    『____もう夕方ね』

    「…悪いな、長く話して」

    『私は全然大丈夫だよ!そんなに謝らないで!』

    カウンセリングを終えた私達は再び手を繋ぎながら自宅へと向かった

    『___あーっ!!雑誌で紹介されてたハンバーガーだ!!』

    「…行くか?」

    『いいの?あそこ人多いけど…』

    「……ウタが行きたいなら」

    『…なら行かなくていいや!それよりあっちの人が少ないバーガーの屋台に行こ!店員も女性だし。ルフィもお腹すいてるでしょ?』

    「…ああ!そうだな!!」

    彼の笑い声はなかったが、私達は、難なくハンバーガーを買うことが出来た

    『るひぃ…おいひいね!』モグモグ

    「そーあな!」モグモグ

    夕焼け空の下、片手にバーガーを持ち、もう片手で互いの手を繋ぎながら、
    私達は自宅《私達の帰る場所》へ足並みを揃え、歩き続けた。

  • 74二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:27:44

    暴漢達がウタを暴行しようと計画しててどうやったかルフィがそれ知って止めようとしたら暴行された…とか?ウタは配信してて一人暮らし、住所特定して計画を実行しようとしてた。ウタは汚れないでくれって言ってるし。でもルフィを○す理由がない気がするから違う気がする…

  • 75二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:29:50

    >>74

    バイだったからルフィの可愛さにやられてコイツでも良いやとなったとか?

  • 76二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:35:09

    ゾロは何やってんだ……?ただ方向音痴してるだけ?

  • 77二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:36:51

    >>76

    そらもう犯人探して片っ端に探してるんだろ

  • 7822/11/01(火) 18:55:24

    『ただいまー!…あ、郵便が来てる』

    「ただいま。ウタ、俺少し休んでるよ」

    『うん!………えっ。なにこれ』

    郵便物の中には、白紙に新聞の文字の切り抜きが貼られている、一枚の脅迫状が紛れていた。
    その内容は……





    《オマエ ヲ ニガサナイ》

  • 7922/11/01(火) 19:00:46

    『……はい。…はい、触ったのは私だけです。____分かりました。直ぐに行きます』ピッ

    「ウタ?どこか行くのか?」

    『うん、ちょっと学校までね。すぐに戻るから』

    「夜だぞ!俺も行く!!」

    『だめ!!!!!!……ルフィはここで待ってて。ね?』

    「……気をつけろよ。待ってるから」

    『うん!ありがとう!』ガチャッ

  • 80二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 19:02:14

    ウタの家に脅迫状…?妙だな

  • 8122/11/01(火) 19:24:12

    私は警察署に向かった。
    到着すると、ガープさん達が出迎えてくれた。

    ガープ「ウタ、すまんかった。夜遅くに ここまで来てもらって」

    『いえいえ!それよりこの脅迫状…』

    エース「”逃がさない”っていうのは、おそらくルフィのことだな。今はウタの家に住み着いている状態だからな。」

    サボ「でも、なんでルフィがウタの家に居るってバレたんだ?最初に帰った時は、バリケードを築いてもらったんだろ?」

    『はい。あの状態だと、誰もルフィを見ることは出来なかったと思います。』

    サボ「今日の防犯カメラにも異常はない。脅迫状には他の指紋がない。どうしたらいいんだ…」

  • 8222/11/01(火) 19:28:50

    ガープ「…ルフィのことと断言はできない。もしかしたら、ウタを狙っているかもしれん。」

    『私?でも私は引越しとか考えてませんよ?どこへも逃げないのに…』

    エース「脅迫文の内容が的はずれなことはよくある。脅迫文の一番の役割は、送り付けられた相手を怖がらせることだからな」


    エース「とりあえず今日は、俺が送るよ。サボも来るか?」


    サボ「いや、ここで”協力者”からの連絡を待つよ。」




    私の家の前


    「それじゃあ、気をつけろよ。二人とも狙われている、って可能性もある。身の危険を感じたら直ぐに逃げろよ」


    『はい!では私はこれで。』


    ルフィに伝言を残さず、エースさんはバイクで警察署に戻った

  • 8322/11/01(火) 19:43:05

    『ルフィただいま』ガチャッ

    「ウタ!」ギュッ

    『ちょっ!?ルフィ!?』

    「よかった…無事でよかった」

    『心配しすぎ!…でもありがとう』ギュッ

    「……」グーッ

    『待っててくれてありがとう。早くご飯にしよっか!』

  • 8422/11/01(火) 21:51:51

    数週間後

    カウンセリング施設

    《じゃあ、この部屋に呼んでもいいわね?》

    「はい」

    『ルフィ…』ドキドキ


    サボ「久しぶりだな…ルフィ」

    部屋に入ったのはサボさんとエースさんだった

    「…」


    「サボ!エース!久しぶりだなぁ!!」ギューッ

    『…良かった』グスッ

  • 8522/11/01(火) 21:53:50

    ルフィの男性恐怖症は大分和らいだ。

    通行人なら、目を合わせることができ、家族なら、難なく会話、接触できるまで回復した。


    (でも、これで二人きりの生活は終わりか…)


    「ウタ!ありがとう!!これも全部お前のおかげだ!!」


    『はいはい。こちらこそありがとう』


    エース「なあ、ウタ。これからもルフィと一緒にいてあげてくれないか?」


    『えっ?』


    サボ「まだ事件は解決していない。常に二人でいた方が、なにかと都合がいい。迷惑でなかったら、頼みたいんだが」


    『いえいえ!迷惑だなんて!でも、ルフィはいいの?』


    「ああ!俺もウタと一緒にいてェ!!」


    『……ありがとう、ルフィ。じゃあまた、二人で暮らそうね!!』


    施設前

    『…そっか。もう手を繋ぐ必要も無いのか』


    「……いや、繋ぎてェ。 ダメか?」


    『ううん。私も繋ぎたいよ。』ニギッ


    「ししし!」ニギッ

  • 86二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 21:55:02

    ヨシ!ハッピーエンドだな!

  • 8722/11/01(火) 22:14:44

    さらに数週間後


    『…ルフィ、本当に大丈夫なの?』


    「おう!そろそろ行かねェとな!!」


    『…じゃあ、行こう』ガチャッ


    「ああ!」ニギッ


    私達は手を繋ぎ、一緒に学校へ行った


    「久しぶりだなぁ!!」


    『じゃあ、また昼休みに屋上で!!』


    「……ああ、昼休みに」ボソッ

  • 8822/11/01(火) 22:15:56

    昼休み

    「よし!ウソップ屋上行こうぜ!」

    ウソップ「おう!!…ってあれウタじゃねーか」

    『…し、心配だったから迎えに来たよ。』

    『だ、大丈夫…だった?』

    「ああ!大丈夫だったぞ!!」

    ウソップ「…おれ先行ってるぞ!早食いしないと頭痛になる病がおれ にはあるからな!!」トコトコ

    『…手繋ぐ?』ドキドキ

    「ウタがいいならな!!」

    『じゃあ、繋ごう!』ニギッ

  • 89二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 22:17:47

    あのこれもしかしてルフィの方が実は…

  • 9022/11/01(火) 22:26:10

    屋上

    「久しぶりのサンジのメシはうんめェ〜な!!」

    サンジ「まったく。お前がいなかった間、こっちは頑張って生活リズム変えてたんだぞ。もっと味わって食いやがれ」

    『ははは!!』

    ナミ「なんか本当に”久しぶり”って感じよね。この空気」

    そんな中、ゾロがルフィの元へと近づいていた

    ゾロ「____ルフィ、後で話がある。一人だけで来てくれ」

    「?」

    ____何を話したんだろ?

  • 9122/11/01(火) 22:38:48

    ごみ捨て場


    「相手が数人だからってお前が負けるとは思えねぇ。…何かされたのか?」


    「……悪いなゾロ。ウタのためにも何も言いたくねェ」


    「____分かった。悪かったな、つまんねェ事聞いて」


    「…ししし!気にすんなって!久しぶりに会えてよかった!!」

  • 92二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 01:31:00

  • 93二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 01:34:19

    ん?

  • 9422/11/02(水) 06:32:59

    放課後

    「悪いウタ、職員室に呼ばれたから待っててくれ!」

    『分かった!待ってるね。』


    『…そういえばシャーペンの芯、使い切ったんだった。どうせ時間かかるだろうし先に買いに行こ…』


    ____コンビニを出た

    『…さてと、早く戻らなきゃ』

    (ここの裏路地通るしかないな…)



    『…』トコトコトコトコ

    《よォ嬢ちゃん。ちょっと遊ばね?》

    ”いかにも”なナンパ男が私の前に立ち塞がり、私の背を壁に追いやった

  • 9522/11/02(水) 07:05:45

    『いや〜、そんな気は無いですね。』

    (めんどくさいな。蹴りたいけど、この靴お気に入りだから汚したくないし)


    『失礼します〜』


    《待て!!》ガンッ


    目の前の男は、私の首の横に、足の裏をたたきつけ、逃がさないようにした


    (スプレーをバッグじゃなくてスカートに入れておくべきだったな…)


    《じゃあ仲良くしようか!!》


    (____しょうがない、蹴る…)


    《ぶへっ!?》ドッ!!

  • 9622/11/02(水) 07:16:45

    目の前の大嫌いな男は、突如私の視線から消えた。変わりに私の”大好きな人”が現れた


    『ルフィ!?』


    「ウタ!!大丈夫だったか!?」


    《…痛。テメェなんなん___!!》ガンッ


    「…」ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!


    彼の右の拳が ”赤”に染っていく


    『ちょっとルフィ!?やりすぎだよ!!もう意識なくなってる!!』


    「…じゃあ、さっさと帰ろう」


    『……ねぇルフィ、一体どうしたの?』


    「…いいから帰るぞ」ニギッ!!


    『痛っ』


    「お前を離したくないからな」ニギッ


    『____________ありがとう!』ニコッ


    私は彼の、綺麗な左手に握られながら帰路についた

  • 97二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 07:17:15

    もしや「逆」だったのか?

  • 98二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 07:18:28

    激重ルフィですか

  • 99二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 07:29:21

    見えてきた

  • 10022/11/02(水) 12:11:10

    『…校門で待ってなかったこと怒ってる?』

    「…怒ってないぞ」スゥ…スゥ…

    『ルフィ大丈夫?息が荒いけど』

    「…大丈夫だ」スゥ…

    ____自宅

    『ただいま』ガチャッ

    「……ただいま」

    『さっそく夕飯の準備を……』

    『きゃっ!?』ガタッ

    突如、私は再び背を壁に追いやられた。
    しかし今度は”最愛の人”ルフィの手で____

  • 10122/11/02(水) 12:15:58

    『ル、ルフィ!?』


    私は両足を踏まれ、彼の両手で両手首を容赦なく握られた。

    彼は逃げることが出来ない状態へと、私を追い込んだ。

    ____それに、彼は笑顔ではなかった。

    息が荒く、何も喋らない。いつものルフィとは大違いだった。


    『…ルフィ?』


    しばらくして彼は舌を伸ばし、私の首元を舐めようとした____

    その瞬間、彼は私の手首から手を離し、勢いよく後退することで、私から離れた。



    「…はぁ…はぁ…はぁ」


    「ウタ!悪い!俺、俺…」ハァハァ


    『?____ねぇルフィ、あんた…』



    『私をどうしたいの?』


    「…俺は……」




    『…いいよ。ごめんね、変な事聞いて。じゃあ、夕飯の支度してくるね!』


    「____あぁ」

  • 102二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 12:20:04

    画像が合いすぎてる…

  • 103二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 12:28:40

    これもしかして襲われたのは本当はルフィじゃなくて…

  • 10422/11/02(水) 17:04:43

    《キッチン》

    『……痛っ』

    彼に握られた、私の両手首には痣ができていた。当然動かす度に痛みがあり、料理をするには一苦労だ。

    (____ルフィ。一体私をどうしたいんだろう…)

    放課後からの彼の行動は異常だらけだった。私を助けてくれたところまでは良かった。
    ただ、前より攻撃的になっているし、その後はずっと呼吸が荒かった。
    何より私に対するあの仕打ち……
    あの後の、私の質問にも答えてくれなかった

    分からない。今のルフィは、事件前のルフィから変わってしまったの?

  • 10522/11/02(水) 17:29:21

    『ルフィ〜!!ご飯できたよ!!』

    「……ありがとな」

    『いいって!!それより早く食べよう』

    私はテーブル下から手を上げると、彼の顔がこわばった。
    そう、見えてしまったのだ____

    「…!ウタ、そのアザ!!」ガタッ

    『…あっ。これは』

    「ウタ!!さっきは悪かった!俺、お前を傷つけるつもりなんて…」

    『じゃあどうするつもりだったの?』ニコッ

    優しく聞いても彼は答えない。目の前の料理に手をつけず、ただ口を閉じ、下を向いたまま動かなかった。
    ____彼は私に何も言ってくれない

  • 106二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 17:34:41

    これウタの方がおかしくなって…

  • 10722/11/02(水) 17:37:50

    『…もしかして今、”私が怒ってる”とでも考えてる?』


    「……」ウンウン


    『私は怒ってないよ。それに私はルフィに何されてもいいし。ただ答えて欲しいだけなの。』


    『”私をどうしたかったのか”を』


    「…やっぱ、言えねぇ」ボソッ


    『そう………なら、さっさと食べよう!冷めた料理なんて食べても美味しくないし!!』ガツガツ


    『ほら!ルフィも もっと食べなよ!食べて元気だそう!!』


    「…あぁ!そうだな!!」ムシャムシャ

  • 10822/11/02(水) 17:52:30

    《配信》


    『じゃあ!今日も歌配信 始めるよ!!』


    元気よく手をあげれば、当然ライブカメラに私の手首が映し出される。

    ____そう、赤く変色した手首が


    《ウタちゃんその手首どうしたの!?》

    《おそわれたの!?》

    《え え え ?》


    『え?あっ、これ?』


    『これは体育の授業で転んじゃってね!全然そういうのじゃないから安心して!』


    ……駄目だ。コメントの流れが早すぎて、反応が分からない

  • 10922/11/02(水) 17:54:52

    《配信終了数分前》


    『…あっ!それと防犯グッズはすぐに取り出せる場所に入れておくこと!!』


    ●《………………》

    ●《……頑張……》

    ●《気を…………》


    (困ったな、コメントがまったく読めない)


    『じゃあ、今日はこれで!!』ピッ


    上手く誤魔化せたかな…?いつもよりコメントの流れが早すぎて、よく分からなかったな。


    (……うわ、私の手首のことが トレンドに入ってる。)


    その反応は、転んだドジっ子”可愛い派”と暴行されかけたのではないかという”心配派”に別れていた

  • 110二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 17:58:04

    トレンドになるって事はかなり人気配信.者って事だしウタの恋人と思われて排除する為に人呼んでルフィ暴行されたんじゃ……

  • 111二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 18:12:35

    >>110

    でもゾロが言ってたようにルフィってかなり腕っ節立つみたいだし、一方的に犯されるか?ってなる

  • 11222/11/02(水) 18:48:21

    『ルフィお待たせ!お風呂湧いたから、今日も一緒に入ろ〜』

    「……おう」

    『もう!帰ってから全然元気ないじゃん!ほら、お風呂入って暗い気分も洗い流そう!』

    ____そうだよ!事件の前から変わったってルフィはルフィなんだ!
    私はルフィにずっと笑ってて欲しい。だから私は、私のできることで……ルフィを元気にするんだ!!

  • 11322/11/02(水) 18:51:00

    《浴室》


    『脱ぐのに時間かかるから先入ってて』


    「おう」


    (え、嘘!____もしかして今日の洗濯物の中に……)


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    『お、お待たせ!』バッ!


    「早かっ…!?」ゴシゴシ…


    「なんで裸なんだ!?」


    『水着を洗濯に出しちゃった…』



    (…あれ?ルフィが私の体に”反応”した!?)

  • 114二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 19:07:42

    ウタの身代わりで犯されたかウタへ欲情したことに罪悪感覚えて自罰の為に尻を出したのか?

  • 11522/11/02(水) 19:37:34

    「……そうか!」プイッ

    彼は最初は動揺していたが、すぐにいつもの調子に戻り、前を向いてしまった

    『えぇ…(ただ驚いただけだったのか)』

    『じ、じゃあいつも通り背中洗ってあげるね』ゴシゴシ

    「…ウタ、当たってる……」

    『え?何が〜?』

    「……」ニギッ

    『…ルフィ?なんで自分でも洗わないの?』

  • 11622/11/02(水) 19:39:36

    ルフィはウタが来てからずっと、右手で左手首を掴んでいた。
    まるで何かを押さえつけているかのように

    「…ウタ。悪いけど背中は自分で洗うよ。風呂には、後から入ってくれ…」

    『え〜なにそれ。私をひとりぼっちにするつもり?』

    「…いや、そんな気はねェよ」

    『じゃあ 言ってよ。本当は何を考えているの?なんでずっと自分の手を押えているの?』

    「……お前を襲いそうで怖いんだ。」

  • 117二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 19:52:27

    ウタがなぜか煽ってるのが怖い……なんだ……

  • 118二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 19:53:32

    あぁ…ウタを庇うためにルフィが山賊に犯されるスレ思い出した

  • 11922/11/02(水) 20:00:07

    ルフィは押えていた。
    自分の中にある、抑えきれない”衝動”を
    事件のせいで芽生えた、”劣情”を。
    彼女に向けないように____

    「…俺はウタを襲いたくない。でも、また帰った後みたいに、いつの間にか手を出しそうで怖いんだ。」

    『……私はルフィに何されてもいいよ。だから…』

    「お前を傷つけたくない、汚したくないんだ。」

    『____そうなんだ。話してくれてありがとう!』

    彼女は理解した。ルフィの今の心境を。
    それでも彼女は____

    『じゃあ、今日の埋め合わせに私の背中洗ってよ!』

  • 12022/11/02(水) 20:01:17

    「…ウタ。ちゃんと聞いてたのか?」

    『うん聞いてたよ!でもルフィの手は綺麗だから、私が汚れることなんてないよ!』

    『さ、早くして』

    彼は自身の拘束を解き、彼女の背に手のひらを合わせた

    「……」ゴシゴシ

    『優しい手つき。…いい気分だよ』

    「…そろそろこのくらいでいいだろ」ゴシゴシ

    『だ〜め。……もう少しだけお願い。あんたに背中洗ってもらうの、久しぶりなんだから。』

  • 121二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 20:14:14

    なにがなんだかわからんぞ!?(困惑)

  • 122二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 20:22:43

    上書きさせようとしてない…?

  • 12322/11/02(水) 22:00:35

    彼女がルフィの言う”汚したくない”の意味を正しく理解していたかは分からない。

    ただウタは無防備な背中をルフィにひたすら洗わせ続けた。
    彼がようやく風呂場を出れたのは洗い始めて数分の事だった。


    「ハァハァ…俺はどうなっちまったんだ」

    「ウタを襲いたくねェよ……」ポロポロ

    衝動に駆られないよう、右手で押さえつけられていた彼の左手首には、彼女と同様の痣ができていた。

    『____ルフィお待たせ!』フロアガリ

    「……」ドキドキ

    『…どうしたの?固まってるけど』

    「…なんでもねェ」ドキドキ

  • 12422/11/02(水) 22:12:10

    『じゃあもう遅いし寝よっか』オイデー

    「…いや、別々に寝よう」

    『ベッドは一つしかないって言ったよね?』

    「ソファーで寝る」

    『だめ!』

    彼女はルフィを逃がさないように背中に抱きついた。

    『…ひとりぼっちにはさせないんだから』

    「…分かった 一緒に寝よう」

    『やったー!』



    『おやすみ ルフィ』ギューッ

    「おやすみ ウタ」

    ルフィは抱き返せなかった。彼にはもう、昨日までできていたことが出来なくなっている。大切な人を傷つけないようにするために、自分から遠ざけてしまっていた。

  • 125二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:16:35

    ハッピーエンドで終わらせてくれよ…

  • 126二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:17:02

    未だに状況が掴めないけど、とりあえずルフィがお辛いな…

  • 127二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:26:53

    このレスは削除されています

  • 12822/11/02(水) 22:31:06

    《深夜》

    ルフィはウタの横で眠……ってはいなかった

    「…うぅ…うっ…」

    彼はトイレでひたすら自分の中にある”欲”を彼女へと向けないよう、必死に押えていた。
    いや、

    「はぁ……はぁ…くうっ!!」ビュッ

    発散させていた。彼の体中から”涙”が流れ続け、”欲”を吐き出している。
    おそらくルフィは怖かったのだろう。いつか自分が、彼女を襲ってしまうのかもしれないと

    「…はぁ…ウタ…ウタッ…」


    彼の”欲”が一夜で尽きることは無かった

  • 12922/11/02(水) 22:44:22

    区切りがいいので今日の更新はここまでにします。

    皆さん考察などの色々なコメントありがとうございます!創作の励みになります!

  • 130二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:17:24

    アイアイ

  • 131二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:19:01

    アウ!

  • 132二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:25:08

    大丈夫かな…襲ってしまうくらいならとか思って自〇未遂みたいな事をやらかさないか心配だ…
    ルフィを襲った連中は兄貴2人と両翼、ガープに生きている事を後悔させる位しないとダメでしょう

  • 133二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 04:58:07

    >>128

    スレ画はもしかしてここなんだろうか

  • 13422/11/03(木) 06:17:19

    《翌朝》


    『…んぁ〜ぁ。……って。え?』


    あれ?いない


    『ルフィ!?』


    私は急いで家中を探し回った。でも、ベッドにも、キッチンにもいない。靴は玄関にある。ならどこへ…?


    『…あれ?電気がついてる』


    私がトイレの扉を開けるとそこには、


    『…こんなところで何してるの?』


    探していた彼がいた。よく顔を見ると、顔中に涙のあとがあった。眠りについていた私には、あの後何があったかが分からない。

    訳を聞くためにも、眠っている彼を叩き起した

  • 13522/11/03(木) 06:19:50

    「…ふぁ〜ぁ!…ウタか。おはよう」


    『おはよう。で?なんでこんな所にいたの?』


    『もう言葉を濁さないで、正直に答えてよ。あんた最近どうしたの?』


    「……俺、お前を汚したくなっちまった」


    『昨日も言ってたよね?”汚したくなった”って何?』


    「…俺、”アイツら”に酷い目に遭わされただろ。俺が”アイツら”にされたことを、ウタにしたくなっちまったんだ。」


    『…それってつまり私を○したいってこと?』


    「…ああ」コクリ

  • 136二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 06:21:42

    ストレートに言った……

  • 13722/11/03(木) 06:28:24

    『私はルフィに何されてもいいのに』

    「ダメなんだ!!!!」

    「…俺はウタに汚れて欲しくないんだ。ウタは”ウタ”でいて欲しいんだよ!」グスッ

    『…』

    「あの時の俺と一緒になって欲しくないんだよ」グスッ

    「それに、俺がウタをやっちまったら、アイツらと一緒になっちまう。」

    「アイツらと一緒になんてなりたくねェ…」

  • 13822/11/03(木) 06:35:44

    『____話してくれてありがとう』

    『でも、だからって私から離れるのは嫌だな。私が海外からこっちに戻ってきてから、ずっと一緒だったのに…』

    「…俺も一緒にいてェよ(小声)」ボソッ

    『?…そうだ!今日の帰りに、カラオケに行こう!きっといい気晴らしになるから!!』

    『いっぱい歌って忘れよう!!辛いことも苦しいことも!!』

    「…そうだな!久しぶりに行こう!!ウタの歌聴くの楽しみだ!!」ししし!

    『じゃあそのためにも、朝ご飯食べて学校に行こうか。』

  • 13922/11/03(木) 06:57:41

    ____そう、幼少期に一時期、私はここで暮らし、ルフィとはいつも遊んでいた。
    一緒に走り回ったり、歌ったり、丘の上の古い風車小屋に行ったり…毎日競い合って楽しかった。
    …ただ、親の事業拡大で再び海外に戻ることになり、私達は離れ離れになってしまった。

    やっと戻って来て二ヶ月。ここに来てからずっと一緒にいたのに、未だに私はルフィに伝えたい言葉を伝えられなかった。

    私からルフィへのこの気持ち《恋心》を

  • 140二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 09:47:59

    しんみりするな
    いい流れになってきた気がするが…

  • 141二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 10:11:28

    たまにある性行為嫌悪ルフィか、それはそれとしてウタへの欲はあるから地獄になっていると

  • 14222/11/03(木) 10:17:51

    今日も私達はいつも通り手を繋ぎ、学校へ向かった。


    『校門に着いたし。手、離そっか…』

    「…そうだな」パッ


    《おーーい!!ルフィ!ウタ!》トコトコ

    校内に入ろうとした時、背後からウソップが声を上げ、息を乱しながら走ってきた。
    ____どうやら、昨日の配信を見ていて、手首のことを聞きたかったようだ

  • 14322/11/03(木) 10:19:54

    《大丈夫なのか!?昨日帰る時まで怪我してなかっただろ。……もしかして放課後何かあったんじゃ》

    『あはは……これは』

    《てか、ルフィも手首に痣ができてるじゃねぇか!!》オソロイカ?

    「…俺が____」
    『二人で仲良く転んだんだ!!もうほんとにびっくりしたよ!!』ハハハ!!

    『ね?ルフィ』

    「…そうだったな!!」

    《そうだったのか。 お前ら時々揃って どじを踏むよな。》

    『あはは!気をつけるよ。』
    「……」

  • 14422/11/03(木) 10:22:39

    《昼休み 屋上》

    サンジ「てめェルフィ!なんでお前が一緒にいてウタちゃんが怪我したんだ!!」ガッ!

    「ず、ずびばぜん…」ボコボコ

    ____今日はずっとその話題を聞かれるなぁ。正直放っておいて欲しいよ…
    だって____その話題が出る度にルフィの顔が曇るから…

    『…あ、そうだ!ナミ 後で相談に乗ってくれない?』

    「いいわよ!一時間1000円ね!」($∀$)

    『え〜!”いつもより”は時間かからないから!!』

  • 14522/11/03(木) 10:24:35

    「で?相談ってなんなの?」

    『…ナミってさ、デートしたことある?』

    「何?ルフィとのデートの相談?」

    『…えっ!?いやいやいやいや!なんで知って…いや!そもそもルフィとは言ってないじゃん!!』ピョコピョコ

    「後ろ髪が”正解”って言ってるわよ。てか、あんた達まだデートしてなかったの?」

    『…うん。ルフィが私の事好きか分からないから』

  • 14622/11/03(木) 10:26:07

    「はぁ…そんなこといつまでも言ってたら、誰かに取られるわよ」

    そう発言した甘橙色《オレンジ》髪の彼女だったが、本心ではそんな可能性は無いと分かっていた。

    ”二人のことを知っている”人間から見てみれば、既に付き合っているようにしか見えていないのだ。

    ____そう、周りから見れば、ルフィもウタの事が……

    『…取られる。か』


    『それは嫌だな…』

  • 14722/11/03(木) 10:57:39

    「でしょ!だから早い方がいいわ!今日の放課後、ルフィと何するつもりなの?」


    『今日は気晴らしに、二人でカラオケに行くつもりなんだ。』


    そう、そこで気持ちを____


    「いいんじゃない?でも告白するにはちょっと足りないかもね」


    『…えっ、そうなの!?』


    「どうせだったら明日の休日、全部デートに使って最後に気持ちを伝えたら?」


    『いっ…一日中ルフィと…デート…///』


    「…したくないの?」ニヤニヤ


    『したい!!』

  • 14822/11/03(木) 10:58:39

    授業中も私はルフィとのデートを想像してい…

    ____しまった!ナミにデートプランを聞けなかった!あとで必ず聞かないと


    《…タさ…》


    それに、ルフィに告白する場所とかも決めない____


    《ウタさん!》


    『ひゃっ!?ふぁい!!』ガタッ


    《今のところ聞いてましたか?》


    『…あはは!……いいえ』ショボン

  • 14922/11/03(木) 11:00:21

    『…で!デートプランはどうしたらいいかな!?』バッ!

    授業を終えた私は、すぐさまクラスを移動し、再びナミに相談をした

    「…早かったわね。”凄い”目してるわよ。」アセ

    『授業中に、自分で考えてみたけど全然思いつかなかったよ。だからお願い教えて!』

    「と、とりあえずルフィが楽しめるプランを考えたらいいんじゃない?」

    『…なるほど!ありがとう!じゃっ!』バタバタ

    「え!?それだけ!? ……ま、いいか」

  • 15022/11/03(木) 11:02:33

    ルフィが楽しめること……食べ歩きと…あれ?なんだろう。
    思えばルフィが楽しめることってなんだろう。
    一緒にいる時は、なにか起きない限り、いつも笑顔で楽しそうだから、ルフィの特に”これが好き”ってのは分からない。

    ……私、ルフィのこと分かってあげられてなかったのかな…

    ____いつも一緒にいるのに。

    これじゃあ気持ちを伝えるどころか、デートに誘うことも出来ないよ…

  • 15122/11/03(木) 11:21:59

    《放課後》

    …悩むのはやめよう!今日のカラオケは最初から気晴らしのためだったんだし。デートのことは後で考えよう。
    下駄箱を開き、”いつものように”流れてくる手紙を適切に処理して私は靴を履き替えた。

    (ちょっと、ホームルームが長引いたな。ルフィどこで待ってるんだろう…)

    捜索する中、彼女は見つけた。

    校門前の木の下には意中の彼

    『あ!!ルフ…………は?』

    と、もう一人 知らない女がいた

  • 152二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 11:30:27

    展開が二転三転してきたな

  • 153二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 11:42:59

    何か……ものすごい勢いで進んでいる……!?

  • 154二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 11:43:58

    このレスは削除されています

  • 155二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 11:47:36

    なぜ現パロルウタはどう転んでもウタが重いのか、その真相を確かめるため我らは「RED」なるものが公開される映画館へと足を運んだ

  • 15622/11/03(木) 11:48:23

    《数分前》

    校門前にて

    「ウタのやつ、おせーな。」

    《あ!あの!》

    「ん?どうした?」

    《ルフィ君って、サンジさんと仲良いよね?》ドキドキ

    「ああ、友達だ!!」

    《だったら好きなものとか知ってる?》

    「あいつが好きなことは、料理することと、その料理を食べてもらうことだぞ…あとは、 おん_」

    『ねぇルフィ。何してんの?』イライラ

  • 15722/11/03(木) 11:50:13
  • 158二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 12:06:03

    面白いけど物語がどこに向かってるかわからなくてモヤモヤドキドキしてる

  • 15922/11/03(木) 12:26:06

    『早くカラオケに行こうよ……』

    「そうだな、 じゃあな!」

    《うん、教えてくれてありがとう!》


    『……』ニギッ

    「ウタ?手を握る力強くないか?」

    『いいから早く行くよ!』ニギニギ

    ____やっぱり、はやく告白しないと。
    もうムードとかデートとか言ってる場合じゃない

  • 16022/11/03(木) 12:35:11

    《カラオケ》

    【⠀\ ♪♪ /〜 ¸♬】イカリヨ!

    もっと……もっとアピールを!

    『はぁ…はぁ…』

    「ウタ大丈夫か?もう十曲目だろ」

    『大丈夫だよ!それよりルフィは楽しい!?』

    「ああ!ウタが楽しそうだからな」

    「いい気晴らしになったぞ!」

    『そう、良かった……』ハァハァ

    なら、告白するタイミングは今しかない!!

  • 16122/11/03(木) 12:37:48

    『……ルフィ』ハァハァ

    「?」

    私は、マイクを置き、彼の座っている椅子に近づいた。
    壁に手が届く距離まで近づくと、私は両手を彼の肩横に押し付けた。
    ドン!!と勢いのいい音が鳴り、彼の逃げ場をなくす。
    最後に顔を近づけ、告白の言葉を告げようとした____その時

    『……え?』

    私はいつの間にか背を地面に着け、上を向いていた

    『…………ルフィ?』

  • 16222/11/03(木) 12:46:22

    困惑していたのはウタだけでは無い。

    いや、いちばん困惑していたのは彼女を突き飛ばしたルフィ本人だった。


    彼女が自身の肩横に手をたたきつけ、息を荒らげながら顔を近づけた時に重なってしまったのだ。


    自分を○したヤツらと…


    ルフィは酷く困惑した。同時に絶望もした。


    最も嫌いな人間と最愛の人を重ねてしまったのだから

  • 163二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:06:24

    ああああぁ……トラウマ再発した……!!

  • 16422/11/03(木) 14:45:15

    「! ウタ 悪かった!大丈夫か!?」

    『____私のことが嫌いになったの?』

    「違うんだ! 急に迫ってきてビックリして…お前を傷つけるつもりなんて……」

    そっか、悪いのは私か。
    ____急ぎすぎたな。

    『大丈夫だよ!!それよりごめんね。ルフィの気持ちを考えないで。……迫るような真似して』

    『気晴らしのために来たのにこんな気持ちになっちゃダメだね!次はルフィが歌っていいよ!』

    「……残り時間もないし、今日は帰ろう!」

  • 16522/11/03(木) 14:47:59

    その後、モヤモヤとした気持ちが残ったまま私たちは外へ出た。
    結局私は、告白の言葉を伝えられず……

    「手、繋がないのか?」

    『繋いでもいいの?』

    「何度も言ってるだろ。そうしたいって!」ニギッ

    『ありがとう。それとさ…明日のことなんだけど____』ニギッ

    『デ、デートしない?』

  • 16622/11/03(木) 14:51:32

    「?」


    『あっ!一日中二人だけで外に出かけることなんだけど…』


    「そんなのいつもと同じじゃねェか」


    ____いや、気持ちの入れようとかそういう問題があるんだけど……まぁいいや


    『じゃあデートしてくれる?』


    「おう!いいぞ!」ししし!


    『やったー!!』ピョコピョコ


    『今日は美味しいもの沢山作ってあげるね!!』


    明日こそ、告白してみせる

  • 16722/11/03(木) 14:52:52

    ____時が経ち 風呂場

    「…」ゴシゴシ

    『ルフィ無理しなくてもいいんだよ。』ゴシゴシ

    昨日と同じく彼は自分の手を押さえつけていた。
    でも何故だろう。今日は少し震えていた。


    『はい、終わったからもう上がってもいいよ』

    「……ありがとな。」

    『お礼なんていらないよ!私がやりたいだけだから!』

  • 168二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:54:06

    このレスは削除されています

  • 169二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:55:20

    これはどっちなんだ

  • 170二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:55:40

    ハラハラが止まらない

  • 17122/11/03(木) 14:56:53

    『お待たせルフィ!ベッドに行こうか。』

    「…ああ」ドキドキ

    明日のためにも、しっかり寝ないと。
    ……告白。どう返してくれるのか____

    『きゃっ!?』

    ベッドまでたどり着いた時、私は2人で”眠る”ベッドに押し倒された




    ____最愛の人《ルフィ》の手によって

  • 172二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:57:25

    なんか再投稿されてね?

  • 17322/11/03(木) 14:58:39

    >>172

    色々と失敗していたので再投稿しました。

  • 17422/11/03(木) 15:54:45

    『ルフィ!?』


    「はぁ…はぁ…はぁ」


    眼前の彼はとても理性があるようには思えない。呼吸は荒く、顔も下を向いている。

    手足を彼に抑えられ、動くことが出来ない華奢な私の首に、彼の吐息があたり……


    『はぁ…ルフ…イッ…///』チュ~


    そのまま、唇より先に私の首へと熱い口付けをした


    『深ッ…///キ、キスらけれ〜♡』モジモジ


    快楽を少しでも誤魔化すために、体を動かそうとしたが、今の私は彼に拘束され、身動きが取れない


    快楽の”波”に打ち勝てなかった私は


    『…あっ…///くっ…!!きゅううう♡』ビクビクビク


    彼からの接吻だけで果ててしまった

  • 17522/11/03(木) 17:21:17

    『へぁ…へぁ…ひゃあ?』


    それだけでは終わらない。今の彼からしてみればこれはほんの前戯

    …いや、前戯にすらなってなかった


    『…ちょ…ちょっとまっへ!』


    息を荒らげる黒髪の彼は、押し倒されている彼女のダサ…”個性的”な服を脱がせ、生まれたままの姿へと変貌させる


    『…いいよ ルフィがやりたいようにやって』

  • 176二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:26:50

    ルフィ...

  • 17722/11/03(木) 18:45:10

    「……」ヌギヌギ

    「…」ボロン

    彼は自身の服も脱ぎ出し、欲望の塊をあらわにした。
    ここからが、彼の前戯の始まりだった。

    『…ふ〜ん♡で、どうしたいの?』

    彼は服を脱いでから、再び押さえつけていた右手を離し、そのまま私の左手を掴み、彼の”欲棒”へと当てた

    『握ればいいの?』

    コクリと、欲望をさらけだした彼は頷く。
    どうやら自我がなくても、私の声は届いているようだ

  • 17822/11/03(木) 18:45:42

    『うわぁ…すごい。脈でビクビクしてる』

    「…ッ」ビクン

    彼は刺激になれたのか、その後は私の手を前後に動かし、欲棒に刺激を与え続けた

    少し時が経ち、彼の”ソレ”がより膨張し、ビクビクと脈打ち始め

    ____そして噴出された

    『あぁん♡ すっご…///』ビチャッ

  • 17922/11/03(木) 18:47:04

    「……はぁ…はぁ…あっ___」パチッ


    『…ん?正気に戻った?』


    彼は”目覚めた”。彼にとっては最悪の目覚めだっただろう。

    いつの間にか意識を失い、正気に戻って初めて視線に入ったものが、自身の体液によって顔を汚された最愛の人の姿なのだから。


    「…ああぁ……ああ_」


    『しーっ』ぎゅっ


    今にも叫び出しそうな彼だったが、彼女の手のひらによって、そのはけ口を失った。

  • 18022/11/03(木) 18:47:55

    『いいんだよ…もう我慢しなくて。何度も言ったでしょ。私はルフィが好きだから何されてもいいって』

    『だから、ルフィは”アイツら”とは違う。合意の上でやってるんだからルフィはあんな奴らと一緒になんてならないよ。』

    言葉を失った彼は、”叫び”の代わりと言わんばかりに大粒の涙を流し始めた

    「……ぅ…」ポロポロ

    『…やっと分かってくれたね。』

    「……」コクン

    『じゃあ”続き”しよっか。どうせまだまだ衝動が納まってないんでしょ?』

    「…ぅ」コクン

    その後、彼らの”交奏”はデートの約束の日を迎えるまで続いたという

  • 181二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:51:42

    このレスは削除されています

  • 182二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:52:02

    (バスターコールされませんように)

  • 18322/11/03(木) 18:53:28

    >>182

    (これでもだいぶ削った方なんすがね)

  • 184二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:56:04

    >>183

    だったら、FULLversionを渋で上げちまえばいいんでねぇのか?

  • 185二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:59:08

    >>181

    失せろ

  • 186二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 19:27:31

    大丈夫だ…多分まだ「コー」くらいで止まってる…

  • 18722/11/03(木) 19:32:31

    『……はっ! 気絶してた!!』バッ!

    『…もう朝? !ルフィ起きて!早くシャワーして、デートするよ!!』バタバタ

    「……ふぁ…」

    余計な時間をかけず、体を洗い終え、朝食へ_

    「…んぅ…今日はこれだけか?」ムシャムシャ

    『うん、デート用にお腹を空かせておきたいからね』

    (本当は疲れててそんな余力ないだけなんだけど)

  • 18822/11/03(木) 19:34:46

    『…よし、今日はこれでいこう!』


    『お待たせ!どうどう?似合う?』ニコニコ


    「いや、いつもの方がいいぞ」


    『え〜。まぁルフィが言うなら…着替えてくる!』




    『おまたせ!じゃあ行こう』

  • 189愛ある罰22/11/03(木) 19:38:11
  • 190二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 20:48:01

    完結を楽しみにしている うまくいっているように見えて何かよくないことが起こり続けている感じがして……

  • 191愛ある罰22/11/03(木) 21:50:18

    一応こっちでも報告

    明日完結させます

  • 192二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 21:52:13

    明日で完結まで行くのか…嬉しいような寂しいような…

  • 193二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 21:52:58

    埋め

  • 194二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 21:53:26

    埋めま

  • 195二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 22:36:07

    ウタの家に届いた脅迫状の伏線が回収されてないの気になる

  • 196二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 22:44:53

    脅迫状もそうだし、ルフィが襲われた理由とか、本質が何も語られてないのが気になりすぎるのだよね…

  • 197愛ある罰22/11/03(木) 23:39:25

    考察、感想ありがとうございます

    ほぼ全ての謎が 明日分かります。

  • 198二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 23:59:39

    楽しみにしてるよ 梅梅

  • 199二次元好きの匿名さん22/11/04(金) 00:44:39

    このレスは削除されています

  • 200二次元好きの匿名さん22/11/04(金) 06:29:43

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています