- 1愛22/10/30(日) 22:03:35
- 2愛22/10/30(日) 22:05:36
(ルフィ…ルフィ!!)
急いで私は連絡があった病院へと向かった。
(早く早く!)
便利な自動ドアも今の私にとっては障壁でしか無かった
(早く受付へ……!!)
『すみません!連絡を受けたモンキー…間違えた!フィガーランド・ウタです!!ルフィの容態はどうなんですか!?』
受付で担当医に会い、そのまま私は、個室の前へと案内された。
《少し待っていてください。本人に確認を取ります》
そう言って担当医さんは、警備が堅そうな個室へと入った
(ルフィ……)
《どうぞ、入ってください》 - 3二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:06:31
🍲
- 4愛22/10/30(日) 22:15:16
ベッドに取り付けられているカーテンから、見える人影は一つしかない
『……ルフィ?』ジャラララ
「ウタ!!」ガシッ
____担当医から説明を受けていた。
彼は今日の帰り道...
男数人に○されていた
発見した人が警察を呼んでくれたが、犯人グループは既に退散、残されたのは○液を体中にかけられ、気を失っていたルフィだけだった
「うぅ…ウタぁ!」ポロポロ
そして目が覚めたルフィは、男性恐怖症になっていた - 5二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:17:29
期待
- 6二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:18:17
おい!名誉警察官の爺さん!出番だぞ!!
- 7二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:19:51
ルフィさんが可愛いのが悪い
- 8二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:20:27
きたか 前からずっとみてます
- 9愛22/10/30(日) 22:26:15
その症状は深刻で、ガープさんやエースさんといった身内相手にまで影響が出ているそうだ。実際、ルフィは駆けつけてきた彼らを、拒絶し、面会を断ったそうだ。
『よしよし…今は私がいるから安心して』
「うぅ……」ポロポロポロポロ
ハグを終えた私達は、安心するために手をつなぎながら、担当医からのこれからについての説明を受けた - 10愛22/10/30(日) 22:34:44
男性恐怖症となった、今のルフィは日常生活が困難ということだった。
そのため”ちょうど”一人暮らしだった私の家に住まわせ、面倒を見て欲しいと言われた。
『はい。分かりました!!』
断る理由なんてない。困っているなら、助けるのが友達だからだ。
それに、病院食ではルフィのお腹は満たされないだろう
『で、ルフィはそれでいいの?』
「……あぁ。そうしたい」
彼の震える手を優しく握り続け、これからに関わる、いろいろな書類の手続きをした。
こうして二人の同棲生活が始まった - 11二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:40:14
ブラコン兄貴2人と孫バカ爺は犯人グループを骨も残らねぇと思えと言わんばかりのレベルで地獄を見るのは分かった
- 12二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:41:45
”ちょうど”というのが何か引っかかるなぁ…
- 13二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:42:26
”ちょうど”が不安なんだけど大丈夫だよね‥
- 14二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:42:54
あの……ウタさん……もしかして貴女……
- 15二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:43:29
すみません!連絡を受けたモンキー…間違えた!フィガーランド・ウタです!!
↑
これもなんか怪しいんすがね… - 16二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:43:34
交通事故かなと思ったらそっちか!!
- 17二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:44:09
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:44:15
い、いやまさかウタでもそこまでの事はしないはず…
- 19二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:45:20
>>17失せろ
- 20愛22/10/30(日) 22:45:35
荷物をまとめ、ガープさんによって用意された”特別な”タクシーで、私の家…いや、私達の家へと向かった。
____ルフィの今の状態は深刻だ。密室空間から、外に出ただけで身が震える程だ。
私がハグしてあげることで、何とか歩けるようになるが、それでも震えは止まらない。
……ルフィ。一体誰があんたをこんなふうにしてしまったの - 21愛22/10/30(日) 22:47:09
- 22二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:49:48
…フィガーランド・ウタ…歌とルフィが好きな…高校3年生…どこかで聞いたような…
- 23愛22/10/30(日) 22:57:07
『さ、ここが私の家だよ……って知ってるか』
「……」オソトコワイ
《ウタさん、ルフィさん。お荷物をお持ち致します。》
『わっ!ありがとうございます!』
ガープさんがタクシーに乗せたのは全て女性だった。どうやらガープさんが、非番の女性警察官の方々を呼んでくれたようだ。あの人の人望が末恐ろしい……
他の人に日傘をさしてもらい、私たちの周りを囲んでもらうことで、ルフィの視線を阻害した。こうすると、少しは気が楽になるようだ。
『……ガチャ ルフィ先入っていいよ!』
「お邪魔します……」
『もう。これからここに住むんだから、”ただいま”でいいのに!』 - 24二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 22:59:08
大丈夫だ!
ウタがルフィを傷つけるために、男を雇ったなんて、そんなこと……!!! - 25愛22/10/30(日) 23:12:26
『どこでも好きなだけくつろいでいいよ』
「……」
ルフィは喋らず……いや、喋れずに日の当たらない狭い場所で身を縮めていた。
『ルフィ……』
《ウタさん。ガープさんからの命令で、防衛用のセンサーを幾つか取り付けさせていただきます。》
『はい、よろしくお願いします。』
《それと、こちらが警察直通の電話、そしてルフィさんの御家族からのメモです。》
メモには、家族みんなのルフィへの励ましの言葉と、ルフィのカウンセリング日程が書かれていた。
……今はルフィ本人に見せない方がいいだろう - 26二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:36:53
ルフィがどこまでされたか気になる
- 27愛22/10/30(日) 23:41:20
- 28愛22/10/30(日) 23:42:50
ごめんなさい!被害説明などの続きは明日になります。
- 29二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:44:56
待ってるで
- 30二次元好きの匿名さん22/10/30(日) 23:59:35
ウタを信じて良いんですよね?
フルィの心身をむやみに傷つけるウタちゃんはいないんですよね? - 31愛22/10/31(月) 06:55:39
『あとは、焼き上がるのを待つだけね』ジュウウウ
私はその間、携帯でネットニュースを見ていた。
やはり、ルフィのことと思われるニュース記事がトップを飾っていた。
《東高校 生徒一人が暴行に___》
ネットニュースでは、やはり”ぼかし”が入っていた。ただ、暴行としか書かれていない。
(それもそうか、あんなの記事にできないもんね……) - 32愛22/10/31(月) 07:03:35
ルフィの病室に入る前____
『担当医さん ルフィに何があったんですか!?』
《落ち着いて聞いてください。彼は今日、男数人に襲われ、○的暴行を受けてしまいました。》
『え……でも無事…なんですよね?』ガクガク
《暴行された形跡は肛門の出血だけでした。彼は体の回復が早いので、直ぐに治るでしょう。ただ別のところに深い傷を負ってしまい……》
『____心が……』
《はい。男の医者を怖がり、来てくれた身内の方々を拒絶。彼は今”男性恐怖症”となってしまいました。》
『____』 - 33愛22/10/31(月) 07:04:31
事件後のルフィを理解するためにも、私はガープさんの関係者に発見当時の写真を見せてもらったが……酷かった。
暴行した形跡が一切ない、その代わりと言わんばかりに、大量の○液を体中にかけられていた。
本当に○すことだけを目的とした襲撃だったようだ。
この辺りは元から治安が悪かったが、○的暴行は初めてだ。____おかしいでしょ!ルフィが可愛いのはわかるけど、なんでこんな酷いこと……
《ピピッ!! ピピッ!!》タイマー終了
…今はルフィの心を治さないと。
私は料理をテーブルへと運び、食事の用意をした。 - 34二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 08:21:32
流石にこのウタはマトモなタイプだろ!
…そうだろ!? - 35二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 08:23:41
いや、もしかしたらヤンデレウタの可能性も...
- 36二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 15:10:02
なんでみんなそんな疑心暗鬼なんだよ!ウタちゃんを信じろって!!
- 37二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 17:17:30
このレスは削除されています
- 38愛22/10/31(月) 17:18:54
「……メシ」ボソッ
『さぁルフィ、あんたの大好きな物を並べたよ!一緒に食べて、もっと元気をだそう!!』
病院から持ち帰った、ルフィの生活品は服だけだった。そのため、箸やコップなどの日用品は全て私の”予備”を使わせた。
『ふふっ…それ使ってるといつもより”かわいいね”。』ニコッ
「えっ…………あぁ」ガタッ
「あああああああああああぁぁぁ!!!!」ガタガタ
『ルフィ!?』バンッ
急にルフィが頭を抱えて、暴れてしまった。
____!もしかして行為中にこの言葉を!!
『ルフィごめん!!ごめんね!!もう大丈夫、今は私がいるから!!だから落ち着いて!!』ギューッ
横になり、暴れているルフィを私は優しく包んだ。彼が落ち着くころには、出来たての味噌汁が冷めてしまっていた。
- 39愛22/10/31(月) 17:39:59
『___ごめんなウタ、さっきは急に暴れて……』
『私の方こそ…もっと言葉を選んでおけば……』
理想だった二人暮らしだったけど、実態はとても暗いものとなっていた。
思ったよりルフィの心の傷が深い。
そんなルフィが今頼れるのは、私だけなんだから、私がもっと頑張らないと…
《テッテレテテ テレテレテンテン テッテテテテ テレレレレン♪》
『あ!お風呂が湧いた!ルフィ、一人で入れる?』
「……ああ、大丈夫、だ」
ルフィはふらつきながらも、服と”私が用意した”タオルを持ち、風呂場へと向かった
『____嘘つき』 - 40二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 17:42:01
!?
何が!? - 41愛22/10/31(月) 17:46:48
「…ふう…ふぅ…」
ルフィは何とか呼吸を安定させ、自分の黒髪を洗っていた。
____すると、風呂場のドアが”バタンッ”と勢いよく開いた
『お、お邪魔しま〜す…』ドキドキ
ルフィが入っているにもかかわらず、水着姿の彼女が風呂場へと足を踏み入れた。
「…ウタ。お前何やってんだ?」
(反応薄っ…)
『ルフィが自分の体をちゃんと洗えるか心配になってね。もし良かったら背中とか洗ってあげようかなって』
「___ありがとう。たのむ」
『私なら体に触っても平気なんだね…』ゴシゴシ
「ウタだからな……」
私は、卑しい男達に汚された、彼の体を隅々まで洗い流した。
『じゃあ、今度はルフィが私の体洗って』
「……悪いウタ、先に上がってるよ」
『____そう…』
「____お前を汚したくない」
『?』 - 42二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 17:58:22
!?!?
- 43二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 18:03:31
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 18:05:27
なんかウタのセリフだけ『』これなのなんか怖い(´・ω・`)
と思ってたらルフィのセリフにも『』これついてもっと怖い - 45愛22/10/31(月) 18:10:11
- 46愛22/10/31(月) 18:12:05
- 47二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 18:50:20
お前たちはウタを信じられないのか!?
ウタが男にルフィを襲わせて自分だけのものにしようとか考えてるはずないだろ! - 48愛22/10/31(月) 18:58:52
- 49愛22/10/31(月) 19:04:52
- 50愛22/10/31(月) 19:35:02
はぁ〜、ルフィがいないと朝からつまんないな。やっぱり私も家に居た方が……
「おーい、ウタ!」
『!!…あ!ナミ!!ウソップ!!』オーイ
ナミ「ルフィのこと聞いたよ、あいつ大丈夫なの?」
ウソップ「あいつのことだから心配いらない…って思ってるんだけどやっぱ心配でよ!」
『……あはは、心配しないでいいよ。みんなの想像通り、ルフィは強いから!』
ウソップ「でもよ……」
『そうだ!メッセージ送ってみようか!”ルフィ!今ウソップとナミちゃんといるよ。二人ともあんたのこと心配しているって。なにか伝えたいことある?”っと!』 - 51愛22/10/31(月) 19:36:06
- 52愛22/10/31(月) 19:52:56
《今日の晩飯は何が食べたい?》
『…送信。』
____放課後
スーパーで食材を買って早く帰らないと……
____おかしい。返事がない。いつもならすぐに返信くれるのに… まさか!!
私は急いで自宅へと向かった
『ルフィ!大丈夫!?』ガチャッ!!
リビングに入ると…倒れて縮こまっているルフィの姿があった。
『ルフィ!!大丈夫!?』
どうやら意識はある。床には白い液体がこぼれていた
(…牛乳)
なるほど、牛乳を飲もうとしたら、あの時のことを思い出してしまったのか。
私がタオルで拭こうとすると、彼は急に起き上がり
「…!!だめだウタ!離れろ!」
私を突き放した
『きゃっ!?ルフィ何するの!?』
「だめだ…お前が汚れるのは……お前だけは汚れないでくれ」ガクブル
『……ルフィ…』 - 53愛22/10/31(月) 22:52:36
- 54二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 22:55:45
ゾロやサンジ辺りも犯人探し回ってそう
- 55二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 23:06:46
多分ウタちゃんはマジで犯人とは関係なさそう
ただルフィとの同棲とか結婚生活を考えすぎて予備という名の準備を先にしちゃってた子だよきっと - 56愛22/10/31(月) 23:07:29
- 57愛22/10/31(月) 23:17:43
配信を終えた私は、今日もルフィとお風呂に入った
ただ、昨日と同様に、ルフィが私の体を洗うことは なかった。
「……昨日も言っただろ、ウタ。お前を汚したくないんだ」
『意味がわからないよ。どういうこと?私を汚したくないって?』
「……その話はしたくねェ…ごめんな」ボソッ
____就寝前
『ルフィ…明日は頑張ろうね。』ギューッ
「……ああ。」ギューーーッ
ウタはルフィを離さないように……
ルフィはウタを守るように…(?) 抱きしめ合った - 58愛22/10/31(月) 23:19:50
ようやく第1章終了です。
現パロ初めてやりますが、自由度が高くていいですね(その代わり終わりが見えない) - 59二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 23:35:47
- 60二次元好きの匿名さん22/10/31(月) 23:40:26
スレ主さんのpixiv含めて作品追ってきたので確かに新鮮ですね
でも面白くてすきです - 61愛22/11/01(火) 00:07:07
- 62二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 05:21:51
ほ
- 63愛22/11/01(火) 06:44:40
- 64愛22/11/01(火) 06:49:05
- 65二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 13:13:34
保守
- 66愛22/11/01(火) 17:01:09
____カウンセリング施設前
『無事に着いたね!』
「…着いたんだから、早く入ろう」ハァハァ
受付で説明する時も、待合室で手続きをしている時も、私とルフィは手を繋ぎ続けていた
『…!あっ、私達の番だよ。行こう』
「……ああ」 - 67愛22/11/01(火) 17:04:17
- 68愛22/11/01(火) 17:27:33
待合室で私は女性週刊誌を読んでいた。
いち早くルフィの か…彼女…///になるための
アドバイスを知りたいからだ。
(大胆なイメチェンや相手との会話を増やすこと
……ルフィは見た目の関心が無いし、会話は沢山できている…)
(私には、何が足りないんだろう)
私はさらにページをめくり、近場のオススメのデートスポットを探した。
(…ルフィも私も、興味が無い場所しかないな)
週刊誌を読み終えた私は、他の女性誌がなかったため、街のフードコート一覧が載った雑誌を読むことにした。
(…このハンバーガー美味しそう!!) - 69愛22/11/01(火) 17:29:08
《ウタさん。部屋に入ってください》
『はい! 終わったのかな?』ガチャッ
部屋にルフィの姿は無く、女性カウンセラーしかいなかった。
《私には守秘義務があるので今回話した内容は言えません。なので私の観測から、あなたが彼にしてあげて欲しいことを伝えます。》
『…はい』
《どんな状況でも支えてあげてください。》
『……ん?それだけですか?』
《はぁ……それ”だけ”ねぇ。本当にただの幼馴染の関係なんだか…》
『え? え?…///』ボワッ
《ごめんなさい、不必要な助言だったね。じゃあ、もう一つ。カウンセリングの日以外にも定期的に外出すること。でも無理はしないで》
『はい! ありがとうございました!』
私は別の部屋で待機していたルフィを連れ、施設を出た
《……最近の幼馴染ってみんな”ああ”なのかしら?____いや、絶対に違う。あの二人が例外なだけだ。そう例外。》アタマヲカカエル
- 70愛22/11/01(火) 17:45:59
友達side
数時間前の昼休み__屋上にて
ゾロ「___まさか、ルフィがやられるなんてな」
ナミ「何かされたとしか思えない。防犯グッズは持ち歩いた方がいいわね。」タカイケド
ウソップ「ウタもずっと前から配信で言ってたもんな。俺らにも、”私の父親の会社が設計した小型スプレーなら、使いやすいよ”って言ってたし」
ナミ「それを、より強力な催涙スプレーに改造して1回補導された”バカ”がいたわね」ギロッ
ウソップ「…もうやってないからセーフだ!セーフ!」ジツハ マダモッテル - 71愛22/11/01(火) 17:47:03
ウソップ「そういえばゾロ。お前最近は帰り途中、いつもより迷ってないか?やけに”裏路地”に入ってるような…?」
ゾロ「……気のせいだろ。てか、なんでお前は知ってるんだ?」
ウソップ「いや、お前がちゃんと帰れるか心配なんだよ!!この前のこと忘れたのか!?いつの間にか下水道に入ってたんだぞ、下水道に!!」
サンジ「盛り上がってんな」トコトコ
ウソップ「遅かったな!サンジ」ヨッ
サンジ「いや悪い。ルフィの昼飯を作らない分、”寝坊”しなくちゃいけなくてな。どうもそのおかげか、生活リズムが乱れちまった」
全員「……ルフィ。」 - 72二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:01:06
これもしかして暴行されたというかウリやった…?
- 73愛22/11/01(火) 18:18:37
『____もう夕方ね』
「…悪いな、長く話して」
『私は全然大丈夫だよ!そんなに謝らないで!』
カウンセリングを終えた私達は再び手を繋ぎながら自宅へと向かった
『___あーっ!!雑誌で紹介されてたハンバーガーだ!!』
「…行くか?」
『いいの?あそこ人多いけど…』
「……ウタが行きたいなら」
『…なら行かなくていいや!それよりあっちの人が少ないバーガーの屋台に行こ!店員も女性だし。ルフィもお腹すいてるでしょ?』
「…ああ!そうだな!!」
彼の笑い声はなかったが、私達は、難なくハンバーガーを買うことが出来た
『るひぃ…おいひいね!』モグモグ
「そーあな!」モグモグ
夕焼け空の下、片手にバーガーを持ち、もう片手で互いの手を繋ぎながら、
私達は自宅《私達の帰る場所》へ足並みを揃え、歩き続けた。 - 74二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:27:44
暴漢達がウタを暴行しようと計画しててどうやったかルフィがそれ知って止めようとしたら暴行された…とか?ウタは配信してて一人暮らし、住所特定して計画を実行しようとしてた。ウタは汚れないでくれって言ってるし。でもルフィを○す理由がない気がするから違う気がする…
- 75二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:29:50
バイだったからルフィの可愛さにやられてコイツでも良いやとなったとか?
- 76二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:35:09
ゾロは何やってんだ……?ただ方向音痴してるだけ?
- 77二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 18:36:51
そらもう犯人探して片っ端に探してるんだろ
- 78愛22/11/01(火) 18:55:24
『ただいまー!…あ、郵便が来てる』
「ただいま。ウタ、俺少し休んでるよ」
『うん!………えっ。なにこれ』
郵便物の中には、白紙に新聞の文字の切り抜きが貼られている、一枚の脅迫状が紛れていた。
その内容は……
《オマエ ヲ ニガサナイ》 - 79愛22/11/01(火) 19:00:46
『……はい。…はい、触ったのは私だけです。____分かりました。直ぐに行きます』ピッ
「ウタ?どこか行くのか?」
『うん、ちょっと学校までね。すぐに戻るから』
「夜だぞ!俺も行く!!」
『だめ!!!!!!……ルフィはここで待ってて。ね?』
「……気をつけろよ。待ってるから」
『うん!ありがとう!』ガチャッ - 80二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 19:02:14
ウタの家に脅迫状…?妙だな
- 81愛22/11/01(火) 19:24:12
私は警察署に向かった。
到着すると、ガープさん達が出迎えてくれた。
ガープ「ウタ、すまんかった。夜遅くに ここまで来てもらって」
『いえいえ!それよりこの脅迫状…』
エース「”逃がさない”っていうのは、おそらくルフィのことだな。今はウタの家に住み着いている状態だからな。」
サボ「でも、なんでルフィがウタの家に居るってバレたんだ?最初に帰った時は、バリケードを築いてもらったんだろ?」
『はい。あの状態だと、誰もルフィを見ることは出来なかったと思います。』
サボ「今日の防犯カメラにも異常はない。脅迫状には他の指紋がない。どうしたらいいんだ…」 - 82愛22/11/01(火) 19:28:50
- 83愛22/11/01(火) 19:43:05
- 84愛22/11/01(火) 21:51:51
数週間後
カウンセリング施設
《じゃあ、この部屋に呼んでもいいわね?》
「はい」
『ルフィ…』ドキドキ
サボ「久しぶりだな…ルフィ」
部屋に入ったのはサボさんとエースさんだった
「…」
「サボ!エース!久しぶりだなぁ!!」ギューッ
『…良かった』グスッ - 85愛22/11/01(火) 21:53:50
ルフィの男性恐怖症は大分和らいだ。
通行人なら、目を合わせることができ、家族なら、難なく会話、接触できるまで回復した。
(でも、これで二人きりの生活は終わりか…)
「ウタ!ありがとう!!これも全部お前のおかげだ!!」
『はいはい。こちらこそありがとう』
エース「なあ、ウタ。これからもルフィと一緒にいてあげてくれないか?」
『えっ?』
サボ「まだ事件は解決していない。常に二人でいた方が、なにかと都合がいい。迷惑でなかったら、頼みたいんだが」
『いえいえ!迷惑だなんて!でも、ルフィはいいの?』
「ああ!俺もウタと一緒にいてェ!!」
『……ありがとう、ルフィ。じゃあまた、二人で暮らそうね!!』
施設前
『…そっか。もう手を繋ぐ必要も無いのか』
「……いや、繋ぎてェ。 ダメか?」
『ううん。私も繋ぎたいよ。』ニギッ
「ししし!」ニギッ
- 86二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 21:55:02
ヨシ!ハッピーエンドだな!
- 87愛22/11/01(火) 22:14:44
- 88愛22/11/01(火) 22:15:56
昼休み
「よし!ウソップ屋上行こうぜ!」
ウソップ「おう!!…ってあれウタじゃねーか」
『…し、心配だったから迎えに来たよ。』
『だ、大丈夫…だった?』
「ああ!大丈夫だったぞ!!」
ウソップ「…おれ先行ってるぞ!早食いしないと頭痛になる病がおれ にはあるからな!!」トコトコ
『…手繋ぐ?』ドキドキ
「ウタがいいならな!!」
『じゃあ、繋ごう!』ニギッ - 89二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 22:17:47
あのこれもしかしてルフィの方が実は…
- 90愛22/11/01(火) 22:26:10
屋上
「久しぶりのサンジのメシはうんめェ〜な!!」
サンジ「まったく。お前がいなかった間、こっちは頑張って生活リズム変えてたんだぞ。もっと味わって食いやがれ」
『ははは!!』
ナミ「なんか本当に”久しぶり”って感じよね。この空気」
そんな中、ゾロがルフィの元へと近づいていた
ゾロ「____ルフィ、後で話がある。一人だけで来てくれ」
「?」
____何を話したんだろ? - 91愛22/11/01(火) 22:38:48
- 92二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 01:31:00
ほ
- 93二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 01:34:19
ん?
- 94愛22/11/02(水) 06:32:59
放課後
「悪いウタ、職員室に呼ばれたから待っててくれ!」
『分かった!待ってるね。』
『…そういえばシャーペンの芯、使い切ったんだった。どうせ時間かかるだろうし先に買いに行こ…』
____コンビニを出た
『…さてと、早く戻らなきゃ』
(ここの裏路地通るしかないな…)
『…』トコトコトコトコ
《よォ嬢ちゃん。ちょっと遊ばね?》
”いかにも”なナンパ男が私の前に立ち塞がり、私の背を壁に追いやった - 95愛22/11/02(水) 07:05:45
- 96愛22/11/02(水) 07:16:45
- 97二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 07:17:15
もしや「逆」だったのか?
- 98二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 07:18:28
激重ルフィですか
- 99二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 07:29:21
見えてきた
- 100愛22/11/02(水) 12:11:10
『…校門で待ってなかったこと怒ってる?』
「…怒ってないぞ」スゥ…スゥ…
『ルフィ大丈夫?息が荒いけど』
「…大丈夫だ」スゥ…
____自宅
『ただいま』ガチャッ
「……ただいま」
『さっそく夕飯の準備を……』
『きゃっ!?』ガタッ
突如、私は再び背を壁に追いやられた。
しかし今度は”最愛の人”ルフィの手で____ - 101愛22/11/02(水) 12:15:58
- 102二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 12:20:04
画像が合いすぎてる…
- 103二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 12:28:40
これもしかして襲われたのは本当はルフィじゃなくて…
- 104愛22/11/02(水) 17:04:43
《キッチン》
『……痛っ』
彼に握られた、私の両手首には痣ができていた。当然動かす度に痛みがあり、料理をするには一苦労だ。
(____ルフィ。一体私をどうしたいんだろう…)
放課後からの彼の行動は異常だらけだった。私を助けてくれたところまでは良かった。
ただ、前より攻撃的になっているし、その後はずっと呼吸が荒かった。
何より私に対するあの仕打ち……
あの後の、私の質問にも答えてくれなかった
分からない。今のルフィは、事件前のルフィから変わってしまったの? - 105愛22/11/02(水) 17:29:21
『ルフィ〜!!ご飯できたよ!!』
「……ありがとな」
『いいって!!それより早く食べよう』
私はテーブル下から手を上げると、彼の顔がこわばった。
そう、見えてしまったのだ____
「…!ウタ、そのアザ!!」ガタッ
『…あっ。これは』
「ウタ!!さっきは悪かった!俺、お前を傷つけるつもりなんて…」
『じゃあどうするつもりだったの?』ニコッ
優しく聞いても彼は答えない。目の前の料理に手をつけず、ただ口を閉じ、下を向いたまま動かなかった。
____彼は私に何も言ってくれない - 106二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 17:34:41
これウタの方がおかしくなって…
- 107愛22/11/02(水) 17:37:50
- 108愛22/11/02(水) 17:52:30
- 109愛22/11/02(水) 17:54:52
- 110二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 17:58:04
トレンドになるって事はかなり人気配信.者って事だしウタの恋人と思われて排除する為に人呼んでルフィ暴行されたんじゃ……
- 111二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 18:12:35
でもゾロが言ってたようにルフィってかなり腕っ節立つみたいだし、一方的に犯されるか?ってなる
- 112愛22/11/02(水) 18:48:21
『ルフィお待たせ!お風呂湧いたから、今日も一緒に入ろ〜』
「……おう」
『もう!帰ってから全然元気ないじゃん!ほら、お風呂入って暗い気分も洗い流そう!』
____そうだよ!事件の前から変わったってルフィはルフィなんだ!
私はルフィにずっと笑ってて欲しい。だから私は、私のできることで……ルフィを元気にするんだ!! - 113愛22/11/02(水) 18:51:00
- 114二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 19:07:42
ウタの身代わりで犯されたかウタへ欲情したことに罪悪感覚えて自罰の為に尻を出したのか?
- 115愛22/11/02(水) 19:37:34
「……そうか!」プイッ
彼は最初は動揺していたが、すぐにいつもの調子に戻り、前を向いてしまった
『えぇ…(ただ驚いただけだったのか)』
『じ、じゃあいつも通り背中洗ってあげるね』ゴシゴシ
「…ウタ、当たってる……」
『え?何が〜?』
「……」ニギッ
『…ルフィ?なんで自分でも洗わないの?』 - 116愛22/11/02(水) 19:39:36
ルフィはウタが来てからずっと、右手で左手首を掴んでいた。
まるで何かを押さえつけているかのように
「…ウタ。悪いけど背中は自分で洗うよ。風呂には、後から入ってくれ…」
『え〜なにそれ。私をひとりぼっちにするつもり?』
「…いや、そんな気はねェよ」
『じゃあ 言ってよ。本当は何を考えているの?なんでずっと自分の手を押えているの?』
「……お前を襲いそうで怖いんだ。」 - 117二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 19:52:27
ウタがなぜか煽ってるのが怖い……なんだ……
- 118二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 19:53:32
あぁ…ウタを庇うためにルフィが山賊に犯されるスレ思い出した
- 119愛22/11/02(水) 20:00:07
ルフィは押えていた。
自分の中にある、抑えきれない”衝動”を
事件のせいで芽生えた、”劣情”を。
彼女に向けないように____
「…俺はウタを襲いたくない。でも、また帰った後みたいに、いつの間にか手を出しそうで怖いんだ。」
『……私はルフィに何されてもいいよ。だから…』
「お前を傷つけたくない、汚したくないんだ。」
『____そうなんだ。話してくれてありがとう!』
彼女は理解した。ルフィの今の心境を。
それでも彼女は____
『じゃあ、今日の埋め合わせに私の背中洗ってよ!』 - 120愛22/11/02(水) 20:01:17
「…ウタ。ちゃんと聞いてたのか?」
『うん聞いてたよ!でもルフィの手は綺麗だから、私が汚れることなんてないよ!』
『さ、早くして』
彼は自身の拘束を解き、彼女の背に手のひらを合わせた
「……」ゴシゴシ
『優しい手つき。…いい気分だよ』
「…そろそろこのくらいでいいだろ」ゴシゴシ
『だ〜め。……もう少しだけお願い。あんたに背中洗ってもらうの、久しぶりなんだから。』 - 121二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 20:14:14
なにがなんだかわからんぞ!?(困惑)
- 122二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 20:22:43
上書きさせようとしてない…?
- 123愛22/11/02(水) 22:00:35
彼女がルフィの言う”汚したくない”の意味を正しく理解していたかは分からない。
ただウタは無防備な背中をルフィにひたすら洗わせ続けた。
彼がようやく風呂場を出れたのは洗い始めて数分の事だった。
「ハァハァ…俺はどうなっちまったんだ」
「ウタを襲いたくねェよ……」ポロポロ
衝動に駆られないよう、右手で押さえつけられていた彼の左手首には、彼女と同様の痣ができていた。
『____ルフィお待たせ!』フロアガリ
「……」ドキドキ
『…どうしたの?固まってるけど』
「…なんでもねェ」ドキドキ - 124愛22/11/02(水) 22:12:10
『じゃあもう遅いし寝よっか』オイデー
「…いや、別々に寝よう」
『ベッドは一つしかないって言ったよね?』
「ソファーで寝る」
『だめ!』
彼女はルフィを逃がさないように背中に抱きついた。
『…ひとりぼっちにはさせないんだから』
「…分かった 一緒に寝よう」
『やったー!』
『おやすみ ルフィ』ギューッ
「おやすみ ウタ」
ルフィは抱き返せなかった。彼にはもう、昨日までできていたことが出来なくなっている。大切な人を傷つけないようにするために、自分から遠ざけてしまっていた。 - 125二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:16:35
ハッピーエンドで終わらせてくれよ…
- 126二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:17:02
未だに状況が掴めないけど、とりあえずルフィがお辛いな…
- 127二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:26:53
このレスは削除されています
- 128愛22/11/02(水) 22:31:06
《深夜》
ルフィはウタの横で眠……ってはいなかった
「…うぅ…うっ…」
彼はトイレでひたすら自分の中にある”欲”を彼女へと向けないよう、必死に押えていた。
いや、
「はぁ……はぁ…くうっ!!」ビュッ
発散させていた。彼の体中から”涙”が流れ続け、”欲”を吐き出している。
おそらくルフィは怖かったのだろう。いつか自分が、彼女を襲ってしまうのかもしれないと
「…はぁ…ウタ…ウタッ…」
彼の”欲”が一夜で尽きることは無かった - 129愛22/11/02(水) 22:44:22
区切りがいいので今日の更新はここまでにします。
皆さん考察などの色々なコメントありがとうございます!創作の励みになります! - 130二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:17:24
アイアイ
- 131二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:19:01
アウ!
- 132二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:25:08
大丈夫かな…襲ってしまうくらいならとか思って自〇未遂みたいな事をやらかさないか心配だ…
ルフィを襲った連中は兄貴2人と両翼、ガープに生きている事を後悔させる位しないとダメでしょう - 133二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 04:58:07
スレ画はもしかしてここなんだろうか
- 134愛22/11/03(木) 06:17:19
- 135愛22/11/03(木) 06:19:50
- 136二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 06:21:42
ストレートに言った……
- 137愛22/11/03(木) 06:28:24
『私はルフィに何されてもいいのに』
「ダメなんだ!!!!」
「…俺はウタに汚れて欲しくないんだ。ウタは”ウタ”でいて欲しいんだよ!」グスッ
『…』
「あの時の俺と一緒になって欲しくないんだよ」グスッ
「それに、俺がウタをやっちまったら、アイツらと一緒になっちまう。」
「アイツらと一緒になんてなりたくねェ…」 - 138愛22/11/03(木) 06:35:44
『____話してくれてありがとう』
『でも、だからって私から離れるのは嫌だな。私が海外からこっちに戻ってきてから、ずっと一緒だったのに…』
「…俺も一緒にいてェよ(小声)」ボソッ
『?…そうだ!今日の帰りに、カラオケに行こう!きっといい気晴らしになるから!!』
『いっぱい歌って忘れよう!!辛いことも苦しいことも!!』
「…そうだな!久しぶりに行こう!!ウタの歌聴くの楽しみだ!!」ししし!
『じゃあそのためにも、朝ご飯食べて学校に行こうか。』 - 139愛22/11/03(木) 06:57:41
____そう、幼少期に一時期、私はここで暮らし、ルフィとはいつも遊んでいた。
一緒に走り回ったり、歌ったり、丘の上の古い風車小屋に行ったり…毎日競い合って楽しかった。
…ただ、親の事業拡大で再び海外に戻ることになり、私達は離れ離れになってしまった。
やっと戻って来て二ヶ月。ここに来てからずっと一緒にいたのに、未だに私はルフィに伝えたい言葉を伝えられなかった。
私からルフィへのこの気持ち《恋心》を - 140二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 09:47:59
しんみりするな
いい流れになってきた気がするが… - 141二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 10:11:28
たまにある性行為嫌悪ルフィか、それはそれとしてウタへの欲はあるから地獄になっていると
- 142愛22/11/03(木) 10:17:51
今日も私達はいつも通り手を繋ぎ、学校へ向かった。
『校門に着いたし。手、離そっか…』
「…そうだな」パッ
《おーーい!!ルフィ!ウタ!》トコトコ
校内に入ろうとした時、背後からウソップが声を上げ、息を乱しながら走ってきた。
____どうやら、昨日の配信を見ていて、手首のことを聞きたかったようだ - 143愛22/11/03(木) 10:19:54
《大丈夫なのか!?昨日帰る時まで怪我してなかっただろ。……もしかして放課後何かあったんじゃ》
『あはは……これは』
《てか、ルフィも手首に痣ができてるじゃねぇか!!》オソロイカ?
「…俺が____」
『二人で仲良く転んだんだ!!もうほんとにびっくりしたよ!!』ハハハ!!
『ね?ルフィ』
「…そうだったな!!」
《そうだったのか。 お前ら時々揃って どじを踏むよな。》
『あはは!気をつけるよ。』
「……」 - 144愛22/11/03(木) 10:22:39
《昼休み 屋上》
サンジ「てめェルフィ!なんでお前が一緒にいてウタちゃんが怪我したんだ!!」ガッ!
「ず、ずびばぜん…」ボコボコ
____今日はずっとその話題を聞かれるなぁ。正直放っておいて欲しいよ…
だって____その話題が出る度にルフィの顔が曇るから…
『…あ、そうだ!ナミ 後で相談に乗ってくれない?』
「いいわよ!一時間1000円ね!」($∀$)
『え〜!”いつもより”は時間かからないから!!』 - 145愛22/11/03(木) 10:24:35
「で?相談ってなんなの?」
『…ナミってさ、デートしたことある?』
「何?ルフィとのデートの相談?」
『…えっ!?いやいやいやいや!なんで知って…いや!そもそもルフィとは言ってないじゃん!!』ピョコピョコ
「後ろ髪が”正解”って言ってるわよ。てか、あんた達まだデートしてなかったの?」
『…うん。ルフィが私の事好きか分からないから』 - 146愛22/11/03(木) 10:26:07
- 147愛22/11/03(木) 10:57:39
- 148愛22/11/03(木) 10:58:39
- 149愛22/11/03(木) 11:00:21
『…で!デートプランはどうしたらいいかな!?』バッ!
授業を終えた私は、すぐさまクラスを移動し、再びナミに相談をした
「…早かったわね。”凄い”目してるわよ。」アセ
『授業中に、自分で考えてみたけど全然思いつかなかったよ。だからお願い教えて!』
「と、とりあえずルフィが楽しめるプランを考えたらいいんじゃない?」
『…なるほど!ありがとう!じゃっ!』バタバタ
「え!?それだけ!? ……ま、いいか」 - 150愛22/11/03(木) 11:02:33
ルフィが楽しめること……食べ歩きと…あれ?なんだろう。
思えばルフィが楽しめることってなんだろう。
一緒にいる時は、なにか起きない限り、いつも笑顔で楽しそうだから、ルフィの特に”これが好き”ってのは分からない。
……私、ルフィのこと分かってあげられてなかったのかな…
____いつも一緒にいるのに。
これじゃあ気持ちを伝えるどころか、デートに誘うことも出来ないよ… - 151愛22/11/03(木) 11:21:59
《放課後》
…悩むのはやめよう!今日のカラオケは最初から気晴らしのためだったんだし。デートのことは後で考えよう。
下駄箱を開き、”いつものように”流れてくる手紙を適切に処理して私は靴を履き替えた。
(ちょっと、ホームルームが長引いたな。ルフィどこで待ってるんだろう…)
捜索する中、彼女は見つけた。
校門前の木の下には意中の彼
『あ!!ルフ…………は?』
と、もう一人 知らない女がいた - 152二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 11:30:27
展開が二転三転してきたな
- 153二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 11:42:59
何か……ものすごい勢いで進んでいる……!?
- 154二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 11:43:58
このレスは削除されています
- 155二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 11:47:36
なぜ現パロルウタはどう転んでもウタが重いのか、その真相を確かめるため我らは「RED」なるものが公開される映画館へと足を運んだ
- 156愛22/11/03(木) 11:48:23
- 157愛22/11/03(木) 11:50:13
- 158二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 12:06:03
面白いけど物語がどこに向かってるかわからなくてモヤモヤドキドキしてる
- 159愛22/11/03(木) 12:26:06
『早くカラオケに行こうよ……』
「そうだな、 じゃあな!」
《うん、教えてくれてありがとう!》
『……』ニギッ
「ウタ?手を握る力強くないか?」
『いいから早く行くよ!』ニギニギ
____やっぱり、はやく告白しないと。
もうムードとかデートとか言ってる場合じゃない - 160愛22/11/03(木) 12:35:11
《カラオケ》
【⠀\ ♪♪ /〜 ¸♬】イカリヨ!
もっと……もっとアピールを!
『はぁ…はぁ…』
「ウタ大丈夫か?もう十曲目だろ」
『大丈夫だよ!それよりルフィは楽しい!?』
「ああ!ウタが楽しそうだからな」
「いい気晴らしになったぞ!」
『そう、良かった……』ハァハァ
なら、告白するタイミングは今しかない!! - 161愛22/11/03(木) 12:37:48
『……ルフィ』ハァハァ
「?」
私は、マイクを置き、彼の座っている椅子に近づいた。
壁に手が届く距離まで近づくと、私は両手を彼の肩横に押し付けた。
ドン!!と勢いのいい音が鳴り、彼の逃げ場をなくす。
最後に顔を近づけ、告白の言葉を告げようとした____その時
『……え?』
私はいつの間にか背を地面に着け、上を向いていた
『…………ルフィ?』 - 162愛22/11/03(木) 12:46:22
- 163二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:06:24
ああああぁ……トラウマ再発した……!!
- 164愛22/11/03(木) 14:45:15
「! ウタ 悪かった!大丈夫か!?」
『____私のことが嫌いになったの?』
「違うんだ! 急に迫ってきてビックリして…お前を傷つけるつもりなんて……」
そっか、悪いのは私か。
____急ぎすぎたな。
『大丈夫だよ!!それよりごめんね。ルフィの気持ちを考えないで。……迫るような真似して』
『気晴らしのために来たのにこんな気持ちになっちゃダメだね!次はルフィが歌っていいよ!』
「……残り時間もないし、今日は帰ろう!」 - 165愛22/11/03(木) 14:47:59
その後、モヤモヤとした気持ちが残ったまま私たちは外へ出た。
結局私は、告白の言葉を伝えられず……
「手、繋がないのか?」
『繋いでもいいの?』
「何度も言ってるだろ。そうしたいって!」ニギッ
『ありがとう。それとさ…明日のことなんだけど____』ニギッ
『デ、デートしない?』 - 166愛22/11/03(木) 14:51:32
- 167愛22/11/03(木) 14:52:52
____時が経ち 風呂場
「…」ゴシゴシ
『ルフィ無理しなくてもいいんだよ。』ゴシゴシ
昨日と同じく彼は自分の手を押さえつけていた。
でも何故だろう。今日は少し震えていた。
『はい、終わったからもう上がってもいいよ』
「……ありがとな。」
『お礼なんていらないよ!私がやりたいだけだから!』 - 168二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:54:06
このレスは削除されています
- 169二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:55:20
これはどっちなんだ
- 170二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:55:40
ハラハラが止まらない
- 171愛22/11/03(木) 14:56:53
『お待たせルフィ!ベッドに行こうか。』
「…ああ」ドキドキ
明日のためにも、しっかり寝ないと。
……告白。どう返してくれるのか____
『きゃっ!?』
ベッドまでたどり着いた時、私は2人で”眠る”ベッドに押し倒された
____最愛の人《ルフィ》の手によって - 172二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 14:57:25
なんか再投稿されてね?
- 173愛22/11/03(木) 14:58:39
色々と失敗していたので再投稿しました。
- 174愛22/11/03(木) 15:54:45
- 175愛22/11/03(木) 17:21:17
- 176二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:26:50
ルフィ...
- 177愛22/11/03(木) 18:45:10
「……」ヌギヌギ
「…」ボロン
彼は自身の服も脱ぎ出し、欲望の塊をあらわにした。
ここからが、彼の前戯の始まりだった。
『…ふ〜ん♡で、どうしたいの?』
彼は服を脱いでから、再び押さえつけていた右手を離し、そのまま私の左手を掴み、彼の”欲棒”へと当てた
『握ればいいの?』
コクリと、欲望をさらけだした彼は頷く。
どうやら自我がなくても、私の声は届いているようだ - 178愛22/11/03(木) 18:45:42
『うわぁ…すごい。脈でビクビクしてる』
「…ッ」ビクン
彼は刺激になれたのか、その後は私の手を前後に動かし、欲棒に刺激を与え続けた
少し時が経ち、彼の”ソレ”がより膨張し、ビクビクと脈打ち始め
____そして噴出された
『あぁん♡ すっご…///』ビチャッ - 179愛22/11/03(木) 18:47:04
- 180愛22/11/03(木) 18:47:55
『いいんだよ…もう我慢しなくて。何度も言ったでしょ。私はルフィが好きだから何されてもいいって』
『だから、ルフィは”アイツら”とは違う。合意の上でやってるんだからルフィはあんな奴らと一緒になんてならないよ。』
言葉を失った彼は、”叫び”の代わりと言わんばかりに大粒の涙を流し始めた
「……ぅ…」ポロポロ
『…やっと分かってくれたね。』
「……」コクン
『じゃあ”続き”しよっか。どうせまだまだ衝動が納まってないんでしょ?』
「…ぅ」コクン
その後、彼らの”交奏”はデートの約束の日を迎えるまで続いたという - 181二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:51:42
このレスは削除されています
- 182二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:52:02
(バスターコールされませんように)
- 183愛22/11/03(木) 18:53:28
- 184二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:56:04
だったら、FULLversionを渋で上げちまえばいいんでねぇのか?
- 185二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 18:59:08
失せろ
- 186二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 19:27:31
大丈夫だ…多分まだ「コー」くらいで止まってる…
- 187愛22/11/03(木) 19:32:31
『……はっ! 気絶してた!!』バッ!
『…もう朝? !ルフィ起きて!早くシャワーして、デートするよ!!』バタバタ
「……ふぁ…」
余計な時間をかけず、体を洗い終え、朝食へ_
「…んぅ…今日はこれだけか?」ムシャムシャ
『うん、デート用にお腹を空かせておきたいからね』
(本当は疲れててそんな余力ないだけなんだけど) - 188愛22/11/03(木) 19:34:46
- 189愛ある罰22/11/03(木) 19:38:11
- 190二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 20:48:01
完結を楽しみにしている うまくいっているように見えて何かよくないことが起こり続けている感じがして……
- 191愛ある罰22/11/03(木) 21:50:18
一応こっちでも報告
明日完結させます - 192二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 21:52:13
明日で完結まで行くのか…嬉しいような寂しいような…
- 193二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 21:52:58
埋め
- 194二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 21:53:26
埋めま
- 195二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 22:36:07
ウタの家に届いた脅迫状の伏線が回収されてないの気になる
- 196二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 22:44:53
脅迫状もそうだし、ルフィが襲われた理由とか、本質が何も語られてないのが気になりすぎるのだよね…
- 197愛ある罰22/11/03(木) 23:39:25
考察、感想ありがとうございます
ほぼ全ての謎が 明日分かります。 - 198二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 23:59:39
楽しみにしてるよ 梅梅
- 199二次元好きの匿名さん22/11/04(金) 00:44:39
このレスは削除されています
- 200二次元好きの匿名さん22/11/04(金) 06:29:43