- 1二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 04:54:21
「おはよう、ハヤヒデ」
「ああ、おはようトレーナー君」
いつも通りのトレーナー室。だが、その日の自分は少しばかり疲れていた。
「……大丈夫か?目に隈が出来ているぞ」
「いや、昨日眠れなくてな。まあでも、大丈夫だ」
ハヤヒデに隠し事しても無駄なので正直に白状する。
「それなら良いが……無理はするなよ」
「分かってる」
そうは言いつつ、書類仕事をしていると段々眠くなってくる。頭が回らなくなりつつなる中、ハヤヒデが話しかけてきた。
「……トレーナー君、さっきからうつらうつらしているぞ」
「そうか……すまん、少しソファーで横にならせてくれ。30分後のトレーニングの時間になったら起こしてくれ」
「分かった。おやすみ」
俺はソファーへ向かうと、そのまま深い眠りについてしまった。 - 2二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 04:54:41
「うん……?」
目が覚めると、目の前に大きな影があり、頭の下に柔らかい感覚があった。これは……
「おっと、目が覚めたか?トレーナー君」
「……ハヤヒデ!?」
慌てて飛び起きる。俺はハヤヒデに膝枕されていた。どうして!?
「いや、あまりにも疲れていそうな顔をしていたものでな。せめて疲れを癒せたらと思って。嫌だったならすまない」
「嫌ではないけど……というか今何時だ?」
空は既にオレンジに染まっている。トレーニングの時間もとっくに終わっている。
「トレーナー君、私の為に頑張ってくれるのはありがたいが、少しは休んでくれ。疲れていては最高のパフォーマンスを発揮出来ないだろう?」
ハヤヒデに痛い指摘をされてしまう。
「……分かった、これからは無理はしない。約束する。……あと、膝枕はもうしないと約束してくれ」
「どうした?顔が赤いぞ?」
「そりゃそうだろ!」
珍しくからかうような顔のハヤヒデを見て、もう絶対に寝不足はやめようと決めた。 - 3二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 04:56:12
このレスは削除されています
- 4122/11/01(火) 04:56:56
SS書くのをサボりがちなのでこんな感じでハヤヒデに限らず1日に一本以上はSSを投下しようと思います。要は練習兼習慣付けスレです。頑張ろうと思います。
- 5二次元好きの匿名さん22/11/01(火) 05:03:11
良いね…ハヤヒデに膝枕されたい
毎日書くのは大変かもしれないが頑張れ!