[CP閲注?][SS]ナミ「そっか、ルフィとウタが…」

  • 1◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:17:08

    ウタ「ねえナミ!ロビン!今夜は見張り?」
    ナミ「今日は停泊だからね。私は見張りの予定はないわよ。ロビンは?」
    ロビン「私はさっき終わったところよ」
    ウタ「やった!じゃあじゃあ、いつものやつやろうよ!」
    ナミ「本当に好きよね」
    ロビン「あら?私も好きよ」
    ナミ「わ…私だって嫌なわけじゃないわよ!」
    ウタ「じゃあベッドに行こ!」
    ナミ「はいはい、わかったわよ」

    ウタがやってきてから、女部屋で行われるようになったあること…それは「恋バナ」だった。

  • 2二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:18:05

    🍲🐉‼️
    (イソイソ)

  • 3◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:18:42

    ウタには恋バナはみんなでベッドに横になってするものという認識があるらしく、男たちが見張りに立つ夜が来る度に私たちはベッドをぴったりくっつけて3人並んで横になる。
    かわいらしいもこもこのパジャマに着替えたウタは私とロビンにもお揃いで買ったそれを着て欲しいとごねて、ウタには甘い私たちはウタの望み通りお揃いのパジャマに着替えた。

    ウタ「やっぱり恋バナはパジャマじゃないとね!」
    ナミ「そういうものなの?」
    ロビン「さあ…私はしたことがなかったから…」

    ウタが言うならそうなんでしょうとロビンが言ったら、私は納得するしかなかった。
    私も、同年代の女の子とは恋バナどころかパジャマパーティーだってしたことがない。

  • 4◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:19:20

    ウタ「それでそれで!ナミとロビンは何かいいことあった?」
    ナミ「そうねぇ…、いいことって言っても、最近島に上陸もしてないし男と言えばあいつらとしか会ってないから…」
    ロビン「あら?別に彼らだっていいんじゃないかしら?」
    ウタ「ロビンの言う通り!いつもと同じクルーなのに、今日に限ってドキドキしちゃう…みたいなことだってあるかもしれないじゃない!」
    ナミ「そうねえ…」

    私の話をわくわくした様子で待っているウタをがっかりさせたくなくて、私は今日の昼間の男たちの様子を思い出そうと努力した。
    ルフィとウソップが大きな魚を釣り上げて…それから…サンジ君が作った辛いパスタをつまみ食いしたルフィが火を吐いて…ジムから飛び降りてきたゾロが足下にいたルフィのゴムゴムの風船で船外まで飛ばされていって…

    おもしろいことはあったような気がするけれど、どれもこれも恋には程遠そうな出来事ばかりだ。

  • 5◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:19:45

    ナミ「強いて言えば、フランキーの工事音に合わせてブルックがやってたセッションがよかったかも…」
    ウタ「あ!それ私も聞いたよ」
    ロビン「最後にはチョッパーと親分さんも参加する演奏会になっていたものね」
    ウタ「そうそう!この船は音楽を理解してくれる同士が多くてうれしいよ!」

    そうして、ウタと私たちはこのサニー号で不定期に行われている気ままな音楽会について話し合った。
    サニー号ではフランキーやウソップの工房から聞こえる音をパーカッションに見立てた演奏会だけではなく、食事を待てないルフィが食器やグラスを楽器に見立てた演奏をしたり、週1で行われるお風呂大会中に響いてくる合唱があったり、演奏会はバリエーション豊かだ。

  • 6◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:20:17

    ウタ「いいな~。合唱大会、私も聞いてみたい」
    ナミ「船に乗ってればそのうち嫌でも聞くことになるわよ」
    ロビン「そうね。お風呂からは時々、ゾロの独唱も時々聞こえてくるし」
    ナミ「変わった歌よね」
    ウタ「村に伝わる歌だって言ってたよ。それで…その…私の恋バナ、聞いてもらってもいい?」

    ウタは今までの元気そうな姿から一転して、もじもじと恥ずかしそうに言った。顔も少し火照っている。

    ナミ「もちろん。っていうか、それが本題でしょ?」

    ほらほら、とウタのほっぺたをつつくと、ウタは「くすぐったい!」とロビンの方に転がった。
    ロビンはそれを優しく受け止めて、元の位置に戻しながら「遠慮なく話してね」と微笑んだ。

    ウタ「えっと…ルフィのことなんだけど…」

    うんうん、と笑顔で頷いているはずなのに、心の奥がちくりと痛んだ。

  • 7二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:21:53

    煮る準備しないと、、、

  • 8◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:22:53

    ウタはしばらく、今日のルフィの様子を報告でもするみたいに、あんなことをしていた、とかこんなことをしていた、と恥ずかしそうに話した。
    それは最初に「恋バナ」をしたときから変わらない。
    初めてベッドの上で話をしたとき、ウタは小さな声で「私、ルフィが好きなの」と教えてくれた。
    あのとき…いや…今さら過ぎたことを悔やんでも仕方がない。
    私はあのとき、ウタに「応援するわよ!」と言った。
    今だって、応援したくなくなっているわけじゃない。…そのはずだ。

    ウタ「それでね、今日…ついに、ルフィに好きって伝えたの…」
    ロビン「あら、そうなの」

    恥ずかしがっているのか、ウタは顔を真っ赤にして、ぎゅっと枕に顔を押しつけている。
    …かわいい。すごく、女の子だ。

  • 9二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:23:31

    ルウタと思ったらルナミか!

  • 10◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:24:00

    私もロビンも、無理にその続きを聞き出そうとはしなかった。
    そういうことを無理矢理聞き出すのは野暮なことだと思ったし、それに…枕では隠せていない、真っ赤な耳を見ていればその後のことは想像がついた。
    ウタはうんうんと唸って、足をばたばたさせてから、やっと観念したみたいに顔をあげた。

    ウタ「ルフィがね、嬉しいって言ってくれたの…!」
    ロビン「ふふ、よかったわね。ウタ」
    ナミ「うんうん!当たり前よ。だってウタはこんなにかわいいもの」
    ウタ「ロビン~!ナミ~!」

    嬉しさを隠しきれないって様子で、ウタはがばっと飛び起きて私とロビンを同時に抱きしめた。
    そんなウタを見ていると、彼女が幸せいっぱいであることが嬉しくて、自分の胸が痛くなる理由なんて知らなければよかったと思った。

  • 11◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:24:48

    翌日

    予定していた通り、サニー号はとある島にたどり着いた。
    ログがたまるまで3日。
    食料や日用品を買い込むのにもちょうどいい。
    物資の流通が盛んな町で、不法行為さえ起こさなければ海賊の存在も甘く見てくれる町だというところも都合が良かった。
    先に町の様子を見てきてくれたサンジ君とウソップは、他の島では手に入りにくい食材や調味料なんかがあったとはしゃいでいて、普段よりもお小遣いの額を上げて欲しいと強請ってきたくらいだった。
    そして、お小遣いの増額を強請ってきたのは…もう一人。

    ウタ「ナミ、お願い!前借りでもいいから!」

    両手を合わせて私を拝んでいるのはウタだ。
    想いが通じ合って初めての島の散策だ。いわゆるデートのためにお小遣いが欲しいらしかった。

  • 12二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:25:57

    このレスは削除されています

  • 13◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:26:19

    ナミ「そんなに頭を下げなくたって、お金ならちゃんと渡すわよ」

    実のところ、私たちの財政難はウタによって救われたところも大きい。そんな恩人にお金を出し渋るなんてあり得ないし、ウタの…そしておそらくルフィの初デートが良いものになって欲しい気持ちだってある。

    ナミ「でもウタ。金銭感覚は大丈夫?知らない人について行ったり、言い値でお金を渡したりしちゃダメよ?」

    ウタ「それは…がんばるよ!」

    ウタは私の小言めいた言葉にも真剣に頷いて、拳をぎゅっと握りしめて宣言した。
    不安は残るが、いざとなったらルフィにもウタにも戦闘能力はあるし、最悪の事態にはならないだろう。
    …そうなったときのために、買い出しは散策よりも先に済ませるよう、サンジ君やチョッパーには伝えておいた方がいいかもしれない。
    そうして、私はルフィと連れだって町に向かうウタをサニー号から見送った。

  • 14◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:26:50

    ナミ「はあ…」
    ゾロ「なんだ、デカいため息だな」
    ナミ「…ゾロ」

    みかんの木の側でずるずると座り込み、ため息をついていたら、甲板をうろうろしていたらしいゾロが声をかけてきた。
    そう言えば船番をすると言っていた。
    普段ならこの時間はトレーニングをしているか昼寝をしているはずなのに、ここに顔を出すのは珍しい。

    ナミ「どうしたの?みかんならあげないわよ」
    ゾロ「…さっきからやたら島の方を気にしてるじゃねェか。なんかあったか?」
    ナミ「ああ…それは…」

    隠すつもりはないとウタは言っていた。
    それなら構わないのだろう、と私はルフィとウタが初デートに向かったことをゾロに教えた。

  • 15二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:27:20

    >>12

    トラウマになってるからやめろ

  • 16二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:27:42

    ルウタかつルナミ推しのおれを泣かせるスレ

  • 17二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:28:06

    気になるからそれはそれでそのスレ詳しく

  • 18◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:28:20

    ゾロ「ああ…そのことか」
    ナミ「あんた、知ってたの?」
    ゾロ「別に聞いたわけじゃねェが…ウタがルフィを気にしてんのは見てりゃわかんだろ」
    ナミ「それもそうね」
    ゾロ「幼なじみつってたしな。ルフィの方も思うところがあったんだろ」
    ナミ「そうね…」

    わかっていたことだけど、第三者から2人のことを聞くと、余計に胸が苦しくなった。
    私は膝を抱き寄せて、もう一度ため息をつく。

    ゾロ「お前…」
    ナミ「いいの!私のことはほっといて!」

    何かに感づいたようにこっちを見たゾロにそう言って、自分の膝に額をくっつける。
    歯を食いしばっていないと、涙が出そうだった。

    今さら泣いたってどうにもならない。
    だって私は、ルフィのことが好きだったことすら、ウタが来るまで気づいていなかったんだから。

  • 19二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:28:39

    このレスは削除されています

  • 20二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:30:22

    ルナミ派の同士よ!心を強くもて!まだそうと決まったワケじゃないぞ!

  • 21◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:30:24

    多分自分はそのスレ存じ上げないんだけどSS続けて大丈夫かな

  • 22二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:31:21

    >>21

    邪魔してごめんなさい

  • 23二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:31:25

    >>21

    大丈夫だと思います

  • 24◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:33:19

    >>22

    >>23

    なんか問題あったのかと思って、ありがとう

  • 25◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:33:50

    そのままじっとしていても、ゾロがそこを動く気配はなかった。
    こんなの、あんまりにも惨めだ。
    早くどこかに行って欲しいのに、ゾロが何を考えているのかよくわからない。

    ゾロ「よくねえからそうしてんだろ」
    ナミ「……」
    ゾロ「ずっとそうしてたって納得できる答えなんて出ないことくらいわかってんだろ」
    ナミ「…うるさい」

    もう一度「どっか行って」と言ってやっても、ゾロは立ち去らないどころか、何を思ったのか私の側に近寄ってきた。

    ナミ「だから!今は話したくないんだってば!」

    根負けして顔を上げて叫ぶ。

    ゾロ「……」
    ナミ「なに?私がこんな態度とってたら航行に支障が出るって、説教でもするつもり?お生憎様、私は一流の航海士よ。ちょっとやそっとのことで仕事に支障なんて…」
    ゾロ「お前、今自分がどんな顔してんのかわかってんのか?」

  • 26二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:34:39

    まさか・・・ゾロナミか?

  • 27◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:35:24

    ナミ「どんな顔って…」

    わかるはずがない。
    ここに鏡はないし、あったって見たくない。
    大切な仲間に嫉妬して、自己嫌悪で気が狂いそうになっている顔なんて絶対に。

    ゾロ「おれはお前を馬鹿にしに来たわけじゃない。それくらいわかるだろ」
    ナミ「わかんないわよ…」

    ゾロは呆れたようにため息をついて、いきなり私の体を持ち上げた。

    ナミ「えっ!?ちょっと!?」
    ゾロ「飲みに行く。おれは迷子になるらしいからな、お前が道案内しろ」
    ナミ「嫌!そんな気分じゃないし、あんた船番でしょ!?なんで町に降りようとしてんのよ!」
    ゾロ「船番はロビンが変わってくれるらしい」
    ナミ「らしいって…いつの間に…」

    ばたばた暴れたところで、力でゾロに敵うはずもない。
    私を肩に担いだままサニー号から飛び降りたゾロは、そのまま町から反対側の、森へと向かって歩き出した。




    ナミ「そっちは町と反対よ!!!!!」

  • 28二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:37:56

    >>27

    ここで締まらないのゾロらしいというか

  • 29二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:38:07

    ゾロはさあ…本当にそういうことだぞ(でも好き)

  • 30◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:38:12

    幕間

    ゾロ「ルフィのやつ、ウタと出掛けたのか」
    ロビン「ええ。そのことなんだけど…」
    ゾロ「…ナミのことか?」
    ロビン「あら、話が早いのね。てっきり、あなたはそういうことに興味がないと思っていたのだけれど?」
    ゾロ「…興味はなくても、わかるもんはわかるだろ。3人で航海してたときもある。嫌でも気付く」
    ロビン「本人は気付いてなかったのに?」
    ゾロ「何が言いたい?」
    ロビン「怒らないでちょうだい。ただ、私はナミのことが心配で…長いつきあいのあなたに相談しただけ」
    ゾロ「そうかよ…」

    ゾロ「…なら、船番代われるか?」

  • 31二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:39:34

    ゾロ→ナミ→ルフィ→←ウタ
    って事?

  • 32◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:41:09

    ゾロ「なんでこの島、港から町までこんなに遠いんだ?」
    ナミ「それはあんたがいきなり森に突っ込んだからよ!島一周してんじゃないわよこの馬鹿!」
    ゾロ「まあいい。町なら酒飲めるとこもあんだろ」
    ナミ「このまま行く気?いい加減に下ろして!」
    ゾロ「ああ」

    流石に町の中で女を担いでいたら目立ちすぎる。
    ゾロの人相じゃ人攫いだと勘違いされて通報されるかもしれない。
    そんなことになったらいつも「騒ぎを起こさないで」と言っている私の立つ瀬がなくなってしまう。
    地面に下ろされてから周りを見ると、もう日が暮れかけている。
    どれだけ森の中を彷徨っていたのか、考えるのも恐ろしい。

    ゾロ「おい。行くぞ」
    ナミ「本当にそんな気分じゃないんだってば……」

    こんな状況で楽しくお酒を飲めるはずもない。
    そう思うのに、ゾロは私の手首を掴んだまま、ずんずんと酒場のありそうな方向へと向かっていく。
    町の中でも迷子になるんじゃないかと思ったが、酒の匂いに直進することはできるらしい。

  • 33◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:47:41

    ゾロは町の人を捕まえて、この辺りで酒が飲めるところは、と尋ねていた。
    そうして案内されたのは少し値の張りそうな酒場だった。
    照明の落とされた薄暗い店内に通され、奥の席へと案内される。
    向かい合って座るのではなく、横並びで座るタイプの席らしい。
    おそらく、女連れの男だと思われてそういう店に案内されたんだろう。

    ナミ「あんた、ここの代金払えるの?」
    ゾロ「さあ」
    ナミ「さあって何よ!?」
    ゾロ「代金はお前で立て替えてくれ。ツケにしといてくれりゃあいつか払う」
    ナミ「…あんた、今の借金いくらかわかってんの?」
    ゾロ「さあな。払うつってんだからいいだろ」
    ナミ「……」

    ゾロが適当にお酒を頼むから、私は横からつまみになるものをいくつか注文しておいた。
    食べられるような気はしなかったが、放っておくとゾロは本当にお酒しか飲まない。
    そのことをサンジ君が心配していたことを思い出したからだった。

  • 34◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 21:53:59

    ゾロが頼んだだけあって、お酒はおいしいけれど、強いものばかりだった。
    普段ならセーブして飲むようなアルコール量だけれど、今日はもうどうでもいい。
    たくさん飲んで、眠って、全部が夢だったらいい。
    そう思いながらグラスを空けていくと珍しく視界がぼんやりしてきて、そんなに飲んだんっけと不思議に思った。

    ゾロ「おい、ナミ」
    ナミ「……」
    ゾロ「ナミ」
    ナミ「…何?」
    ゾロ「こんなとこで泣くな」

    は?
    何を言っているんだろうと思って目頭に触ってみると、確かにそこは濡れていた。

    ナミ「あれ…」

    しかも、指先で拭っても拭っても溢れてくる。
    それでやっと、泣いていることに気がついた。

  • 35二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 21:57:13

    お願いだ・・・報われる方向であってくれ・・・‼︎

  • 36◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:00:03

    ナミ「…嫌なわけじゃないのよ」
    ゾロ「ああ」
    ナミ「ウタは、ずっとルフィが好きだったって言ってたし、ルフィだってウタが特別なんだろうなって、私だって気付いてた」
    ゾロ「ああ」
    ナミ「2人が幸せになって欲しいって思ってたの。本当よ、本当なの」
    ゾロ「ああ。疑っちゃいねェよ」
    ナミ「だから、なんで泣いてるかわかんないの…」

    手で顔を覆うと、もう隠しきれないくらいに涙が溢れ出してきた。
    声もうまく出せなくて、恥ずかしい。
    こうなってしまうとわかっていたから、放っておいて欲しかったのに。

    ナミ「う……ッ、やだ……」

    こんなの嫌だ。
    サニー号が、ルフィのいるこの場所が私の居場所なのに、私の気持ちのせいでこの場所が壊れてしまうみたいで、怖い。

    ナミ「なんで、もっと早く気付かなかったんだろうって思う、私がやだ……」

  • 37二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:04:09

    ナミさん聖人すぎる、、、

  • 38◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:06:05

    そうして私が啜り泣いていても、ゾロはもう何も、泣くなとも言わなかった。
    いつの間にか店員にもらったらしい新しいおしぼりを私の顔に適当に押しつけて、涙を拭ってくる以外、からかうようなことも、慰めるようなことも言わなかった。

    ナミ「なんで…」
    ゾロ「ん?」
    ナミ「あんたはなんでわざわざこんなところ連れてきたのよ…」
    ゾロ「…そりゃお前、今夜ルフィたちが帰ってこなかったら…、1人で耐えられたか?」
    ナミ「……」

    多分、耐えられなかった。
    ゾロは私に気を使った言い方をしたけれど、勘のいいゾロが言うことだから、おそらくそうなっていたんだと思う。

    もし、笑っていられなかったら?
    もし、泣いてしまったら?

    私たちはどうなってしまったんだろう。
    考えただけでも恐ろしい。

  • 39二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:09:03

    多分ナミは時を巻き戻してやり直せますってなってもやり直さないんだろうな

  • 40◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:12:02

    ゾロ「おれはお前がルフィたちを傷つけたくないだろうと思ったから連れてきただけだ。それに…」
    ナミ「それに?」
    ゾロ「…泣いてる女は堪える」

    これは俺の個人的な理由だと言って、ゾロはまた私の顔を雑に拭いた。
    急に連れ出されたせいでメイクの1つもしていなかったからいいけれど、もししていたら悲惨なことになっていたと思う。
    そういう不器用なところが今の私には救いだった。

    ナミ「心配してくれたってこと?」
    ゾロ「さあな」
    ナミ「…ありがと」
    ゾロ「心配したとは言ってねェだろ」
    ナミ「うん…」

    なんだか、お酒を飲んで、泣いたら眠くなってきた。
    うとうとと体を揺らしていると、ゾロに寄りかかるように引き寄せられて、こういうときは頼りがいがあるんだと思う。

    ゾロ「ナミ。やっぱり金足りねェ。寝る前に金出してくれ」
    ナミ「……」

    …前言撤回だ。

  • 41二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:12:58

    微妙に締まらないのゾロらしくてイイ

  • 42◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:13:24

    >>40

    俺→おれ が誤字です。

    でも既に他にも誤字あると思うのであまり気にしないでください。

  • 43二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:14:20

    >>42

    しっかりと原作のこだわりをSSに出すあたり原作愛を感じる

  • 44二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:18:37

    ウタちゃん絡みのナミさんは保護者ポジが多いけど、こういうのもあるのか…

  • 45◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:22:08

    私が泣いていようがうとうとしていようが、この際ゾロは自分が満足するまでは飲んでいくつもりらしい。
    特に話しかけてくるわけでもないからそのままうとうとしていた。

    ゾロ「おい、マジで寝てんのか?」
    ナミ「うーん…」
    ゾロ「…お前、ココヤシ村のときからだろ?」
    ナミ「んー…」

    ゾロが何か言っている気がしたけれど、眠くてよく聞き取れない。
    起きようと思っても眠気が勝って、ぐずぐず唸っていると、ゾロが苦笑したような雰囲気があった。

    ゾロ「あいつはおれより強い見聞色持ってるくせに、なんで気付かなかったんだろうな…」

    わしわしと乱雑に頭を撫でられて、いつもなら髪がぐしゃぐしゃになると文句を言うところだったけど、今夜はなぜか気にならなかった。
    この世で好きになれる男なんて、ルフィしかいないと思っていたから、ゾロの手がこんなに大きくて優しいなんて、思ったこともなかった。

  • 46二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:29:01

    ん?

  • 47◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:30:08

    数時間後

    ナミ「あんた…、本当に返せるんでしょうね…」
    ゾロ「…利息はまけてくれねェか」

    私ははあ、とため息をつく。
    思ったよりも高い会計には私どころかゾロがびっくりしたようだった。
    こんな金銭感覚をしているから、小遣いをすぐに使い切ってしまうんだって、小言のひとつも言ってやりたい。
    あれだけ雰囲気のいい店で、あれだけのお酒を飲んだらそうなることくらいもっと早く察して欲しい。
    たまたま私がへそくりまで持っていたときに連れ出されたからよかったものの、そうでなければ2人揃ってここで皿洗いでもする羽目になったかもしれない。

    ナミ「なんか、ごめん。ありがとう」
    ゾロ「…別にいい」
    ナミ「じゃあ私は帰るわ。あれだけ泣いたし、もう覚悟もできたから。あいつらが帰ってこなかったとしても大丈夫」

    ルフィとウタのこともあるし、変に勘ぐられるのも困るからと言う理由で別々に帰ることを提案したけれど、ゾロはまだ納得いかないようだった。

    ゾロ「帰るな」
    ナミ「…帰るなって、どういうことよ?」

  • 48二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:30:59

    あら

  • 49二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:31:36

    まあ

  • 50二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:32:26

    ゾロ!いっちゃえ!

  • 51二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:33:22

    ポケモンみたいな扱いのゾロ笑う

  • 52◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:35:59

    ゾロは私の質問には答えず、私の腕を掴んで歩き出した。

    ナミ「ちょっと?!」
    ゾロ「いいからついてこい」
    ナミ「あんた道わかってんの?!そっちは…」
    ゾロ「わかってる!」

    私を引きずるようにしてゾロが向かっている先は、いわゆる連れ込み宿と呼ばれる宿泊施設が建ち並ぶ場所だった。

    ナミ「ねえ!私帰るってば!」
    ゾロ「ロビンには帰らないって伝えてある」
    ナミ「なんで?!お金どうすんのよ!」
    ゾロ「…それも貸してくれ」
    ナミ「はあ?!」

  • 53◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:43:21

    この状態で騒げば洒落にならないことは明白だった。
    人相の悪い男が嫌がる女を引きずってホテルに入ろうとしているなんて、一発で通報ものだ。
    間違いなく騒ぎになってしまう。
    仕方なく私は大人しくゾロに従って、中でもあまりケバケバしくない内装のホテルへと入った。

    ゾロ「…お前、あんなに嫌がることねェだろ」
    ナミ「だって…」
    ゾロ「そんなに帰りたかったのかよ」
    ナミ「そうじゃなくて…」
    ゾロ「まあいい。折角だし風呂入ってくる。てめェは寝たきゃ先寝てろ」

    言いたいことだけ言って、ゾロは勝手に浴室へと去って行った。
    なんだかどっと疲れて、やたら大きなベッドへと飛び込んだ。

    ナミ「どういうことなのよ、これ…」

  • 54◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:50:55

    確かに私は失恋して、それで、ゾロに励まされた。
    その過程でちょっとだけ、ゾロを男だって意識したけど…。
    それでこの展開は早すぎて、怖い。
    心臓がばくばく音を立てている。
    いっそ、今のうちにここから逃げてしまいたいけれど、そんなことをしたらゾロとも気まずくなってしまう。

    大体、ゾロが何を考えているかがわからない。
    最初からこのつもりで私に声をかけてきた?
    私が失恋して、弱っているところに付け込もうとした?

    ナミ「違うわよね…?」

    私の知っているゾロはそんな不誠実な人間じゃない。
    疑うことすら失礼だと感じるくらいにまっすぐで、誇り高くて……。
    泣いている女は堪えると言ったゾロは、本当につらそうな表情をしていた。
    それは、どうしてなんだろう……。

    ゾロ「ナミ、まだ起きてるか?」
    ナミ「あっ、はい」

  • 55二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 22:52:54

    オチによっちゃあおれはゾロナミに目覚めるぞ
    あにまんのおかげで推しカプ増え放題だ

  • 56◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 22:58:58

    ゾロ「なんだその返事。入れそうならお前も風呂入った方がいいんじゃねェか?着替えもあったぞ」
    ナミ「あ、え…、ええ、そうね。入ろうかな」

    脱衣場からひょっこりと顔を出したゾロはいつも通りの顔をしていて、妙なことを考えていたのが恥ずかしくなった。
    私はぎこちなく動いて、ゾロと入れ替わるようにお風呂に入った。
    サニー号のものより狭いけれど、ジャグジーもついているし、バスボムも用意されていてリラックスするのにはちょうどよかった。
    ルフィのことも、ウタのことも、ゾロのことも今だけは忘れて、お風呂の天井を見ながら小さな声で歌を歌った。
    歌姫なんて立派なものじゃないけど、ベルメールさんが料理を作るときによく歌っていた鼻歌。
    歌詞はベルメールさんもよく覚えていないみたいだったけど、メロディーだけは覚えている。

  • 57◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:04:05

    女だって強くなくちゃ、と言うベルメールさんの言葉に勇気づけられて、私は浴室から出て、ホテルに備え付けられていたバスローブに着替えた。
    うっかり目に入ってしまった避妊具は見なかったことにして、ついでにコップの下に隠して、部屋に戻る。

    ナミ「え?あんた、何してんの?」
    ゾロ「あ?」

    ゾロは、なぜかバスローブのまま壁を背にして床に座り込んでいた。

    ナミ「まさかそこで寝るつもりなの?」
    ゾロ「まあ、一緒に寝るわけにはいかねェだろ」
    ナミ「それは、そうなんだけど…」

    変な想像をしたのが恥ずかしくなるくらいの、ゾロの健全さに目眩がした。
    いつもだったらそうね!と言ってベッドで眠るところだけど、今日はそれを申し訳なく感じる。

  • 58二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:07:00

    ゾロ紳士だ

  • 59◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:10:20

    ナミ「…あんたはベッドで寝なくていいの?」
    ゾロ「ならお前が床で寝るのか?」
    ナミ「そうじゃなくて…一緒に寝てもいいけど…」

    そう提案すると、ゾロは片方だけの目を見開いて私を見た。

    ゾロ「あー…、そりゃ、できなくはないけどよ」
    ナミ「違う!そうじゃなくて!寝るだけ、寝るだけよ!」

    ゾロが妙な勘違いをしそうになっているのを慌てて訂正すると、ゾロは心底呆れたような顔をした。

    ゾロ「お前それ、おれ相手だからいいけどよ…」
    ナミ「わかってるわよ!こんなことあんたにしか言わないってば!」
    ゾロ「いや、その言い方も…、まあいい」

  • 60二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:12:41

    ゾロナミか?ゾロナミなのか?

  • 61◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:18:20

    ナミ「それとも、女とは寝られない?」
    ゾロ「あ?その程度我慢できねェならとっくに襲ってる」
    ナミ「えっ…それ初耳なんだけど…。例えばどの辺りで?」
    ゾロ「はァ?そんなの、バギー倒してすぐだろ」
    ナミ「私、結構危なかったのね。…ほら、上がっていいわよ」
    ゾロ「おれたちに理性があったことを感謝するんだな。…別にお前のベッドでもないだろうが」
    ナミ「怖いのね、海賊って。…この辺でいいかな。あんたそっちから落ちない?」
    ゾロ「あん時はてめェも海賊だ。…ちょっとそっち詰めろ」
    ナミ「ここもう端なんだけど」
    ゾロ「ならそこでいい」

    そんな軽口を叩きながら、私たちは並んで横になった。
    幸か不幸かベッドが大きかったおかげで、思ったよりも妙な空気にならずに済んだ。
    船で雑魚寝するときだってこれくらいの距離なんだから気にすることなんてない。

  • 62◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:24:28

    電気を消して、じっと天井を眺める。
    思えば、いろいろな夜があった。
    ノジコとベルメールさんと同じベッドで過ごした夜。
    アーロンパークの測量室に閉じこめられて、泣きながら過ごした夜。
    盗みがバレて捕らえられ、拷問を受けて眠れなかった夜。
    ルフィとゾロに出会って、小さな船から星を眺めた夜。
    それからルフィの仲間になって…数え切れないくらいの夜があった。

    ナミ「……ねえゾロ」
    ゾロ「ん?」
    ナミ「私、明日から2人を祝福できるかな…」
    ゾロ「できるだろ。お前があいつらを大切に思ってることくらい、あいつらだってわかってるからな」

    ゾロにはっきりそう言われると、そうなのかもしれないと自信が湧いてくるのが不思議だった。

  • 63◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:27:33

    くだらないことを聞くなと言って、ゾロはがーがーといびきをかいて眠ったみたいだった。
    そういえば、ゾロはいびきがうるさいことを忘れていた。
    ベッドに入れてあげたのは失敗だったと思いながら寝返りを打つと、暗がりの中でのんきなゾロの寝顔が目に入って笑いがこみ上げてくる。
    2年の修行の後、ゾロは精悍さが増したと思うけど、こういうところは変わっていない。
    ルフィと一緒に、馬鹿みたいに笑っていたあの頃と同じだ。

    ナミ「…そっか。あんたも同じくらい一緒にいてくれたもんね」

  • 64◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:30:10

    翌朝

    目を覚まして最初にしたのは、なぜか私に抱きついて寝ていたゾロを殴ることだった。

    ナミ「あんたね!夜にあんなやりとりしといて恥ずかしくないの!?」
    ゾロ「ふぁ…、うるせえな…。別に何もしてねェんだからいいだろ」
    ナミ「あんたの中ではこれが何もしてないに入るわけ!?」
    ゾロ「あ?なんだよ。して欲しかったのか?」
    ナミ「んなわけあるかァ!!!」
    ゾロ「イテッ……」

    いまいち手応えのない口論の後、さっさと身支度を整える。
    朝帰り自体は珍しいというほどのことじゃないけれど、ゾロと一緒と言う理由で妙な勘ぐりをされるのもごめんだ。

    ナミ「いい?余計なこと言わなくていいのよ」
    ゾロ「ああ」
    ナミ「遅くまで飲んだから、町で宿を取った、それだけよ。私が泣いたとか一緒の部屋で寝たとかそう言うことは言わなくていいんだからね」
    ゾロ「いちいち言わねェよ…」
    ナミ「ならよし!」

  • 65二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:31:55

    この距離感がたまらん

  • 66二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:34:28

    よしわかった
    おれはこのスレ主を王にする

  • 67◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:37:26

    元々ゾロに攫われてやってきたようなものだから、部屋に置き忘れるようなものもない。
    そろそろ船に戻ろうと部屋を出ようとしたところで、急にゾロの手が伸びてきて私の頬に触れた。

    ナミ「えっ、何?」
    ゾロ「…もう温まったみたいだな」
    ナミ「温まった?」
    ゾロ「船で触ったときはお前、冷たかっただろ」
    ナミ「冷たかったから、何…?」
    ゾロ「…不安になった」

    でももういいと言って、ゾロが部屋のドアを開けて外に出た。
    私もそれに続いて部屋を出る。
    会計は私がして、頭の中にあるゾロの帳簿にホテル代分のマイナスをつけておいた。

    ゾロ「…なあ、今いくらだ」
    ナミ「借金?」

    金額を耳打ちしてやると、ゾロは顔を青ざめさせて「マジかよ」と呻いた。
    本気で返すつもりがあるのはゾロらしい。
    だから私も、返さなくていいわよとは言わない。

  • 68◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:42:42

    ナミ「ありがとう、ゾロ」
    ゾロ「別に。何度も言わなくていい」
    ナミ「…私、1人にこだわらないで、新しい恋を探してみるわ。世界は広いんだし、きっとまた好きになれる人もいるはずよ!」
    ゾロ「そりゃよかったな。目星はついてんのか?」
    ナミ「そうね…例えば…」

    海賊狩りなんていいかもしれないわねと言ってみると、ゾロは「流石は元泥棒だな。目利きは鈍ってねェようだ」と楽しそうに笑っていた。




    おわり

  • 69二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:44:17

    いいオチ!
    続きが読みたくなるけどこれ以上は少し蛇足か?ともなるすばらしいライン!
    最高!

  • 70二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:45:10

    うおお素晴らしSSありがとう!
    将来レイリーとシャッキーみたいになりそうだなゾロナミ

  • 71◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:45:41

    某スレでルフィとウタが結婚することに落ち込むナミとそれを慰めるゾロの概念を見て気ぶってしまい、書きました。
    最終的にゾロナミになったのかならなかったのかはお好みでどうぞ。

    誤認させたり騙したりするつもりはなかったんだけど、明言できるカップリングがあるわけではなかったのでオチまでふにゃふにゃだったのはごめん…。

  • 72二次元好きの匿名さん22/11/02(水) 23:54:57

    素晴らしい…いい距離感のふたりだった
    いいものを読ませて頂いてありがとうございます
    もしゾロナミになるとしたらルフィのことで懲りてるからまっすぐ告白しにいくんだろうなナミさん

  • 73◆uuiD.m81Ro22/11/02(水) 23:59:45

    こういうのを自分で言うのも恥ずかしいけど、ゾロは夜に泣いていた女が翌朝冷たくなっていることがトラウマなので朝まで目を離したくなかっただけで、あわよくば抱こうとかは考えてなかったという話でした。

  • 74◆uuiD.m81Ro22/11/03(木) 00:14:00

    見てくれた人ありがとう!


    >>55

    みたいに新しい扉がひらけた人がいたら嬉しい。

    時々ゾロとナミが出てくるSSスレ立てたりしてるからまたあったときはよろしく!

  • 75二次元好きの匿名さん22/11/03(木) 00:14:55

    >>74

    楽しみにしてる!

    今日は楽しかったありがとう

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています