パワポケさんに告白される私……

1二次元好きの匿名さん21/10/25(月) 00:29:20

(海風にさらされ、心が揺さぶられます。あの崖の上の慰霊碑の前で、衝撃的な出来事が起こりました。私の目の前には大切な人。その手の中には、日光に当てられて輝く指輪。神社に参拝をした時から彼がそわそわしていた事には気がついていましたが、突然のサプライズは予想できず、呆気に取られてしまいました。長い沈黙に波の打ちつける音が遠くから聞こえた後、先に言葉を発したのは私でした。自分でも無我夢中に、ただ、嬉しいと……そう伝えたと思います。そうすると、私は元より、あの人の顔も赤くなって、二人の距離はどんどん小さくなって……)

ふふ。パワポケさん、どうしましたか？
いえ、先程の余韻に浸っていたもので。
……はい。この笑顔は、心からのものです。
慰霊碑から全てが始まり、呪いは解決し、私とあなたがお互いに向き合って、もう何年にもなります。
でも、「好き」という言葉は、どれだけ言われても嬉しいものなのですね。
……本来、私は幸せになるべきではないと、そう思う日もありましたが。
あなたには、いえ……あなただからこそ、告げられる想いもあります。
改めて……一緒に幸せになりましょう、パワポケさん！