CP注意 ウタ「もう!ナミもロビンもずるい!」

  • 1二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:17:42

    空は快晴。
    風は軟風。
    「あー!生きててよかった!」
    「だろ!だからもう一人でなんでも背負い込むなよ!」
    「わかってるって!ルフィみたいな子供みたいな人の彼女になったんだよ!ほっとけないじゃん!」
    「なんだと!お前の方が子供だろ!こないだぬいぐるみ買ってってナミに頼み込んでだじゃねーか!」
    「ヘラクレス見つけて日が暮れるまで追いかけてる方が子供だよー」
    付き合い出して日の浅いウタとルフィはサニー号の船首の上でそよそよと風を浴びながら何気ない会話を楽しんでいた。

  • 2二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:18:22

    続けて?

  • 3二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:19:36

    仲良いね

  • 4二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:19:54

    このレスは削除されています

  • 5二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:19:56

    バカップルってやつか

  • 6二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:21:27

    ふむ、詳しく。

  • 7二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:22:03

    うわここにも安価荒らし来たか

  • 8二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:28:45

    「そんなこと言う口はこうしてやる!」
    ウタは突然ルフィにキスをした。顔から火が出るほど恥ずかしかったが、顔を真っ赤にして照れるルフィを見れるなら安いもんだ。
    「おい!いきなりはずるいだろ!」
    「出た!負け惜しみぃー」
    一通りのお約束が終わるとサニー号の立髪の後ろからクスクスと笑い声が聞こえた。
    ウタには笑い声の主は大体予想が付く。
    「もー!ナミ!ロビン!また覗いてたでしょー!」
    「ふふ…ごめんなさいね!ナミがどうしてもって言うから…」
    「言い出しっぺはロビンじゃない」
    ナミもロビンもニヤニヤしながら語り出す。
    流石のルフィも照れくさいようで
    「おい!ナミ、ロビン…お前ら趣味悪いぞ!」
    「あらウタ!ルフィが女の子に悪口いってるわよ!」
    「ふふ…また口を塞がなきゃね」
    「もー二人とも!」
    ナミとロビンはくっついたばかりの二人を揶揄うのがここ最近の楽しみになっている様子だ。

  • 9二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:40:03

    顔を真っ赤にしたウタがナミとロビンを追いかける。
    ニヤニヤしながら逃げるナミとロビン。
    「ったく…うるさくて昼寝も出来やしねぇ」
    「大体よーおれらがああやってはしゃいでると子供っぽいとかなんとか言ってくるくせに」
    「おいクソアホども!この天使の戯れを黙って目に焼き付けておけ!」
    呆れるゾロとウソップと相変わらずのサンジ。
    「まあ、3人共遅れてきた青春を謳歌してるんじゃろ」
    「スーパー楽しそうだもんな」
    「ヨホホ!いいですねぇー胸が躍ります!私胸ないんですけど!」
    「ウタも走り回れるくらい元気になっておれ安心だ」
    麦わらの一味はこののどかな航海を楽しんでいた。

  • 10二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:50:34

    「もー!あの二人!」
    顔の熱が引かないまま二人を捕まえるのを諦めたウタがトボトボ歩いてルフィの元へ戻る。
    「ししし!恥ずかしいけどそこまで怒んなくてもいいだろ!おれ達が付き合えたのはあいつらのおかげだし」
    耳まで顔を真っ赤にしながらルフィがウタを宥める。
    「それは…そうだけど…」
    たしかに間違いではない。
    情けない話ウタはルフィと再開して数日間の変なモヤモヤとかドキドキとなソワソワがなんなのか自分にもわからなかった。
    それがなんなのか教えてくれたのは間違いなくあの二人。
    しかもルフィも全く同じだったと言うからもうほぼあの二人の手柄と言ってもいい。
    「でもなんか恥ずかしくて…」
    「でも追いかけっこしてるお前ら楽しそうでいいぞ!可愛いウタも見れるしな!」
    「もう!」
    ただでさえ火が出そうだった顔から火を焼き尽くすマグマが出そうになった。

  • 1122/11/05(土) 17:51:53

    スレ主です。
    仕事なんで一旦抜けます。
    そういえば名前つけておこうと思ってテキトーにつけました。
    まだsbs聞いてないのでその辺関係は書き込まないでね

  • 12二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 17:53:30

    お疲れ様です
    続き期待して待ってますね

  • 13二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 18:15:51

    平和な麦わらの一味とルウタのイチャイチャで癒されてたら「顔から火を焼き尽くすマグマ」で笑っちゃった

  • 1422/11/05(土) 20:09:34

    ちょっと休憩もらったんで少しだけ

  • 1522/11/05(土) 20:16:29

    その夜だった。
    「よーし!野朗共!宴だー!」
    「「「「「「「「「「おー!」」」」」」」」」」
    ワイワイガヤガヤと音を立てて盛り上がる一味。
    あのひと騒動のあと何やら戦いを挑んできた海賊を返り討ちにしたことを記念した宴らしい。
    もうすぐ次の島に着くということで、飲み食いの制限もなし。
    久しぶりの大騒ぎにみんな胸が躍っていた。

  • 1622/11/05(土) 20:24:36

    更に夜もふけて、少しずつサニー号が静かになる。
    久しぶりの宴ということで飲み過ぎた者もなんとか自力で部屋に戻ったり多く芝生で大の字になって寝ていたり…。
    ウタはまだあまり慣れてないお酒を飲み過ぎたのかフラフラと歩いていた。
    「うーまた飲みすぎた〜」
    「大丈夫?立てる?」
    あまりに危なっかしい様子だったのだろう。
    ナミがすぐ肩を貸してくれた。
    「もー飲みすぎるからよ」
    「だってみんなが飲め飲め言うから」
    「仕方ない子ねえ」
    「昼間はあんなに意地悪してきたのにーナミ優しいー」
    「妹ができたみたいだからね」
    「私の方がお姉ちゃんだもん!一つ上だもん!」
    「それでも妹ができたみたいなのよ」
    ナミの優しい笑顔を見てウタはさらにご機嫌に
    「ナミ!もう一杯いこー」
    「ダメ!今日はもう終わり!さあ部屋にもどるわよ」

  • 17二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 20:29:01

    一味加入ウタの末妹感がすげえしっくりくるのなんなんだろうな…

  • 1822/11/05(土) 20:29:26

    部屋に戻ると一足先に戻ったロビンが本を読んでいた。
    「あら!ロビン起きてたの?」
    「なんだか眠れなくてね」
    「ロビーン何読んでるのー?」
    「ウタ、あなたベロベロじゃないヘーキ?」
    「大丈夫!大丈夫!まだ酔ってないよ!」
    「もう寝なさいよ!」
    「寝ない!そうだ!恋バナしよ!」
    「は?」
    「私の恋は二人のおかげだから二人の恋の話を聴いてあげる!だって私はナミより一つ上のお姉ちゃんだもん!」
    「いいわよ!早く寝なさい」
    「ヤダヤダヤダヤダ!恋バナ!恋バナ!!」
    「ふふ…言い出したら聞かないとこはルフィそっくりね」
    「どこがお姉ちゃんなんだか…」

  • 1922/11/05(土) 20:30:02

    とりあえず仕事戻ります!
    また後で!

  • 20二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 20:31:30

    ルフィとの惚気話を延々と聞かされるんだろうな…

  • 21二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 22:26:33

    ウタの最初の一言が見れただけで俺はこのスレとの出会いに感謝してる

  • 22二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 23:27:07

    このレスは削除されています

  • 2322/11/05(土) 23:28:17

    戻りました!

    ベロベロなウタだが実はただ恋バナをしようとしてるわけではない。
    二人の弱点を探そうとしてるのだ。
    いっつもルフィと一緒にからかわれている。
    少しくらいナミやロビンの恋路地をからかってもバチは当たらないはずだ。
    しかし我慢できないウタはまずは大好きなルフィの話を…
    「はい!私からね!ルフィったら今日ね!海賊に襲われそうになった私を助けてくれたんだよー!おれのウタに手を出すなだってー!私もあんな雑魚にやられちゃうくらい弱い訳ないのにね!もー憎たらしい…」
    続けようと思ったがナミとロビンが昼間と同じ顔でこちらを見ていたので急に恥ずかしくなった。
    「ね!はい!私はおしまい!次はナミね!」
    「あら?まだ話してよかったのよ?」
    「ルフィの話してるウタはすごく可愛いからねー」
    「もう!いいからナミの番!」
    顔が熱いのはお酒のせいなのかそれとも恥ずかしさのせいかはわからなかった。

  • 24二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 23:36:17

    「んー私は内緒」
    「それなら私も」
    「えー!ずるいよ!私の恋については1から100まで知ってるくせに!」
    ウタは声を上げる。
    「その内の半分くらいは自分で話したじゃない」
    少し呆れ気味のナミ。
    「はじめての話をしてくれた時はとても刺激的だったわ」
    微笑むロビン。
    「わー!ストップ!ストップ!!」
    「それも自分から話し出したんじゃない」
    「だって人に話すような事じゃないって知らなくて…」
    「その辺本当にお子ちゃまよね…」
    「ルフィとお似合いなわけね」
    「もー何!その言い方!」
    攻めるつもりが迫られっぱなしのウタだったがここで止まるわけにはいかない。

  • 25二次元好きの匿名さん22/11/05(土) 23:48:34

    「もう!ナミもロビンもずるい!好きな人の話少しくらい聞かせてよ!」
    ナミとロビンは目を合わせた後少し黙ってから口を開いた。
    「ちょっとだけなら話してあげる」
    「本当に!?わー!ありがとう!ナミ!」
    「私の好きな人は綺麗な黒髪で頼りになる人よ!」
    そう言うナミの顔は少し照れくさそうだった。
    「うわー誰々?気になる!」
    「言えるのはここまでね。」
    「えー!ナミのけち!じゃあもうロビンの聞くからいいもーん!」
    「あら、じゃあ私も少しだけ…私の好きな人は明るくてよく笑う笑顔が太陽のような人ってところかしら」
    「うわ!絶対素敵な人!誰だろー気になる!ねぇ!二人とも名前教えてよ!」
    「ダメ!今日はもう寝なさい」
    「えーナミのけちー」
    ウタはただを捏ねようとしたが重い瞳が上がらなかった。

  • 2622/11/05(土) 23:59:18

    すまん!
    短いけど明日も仕事で早いんだ!
    寝かせてくれ!
    明後日までには終わるから!

  • 27二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 08:41:37

    保守

  • 28二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 09:16:06

    お仕事頑張ってください
    保守

  • 2922/11/06(日) 09:20:49

    おはよう!
    出勤前に少しだけ


    次の日
    「そっかー…ナミもロビンもやっぱりいるんだねえ…好きな人」
    朝早く起きてしまったらウタは一人でサニーの頭に乗りながら呟く。
    「誰だろうなあ…きっとかっこいいんだろうなあ」
    ウタは誰なのか考えることにした。
    名前を伏せたということは恐らく私の知っている人だろう。
    「まずはナミの方から…黒髪で頼りになる人かあ…」
    しばらく考える…
    「あれ?黒髪…頼りになる…?」

  • 30二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 09:21:54

    お疲れ様です

  • 3122/11/06(日) 09:28:25

    ウタの頭に浮かんだのはルフィだった。
    黒髪で頼りになる。
    正しくその通りだ。
    (え?ちょっと!いや!ひとまず置いておいてロビンの方を…明るくて、よく笑う、太陽のような人…っへ!?)
    同じく頭に浮かんだのはルフィ。
    (え?ちょっと!?嘘!?本当に!?もしかして…)
    途端にウタ罪悪感に襲われる…
    自分は突如現れて二人の好きな人を奪ってしまったのかもしれない。
    しかもそんな二人に色々相談までぶつけて。
    「ずるいのは…私じゃん」
    ウタは一人でポツリとつぶやいた。

  • 3222/11/06(日) 09:36:31

    「おう!ウター!」
    能天気なルフィが自分の特等席にズケズケ歩いてきた。
    「ルフィ…」
    ルフィの後ろに二人の顔がチラつく。
    「どうしたんだ?元気ないな…二日酔いか?」
    「いや、そんなんじゃないけど…」
    昨日までならなによりも楽しかったこの時間が今は全く楽しくない…。
    罪悪感で押し潰されてしまいそう。
    「おい!元気出せよ!ウタの可愛い笑顔を見るのがおれの朝の楽しみだからな」
    あーなんて嬉しい言葉。
    でもこの言葉を独り占めしていいの?
    あの二人にも同じ言葉をかけてあげたら。
    でもそんなの耐えれるの?
    ウタの中ではさまざまな疑問と重くなっていく罪悪感がぐるぐると回る。

  • 3322/11/06(日) 09:45:22

    「ねえ…ルフィ…私ナミとロビンに酷いことしちゃったかも知れない」
    「ん?どんなことだ?」
    「詳しくは言えないけど」
    ウタはポロポロ涙を流し出した。
    そもそもあんな事件を起こしておきながら幸せになろうってこと事態間違いなんじゃないかとまで思い出していた。
    「どうしよう…ナミとロビンに嫌われてるかも…!私は二人のこと大好きなのに…それなのに…そんなの嫌だよ」
    感情が抑え切れずワンワン泣き出す。
    「おい…ウタ…何があったかは知らねねえけどお前が来てからあの二人も本当に楽しそうだぞ!嫌ってるわけねえ」
    「でも…私…二人に酷いことを…どうしよう」
    「うーん…やっぱ素直に謝るのか一番だ!」
    「そっか…そうだよね私二人のところに行ってくる」
    ウタは女部屋へとお戻っていった。
    何か解決できるかはわからないけどとりあえず二人の気持ちを聞かなきゃ…ルフィと別れてほしいと言われたら別れるし船を降りてほしいと言われたら降りる覚悟だった

  • 3422/11/06(日) 09:45:39

    仕事です!
    行ってきます

  • 35二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:07:27

    >>34

    頑張って!続き期待してます!

  • 36二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:07:59

    ルフィはこの海で最も自由な海賊王になる男
    レディ陣さえ納得するなら、女性パートナーの枠に限界なんてない!
    (コックは限界を迎えて爆発霧散すると思うけど)

  • 37二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 14:35:22

    休憩中なので少しだけ


    「ナミ!ロビン!ごめん!私のせいで…!」
    ウタは泣きながら勢いよく女部屋の扉を開ける。
    「「えっ!」」
    ウタの目に飛び込んできたのは今にも溶け合いそうなくらい顔を近づけてるナミとロビンだった。
    その唇は今にもくっつきそうだった。
    「へ?あれ?」
    いきなりきた衝撃にウタの頭はクエッションマークが踊る。
    「ナミ、流石にもう隠すのは無理そうね」
    普段見慣れない照れた顔のロビンがほほえむ。
    「あちゃー」
    ナミの顔は真っ赤だ。

  • 38二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 14:41:38

    「いい!ウタ!絶対内緒よ!こんなのアイツらにバレたら恥ずかしくてしょうがないんだから」
    鈍いウタだったがようやく気づく。
    黒髪で頼りになる人。
    明るくよく笑う太陽のような人。
    なるほど合点が行く。
    ウタはほっと肩を下ろした。
    「よかったあ…ってきり二人に嫌われるかと思って…」
    「えっ?なに?どういうこと?」
    ことの経緯を伝える。
    「ふふ…相変わらず可愛いわね!ウタは」
    「もー笑わせないでよね」
    「だって…だって…」

  • 3922/11/06(日) 14:45:26

    また名前入力するの忘れてました。
    ごめんなさいね


    「っていうか!二人はいつからそう言うことなのー?」
    ウタは話を逸らせ尚且つ攻守の逆転をした。
    「そっ…それは…」
    顔を真っ赤にして恥ずかしそうに答えようとするナミ。
    でもどこか嬉しそう。
    ウタは二人が自分をからかっていた理由をやっと理解できた。
    恋する乙女の顔。こんな可愛い顔されたらそりゃ見たくなるよね。と

  • 4022/11/06(日) 14:48:29

    すまんせん
    仕事戻ります。

  • 41二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 19:47:58

    期待保守

  • 42二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 01:18:39

    保守

  • 43二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 07:30:41

    保守

  • 4422/11/07(月) 09:07:25

    一通り二人から話を聞いたウタは一つ提案をした。
    「ねえ!ダブルデートしよ!」
    「はぁ?いやよ!ルフィにバレちゃうじゃない」
    「えーしようよー」
    「次の島は比較的平和な島なんでしょ?しよーしよー」
    「だから…」
    「もししないならみんなに言いふらしちゃお!ナミとロビンは毎日キスしてるって」
    「ちょっ…!わかったわよ」
    「仕方ないわね」
    ウタは一つ武器を手に入れた。

  • 4522/11/07(月) 09:18:34

    「ってことでね〜明日ダブルデートします!」
    さっそくコトの顛末をルフィに説明するウタ。
    「そうなのか〜」
    「ナミとロビンが付き合ってたなんて意外だよね!」
    「え?知ってたぞ!」
    「え?」
    「なんだ!ウタお前知らなかったのか…ししし、あいつらすげー仲良いんだ」
    「誰から聞いたの?」
    「んなもんみりゃわかるだろ」
    ウタは驚きだった。
    どうやら自分はルフィを超える鈍感野朗らしい。
    とんでもなく悔しかった。

  • 4622/11/07(月) 09:30:37

    結論から言うとダブルデートは大成功だった。
    途中海軍に追われたり、賞金稼ぎに狙われたり、よくわかんない新聞記事に写真を取られそうになったりと色々あったがそれが楽しかった。
    そしてウタにとってはさらに大成功だった。
    知らない二人の顔が見れたから。
    そして最後と決めた喫茶店でゆっくりくつろぎながら話す。
    「まさかよりによってルフィにバレてるなんて」
    「ししし!」
    「ふふ…流石船長、私たちのことはなんでもお見通しってことね」
    「ねぇ提案なんだけどもうみんなに言っちゃえば?」
    「は?いやよ!恥ずかしい」
    「私も少し照れるわ」
    「おれも言っちゃった方がいいと思うぞ!堂々とイチャイチャできるからな」
    「あんた達バカップルと一緒にするな!」
    「「失敬だぞ(だよ)!!」」
    「でも、一理あるわ…もうからながらは正直限界よ」
    「そんな…ロビンまで」

  • 4722/11/07(月) 09:34:48

    船に戻ってルフィはすぐに野朗共を集合させた。
    「おう!お前ら!ナミとロビンから話があるから聞いてくれ」
    「おいおいなんだ?おれは昼寝がしたいだ。とっとと済ませてくれ」
    「おいクソマリモ!おろすぞ!」
    「ねえ、本当に行った方がいいの?やっぱ恥ずかしい…」
    「いざとなると…やっぱ緊張するわ」
    「頑張って!ナミ!ロビン!」
    少し沈黙が流れたあと二人は勇気を出して声を合わせた。
    「「実は私達付き合ってます」」

  • 4822/11/07(月) 09:40:46

    「は?」
    一味みんなポカンとしている。
    やばい何かやらかしたか?
    私のせいだ!ウタがフォローを入れようとしたその時だった。
    「何言ってんだ?今更?」
    ゾロが口を開く。
    「「え?」」
    ナミもロビンも混乱した。
    「そりゃお前ら、もう隠してないもんかとおもってたよ」
    「なんだ?ナミとロビン付き合ってること秘密にしてたのか?」
    「もし機会があったらおれも混ぜてねぇーん」
    「ヨホホ!サンジさん!それ死刑にされちゃいますよ…私はもう死んでますけど」
    「アウ!スーパーバレバレだ」
    「ワハハ!まだバレてないと思ってあったとは二人ともかわいいのう」

  • 4922/11/07(月) 09:43:40

    「えー!!」
    顔を真っ赤にして驚くナミ。
    ロビンは耳まで真っ赤にして下を向いてる。
    「これで堂々とイチャイチャできるね!」
    「う…うるさいわよ!」
    「今度は私がナミとロビンを揶揄いまくってあげるから覚悟してよ!」
    「ま…負けないわよ!」
    「受けて立つわ」

    ウタにライバルが増えた。

    空は快晴
    風は軟風。
    風車がカラカラと歌を奏でながら小さな青春の歴史の一歩を見守っていた。


    終わり

  • 5022/11/07(月) 09:45:21

    というわけで終わりです。
    ルウタとナミロビが好きなのでとりあえず絡ませたくて書きました。
    クソ曇らせSSを書いてなかなかそれに引き摺られていたんで明るいほのぼのしたい奴を書きたくて
    読んでくれた人たちありがとう

  • 51二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 09:47:22

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