- 1GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 00:26:44
前スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 イベントスレ第101層|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1216134/ここは「ここだけダンジョンのある世界の掲示板」のイベントスレになります書き込みの方針は以下でお願いします何もなし o…bbs.animanch.comここは「ここだけダンジョンのある世界の掲示板」のイベントスレになります
書き込みの方針は以下でお願いします
何もなし or ※付き →メタ会話
「」→セリフ
()→心情
【】→状況描写
《前スレのあらすじ》
〈忘却〉に囚われた過去のランカー《円卓》の騎士、過去が濃くなった「王墓カムラン」において彼らの幻影は存在と同義の状態にあった
そして討伐軍に立ち塞がるのは最後の砦、太陽の剣を司るガウェインと光の剣を司るランスロットの二人だった
- 2『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 00:30:16
ところでおじいちゃんとの連携大歓迎ですがどんなのがいいでしょうかたておつです
- 3鋼鉄人22/11/06(日) 00:31:06
たて乙です!
- 4魔刀剣士22/11/06(日) 00:31:27
スレ立てお疲れ様です
誰かしらと連携やってみたいですよね
全然思いつかないけど - 5〈疾風〉22/11/06(日) 00:31:41
たて乙です
たくさん申し出ありがたや…今回は連携加速に徹します!
征天さん、魔刀さん、鋼鉄人さんの順で加速描写入れます - 6〈焦狒〉22/11/06(日) 00:31:48
- 7『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 00:32:51
- 8〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 00:33:08
たて乙です
熱剣士さんでもいたら熱連携ができたかもしれないがこの人自体三人娘の中で一番人当たりが悪いんじゃ - 9首無し騎士22/11/06(日) 00:33:16
立て乙です
【騎士は自らの頭を上空へと投げ上げる】
【投げ上げられた頭部は空中で静止し眼下にいる太陽の騎士と湖洸の騎士を見据える】
【宙に浮く頭の視線を受けた円卓の騎士達は動きを鈍らせそこに追撃とばかりに上空から無数の漆黒の魔槍が降り注ぐ】
【足元には闇が広がり湖洸の騎士と太陽の騎士の足を捉えようとしている】
『………………』
【首無しの騎士は湖洸の騎士へ向き直ると歩を進める】
【剣の間合いに入ったその瞬間】
【剣撃の雨が湖洸の騎士を襲う】
デバフと無数の飛び道具バラ撒きながら上空からの俯瞰視点でめっちゃ視野が広いので他の冒険者との連携も十全に行えるデュラハンです - 10〈征天〉22/11/06(日) 00:33:25
立て乙です
我々の間にはチームプレーなどという都合のいい言い訳はうんたらかんたら
こう……「誰か利用してみろや!」「やったるわこの野郎!」ぐらいのノリで投げ合う連携というのも……
……そっちの方が難しいか - 11〈焦狒〉22/11/06(日) 00:33:34
ところで今の今まで出すタイミングを測りかねてたけどこのおじいちゃん『正道の騎士』とはかなり深い因縁がある
なのでこの戦闘ではそれを回収しようと思います - 12〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 00:34:29
あ、お節介でGMダイス再掲
一回目 dice1d250=123 (123)
二回目 dice1d200=104 (104)
- 13〈焦狒〉22/11/06(日) 00:35:08
- 14鋼鉄人22/11/06(日) 00:35:26
疾風さんに加速された私が更にパンチの体勢で味方を押し出して二段射出式カタパルトとか超楽しいんじゃね?とか思いました
思っただけだよ! - 15転換◆u6dVBsXy1E22/11/06(日) 00:36:51
- 16GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 00:37:07
- 17『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 00:37:54
- 18『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 00:38:17
メテオキャットおまえ全部まけてね?
- 19〈征天〉22/11/06(日) 00:39:32
- 20鋼鉄人22/11/06(日) 00:40:08
今は400! 400か? 400だな!
- 21白騎士◆YJC.vXGK8Q22/11/06(日) 00:40:31
立て乙です。
『円の都、東方より来りて西方に座す。』
『樹々に列するは雨の冠、傾くは石の錫杖、是青天に差す。』
『風吹きて耐え、罪ありし者は絶え。』
『聖域(サンクチュアリ!)』
【白騎士の詠唱にて展開される光の円陣。】
【範囲にある者、この場合は湖光の騎士と相対する者たちへ、空間がもたらす忘却の力をいくぶんか軽減してくれるはずだ。】
【相手は見るだけで伝わるような、想像を絶する技量の持ち主。ならば長期戦は必至であり、それへの備えは早期に限る。】 - 22〈焦狒〉22/11/06(日) 00:40:44
- 23〈焦狒〉22/11/06(日) 00:41:42
同値ですね
この場合どうなりますか - 24魔刀剣士22/11/06(日) 00:41:52
- 25〈疾風〉22/11/06(日) 00:42:12
【とん、と地を蹴る音がして、〈疾風〉の姿が加速音とともにかき消える。あのような強い相手に対して、最も被害を抑えるためにやるべきことは、1秒でも早く相手を倒すこと。相手は二人、自分一人が動くよりは
・・・・・・・・・・・・
強い者に同じ時間で動いてもらった方がいい】
【刹那の間に同じ《遥けき夜明け》の志を共にする仲間、征天の背後に現れると、その背を押すように叩く】
「加速>>物理速度
>>反応速度
>>思考速度
>>魔法速度」
【変異固有スキル『加速者』を発動させる。体だけではなく思考、反応速度を軛から解き放ち、さらに加速されたその動きを待たせないよう、魔力の流れにも触れて加速させる】
「ほら、まっすぐ行って吹きとばせ!」
【言葉は置き去り、既に背後にその姿はない】
次魔剣さんいきます
- 26首無し騎士22/11/06(日) 00:43:58
2回目ダイス振っておきます
dice1d500=6 (6)
視界の範囲にデバフと槍をばら撒くMAP兵器と化した首無し騎士の頭部です
- 27二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 00:44:26
うわあd6
- 28首無し騎士22/11/06(日) 00:44:32
ダイス無敗を狙ってたのに…
- 29二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 00:45:01
>>6<<
- 30弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 00:46:55
立て乙でござるよー
ダイス二回目dice1d450=272 (272)
【太陽の騎士から溢れ出す灼熱が、外套越しでさえ肌を焼いていく】
【前190 灰色の少女が携える氷の魔剣がそれを中和し、弧空剣士はギリギリのところで焼死を免れていた】
【悠然と振り上げられた太陽の聖剣が、絶対的な威力を以て打ち下ろされる。まともにはとても受けきれないそれを】
【――――――ギャリィィィィィン】
【《涅槃寂静》の刃上を滑らせるようにして受け流す】
【弧空剣士の横を滑り落ちていくガラティンから一拍おいて、プロミネンスが噴き出した地面をバターのように溶断し隆起。煮立たせて爆発した】
「っづ! ぐあぁ!」
【熱した鉄板に生肉を置いたような、いやな音と匂いが自分からする】
「(ギリギリでいなすのは駄目だ!余波はなるべく空へ逃がす!)
【呼吸を犠牲にしてまでポーションを飲む余裕がない】
【転換や鋼鉄人へと注意が逸れた僅かな隙に、移動先へポーション瓶を投げ出して、斬って飛沫を浴びるように突っ込む】
ガチ勢……!f○teだけで許して!
- 31二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 00:47:30
やっと追いついた…熱すぎるぜ…!!
脳内映像をアニメ化してほしいくらいです
みんなボロボロ忘れていき過ぎじゃない?大事なもの奪われまくりじゃない?完全復活トゥルーエンド頼みましたよ!そうでないと死ぬぞ!ログ読んでる自キャラが! - 32〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 00:47:34
- 33『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 00:48:44
- 34魔刀剣士22/11/06(日) 00:52:08
あ、そこはやるなら2ターン目かもですね。いやそれも時間的にも厳しいかな…?
- 35弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 00:52:35
- 36〈征天〉22/11/06(日) 00:54:43
「──〈疾風〉か。いつもすまないな」
【既に誰もいない空間に、誰に聞かせるでもなく呟く。単なる自己満足だ】
【"仲間"との繋がりを、確かめるための】
【しっかりと大地を踏み締め、全身に力を漲らせる】
【ぎりぎりと音を立てるように筋肉は滾り、存在感を増してゆく。昂る肉体と魔力は周囲に熱を放ち、周囲の者に空間の歪みと認識させる】
【──その"攻撃準備"は、加速の恩恵を受け刹那に終わり。瞬時に解き放たれる】
【空間を揺らすほどの膂力を以て大地を蹴り、音を遥か後方に置き去りにし──光にすら手が届く。そう錯覚させるほどの疾さで、太陽の騎士に肉薄する】
「『残光穿迅撃』──ッ!
【構えから、拳へ。拳から、次なる拳へ──】
【絶え間なく続く流麗な拳は、打ち込むごとに加速を続ける。自らの術、仲間から受け取った力。その全てを乗せ、至高の領域へと昇華せんと輝きを増していく──】
- 37首無し騎士22/11/06(日) 00:58:41
【ふと違和感を覚える】
(何かを忘れているような…)
【今一度自身の記憶を思い返す】
(戦い方も…今日何をしに来たのかも覚えている…かつての主も…私がデュラハンになるに至った経緯も…初めて殺した男の顔も…あの川の畔で一目惚れした少女の名も…全て覚えている…気のせいだったか…)
【騎士は安堵する】
(そういえば…あの少女はその後どうなったのだろうか…何処かの男と夫婦の契りを交わしたのだろうか…それとも…私の様に独り身のまま死んだか…)
(………戦いの最中に何を考えているのだ私は…気が弛んでいるな…集中せねば…) - 38〈疾風〉22/11/06(日) 00:59:05
【次に現れたのは魔刀剣士と名乗る男の元。面と向かっては初対面だが、〈疾風〉は彼を見たことがある。遠き地の、世界を滅ぼそうとした邪神との戦いの映像で】
【ならば彼はそれに見合う力を持っているはずだ。同じく変異固有スキルを発動する――】
「加速>>物理速度
>>反応速度
>>思考速度
>>魔法速度」
【――神剣を握る手に触れて。】
【それは両者を共に神速の世界へ導き、変わらぬ動きを可能にする】
「期待を裏切らないでよ――」
【言葉と共にまた姿は消え去り、次の者へ】
最後に鋼鉄腕さんいきます
- 39〈焦狒〉22/11/06(日) 01:03:11
【正中線を狙った斬り上げを、湖の騎士はその手にした聖剣の柄で受け止めた】
「ぬうう……!」
【そのまま放たれたカウンターの膝蹴りを、古刺客は曲剣で受け、衝撃を逃がす。中原の拳法で言うところの、『化勁』である】
【深手は避けたものの、後ろにノックバックすることになった。丁度、剣の間合いだ】
(ちと、まずいか──)
【ランスロットの斬り返しに備え、咄嗟に防御の構えを取った、そのタイミングで──】 - 40〈焦狒〉22/11/06(日) 01:03:24
【焦狒の身は、世界の隙間に滑り落ちた。タイミングを同じくして、ランスロットが凍りつく。深淵の歌姫とその親友による援護だった】
「……ふ。
『誰だかようは分からんが』、気が利くもんじゃ」
【もはや名前すら定かでない、恐らくは知人であったであろう者達の助けを借り──】
【一瞬の後、古刺客はこの世界に帰還した】
「……誰じゃったか、もう定かじゃあないが……」
【その手には、一振りの聖剣──】
「──ちと、力を借りるぞ」
【──正確には、一時的に顕現させたその模造品であるが】
【古刺客はまっすぐにランスロットを見据えて聖剣を両手で握り、身体を捻るようにして構えていた。まるで、正々堂々を信条とする騎士のように】
【そして、『誰か』の残していった剣を、『誰か』のものだった技で振るった】
【一陣の風が翔け抜け、湖の騎士の鎧を一刀の元に薙ぎ払う】
【この場に知る者が居るのか、定かでないが】
【その聖剣は、その剣技は】
【かつて、当代最強を謳われた、『聖女の騎士』のものだった】
- 41〈疾風〉22/11/06(日) 01:07:36
【最後に足を止め現れたのは、焔を纏う鋼鉄の青年の元】
【衝撃とは質量と速度だ。この戦場の中で彼女が支援できる疾さを、最も直接的に、強さに変えてくれるであろう相手】
【繰り返す急加速と急停止、忘却の影響か疲れかやや加減を間違えたが、ブレーキ代わりに両手で叩くようにその肩に手をついて、バァンと派手に音がする】
「加速>>物理速度
>>反応速度
>>思考速度――!」
【触れた者を速度の枷から解き放つ力が、鋼鉄のヒーローに受け渡された】
【自分では足りない、だから頼むという思いとともに】
- 42〈疾風〉22/11/06(日) 01:08:37
でここで2回目振っておきますね
dice1d450=64 (64)
- 43〈疾風〉22/11/06(日) 01:09:02
わあここで腐った!
- 44『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 01:09:55
『あわれな騎士、血塗れの刃に地に倒れ――』
【魔神の娘が悲劇の終幕を冷酷に歌い上げる。世界が湖の騎士の「死」へと歪められていく】
『物語は騎士の敗北で幕を閉じる』
【世界が歌を聴く。そして「事実」をそうだと認識する】
- 45〈焦狒〉22/11/06(日) 01:10:01
ちなみに当代最強さんはあくまで『当代最強』なので、レジェンド枠は『当代』にカウントされていません
なので指揮剣さんより強いということはないです - 46二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 01:11:57
ちらほら霊圧消えている人いますし一応決着は明日昼らしいから寝て朝に書くのも手ですよー
無理禁物です皆様 - 47二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 01:12:43
寝不足の頭で書いてもいいものは出来ないんだぜ!
頭の良い人がそう言ってた! - 48『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 01:13:08
アリアちゃんちょっとだけ権能の制御覚えた!
進歩! - 49〈焦狒〉22/11/06(日) 01:13:57
しかしねえ……
深夜テンションによるブーストというものもあるのだから……
とはいえそろそろ眠気が勝ってきましたね…… - 50魔刀剣士22/11/06(日) 01:14:32
「…ありがとう!」『助かる、これならば…』
【意識を加速し、更に深い集中に潜る】
【体を加速し、更にイメージと動きをリンクさせる】
【刀を加速し、更に――速さを、精度をより高く重ねる】
「素晴らしい。体が思い通りに、いや、それ以上に動く…!」
『ああ、…この世界が開くような冴える感覚。心地いいな』
【剣速の加速を受け、大きく膨らんだ斬撃が、また弾けるように大きく広がる】
【まるで先ほどまで拡大していたそれが、花開く前の蕾でしかなかったと言うように】
【大地を大きく刻みつけ、削りながら巻き上げて、巨大な銀花が開く】
【空を薙ぎ払い、天を食らいつくす純粋な暴威。どこまでも澄んだ銀の光】
【大きな翼のように波が広がり、銀河のように渦を巻いて拡大を続ける】
【全ての星を、光を巻き込んで覆いつくし、飲み込んでいく斬撃波が巨大な嵐となって狂い咲いた】
- 51首無し騎士22/11/06(日) 01:15:18
取り敢えず首無し騎士には嫁の事忘れてもろて…
- 52魔刀剣士22/11/06(日) 01:17:24
思ったより手厚いサポートを受けられてありがたい
精度と速度が直でパワーに繋がるタイプの技なので最高の集中と最高のバフでバグります。劇場版仕様とも言う - 53〈征天〉22/11/06(日) 01:19:17
- 54首無し騎士22/11/06(日) 01:21:29
- 55魔刀剣士22/11/06(日) 01:22:24
次は会えると良いねって別れたからいっぱい悲しい
トゥルーエンドにぶちこんでやる - 56転換◆u6dVBsXy1E22/11/06(日) 01:23:05
二回目ダイスです
dice1d400=84 (84)
【刃圏の外に飛び退いたが、爆発する地面に巻き込まれる。植物の根のような足が焼け焦げ、再生を繰り返す】
「―――ふっ!!」
【吐いた呼吸に応え、魔剣が冷気を吐き出し、冷えた煙が足元を固める】
【その隙を見逃す騎士ではない、すぐさま地を砕く踏み込みから逆袈裟の姿勢へと入り、距離を置いた弧空剣士諸共に転換を切り伏せんと―――】
【みしり、と剣に重量を感じ取る】
「させると、でも?」
【熔けた地面、瞬時の冷却。その刹那に潜り込んだ足が、大木のごとくして根を張っていた】
【魔剣を握る肉体は、獣の体構造を遥かに凌ぐ、植物細胞の機能を分解し、統合した変質・改造の業】
【振るう技は剛剣、剣の冷気は目くらまし。全てはこの状態に持ち込むためにある】
【冷気を騎士の剣に先んじて吹き飛ばす、渾身の振り下ろしが逆袈裟を叩き、抑えこむ―――!】
【当然、地に抑え込まれても太陽の剣は絶えず身を焼くが】
「肉と違って代わりが効く、動けると思うな」
- 57〈征天〉22/11/06(日) 01:26:24
- 58『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 01:38:53
アリアちゃんも終わりです
2回目攻撃がこのあと来たらおじいちゃんとの合体技はその後に撃ったことに脳内変換しといてください - 59転換◆u6dVBsXy1E22/11/06(日) 01:41:50
ダイス減少、次から350です
とりあえず敵を抑えたところで終わりです、追撃はお任せします - 60〈焦狒〉22/11/06(日) 01:44:36
爺様も終わりですね
行間を埋めるとしたらランスロットの攻撃をパリィし続けてたとかそんな感じでしょうか - 61弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 01:53:31
「――貰った。」
【極度の集中によって、それのみで敵を切り裂きそうな視線が太陽の騎士を穿つ】
【多少の開けた間合いは、この侍には至近距離と変わりない】
【透き通った刀身から伸びる神速の突きが、鎧諸共砕けよとガウェインの胸部へと迫り――】
「……!」
【太陽の騎士は咄嗟に聖剣から手を離し、鎧の篭手でその突きを払ってみせた】
【心臓を貫くはずの刺突は正中を逸れ、鎧ごと脇腹を裂くに留まった】
【すぐさま追撃に移るが、既に騎士の手に聖剣は握られていた】
【カカカカカカカカカカカカキィン……! と連続してこちらの斬戟と撃ち合う】
「複数掛かりで崩せぬとは、見上げた硬さ! こちらも更にギアを上げねばなるまいよ! ……吸え、《涅槃寂静》」
【――――桜花天真流“禁忌”《血染め桜涅槃寂静》が躊躇無く解放される】
【弧空剣士から紅い燐光が噴き出し、透明な刀身を血の色に染めていく】
【彼が既に恩恵を受けている討伐隊の面々によるバフに、寿命消費の奥の手が掛け合わされた】
「これより刀は命を吸い、担い手に力を与えよう」
【剣士がゆっくりと一歩目を踏み出した瞬間、姿が掻き消える】
※書きたい描写ができたのであとちょっとだけ書いて寝ます
- 62弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 02:42:18
【見失うほどの速度。いや、実際に見失ったはずだ】
【瞬時に背後に回り込んだ弧空剣士が、利き手を斬り飛ばさんと下から上へ刀を振り抜き――】
【ガチリと太陽の聖剣がそれを受け止めた】
(――――なっ)
【見切られたわけではない。体勢はまったくこちらに対応しておらず、咄嗟に手首だけで剣をあてがった形だ】
(只の、勘でここまで!?)
【瞬時に《涅槃寂静》を引き、くるりと反転させ弧を描く軌道で肩から袈裟斬りへと繋げる】
【しかしこれにも太陽の騎士は対応してみせた。手首のスナップのみで聖剣を肩をガードできる角度に持ってきて、自らの鎧と併せて防御に充てる】
【のみならず、反動を利用してこちらを浮かせ、浮遊してる間に斬り落とさんと振り向きざまに横凪ぎを放ってくる】
(――――)
【空中で聖剣を受け止め、そのまま受け流すように体ごと回転して首を狙う一閃へと繋げる】
【二つの歯車が噛み合うように、至近距離で幾度も火花が散る】
【距離を空ければ聖剣による範囲攻撃が来るとみて、それを封じる動きをしていたのだが……やがてほんの一瞬の隙が生じた。それは足元の小石一つ分ほどの誤差】
「がっ――!」
【蹴りをまともにくらい、吹っ飛ばされる】
【ゴム鞠のように跳ね起きるが、既に太陽の聖剣が腰だめに構えられ、莫大な火焔が集約していた】
「…――――!」
【焦りながらも何故か背後をチラリと確認し、刀を振りかぶる】
【そして聖剣から太陽そのものかと見紛う熱線が放たれて】
【対する弧空剣士は不完全な体勢から《無涯光》を放った】
【完全ではない一閃でこの騎士を斃す事は出来ないだろう】
【できるのは精々、聖剣の刀身を叩いて照射される熱線をズラすくらいだろう】
【……向こうで戦っている湖の騎士を狙う軌道へと】
- 63弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 02:42:56
なんかテクニカルというか色々な要素を絡ませて複雑な戦闘にしたいという性癖かもしれない
ワートリの見過ぎかも。おやすみ - 64〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 03:28:39
【太陽騎士の前で、ほとんど同量の熱が膨れ上がる】
【ゆらり、と女が近づく。転換の薬により収まった熱による揺らぎが、また現れていた…いや、先程よりもそれはより大きく。白かった肌には竜のような赤い鱗が現れて】
【忘却による侵食が、女から自我と人としての形を奪いつつあった。制御を外れた 圧倒的な力は、まるで2つ目の太陽の如く。しかし膨れ上がり続ける熱に耐えうるために、力を受けるために体は最も原始的な炎と力の化身たる竜に置換されていく】
「ねえ、どっちが"焼ける"か試そうか」
【並の魂では視線だけで焼失しそうなほどの威を湛えて女が笑う】
【生えた尾が騎士に振り下ろされ、叩きつけられた大地を割り砕き】
【動かす軌跡に沿って、触れていない地面すら熔解せしめる熱量を宿す爪が、聖剣の力場そのものを溶断する】
【だが、それでも決着はつかず、二人の距離は零となり】
【――双日が、激突した】
あと2回目え
dice1d300=108 (108)
- 65〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 03:32:21
残り二人のフォローは明日余裕があったらで
この人が普段やたら不機嫌で怒りっぽいのは制御してる力が押し込められてストレスになってるからで、開放されかけてバーニングゴジラ状態の今は周りは酷いことになるけど楽なので笑う余裕があるってのをうっかり笑わせたことから考えつきました
これ多分眠いですね寝ます - 66GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 09:18:23
おはようございます、遅くまで描写をいただきありがとうございます
決着は昼頃ですが、一先ず2回目描写を挟みますね
【アロンダイトとガラティーン】
【古き世界に名を馳せた誇り高き騎士たちが使い手となった剣と同じ銘のそれは、討伐軍に「怖気」をもたらす悪意の聖剣と化していた】
【刀身を包む太陽は三度昇り、刃は湖面に映る光を分散させるように冒険者たちを裂いていく】
【殺意の剣は美しくも、何処か違和感のある「翳り」を感じさせる】
【〈忘却〉による侵食が彼女たちにも影響を及ぼしているのか、だがそれでも攻撃の手を緩めなかった】
【じわりじわりと地力を削られていく】
【家族との記憶、仲間との記憶、己との記憶、恋人との記憶、一つ一つを打ち砕かれ、「忘れさせられていく」】
【これが時間稼ぎと言うのなら、《円卓》の幻影は十二分にその役目を果たしていた】
「二度その命を削るのか、ログレスの騎士たちよ」
「ならば俺は……もう二度とお前たちの手を汚させはしない……!」
【偽王城の激情に呼応して剣は戦う者たちに輝きを与える】
【その銘は……偽王剣『カレドヴルフ』】
「アルトリウス!今一度お前の剣技を使わせてもらう!」
【大戦期に謳われた「並ぶ者無き《聖剣王》の剣」がここに甦る、全ては宿命を果たすために】 - 67鋼鉄人22/11/06(日) 10:33:52
【─── はただ、走った】
【《疾風》と言う速き勇者から力/想いを受けとり、大事に握りしめて】
【鋼が空を駆ける】
【鉄が天を疾走る】
【彼の総重量は約0.8t。変身によって纏った外装を合わせれば、1t近くにもなる】
【打撃力を決めるのは速度と重さであり、故に彼の武術は"速度"が重要な要素の一つとして扱われている】
【彼の身体能力であれば、瞬間的に放たれる通常の技でさえ、その速度は超音速に届きうるのだ】
【そんな彼が、"加速"の権化ともいえる者によって、重さはそのままに更なる速度を得ていた】
【空を駆ける】
【大気を割り砕き、踏みしめられた際に圧縮された空気が爆裂するも、既に通り過ぎている】
【天を疾走る】
【空気摩擦によって生じた熱がその身を紅く焦がし、赤熱した拳が光る軌跡を描いている】
【想いを乗せて は走る。戦場を縦横無尽に駆けながら、騎士の剣で落とされる命を救わんと四肢を振るう】
【彼の体術によって速度は無限に累積し、疾走れば疾走るほど迅くなっていった】
【あぁ、相対するが太陽の剣と湖面の剣ならば、それを撃ち砕かんと振るわれるは鋼鉄の一振り】
【───拳が振るわれる】
【かつて星を砕き、惑星を救った時と同じ手法で、声にならぬ音が"03式 竜葵"と呼んだ打撃が放たれる】
【背負った想いも、加速に用いた距離も、手法も、身体能力も、何もかもが違うが故に比較など出来はしない】
【ただそれでも】
【この拳が振るわれるのは、何時だって何かを救う為であるという事だけは、変わらなかった】
dice1d400=287 (287)
- 68〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 10:35:37
【忘却の侵食が進む】
【1足ごとにその歩みは竜が地を揺らすかのような響きを伴って地を溶かし、纏う熱で周囲が燃え上がるかのように輝きその姿が霞む。人としての形、力を制御する「ドラグーン」と呼ばれた女の形を忘れつつあった。】
【だが、そこに】
「なーにしてんのさ、しっかりしな!」
【軽い声と共に、現れたもう一人が女の後ろ頭を蹴り飛ばした。肉の焼ける音と匂いが立ち込め、即座に振るわれた爪を手首を掴んで止めた相手は、竜になりかけた女を地面に投げ倒した】
「ほら、飲むかい?…とびきりの奴を漬けてあるよ」
【無数の蛇を巻き付けた長身痩躯の女が、投げ倒したドラグーンに瓢箪を突きつけた。】
「…あとで焼く」
【ぶっきらぼうにそう返して瓢箪を受け取り口をつけると、炎の揺らぎが和らぎ、ほんの少しだけ人の形を取り戻す】
「ヒュドゥーラ、こいつは?」
【紫金紅瓢――吸い込んだものを酒に変えるというそれに何を入れたと問う。一口で制御を忘却し、力を受けるために失った人の形を取り戻させる何か】
【蛇を纏わせた女は、一瞬で炭化したいくつかの蛇の頭を握り砕いて再生させながらこう答えた】
「深淵に堕ちて名も失った神格の成れの果てだろうさ、さしあたり器は安定したみたいだね」
※安定のあとで焼く=焼かない
「あんたらも飲むかい?しばらくは保つんじゃないかね」
【舌打ちをしながら立ち上がる友人を確認し、蛇を纏った女―酒樽蛇の名で呼ばれる友人は、受け取った他の冒険者に瓢箪を揺らしながら問う】
ヒュドゥーラさんの分
dice1d350=198 (198)
受け取るかはご自由のバフアイテム
【神酒深淵】
【深淵に存在した神格持ちの存在を紫金紅瓢に入れて酒にしたもの。一時的に存在の位階を引き上げる。ドラグーンはこれにより器が受けられる力が増して安定し、暴走しかけた力の出力を保ったままで人の姿を取り戻した】
一時的な全ステ強バフな感じ
これで二人の行動は終わり
- 69〈熱輝爪〉22/11/06(日) 10:38:26
めも
ドラグーン次250
ヒュドゥーラ次350 - 70〈睡眠薬師〉22/11/06(日) 10:44:30
【ひたすらに観測を行う。焼死体は戦いが本分ではない。故にこの戦闘は焼死体の人生の中でも最悪の修羅場であった】
【斬撃を弾き、熱を遮断する。魔法によって自動化された作業を繰り返しながら荒ぶる騎士達をその眼に映し、その動きを目に焼き付ける】
「成程、理解したわ」
【環境は"女"に味方した。〈忘却〉によって埋められた記憶容量に二人の女騎士の動作を詰め込んでゆく。そして──】
「対象指定-永続発動 ムテスシ・スーレト」
【雷の剣を携える。そして同じ速さ、同じ軌道、同じ鋭さで以って騎士達に斬り掛かった】
dice1d350=221 (221)
- 71重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/11/06(日) 11:12:13
「ぐ……うぅぅ……」
【瓦礫と破損した装甲の中からヨロヨロと黒騎士装甲を纏った重鎧が立ち上がり傍らに落ちていた二振りの金棒を掴む】
「まだ…まだぁぁぁぁ…!!」
【武器の名も忘れたが鬼化については何とか記憶を保ち握った金棒に力を込めると蛇眼は輝きを増し…】
「はぁぁぁぁぁっっ!!!」
【最早思考の鈍化すらデメリットにならない程に記憶が欠落した重鎧は本能のままに咆哮を上げ太陽の剣の騎士へと突進し殴り掛かった!】
dice1d300=38 (38)
- 72〈睡眠薬師〉22/11/06(日) 11:13:39
ダイスの女神はさぁ
- 73重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/11/06(日) 11:14:37
※もう多分敵味方の区別も怪しくなってますねこれ
- 74鋼鉄人22/11/06(日) 11:15:25
重鎧剛蛇さんが遂に250に入ってしまった
- 75〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 11:16:36
この人も250、完全にバーニングゴジラです
仲間が助けに入りました - 76『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 11:44:26
150に突入したメテオキャットちゃんになんか質問ある?
- 77〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 11:48:31
- 78『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 11:51:29
ラストやりたい描写のために記憶欠損しててもらう必要があるのでありがたいけど辞退させていただきたく
深淵勢の中では若干低めの位置取り&明確にソングバードの下と設定してあるので解釈どおりとはいえ限度があるぞ猫
- 79〈焦狒〉22/11/06(日) 12:26:16
判定次第で250まで落ちてる伝説のジジイ枠です
背負った設定のお陰で戦闘には支障がない
死ぬまで戦い続けなきゃいけないとも言う - 80〈熱輝爪〉ドラグーン22/11/06(日) 13:02:24
深淵はそういう人のための場所でもあるし
- 81GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 13:25:16
描写まだの人がいますが決着描写だけ投げておきますね
「ランスロット、ガウェイン」戦の描写は再開の19時まで追加してもらって大丈夫です!
【名うての戦士たちが互いを削り合う戦乱は遂に落日を迎える、双璧の騎士はその身を太陽に焼かれ、光に断たれていく】
【しかし討伐軍の一斉攻撃を受けてもその目は敵を捉えようとする、〈忘却〉の影響下であっても只人を十全に消し去ることの出来る猛攻であるにも関わらず立ち上がる】
【だがその魂に幻はついてこれなかった、祖国の誇りを込められた耀ける鎧は既に打ち砕かれ、彼女たちの象徴たる聖剣も幻影へと堕ちていく】
【とうの昔に力尽きた時間の再現、それに限界が来ていたのだ】
【王を護りし女剣士たちは剣を納め敵意を捨てる、死を覚悟したのかその場で天を仰ぐ】
【彼女たちに見えていたのは「何者」だったのか、知る者は誰もいない】
【ただ、最後に一つだけ呟きを残して〈忘却〉の灰へと崩れ去った】
『あとは頼みます』
【湖洸の麗騎士、ランスロットの終わりはどこか晴れやかなように思えた】
【そしてその目の色は最後まで隣で戦ったガウェインが愛した「平和な空」を眺めるように穏やかだった】 - 82『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 13:36:15
19時再開だと最終戦だけ居られない可能性が濃厚ですね(たぶん前振り中に中の人タイムアップで帰ってこれるのが終わったあと)
その場合やりたい描写先おきしておくので誰かトドメのタイミングでコピって下さると助かります - 83GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 13:40:03
了解です
トドメ描写は最後の最後になると思いますね - 84魔刀剣士22/11/06(日) 13:45:19
- 85魔刀剣士22/11/06(日) 14:23:31
よかった、さっきの流れを引き継ぐ展開なのでここで高いのは嬉しい
【強く、恐ろしい剣を前にして、しかし魔刀剣士はただ悲しげに見据える】
「…――残念だ。本来は…さぞかし美しい剣だったのだろう」
『悪いが、砕くぞ。…もう終わりにしよう』
【唸りうねる斬撃の嵐の中、再び意識の深くに潜り集中する】
【極限まで拡大した斬撃を、尚も加速しながらその力を集束させていく】
「散れ」『これも手向けだ、せめて美しく』
【渦を巻くように、流れる斬撃を集束させる】
【振るう刀に巻き取るように、斬撃波を刀に集約させる】
【流れ込む力を尚も鋭く研ぎ澄まし、薄く小さく、しかしより靱く収斂する】
「―――『一統弧月』」
【青空を映す湖面のように静謐な、吸い込まれるように美しい蒼色の刃に僅かな波紋が浮かぶ】
【蒼い月を思わせる流麗な、それでいて鋭い軌跡をなぞり、流れに沿って波紋を流しながら刃を振るう】
【極限まで研ぎ澄まされ、加速した斬撃が更に集束し、集約し、収斂されて鋭いままに解放される】
【――その一閃は、ただ一瞬の輝きは…しかし、時が止まったようにはっきりと鮮明に、美しく刻まれた】
- 86首無し騎士22/11/06(日) 15:16:40
【騎士が断首刀を振るう】
【真っ直ぐに首に迫るそれを湖洸の騎士は剣で弾く】
(正解だ…この剣を首目掛けて振れば受けるのは不可能…どんな防具も断ち切るだろう…故に防ぐのではなく弾かねばならん…)
【弾かれると同時に真逆の方向からもう1つの刃が飛んでくる】
【湖洸の騎士は飛び下がりそれを回避する】
(素晴らしい…2撃目を避けられたのは初めてだ…)
【1つは取り落としもう1つは振り抜いた】
【大きく隙を晒した首無し騎士を斬り捨てんと 湖洸の騎士は間合いを詰める】
(そうだ…私は今隙を晒している…只人ならばこの体勢からは大した反撃も出来ないだろう…正しい判断だ…)
【刃が迫る】
【刃が貫く】
【ポタポタと流れ落ちる鮮血が闇に覆われた大地に溶けていく】
【首無し騎士の鎧、その胸部には内側から破られた様な穴が開いておりそこから無数の槍と剣が突き出ている】
【その切っ先は湖洸の騎士の体を貫き──穿っていた───】
- 87『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 16:13:59
トドメ用前置き描写です
GMの指示した止めタイミングでだれかコピって下さると助かります
コテは 『アリア』と『スター』 で
【朦朧としながらハイエルフの女は杖を握る。だがもう思い出せない。呪文も、自分が何であったのかも、どうしてここにいるのかも】
【杖を握る手が震え――その上に別の手が重なった】
「あ……んたは……」
『大丈夫、リィちゃん。ずっと見てたし、なんなら食らったし。リィちゃんが忘れても私が覚えてる』
『合わせて。きっとできる』
【蠢く瞳が真っ直ぐにこちらを見る】
(そう、私はこの娘を護るために生きている)
【名を忘れても、呪文を忘れても、それだけは忘れはしない。
ハイエルフの女はすべてを信頼して目の前の『魔神の娘』に意識を合わせる】
(描写1/2) - 88『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 16:27:05
スター
『あなたは星。一等明るく輝く星』
スター
「わたしは星。一等明るく輝く星」
【女は思い出す。自分が『スター』であることを】
『あなたは星。わたしを導く標星』
「わたしは星。あなたを導く標星」
【『アリア』と『スター』。魔神の娘とハイエルフの女。二人の声が重なっていく】
『そは怒り 天から落ちる火 尾を引いて』
「そは怒り 天から落ちる火 尾を引いて」
『「我らの敵を打ち砕く」』
【膨大な魔力が渦を巻き、練り上げられ、二人の唱和する「歌」によって形を成していく。巨大な燃え盛る星に――『スター』がもっとも得意とした魔法に、しかし二人分の力を合わせた、かつてない規模で】
『「メテオストライク!!」』
【それは、正真正銘の天災。
白竜公を巨大な隕石が直撃した!】
(描写2/2) - 89魔刀剣士22/11/06(日) 16:45:19
連携のために考えた牽制技あるんですけど、誰か一緒にやりませんか
- 90〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉22/11/06(日) 16:49:13
どんなです?
- 91魔刀剣士22/11/06(日) 16:57:41
斬撃の波がこう、ざっぱーんって足元から噴き上がって敵を囲う感じです
敵に向けて小突いたりすればもっと邪魔 - 92〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉22/11/06(日) 17:14:15
せっかく時間あるし2回目振り忘れてたついでにヒュドゥーラさんも参加してもらおう
「さあ、もう一丁やるかい?」
「私が焼く。合わせろヒュドゥーラ」
【二人が相対するのは光のごとく輝きを散らす湖の騎士。相変わらずだね、と笑って動いたのは蛇を身に纏った女】
【この場にいる己の肉体を武器とする他の二人より、地を蹴る足音は軽い。なぜなら女の目的は、相手を打ち砕くことではないためだ】
【それを光の斬撃が迎え撃つ。だが聖剣がその首と心臓を切り捨てる寸前】
「さて、ヒュドラは剣じゃ倒せないって習わなかったのかい?」
【ぐりん、と】
【まるで骨がないか、あるいは蛇のように女の体がありえない動きでうねり、その刹那で聖剣を潜って騎士の後ろへと回り込んだ】
【纏った蛇までは逃れられず、首が10ほど切断されて宙を舞うが、その後から20の首が生える】
「さて、こいつは効くよ?まあ安心しな、長くは続かないさね」
【女の腕が、足が騎士に絡みつき、怪力で動きを封じていく。無双の剣士といえど、密着されたそこは剣の間合いではなく】
【踊る斬撃に斬られる度に数を増す蛇が、神話に悪名を轟かす毒で冒していく】
【その前に、竜が立つ】
【その爪に纏うは一切を灰燼に帰する紅き輝き。最も原初的な破壊の象徴。力による蹂躙者が蛇に捕まった獲物を引き裂いた】
ヒュドゥーラさん2回目
dice1d350=86 (86)
- 93〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉22/11/06(日) 17:16:10
- 94『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 17:21:16
こっちもメモ
ソングバード(アリア)350
メテオキャット(スター)150 - 95〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 17:28:07
昨日早めに落ちた手前、中途半端感がすごい……何回ダイス振ればいいのかも
- 96『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 17:30:11
他人にダイス任せっぱなしの上トドメ描写まで任せようとしてる自分もいるから大丈夫大丈夫
いやほんとおじいちゃんには感謝です - 97二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 17:35:46
このレスは削除されています
- 98二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 17:40:23
- 99〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 17:41:15
了解しました
- 100GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 17:45:12
遅くなりました
そうですね、塩漬けさんは次からダイス参加で初期値250でお願いします
あと「ランスロット、ガウェイン」戦も描写していいですよ!
19時からは〈白龍公〉戦開始しちゃうので - 101二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 17:52:19
- 102GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 17:59:48
- 103二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 18:00:57
了解です
焦沸さんが出してたので…… - 104〈焦狒〉22/11/06(日) 19:01:24
了解しました
おじいちゃんは現在300です - 105〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉22/11/06(日) 19:03:01
良かった復帰してた!!
- 106白騎士◆YJC.vXGK8Q22/11/06(日) 19:04:07
只今戻りました。
ランスロット戦を描写しようと思っていましたが、時間はあまりなさそうなので支援と防御に徹していたことにして二回目のダイスだけ振っておきます。
〈忘却〉dice1d350=181 (181)
- 107『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 19:04:31
自分はもうすぐいなくなるとはいえ始まる前から落ちるとか溜まったもんじゃねーですよ
- 108栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg22/11/06(日) 19:05:07
- 109鋼鉄人22/11/06(日) 19:05:41
生存確認! ヨシ!
- 110〈征天〉22/11/06(日) 19:06:38
ダ◯ー!グ◯ッグ!生きてるかぁ!
- 111酒呑み騎士22/11/06(日) 19:07:35
復活!!
勝った!第三部完!! - 112〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 19:08:11
よかった…
- 113首無し騎士22/11/06(日) 19:08:21
あぁ…なんとかな…
- 114〈疾風〉22/11/06(日) 19:08:28
始まる前から終わらせようとしてくるとは…
- 115〈睡眠薬師〉22/11/06(日) 19:09:11
助かった……
- 116魔刀剣士22/11/06(日) 19:09:21
「…ああ、もちろんだ」
『この身に誓って、必ず仇は取る』
【澄んだ空の青色の刀から、凛とした声が響く】
「少しでも、その魂に救いがありますように…」
『…―≪無窮の蒼天(ブルー・ブルー・スカイ)≫』
【それは、"味方"へ与えられる強化の加護。自らの力を共有する、共に歩む印の力】
【届いたかどうかは、もはやわからない。だが確かに、彼女は同じ空を戴き、同じ仇を見る…仲間だったのだと、そう神剣は願ったのだ】
【…その魂に蒼天の導きを。少しでも、その心に救いがあることを】
- 117〈焦狒〉22/11/06(日) 19:10:58
スレ上…生きて…おいでだったとは…
スレ上「謀よ」 - 118魔刀剣士22/11/06(日) 19:12:53
背中から刺されるフラグ!(修羅並の感想)
- 119GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 19:13:25
何度危機を迎えるのか……
だが多少の衝合では折れんぞ!
それでは描写を入れられなかった方もいて残念ですが、中ボス戦はここまで
いよいよ最終戦〈白龍公〉を開始します
ここだけギミックが若干変わりますので、戦闘開始時にご説明しますね
【名だたる《円卓》の騎士を乗り越え討伐軍は〈白龍公〉が眠りし禁足地の中枢へと辿り着く】
「我々は幾度となく苦難を乗り越えた、しかしこれからが本依頼最大の苦難になる」
「これまで以上に〈忘却〉の影響が濃く深く出るだろう、しかし決して倒れてはいけない我らなら必ずや文明敵対種を封印できるはずだ!」
【偽王城は檄を飛ばし軍の戦意を向上させる、忘却で消耗し尽くした冒険者たちに忘れ去られた闇を照らす最後の灯火が宿る】
【─────運命の夜が始まる】 - 120『アリア』◆AP9IrErde222/11/06(日) 19:14:14
そういうわけで誰かにとどめコピペ頼んでわしは消える、さらばじゃ!
- 121鋼鉄人22/11/06(日) 19:14:42
【 】
【 】
【 】
【 】 - 122〈焦狒〉22/11/06(日) 19:15:15
御意(CV:浪●大輔)
- 123魔刀剣士22/11/06(日) 19:17:21
- 124〈疾風〉22/11/06(日) 19:18:25
わあ鋼鉄人さんがすごいことに
「スピード勝負なら慣れてるけどね、この――」
【さて、何だっけ。私には生まれ持った何かを示す名前があったはずだけど――一瞬悩んで、そんな場合ではないと頬を叩いた】
ダイス値は400、影響ちょっとだけ - 125鋼鉄人22/11/06(日) 19:18:52
- 126〈焦狒〉22/11/06(日) 19:20:17
- 127〈睡眠薬師〉22/11/06(日) 19:20:31
- 128栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg22/11/06(日) 19:21:26
【《海帝 -カイテイ-》。カイザーリヴァイアサンと呼ばれる大海龍の逆鱗を素材とし造り上げられた特殊武具/スペリオルズ】
【怒りの象徴たる逆鱗より齎される加護は、強く、強く、強く】
【栗鼠の騎士を、握り締める】
「……ええ」
- 129白騎士◆YJC.vXGK8Q22/11/06(日) 19:21:45
「……………。」
【正直なところ、今の白騎士に演説するも応えるもできるだけの余裕はなかった。】
【湖光の騎士との戦闘はそれほどまでに熾烈を極めたものだったのだ。多数対一の優位を持ってしても一手のミスで戦況がいとも容易く逆転するような、全神経を尖らせる他無いほど。】
【そして刻一刻と迫る「忘却」。】
【戦闘中に意識を集中させ続けて心身防護の戦略を展開していたおかげで防壁を失ったあとの影響は薄い。】
【しかし、それと消耗は別の問題なのだ。】
【周囲の状況を見やる。既に茫然自失一歩手前のような者が数人。】
『…誓いよ、我が言葉を聞き給え。』
『暁光差す時、我が旗は翻らん。』
『その誓いは死するまで続く道なり。』
『私欲を廃し、終生の責務を全うせん。』
『我は………。』
- 130〈征天〉22/11/06(日) 19:23:17
【あの日触れた肌の暖かさを、覚えていない】
【血の滲む鍛錬に覚えた痛みを、覚えていない】
【街の中、聞こえたはずの喧騒を、覚えていない】
【苦難を乗り越えた末の、仲間と共に迎えた夜明けの美しさを、覚えていない】
【──それでも】
【俺が、《遥けき夜明け》の名に集ったことは】
【同じ名を掲げた仲間の名は】
【この名、〈征天〉に誓った夢は】
【──微塵も、忘れていない】
「征こう。俺たちはそのためにここにいるはずだ」
- 131弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 19:23:33
「ははは、なぁにこれしきの消耗……今から夜通し冒█者体操も余裕でござるよなぁ、皆の衆!」
【そう笑う。半分くらいは虚勢だが、もう半分は戦意揚々という感じ】
【血と汗と汚れに塗れつつも、全身から薄ーくオーラ上の剣気が立ち上っている】
- 132鋼鉄人22/11/06(日) 19:23:44
こいつこれでもゲージは400残ってるんですよ
忘却してない400分に発声機能だとか言語機能認識だとか生命として必要な呼吸を含んだ生体活動とか其処らへんが含まれてない上に現在進行形で忘却の影響が強まってるからこんな感じになってるだけで - 133〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 19:24:00
「あ……?」
【棍棒片手突っ立っていた事に気づく。何故か今までの記憶が曖昧で、周りにも意識されてなかったらしい事に気づく】
「ちょっと待て。今、どういう状況だ……?」
※という事で。 - 134首無し騎士22/11/06(日) 19:24:48
- 135酒呑み騎士22/11/06(日) 19:25:04
- 136〈征天〉22/11/06(日) 19:27:13
仲間のことを忘れるよりも呼吸とか忘却して死ぬ方が早そうな男
それさえ残っていれば戦えるから最後まで戦い続ける男
それが〈征天〉です、よろしくお願いします - 137〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉22/11/06(日) 19:28:38
「さて、気を抜くんじゃないよ?」
「うるさい」
【忘却はたしかに影響を及ぼしているが、友の存在によってドラグーンは小康を取り戻していた】
【しかしあまりにも長引けば、人の形を忘却し失えば強化した器でも持つまい。そうなれば……】
「でも、諦めて心中は趣味じゃないからねえ」
【どこか楽しそうに、ヒュドゥーラは酒を呷った】
忘れるとかじゃなくて味方のメルトダウンとのおいかけっこです、よろしくお願いします - 138〈疾風〉22/11/06(日) 19:29:22
何を忘れさせる表現するか血迷った結果なんか過去っぽいの生えた
- 139〈睡眠薬師〉22/11/06(日) 19:29:45
最初はとあるの自動書記みたいな感じにするつもりだった
ダイスの女神が微笑んで来た
違う所で微笑めやァ - 140GM◆xhPCLv4j0Y22/11/06(日) 19:29:51
【“それ”は遂に冒険者たちの前に現れる】
【文明敵対種】
【命あるものの敵対者、1000年前の残り火、世界を消失させた怪物、概念を支配した龍の王】
【〈忘却〉の白龍、《円卓》の仇敵】
【忘却という現象が刻一刻と冒険者たちを蝕み、先程まであった気力も生命力も刈り取っていく】
【心を忘れていく、世界から忘れ去られていく】
【その感覚だけが鮮明に伝わる】
【色も形も朧気にしか認識できなくなった視覚でその姿を捉える】
【全身が逆鱗のように逆立ち、世界への叛逆と言わんばかりに怒りに満ちた瞳を向ける】
【その姿は残滓とは思えぬほどに肥大化していた】 - 141魔刀剣士22/11/06(日) 19:30:03
- 142〈焦狒〉22/11/06(日) 19:30:35
現役時代のこととか深淵の知り合いのこととか昔の思い出とかガンガン忘れてるけど口数少ないから分かりにくい爺様
ここに来た目的、『為すべきこと』だけは忘れない
というか忘れさせてもらえない - 143重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/11/06(日) 19:31:45
- 144〈睡眠薬師〉22/11/06(日) 19:34:30
「文明敵対種・識別名:〈白龍公〉を捕捉」
「これより臨戦体制へと移行します」
【数多の魔術の知識を備えた焼死体が感情を心の奥底に封じ込める。泥のようなトラウマはいらない。華のような想い出達さえ残れば良い】
【残ったのは敵を討滅するだけの"女"であった】
- 145〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 19:38:19
- 146弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 19:40:11
【足元……地の底にブラックホールがあるような感覚】
【自己を構成するあらゆる要素が抜け落ち、そこへ吸い取られていく】
「…………」
【無防備に突っ立ったままで、白龍公と正面から向かい合う】
【右手がピクリと小さく動いた気がした】
「不思議だ」
【やはり自分はこの感覚を知っている。いや、知っていた】
【その剣士からあらゆる余分が抜け落ちて、最後に残った物こそが】
「――――いざ」
【敵意も無く、怒りも恐怖もなく】
【ただ純粋な剣への探究心を以て、弧空剣士は玻璃の刀を構える】
- 147〈焦狒〉22/11/06(日) 19:41:41
「……〈白龍公〉か」
【ただ、それだけ口にして得物を構える。慣れ親しんだ筈のそれら。その故は既に忘却して、ただ『慣れ親しんでいる』という実感だけが残っている、斧と曲剣】
【既に古刺客は、様々なことを忘却していた。過去の思い出も、この場にいる幾人かの知人の名前も、自分が誰だったのかすら、もはや曖昧だ】
【だが、内側で燃え盛る『炎』が、ここに来た目的──
眼の前の文明敵対種を倒さねばならないことを、この死地から生還しなければならないことを、そのために必要な力と技を、忘れさせない】
【それで、十分だった】
- 148酒呑み騎士22/11/06(日) 19:43:10
- 149白騎士◆YJC.vXGK8Q22/11/06(日) 19:44:22
『………我は守護者なり。』
【言葉をそっと吐き出す。抜刀。盾が羽のように宙を舞う。】
【青いマントの後ろへ続くは信仰の守護者たち、寡兵、なれど不撓不屈なれば。】
【一にして十二の騎士がそれぞれ剣を一糸乱れぬ動作で胸の前に構えた。】
- 150〈征天〉22/11/06(日) 19:45:42
【そもそも、"敵は何か"などと覚えている必要などない】
【眼前に立てば、それは明白だ】
【──彼奴は、俺たちが倒さねばならん敵だ】
【そう、澱みなく確信する】
【大きく息を吐き──静かに拳を構える】
【未だ遥けき夜明けへと、辿り着くために】
- 151鋼鉄人22/11/06(日) 19:45:43
【───ヒ ーは、忘却の白龍に相対した】
【 を握る】
【─── は既に、発声機能だけでなく、呼吸や血管の収縮を含んだほぼ全ての生体活動の仕方を"忘却"していた】
【今動いて居られるのは、彼が人では無かったからだ】
【心臓炉が無事で、その胸に納められている限り、本当の意味で死ぬ事はない】
【何故なら心臓炉の外側にあるのは、人であった頃を模して形成された外殻でしかないからだ】
【彼が行う生体活動の殆どは、彼が人であるという認識を失わぬ為に行っていたに過ぎない】
【彼がかの龍と相対するまでに忘却した物は多い】
【この場に居る理由も、何故戦うのかも、自分が誰なのかも、既に忘却の空にある】
【だが、それが何だというのだ】
【周りを見れば、其処に戦う理由がある】
【相対するモノを見れば、此処に居る理由がある】
【自分が誰であるかなど、重要ではない】
【大事なのは、何をするか、なのだから】
【───強く、固く、 を握る】
【人が積み重ねた技で力を振るい】
【鉄をも溶かす熱で全てを焦がし】
【鋼の異形にして壊界を為す災害】
【忘却の白龍に相対するは───鋼と焔の"怪人"である】
- 152鋼鉄人22/11/06(日) 19:46:54
【───既に、彼は、己が である事すら、忘却していた】
- 153栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg22/11/06(日) 19:47:27
【虚の歩き方は知っていた】
【──知っていた、のだ】
【今己を立たせているのは、身に纏う《海帝》の加護だけ。激情の加護が、忘却の中でも存在を確かとさせている】
【手に持った炎の魔剣の名前も、氷の精霊との思い出ももう思い出せない】
「……倒します」
【けれど、すべき事だけは覚えている】
- 154重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/11/06(日) 19:48:57
- 155魔刀剣士22/11/06(日) 19:50:30
【魔刀剣士が、神剣の変化した蒼い刀身を空へ掲げる】
「――力を開放する。いくよ、相棒」
『ああ、来い!』
「閃導転開――天閃命、青天白翼!」『…―≪自由の白翼(アライブ・サンライズ)≫!』
【蒼い刀身に白い太陽のような丸い刻印が昇り、光と共に清く澄んだ力を放つ】
【二重の覚醒。神剣の奥の手である。強化された青天白翼の効果は、神剣の力の増幅と共にその加護の出力を大幅に引き上げる】
【しかし、それだけではない。その加護の性質は、共有から付与するものへと変わり、神剣の供給に依らずに一定時間継続するようになる】
【そして、それはつまり】
『繋ぐぞ、主!』「ああ。…閃導、天閃命――共命魂結」
『…――≪いのち萌ゆ、ならび咲く≫』
【神剣の刀身が華やかな桃色に染まり、柄頭からは白い帯が長く延びる】
【神剣がフリーハンドを得ることで、新たな力を開放する…共命魂結、その力は魔刀剣士と神剣の共鳴】
【魂を繋ぎ、お互いの力と命を共鳴させることで、力と精度を高めて再生能力を得る能力】
『…単純な力ならこれが一番強い。近接戦ならこれが一番だ』
「共鳴を深めれば、忘却にも一緒に対抗できる。…行こう、相棒」
『ああ。…共になら、どこへでも』
- 156首無し騎士22/11/06(日) 19:50:37
(あれが白龍公…龍で…王か…)
【闇が騎士の姿を覆い隠す】
【闇は問う──汝は何者かと】
(答えよう…我は汝を纏う者…闇に身を落とし剣を振るう者…黒き騎士であると…)
【闇は問う──汝の罪は何なりやと】
(答えよう…我は王を殺す者…忠義に背き剣を振るう者…王殺しの大罪人であると…)
【闇は問う──汝は何を求めるのかと】
(答えよう…我が求むるは剣…眼前の龍の王を討ち倒す力…一振りの剣であると…)
【ならば授けよう───】
【騎士を覆う闇は消えてゆく】
【闇が完全に晴れた時…騎士の手には1振りの剣が握られていた】
【その瞬間一帯に満ちたのは濃密な死の気配、力の奔流】
【騎士の手の内に顕現せしは数多の龍を屠り王を殺した剣──かつて清廉な輝きを放った刀身は赤黒く染まり帯びる気配は禍々しい──】
【その名を──《王滅剣プライド》と言う───】
- 157〈疾風〉22/11/06(日) 19:52:31
「もうたくさん。1000年も前の古物、過去の栄光を曲げて振りまわして、こんなところに岩みたいに閉じこもって」
【地を蹴る、姿が消え、別の所に現れる】
「あなたが何か――まあ忘れたからきっとどうでもいいことね」
【加速>>自分自身】
「所詮――おいていかれた動かないものにすぎないわ。
私達に追いつけるわけなんかないでしょ」
【進む、速く、できる限り疾く】
【だからこそ相手を〈疾風〉は恐れない】
- 158白騎士◆YJC.vXGK8Q22/11/06(日) 19:55:07
- 159魔刀剣士22/11/06(日) 19:58:52
- 160GM◆c3dIEriojQ22/11/06(日) 19:59:33
【一つ、龍は地を踏む、人の生き方を忘れる】
【一つ、龍は轍を残す、己の信念を忘れる】
【一つ、龍は咆哮する、命の在り方を忘れる】
「私たちは、ここで終わらないよ」
【護符にありったけの魔力を流し込んで〈忘却〉に対抗する、既に「呪い」を受けている「生き残り」でさえ死を間近に感じる領域へと踏み込んでいた】
「ここが最後だ!1000年の宿命を今日終わらせてやろう、行くぞ〈白龍公〉!」
【果てしなき〈忘却〉の波動が絶えず響き渡る「無」の深淵にて、文明敵対種との決戦は始まった】
それでは最終決戦、文明敵対種〈白龍公〉戦になります
ここからは〈忘却〉のギミックも変更になります
〈白龍公〉との戦いは全部で三段階あります、このダイスの結果次第で結末が変わります
ギミックルールはGM側のダイス値VS参加者のダイス値の合計というものになります
それでは頑張ってトゥルーエンドを目指してくださいね!
あと先に言っておきますが、トゥルーエンドになるとトドメ描写の前に皆さんには全滅してもらいます
展開としては即座に復活するのですが確実に命を落としてください、トゥルーに向かうためには「死」に近くなることが重要なんです
第一段階ダイス〈忘却〉dice1d1000=189 (189)
- 161鋼鉄人22/11/06(日) 20:01:07
お草が生えますわ
- 162〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉22/11/06(日) 20:01:17
「焼く」
「だってさ、単純明快だね?」
【蛇と竜が並んで嗤う。】
【二人の名は神話に、世界に刻まれた怪物。 二人の女がもし消えたら、そこに残るのは最悪の結末】
【存在が忘却に蝕まれ続ける。〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉が消えていく】
【だが負けるつもりはない、勝利を確信して二人は笑っていた】 - 163GM◆c3dIEriojQ22/11/06(日) 20:02:27
はい、トゥルーに近くなりましたね
GMダイス値に勝てーッ!勝つんだ討伐軍! - 164〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 20:04:20
250でいいんでしたよね?
- 165GM◆c3dIEriojQ22/11/06(日) 20:05:04
はい、ここから参加の方はダイスの最大値を250でお願いします
- 166弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 20:05:27
- 167二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 20:05:51
このレスは削除されています
- 168〈焦狒〉22/11/06(日) 20:06:09
ひとまずダイスを
dice1d300=6 (6)
- 169〈征天〉22/11/06(日) 20:06:09
「征くぞ、皆」
「──《暁の冠》」
【征天の唱えた名に呼応し、共にある者たちを光が包む】
【その光は、無論彼の編み出した拳ではなく】
【仲間たちと共に歩むうち、自ずと生まれた”魔術”】
【大それた効果ではない】
【ただ、肩を並べ戦う仲間を鼓舞し、力を与え】
【その仲間たちの存在が、自らの力をも増幅させる】
【ただそれだけの……至極単純な術であり】
【征天が、最も信を置く魔術のひとつである】
dice1d250=168 (168)
全体バフ+自己バフ
効果量はかなーり高い想定なのでお好きな程度で強くなってください
- 170〈焦狒〉22/11/06(日) 20:06:30
ジジイーーーー!!!
- 171〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉22/11/06(日) 20:06:53
ちなみに怒りっぽい、前半ずっと苛ついてたドラグーンさんが笑ってるのは忘却で経験と記憶が消えて性格が変わってるせい
人格喪失?かは微妙だけど
先に降るよー
dice1d300=126 (126)
dice1d250=211 (211)
- 172〈征天〉22/11/06(日) 20:06:58
目標値が低いうちに厄を吐き出しておくのよ!
- 173首無し騎士22/11/06(日) 20:07:14
dice1d450=195 (195)
- 174GM◆c3dIEriojQ22/11/06(日) 20:07:40
- 175〈疾風〉22/11/06(日) 20:07:46
dice1d400=94 (94)
- 176白騎士◆YJC.vXGK8Q22/11/06(日) 20:08:37
「………オオオオォォォォォ!!」
【残る精神力を絞り切るつもりで前面に盾を展開、後続の部隊と合わせて楔型の陣形を組んで背後の冒険者たちが受ける影響を限界まで肩代わりするよう突撃を続行する。】
(なんという威力!此処までの干渉とは比べ物にならない!)
(だが!それでも!)
【此処で退かば何が盾、何が騎士か。】
【純白の一角獣は憶すことなく、眼前に聳える塔の如き大敵へ、その角たる剣を突き刺した。】
dice1d350=79 (79)
- 177〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 20:09:10
- 178〈疾風〉22/11/06(日) 20:10:01
女神「お望みとあらば」
- 179〈焦狒〉22/11/06(日) 20:10:08
塩漬けさーーーーん!!!!
- 180首無し騎士22/11/06(日) 20:10:37
塩漬け狩りさんが死んだぁ!(※死んではない)
- 181〈睡眠薬師〉22/11/06(日) 20:10:49
ダイスの女神は我々の混乱がお好き
「これより、魔術の行使に移ります。『災禍目録』第六章七節及び『天魔大全』第三九五頁より術式融合」
「第一式。〈天雷讃歌〉の発動まで2秒。……発動します」
【天災を具現化する魔術。空を悠々と飛翔せし魔の業を人の身に降す魔術が束ねられる。その効果は上空からの無尽の黒雷と祝福の白雷】
【一撃で城すらも消し飛ばす黒雷が雨霰のように降り注ぐ。一撃では〈白龍公〉の鱗を砕くには至らぬがそれでもその鱗の耐久を削る】
【一方で白雷の効果は味方への支援である。触れた味方の全ての動作を2倍までの引き上げるだけのシンプルな魔術】
「………対象への効果は微弱。危険度を二段階上昇。第二式の創造を開始します」
dice1d350=335 (335)
バフ効果はご自由にどうぞ
- 182〈征天〉22/11/06(日) 20:11:12
おのれ白龍公!
ゆ゛る゛さ゛ん゛!!! - 183二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 20:11:34
このレスは削除されています
- 184〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 20:12:06
- 185重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/11/06(日) 20:12:32
- 186酒呑み騎士22/11/06(日) 20:12:54
誰だよテメェ…兎に角足引っ張んじゃねーぞ」
【トゲトゲしくもどこか優しい言葉使いを使いその後背中を叩き前に出る】
[dice1d250=243 (243) ]
名前コピーしてたの忘れてた…恥ずかし…
塩漬けさんが死んだぁ!
禁断のコテミス三度撃ち
- 187鋼鉄人22/11/06(日) 20:14:33
【"怪人"は いかけて、空を踏み砕いた】
【爆圧と脚力で、龍に向けて一直線に轟焔の線を描きながら跳躍する】
【───四肢は既に限界に近い】
【加減すらない膂力を発揮し続けた戦闘は、変身によって纏った《超常遺物》の保護すら容易に砕いていた】
【纏う焔は、内からも溢れ出ていたのだ】
【過剰な出力によって余剰分を排出しきれていない首後部の機構は、既に溶解している】
【"怪人"とは滅ぼす者であり、滅ぶ者であるのだ】
【だがそれも は"怪物"ではなく、"怪人"である】
【その証左に───忘却によって力の制御を忘れて以降、他を巻き込まぬように、彼は大地に足を付けていないのだ】
【ここまで忘れ去ってもなお、彼はほんの僅かな、人の心を握りしめていた】
【"怪人"が空を跳ぶ】
【自壊すら引き起こしている膂力を技で強引に制御し───龍に向けて殴りかかった】
dice1d400=279 (279)
- 188〈熱輝爪〉〈酒樽蛇〉22/11/06(日) 20:14:39
塩漬けさんに存在強化する酒流し込んで叩き起こしていい?
- 189GM◆c3dIEriojQ22/11/06(日) 20:16:09ここだけダンジョンがある世界の掲示板 イベントスレ第102層|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1220381/ここは「ここだけダンジョンのある世界の掲示板」のイベントスレになります書き込みの方針は以下でお願いします何もなし o…bbs.animanch.com
次スレです
102層になっていますが本当は103層です
これも〈白龍公〉のせいですね
- 190重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.22/11/06(日) 20:17:12
※立て乙ですー!
お の れ 白 龍 公 - 191弧空剣士◆SokSKYnF1222/11/06(日) 20:17:56
- 192魔刀剣士22/11/06(日) 20:17:57
dice1d400=304 (304)
「――〈白龍公〉! 遠い過去の遺物よ…人類への借り、忘れたとは言うまいな」
『長い年貢の納め時だ! その首、冥府に還す時が来たぞ!』
『去ね、毒蛇』「――『四颯疾駆』」
【魔刀剣士が刀を振るうと、斬撃の波が巨大な津波となってせり上がる】
【ただ大きく広げたのではない、密度を高めたままに、ただ単純な威力の巨大さがそこに現れていた】
【共鳴し増幅された力は神剣の元々の力を大きく超越し、ただの一振りで地を覆すほどの力を顕わにする】
「よく味わえ…彼らの雪辱、果たしに来たぞ! ――『八旋神軌』!」
【だが、それだけでは終わらない。高速の乱れ切りが空を切り刻み、無数の斬撃を飛ばす】
【紅い軌跡はその一つ一つが鋭く、先に放たれた斬撃を巻き込みながら大きく延びてその巨体に飛ぶ】
【輝く紅い光が、空を裂くように高く刻まれた】
- 193〈焦狒〉22/11/06(日) 20:18:25
【言葉は無く、ゆらりと前方に歩を進める。その人影の輪郭が曖昧になり、風景に溶けて見えなくなった】
【一瞬の後、〈白龍公〉の此方を睥睨する程の巨体を縦横無尽に横断する斬撃が『出現』する】
(……浅いか)
【だが、この文明敵対種たる龍の王にとっては、然程の傷とはならなかったようだ】
【それならばと、景色に溶け込んだ古刺客は引き続き思考する】
【如何に斬るか、如何に刺すか、如何に殺すか】
【相手が何であろうと関係はない。自分は刺し貫く刃で、噛み殺す牙だ。一撃二撃で足りないなら、十でも百でも千でも叩き込むまでだと】
【だが、〈忘却〉の波動を浴び続け、その黒装束の切れ目から噴き出る黄昏色の炎は刻一刻と強まっていく】
- 194〈塩漬け狩り〉◆sCf6qlU/Y622/11/06(日) 20:18:27
- 195〈征天〉22/11/06(日) 20:18:52
立て乙です
許せねえ……許せねえよ白龍公……! - 196〈焦狒〉22/11/06(日) 20:19:16
立て乙です
- 197鋼鉄人22/11/06(日) 20:19:56
ゆるせねぇ……ゆるせねぇよ白龍公……!
- 198白騎士◆YJC.vXGK8Q22/11/06(日) 20:20:20
立て乙です。
トゥルーで全滅するなら描写を調整しなければと思いましたが、どうせ未知数なので特に気にせずやることにしました(爆) - 199魔刀剣士22/11/06(日) 20:20:53
許せねえよ白龍公が二体! 来るぞ相棒!
- 200〈睡眠薬師〉22/11/06(日) 20:20:55
立て乙です!
おのれ〈白龍公〉