- 1超新星ダイス主22/11/06(日) 10:07:23
https://bbs.animanch.com/board/1194557/?res=191
前スレはこちらになります↑
前回のあらすじ
東の海で漂流していたルフィとゾロ。空腹に喘いでいると、そこに一隻の軍艦が通りがかった。
ルフィ「密航しよう」
ゾロ「よしきた」
かくして2人は軍艦の食糧庫に乗り込み、満足したところで軍艦を降りた。ーーーまさか既にマリージョアを超えて北の海へ入っていたとも知らずにーーー。
2人が降りた港では占い師のホーキンスと音楽家のアプーがいた。アプーの珍しい見た目と陽気な音楽につられ、ルフィはアプーを勧誘する。「おれの仲間になれ!」
しかしアプーはそれを拒否する。「アッパッパ♪おれに勝ったら考えてやらない事もねぇ!チェケラ!」
そして見事勝利したルフィはアプーを強引に仲間に引き入れ、次の島を目指す。
お前たちの奇妙な運命を見届けたいと言うホーキンスも引き連れて...。
- 2二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:10:10
スレ立て乙です!
「密航しよう」「よしきた」のテンポ感草 - 3二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:11:17
立て乙
何回読んでも「そうはならんやろ…」ってなるあらすじ - 4二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:12:30
立て乙
楽しみです - 5二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:14:40
この世界線の船長は胃痛役、苦労人と同等の意味を持ちそう
- 6二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:16:02
奇妙な運命を見届けたいは言ってそうでこまる
- 7二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:22:38
Dに興味は持ちそうだよなホーキンス
- 8二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:32:26
続き夕方からなら10まで保守しとくか
- 9二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:41:29
保守
- 10二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 10:44:48
どういう航路になるんだろ
- 11超新星ダイス主22/11/06(日) 11:50:12
あらすじ続き
新たな島に上陸した4人。どうやらそこには有名なギャング「ベッジ」がいるとのこと。
そんな会話をする他3人をよそにルフィは町の食堂へ一直線してしまう。「メシがあるぞ!!」
そんなルフィを追おうとするもゾロ達はあえなく迷子になった。
ルフィが食堂でガツガツと料理を食べていると、どこからか銃弾が飛んできた。「マナーがなってない」
偶然にもベッジが同じ食堂にいたのだ。食べ方に品がないとされたルフィはベッジに始末されそうになった。
しかしルフィに銃弾は効かない。ゴムの性質により跳ね返してみせる。するとそれにベッジが食いついた。
これは弾除けに使えるのではないか?そう思ったベッジは肉と偉大なる航路への案内を餌にルフィを勧誘した。
なんとかかんとか食堂へついたゾロ、アプー、ホーキンスはベッジとの契約に乗り気なルフィを発見する。考え直せと説得するも、メシくれるやつが悪いやつなわけないだろ!の一点張り。3人は根負けした。
用心棒としてベッジの仕事へ同行することになったルフィ一行。取引相手は激レア記念コインを欲しがるローだった…。 - 12二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 13:47:37
新星ズが何かするたびに疲弊するようになってしまったベッジさん&部下
描かれてないだけで度々ファイアタンク船員の新星ズ(主に麦わらコンビ)に対する文句が四方から飛んでるんだろうな… - 13超新星ダイス主22/11/06(日) 14:34:35
あらすじ ロー&ベッジ編
ローと無事に取引を終えた瞬間、部屋の外から猛ダッシュでチンピラが突撃してきた。
「ヒャハハハ!お宝は貰ってくぜぇ!」
そして、事情によりすぐ動けなかった面々を出し抜くと、まんまとコインのケースを持ち去ってしまった。
中身はフレバンスの記念コインである。やっとの思いで手にした故郷の品を盗まれ、ローは酷く焦った。
そしてルフィがそれを無視するはずもなく、共にチンピラを探す。
チンピラのアジトには先程の犯人と仲間たち、そしてリーダーと思われる男が集まっていた。
ロー「あれを返せ」リーダー「とっくに政府の船へ売っちまったよ」
キレるローに向け、チンピラ達がフレバンスや珀鉛を異常に怖がる素振りを見せた。
リーダーもそれにノって暴言を吐く。
そこでローはスン、と表情を無にするも、ルフィがキレてリーダーを殴り飛ばした。
そんなルフィの姿にローはコラさんの面影を見たのだった。
政府の船を追いかけるロー。ルフィはローを友達と呼び、コイン奪取を手伝いたいと言う。
ベッジは契約不履行だと怒るも、ゾロらにに抑え込まれてしまい渋々従った。
そして、一行はローと合流しフレバンスを目指す。
- 14超新星ダイス主22/11/06(日) 14:59:38
あらすじ ロー&キッド&キラー編
フレバンスへの航路で19回の遭難未遂をやらかすも、なんとか島へ辿り着く。
そして着いて早々にベッジは疲労からベッドへダウンしてしまった。
フレバンスは高さ50m級の鉄柵で囲まれていた。扉はKEEP OUTのテープで覆われている。
まずは比較的元気が余っていたルフィが率先して中へ侵入する。
「ゴムゴムの~~ロケット!」
すると地面に着地する前に空から誰かが落ちてきた。「親方!空から男の子が!」
派手に地面を壊して着地した乱入者。その正体は南の海にいるはずのキッドとキラーだった!
何事かと町へ入るロー達。そして、思い出の跡地が破壊されている様を目の当たりにしたローは酷くキレた。
キッドとキラーにキレ散らかすロー。キレ返すキッド。胃が痛むキラー。
アプーとの問答によりやっとここが東の海でなく北の海だと理解したルフィとゾロ。
ホーキンスはマイペースに占いを続けていた。
キッドとキラーがフレバンスに来た経緯はこうだ。
南の海で「巨大な水柱」に突き上げられて空まで行く→何故か雲に乗る→しばらくして雲が消える→落ちる
その説明に、ローはまさか「空島」が実在するのかと内心昂った。
キッドとキラーに対して、ローは「明日来る予定の船を襲うが怖かったら避難しとけ」と告げる。
それにカチンと来たキッドはローに「どっちが早く船を沈められるか勝負だ」と返す。
それにルフィとゾロも乗り、翌日のバトルは皆意気込んで戦った。
戦闘の決着をつけたのはホーキンスの”降魔の相”だったーー。
そして、なんとかローは目的のケースを取り戻したのだった。
- 15超新星ダイス主22/11/06(日) 15:04:49
- 16超新星ダイス主22/11/06(日) 15:06:54
- 17超新星ダイス主22/11/06(日) 15:12:44
おまけ
ローと会うまでの互いの信頼度
①ルフィ→相手 ②相手→ルフィ
ゾロ dice2d100=39 41 (80)
ホーキンス dice2d100=68 63 (131)
アプー dice2d100=4 56 (60)
ベッジ dice2d100=98 33 (131)
ベッジたっけぇ!
- 18超新星ダイス主22/11/06(日) 15:33:14
では、前回の続きから...
なんとかルフィ、キッドが共闘して4式使いを打ち破る。
ふと気がつくと戦闘の音がやんでいた。どうやら外も決着がついたようだ。
そこに、ローが跳んできた。
ロー「おい麦わら屋ども、目的は達成した。船に戻るぞ」
そしてファイアタンク号が船を寄せ、全員が乗りこむ。しかしキッドだけ中々動かない。
キラー「おい、どうしたキッド...」
キッド「”磁気魔人”...」
その瞬間、キッドの腕に政府の船の部品が次々とくっついていき、巨大な腕が作られていく。
キッド「”弦”!!!」
そして、ガッシャアアン!!!と音を立てて政府の船を殴りつけた。
バキバキと壊れていく船。見たところ、損壊具合はdice1d100=34 (34) !!
1~30…沈まない程度
31~60…半壊(数分後に沈む)
61~90…全壊(今沈んでいる)
91~100…既に沈んでいる
- 19超新星ダイス主22/11/06(日) 15:59:20
一同「「「!!!」」」
アイツやりやがった!
その瞬間、一同の心は1つになった。
キッド「船を沈めた...これで勝負はおれの勝ちだ!」
ロー「何......!?」
昨日の勝負宣言をまさかここで出してくるとは。
ロー(あんな勝負、コイツが一方的に言っただけだ。おれは受けた覚えがねぇ...だが何故かコイツに勝ち誇られると無性にイライラする...!)
何故だかキッドには負けたくないという思いが沸き上がってくる。そして無言で”ROOM”を展開すると、沈みゆく船を一刀両断にした。
ロー「船はまだ沈んでなかったぞ。おれが今斬った。おれの勝ちだ」
キッド「ああ!?」
その言葉にキッドが反応する。と、ファイアタンク号のメインマストの方から声が響く。
ルフィ「”ゴムゴムの”ォ~~~!」
何事か、とキッドは上を見上げた。
ルフィ「”銃”!!!」
キラーに殴られ、ローに斬られ、それでも僅かに海上に出ていた政府の船。
だが、そこへルフィの攻撃が当たり、ついに海の底へと沈んでいった。
ルフィ「おれが沈めた!!おれの勝ちだ!!」
ロー、キッド「「あ”ァ!??」」
キラー(バカだ、バカがいる......)
- 20二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 16:01:10
こりゃキラーさんがまとめ役(船長)になるわ
- 21超新星ダイス主22/11/06(日) 16:11:51
- 22超新星ダイス主22/11/06(日) 16:31:48
- 23二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 16:32:47
キラーさんと頭目の胃が心配でならない…医者はいるはずなのに…
- 24二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 16:34:16
胃痛の原因の三分の一はその医者なんですが…
- 25二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 16:34:29
キラーが船長、って事はこれから起こる全ての事件の主犯というか代表がキラーになって懸賞金もめっちゃ高く…?
- 26超新星ダイス主22/11/06(日) 17:15:49
ロー、キッド「「なんでおれがてめぇの下に付かなきゃならねぇんだ!!」」
ルフィ「おれが船長だからだ!!お前らおれのクルーな!!」
ロー、キッド「「お断りだ!!」」
キッド「てめぇと組むのは良いが...お前が船長だァ!?「おれが」船長の間違いだろうが!!」
ロー「何勝手なこと言ってやがる...船長はおれに決まってるだろう」
気に入った者同士で組もうと言う話をしているハズなのに、何故こうも喧嘩腰になるのか...。
キラーは呆れ果てた。もっとこう、譲り合いの精神だとか...ってそんなものキッドが持っているわけないか。
ならば同じく張り合っている他2人も似たもの同士、つまりはまあ、頑固者なのだろう。
そこまで考えると、キラーは取り敢えず3人の制止に入る。
キラー「待て待ててめぇら、一旦落ち着け」
キラー「つまり、なんだ。キッドと...ローとルフィと言ったか、てめぇら同じ船で海賊やりてぇってことで良いんだな?」
3バカ「ああ」
キラー「だったらケンカしてねぇで妥協点を探せ。...と言ってもてめぇらに任せちゃ永遠に終わらねぇだろうよ。だからこれ使って決めろ」
そう言ってキラーが取り出したのは11枚のカード。
中には船での役職が書き込まれている。
キラー「本当にてめぇらが組みたいなら、これを引いて出た役職に徹しろ。もし船長以外が出ても文句言うなよ!?」
場を仕切るキラーに言いたいことはあったが、「じゃあてめぇら一生そこでケンカしてろ」の一言でぐぬぬ...と黙り込んだ。
- 27超新星ダイス主22/11/06(日) 17:16:13
良いですねそれ!採用!!
- 28超新星ダイス主22/11/06(日) 17:28:05
キラーがカードを裏返しにしてシャッフルする。
キラー「さあこれを引け」
扇形に重ね広げたカードを、バッと目の前に出す。
ルフィ「んんーーーーー......」
キッド「............」
頭を悩ませるルフィとキッドだが、ローは暫く考えると、
ロー「おれは船医にする。船長は降りる」
ルフィ、キッド「「はぁ!?」」
ロー「考えても見ろ...仮に船長以外になったとしたらそいつは専門外だ。まあそれでも「おれなら」全てこなせはする。...だが、おれを差し置いて他人に船医はやらせたくねぇ。特にてめぇらはダメだ。雑過ぎる」
どうやらそれなりに考えた結論のようだ。
唸るルフィとキッドを横目にさっさと船長決めから降りてしまったロー。
一過性の熱に囚われず長い目でものを見られる性格が出たとも言える。
- 29二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 17:34:50
せっかく医者がいるのに船医以外は勿体無いし最悪全滅するな
- 30超新星ダイス主22/11/06(日) 18:06:03
- 31超新星ダイス主22/11/06(日) 18:10:47
- 32超新星ダイス主22/11/06(日) 18:13:57
- 33二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 18:16:18
ルフィが船医になったら食事療法がメインだからね…先に船医とってくれたローには頭が上がらない
- 34超新星ダイス主22/11/06(日) 19:36:48
ルフィ「おいキラー!カード貸せ!」キラー「あっ、おい!」
ルフィは”航海士”、”船医”、”操舵手”が抜かれたカードをキラーから抜き取る。
ルフィ「おいゾロ!これ引け!」
ゾロ「あぁ?”剣士”??何当たり前のこと書いてんだ」
ルフィ「アプー!これ引いてみろ!」
アプー「♪♫アッパッパッ♪なんだいきなり。...”音楽家”?おれっちのことだな??これがどうし...ってもういねぇ」
ルフィ「おいホーキンス!」
ホーキンス「ふむ...タロットカード以外のカードは随分久しぶりだ。”狙撃手”」
ルフィ「おいベッジ~~!」
ベッジ「なんだ騒々しい。おれの船でドタバタすんじゃねぇ。あ?カードだ?...”船大工”...なんだこりゃ」
取り敢えず船に乗っている人員(ルフィ視点では全員仲間)に片っ端からカードを引かせてみるルフィ。だが全然”船長”が出てこないのでイカサマを疑う。
ルフィ「おいキラー!!このカード全然でねぇぞ”船長”!!ズルしてんじゃねぇのか!?」
キラー「は?何も仕掛けてねぇが...おかしいな...」
ピラッ
「「あ」」
キラーの引いたカードには「船長」の文字がしっかりと書かれていた。
- 35二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 19:38:57
キラーさんの受難のはじまりであった
- 36超新星ダイス主22/11/06(日) 19:39:13
折角筆がノったのに...巻き込まれIP規制とは...!
...(運営には)敵わぬポロッ - 37超新星ダイス主22/11/06(日) 19:56:07
キラー、ルフィ「「.........」」
キラー「...やり直すか?」
ルフィ「!...dice1d2=2 (2) 」
1.もっかいだ!
2.いや!これでいい!
※1が出ると2が出るまで振り直します。
そして何度繰り返してもキラーは船長のカードを引き当てます。
- 38超新星ダイス主22/11/06(日) 20:15:55
ルフィ「!...いや!これでいい!」
キラーの問いかけにブンブンと首を振るルフィ。
一度決まったことにグダグダ言うのは男じゃないと、恐ろしい祖父から言いつけられているのだ。
キラー「そうか...おいキッド!ロー!」
キッド、ロー「?」
キラー「どうやらおれが船長になっちまったらしい!正直誰かに代わって貰いてぇくらいだが、精々きっちり面倒見てやる!」
キッドとローにもカードの報告をするキラー。そしてルフィから聞いた他の役職もついでに伝える。
船長以外に気にする役職も無かったため、そこは軽く受け流す2人。
キッド、ロー(まぁコイツなら...)
強さ、カリスマ共に兼ね備えていそうなキラーを見て、3人のうち他2人が船長になるよりはマシかと納得した。
キッド「じゃ名前はキッド海賊団だな」
ロー「おい、そこはキラー海賊団だろう。...いや、やはりハートの海賊団も捨てがたい」
ルフィ「おいお前ら!勝手に決めんなよ!ルフィ海賊団とか麦わら海賊団もカッコイイぞ!!」
「「「.........」」」
「「「!!!」」」
キラー「もうヤダこいつら...」
海賊団の名前はひとまず保留となった。
- 39二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 20:18:37
がんばれキラー船長
そのうち仲裁屋が入るし負担も減るから… - 40超新星ダイス主22/11/06(日) 20:49:47
- 41超新星ダイス主22/11/06(日) 21:13:48
そして宴が終わり皆が寝静まった頃、ローはひっそりと町の外れ、森の中へと動き出した。
ロー「...おい役人ども。尋問の時間だ」
役人ズ「(ムー!ムー!)」
そう、ローは日中の戦闘時、船を沈める前に貴重な情報源として役人達を縛り上げて捕獲していたのだ。
初めはベッジの船に乗せ、フレバンスへ戻ったら森の中に放置(シャンブルズ)。
そして今からフレバンス、そして珀鉛のコインを狙った理由を問い詰めてゆく。
ロー「なんだ口布のせいで喋れねぇってか?どうせ今外したって煩く喚くだろう、てめぇらは。あいにくおれは、正確な情報以外のセリフは聞きたくねぇんでな」
ムームーと声にならない声を上げて暴れる役人もいる。しかしそんな役人達をローは容赦なく追い詰める。
ロー「今からおれはてめぇらの命を握る...”メス”」
その瞬間、役人達の胸元に穴が開いた。恐る恐るローの手許を見るとそこには―――
役人ズ「ヒィッ!!」
間違いなく、文字通り彼らの”命”が握られていた。
- 42二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 21:32:47
現状コックがまだいないからこのメンツだと宴の料理作ったのキラーさんなんだろうなぁ感がある
肉だけだとホーキンスが何も食べられないからなんか作ってくれてそう - 43超新星ダイス主22/11/06(日) 21:55:22
心臓を握られ、体をバラバラに”切断”され、無機物とくっつけられ、それでも抵抗すると”ラジオナイフ”で中々接合されない恐怖を味わいながら、威力を極力落とした”カウンターショック”を落とされる。
ロー「いい加減話せ。おれは殺人は好まない」
そしてついに、最も情報を持つ4式使いの男が口を割った。
4式使い「...ハァ...ハァ...っく、”珀鉛回収”の指令は政府上層部から降った...。最終目標は、再び珀鉛で武器を作ること。そして目下の目標は、”珀鉛の克服”...!」
克服、だと...!?ローは耳を疑った。
まさか、あんなに大勢を犠牲にした悲劇を繰り返すつもりか。
あれがそう簡単に克服できるような性質なら自分は、フレバンスはあんなに苦しい思いをしなかったと言うのに。
4式使い「フハハ...流石の貴様とて想像もつかんか...」
ロー「黙れ」
軽く”ショック”を走らせ、余計な口を閉ざさせる。
4式使い「ぐぅっ...!ハァ...!...まぁいい、どうせ知ったところで何も出来まい。...ジェルマ66」
ロー「!!!??」
告げられたそれは、余りにも有名で、或いは全く知らない、空想上の組織の名だった。
- 44二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 21:59:12
- 45超新星ダイス主22/11/06(日) 22:17:17
4式使いから聞き出した情報を纏めると、こうだ。
・世界政府は”珀鉛”製の武器を再び手に入れようとしている
・そのために、現在は”珀鉛”を克服する方法を探している
・その事業にて提携する相手こそが「ジェルマ66」
・「ジェルマ66」は主に人体実験と”珀鉛”の研究を担当
・世界に散らばった”珀鉛”を探しては提供するために回収任務を受けていたのがこの4式使い達
・回収できる量が減ってきたのでいっそのことフレバンスから掘り出そうとしたのが、今回の目的
これらの発言を耳にしたローは、情報の洪水に一瞬固まった。
ロー「.........いや、ジェルマ66ってのは小説の悪役だろう。まさか...」
4式使い「クク...ああ、”いる”」
ロー「!!!」
長年フィクションだと思っていた存在が実在するものだと知り、悪役とは言え不覚にもローのテンションは上がった。
4式使い「それとこいつはあくまでも噂の類だが...」
ロー「なんだ、吐け」
4式使い「そもそも”珀鉛の武器”はジェルマ66が政府に提案した話だ。が、そのジェルマ66の裏に、それを耳打ちした奴がいると聞く...」
それが真の黒幕か、とローは身構えた。
4式使い「かの”王下七武海”の一角...ドンキホーテ・ドフラミンゴ。噂では、コイツが政府とジェルマ66の両方を唆していると...」 - 46超新星ダイス主22/11/06(日) 22:19:08
あ、画像貼り忘れた
文字が多いのと余りダイスやれてなくて見づらいと思います。
そこは今後の課題ですね。如何に選択肢を作るか。
では今日はここまで。
おやすみなさい。 - 47二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 22:55:05
おやすみなさい、今日もおもしろかったです!ローが結構情報を得てる…!仲間にこれを話すか否か…続き楽しみにしてます!
- 48二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 04:39:10
ほしゆ
- 49超新星ダイス主22/11/07(月) 07:13:56
おは
軽くダイス振っときますか
ローは情報を共有する? dice1d2=2 (2)
1.する。ルフィやキッド達なら巻き込んでも大丈夫そうだ。
2.しない。仮にも仲間に世界を敵に回して欲しくない。
- 50二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 07:19:34
そういうとこだぞロー
- 51超新星ダイス主22/11/07(月) 07:46:43
そうそう、このスレを見て下さる皆様のご意見も
反映できそうならストーリーに入れていってます。
なので、思いついたネタとかあれば流れ気にせず好きに書いちゃってください~。
◇◇
~翌日の朝~
一同「ふわぁ~よく寝た~~」「あー昨日は飲み過ぎた...あったま痛ぇ」「朝食はサンドイッチで良いか」「パンは止めろ」
日が昇り、カモメたちが鳴きだすと、1人、2人と目覚め起き出す。
遅くまで続いた宴会の跡片付けをしつつ軽食を摂っていく。
ロー「おい、お前らメシ食い終わったら医務室へ来い。そうだな、3人づつくらいが良いか」
おにぎりを頬張りながらローが言う。
何の用事だろう?と不思議に思うも、みな素直に頷いた。
◇◇
~医務室~
ロー「よしまずはお前らか。...”ROOM”、”メス”、”タクト”」
dice7d3=2 2 3 1 1 1 3 (13) 「!!????」
1.ルフィ
2.ゾロ
3.アプー
4.ホーキンス
5.ベッジ
6.キッド
7.キラー
- 52二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 07:49:15
このレスは削除されています
- 53超新星ダイス主22/11/07(月) 07:53:29
あ"ー!またダイスミスってる!
こう!こうです!3人ずつとかはちょっとナシで...
あと、続きは午後から投稿します
dice1d3=3 (3)
1.ルフィ、ゾロ、アプー
2.ホーキンス、ベッジ
3.キッド、キラー
- 54超新星ダイス主22/11/07(月) 07:55:47
第2陣はこの人たち
dice1d2=2 (2)
1.ホーキンス、ベッジ
2.ルフィ、ゾロ、アプー
- 55超新星ダイス主22/11/07(月) 14:37:13
~医務室にて~
キッドとキラーの場合
キッド、キラー「何しやがる!」「てめぇ、こりゃ何の真似だ...!」
キッドにしては珍しく他人の言う事に素直に従ったというのに、問答無用で攻撃されるとは。
ローに腹の内臓を取り出された2人。まさか裏切られたのかとキッドは憤慨した。
しかしローはそれに構わず、淡々と説明する。
ロー「一昨日と昨日でおれ達は結構な量の”珀鉛”の粉塵を吸い込んだはずだ。致死量には程遠いが、毒は毒。内臓に散らばったそいつを摘出する。...”スキャン”」
キッド、キラー「おわああああああ!!!」
この世界のこの時代に、インフォームド・コンセントなどという言葉は”ない”。
◇◇
この世のものとは思えない外科を見てしまったキッドとキラー SAN値減少によりSAN値チェック!
(前スレだと間違ってるとこ多かったので勉強しなおしました。
一律75からの引き算にします。マイナス以降は0で)
①キッド dice1d99=1 (1)
②キラー dice1d99=9 (9)
- 56二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 14:53:19
すごい、全然減ってない
- 57超新星ダイス主22/11/07(月) 14:55:28
◇◇
ルフィ、ゾロ、アプーの場合
「アッパッパ!おいトラファルガー!キッドとキラーのやつ、顔色が悪かったぞ!一体何やった??」「おれ医者に診て貰うの初めてだ!」「おれもだな」
先に治療を受けたキッド達がおかしかったと指摘するアプー。珍し気に医務室をきょろきょろ見渡すルフィ。部屋に入ってすぐROOMを展開されても、先ほどの2人と異なりほのぼのとした空気が流れている。
ロー「ああ、あいつらのことは少し切り刻んだだけだ。...今からお前達にも同じことをする」
ゾロ「!てめぇそれは一体どういう...」
瞬時に警戒心を露にするゾロ。しかしルフィはにこにこと笑っている。
ルフィ「ししし、まー心配すんなって。こいついい奴だからよ!なんか理由があんだろ!」
ロー「ふん、麦わら屋の言う通りだ。てめぇらの体内には鉛が大量に溜まってる可能性がある。今からそれを取り除く手術を開始する。...”メス”」
またもや問答無用で取り出される臓器。
ルフィ、ゾロ、アプー「「「.........」」」
ルフィ、アプー「「ぎゃああああああああ!!!」」
ゾロ「うおっ!!?なんじゃこりゃ!!」
医務室に再び悲鳴が響いた。
◇◇
3人のSAN値チェック
①ルフィ dice1d99=47 (47)
②ゾロ dice1d99=67 (67)
③アプー dice1d99=50 (50)
- 58超新星ダイス主22/11/07(月) 15:18:00
やっぱりルフィたちは良い反応してくれる。
にしてもキッドは凄い。まあでも胆力ありそうですしね。
◇◇
~ホーキンスとベッジの場合~
ロー「やっと話がまともに通じそうな奴らが来たな。...お前達には最初に言っておく。今から行うのは簡単な”手術”だ。多少血は出るが痛みは与えねぇ」
ベッジ「...なるほどな。先にここへ来た奴らの表情の意味が分かったぜ」
ホーキンス「手術が成功する確率...98%...」
ロー(ユースタス屋や麦わら屋達の時は暴れられないようにと無力化を図ったが...。こいつらなら落ち着いて話が出来そうだ)
大人で冷静そうな2人なら大丈夫そうだと判断したローは、”珀鉛”の危険性と”珀鉛病”の特性を改めて2人に説明した。
自分の時は最終的に肝臓に溜まったこと、初期段階では体中に散らばってしまっていることなども含めて。
ロー「そういうわけで手術を開始するが、良いな?」
了承するベッジとホーキンス。
この時の手術は、これまでで最も穏便な治療であった。
◇◇
ホーキンスとベッジのSAN値チェック
①ホーキンス dice1d99=15 (15)
②ベッジ dice1d99=44 (44)
- 59二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 15:28:55
- 60超新星ダイス主22/11/07(月) 15:36:08
今回のローは、
(別に今はひっ迫した状況でもないし、拒否られる可能性ありそうだから最初に人質(?)取っとくか)
て思考ですね。
パンクハザードで麦わらの一味見つけた時に人格シャンブルズさせて、ちょっと考えて同盟提案した辺りから、
ローは焦ってると取り敢えず相手を無力化させてから思考を整理する印象です。
- 61超新星ダイス主22/11/07(月) 15:39:22
↑「焦ってると」というか「軽くテンパってると」、ですね。
つまりここのローは冷静なつもりでいて割かし動揺してます。
【ダイス】
そろそろグランドライン入る? dice1d2=1 (1)
1入る!
2あと1つ島行くぞ!(仲間は増えない)
- 62超新星ダイス主22/11/07(月) 16:01:59
- 63超新星ダイス主22/11/07(月) 16:05:03
2番目の敵 dice1d2=1 (1)
1.バギー
2.アーロン一味
- 64二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 16:16:52
vsミホークならゾロのイベント起こせるな
- 65超新星ダイス主22/11/07(月) 16:29:56
続き
◇◇
そんなこんなで、各々思惑を胸に秘めて一路偉大なる航路へ向かう。
ベッジ「ようやく偉大なる航路に行ける...。ここまで随分と寄り道しちまった」
ルフィ「いっぱい冒険できたな!仲間も出来たし!!」
ベッジ「...!お陰様でな!!...それで、偉大なる航路への入り方だが、二つあるってことは今言ったな」
偉大なる航路への行き方を説明するベッジ。その話題に他の船員たちも耳を澄ます。
ベッジ「コイツが方法その1。リヴァースマウンテンを超える入り方だ。そしてもう1つは、凪の帯を進む方法となる」
続けて、ベッジはリヴァースマウンテンと凪の帯の説明をする。どちらも危険な道だと言い、船員たちに選択を迫る。
ベッジ「さあ、お前らならどっちを選ぶ?」
◇◇
【ダイス】 dice1d2=1 (1)
1.リヴァースマウンテン!!
2.凪の帯!!
- 66二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 16:59:37
このレスは削除されています
- 67超新星ダイス主22/11/07(月) 17:02:20
ひゃっほー!リヴァースマウンテンだー!
クロッカスさんどうしよっかなー、バトる?バトる?
◇◇
キッド、ルフィ「リヴァースマウンテン!!」
キラー「だ、そうだ」
船長はキラーのハズなのに、キラーより前に出て答えるルフィとキッド。
ベッジ「そういうことなら...まあ、何があっても驚かねぇ覚悟はしとけよ?」
◇◇
ルフィの不慣れな操舵とキッドの大雑把な航路決めで、ふらふらと危なっかしい航海をする一行。
ホーキンスの天候や海流の占い、そしてローのシャンブルズでなんとか遭難を乗り切り、ついに船はリヴァースマウンテンへと迫った。
ロー「くそっ、嵐が酷い!出直すか!?」
ルフィ「駄目だ!!今行くんだ!!」
キッド「出直す!?バカ言うな!このまま突っ切れ!!」
嵐の中、途切れ途切れに見える”導きの灯”を頼りにルフィはなんとか舵をきる。
もちろん、ルフィだけではどうにもならないので、総出で作業だ。
ベッジ「違う!進路がズレた!こっちはただの”赤い土の大陸”だ!」
ルフィ「れっどらいん??...すっげぇ!これがそうか...!」
- 68二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 17:30:08
このレスは削除されています
- 69超新星ダイス主22/11/07(月) 17:33:20
初めて見る”赤い土の大陸”にドキドキとワクワクが抑えきれないルフィ。
ルフィ「この壁の向こうにシャンクスとエースはいるのか...!」
ベッジ「おいボケッとすんな!!てめぇが操舵手なんだろ!?船動かせ!!」
この海で目標となるシャンクスとエースの名を呟くルフィだが、雨と風の音で隣にいたベッジには何も聞こえなかったようだ。
そして、船を再び進めていく。
「「おれは海賊王になるために」」
「おれは大剣豪に」
(この者達の運命を見届けるために)
(イイ思いして楽しく生きてくために♪)
(裏社会の支配のために)
「あの人の本懐を遂げるため」
「キッドの夢を共に果たすために」
嵐の中、隣人の声も中々届かない船上で、誰からともなくこの海での野望を告げていく。
- 70二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 17:47:03
()の人は無言で足だけ乗せてるのかと思うとシュールだな
- 71二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 17:52:30
そういや北の海から入ったらバルトロメオはファンボーイにならない可能性あるんだよな
また別の事件で脳焼かれるかもだけど - 72超新星ダイス主22/11/07(月) 18:07:55
◇◇
そしてファイアタンク号はリヴァースマウンテンに到着した。
ルフィ「なんだこりゃあ!」
キッド「海が山登ってやがる!!」
ゾロ「これが運河の入り口か!!?」
ホーキンス「麦わら、”門”に近づいたらすぐ右に舵をきれと、カードが示した」
ルフィ「おう!おもかじいっぱーい!!」
ボキィッ!!
一同「「あ......」」
折れた舵を見て、船員たちは慌てだす。「何やってんだてめぇ!」「人の船傷つけやがって!!」「うわぁ!ぶつかるぶつかる~~!!」
船は急流に乗り、ほんの数瞬のうちに”赤い土の大陸”へぶつかりに行く。
ロー「”シャンブルズ”!!」
ローの機転でなんとか危機を脱した一同。ルフィは当然、全員から責め立てられた。
そして海流を掴んだ船はグングンと頂上まで進んでゆく。
全員「「”偉大なる航路”......入ったァーーー!!!」」
ルフィ「ここが世界で一番偉大な海...」
- 73二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 18:10:00
トラ男シャンブルズを常に使う分戦闘より日常の方で練度上がりそう
- 74超新星ダイス主22/11/07(月) 18:13:44
- 75二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 18:18:00
映画のクソデカルームがDR編の時点でも夢じゃないな……あとホーキンスが占って安全か確かめても、ルフィとキッドが走り抜けるからトラブルに見舞われる珍道中始まったな
- 76超新星ダイス主22/11/07(月) 18:27:19
ブオオオオオオ!!!
キッド「おい何だ、何か聞こえたか?」
キラー「風の音だろう」
霧の立ち込める運河を下りながら、妙な音を聞きつけ、キッドは疑問を示した。
それに対し、キラーは「変わった地形が多いらしいから風の音だろう」と返す。
アプー「おいなんだありゃ!山があるぜ!!」
ロー「山?そんなハズはない。ここを超えたらあとは海だけだ」
ベッジ「......」
ニヤリ...とベッジが口角を上げる。
ブオオオオオオ!!!
再び音がした。
ルフィ「ん?」
目を凝らしてよく見てみる。違う、あれは山ではなく...
一同「「山じゃねぇ!!クジラだァ!!!」」
「おいおいどうすんだぶつかるぞ!」「舵とれねぇよ!」「マズい、あれはROOMの範囲外...!」
【ダイス】さて、巨大なクジラにぶつかりそうなファイアタンク号。
どうやって急停止させる?dice1d2=1 (1)
1.原作と同じ
2.安価で決める
- 77超新星ダイス主22/11/07(月) 18:55:38
ルフィ「そうだいいこと考えた!!」
そう叫ぶルフィに、全員は一瞬だけ希望を見る。しかしそれはすぐに嫌な予感に切り替わった。
キラー「何するつもりだ麦わら!!」
ドウンッ!!
船の大砲を撃つ。
「よしっ!止まったか?」これは良い判断だと笑顔のルフィ。
しかし、船の勢いは消えず、真正面から巨大クジラにぶつかってようやく止まる。
バキッ
と船首が折れ跳ぶ音を鳴らして......。
ベッジ、ルフィ「「!!!」」
お気に入りの特等席が折れたルフィと、自分の船がどんどん破壊されていくベッジ。2人は酷くショックを受けた。
◇◇
【ダイス】SAN値チェック dice3d99=35 71 72 (178)
①ベッジ②ルフィ③キラー(胃痛)
- 78超新星ダイス主22/11/07(月) 18:58:04
自分で書いてて思ったんですけど、この船の船首って大砲部分ですよね?
初っ端から竜骨イってません??大丈夫? - 79超新星ダイス主22/11/07(月) 19:31:39
キッド「チクショウ...!こうなったらあのクジラ潰して...」
キラー「やめろキラー!下手に攻撃するとヤツに海流を乱される!」
ゾロ「何にせよ反応がねェ...!今の内に漕いで逃げるぞ!」
砲撃を受けたというのに、微動だにしないクジラ。
今この場でクジラを相手取るのは危険だと、急いで船を動かしていく。
ルフィ「うっ......えぐ...ヒグ...おれの特等席ぃ~~...!」
あまりのショックの大きさに、ルフィは泣き崩れる。
ベッジ「うるせぇ麦わら!!泣きたいのはこっちだバカ野郎!!」
キラー「てめぇらほんと、本当にいい加減にしろ...グハッ!」
キッド「うおっ!?キラーが血ィ吐きやがった!」
ロー「......胃潰瘍だな」
そうこうしているうちにクジラが再び動き出した。
ガパッと大口を開けて、目前の海流を飲み込んでゆく。そして、逃げ切れなかった船も巻き込まれる。
dice1d8=7 (7) 「おっと!」
他の皆が船ごと食べられてしまう中、1人だけ上手く避けた者がいた。
◇◇
1.ルフィ 2.ゾロ 3.アプー 4.ホーキンス 5.ベッジ 6.キッド 7.キラー 8.ロー
- 80二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 19:33:20
キラー船長~~~~!
- 81二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 19:36:12
お労しやキラー船長...
- 82二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 19:38:33
ルフィの初泣きここでええのんか?(困惑)
- 83二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 20:06:50
キラー「おいおいおい...!!どうすんだ全員食われちまったぞ...!...おいクジラ!!てめぇこの野郎...!!何おれの相棒食ってんだ!!今すぐ吐きやがれチクショウ!!!」
唐突に大切なものを奪われた怒り、嘆き、悲しみ。トラウマとも言えるそんな思いが、自覚する間もなく一度に襲ってくる。
両手の刃を全力でクジラにぶつけるも、余りにも硬く、広く、分厚い皮膚には、大した傷がつかない。
次第にクジラは沈んでゆく。海に潜る気だ。
このままでは埒が明かないので、何か使えるものが無いかと辺りを見渡す。すると、クジラの背に何故かハッチを見つける。
キラー「は?」
◇◇
~クジラの体内~
キッド「おい...どうなってんだコイツは」
ロー「おれはクジラに飲み込まれたつもりでいたが...」
ルフィ「うっ...!うっ...!特等席......」
ゾロ「...で、いつまで泣いてんだてめぇは!」
アプー「これは...夢か?」
ベッジ「夢だな」
- 84二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 20:09:07
冷静に診断してるトラ男じわじわくる、それどころじゃないよ医者!!
- 85二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 21:21:42
胃はストレスでやられた上にトラウマ刺激されるなんてキラー船長が何したって言うんですか…?
- 86二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 21:24:44
常識人すぎた
- 87超新星ダイス主22/11/07(月) 23:04:44
言えない...このスレやってる途中でくっそしょうもないラブーンネタ思いついて別スレ立ててたなんて...
キリよくオチがついたから戻って来たなんて...いえない...
~体内から続き~
アプー「んじゃあの島と家はなんだ?」
ベッジ「...幻だろ」
ルフィ「...島?」
クジラに飲み込まれたルフィ達の目の前には、何故か青い空と白い雲、そして一軒の家が建つ小島があった。
これは夢か幻かと自分の目を疑っていると、ザバッと波飛沫を上げて大王イカが姿を現す。
それに身構える一同だが、その次の瞬間、3本のモリが大王イカに勢いよく突き刺さった。
ゾロ「人は居るみてぇだな...」
キッド「フン、人だと良いがな」
ここが夢でも幻でも、こんなところに住むのは人間かどうかも疑わしいとキッドは言う。
???「船...」
家の扉から姿を現したのは——
ルフィ「花だ!!」
キッド「花ァ!?」
花びらのような髪型をした漁師だった。
- 88超新星ダイス主22/11/07(月) 23:05:31
ルフィ「違う!花のおっさんだ!!」
???「.........」
その人物はこちらをしっかりと凝視してきたうえで、何事も無かったかのように新聞を読みだした。
キッド「なんか言えゴラァ!!」
アプー「アッパッパッ♪妙なジジイだ!戦るなら戦るぜ?♫チェケラ!」
???「......やめておけ。死人が出るぞ...」
◇◇
【ダイス】戦る?戦らない? dice1d2=1 (1)
1.もちろん戦ってみる!
2.いや、ここは様子見だ
- 89二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 23:07:51
アカン一番喧嘩売っちゃいけない人と戦いだした
- 90超新星ダイス主22/11/07(月) 23:09:38
バトルきたーー!
【戦闘ダイス!】
謎の花のおっさんとルフィ達のバトル!勝ったのは? dice1d2=2 (2)
1.花のおっさん
2.ルフィ達
- 91二次元好きの匿名さん22/11/07(月) 23:11:58
クロッカスさーーーーん!!
- 92超新星ダイス主22/11/07(月) 23:19:28
勝てちゃったかあ
【ダイス】
勝者、ルフィチーム!その勝因は!? dice1d4=1 (1)
1.普通にルフィ達が強かった
2.おっさんのぎっくり腰
3.おっさんが敢えて手加減した
4.クジラが暴れて、おっさんがバランス崩した
決め手は? dice1d4=3 (3)
1.ルフィの”ゴムゴムの銃”
2.ゾロの”鬼斬り”
3.アプーのミュージック
4.ホーキンスの釘打ち
5.ベッジのシロシロ射撃(体内から狙撃)
6.キッドの”磁気””弦”
7.ローの”ROOM”からのバラバラ
- 93超新星ダイス主22/11/07(月) 23:20:14
決め手のダイス振り直し
dice1d7=5 (5)
- 94超新星ダイス主22/11/07(月) 23:44:06
普通にルフィ達の方が強くて普通に撃たれちゃった...まあ20年ブランクあればそんなもんかな?
~謎のおっさんが凶弾に倒れたとこから再開~
???「ヴッ...!これは...銃か!くそっ、トシで体が鈍ったか...?」
ベッジ「あいにく兵力が違うもんでな」
1対多数かつ不意打ちとはいえ、ベッジは得体のしれない男に銃弾を埋め込むことに成功した。
男は銃弾の当たった左肩を抑えて膝をつく。
ルフィ「おっさん強ぇなー!でも戦いはおれ達の勝ちだ!」
ゾロ「おい、てめぇ何者だ。ここは一体どこだ?」
???「......ハァ...ハァ...人に質問するときは...まず自分から名乗るのが...ッ礼儀ってもんじゃないのか...?」
男は倒れてなお、鋭い眼光をこちらへ飛ばし、威嚇を続けている。
ゾロ「ああ...まァそりゃそうだ。悪かったな」
???「私の名はクロッカス。双子岬の灯台守をやっている。歳は71歳、双子座のAB型だ......」
ゾロ「あいつもっぺん斬って良いか!?」
ルフィ「まァ落ち着けって」
- 95超新星ダイス主22/11/08(火) 00:04:52
- 96超新星ダイス主22/11/08(火) 00:31:16
◇◇
~胃酸の海の外~
謎の男「OK?ミス・ウェンズデー。3・2・1B(ベイベー)で開けるぞ」
謎の女「了解。Mr.9」
謎の男女が扉の前で謎の会話をしている。
外ではクジラが暴れているのか、空間全体が激しく揺れていた。
キラー「くっ!バランスが取れねぇ...!...ん?なんだアイツら...!」
あの後、咄嗟にクジラの体内に潜り込んだキラーは振動で不安定な通路をなんとか探索していた。
すると謎の男女が謎の扉を開けようとしているではないか。
キラーはこのクジラのことを尋ねてみようと走り寄ってみる。
しかし揺れで勢いがつきすぎたのか、ぶつかって扉の外へ落ちてしまった。
◇◇
キッド「キラー!!」
キラー「!!キッドか...!?それの他のやつらも...!」
謎の男女「ああああああああ」
ルフィ「よっと!」
突然、扉を開けて落ちてきた3人。ルフィは腕を伸ばして取り敢えずキラーだけ回収した。
- 97二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 00:37:32
原作より血の気多くね?流石殺戮武人海賊団(船長不在)
- 98超新星ダイス主22/11/08(火) 00:58:41
ガヤガヤと騒がしくしている他メンバーは放っておき、ローはクロッカスの正体を考察し続ける。
そして謎の男女が甲板に回収された頃には、凡そのアタリをつけていた。
ロー(ここまで滅茶苦茶な改造しておいてまだ生きているクジラ...。つまり健康が計算に入れてあるということ。そこまで動物の体内に詳しく、更に風で少し香ってきたアルコールの匂いから考えると――)
ロー「聞けてめぇら、クロッカスはこのクジラの”医者”の可能性が高い。泳いで外へ向かったのもこの揺れを止めるためだろう。だが、あの傷だ。上手く治療出来るとは思えねぇな」
◇◇
【ダイス】
ローはこの後クロッカスさんを手伝う?手伝わない? dice1d2=1 (1)
1.同職のよしみだ、手伝う
2.このままあいつの覚悟を見定める。手伝わない
- 99超新星ダイス主22/11/08(火) 01:04:03
余談ですが、ラブーンの改造ってベガパンク関わってるんじゃないか疑惑が個人的に濃厚です
改造の仕方がベガパンク好みっぽいし、なにより医療知識だけでなんとかなる技術力じゃない...! - 100超新星ダイス主22/11/08(火) 01:40:40
ローの屋号呼び忘れてました!下の方で呼び方のダイス振っときますね!
ロー「この仮説が正しけりゃ...おれはdice1d3=1 (1) を手伝いてぇ。少し抜けるぞ」
言い終わるや否や、シャンブルズで扉の方へ転移するロー。廊下に残る血痕を頼りに、クロッカスの下へと歩いて行った。
◇◇
クロッカス(止めろラブーン...”赤い土の大陸”は世界を分かつ壁。お前がいくら頭をぶつけようと、あいつらが帰ってくることはないのだ...!)
フラフラとよろめきながら、巨大な注射器をセットするクロッカス。どうやらローの推測は当たっていたようだ。
ロー「そいつは鎮静剤か。おれも”医者”だ...同業のよしみで手伝おう」
そういうとローは能力でクロッカスの体から弾丸を抜き取り、止血を施した。
クロッカス「密漁者が...どういう心境の変化だ...?」
ロー「おれ達は密漁が目的じゃねぇ。このデケェクジラに偶然飲み込まれただけの一般海賊だ。さっきはウチのバカ共がケンカ吹っ掛けて悪かったな」
クロッカス「......」
ローは上手く狙いを定められないクロッカスの代わりに、クジラに注射を打つ。
実際に危害を加えられたこともあって警戒心は解かないが、それでもこうして治療を手伝いに来たことに嘘は無い。クロッカスはほんの少し、ローに気を許した。
◇◇
【ダイス】
クロッカスさんの呼び方候補
1.クロッカス屋
2.花屋
3.安価で振り直し!
クロッカスさんの ①ローへの好感度 ②ロー以外の一味 への好感度上昇幅(元は両方マイナス20)
dice2d99=30 91 (121)
- 101二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 01:41:40
クロッカスさんなんで!?
- 102二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 01:47:05
オペオペの実の能力者だから警戒したとか?
なんかドフラがジェルマに珀鉛の情報流したっぽいし、それとは別にオペオペの実に関して噂を流してる? - 103超新星ダイス主22/11/08(火) 02:18:24
おっかしいねえ~
なんでローより他メンバーの好感度の方が上がってるんだろうねえ~
◇◇
~再び船上~
クロッカス「わっはっは!悪かったなキミ達!てっきり捕鯨に来たいつもの密漁者かと!」
ルフィ「なんだ花のおっさん!元気そうだなー!ケガ治してもらったのか!」
謎の男女(どうするミス・ウェンズデー、ここは海賊船!目の前にはクロッカス!)(ここは一旦大人しくして、隙を見てバズーカで風穴開けるわよ!)
そんなこんなでルフィ達と物凄い勢いで仲直り...意気投合?したクロッカス。
背後で例の男女がコソコソ話し合っている。
クロッカスの説明では、ここはクジラの胃の中で、そのクジラの名は”ラブーン”。
50年前に生き別れた仲間の海賊の帰りを待って、”赤い土の大陸”に頭をぶつけ続けているのだと言う。
一同は「50年...!?そりゃ流石にもう...」「おれならとっくに見限ってるな♫」「......!」とざわつき、各々反応を示した。
クロッカスの説明が終わり、ラブーンの体内から出られるとなった途端、先程拾った謎の男女がクジラを攻撃した。
クロッカス「む!貴様らはいつもの...!」
身を挺して砲弾を受け止めようと構えるクロッカス。しかしそれより先にローとキッドの能力で弾を男女の目の前に移動される。
謎の男女「「え」」
ドッカアァァン...!
見事にゼロ距離射撃がキマった2人であった。
- 104二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 08:21:55
保守
- 105超新星ダイス主22/11/08(火) 09:30:28
◇◇
~水路にて~
クロッカス「――こいつらは近くの町のゴロツキだ。ラブーンの肉を狙って時折やって来る。私の目が黒いうちは、コイツらにも、他の者達にも、指一本触れさせはしない...!」
水路を通って外に出る途中。クロッカスは謎の男女を指して言った。
ゾロ「つまりコイツらが本物の密漁者ってワケか」
キラー「キッドから話しは聞いた...。ウチの奴らが無駄に血の気が多くて誤解させたな。おれ達はラブーンを狙ってるわけじゃない」
クロッカス「もちろん、それは分かっているとも」
キリキリと痛む腹を抱えてキラーがクロッカスに弁明をする。それに笑って答えるクロッカスを見て、キラーはほっと一息ついた。
◇◇
~外~
がゴン...と音を立てて水門が開くと、そこは外の海に繋がっていた。
一同「外~~~!」「やっと出られた!」
謎の男女はポイッと海に捨て、一行は双子岬へ船をつける。
ベッジ「はぁ...おれの船を早々に壊しやがってあのゴム野郎...!」
クロッカス「頭突きを止めないラブーンを放ってはおけなくて私はあそこで治療を―――」
ルフィ、キッド「「......」」
船の修理をするベッジ。人海戦術で部下と共に舵と船首を取り換えていく。
岬の方ではクロッカスがラブーンと仲間の海賊たちの話を続けており、ルフィらはそれをじっと聞いている。
- 106超新星ダイス主22/11/08(火) 09:43:29
クロッカス「――つまり、ラブーンは目的を失うのが怖いのだ。だから”赤い土の大陸”に頭をぶつけ仲間の帰還を信じ続けている」
ルフィ「ふーーん。おいキッド!!」
キッド「ああ」
ルフィとキッドはクロッカスの話を聞いて、何かを始めた。
キラー「.........」
嫌な予感が、した。
何をする気かとハラハラして見ているキラー。
すると、なんとキッドがいきなりラブーンを殴りつけるではないか!
キッド「”磁気魔人”...”磁気万力”!!!」
一同「「...!!!」」
思わず全員がそちらに目を向けて唖然とする。そこに、もう1つ声が重なった。
ルフィ「”ゴムゴムの”ォ~~~!」
ルフィ「”生け花”ァ~~~~~!!!」
キラー「.........!!!」
キラーの胃は死んだ
- 107二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 09:45:23
仲良しだなーこのW未来の海賊王(白目)
- 108超新星ダイス主22/11/08(火) 11:01:20
- 109二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 11:17:51
キ、キラー氏は何をしたって言うんだ…
- 110超新星ダイス主22/11/08(火) 11:48:26
ルフィ、キッド「「引き分けだ!!」」
ラブーン「!?」
全身を持ち上げ、今にも岬へ叩きつけようかと身構えたところに「引き分けだ」と言われてラブーンは混乱した。
ルフィ「おれ達は強いだろうが!」
ラブーン「?」
ルフィ「お前とおれ達の勝負はまだついてないから、おれ達はまた戦わなきゃならないんだ!」
キッド「てめぇの仲間はおっちんじまったが...これからはおれがてめぇのライバルになってやる」
「「おれ達が”偉大なる航路”を一周したらまたお前に会いに来る」」
そしたらまたケンカしよう!と叫ぶ2人。
ラブーンは声を上げてそれに答えた。
◇◇
ルフィ「よーし!こいつの頭にでっかいドクロ書くぞ!”戦いの約束”だ!!」
キッド「そりゃイイ。で、どんな形にする」
わいわいと盛り上がっている2人。ラブーンの頭に絵を描いて、頭突きを止めさせる作戦のようだ。
しかし、ここにきてルフィ達はあることに気がついた。
この海賊団、まだ海賊旗作って無くね?と。
そこで、皆から図案を集めて、どんな海賊旗を作るかをこの場で決めてしまうことにした。
- 111超新星ダイス主22/11/08(火) 11:49:01
- 112二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 12:02:10
これは行く先々で船長をゾロと間違えられるやつだ
- 113二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 14:08:52
- 114二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 15:46:08
- 115超新星ダイス主22/11/08(火) 17:50:25
- 116超新星ダイス主22/11/08(火) 18:24:36
◇◇
ルフィ「おっし!おれ達の海賊旗も決まったことだし!ラブーンの頭にも描くぞー!」
ホーキンス「では再びおれが...」
ルフィ「あ、待てホーキンス!おれにいい考えがあるんだ!」
キッド「ほお?考えってのは何だ」
ルフィ「ひひっ!それはな......」
何かを思いついた様子のルフィ。キッドが興味を示し、ルフィがそれを語ると、他のメンバーも興味深そうに食いついた。
◇◇
ルフィ「んん!!できた!!!これがおれ達とお前の”戦いの約束”だ!!」
大きな絵筆とハケを手に、体中をペンキまみれにしてルフィが完成を告げる。
そこには、ゾロのマークを真ん中にして、それぞれの船員たちのマークが一つずつ描かれていた。
ルフィ「お前の仲間は航海の途中で死んじまったけど!今度はおれ達が約束する!!
でもこの海は広くて!すげぇ冒険もいっぱいするから!おれ達もどっかでくたばるかもしれねぇ!!」
ラブーンに向かってルフィは叫ぶ。
ルフィ「だけど!!おれ達の生き残った誰かが絶対ここに戻って来るから!!おれ達全員で約束すっから!!それまでその”印”!!壁にぶつけて消すんじゃねぇぞ!!」
ブオオオオオオ!!
ラブーンは、吠える。誓いを立てるかのように。
その日を境に、ラブーンが”赤い土の大地”に挑むことはぱったりと無くなったという。
- 117超新星ダイス主22/11/08(火) 18:33:20
ラブーンの頭のマークは、
最初にホーキンスが7人分描く→ルフィが自分のマークを自分で描きたがる→一番最後に描く
の流れでイメージしてます - 118二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:56:19
保守
- 119二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:57:25
このレスは削除されています
- 120二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 23:00:36
◇◇
キラー「さて...そろそろ出港準備が整うが、お前ら進路はどうする。7通りあるらしいが」
クロッカス「そうだ。この岬から「記録指針」を辿って行ける島は全部で7つ。そしてそれぞれの島からは1つの島の”記録”しか辿れない。...基本はな」
ラブーンとの約束も無事に取り付けたところで、キラーは進路決めを促した。
その捕捉という形で、クロッカスも偉大なる航路の説明をしていく。
クロッカス「7本の航路はやがて引き合い、一本の航路に結び付くのだ。そして、いずれ再びこの”赤い土の大陸”を超えて海は繋がる...。最後の島の名は『ラフテル』。歴史上、その島を確認したのは海賊王の一団だけ...伝説上の島なのだ」
ルフィ「海賊王...!」
アプー「んで、”ひとつなぎの大秘宝”はそこにあんのか?」
海賊王が行ったという伝説の島の名を聞き、ルフィはワクワクした。
そこへ、アプーが”ひとつなぎの大秘宝”のことを尋ねてみる。
クロッカス「さァな...。その説が最も有力だが...誰もそこへ辿り着けずにいる」
キッド「そんなもんは行ってみりゃわかるだろ」
ルフィ「ああ!なかったらそん時はそん時だ!」
あっけらかんと言い放つ2人にクロッカスは思わず微笑んだ。
- 121二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 23:04:24
一応ほしゆ
- 122超新星ダイス主22/11/08(火) 23:40:49
>≻120すみません、ウィンドウ消したら名前も消えてました。保守ありがとうございます。
◇◇
~視点は移って岬付近の海上~
ミス・ウェンズデー「まったくドジね!大切な「記録指針」を落とすなんて」
Mr.9「まったくすまん、ミス・ウェンズデー。あれが無いと我が町にすら帰れないからな」
ラブーンから少し離れた海上で、例の男女が岬の方を見ながら「記録指針」を探していた。
そして相変わらず密漁は諦めていない様子だ。
すると、上空から風切り音が近づいてきた。
Mr.9「あ、あれはまさか...”アン・ラッキーズ”!」
ミス・ウェンズデー「しまった手遅れだった!」
現れたのは、「爆弾の包みを咥えて飛ぶ鳥」と「火打石を打つラッコ」。
見事、爆弾に点火するとポイッと下へ投げる。
再び例の男女は爆撃された。
- 123超新星ダイス主22/11/08(火) 23:41:22
◇◇
~再び双子岬~
ミス・ウェンズデー「――溺れてるところを助けてくれて、どうもありがとう」
Mr.9「不躾ながら頼みがあります。どうか我々を、ウイスキーピークまで船に乗せて行ってくれませんか」
全身からポタポタと水滴を落としながら、男女が口を開く。
話し相手はルフィ達である。
ゾロ「勘違いするなよ。ルフィがてめぇらを助けようとして海に落ちたから、ついでに拾っただけだ。助けたわけじゃねぇ」
Mr.9「そんなっ!それでもどうかご慈悲を...!」
一同から警戒の目で見られるMr.9。正体と目的を尋ねられても「言えない」の一点張り。
しおらしい態度を取って見るも、クロッカスからは「やめておけ」の忠告が飛ぶ。
◇◇
【ダイス】
Mr.9とミス・ウェンズデー、助ける?助けない? dice1d2=2 (2)
1.いいぞ!ウイスキーピークまで連れてってやる!
2.やだね!お前らラブーンを食おうとしたんだ!
- 124二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 23:59:33
あぁ、アラバスタが…!
- 125超新星ダイス主22/11/09(水) 00:15:49
ルフィ「やだね!お前らラブーンのこと食おうとしたんだ!」
ゾロ「大方、まだ狙ってるんじゃないのか?」
鋭い指摘にギクッとする2人。この場にいる者達はみな警戒心を高める。
「そ、それでも何卒皆様のおひとがらで...!」そう懇願してみるも、誰も取り合ってくれない。
ミス・ウェンズデー「な、何よこの薄情者!アンタ達今”偉大なる航路”に入ってきたばかりの新参者でしょ!?案内役が必要なんじゃなくて!?」
ベッジ「誰に向かって物を言っている...。”凪の帯”と”偉大なる航路”を通じた海域の行き来は何度も経験しているが?」
Mr.9「ぐ...で、ではウイスキーピークに来れば町を上げて歓迎しよう!料理!酒!女!好きなだけ持ってけコノヤロー!!」
ホーキンス「それが罠である可能性...100%」
どんな誘い文句も悉く打ち破られ、結局Mr.9とミス・ウェンズデーは双子岬でクロッカス預かりの身になることが決まった。
- 126超新星ダイス主22/11/09(水) 00:32:35
さてアラバスタ...どうなるんでしょうね?そもそも辿り着くかすら怪しい...
◇◇
ルフィ「じゃあな花のおっさん!色々教えてくれてありがとう!ラブーンも、また会おう!」
ロー「クロッカス屋、医者なら分かってるだろうが肩の傷は完治するまで安静にしておけ。あと、先程ラブーンを簡単に診察してみた。コイツはカルテだ。一応渡しておく」
一行は直感で進路を決めると、クロッカスとラブーンに別れを告げて双子岬を出航した。
沖へと遠ざかっていく船の背を見つめ、クロッカスは一行の見送りをする。
クロッカス「”ジキジキの実”...”ゴムゴムの実”......そして”オペオペの実”...。これらの能力者が揃う一団が現れるとはな...。
あいつらは...我々の待ち望んだ海賊達だろうか...。何とも不思議な空気を持つ男たちだ。
多少血気盛んなところはお前達にも似ているが...。なァ...ロジャーよ」
- 127超新星ダイス主22/11/09(水) 00:44:15
- 128超新星ダイス主22/11/09(水) 08:15:37
- 129二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 08:20:28
これでローへの好感度が50未満ならビックリしてた
- 130二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 08:38:14
ステッカーゴテゴテ感はわかる
統一感はあるけどバラバラだから冷蔵庫に張った同じシリーズのマグネットみたい - 131二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 16:35:33
保守がてら疑問をぶつけたいんですけど、ここのウソップなにやってると思います?
後ここのバルトロメオの最推しはきっとキラーになるんじゃないかと - 132二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 16:38:15
ウソップはifものだと海賊やって本編のルフィの航路とかルート入ってる事多い気がする
- 133超新星ダイス主22/11/09(水) 18:29:10
- 134超新星ダイス主22/11/09(水) 18:30:48
【ダイス】
”ウソップ”は...dice1d2=1 (1)
1.そんなもの、初めから存在していないではないか...
2.実在する!!
- 135二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 18:36:57
ウソップ 消滅!!!
- 136超新星ダイス主22/11/09(水) 18:50:51
- 137二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 21:25:32
このレスは削除されています
- 138二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 03:08:31
保守保守!
そーいや首領・クリーク偉大なる航路から東の海まで逃げてきたけど、この世界だと新世界から逃げてきたのかな…賞金額の桁足りなくない??? - 139超新星ダイス主22/11/10(木) 04:42:58
茶番はさて置き
◇◇
~船上にて~
ベッジ「よく聞けてめぇら。リヴァースマウンテンから最初の島までは磁場が荒れ狂っている。東西南北の海と同じだと思ってたら痛い目見るぞ」
ベッジ「例えば...今いるのは秋島の海域だ。気候は安定して波も穏やか。航海は順調...と思っているだろう?」
ホーキンス「む、違うと言うのか......このカードは...!おい、船を旋回しろ!」
ベッジの言う通り、順調に進路に向かっていると思っていた船員たち。
しかし、ホーキンスがカードを引いてみると、そこには”船の逆走”が暗示されていた。
ホーキンス「船が逆走している!」
全く風も波も変化が無かったのに、とホーキンス達は驚いた。
そして一行は慌てて船の向きを変えて、進路を取り直す。
キラー「待て、何の予兆も無かったぞ!?」
ロー「ここは「そういう海」ってことだろ。やはり今までの常識は捨てた方が良いらしい」
キッド「磁場の揺れか...どうりで気分がワリィと思ったぜ」
バタバタと船内を駆け回り、船員たちは急いで船を漕ぐ。
キッドは島々が引き合う磁場に影響されて体調が優れないようだったが、数時間後にはすっかり順応していた。
- 140超新星ダイス主22/11/10(木) 04:43:54
◇◇
キラー「吹雪で前が見えねぇ!!」
キッド「雪合戦だ!!負けた奴、格下な」
ルフィ、ロー「「!!」」
アプー「夏島のせいで日照りがヤベェな...♪」
ロー「...経口補水液とカキ氷は用意してやった。勝手に台所から取って来い」
ルフィ「頭いてぇ~~」
ベッジの部下「大変です”頭目”!桜が綺麗です!」
一同「「あー団子と茶がうめぇ」」
極端に切り替わる天気と、油断できない波の監視。それらの対処に皆が大忙しな中、ゾロは1人、グースカと鼾をかいていた。
◇◇
ようやく海域が安定し、次の島が近づいてきた頃になってからゾロは目覚めた。
ぐったりと倒れこむ船員達を見渡して、一言。
「おいおい、いくらら気候が良いからってダラけすぎだぜ?たるんでるんじゃねぇのか?」
その後ゾロが全員から殴られたのは言うまでもない。
- 141超新星ダイス主22/11/10(木) 05:03:37
ゾロ「なんだよ、よってかかって殴りやがって...」
ベッジ「そんなに元気が有り余ってんならてめぇが残りの進路取れ!!島はもう見えてる。一直線に進むだけだ!」
その言葉にゾロは「なんでおれが...」と反論しようとしたが、ベッジの迫力に押されてしまう。
ゾロ「わかったわかった、おれが船進めといてやるから、その顔離せ」
こうして、ゾロが舵を手に取った。
ベッジは知らなかったのだ。この男がどれ程のファンタジスタなのかを。
この時既にそれを知っていたのはルフィ、アプー、ホーキンスの3人のみ。
そのうち、アプーとホーキンスは船室で休んでいたし、ルフィはそもそも話を聞いていなかった。
この後どうなったかは、想像に難くない。
- 142二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 08:10:12
◇◇
ゾロ「ったく、進路見てりゃいいんだな?とは言っても...島見えてんだし、おれがやることもねぇな」
敵が出たらたたっ斬ればいいか、とゾロは携帯用のバーベルを上下させて筋トレを始めた。
2時間後
多少、体力が回復してきたベッジが船室から甲板へ出てきた。
ベッジ「おいロロノア、あれから2時間も経ってるじゃねぇか。島に着いたんなら知らせるくらい...って、まだ着いてねぇのか!?」
ゾロ「おうベッジか。ちゃんと真っすぐ前見てたぜ。だがいつの間にか島が消えてどうしたもんかと」
ゾロは答える。「自分はしっかり役目を果たしていたぞ」と。
ベッジ「島が消えるかアホ!!...おい!ここは何処だ!?」
◇◇
【ダイス】
さて、ここはどこでしょうか? dice1d5=1 (1)
1.”凪の帯”
2.春島の海域
3.夏島の海域
4.秋島の海域
5.冬島の海域
- 143二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 08:15:05
最悪だー!海王類の住処じゃん!
- 144二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 11:16:03
やらかしてる…またキラー船長の胃が…
- 145二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 12:06:43
キラー「助けて…」
- 146超新星ダイス主22/11/10(木) 15:35:46
当たり前だ!!!
◇◇
ベッジの部下「この無風さから考えて、”凪の帯”と思われます、”頭目”!!」
ベッジ「は!?”凪の帯”!!?あの場からは大分遠かったハズだが...??」
思わずベッジは船のヘリから身を乗り出して海中を覗く。
よくよく目を凝らしてみると、確かに辺り一面で巨大な影が蠢いている。
これが海王類の巣だとすると、間違いなく”凪の帯”まで来てしまったのだろう。
すると、再び甲板の扉が開き、船内から船員達がゾロゾロと出てきた。
「ったく何の騒ぎだこりゃ」「どうせまた何かやらかしたんだろう」「おい、島にはまだついてねぇのか?」
そんな船員たちにベッジは答える。何とここは島どころか”凪の帯”なのだと。
船員達は驚き、余りの不思議さに皆で宇宙を背負った。
キラー「どいつもこいつも...!ちょっと目を離すとすぐバカやらかしやがって!うっ、また腹が...」
ロー「ご苦労なことだな。物資が調達できりゃ専用の胃薬を調合してやる。それまで市販薬で我慢しろ」
ストレスで胃を痛めるキラーに、ローは冷静に医者として指示する。
あたかも自分は無関係かのように話すローだが、(お前もストレスの原因なんだぞ...!)とキラーは複雑に思った。
- 147超新星ダイス主22/11/10(木) 16:28:37
「ん?...おい!沖の方に何か見えるぞ!!」
そう叫んだのは誰だったか。
双眼鏡を覗き、沖に目を向けてみると、確かに船団がいるのが見えた。
船の総数は余りに多く、ここからだと数える事が出来ないほどだ。
ルフィ「何やってんだアイツら?海王類に船ごと食われるぞ?」
ロー「いや...あれは海軍の軍艦を改造してある。軍艦には海王類に気づかれない仕掛けがしてあるハズ...」
ベッジ「ああ。このファイアタンクもそうだが、”凪の帯”を使う船は基本的に船底に”海楼石”を敷き詰めてある。”海楼石”とは海と同じエネルギーを発する石だ。能力者が触れれば海水に浸かったのと同じ状態になる」
ルフィ、ゾロ「”不思議石”ってことだな」
一行は、ひとまずの目標としてその船団を目指した。
◇◇
???「”首領”・クリーク!6時の方角から船が近づいてきます!海賊船です!」
クリーク「ほう...?」
- 148二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 16:31:11
ほー、そうやって遭遇するか
- 149超新星ダイス主22/11/10(木) 16:38:00
クリーク「その海賊船はつまり...”偉大なる航路”入って初の獲物ってワケだ。さて、そうだな...dice1d5=2 (2) だ。ヌカるんじゃねぇぞ」
モブ部下「はっ!!」
◇◇
【ダイス】
”首領”・クリークの命令は...!?
1.全員で直接攻撃
2.遭難者を装って騙し討ち
3.ギンに任せる
4.パールを出せ
5.安価
- 150二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 16:57:25
騙し討ち…騙されるか?こいつら
- 151超新星ダイス主22/11/10(木) 17:01:56
◇◇
~超新星サイド~
ルフィ「おい!何かこっちに来るぞ!」
ルフィ達は船団目指して何とかパドルとオールで船を進める。
ローはいざという時の為に体力を温存しておくらしい。
あと少しで相手の船と接触できる...と思いきや、そちらの方からボートがこちらへ進んできた。
①dice1d3=3 (3) 「すまねェ...水と食料を分けちゃくれねぇか...?うっかり遭難しちまってな」
ルフィ「何だおっさん達も腹減ってんのか!おれも腹減ったなあ。よし!おっさん達もおれ達とメシ食おう!」
ホーキンス「待て麦わら、決めるのは占いの結果を見てからだ。そいつらが本物の遭難者である確率...②dice1d100=54 (54) %...。なるほど」
現れたのは遭難者だと名乗る数名の男達。確かに少々顔色が悪いようだが...。
確かに、こんな海王類の巣に望んで来る者はそういない。
遭難者というのは信憑性があった...が、ホーキンスは違和感を覚えて一応占いを行う。
◇◇
【ダイス】①の人は誰?
1.パールさん
2.ギン
3.クリーク
- 152二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 17:21:23
首領自ら…!
- 153超新星ダイス主22/11/10(木) 17:41:12
お前が来るんかい!ってなったよね
即座に作戦を考えてその真正面に自分が立つ男、首領・クリーク...ちょっとかっこいいかも
◇◇
アプー「54%?アッパッパ!随分と微妙な数字だな!」
ゾロ「んなもん十中八九嘘に決まってんだろ。見ろ、悪いこと考えてる顔だぜこれは」
クリーク「そんな...!金ならいくらでもある...残飯でも良いですから...。水と食料さえもらったら何もしません...」
ガバッと頭を下げるクリークを見て、ボートに乗船する部下達は「やめてください船長!」「そんな情けねェ真似...!」とざわめきだした。
部下A「お願いだアンタ達!どうか...!」
そう懇願するクリークらを見て、ルフィは言う。
「おっさん!やっぱり一緒にメシ食おう!宴だ!!」
どうやら、クリーク達に食事をさせたいが、自分が食べる分の肉を取られるのはイヤだと熟考した結果らしい。
クリーク「すまん...恩に着る...!」
ベッジ「こいつらの言う事が真実であれ嘘であれ...”ここ”から出なきゃならんのは変わらん。おい、トラファルガー」
ロー「はぁ......仕方ねェ。だがこの船の数じゃあいっぺんには運べねぇ。小分けするぞ...。”KROOM”、”シャンブルズ”...”シャンブルズ”...”シャンブルズ”...」
まだまだROOMの射程範囲も狭く、総勢50隻の艦隊を一度に動かすほどの広さは展開できないロー。
そのため、2隻ごとに分けて何度も何度もシャンブルズを使い続けた。
この日酷く疲れたローは、絶対にROOMの範囲をもっと広げてやると固く決意した。
- 154超新星ダイス主22/11/10(木) 21:29:24
◇◇
【ダイス】超新星→クリーク達への好感度
dice8d100=15 66 32 11 3 21 100 60 (308)
①ルフィ ②ゾロ ③ホーキンス ④アプー ⑤ベッジ ⑥キッド ⑦キラー ⑧ロー
10~20…何も信用してない。超警戒モード。
21~40…嘘かも知れないけど嘘じゃなかったらいいなあ
41~60…もしかして気が合うかも...?
61~80…おれ達もう友達だろ!
81~100…お前、仲間になれよ!
クリーク→超新星への好感度
dice1d100=25 (25)
1~50なら問答無用でダマし討ち
51~80ならちょっと絆されてルフィ達と宴会する
81~100なら誰かを勧誘
- 155二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 21:31:23
- 156二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 21:33:50
キラーさんあなた疲れてるのよ
- 157二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 21:41:38
あまりのあんまりな状況が続いたせいで正常な判断ができなくなっている…と思いたい
- 158二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 01:36:35
保守
- 159二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 01:39:11
ルフィ宴に誘う割にゴリゴリに警戒してて笑った
- 160二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 01:48:34
ゾロとローも大概チョロんだけどこれ船長が完全に心許してるからつられちゃってない?気を確かに…
- 161超新星ダイス主22/11/11(金) 09:36:26
せ、船長...!
◇◇
クリーク「な、てめぇ”悪魔の実”の能力者か...!」
ロー「...久々だな、その反応」
次々と船を”凪の帯”から転移させていくローを見て、クリークは思わず絶句した。
こんな無茶苦茶なことが出来るのは能力者に他ならない。
クリーク(コイツらが成長して力をつける前に潰せそうでよかったぜ...。少々リスクは上がったが、50隻の兵力があれば十分仕留められるだろう)
クリーク「そうだ、どうか貴方方にお礼をさせてくれないか。大したものは無いが、おれの船に招待しよう。自慢の武器もあるんだ」
お礼がしたいから自分の船に来いとクリークは誘う。
その言葉に不信感を持つも、(クリークの目的をハッキリさせるのに丁度良いか)と一行は考える。
そして警戒心を持ちつつ、船番として残るベッジとベッジの部下以外の船員はクリークの船へと移動した。
◇◇
クリークは、自分の船から縄梯子を垂らして案内として先に上り始めた。その後ろにルフィ達が着いて行く。
梯子を伝いながら、キラーが口を開いた。
キラー「なあ、この船団...いや、艦隊と呼んだ方が良いな。この艦隊は凄い数だな。一体何隻あるんだ?」
クリーク「50隻だ。おれはその提督をしている」
なんと50隻も...!!たった1隻の船長をするだけでも疲れるのに、50隻規模の艦隊で提督をするなんて...!
キラーは心からクリークを尊敬した。
梯子を最初に登りきり、クリークは船に乗り込んだ。そしてルフィ達を見下ろしてニヤッと笑った。
クリーク「あばよバカ共」
- 162超新星ダイス主22/11/11(金) 09:43:31
◇◇
【ダイス】
クリークは一体なにをしたのでしょう
dice1d4=4 (4)
1.梯子の縄を切ってルフィ達を海に落とした
2.ガスマスク用意!!MH5!!
3.毒のモリ連射!!
4.火炎放射!!
- 163超新星ダイス主22/11/11(金) 10:01:08
木造の船で火炎放射か...
◇◇
クリーク「くらいやがれ!!」
おもむろに腕を下に向けると、クリークは腕から火を放った。
一同「「!!!」」
ゴオオオオオオ!!
上は炎、下は海。ローはもう疲れていてシャンブルズ出来ない。
ゾロとキラー以外は能力者なルフィ達には逃げ場が無かった。
◇◇
【ダイス】
どうなった? dice1d4=2 (2)
1.ギリギリで海に入って回避
2.クリークが火炎放射を外したので回避
3.モロにくらった
4.突然の乱入者登場!
ルフィ達のダメージ(一律100から、ローは30からの減少値)
①ルフィ ②ゾロ ③アプー ➃ホーキンス ⑤キッド ⑥キラー
dice6d100=52 13 96 38 88 99 (386)
⑦ロー dice1d30=13 (13)
- 164二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 10:06:01
3、4人の馬鹿に胃を痛めるキラー船長からすれば50隻も統率できればそりゃ尊敬しちゃうよな
- 165二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 11:57:16
このレスは削除されています
- 166二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 12:00:32
◇◇
クリーク「くらいやがれ!!」
超新星ズ「「!!!」」
迫りくる炎。しかしクリークの狙いがブレていたのか、直撃は避けられた。だが、その前にルフィ達は咄嗟にファイアタンクに向かって飛び降りていた。
上手く船に飛び移れたのはゾロだけ。他は皆着地に失敗して海に落ちた。
キラー(チッ!クルーが殆ど能力者だとこういう時が辛ぇな!)
何とかかんとか、ゾロはルフィを、キラーはその他4人を回収して船に上がった。
既にキラーの体力は底を突いている。ぐったりして話す気力もなさそうだ。
ルフィ「おいおっさん!嘘吐いたな!メシ楽しみだったのに!!」
クリーク「ダマされる方が悪い。おれは”ダマし討ちのクリーク”。時にカモメの旗を...時に白旗を掲げ...おれは監獄から東の海の覇者に上り詰めた...!!」
ゾロ「東の海だと...!?」
クリーク「そして今日!お前らを討ち取り!おれは”偉大なる航路”の海賊として新たに狼煙を上げる!!」
◇◇
バトル開始!現在、超新星サイドで戦えるのは
ルフィ、ゾロ、ホーキンス、ベッジ、そして辛うじてキッド。
5人の残り体力の合計は309
【ダイス】
クリークのモブ部下の体力 (クリーク、ギン、パールさんは100ずつあるとする)
dice5d10=4 4 4 6 2 (20) ×10
- 167二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 12:00:38
食らってたらキラー危なかった
ファンブル相当じゃん - 168超新星ダイス主22/11/11(金) 12:11:47
名前消えてるし、ダイスミスってるし、マジですんません
【ダイス】
クリークのモブ部下の体力 (クリーク、ギン、パールさんは100ずつあるとする)
dice5d10=9 8 10 7 4 (38)
ついでにルフィ達の使う技も決めとこ(安価の場合は新技アリです!覚醒技は無しで!)
ルフィ dice1d6=3 (3)
1.ゴムゴムの銃 2.ゴムゴムの風船 3.ゴムゴムのブレット 5.ゴムゴムの銃乱射 6.安価
ゾロ dice1d5=3 (3)
1.鬼斬り 2.煩悩砲 3.羅生門 4.阿修羅 5.安価
ホーキンス dice1d5=3 (3)
1.藁人形 2.降魔の相 3.藁備手刀 4.藁人形ズカード 5.安価
ベッジ dice1d3=1 (1)
1.キャッスルタンク 2.大頭目 3.安価
キッド dice1d6=6 (6)
1.磁気魔人 2.反発 3.磁気弦 4.磁気万力 5.磁気ピストルズ 6.安価
- 169超新星ダイス主22/11/11(金) 12:13:43
- 170二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 12:19:56
磁気ピストルズ
- 171二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 12:34:37
なんか凄いロボ
- 172二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 12:39:36
磁力でキラーのパニッシャーっぽい武器
- 173二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 13:01:14
磁力でクリークの武器全部奪う
なんか殆ど鉄っぽいから - 174二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 13:16:54
武器奪って反発で攻撃
- 175二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 21:39:38
保守
- 176二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 23:23:06
このレスは削除されています
- 177超新星ダイス主22/11/11(金) 23:24:19
ちょっと別の作業で外れてました
キッドの技決めダイスいきましょう!
【ダイス】
dice1d5=2 (2)
1.磁気ピストルズ
2.なんか凄いロボ
3.磁力でキラーのパニッシャーっぽい武器
4.磁力でクリークの武器全部奪う
5.武器奪って反発で攻撃
- 178超新星ダイス主22/11/11(金) 23:35:50
なんか凄いロボ...だと...
取り敢えずおさらい
戦うのは、ルフィ、ゾロ、キッド、ホーキンス、ベッジ (体力309)
敵は、クリーク、ギン、パールさん、モブ部下たち50隻分 (体力300+380=680)
使う技は
ゴムゴムのブレット 羅生門 藁備手刀 キャッスルタンク ジキジキのロボ
でクリーク戦行きましょう。
どうしましょうか、戦闘はSSカットする?長いし。ダイジェストだけやりますか?
とりま勝敗だけダイス振りますね。
◇◇
【ダイス】
ルフィ達は勝つ?負ける? dice1d100=24 (24)
1~20…負ける
21~40…辛勝
41~60…互角
61~80…余裕で勝つ
81~100…圧勝(99なら何かが起こる)
- 179二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 23:37:45
ぎ、ギリギリ…!
- 180二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 23:38:56
あ、戦闘はスレ主のやりやすい方で良いのではと!
- 181超新星ダイス主22/11/12(土) 00:38:03
ギ、ギリギリでおれたちのパワーが勝ったー!
ということで、書きやすい方で良いとのお声をいただきましたので甘えさせていただきます
ダイジェスト形式でお送りいたします
◇◇
~クリークの艦隊にて~
まず初めに襲ってきたのはクリークの部下達。物量に任せた切れ目のない波状攻撃でルフィ達を疲弊させていく。
それにキレたキッドは、「これだけの船がありゃ材料には困らねェ...」と言って50隻の艦隊から次々と鉄製品を奪っていく。
モブ達の武器、船の大砲、果ては船内の鍋に至るまで、全てだ。そして巨大なロボを作ると内部から磁力で操作して雑に雑魚を蹴散らしていった。「”磁気”...”重・激音”(ヘヴィ・メタル)!!」
この攻撃でモブ達と船はボロボロにされ、9割が脱落した。しかし同時に、体力が尽きたキッドも戦力外になってしまった。
同時に本船の甲板で戦うホーキンス。「”藁備手刀”...」体から藁を作り出し、それを固めて刀として振るう。
ガキィン!!
「へェ...やるじゃねェかアンタ...」「お前も”東の海”から来たとは思えない強さだ」
ペロ...と唇を舐めてホーキンスを見据える男。その正体はクリーク艦隊「総長」の”鬼人”ことギンだった。
トンファー使いと戦うのは初めてで手間取るホーキンス。
何度か殴られ骨にヒビを入れるも、船が揺れた際の一瞬の隙を突いて決着をつけた。
「おれの生存率は初めから80%...そして今、99%になった。お前達がどんなに抗おうとこちらの勝利は揺るがない...」
- 182超新星ダイス主22/11/12(土) 08:40:34
◇◇
~クリーク艦隊 船内にて~
一方、迷いに迷って船内を駆け回っているゾロ。手当たり次第に敵を斬り飛ばしてゆく。
すると、飛ばした先でモブ達が誰かにぶつかる。受け止めた相手は妙な武装をしており、そいつはゾロの前に立った。
「おれはてっぺき!よって無敵!」「あァ?」
パールと名乗る男は言う。自分は過去の戦いにおいて一滴の血も流したことが無いと。無傷こそが強さの証だと。
「アホらしい。そりゃ弱い奴しか相手したことねェってことなんじぇねェのか?」
ソロが煽りながらパールを肩から斬ってみると、パールは非常にキレて炎を焚きだした。「身のキケーン!身のキケーン!」
「うわァっちい!」「パ、パールさんはジャングル育ちで血を流すと火を焚くクセがあるんだ!」「はァ!?ケモノ避けかよ!」
モブの解説にゾロは益々呆れた。
それを他人に知られてるってことは結局無敵でも何でもねェじゃねェか!
パールが身に着けている「盾」は分厚い石で出来ている。一刀両断するにはそれがとても固く、刃こぼれをさせて思いのほか苦戦した。
しかし戦いの途中で師匠コウシロウの教えを思い出し、石の呼吸を聴いてみる。
「二刀流居合......”羅生門”!!」
パールの防御は砕け、船は真っ二つに斬られた。
- 183二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 16:42:55
保守
- 184二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 16:56:07
保守
- 185超新星ダイス主22/11/12(土) 19:11:25
保守ありがとうございます!
◇◇
~クリークvsルフィ(甲板にて)~
戦いが始まって直後。クリークは焦った。
「な、おれの武器が奪われていくだと!銃も大戦槍も鋼鉄のヨロイさえも!」
鉄製品は「全て」キッドの手元へ引き寄せられる。そして潰されていく艦隊。
こんな展開は全くの想定外だった。
暫くすると、いきなり隣の船がズバン!と割けて、ひっくり返って海に沈んでいった。
そう、クリークの船で敵を探していたはずが、何故か別の船に乗り込んでしまっていたゾロによる攻撃である。
断面は荒く両断とまでは行かないものの、確かに船の側面と船底に斬撃の跡が残っている。
クリークは「なんだあれは...いや、あれも”悪魔の実”の能力者に違いない...」と呟いた。
そこへルフィがクリークに殴りかかる。「お前の相手はおれだ!」
クリークは、奪われずに済んだ火炎放射器と毒ガス弾でなんとか戦う。
ク「くそっ!ちょこまかと!!武器と防具さえここにありゃ、おれはお前らを倒して海賊王になれるってのに!」
ル「お前が海賊王?海賊王になるのはおれだ!」
最強の武器と最強の防具が揃えば自分は強いのだと、強さこそが正義なのだとクリークは言う。
途中からキッドの能力切れで空から降ってきた鎧と槍を手にし、クリークが逆転した。
だが、血濡れになりながらもルフィは何度も拳を叩き込んで、遂にその腹にパンチを決めた。
「”ゴムゴムの”...”銃弾”!!」
- 186超新星ダイス主22/11/12(土) 19:39:31
- 187超新星ダイス主22/11/12(土) 20:17:54
「おいおい何だァ!?」「船が一気に消えたぞ...!」「20隻はイったか!?」
ルフィ達は思わず周りを見るも、つい数分前まで戦っていた相手すら困惑しているようだ。
一体何が起きた...!?
ゾロ「何...!?あれは...まさか”鷹の目”...!!」
???「ふふ...我が名はジュラキュール・ミホーク...」
モブ達「ミ、ミホークだってェ!?」「何だと!?」「「世界最強の剣士」が何故こんな”偉大なる航路”の入り口に...!!」「はっ、まさかおれ達の噂を聞いて直々に...!?」
ミホークの名を聞いてどよめくモブ達にクリークは端的に返した。
「ヒマつぶし」
そうこうしている内に船はどんどん斬られていき、残るはルフィ達のいるクリーク艦隊本船のみとなった。
ラスト一回...と言わんばかりに、スッ...と刀を構えるミホーク。
だが、そこにゾロが乱入した。
ゾロ「おれはお前に会うために海へ出た!ヒマなんだろ?勝負しようぜ」
最後の仕上げを邪魔されたと、少し片眉を上げてミホークはゾロを見やる。
ミホーク「......何を目指す」
その問いに、ゾロははっきりと答えた。
ゾロ「最強」
ミホーク「哀れなり。弱き者よ」
- 188超新星ダイス主22/11/12(土) 20:23:05
◇◇
ここでダイスですが...流石にゾロは負けイベかな?
勝てちゃっても良いけど...うーん...
一応、勝つ選択肢も入れて振ってみましょう
【ダイス】
ゾロはミホークに dice1d3=2 (2)
1.負ける
2.背中から斬られ...斬られ...?
3.勝つ
- 189二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:24:29
なんか乱入した?
- 190超新星ダイス主22/11/12(土) 20:25:50
成る程、成る程!
ではもう一度ダイスです!
【ダイス】
ゾロはミホークに背中から dice1d2=1 (1)
1.うわあああ斬られたあああ
2.おっと危ねェ!背中の傷は剣士の恥だ!
- 191二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:28:34
ダイス細かく振るなぁ
- 192二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:28:41
あちゃー
- 193超新星ダイス主22/11/12(土) 20:28:50
- 194超新星ダイス主22/11/12(土) 20:51:40
◇◇
ミホーク「このおれに刃をつき立てる勇気はおのれの心力か...はたまた無知なる故か」
ゾロ「おれの野望ゆえ。そして親友との約束の為だ」
互いに睨み合って間合いを測るゾロとミホーク。突然始まった決闘を、ルフィ達はゴクリと固唾を飲んで見守る。
だが、本気で挑むつもりのゾロに、ミホークは小刀を抜いた。
曰く、「おれはウサギを狩るのに全力を出すバカなケモノとは違う。あいにくこれ以下の刃物は持ち合わせていないのだ」
その言葉にゾロは血が上り、必殺技の”鬼斬り”を繰り出す。だが全く歯が立たない。
力任せにガンガンと刀を振り回しても、小刀はビクともしない。
世界の遠さにゾロは絶望した。
そして遂に「三千世界」を破られて決着がつく。
ミホークに敗けを認めたゾロがその場にしゃがんでいると、ミホークに背中から斬られてしまった。
一同「「!!!」」
ルフィ「ゾロォーーー!!」
- 195超新星ダイス主22/11/12(土) 20:57:35
◇◇
これにてクリーク戦&ミホーク戦終了!
このダイス振ったら次スレ行きまーす
【ダイス】
ミホーク→ゾロ(+超新星たち)への好感度
dice1d100=10 (10)
1~30…ちょっと興味出た
31~60…シャンクスに手配書見せに行くレベルで気に入った
61~90…ゾロ達の話題が出たらマリージョアの会議に参加するレベル
91~100…後方師匠面
- 196二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:01:27
原作だと31~60あたりのイメージだがそれより下か、まぁ背中切られちゃったからな…次スレも楽しみにしてます!
- 197二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:04:19
- 198超新星ダイス主22/11/12(土) 21:27:37