- 1✌️22/11/06(日) 14:58:08
「スレッタ、デートをするわよ」
ミオリネさんが突然言い出した。あまりにも唐突な誘いだったので呆気にとられてしまい、
「え、、えぇええ~!?いきなりなんですか!?」
と返すのが精一杯だった。
「やりたいことリストに入ってるって、前に教えてくれたの思い出しただけよ。それに私は貴女の花嫁なのよ?デートくらいして当たり前でしょ?」
たしかに...でも私とデートをするだなんて頭でも打ったのだろうか...返事に困っていると、
「...なによ。エランとはできて私とはできないってワケ?」
唇を尖らせながらそんなことを言われたら断れない。可愛いし断る理由もないが。
「い、、、いき、ます、、」
ドキドキしながら答える。
「そ。じゃあ細かい日程は後で連絡するわね。それとエアリアルはいつでも出せるように準備しておいて。」
(え、意外とあっさりしてる...私が意識しすぎなだけなのかな...)
「は、、はい、、でもどうしてエアリアルもなんです...?」
頭にはてなマークを浮かべていると、
「...デートに使うの。悪い?」
と当たり前のように答えた。
「そんなことないです...」
それ以上追求できなかった。
「じゃ、また後でね。」
そう言ってミオリネさんは寮から出ていった。 - 2✌️22/11/06(日) 14:58:46
~数日後~
エアリアルと一緒に指定された試験区域に行くとミオリネさんが待っていた。
「ミオリネさ~~ん」
エアリアルから降りながら手を振る。
「来たわね。それじゃ始めるわよ。デート。」
試験区域を散歩でもするのだろうか
「はい!で、、なにをするんですか...?」
ミオリネさんがエアリアルの掌に乗って私の手を握ってくる。
「...私のモビルスーツ操縦練習よ」
エアリアルのコックピットに乗り込みながら
「そ、それがデートでいいんですか...?」
と聞いてみると、
「私がいいからいいの。ほら、はやくコックピットに座って。動かしてみなさい。それとコツとか教えなさいよね。」
小柄なミオリネさんはコックピットの横でプルプルしながら掴まっている。可愛い。
「は、はいぃ...」
エアリアルの操縦レバーを握りゆっくり歩かせながら自分なりに色々説明してみる。ミオリネさんはその度にうんうん頷いていた。
「...じゃあ今度は私が操縦するからスレッタはそのまま見てて」
え?そのまま...?と思っていると膝の上に腰を下ろしてきた
「みみみみミオリネねさん!!?」
ミオリネさんは操縦レバーを軽く握ると
「...私だって恥ずかしいんだからね...」
前の視界がミオリネさんのヘルメットで埋まって何も見えないが照れてるのは伝わってきた。可愛い。
操縦レバーを握るミオリネさんに手を重ねてそっと動かす。前は見えないので感覚と経験を頼りに動かしていく。
~~~~~~~~~ - 3✌️22/11/06(日) 14:59:11
「グエル先輩大変っス~!」
フェルシーとペトラがトレーニングルームに駆け込んでくる。
「ったく、なんだおまえら、騒がしいぞ。」
グエルは汗を拭いながら2人を睨む。
「水星女と花嫁がデートしてるっス!!」
「場所はどこだァ!!!!!」
グエルは駆け出した。
~~~~~~~~~ - 4✌️22/11/06(日) 14:59:27
「...スレッタ。私なりにその、、デートしてみたつもりなんだけど...どうだったかしら...」
一通り試験区域を回るとミオリネさんが口を開いた
「...すっごく楽しかったですよ、ありがとうございます...ミオリネさん」
今のミオリネさん、可愛いなぁと思っているとグエルさんが試験区域に飛び込んできた。何かを叫んでいるみたいだ。
「ッチ...スレッタ、逃げるわよ!」
「は、はいっ!」
エアリアルのスラスターを吹かして低空飛行で試験区域の出口に飛び込んでいくのだった。 - 5✌️22/11/06(日) 15:00:09
ミオリネ視点verのside.Mはそのうち書くよ
- 6✌️22/11/06(日) 16:46:11
ハートだけ増えてて怖いゾ...
- 7二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 17:04:40
感想は栄養。栄養が無ければ書き手は(精神的に)死ぬのだ
とは言え起承転結の起くらいの段階っぽいので感想を出しづらいのも事実なのだ
でもスレミオを書いてくれて本当にありがとうなのだ - 8二次元好きの匿名さん22/11/06(日) 17:07:45
ピースマッキー、曇らせが有名だが純愛も書ける男
- 9✌️22/11/06(日) 17:45:05
- 10✌️22/11/06(日) 17:45:50
曇らせの方が有名なのか...?純愛もたくさん書いていたはず...