SSを書いてしまったんダァ

  • 1二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:02:10

    約束通り投下させてもらおうかァ

    赤い夕焼けが既に西に沈み丸い月はもう頭のてっぺんにあった。
     私の仕事はかつて寝て月を待つ人がいたように月が昇り落ちるまでを観測する月師という職を天より授かった。
     集落で唯一、夜に食事をすることを許されていた。
    「今日はトマト日和りだな」
     赤くなった月を見ながらトマト色の玉ねぎを頬張る。
     おや? そういえば月という天体は赤色であっただろうか。
    「む? 赤い玉ねぎだ……赤はこれか」
     色の識別能力が低下したかと思ったがそんなことはなかった。つまり世界がおかしいことになった。
     そう月は世にも珍しい殺戮天体「赫菩戒五稜連坐」となっていたのだ。
    「これは大変だ」
     しかし、時刻は既に夜蟲も鳴かぬ深夜今から増援を呼ぶには準備に手間と時間が必要だ。
     つまり、少数精鋭で挑む必要がある。
     今の時刻で起きている人といえばあの人だ私はまず村の東の家を訪ねた。
    「やはりか、深夜まで起きていて良かった」
    村一の変わりものである世太郎はどうやら事態を把握しているらしかった。
     彼は省エネと題し普段から動くことはあまりないがこういう不測の事態には幾分か役に立つ。
     得物である雪かき用のスコップを回し不敵な笑みを浮かべながら戦地へ走っていった。
     私は次に村一の酒豪の元へ向かった。
     掟破りが常態化している彼だが世太郎と同じくこういうときは本当に役に立つ。
    「ヒャハッハッハー、ゥィー」
     酒瓶を振り回し既に臨戦態勢だ。
     とても心強いと一礼し、私は時間的に最後になるであろう村の寺に向かった。
    「Get rid of your paganism.
    And go to your death.」
     お坊さんは何やら難しそうなお経を唱えながら石段を飛び降りた。
    「Obey God.」
     自分の首に親指を当て横に引く。
     意味はよくわからないが彼なりの何か合図だろうか普段のお坊さんとして胸に十字を切るのはよく見ているのだが。

  • 2二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:02:20

    「Should we pray?」
     ダッと駆け出すのを見送ると私も自分の職務へと移る。
    村一番の高台に向かうと連坐は熱を発し灼熱を纏っていた。
     しかし、こちらも準美万端である。
    「さあ、来い」
     ダふダふっと雪かき用シャベル(プラスティック製)を地に叩きつけながら世太郎が連坐に威嚇する。
     既に燃えている連坐には効果が薄い!
    「ヒャーッハッハー、ウィヒヒー! ェィ!」
     酒豪がコルクを指で弾き戦いの火蓋が切って落とされた。
     それと同時に酒瓶が宙を舞った。
    「Amen! Amen! Amen!」
     念仏を唱えながら数珠を擦りお坊さんも必死に攻勢していた。
     しかし、天体と人間では分が悪かった。
     瞬間、連坐が光を村に向けて放つと村が消し飛んだ。
     焦土となった村を見下ろす。
     月は黄色になっていた。
    「終わったな帰るか?」
    「ヒャヒヒウヒャハ」
    「いや、勝利の美酒はまた明日だ」
    「God bless you」
     各々が談笑し、彼らの帰路につく。
     月はまだあるから私は帰れない。
     3人を見送りまた地面に胡座をかいた。
     翌日の村はやけに静かだった。
     〜Happy End〜

  • 3二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:02:34

    な……なんやまた変態かぁ

  • 4二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:05:47

    勢いが足りないっスね

  • 5二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:13:13

    ネタになりそうなのがキリスト教徒で外人のお坊さんと村が破壊されてハッピーエンドなところぐらいっスね
    忌憚のない意見ってやつっス

  • 6二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:20:43

    ウム…もうお腹いっぱいで読む気が起きないんだなあ

  • 7二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:03:44

    やりたいことと勢いが足りてないっスね
    地の文が多すぎると思うッス

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