- 1二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:18:26
- 2二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:21:29
このレスは削除されています
- 3二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:23:37
- 4二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:23:53
トレーナーの冷蔵庫にある賞味期限近いものを全部消費してご飯を作ってあげるウマ娘ちゃんが見たいの
- 5二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:25:08
カレーとシチューとハヤシライスを混ぜたらどんな味になるかトレーナーに聞かれて作ってみた結果カレーが勝つ話をみたいの
- 6二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:25:55
消してええぞ
- 7二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:27:52
娘がお婿さんを連れて結婚の挨拶に来た際、旦那は貰ってやってくださいと言うがアイネスは娘はやらんムーブする的なのください
- 8二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:28:04
kiss your fears Good Bye(恐怖にサヨナラのキスを)なトレウマをお願いします
- 9二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:28:40
病弱だけど指導力は高いトレの心配をして世話を焼くウマ娘ちゃんを誰でもいいからくれぇぇぇーっ!(悟空)
アルダンみたいな体丈夫じゃないけどやる意思が強い系トレーナーが良いけど無理はせんでよろしい - 10二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:30:07
予想外に緊張して不安なのにトレーナーを案じて気丈に振る舞うけど肩を叩かれて今はお姉ちゃんじゃなくていいんだと言われて不安を吐露するアイネスはここにありますか?ないですか、そうですか
- 11二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:30:32
思ったよりたくさん来てるの。
レースは色々気を遣うから>>3はちょっと時間がかかりそうなの。ごめんなさい。
- 12二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:40:38
>>4 脱線しちゃったの。ごめんなさい。30行制限が難しいの。
***
「……これだけ?」
「面目ない」
本当に呆れる。普段はうるさいくらいにアタシたちの食生活や栄養を気にかけてるくせに、自分はこれだもん。
短く吐いたため息が、ほぼ空っぽの冷蔵庫に吸い込まれていく。
かろうじて残ってる野菜やらなんやらは賞味期限間近。というかすぎてるのもある。
「はぁ~……ま、このネイチャさんに任せなさい」
後ろでベッドに横になるトレーナーの方を見て、グッとサムズアップして見せた。まぁ、特に意味はないですケド。
トレーナー室でぐったりしてたトレーナーさんを保健室に運んで、病院に運んで、しばらく自宅で安静ってことで自宅に連れ帰って、ようやく着替えてベッドに寝かせたところだ。
聞いたところだと軽い貧血と過労……ということで、一時は最悪の事態も頭をよぎってたし、安心はできないけど少し落ち着いた。
「しばらく待っててね、えっと……」
「……ネイチャ」
「うん?」
冷蔵庫をごそごそ漁るアタシに、トレーナーさんが後ろから声を掛ける。それで―
「ごめんね。迷惑かけて……普段色々言う割に、俺の方が倒れちゃって……」
「……」
「ネイチャも手間でしょ。あとは寝てればよくなるから、その……」
―この人は…この人は、本当にいつもそうやって……
そう思ってたら、腹が立ったんだか恥ずかしいんだか、不思議な感じになっちゃって。
気づいたらドタドタ足音が立つような歩き方で、トレーナーさんの横に立ってた。勢いだけで手まで握っちゃって。たぶん、泣いてたと思う。
「トレーナーさんは、さ。アタシの事、どう思ってるの?」
「え?」
「一緒にいたいって……少しでも、好きな人に元気になってほしいって、そのためなら何でもしたいって思うのは、変なことなの?」
- 13二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:56:50
>>10 あるの。飛ばしちゃったレスは今から練るの。
***
「ほら、武者震いって言うの?」
って笑いながら、わざとらしくサンバイザーを直す。震えた膝を叩いて、気合を入れなおした。
笑いながら、じゃない。笑顔を作りながら、って感じだったけど。
あたし、いつも通り笑えてるかな。緊張がトレーナーに気づかれてないかな。
「アイネス、ほら」
「ん」
何かを察したのか、トレーナーがドリンクを手渡してくる。
受け取ろうとした瞬間、パドックまでの通路越しに観客席の歓声が聞こえてきて、ビックリした拍子にドリンクが手からすり抜けた。
レース直前の熱気が、控室まで伝わってくる。
「あ、あはは。ごめんねトレーナー」
その時のトレーナーの顔は不思議で、初めて見る顔だった。
不安だったり、緊張だったり。やめて。そんな顔しないで。
あたしなら大丈夫だから。
「ほら、そんな顔しないの」
そう言いながら、床に転がったボトルを拾おうとした時だった。
「――アイネス」
「え」
ぐっと肩を掴まれる。トレーナーはあたしのことをじっと見てて、目が離せない。
「ごめんね。アイネスの方が緊張してるはずなのに、俺がこんなんじゃダメだよな」
「いや、それは―」
「今だけは、本音で話してほしい。不安や緊張があるなら、今からでも話してほしいんだ。俺に何かできるかわからないけど……でも、ちょっとでも力になりたいから」
―不安なんて、言葉にできなかった。ただ、トレーナーの胸で泣きじゃくることしかできなかった。
- 14二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:08:15
あくびが移った
- 15二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:09:49
***
知らない天井……かと思えば、何度か見たことがある。トレセン保健室の天井だ。どうやら倒れて、保健室に運ばれたらしい。
今月もう2回目だ。また担当には迷惑をかけた……と思うと、すぐ横に人の気配を感じた。
「……起きたか」
「ブライアン? なんで?」
「トレーニング中に貧血で倒れたアンタを運んできた。体調には注意しろと言ったはずだが」
「あぁ、ごめんね……」
担当のナリタブライアンだった。トレーニング中のジャージ姿のまま、座って俺の事を待っていたらしい。また、悪いことをした。
「まだ時間あるよね……ごめん、すぐ再開しよう」
「……は?」
次のレース日程まで時間がない……と思って起き上がろうとすると、肩を掴まれて無理やりベッドに寝かされた。
「え、っと」
「……ほら」
「え、リンゴ?ブライアンが剥いたの?」
「下手で悪かったな」
「いやそうは言ってないけど…ありがとう」
確かにちょっと形が……とは言わない。なんで俺はまたベッドに寝かされたんだとか聞きたいことはあるけど、まぁ多分、今の「ほら」に色々含まれてるんだろうな。
ブライアンなりに心配してくれたんだろう。と思うことにする。
「チッ……いいか、1回しか言わないぞ」
「うん?」
「私は、誰よりも速く走りたい。姉貴より、アイツよりも。だから―」
ブライアンの顔は、少し赤い気がした。
「だから、アンタの力が必要だ。もう倒れたりするな。そうなる前に私を頼れ。リンゴくらいは剝いてやる」
そう言いながら、ブライアンはリンゴを一かけら自分の口に放り込んだ。
- 16二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:11:36
サトイモとそのトレーナーのSS見たい
テーマはなんでも - 17二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:13:13
今ここに、悲願は達成されました…ありがたく思うぞぉ!あなたは優秀なSS書きに育つはずです!
- 18二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:29:15
>>8 元ネタがわからないからフィーリングで書いたの。キスしてないの。ごめんなの。思いついたらリベンジするの。
***
「ふーっ……」
「キング、大丈夫?緊張……してるよね」
「そうね」
レース前の控室で、キングヘイローは震えていた。大きく深呼吸をしても、震えは止まらない。勝負服のスカートが、まるで心境を表すようにふらふらと揺れる。
「……怖いの」
「え?」
ぽつりとつぶやいた声は、はっきりわかるほど震えていた。
普段は王者たる立ち振る舞いを崩さないキングが、ここまで動揺しているの珍しい、というか初めて見るかもしれない。
「今までの路線を外れて、単距離での勝利を目指して……今日、こうして高松宮記念に出走することができたことは、喜ばしい事よ」
「そうだね」
「でも、単距離でも勝てなかったら?その時、私は……私は、走り続けることができるの……?」
今までの路線を大きく変えての、単距離レースへの挑戦。クラシック三冠路線で思うような結果を残せなかったことを受けての路線変更だった。
それについて、俺もキングも納得しての選択だった。でも、キングはずっと不安を抱えて、怯えていたんだろう。
「もし、もし今日も勝てなかったら、私――」
言いかけて、キングの目から涙がこぼれる。気づいたら、俺の体は勝手に動いていた。
「え――」
震えたキングの手を取って、手の甲に短くキス…はさすがにできないので、二本指を優しく押し当てる。
「負けたら、その時はまた考えればいいよ」
「はぁ!?あなたねぇ……」
「その時は、どうするか一緒に考えよう。俺も何でも協力する。だから、走る前から怯えないで。胸を張って、一生懸命走っておいで」
握っていた手が、キングの体の震えが止まる。次の瞬間、控室にはいつもの高笑いが響いていた。
- 19二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:34:06
- 20二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:35:17
トレーナーが親御さんに挨拶した時に「トレーナーさんのことが好きなんでしょ」とお母さんに見抜かれるトレーナーさんに片想い中のウマ娘ちゃんください
- 21二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 21:19:22
このレスは削除されています
- 22二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 21:19:43
このレスは削除されています
- 23二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:13:40
一レス返しできてないから削除させていただきました
- 24二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:24:31
- 25二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:26:18
>>20 鯖落ちして放ってたら復旧してたの。遅れてごめんなの。誰の話かは想像にお任せするの
***
「好きなんでしょ?」
「はっ―」
急にそんなこと言うから、ビックリして変な声が出ちゃった。ママはニコニコ笑ってる。あたしは今どんな顔してるかな?
「いや、急に何……」
「トレーナーさん、素敵な人だもんね」
「そういうんじゃないから!」
あーあ、ママに合わせるんじゃなかったな……レースを見に来るまでは良かったけど、トレーナーさんが挨拶したいなんて言うんだもん。断ればよかった。
「ねぇ、本当に好きなの?」
「え?」
「身近で付きっきりになってくれる、ちょっと年上の男の人だからね。勘違いしちゃってるだけだったり」
「それは」
言葉を遮って言い返そうとしたところで、ひとまず冷静になる。いやいや、何認めようとしてんだあたしは。
ちょっとムッとしてあたしを見て、ママはいたずらが成功したみたいにクスって笑った。やられた。
「―なんて、ママは言わないよ」
「え?」
「ママも、そんなときがあったからね」
「そうなの?」
「うん、だって―」
ママはそう言って、恥ずかしそうに顔を赤くする。あたしより乙女な顔しちゃって。
そういえば、パパって確か元々はママの――
- 26二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:42:57
>>3 やっぱり難しいの。
***
その日、あたしはレースで初めてメジロライアンの後ろ姿を見た。
……嘘。初めてじゃなかった。負けたことはあったから、その時に見たことはあるけど。
レース中、こんな位置で見ることはなかった。その先に何人もウマ娘がいる中で、ライアンちゃんの背中はよく目立ってた。
なんでこんな序盤でライアンちゃんの後ろ姿を見てるかって言うと、まぁ、その、あたしが出遅れたからなんだけど。
レース展開としては逃げを得意としてるあたしにとっては、致命的な出遅れ。
トレーナーのため息が聞こえた気がしたし、あたしもため息をつきたいくらいだった。
でも、そんな中であたしは別の事を考えてた。
普段は背中越しに気配を感じるだけのライアンちゃんと、一緒に走ってるって実感。
ライアンちゃん、普段はこうしてあたしの背中を見てたんだよね。
……ちょっと、ずるいと思うの。
出遅れて絶望的なレース展開の中で、あたしは少し楽しさすら覚えていた。
ライアンちゃんと、友達と一緒の空間で走るって、こんなに楽しい事だったんだ。
背中越しの吐息だけじゃなくて、今、あたしの前にライアンちゃんが走ってる。あたしに勝つために。
その事実がすごく嬉しいような不思議な気持ちで、気づいたらあたしのペースはどんどん上がってた。
そのあとは、あんまり覚えてないの。
残り800くらいから周りの景色が何も見えなくなって、あたし自身でもわかるくらいのオーバーペースだったけど。
第三コーナーくらいで、気づいたらもう周りには誰もいなくて、それで―
- 27二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:44:12
創作筋肉を使いすぎてちょっと疲れたの。
明日の夜にスレが残ってたらまだ書くかもしれないの。
おやすみなの。 - 28二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:48:35
お疲れ様でした
- 29二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 00:33:00
お疲れ様ですなの
とっても良かったなのありがとうなの - 30二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 00:44:52
素晴らしかったの 短く文章をまとめられることは紛れもない実力なの 誇るべきなの
- 31二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 11:47:11
3なの。ちょっと難しいお題だったの感じてて申し訳なかったなの。でも最後の結果を見た人に想起させる結果など素晴らしかったしありがとうございますなの!
- 32二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 22:02:10
残ってると思ってなかったの。消化してない分やってみるの。
- 33二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 22:15:54
>>16 テーマがなんでもだと逆に悩ましいけど、「サトイモ」呼びしてたからネタにしたの。
***
急にそんなこと言われても、と思った。
女の子をあだ名で呼ぶなんてほとんど経験がない。学生時代の彼女はファーストネームで読んでたけど、ウマ娘の名前で考えるとどこがファーストネームかわからないし……
「だって私の事をサトノダイヤモンドって呼ぶの、トレーナーさんだけですよ?」
「ちなみに、友達のキタサンブラックちゃんからはなんて呼ばれてるの?」
「ダイヤちゃんって呼ばれてますけど……でも、トレーナーさんからは別の呼び方されたいですっ」
……逃げ道をふさがれてしまった。そんなキラキラした目で見つめられても困る。
ダイヤちゃんはダメ……となれば。
「サトノちゃん、とか?」
「……え……」
「だ、だめだった?」
「なんか、距離を感じます……」
「えぇごめん、そんなつもりなかったんだけど……」
目に見えてしょぼくれてしまった。本気でネタがない、どうしようか……
サトノダイヤモンド…サトノ、サト……ダイヤモンド……なんかこう、アナグラムで可愛い感じに……あっ
「えっと、それじゃあ」
「はい」
「サトイモちゃん……とか、どう?」
……え、何だろうこの沈黙。目を真ん丸にしてるから、驚いてはいるんだろうけど。もしかしてやっちゃったかな、これ…?
「ふふっ、あははは」
「え、何?何?」
「ごめんなさい。すごくかわいいと思います、トレーナーさん」
一拍おいて、ケタケタと笑い出した。どうやら、いい評価を貰えたらしい。かわいいと思いますってことは……
あれ、この文脈はどういう意味?かわいいと思うって、呼び名が?それとも俺の感性が、なのか?
- 34二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 22:16:51
- 35二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 22:24:50
木登りしいて天辺に辿り着いたら極寒のベーリング海で蟹漁に巻き込まれて波に揉まれるうちに旨味が増してきたトレーナーのお話