- 1二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:12:28
「ウマ娘ちゃんに関わるものとして、いかなる状況下にあったとしても自分の信念を貫き通し、切磋琢磨せねばならないものである」
「どうした急に」
デジタルと結婚して早数か月、お互いの仕事やらで忙しくなり、ようやく一息ついた頃、デジタルは当時の学生服に着替えていた。
「いやですね、この間荷物の整理していたらこんなもの見つけちゃいましてね」
デジタルが後ろから少し大きめの枕を取り出すピンクな生地に♡マークが描かれた面と、青く×が描かれている面、そして、それぞれにYES、NOの文字が書かれた……所謂「YES/NO枕」と呼ばれる、夜の営みに必要なグッズであった。
なぜこんな枕があるかという、少し前にある番組に注目の新婚としてテレビに出演した際、参加賞として貰ったのだ。
さて、普通ならその枕を使ってお営みなんかの導入にはいるのだが、この家では少し違った使い方をされる。
「というわけで、恒例のウマ娘ちゃんクイズです!」
ルールは簡単だ。現役時代のころと変わらずウマ娘に関するクイズを出し合って、答えていく。
片やウマ娘トレーナー、片やURA職員として互いにウマ娘界隈の最先端を追うことを目標とするものになっている。
「問題!先日行われたダイワスカーレットさんの結婚式において、ウオッカさんが友人スピーチとして泣いていた時間は何分だったでしょうか!」
「……35分!!」
「正解!YESです!」
「次は俺だな……この前ヒシアケボノの元トレーナーが行方不明になった、アケボノが見つけた所はどこでしょうか」
「え、なんなんですかそれ!?」
「答えはフランスな、なんでもすき焼きピザを作りたいと思ったとのことで」 - 2二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:15:53
まあこんな感じでお互いに情報交換もするのが目的となっていることもあるのだが。
そんあこんなで問題も出し合い、たまにデジたんが感情を爆発させながらも一通り終える。あとは寝るだけ……
「あの~……あなた、その……最後に何問か答えてほしいんですけど」
「ん?よし、どんとこい!」
「まず第一問、最近、あたしたちはお金の余裕があるでしょうか?」
「……いや、普通にあるよな?はい、YES」
「正解です!十分な貯金もたまりましたね」
「続いて第二問です、お互いに、今の生活は余裕がありますか?」
「?……あぁ、最近はお互いに空き時間増えたしな、こっちの仕事も分担できる同僚が増えたし」
「では、その、最後の質問です……いいですか!ちゃんと聞いてくださいね!!」
「お、おう……」
デジたんが顔を真っ赤にしながら、覚悟を決めたような顔をしてこちらの耳元に近づく。
「……今日、あたしは赤ちゃんをつくれる日でしょうか?」
……さっきまで持っていた枕をデジタルに押し付け、そのままゆっくりとベッドに押し倒す。
「デジタル、こっちも最後に何問か問題を出させてもらう」
「ひゃ、ひゃい」
「第一問、今日制服を着たのは誘いのためか?」
「はい……現役だったころの服で誘いましょうかなって」
「そんなことしなくても俺は我慢できない」
「~~~ッ!」
「第二問、明日の仕事がままらなくなるかもしれないぞ、今日は寝かせないからな」
「あ、はいぃ!デジたん、今日のことを見越してそういう休みとかちゃんととってます!」
「最後だが……キスしていいか」
「……はい♡」
電気を消した暗闇の中、あらわになるデジたんの身体をとても、美しかった。
完 - 3二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:16:46
可愛いデジたんは良いぞ。
デジたんだ!デジたんを寄越せ! - 4二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:16:50
よき……
- 5二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:17:36
- 6二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:18:22
これが……情熱の連鎖……
- 7二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:18:26
最高です
- 8121/10/26(火) 01:26:59
これいつもの画像にしてないとパクったって思われてそうだな!
- 9二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:30:27
( ・∇・)デジたん!デジたん!
- 10二次元好きの匿名さん21/10/26(火) 01:56:15
デジたんの制服が体系的にちょっとだけキツかったりしたらえっち