【ポケモンニュース】色違いだって生きている【コラム】

1二次元好きの匿名さん21/08/21(土) 11:51:42

我々の身近では見かけないポケモン。
その一つに「色違い」と誰もが答える事だろう。一部を除き体色は通常とは大きく異なり
通常では見られない星型の閃光を発する。彼らはその体色と閃光ゆえに自然に溶け込む事ができない反面、警戒心を研ぎ澄ましている。
色違いといえばジョウトを騒がせた「赤いギャラドス」を思い出す事だろう。
あの一件でシンオウを中心に色違いブームが巻き起こった事は記憶に新しくない。

人々を魅了する色違い。そんな色違いも昨今では目撃、捕獲報告が増加の傾向にある。
おまもりで引き寄せたり、海外で捕まえたポケモンとの間に発見されたタマゴからも色違いは多々報告されていたが。
根気よく草むらを歩き回るトレーナーへの好奇心に誘われ、突然飛び出すというケース自体も増加している。

その事から「希少性が失われた」という声も上がり、それに対し「コレクション扱いするのは生命への冒涜では」という声も上がり
専門家の中にも「ブームの発端であるギャラドスは怪電波の影響で進化前の色素を残し進化してしまった事が発覚している。ブームによりポケモンが過度なストレスを受け、第二第三の赤いギャラドスが現れているのではないか」と声が上がる中
色違いが発する閃光が、星型とは異なっていたという報告がガラル地方で確認された。
原因は不明だが、色違いに希少性を求めていたトレーナー達は歓喜の声をあげ、ある者は阿鼻叫喚した。

ガラルでは通常の巣穴や、雪原のマックスダイ巣穴からも色違いの目撃情報が多く。
総合的な色違いの報告が他地方の倍以上確認されている。今回の件も後押しし、ガラルへ旅立つトレーナーをよく目にするようになった。

筆者も色違いに心惹かれた身で、かつては草むらを駆け回り、自転車を走らせたが
色違いの為に自分が育てていたポケモンたちとの時間を割いてしまった事がある。

色違いを求める心を否定はしない、かつてのチャンピオンの相棒リザードンに心を惹かれ、ヒトカゲを育て始める人が続出したように
それがきっかけで愛情を深める事は間違いなくありえるのだから。
だが色違いも、そうでないポケモンたちも物ではなく、「生きている」という当たり前の事を忘れてはならない。

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