- 1122/11/09(水) 20:35:07
- 2二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 20:35:42
🍲
- 3二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 20:38:29
鍋を煮込んで待つぞ!!
- 4122/11/09(水) 20:40:05
それからしばらくした後の夕方、甲板でぼーっとルフィの事を考えていたらルフィが隣にきて座ってくれた。
2人でとりとめのない話をしてゆっくり過ごすこの時間が私は好き。
ルフィがこうやって側に来てくれるのは私がルフィの彼女だから?
それとも優しいから誰にでもこうやってしてあげるの?
…聞く勇気が出ない。
望んでた答えと違かったら怖い。
私は本当の本当にルフィの事大好きなんだよ?
でもルフィからどう思われてるのかたまに不安になっちゃうよ。
「好きだ」っていつも言ってくれるけど、ルフィのその"好き"は本当に私と同じ?
ウタ「ねぇルフィ。ルフィは私の事どう思ってる?」
ウタ「幼なじみじゃなくて、彼女として好き?」
ルフィ「……。ああ、好きだ」
ウタ「…じゃあ今からするハグは…今までと違う意味になるよ?…それでもぎゅってしていい?」
ルフィ「ああいいぞ、来いよ」
ウタ「……ありがと。大好きだよ、ルフィ」
ぎゅ - 5122/11/09(水) 20:45:04
5日後
ウタ「ねぇナミ、聞いて聞いて。私この前ね、ルフィと素敵なハグが出来たの!」
ナミ「へえ」
ウタ「ルフィってああ見えて本当に優しいハグが出来るんだね。いつの間にか大人になってるんだなっていうか、なんだかすごくドキドキしちゃって…」
ナミ「そうなんだ」
ウタ「すっごく良いハグが出来たから、もっともっとルフィの事好きになっちゃったかも…♡」ドキドキ
ナミ「それで?」
ウタ「うん。実はさ、あの事件でルフィが寝てる時に膝枕をしてたんだけどね、次はルフィが起きてる時に膝枕してみようかなーって。どうかな?」
ナミ「いいんじゃない?」 - 6122/11/09(水) 20:50:05
前にルフィの冒険について色々聞かせてもらったけど、ずいぶん色んな人と出会ってきたんだね。
確かに私みたいに閉じこもってた訳じゃないからたくさんの人とお友達にもなるよね。
…もちろん色んな女の人、とも。
詳しく聞くと何人かとハグはした事あるらしい。なんだかすごくすごく悔しい。
私が1番ルフィの事好きなのに。
だから他の人が多分した事のない事をして、ルフィにもっと私を好きになってもらいたい。
…会った事もない人たちにヤキモチやくなんて嫌な女の子だよね、私……。
ウタ「ルフィってさ、誰かに膝枕とかしてもらった事ある?」
ルフィ「うーん…どうだったかな……多分ねェと思うけど、どうかしたか?」
ウタ「……。それなら、私が1番最初になってもいい?」
ウタ「私はルフィの1番になりたいの」
ルフィ「そっか。良くわかんねェけどウタがしたいんならしてくれよ」
ウタ「…うん!」 - 7122/11/09(水) 20:53:03
4日後
ウタ「ねぇナミ、聞いて聞いて。私ね、ルフィに膝枕しちゃった!」
ナミ「へえ」
ウタ「それで膝枕し始めてから気付いたんだけど、私スカートすごく短いから、もしかしたら見られちゃうかもってなんかすごくドキドキしちゃって…」
ナミ「そうなんだ」
ウタ「あとね、人の頭ってちょっと重いなとか、ちゃんと髪の手入れしなよとか、色々思ったけど…それよりもルフィの顔が近くてすごく恥ずかしかったなぁ。でもなんていうか…ルフィの事もっと好きになれたかも……♡」ドキドキ
ナミ「それで?」
ウタ「次は頑張って……き、キスとか…してみようかなって…」ドキドキ
ナミ「いいんじゃない?」 - 8二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 20:54:17
キスしないでええのんか
- 9122/11/09(水) 20:56:12
流石にルフィとちゅーした人はいないはず。
そう思ってルフィに聞いたら「してねェ」と言ってはいたけど、たまたまその場にいたチョッパーがなんだか微妙な顔をしてた。
…ものすごく胸騒ぎがする。
もしかして、キスの経験があるのかも?
嫌な考えかもしれないけど、私が上書きしたい。
ルフィのキスは私が独り占めしたい。
その為に勇気を出さないと。
もう私は独りで抱え込まないように生きるんだ。
ルフィと一緒にやりたい事をやるんだ。
ウタ「ねぇ。ルフィってキスとか…興味ある?」
ルフィ「あんまりねェなあ」
ウタ「だよね。……。うん…そう、だよね……」
ルフィ「……。なぁウタお前、もしかして」
ウタ「…うん。多分ルフィが考えてる事で合ってる、と思うよ…」
恥ずかしくてどうしても自分から言えなくて。
結局言うだけ言って目を閉じちゃった。
……私ってやり方がズルい、よね。
けどこうでもしないとキスなんて出来ないよ。
そのままじっと待ってたらルフィに肩を掴まれて、そっと唇に柔らかいものが触れた。
心臓が爆発しそうなくらいドキドキして思わず目を開けると、すごく近い距離にルフィがいてくれて……私、本当に嬉しかった。 - 10122/11/09(水) 20:59:03
3日後
ウタ「ねぇナミ、聞いて聞いて。私ね、この前ルフィとちゅーしちゃったんだ!えへへ…」
ナミ「へえ」
ウタ「私ちゅーするのって初めてだったけど、あんなに心がぽかぽかするんだね。なんか私、ルフィとちゅーするのにハマったのかも…」
ナミ「そうなんだ」
ウタ「それから何度もちゅーしたんだけどね、1回ちゅーする毎にどんどんルフィを好きになってく感じがして、すごい幸せ…♡」
ナミ「それで?」
ウタ「うん。ここまで来たら次は勇気を出して、オトナのちゅー、とか…出来たらいいなって…♡」ドキドキ
ナミ「いいんじゃない?」 - 11122/11/09(水) 21:02:10
初めてルフィとキスをしてから毎日ちゅーしてるけど、なかなかその先へ進む事が出来なかった。
だって、オトナのキスだよ?
…すごく恥ずかしいもん。
それに前みたいにルフィに任せようとしても、多分ルフィは何の事か知らないと思うし。
…という事は、私ががんばらないといけない。
なんとかして勇気を出そう。頑張ろう。
ウタ「ルフィ、オトナのキスって…知ってる?」
ルフィ「いつもしてんのとなんか違うのか?」
ウタ「うん、興味ある?」
ルフィ「ウタがしてェんだろ?」
こういう時のルフィってなんか鋭いというか…。まるで私のしたい事もして欲しい事も分かってるみたい。
きっとそれだけルフィが私の事を見て、私の事を考えてくれて、私の事を思ってくれてるんだ。
もしそうだったら……私はすごく嬉しい。
ウタ「……。うん」
ルフィ「なら、やり方を教えてくれ。おれからウタにしてやるから」
ウタ「…ルフィ」 - 12二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 21:02:44
ナミさんの目が死んでそう
- 13二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 21:03:34
ナミさんの返事が固定で草
- 14122/11/09(水) 21:05:11
2日後
ウタ「ねぇナミ、聞いて聞いて。私この前ね、ルフィとオトナのちゅーしたの!」
ナミ「へえ」
ウタ「やる前はあんな恥ずかしいこと出来ない!って思ってたけど、いざやってみるとすごくキュンキュンしちゃって…♡」
ナミ「そうなんだ」
ウタ「する前よりもっともっとルフィの事好きになれたかも!」
ナミ「それで?」
ウタ「あのね?次は久しぶりにルフィとお風呂に入ろうかなって…今だときっと意味合いが変わってくると思うんだけど、大丈夫かな…?変に思われたりしないかな…?」ドキドキ
ナミ「いいんじゃない?」 - 15122/11/09(水) 21:09:05
ルフィ「なぁ、髪洗ってやろうか?」
ウタ「いいよ別に。ちゃんとしたやり方知らないでしょ」
ルフィ「まぁそりゃそうだけど」
ウタ「背中流してあげるね。ほらこっち来て?」
ルフィ「ああ、頼むよ」
ウタ「……ルフィの背中、ホント大きくなったね」
ルフィ「そうか?ウタだって大きくなったろ」
ウタ「……それって身長とかの話、だよね?」
ルフィ「そうだぞ?」
ウタ「……だよね」
ルフィ「ん?どうした?」
ウタ「んーん」
ルフィ「…。なぁウタ、ちょっと耳かせ」
ルフィ「……」ボソボソ
ウタ「……うん…♡」 - 16122/11/09(水) 21:12:05
1日後
ウタ「ねぇナミ、聞いて聞いて。私、ルフィとお風呂に入っちゃった!」
ナミ「へえ」
ウタ「いやまぁお互い身体洗いっこしたり、水鉄砲で遊んだりとかだったけど、久しぶりだったしすっごい楽しかったよ。……あ、もちろんタオルは巻いてたからね?」
ナミ「そうなんだ」
ウタ「ふとした時にぎゅーってしたり、ちゅーとかしたりしてさ。なんて言うか、私ルフィにとっても愛されてるんだなーと思ったんだ♡」
ナミ「それで?」
ウタ「ここまで来たら次はもう……あれしかないかなって…。その、しちゃってもいいよね…?」ドキドキ
ナミ「いいんじゃない?」 - 17二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 21:15:08
ウタ「ルフィ、ぎゅーってして」
ルフィ「あんましくっつくと寝にくいぞ」
ウタ「…ルフィは普通に寝るつもりなの?」
ルフィ「?」
ウタ「私ね、恋人同士がする事は全部したいって思ってるんだ」
ルフィ「うん?」
ウタ「ぎゅーってしたり、ちゅーしたり、一緒にお風呂入ったりしたでしょ?」
ルフィ「ああ」
ウタ「私は…この関係からもう1歩先に進みたいの」
ルフィ「…ウタ」
ウタ「…ルフィが相手なら…怖くはないよ」
ルフィ「……」
ウタ「……だから、来て?」 - 18二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 21:17:31
報告のスパンが短くなってる
- 19122/11/09(水) 21:18:13
翌朝
ウタ「ねぇナミ、聞いて聞いて。私昨夜ついにルフィとしちゃったんだ!」
ナミ「へえ」
ウタ「ルフィって本当に優しいんだね。あの夜はなんて言うか、心も身体も幸せで満たされるっていうかさ」
ナミ「そうなんだ」
ウタ「お互い初めてだったけど、あんなに素敵な夜になるなんて…♡私本当にルフィに愛されてるんだなって思ってもっと好きになれたんだ」ドキドキ
ナミ「それで?」
ウタ「私とルフィもさ、ここまで来たらもう結婚しかないかなって…♡」キャー♡
ナミ「いいんじゃない?」
ナミ「……んん?」
終 - 20二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 21:19:38
でもよ...ナミ...返事が...
- 21二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 22:32:47
ナミさんがついに…自我を…
- 22二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 23:55:34
本当は重いはずなんだけど、ナミとの会話?とトントン拍子に進むテンポの良さでそれが全く感じさせなくて笑う