【閲覧注意】ここだけ麦わら海賊団が俺に劣情を催してる世界

  • 1二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 18:37:45

    「よおーしお前ら! 改めて紹介するぞ! なんか漂流してたから拾った俺くんだ! 今日から俺たちの仲間になるぞ!」

    アーロンを倒しリヴァースマウンテンに入る前、海で俺くんが漂流してました。

    俺くんは運動オンチなので戦闘はからっきしですが、持ち前のオタク知識でルフィを楽しませて気に入られました。

    もちろん、お前ららしいイケてない系な男です。

    「おお よろしくな。えーと、俺くんか。ウチの船長は強引だったろ。」

    「へへっ おもしろそうだな俺くん。おれは海の戦士! キャプテンウソップ様だ!」

    「あたしはナミ。…よろしくね。」

    「サンジだ。もう飢えさせねえからな。おれのメシはクソ美味えぞ?」

    「ァ……オレクンでしゅ…フヒ…ス」

    「ししし! 緊張してんのか俺くん! そんなに固くなる事ねえって! 固くなる…事……。 よしお前ら! 宴だー‼︎」

    「いよっ待ってました!」

    「じゃあ準備しててくれ。俺くんは…ちょっと俺と来てくれ。しししっ。すぐ戻るからなみんな!」

    こうしてルフィは俺くんを連れて物置へ行きました。

    「あ、あの船長、なにか『ドンッ‼︎』 ヒッ」


    「し ゃ ぶ れ 」

  • 2二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 18:48:48

    しゃぶれまで読んだ

  • 3二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 18:50:27

    興奮してきた

  • 4二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 18:52:40

    この頃のゾロだから気さくだな

  • 5二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 18:54:09

    ルフィだけじゃなく海賊団全員か…

  • 6二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 19:07:42

    俺「え…? あ、え…?」

    俺くんは困惑してます。さっきまで朗らかに笑ってた船長が、急に真顔で、低い声で脅してきたからです。

    「しゃぶれって言ったんだよ。おい。」

    俺「いやあのじょ、冗談で「あ? 」 ヒッ」

    ルフィはズボンのチャックを下ろし、そこからゴムゴムのバキバキを取り出しました。それは天を衝く最上大業物です。

    「おれを怒らせないでくれるか? 俺くん。」

    普段のルフィとは想像もつかない強引さで、俺くんの頭を掴み、そのままゴムゴムのしゃぶらせを行わせます。

    俺「ぐっほ ぐほっ」

    「ああ……いい…俺くんはボソボソ喋るしオドオドするからおれの嫌いなタイプのはずなのに…はずなのに……クソっ…ウッ」

    こうしてイクイクのピストルを受けた俺くんは、ルフィの覇王色のエキをタップリと飲まされました。

  • 7二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:23:52

    「ししししし、なんかスッキリした! おい俺くん! 宴行こうぜ! サンジのメシはうめえぞ〜」

    さっきまでのルフィが嘘のように消えていつものルフィに戻りました。しかし

    「あ、そうだ俺くん。 飲 め よ」

    ほんの少しだけまた真顔になりそのまま笑顔で立ち去りました。
    「うがいなんかするなよ〜。そのまま来い! しししっ!」

    俺くん「う、げ…ごくん」

    豪水を飲むより覚悟がいりそうでしたが、それでもがんばりました。
    俺くん「なんで……船長…いい人だと思ってたのに……うぷ」

    口からネズキノコ臭を出しながら宴の場へ向かいます。

    「俺くんの仲間入りを祝って〜〜かんぱーい‼︎」

    「「「かんぱ〜い」」」

    ウソップの号令に合わせて宴が始まり、ルフィはもう飯にがっつき宴を楽しんでました。

    「おう俺くんだっけか! そういえばまだ自己紹介してなかったけな。おれはゾロって言うんだ。世界一の剣士を目指してる。よろしくな」
    俺くん「あ、よろしくッス…ッス。」
    先ほどの痴態をかき消すかのように酒をどんどん飲み、忘れようとする俺くん。

    「お! おめえイケる口か俺くん! 嬉しいなぁ!」

    そしてゾロは、俺くんの酒の飲みっぷりを気に入り、俺くんのジョッキに酒を注ぎ込みました。
    しかしその目は 俺くんの開いた胸元に行ってます。

  • 8二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:26:23

    なんか草

  • 9二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:27:17

    やめろよ!「この匂い…ネズキノコですかい?」がなんか変な意味に聴こえてくるだろ!

  • 10二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:40:07

    俺くんはぐびぐひ飲んでるので当然すぐ潰れます。

    俺「あ……キツイっす…」

    「あら俺くん。大丈夫? お酒あまり飲めないならムリしちゃダメじゃない」

    「おお大丈夫か俺くん! 待ってろ、いまウソップ様特製の酔い覚まし玉をだな……。」

    ナミやウソップは心配してくれてます。しかし俺くんはけっこうフラフラです。

    「あ〜わりいな俺くん。おれのペースに付き合わせちまったのが原因か。」

    「たく、てめえは飲ませすぎなんだよアホ剣士」

    「わかったわかった。ちょっと俺くんをベッドに連れておくからよ。ちょっと水も貰ってくぞ。また戻るからおれの酒とっとけよ」

    こうしてゾロは、作戦通り俺くんを酔いつぶせて、合法的にベッドへ持ち込みました。ここなら邪魔者はいません。獣の如く豪剣が振るわれる裏の宴が始まります。

    「俺くんよ…わりいな、おれはこんな男じゃねえのによ…。ルフィが連れてきた時からおれはなんか変なんだよ。」

    「うぅ〜ん…。」

    俺くんをベッドに置いたゾロは、優しく、そして武装色の眼光を俺くんに向けます。

    「少しだけ…少しだけだからよ……少しだけお前の業物を握らせてくれ…。」

  • 11二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:42:34

    咥えるつもりか…

  • 12二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:44:42

    お前はそっち側かよ

  • 13二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:45:00

    地の文が絵本みてぇだ

  • 14二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:46:55

    なんで誰も♡押してやらねェ

  • 15二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:59:05

    >>14

    シコってるからな

    押せねえんだわ

  • 16二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:05:31

    にぎにぎちゅっちゅ
    にぎにぎちゅっちゅ
    さんぜんせかい

    「俺くん…俺くん……ハアハア、はじめてなんだ……こんな事…すまねぇ……くいな。」

    ゾロはもう俺くんの初代童貞鉄に夢中です。ズボンからまろみでる俺くん刀を愛して愛して、いつのまにかゾロくんは股間から108ボンド色砲を出しておりました。

    「うっ……ハァ…なにやってんだおれは……。すまねぇ俺くん…」

    ゾロは罪悪感を抱えつつ、俺くんに服を着せて布団をかけその場を後にしました。そして何かを忘れるように酒を浴びるように飲みました。

    しかし計算外は一つ。そこを見ていた狙撃手がいました。

  • 17二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:10:03

    閲覧注意で生理的悪寒を感じたのは初めてかもしれない

  • 18二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:10:36

    こんな気色悪いss初めて見たわ

  • 19二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:28:44

    ゾロの罪悪感に満ち溢れてる感じとルフィのクズさの差よ

  • 20二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:34:41

    初代童貞鉄草
    三代鬼徹みたいにいうな

  • 21二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:35:53

    このSSめっちゃ元気でるから応援してる
    文章の童話感と起きてることのアンマッチな空気がなんかつぼ

  • 22二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:56:07

    (ゾ…ゾロ⁉︎ あいつ、いったい何やってんだよ⁉︎)

    物陰からウソップが、ゾロと俺くんの刀磨きを見ていました。俺くんを心配して酔い覚まし玉を持ってきたウソップが、ピチャピチャした音を怪しんでこっそり見てきました。

    (信じられねぇ…! あいつそんな趣味があったのかよ…三刀流どころじゃねえ…!)

    冷や汗をたらしながらウソップは口を手で押さえてます。

    しかしそれでもウソップの股間の短鼻くんはなぜか長鼻くんになってます。

    (おれ……いったいどうしたらいいんだよ…ゾロ……あいつ、女に興味なさそうな感じは、そういう事だったのかよ。…男同士でも気持ちいいのか……いやおれは何を⁉︎ カヤ、おれはどうしたら)


    俺「ふわぁ〜よく寝た。ああ〜なんか頭がボーっとする…。飲みすぎたなぁ。」

    こうしていろいろと抱えたまま、麦わらの一味はリヴァースマウンテンへ向かいます。俺くんはその間は戦闘には参加せずとも、掃除洗濯などの雑用で役に立ってましたし、夜は船長の役に勃ってました。

    「俺くんの口は本当に具合が良いな! しししし! おい今度はおれの乳首を吸え! 舐めろ!」

    俺「ぐう…はい…船長…。あぐッ!」バキッ

    「なあ……俺くんさぁ、ルフィって呼べって言ったろ? 船長なんて他人行儀やめろよ。」

    「はい…ルフィ……さん。」

    「ししししっ! 仲間なんだからさんもいらねえよ! もっと気軽に話してくれよ! それとも、またゴムゴムのギチギチされたいか?」

    俺くんは、ルフィにゴムの腕で首を絞められる怖さを知っているので無理やり笑顔を付けてしゃぶり、吸います。

    これが麦わらの一味の夜です。

  • 23二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 22:27:08

    >>13

    ムーミソっぽい

  • 24二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 22:59:53

    リヴァースマウンテンに突入した麦わらの一味は、とても大きなクジラに飲み込まれてしまいました。
    船の中でもんどりうつ一味は、ようやく落ち着いたと思ったら、そこは青空が広がる海の上でした。
    俺くんはもちろん、ルフィにお尻の穴をくりくりといじくられセクハラされてます。
    ゾロはあの時から俺くんと酒を飲みません。また過ちを繰り返してしまいかねないからです。

    俺「あっ…ウン…こ、ここどこですかね? 僕らクジラに飲み込まれたハズじゃあ」

    (俺くん……なんか色っぽいな……ハッ⁉︎ おれは何を…くいなくいなくいなくいな…)


    俺「あ、あ、そのルフィ、ここはその、あ! あそこに誰かいるよ!」

    そうして、クロッカスという老人に出会い、ここはクジラの胃の中と言うことを知り、そして怪しい男女に会いました。
    その者たちとなんやかんやで同行してクジラから出て次の街へ向かう事にしました。


    その夜……。

    「ねえ、俺くん。ちょっといいかしら」

    航海士のナミが、夜間見張り手伝いの俺くんに話しかけました。他の男たちはサンジ以外寝ています。

    俺「ふ、ふひ、ナミ…サン、あのどうされましタ……ス。」

    「うん、あのさあ。あんた…そのハッキリ聞くけど……ルフィと何してんの?」
    俺「え⁉︎ え、その何とはナンノコトですか…⁉︎」

    「隠さなくていいわよ。あいつ、たまにアンタと二人っきりになるでしょ? そのときのアイツ、なんかサンジくんやウソップと話す感じとなんか違くてさ…。で、あたし、見たの。アンタとルフィが……その、アレしてるとこ。」

    ピンチです。ついに女性陣のナミにバレました。

  • 25二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 23:25:24

    俺くんはもうしどろもどろです。嘘のプロであるナミには当然見破られるため、何も言えません。しかも一味の仲を壊しかねないスキャンダルです。俺くんは今、責任を感じてます。

    「…そりゃあたしもこんな事してるから、そういう世界があるのは知ってる。でもまさかルフィがね。女には興味なさそうで、肉と冒険だけが全てだと思ってたわ。」

    「でも俺くんさ……。」

    ナミは俺くんを少し責める目付きで見てます。

    「なんで抵抗しないの…? 嫌ぐらいは言えるハズでしょ?」

    そして、ナミはどこか舐める様な熱が、瞳に灯しています。

    「あたしだってさ、一応女なわけだし、こういう世界に長くいたから今更男女のそういうアレを知らないなんて世間知らずなわけないじゃない? でもアイツらってそういうのとは何か違うっていうかさ……ヤリたいって訳じゃないのよ? ルフィはあんなんだし、ゾロは刀バカだしウソップはカヤがいるし……サンジくんは大切にはしてくれるけどそういうところはガッつかないし。」

    俺「あ、うす」

    「でもさ……なんでアンタなワケ? ルフィだけじゃない。ゾロもウソップくんもなんか少しよそよそしいし……ねえ、どういう事……?」

    なぜかナミは、俺くんに少しづつ少しづつ、歩み寄っていきます。ナミは本来こういう時、そんな男には近づかないハズです。しかしなぜでしょう。今夜のナミはいつもと違います。

    俺「いやその、何でって言われましても…スンマセン…ス。」

    「なんでよ……アンタ、男でしょ? 男なのに、男なのにさ、アイツらに尻振って……ホント…嫌…。」

    そういう割にナミは俺くんに歩みより、ついには顔が間近にまで迫ってきてます。

    「男なのに……男のくせに……ハグッ!」

    俺「⁉︎」
    なんとナミは俺くんに唐突に強いキスをしました。

  • 26二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 00:38:09

    おい頼む続き書いてくれ

  • 27二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 00:43:07

    俺(え! え! ナミさんなんで! あ、いいにおい)

    「ハグッ…チュバ…ムグ…ッ! ぷはぁ! ハァハァ…。なによ俺くん、俺くんって別にハンサムとかそういうのじゃないのに…なによ……なによ…! ねえ、アンタ、キスとか…した事ないでしょ」

    俺「あ、あ、その、ないで」

    「分かってるわよ。アンタほんとに女慣れしてない、わっかりやすい童貞だって事。で、キスは初めてでしょ。ルフィともした事ないでしょ。」

    俺「ハィ…」

    するとナミはなぜか少し口角を上げました。
    ナミからしたら童貞臭いダサ男とのキスなんて、どれだけベリーを積まれても拒否するものなのに、勢いでキスしてしまいました。アーロンのシャーク・オン・ダーツも真っ青の勢いでした。

    「そうよね、そうよね。アンタは女とも男ともキスした事ない童貞なの。だから、こんなキスされたら忘れられないわよね。」

    なんとナミは、更に俺くんに抱きつき熱烈なキスを、いやディープキスをします。しかもナミの腕力で俺くんの上からおおい被さる様なキスです。

    「ハァ、ハァ! ムクグッ ヂュルッ! ヂュ! 男のくせに…あたしに負けて…! 男のくせに、男のアレを咥えて……! 臭いのよアンタの口…! 男のアレのにおいがするわ…! ああくさいくさい…チュブッ!マグッ!」

    なぜでしょうか。今夜のナミは熱に浮かされ俺くんに対して舵を取っています。トゥース・ガムのように俺くんの唇を貪ります。

  • 28二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:05:37

    「ハァ…ハァ…アンタが、アンタが悪いのよ俺くん…! 私は普通の女の子なのに…お金とみかんが好きで…ルフィ達は恩人なのに……なのにアンタが壊したの…! このナヨナヨ男…!」

    俺「なん…ハムッ…ん…」

    「黙ってなさい…黙れ…! 今はあたしに黙ってキスされてれば…いいんだから……!」

    ナミはもう俺くんに対してどうすればいいかわかりません。自分は割り切れる性格だと思ってたハズですが、なんででしょうか。
    今は無性に、俺くんの知らない表情をルフィが知ってると思うと心が、胸がざわつきます。

    ナミはまだ気付きません。それが嫉妬という感情だという事に。
    いえ、気づかないフリをしているのです。もし俺くんが女の子ならまだ普通の嫉妬で済んだかもしれません。しかし俺くんは男。ルフィ達も男。
    しかしなぜか、俺くんがルフィにしか見せない表情があると思うと許せないのです。上書きしてやりたいのです。

    しかしそこへのんきな声が届きました。

    「あ〜出た出た。しょんべん出たなぁ〜。」

    ルフィが便所から出てきて廊下を歩いて来たのです。ナミは弾かれた様にどいて、壁にもたれかけました。

    しかし、顔が赤く、ナミは正気に帰りました。自分が自分ではないみたいでした。
    普段の自分なら絶対にしない事をしてたのですから。

  • 29二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:14:32

    「あり? ナミじゃねえか。それに俺くんも。おいナミ。見張りはどうした?」

    「…い、今トイレに行ってたのよ。すぐ戻るわ。」

    「なんだお前もかぁー! ししっ うんこでもしてたか」

    「ほんっとデリカシーないわね!! もう戻ってるからね!」

    そうしてナミは怒りながら見張り台へ戻りました。
    ルフィはニコニコしながら俺くんの方へ向きます。

    「なんだ俺くんもいるのか。見張りの手伝いあるんじゃねえのか?」

    俺「あ、すみませ、戻ります。」

    「まあ待てって俺くん。あのさ……

    いま 何してたんだ?」

    この時のルフィは、あの真顔でした。そしてゴムゴムのバキバキでした。

    「し ゃ ぶ れ 」

    俺「ヒッ、わ、わかり…ました。」

    もう何度目かになるか、俺くんのイクイクのしゃぶしゃぶです。
    真顔で命令するルフィには絶対に逆らってはいけません。普段の朗らかで仲間想いなルフィを知っているからこそ余計に怖いのです。
    そこには懸賞金3000万ベリーの海賊がいました。

  • 30二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:22:36

    「俺くん。おめえ口の周りになんか付いてるぞ。ベタベタしたもんがよ。なあ、なんでそんなんついてんだ? なあ。」

    俺「あ、その、これは、あ、しゃぶりますから「あ?」 ヒッ」

    俺くんの髪を鷲掴みにして、ルフィは股間の武男色硬化を俺くんのお口に無理やり入れました。
    俺くんは知ってます。これは船長の機嫌を損ねた時のゴムゴムのオシオキだということを。

    「俺くんってよ 女がやっぱり好きなんか? ン……イイゾ…。おれそういうのはよく分かんねえんだけどよ。」

    俺「もぐぐぐも」
    「なあ、やっぱり女がいいのか? なあ。」

    今夜のルフィは少しこわいです。
    「なぁ、どうなんだよ。なあ。もしおれが女ならさ、おれと……」

    そう言いかけた時に、イクイクのバズーカが俺くんの中にいっぱいでました。
    ルフィは何か天を仰ぐ様に考え、そして俺くんに

    「……明日にはウイスキーピークってとこに着くらしい。俺くんはもういいから寝ろよ。 おれはもう寝る」

    一方的にルフィは俺くんに伝え、そしてさっさと寝室へ戻りました。

    「あ、それとウイスキーピークでは宿に泊まるつもりだからよ…。夜、ちょっと抜けるから来いよ。」

    振り返らず、俺くんにルフィが話しました。表情は見えませんでしたが、俺くんは少しルフィ船長が怖いです。

    俺くんは今夜はなんだか一人で寝たくて、口をゆすいでから寝ました。
    おや? 今日はルフィから、口を濯ぐなと命令がありませんでした。いつもならマーキングするかの如く、ネズキノコ臭のする口で過ごさせるのに、どうしたのでしょうか。

    そして次の日。ゴーイングメリー号はウイスキーピークという港町に到着いたしました。

  • 31二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:32:23

    なんでだろう、続きを待っている俺がいる

  • 32二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:49:17

    ゴムゴムのバキバキ

  • 33二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:49:23

    女大好きサンジがどうやって手を出すのかが気になってる

  • 34二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:57:00

    >>32

    ゴムゴムのバキバキってなんだ…?

  • 35二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 02:10:18

    ウイスキーピークは珍しく海賊歓迎の街でした。

    麦わら海賊団は、クジラの腹の中で出会った怪しい男女が船から逃げ出したのを見送った後、ウイスキーピーク内で宴会を初めてました。
    色とりどりの料理にたくさんのお酒。そして楽しく話を聞いてくれる町人たちに、麦わらの一味は完全に油断してました。

    そして夜がふけました。
    ルフィ達は満腹で、酒を飲んで寝ていました。宴会会場ではそこら中に空瓶や空き皿が置いてあります。
    俺くんは、すこし離れた所でひとり起きてました。そこにゾロが酒瓶を持ってやって来ました。

    「あ…俺くんか…な、何やってんだこんなとこで。」

    俺「ゾロさん。いやなんとなく眠れなくて。ボク早々にダウンしたから、さっき目が覚めたんです。」

    「お、おうそうか。あーだったらよ、その、ちょっと飲まねえか? 一杯だけなら飲めるか?」
    俺「あ、はい いただきます。」

    ゾロと俺くんは酒を酌み交わします。そしてゾロはぽつりぽつりと俺くんに聞きます。

    「なんか、こうやって二人で話す事って無かったよな今まで。……なあ俺くんの事、聞かせてくれよ。俺くんは…好きな女とかいるのか?」

    俺「えっ? い、いや僕はそういうのはあんまり…二次元の女の子とかならいっぱい好きなのいますが生身の女の子とお付き合いとかは…その…」

    「ああいいんだいいんだ。おれも修行とかばっかでそういうのは無かったからな。…うん、なあ、俺くんってよ、その、なんつーか…体とか鍛えてみるか…?」

    俺「え?」

    「じ、自分の身を守れるくらいは必要だろ? 俺ならトレーニング慣れてるからつ、付き合ってやってもいいぜ、ほ、ほらおれの筋肉触ってみろよ」

    ゾロは、俺くんとふれあいたいようです。
    ふれてほしいようです。今、見てるのは月だけ。

  • 36二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 08:59:55

    ルフィは鬼畜

  • 37二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 09:03:44

    絵本みたいな柔らかい文章だから多少の誤字脱字があっても生暖かく見守れる素晴らしい名文ですね♡早く続き書くんだよオラッ!

  • 38二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 10:12:10

    しかしそんな蜜時も長くは続きません。
    ゾロ達が腰掛けていた建物の下で、町長のイガラムと、クジラの中で出会った怪しい男女達が話をしています。

    なんとウイスキーピークは賞金稼ぎの街であり、宴会で油断させ酔いつぶした海賊を捕まえる街だったのです。

    ゾロと俺くんだけが、仲間を守れます。
    ゾロはいつもなら戦うために笑う男です。でも今夜は不機嫌です。
    俺くんとの語り合いの時間を、邪魔されてしまったからですね。

    「…ああ。ったく。そういう事かよ。おい賞金稼ぎども。お前らからは酒の恩があるけどよ、よくも邪魔してくれたな。…俺くん、危ないから避難していてくれ。」

    俺「あ、はい。あああ、あんなに武器持った人達が……ル、ルフィ! みんな!」

    俺くんはなんとか這いばいの体で、仲間たちを起こしに行きました。途中、賞金稼ぎの女の鉤爪に体をいくつか切られながらも。

    そこからのゾロは鬼神の如く賞金稼ぎの住人をきりふせていきました。普段は見せない静かな怒りをたたえて。


    そこに鳴り響く爆発音。そしてルフィが飛んできました。賞金稼ぎ達が空を舞います。

    「俺くんから聞いたぞ。お前ら賞金稼ぎなんだってな。メシは美味かったらやり辛いけどよ。お前ら、俺くんを傷つけやがったな。」

    普段見せない怒りの表情を浮かべたルフィが、賞金稼ぎ達を殴り倒し、サンジ、ウソップ、ナミも戦闘体制に入ってます。

    特にルフィとゾロの戦いぶりはまさに恋人を傷つけられたかの如く恐ろしいものです。

  • 39二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 17:58:16

    がんばれ1

    がんばれ俺くん

  • 40二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:00:59

    するとなんという事でしょう。
    そこに謎の爆発を出す男と女が現れました。

    なんと二人はバロックワークスという秘密犯罪結社の構成員です。

    しかも、ウイスキーピークの町長とクジラの腹の中で出会った男女もそれの構成員でしたが、女ほうがアラバスタ王国のお姫様で、町長が護衛隊長と判明したのです。

    こうしてルフィ達は、お姫様と共に爆発男女を退け、次の島へ共に逃げようと協力しましたが、追手の手により護衛隊長のイガラムの船が爆破されました。

    こうして俺くん含む麦わらの一味と、お姫様のネフェルタリ・ビビは次の島であるリトルガーデンへ進みました。

    その島は太古の生物が跋扈する古代島です。一味は情報収集と食料調達を兼ねて上陸しました。
    船番は、サンジと俺くんでした。

    「じゃあ俺くん。アホ剣士が食料調達してくるからおれたちでメシの仕込みするか。」

    俺「あ、はい。サンジさん。この食器を洗えばいいんですね。」

    「おう頼むわ。俺はこいつらの皮剥きやらしとくから。」

    俺くんは戦闘で役に立たないので、大人しく食器洗いにいそしみます。二人はとりとめのない話をしつつ作業をしてます。

    俺くんが食器洗いをカチャカチャとしてる時、サンジはどうも俺くんの作業姿をチラチラ見ており何か気になるようです。

    それは俺くんの尻や腕を目で追ってました。
    俺くんが作業してるだけなのに、俺くんは男なのに、サンジはなぜか気になってしまうのです。

    (なんでだ……俺くんは他のヤロウどもと同じ男なのに、なんであんな尻をフリフリと…なんかエロ……ハッ! 馬鹿かおれは⁉︎)

  • 41二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:04:30

    ええぞ!

  • 42二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:16:42

    サンジは今自分が何を考えたか思い返すと正気に戻りました。
    自分は全てのレディを守る騎士として、女性が好きなのは当たり前で、男をそんな目で見るはずがありません。

    しかしどういう事でしょう。今、皿洗いをしている俺くんの尻が、なんて事ないヤロウの尻が、今は無性にオールブルーなのです。

    しかし、フリ…フリ…と動く俺くんの尻を目に、作業の手は、いつのまにやら止まっていました。

    「あ、あーっとよ俺くん! まあなんだ! 大変な事になっちまったよないろいろ! まさかあのアラバスタ王国のお姫様と一緒の船に乗るなんて、こりゃあそうそうねえぞ!」

    俺「そうですねサンジさん。僕もびっくりしましたよ、敵かと思ったらまさかお姫様だったなんて。いやあでも髪下ろしたらホントにお姫様みたいですね!」

    「だ、だよなぁハハハハ。ナミすわんと同じくらい美しいお姫様が現れたからおれはもうびっくりしたぜ! 男サンジ! お姫様様がたを守るナイトになっちまうぜー!」

    サンジはさっきまでの変な想像を振り払うかのように、明るく俺くんと談笑しながら作業する事にしました。
    さっきまでの自分は何かの間違いだ、間違いなんだと言わんばかりに。

    俺「いや流石サンジさんですよ! ボクなんかも守ってくれたら嬉しいなぁー、なんて」

    「へっ、おれはレディを守るナイトなんだぜ! 男は自分でなんとかしろってんだ!」

    俺「で、ですよねーハハ…。」

    「……ああそうだ、自分で……なんとか……けどもし俺くんが…敵に奪われる…なんてなりゃ…」

    どうしたのでしょうか、サンジの語尾が段々と小さくなってきました。俺くんがもし見知らぬ海賊なんかに襲われたらと考えると、胸が締め付けられるようでした。
    それはナミやビビが敵に襲われるのを想像した時と同じ気持ちでした。

  • 43二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:21:26

    なんだか俺くん好きになって来たな…

  • 44二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:22:53

    男なのに女性に対して並みに過保護になるサンジの描写好き

  • 45二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:26:48

    これもうモデル違いのメロメロ能力者だろ

  • 46二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:26:52

    キャラ×モブが好きな俺。正直興奮する。

  • 47二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:45:41

    俺「サンジさん、皿洗い終わりました。何か手伝いますよ。」

    「あ、ああ。じゃあこのジャガイモを潰してくれ。ポテトサラダを作りてえ。」

    蒸したジャガイモを、すり鉢に乗せて俺くんに渡しました。サンジは料理に関しては自分でやる人間なので、本来ならダイニングの掃除やら整頓やら指示すればいいのに、今は、俺くんと一緒に居る口実が欲しかったのです。

    俺「わかりました。……んしょ、よいしょ。」

    俺くんはあまり慣れない手つきで、すり鉢に盛られたジャガイモを潰し始めました。
    もちろん料理のプロであるサンジからしたら拙いもの。
    だから、自分が後ろから指導するのはごく当たり前の事、ごく当たり前だと言い聞かせるように俺くんの後ろに立ちました。

    「お、俺くん、ジャガイモを潰す時はな、こうやって体重をかけるような…だな…。」

    俺「ひゃっ! あ、サンジさん。あ、はい。」
    サンジは、俺くんの後ろから抱きつく様に優しく腕を回し、俺くんの腕に自分の手を添えました。

    これはジャガイモ潰しのやり方を教える指導なので問題はありません。
    しかし普段のサンジなら、男に対してこういう時は言葉で教えるものです。
    けして男を抱き抱えるようには教えません。それでも、サンジは俺くんの腕に手を添えた時、確かに、劣情を催しました。

    「こうやって…こうやって……こうやってやるんだ…! ほら、しっかりすり鉢を持って、おいちゃんと目の前の料理に集中するんだ、こっちを…向くな。」

    俺「う、は、はい。あのサンジさん、ちょっと、その近すぎ、るんじゃ」

    「お、お前がやり方よく分かってないから、仕方ねえんだ、仕方ねえだろ、ほらいいから続きだ…!」
    いつの間にやらサンジの胴体は、俺くんの背中に密着して、手は俺くんの腕を掴みます。まるでこれはおれのものだといわんばかりに。
    クルー達は外にいます。今この場には二人だけです。二人だけの空間なのです。

    俺くんの尻に、サンジのジェルマ66がムートンショットするかの如く当たっている事に気づかないフリをしているのは、きっとサンジにとっては今はどうでもいい事なのでしょう。

  • 48二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:54:14

    ウケウケの実の総受け人間だろ
    そうであってくれ

  • 49二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 19:42:38

    (俺くんは男俺くんは男俺くんは男……)
    サンジはなんとかして理性を保とうとしています。
    それでも体は正直です。もう股間の悪魔風脚はコンカッセです。
    その時です。
    俺「あっ!」

    俺くんはすり鉢からジャガイモのかけらを調理台にこぼしてしまいました。素人なのでこういうことも当然あります。
    しかしサンジは見逃しません。それはジャガイモをこぼした事ではなく、俺くんへのお仕置きの名目ができた事です。
    「おい俺くん……おれは食べ物を粗末にする事は許さねえ事は知ってるな…?」

    俺「え、で、でもサンジさん、床に溢れたわけじゃないしまたすり鉢に戻せば別に…」

    「なんだと……キッチンでコックに逆らうのか俺くん…! 海でコックに逆らうと餓死するのは知ってるか…? ハァハァ……だ、だからこれはしょうがない事なんだ…!」

    俺「え、ちょ、サンジさん、何か…怖いです…!」

    「ハッ⁉︎」
    サンジは、今まさに俺くんのズボンに手を掛けようとしていて正気に戻りました。
    しかしその心の底では、俺くんが男だから、ではなく、レディに無理やり手を出すなんて……という気持ちと同じ事に気づいているでしょうか。

    「わ、わりい俺くん、おれちょっと疲れてるのかもしれねえな…ハハ…そのジャガイモはすり鉢に戻しておいてくれ…じゃ、じゃあ残りのジャガイモも潰しておいてくれよ。」

    俺「は、はい。サンジさん…どうしちゃったんだろう」
    サンジはあと一歩を踏みとどまりました。
    あと少しで俺くんの心と、そして体を傷つけてしまいそうでした。
    そこだけはダメだ、と理性が働きました。

    でもサンジは知りません。
    俺くんの股間の和童貞一文字は、すでにルフィ船長とゾロに、ありったけの夢をかき集められている事に。
    特にルフィは俺くんの感じるポイントと、俺くんの感じる表情を知っている事に。

  • 50二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 20:22:01

    文才ありすぎるだろ

  • 51二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 20:23:58

    正直大好き

  • 52二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 20:26:09

    なんだかんだ紳士なサンジ好き

  • 53二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 21:16:38

    ビビ様が俺君に劣情を催すかどうかで仲間判定がどういう扱いか分かるのドキドキしてきたな
    多分ずっと船乗るメンバーだけだと思うけど

  • 54二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 21:23:28

    主の地の文全部好きなんだけど、特にこれ美しすぎる
    「ありったけの夢をかき集められている事に」
    かき集めちゃ駄目なのかよありったけの夢を

  • 55二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 21:38:04

    ちょっとおかしな雰囲気のまま、ルフィ達の帰りを待っていると、窓から鷲とラッコが入ってきました。
    そのラッコは、サンジと俺くんをじっと見つめると、おもむろにガトリングを撃ちまくりました。

    それはバロックワークスが送り込んだ刺客でした。俺くんはとっさにテーブルの下に隠れましたが、足に一発、弾丸がかすりました。
    サンジはその二匹の刺客を蹴り飛ばし、そいつらが落とした電電虫を拾い、敵のボスへ麦わらの一味は始末したと嘘の報告をして欺きました。

    「これでこのクソ組織も俺たちの事を諦めるだろうよ。あっ!俺くん!大丈夫か!」

    俺「うう、痛い…痛いです…! 弾が足に…痛っ!」

    「しっかりしろ! かすり傷だ! このくれえ、包帯と薬で…ちょっと待ってろ!」
    普段でしたら、この程度の傷を男が負っても放っておくサンジでしたが、俺くんの傷を見た時にとても胸が痛くなりました。
    包帯と傷薬を持ってきて治療しようとしますが、そのためにはズボンを脱がさなくてはいけません。しかも傷は太ももです。
    パンツにも近い位置の傷です。
    サンジは、俺くんの事が心配ですが、ズボンを脱がし俺くんのアレがある事を意識してしまいます。
    「と、とりあえず治療するから、ほら脱いでくれ俺くん。脱がなきゃ治療できないから…脱げ」

    俺「は…い…! いたたた…お願いしますサンジさん。」

    俺くんはズボンを脱ぎました。そして、左足をサンジに差し出しました。

    (お、俺くんの足か…なんでこんなエロいんだよ…! おれは、おれは…ナミさん、ビビちゃん…!)

    なんとか理性を保ちながら俺くんの足に薬を塗って包帯を巻きます。そして、血を拭いてあげる時、パンツにも血がついてる事を見たサンジは、舌を唇に這わせました。蛇が獲物を狙う時のように。

    「あ、あのよ、そこも怪我してんじゃねえのか、血も拭かなきゃ、何か感染するかもしれねえし…拭くぞ…!」

    俺「え、いやそこは自分で「いいから!!」ハッハイ」

    サンジの清布が、俺くんのお股に当たります。そして、パンツを脱がします。もう言い訳はできません。サンジはこの日、劣情に負けて、俺くんの股間擦り棒へ、布を…這わせました。

  • 56二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 22:19:19

    どうなっちまうんだ

  • 57二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 22:52:28

    無言です。サンジは無言で俺くんのパンツを優しく、しかし力強く脱がしました。
    もちろん俺くんの股間棒に傷なんかはありません。だからこの治療はこれでおしまい。

    そんな事はさせません。サンジはそれをわかっていながらも、まだ布ごしだから俺くんのを触ってもセーフ、セーフだと言い聞かせます。
    しかし無情にも、俺くんの短刀は刺激によって黒刀になってしまいました。
    ルフィにいじられた俺くんのお股は、男の手でも覇王色を纏う金棒の様になってしまったのでした。
    (俺くん……! そんな、おれの手で…こんな…! そんなつもりは…無か…っ…た……のに…! だったら、だったらしょうがねえよな…。おれは仲間なんだから…!)

    俺「あ、あ、これは違うんですサンジさん、これはその、その…」

    「何が違うんだ俺くん…! これは治療だから、治療だから…だから…その、しょうがねえだろうが! お前だって男に触られてこうなっちまう…なんて…その…」

    俺「ち、違うんです…! 僕だって普通のアレなのに、ルフィさんがよくその…」

    「……ルフィがなんだって…⁉︎」

    言ってはいけない名前を俺くんは言ってしまいました。
    麦わらの一味になってから俺くんはルフィによく股間のピストルを流桜されていました。
    だから男に触られても大きくなってしまうようにいつのまにか調教されてました。
    しかし、サンジはルフィの名前を 今 この時に 口走った俺くんが、なぜか許せなくなりました。

    「なあ…まさか…俺くんよ……ウソだろ? おい、お前まさか」
    サンジはいつのまにか、直接俺くんのおっきい包丁を握っている事に気づいていません。

    「てめえ……まさかだとは思うけど…触らせた…のか…コレを…」

    俺「……う…その…」

    俺くんは嘘が下手ですね。それは肯定と捉えられます。サンジは無性に腹が立ち、気がざわめきます。
    いつの間にやらサンジは、俺くんのアソコ棒を、しごいてます。少しづつ、力を入れながら…。

  • 58二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 23:04:52

    クソッ!!こんな時間になんてモン見せやがる…

    コレ一スレで終らねぇだろ?

  • 59二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 23:12:43

    きかんしゃトーマスのナレーターで頭の中のナレーションが進んでる…!!誰か助けてくれ…!!

  • 60二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 23:19:47

    アルコール入ってるせいか技名パロの数々で引き笑いが止まらなくなった

  • 61二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 23:56:21

    (クソっ クソっ クソっ‼︎ なんでだよ俺くん! なんでお前はおれ以外の男に…! クソっ!)

    もはやサンジは冷静ではありません。俺くんに対して完全に性欲を向けてしまっています。
    サンジにとってレディは守るもの。だから無理やり関係を迫るなんて事はしてきませんでした。
    それは育ての親であるゼフの教えでした。

    しかし男が相手ならどうでしょう。男をレディの様に扱う訳がありません。
    なのに、俺くんは男だというのに、どこか愛おしいレディの様に思ってしまったのです。

    俺「あ、あ、そんな、ダメ…あ、気持ち……い…サンジさん…落ち着いて…!」

    「ああ俺は冷静だよ! 俺くんは女にしか興味ねえと思ってたのに…なのに…!」

    ゴシゴシ、ゴシゴシと俺くんの怒張したしゃもじをサンジはしごいています。
    何かを振り払うかのように、誰かが触れた後をこそぎ落とすかのように。

    過去は変えられないのに。

    俺「あっ、ダメ…!」

    俺くんは遂にヴォーショット……!

    サンジの手に俺くんの覇気液が着くも、構わず続けます。

    俺「ダメ! やめてサンジさん! もうイッてるから! おかしくなっちゃう⁉︎」

    「ハッ! あ、お、俺くん…おれは……何して…」

    レディを守るナイトはようやく冷静になりました。でももう遅いです。
    この日、ナイトは、ただの粗野な海賊に過ぎなくなりました。

  • 62二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 23:57:32

    「ご、ごめん…! ごめん俺くん…! おれはどうかしていた…!」

    慌てながら、手を震わせながら俺くんの股と自分の手を拭きます。液は無くとも匂いは残ります。

    俺「あ…サンジ…さん、その、ぼくは…。」

    「手…洗ってくる……すまねぇ…おれは、最低だ…。」

    ふらふらとキッチンを去り、サンジはどうやって外に出たかを覚えてません。

    いつしか仲間たちが船へ戻ってきました。

    森の中で巨人に会った事。バロックワークスの追手のMr.5.Mr.3、そしてペアの女達をルフィ達が倒した事を聞き、そしてログポースをゲットして次の島へ向かう事になりました。

    サンジは罪悪感に包まれながらも、料理をします。ゾロに憎まれ口をたたかれつつも、ロクに反応もできず、料理をします。

    サンジは、森の中で、自分の手を何度も舐めていました。

  • 63二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 01:05:36

    サンジもゾロも似たようなものかも

  • 64二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 01:14:42

    文豪すぎるだろ...

  • 65二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 07:30:14

    朝から読むもんじゃなかった……
    面白すぎて力出ない

  • 66二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 08:20:33

    ゴーイングメリー号は次の島へ向かう途中、ナミが倒れてしまいました。
    ひどい熱です。ビビが計ったところ、40度もあります。一味は次の島で医者に診せるため、進路を急ぎます。

    ルフィ達はナミを心配し世話を焼こうとしますが、邪魔になるので甲板で各々の仕事をしています。
    サンジが病人食を作り、俺くんがナミの寝室へ運びにいきます。サンジは何やら気まずそうです。目を合わせられず、俺くんにそっけなくお粥を渡します。

    俺「ナミさん、だ、大丈夫ですか? お粥持ってきました。食べられますか?」

    「あ……ありがとう…俺…くん。置いて…おいて…くれるかし…ら…。ハア…ハア…。」
    ナミは辛そうです。高熱のため、しゃべるのも辛く息が上がっています。

    俺「すみません水を忘れました。持ってきますね。」

    「あ、そうね。持ってくるからナミさんのそばにいてあげてくれない? ミスターオタクン」
    ちょうど一緒にいたビビが、キッチンへ水を取りにいきます。部屋には二人だけになりました。ナミがおもむろに口を開きます。
    「ちょっと……食欲ないわ…ねえ…俺くん……こっち来て、くれない?」

    俺「え、なんですか?」
    「汗…拭いて…ベタベタ…するの…。」

    俺「あの、その、ビビさんに、やってもらえば」
    「いま…さら…でしょ……アンタ…。」

    俺「わ、わかりました…。」

    俺くんはタオルを手にナミへ近づきました。そしてナミの体を拭こうと服に手をかけようとして
    「ねえ……ちょっと…こっちに…チュ…」

    俺「⁉︎」
    力なく、ナミが俺くんに口づけをしました。以前のような貪る力もありませんが、確かにキスをしてしまいました。

  • 67二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 11:19:39

    俺「ナ、ナミさん⁉︎」

    「いまさら…この…程度のキスで……あわてないでよ…どうてい…」

    ナミは高熱で辛そうです。それでも俺くんの唇にキスをした後は、いたずら成功した子供みたいに笑っていました。

    俺くんは、キスが来るとは思っていなかったので、赤面してます。
    女に慣れていないからです。


    「あーあ……あんたも…わたしのカゼ…感染る……かもね。」

    俺「いや、ナミさん、そ、そうではなくて…」

    高熱にうなされて、体が痛むハズなのに、喋るのもつらいハズなのに、ナミは今、俺くんが欲しくなりました。
    でもそんな事ができるわけがありません。

    「でも……アンタたち…が…医者…見つけてきて…くれるん…で…しょ…? はやく…見つけないと…ね…?」

    いったいナミはどうしたのでしょうか。イタズラな笑みを浮かべています。
    そんな二人の部屋にビビが戻ってきました。手には水の入ったポットとコップがあります。

    「水持ってきたわナミさん。ミスターオタクも看病ありがとう」

  • 68二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 11:21:08

    ビビが心配そうにコップに水を注ぎナミヘ飲ませます。
    ナミがビビへ体を拭くようにお願いします。

    「わかったわナミさん。じゃあミスターオタク、ナミさんの体を拭くから、ほら、出て行って、ね?」

    こうして俺くんは、ささっと外へ行きました。
    ナミは体を拭いてもらい、一人ベッドで眠りに着きます。
    寝る前に、先ほどの事を思い返して、眠りにつきます。

    (あーあ、ほんと辛いわ…この熱。はやく医者に診てもらわなきゃ…本当に死んじゃうかも…。他のみんなに感染らなきゃいいんだけど……でも、もしアイツに感染って、アイツも、わたしと一緒に死んじゃったら……その時は……)

    それから何を想ったのでしょう、ナミは辛いながらも、静かに眠りの世界へ入りました。

    痛みと、情欲を秘めて。

  • 69二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 11:30:04

    タイトルから既に気持ち悪くて内容もヤバいの逆にすごいと思う

  • 70二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 11:51:41

    ナミは 泥棒猫

  • 71二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 11:52:59

    文章にただただ引き込まれる
    時間があっという間に過ぎてった
    なんだこれは...なに...? 面白い...

  • 72二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 11:56:19

    何だこの怪文書www

  • 73二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 11:59:26

    >サンジは、森の中で、自分の手を何度も舐めていました。


    絵面がキモすぎるだろ…

  • 74二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 12:13:27

    あにまん民ってこういうのが好みなのか…

  • 75二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 12:16:30

    >>74

    NTR好きはどいておいたほうがいいぜ! このスレはあにまん純愛部だからよ!

  • 76二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 12:18:48

    正直めちゃくちゃ参考になる
    スレ主比喩が上手すぎるんだよ
    しゃもじとかそういうアホなのだけじゃなくて、サンジがナイトから粗野な海賊になってしまうくだりで頭抱えた。天才だよ紛れもなく

  • 77二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 15:18:08

    麦わら海賊団は次の島をめざしている途中で、ワポルという王を名乗る大柄な男に襲われました。

    なんとワポルはなんでも食べる事ができます。ゴーイングメリー号の一部が食べられてしまいましたが、ルフィ達により撃退されました。

    そうしてようやく冬島のドラム王国に到着しました。

    しかし、ドラム王国に入る前に、ドラム王国の自警団は麦わら海賊団を撃退しようとします。
    海賊から国を守るため当然の事ですが、ルフィ達が今ここを去ればナミは間違いなく死んでしまいます。

    ルフィは無理やり入ろうとしましたが、ビビに諭され素直に頭を下げて入国しようとします。

    ビビは撃たれてもなお、仲間を助けたく土下座をして、ルフィもそれに続きます。

    こうしてドラム王国に入れた麦わら海賊団は、島にいる唯一の医者、ドクターくれはを訪ねるべく、ルフィはナミを背負い、サンジは護衛のために冬島の山を登る事になりました。

    ゾロとカルーは船に残り、ビビとウソップと俺くんは、ドラム王国に上陸する事になりました。

    ゾロは煩悩を消し去るために寒中水泳に勤しみます。

    ビビとウソップ、俺くんはドラム王国のドルトン防衛隊長とドラム王国の現状を聞きながら雪の中を歩んでおります。

    「ここが、ドラム王国ね。聞いた事はあるけど入るのは初めてよ。」
    「ビビ、お前さすが詳しいんだな。おれはこんなに寒い所は初めてだ!」
    「ウソップさん、もうすぐで村があるみたいだからそこまでの辛抱よ。」

    ウソップとビビは流石にたくましく、雪の中でもずんずんと進めます。俺くんは運動が苦手なので、歩みがすこしだけ遅いですが、前にすすんでいます。

    俺「さ、さ、寒いです…! コート着てもこんなに寒いなんて…もう手も凍りそうですよ…」

    「おれは偉大なるキャプテンウソップさまだからな! こんなもんまだへっちゃらさ! この雪の中でもおれ様の狙撃の腕は落ちないぜ!

  • 78二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 15:21:19

    このレスは削除されています

  • 79二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 15:22:27

    ウソップは、俺くんへ、たくましさを自慢するように明るく言って……そして俺くんは流石です、と言った表情を向けました。

    その表情が、ウソップは何か嬉しいのです。
    かつて村にいた子分達の尊敬の表情のようでしたが、心に届く嬉しさは、それだけではありませんでした。

    俺くんは、手袋を外し、冷たい手指を擦り合わせました。

    俺「ぼくなんかもう、こんなにも指が冷たくなっちゃって…ウソップさんは平気なんですか?」

    「おうよ! おれ様はこんなのへっちゃらへっちゃら!」

    そしてウソップも手袋を脱ぎ俺くんに見せました。
    俺くんは、この時、暖かいウソップの手で暖まろうとしただけです。

    俺「わっ! ホントにあったかい。ウソップさん、手の体温高いんですね。」

    ウソップの手に、俺くんの手が触れました。

    「わっ、お、俺くん! お、おう冷たいな俺くんの指は! しもやけになるなよ! ハ、ハッハッハッ、ハ」

    ウソップは、胸が 暖かくなりました。

    子供同士がよくやる、冬の寒い日に手をお互いにすり合わせて暖かくするだけの行為が、なにか扇状的に思えました。

    相手はかわいい女の子ではなく男。それも隣にビビという一国の麗しい姫様がいるのに、俺くんの手が、とてもとても、嬉しいのです。

  • 80二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 18:24:42

    ウソップ目覚める

  • 81二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 18:33:28

    気持ち悪いのに面白い…読むの止められない

  • 82二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 18:35:10

    1以降では俺くんの「俺」と一人称の「おれ」がしっかり使い分けられてて丁寧な仕事ぶりを感じられる

  • 83二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 19:17:19

    俺「あったかい…本当にあったかいです…ウソップさん。」

    俺くんはこすりこすりと、ウソップの手指と、自分の手指を絡めこすりあわせます。
    これは単純に体温を合わせて暖める冬の一幕です。

    たとえそれが男同士、青年同士でも別におかしな事ではありません。

    二人の前には、ビビとドルトンが話をしながら歩いています。
    冬の雪が、ウソップと俺くんの姿を隠してくれます。

    だからでしょう。ウソップの顔がほんのりと赤くなっている事に、俺くんも誰も気が付きません。

    「あ、あったまっただろー! な! ほら手袋付けろよ俺くん! さあ行こうぜドラムの村へ! 出発だぁー!」

    ウソップはこのままだと何かがいけない気がしました。
    俺くんが手袋を付けたのを見て、おもむろに俺くんの肩を組んで歩み始めたのです。

    ウソップはよくルフィやサンジと肩を組んで楽しそうにしています。
    男の子らしい絡み方です。
    なのに、なのにどうしてでしょうか。俺くんと肩を組んで、ビビ達を追い越してずんずんと進むウソップは、心臓が高鳴ります。
    仲間といる楽しさ、だけではありません。俺くんといる愉しさが、ウソップを少しおかしくさせているのです。

    (そ、そうだ。あの時のゾロと俺くんのは何かの間違いだったんだよ! 俺くんはこんな普通の男じゃねえか! 普通の……なんで…こんなにドキドキするんだよチクショウ‼︎)

    ウソップががんばって笑顔を作り、俺くんと肩を組んで歩いていく。
    後ろで見ているビビとドルトンからは、微笑ましく映ります。

    でも、ウソップの下の短鼻くんは、だんだんと固鼻くんになっていました。

  • 84二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 19:19:02

    ミスターオタクは草

  • 85二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 19:55:08

    俺くんに目覚めるウソップに目覚めそうなんだが

  • 86二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 23:28:26

    スレ主の言い回しほんと好き

  • 87二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 23:42:09

    大船団メンバーやロー、キッドがどういう判定になるかだよなぁ…

    そういえば未だに俺くんが水中に落ちる描写が無い。

  • 88二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 23:53:50

    >>87

    何千人もの男から愛される俺くん

    壊れてはローに治され壊れてはローに治される。

  • 89二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 05:07:26

    絵本みたいな語り口調なのに俺くんに欲情してくキモさを一人一人じっくり書いてるのはなんなんだ 2度寝出来なくなったじゃねぇか

  • 90二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 05:21:22

    もう俺の中の俺くんのイメージが銃声的なショタになってる

  • 91二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 06:26:15

    こんな天才にはよう出会いたかった

  • 92二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 09:55:48

    丁寧に気持ち悪さを描写してくれている 
    どきどきしてくる

  • 93二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 10:24:09

    ずむずむと歩みを進める一行

    するとなんという事でしょう。ルフィ達が登山中に雪山の動物とケンカになり、その動物が大暴れしました。

    その結果、雪崩が起きてしまい、ビビとウソップと俺くんは、雪崩から全力で逃げました。

    走り、走り、それでも雪崩は止まらりません。ついに一行に大量の雪が押し寄せてきました。

    最初に雪から這いずり出れたのはビビでした。

    次にビビがウソップを雪の中からお野菜のように引き抜いてくれました。

    「ウソップさん! 起きて起きて!」

    「なんだよビビ〜 ここはキレイなお花畑なんだからよぉ〜 邪魔しないでくれよぉ〜」

    「いやぁあ‼︎ そこあの世じゃないの! 起きて起きて!」

    眠りと終わりの世界に向かうウソップを、ビビは何回も何回も平手打ちして起こしました。

    「なあなんか俺の顔腫れてねぇか?」

    「そ、そんな事はないわよ、さあ、俺くんを探さなきゃ」

    「そ! そうだ! 俺くんだ! 俺くん! どこだぁー‼︎」

    ウソップは、跳ね起きた様に目を見開き、俺くんを探します。
    周りは雪。白い世界は俺くんを隠してしまいました。はやく見つけないと俺くんが、仲間が、死んでしまいます。

    ウソップはそれが絶対に我慢できません。俺くんは弱い。自分よりも弱い。だから絶対に見つけないと、俺くんは死ぬ。それだけは絶対にあってはいけません。

  • 94二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 10:33:13

    俺くんは大切な仲間なんです。本当に?
    俺くんは仲間。友達。ファミリー。本当に?

    俺くんは…俺くんはおれにとってなんなんだろう
    なんでこんなに、俺くんが居なくなると考えると、胸が締め付けられるのだろう。

    妙な考えがずっと頭の中を駆け回り、ウソップは、えもいわれぬ感覚と共に雪をかき出します。

    「どこだ…! どこにいるんだよ俺くん! おい頼むよ……いやだ…死なないでくれ俺くん‼︎ 出てこいよぉー‼︎」

    ウソップは、手袋が脱げて、素手で雪をかいている事に気がついていません。
    指が凍りつこうが、爪が剥がれようが、俺くんが消えていなくなる事に比べたらなんてことはありません。どうしてそこまで思い詰めてしまうのか。
    唯一、俺くんに対する感情が似てる相手はカヤでした。

    でもその思いは、雪の冷たさとは反対で、どこまでも暗く…熱く…ぐらぐらと煮えている、纏わりつくねばっこい液体の様でした。

    「あっ! いたわウソップさん!」

    「え"っ! 俺くん! 俺くん⁉︎ 大丈夫かよおい‼︎」

    ビビが俺くんの服の端を見つけ、雪を掻き出すと、そこには気絶した俺くんがいました。

    冷たい…ヒトがしてはいけない体温です。
    ウソップは泣きながら、必死で俺くんを抱きかかえあげます。
    雪から取り出せた俺くんは、ドルトンの様な大柄ではありません。軽く持ち上げれてしまいます。
    なのに、今は俺くんの体に力が入ってなく、ずしりと重みが掛かるのです。

    「ど、どうしよう俺くんが…はやくあたためねえと…でも村はどっちなんだ…いや、待て!おいビビ! あそこに入るぞ!」

    ウソップは周りを必死で見渡し、そこに洞窟を見つけました。そこなら吹雪から逃れれて、少しは寒さを凌げます。

  • 95二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 10:41:24

    雪崩の影響で、そこかしこに雪の煙が舞う中では、土地勘の無いビビやウソップが歩き回る事は自殺行為です。

    とりあえずは洞窟で、周りが落ち着くまで凌ぐという考えは正解です。

    しかし、俺くんは目を覚ましません。他よりも雪にのしかかられた時間の長かった俺くんは、ウソップ達よりも体力を削られてました。

    ウソップ達は洞窟に入り、そこでウソップは手持ちの火おこし道具で必死に火を起こしています。
    ビビが周りから取れる木の枝を懸命に集めて、そこにウソップが持っていた油を撒きます。

    こうして、洞窟の中でなんとか焚き火が作れました。

    「おい俺くん! 火だ! ほら、火をおこしたからよ! 暖たまるぞ! なあ、目を覚ましてくれよ! 起きろよ‼︎」

    「せめてお湯とかあればいいんだけど、こんな所じゃあ…そうだウソップさん! 俺くんの体を擦って乾布摩擦してあげれば少しはあたたまるかも!」

    「え⁉︎ あ、ああそうか! ビビ手伝ってくれ!」

    「もちろんよ!」

    ビビとウソップは、俺くんのコートを脱がし、持っていたハンカチやタオルで懸命に俺くんの体を擦ります。火の近くでやっているので、俺くんはあたたまっているはずですが、それでもまだ足りません。

    (どうすればいいんだよ…俺くん…いや、待て! さっき俺くんがやってたアレみたいに…!)

    ウソップは服を脱ぎ、俺くんへ抱きつきました。
    それは、体温の触れ合いで、温もりを与える、常温動物の暖め方です。

  • 96二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 11:02:46

    「どうだこれなら…俺くん…頼む、目覚めてくれ…⁉︎」

    「ウソップさん…。」

    ウソップは、冷たい俺くんに体温を奪われても、それでも必死に俺くんに抱きついてます。
    自分の体温で俺くんをあたためれば、と思い、俺くんへ抱きつきます。
    少しだけ、俺くんの呼吸が強くなりました。
    ウソップは、それを見てさらに体を擦り付けます。早く戻ってこい、俺くん。といった調子にです。

    ビビも、何か覚悟を決めた様に

    「わ、わたしも…わたしもやってみる!」

    そう宣言して服を脱ごうとしてます。しかし

    「いやダメだビビ‼︎ おれがやる‼︎」

    ウソップがそれを止めました。一国のお姫様が人を助けるためとは言え、婚約者でもない男に肌を擦り付けあわすなど、してはいけない事だからです。

    いえ、違います。

    ウソップは、今、俺くんに他の人が、女が、肌をすりつけ抱きしめる事が許せないのです。
    俺くんを助けるためなら、ビビにも同じことをして貰えばそれでいいのに。

    ウソップは、この時、自分の、自覚なき欲に負けてしまいました。
    仲間よりも、劣情に負けたのです。その敗北は、どんな海賊団に負けるよりも屈辱的な負けでした。

    (俺くん…俺くん…ほら、あたたかいだろ…⁉︎ 早く戻ってこいよ…! 戻ってきたら、またおれが暖めてやるから…! 俺くん…俺くん…俺くん…! チキショウ…なんでだ……俺くんが大変なのに…おれは、なんで、いま…俺くんがおれだけのものって事が嬉しいんだよ…‼︎)

    誇り高き海の戦士は、自分の誇りがぐずぐずとくずれ落ちていく事に気付きません。固くなった股のカブトの白液と共に、つまらないパンツの染みになっていってしまいました。

  • 97二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 11:13:40

    変温と恒温……

  • 98二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 11:22:10

    >>97

    ゆるして

  • 99二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 11:23:53

    あと、ビビの俺くんへの呼び方は ミスターオタク
    というのを脳内変換して読んでくださいなんでもしますから

  • 100二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 11:35:00

    >>99

    わかった

    健康に気をつけて続き書いて

  • 101二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:07:12

    ウソップはノンケ?

  • 102二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:11:03

    ルフィがだいぶイカれてたから理性がぶっ壊れるタイプの欲情の仕方だと思ってたら、ルフィ以外(とくにサンジとウソップ)は大体まともなのであいつがイカれてるだけだった

  • 103二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 13:24:41

    逆にルフィが怖すぎるだろこれ…

  • 104二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 16:05:15

    このレスは削除されています

  • 105二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 16:55:02

    ほんっとに良い文を書きやがる

  • 106二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 19:17:20

    めちゃくちゃ惹き込まれる

  • 107二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:39:02

    ほしゅ

  • 108二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:41:54

    このレスは削除されています

  • 109二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 20:45:40

    ビビルートはまだかえ

  • 110二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:16:41

    >>108

    3回読んでダメなら諦めよう

    わちしはめちゃくちゃクセになると思うえ

  • 111二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:27:06

    >>110

    3回も読ませるの草

  • 112二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:31:54

    するめみたいに噛み締めるほど味わい深いんだよ文章

  • 113二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:56:05

    みんながどんな楽しみかたしてるか分からんが、とにかく笑える

  • 114二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:56:07

    こうして村で合流した後も、ワポル軍の残党が占領しようとしてゾロに返り討ちに逢ったり、そのワポルと大臣達もルフィ達の手によって遥かかなたへぶっ飛ばされたりと、大激戦がありました。

    こうして成り行きで一国の危機を救った麦わらの一味は、その夜はドラム王国で泊まる事になりました。

    ナミは病気の治療のために、サンジは大臣との戦いで背骨にダメージがあったので少し入院する事になりました。

    しかしルフィもそれなりにダメージは負ったハズですが、ドルトン達からお礼の食事を振る舞われ、存分に肉を食べたら回復し入院はしなくてもよくなりました。

    夜、皆が寝静まる頃、ウソップは一人悶々としておりました。

    それは昼間に俺くんを暖ためた時に生まれた謎の高まりが原因です。

    ウソップは自分がそのような人間だとは認めたくはなさそうでした。

    (なんか今日は色々ありすぎたな……ドルトンのおっさんもあんな大怪我して、ワポルとかいう王様までぶっ飛ばされるだなんて…ていうか、俺くんはなんなんだよ……おれ達の仲間のはずなのに、なんで…あんな…! もうわからねぇよ…おれはどうなっちまったんだ……カヤ…にんじん…たまねぎ…ピーマン……)

    かつていた村の仲間たちを思い浮かべて、ウソップは一人ベッドの中で眠れない夜を過ごしてました。
    誇り高い海の戦士になるために海へ出て、リトルガーデンで巨人族の戦いを見て、その技を感じて、自分の理想を見てきたウソップにとって、仲間の男に下劣な感情を催して、あまつさえ救命を言い訳に、それを求めていた自分がいたのです。

    ウソップはあの後、俺くんとごく普通に過ごそうとしていました。いままで通りの仲間として、俺くんに迫ったり、ましてや自分の二つある火薬星と一本のそそり立つウソップハンマーをどうにかしてほしいなどと、口にする事なんて出来ませんでした。

    できるハズもありません。
    それをもししてしまったら、もう二度とカヤ達に逢えなくなりそうな気がしたからです。

  • 115二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 22:02:23

    (そうだよ…俺くんは仲間なんだ…! この海を冒険する大事な仲間なんだ…! おれが変な事して…めちゃくちゃにするワケにはいかねぇんだ…。明日から、またいつも通りになれるといいな…それによ……俺くんに、嫌われたくねぇよ……。)

    ウソップは俺くんへ迫れない自分を、当たり前だと、俺くんを傷つけない優しさだと、言い聞かせる様に、心に蓋を押しとどめてなんとか眠ろうとします。

    まだ幼い頃、母が病気で衰弱していく中、元気づけようと泣きながら笑って強がっていました。
    いつも寂しくて、寂しくて、ウソをついて強がっていました。
    海賊になってからは、自由になりましたが、まだ強がらなくてはいけません。本当は欲しかったのに。
    ぐじゅぐじゅと心が濡れそぼりながらも、せめて夢の中でくらい、もう一度俺くんと語り合えたら……触れ合えたらと、幾度も思ってしまいました。


    そうしてウソップが葛藤している同じ時刻
    俺くんはルフィのビキビキのブレットをしゃぶらされていました。ルフィが俺くんを求めていて……そして力強く押さえつけられている俺くんは、いつの頃からか、そんな酷い目に遭っているハズなのに、俺くんのバズーカも同じようにビキビキと……反応してしまっていました。


    ウソップには 勇気がありませんでした。

  • 116二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 01:14:37

    まるで小学校の国語の教科書に乗る児童文学のような語り口だが、要所要所に現れる下ネタの比喩と描写が非常に倒錯的であり、唯一無二の才覚が伺える

  • 117二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 01:20:00

    なんだろうな、一度読むとどうしても続きが読みたくなるのに
    二回読むのは耐えられない何かがあるな

  • 118二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 01:25:22

    理性と欲望のせめぎ合いを書くのが上手すぎる。俺くんを性的に見るのに躊躇するという展開は共通なのにもかかわらずキャラ毎にそれぞれ葛藤の表現を変えていて、しかもそれがばっちりキャラに合ってる。俺はこの才能が怖いよ

  • 119二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 08:31:28

    ドラム王国を救った麦わらの一味ですが、良いニュースはそれだけではありません。
    ナミの病気も治り、サンジも半ば無理やり退院してきました。

    更に、新しい仲間も増える事になりました。

    彼の名はトニートニー・チョッパーです。ドラム王国にいたドクターくれはの助手であり、ルフィ達と共にワポルと戦った勇敢なトナカイです。

    チョッパーは冒険に行きたくても、自分はバケモノトナカイだから…と踏ん切りがつかないところをルフィが有無を言わさず力強く誘いました。

    こうして、チョッパーは新しき恩人と共に大海原へ旅立つ事になったのです。

    麦わらの一味は新たな仲間を得て、次の島へ向かいます。

    俺「あなたが船医になるチョッパーさんですか? はじめまして」

    「おう! おれはチョッパーって言うんだ! へへっ、今日からよろしくな! ケガしてもおれが治してやるから安心してくれ!」

    チョッパーはニコニコと、俺くんと握手をして話しています。俺くんは、ドラム王国から出る時にルフィ達から新しい仲間ができたとうれしそうに言われて、楽しみにしていました。

    俺「ルフィさん達を助けてくれたって聞きましたよ! 名医が来てくれたらぼくも安心です!」

    「名医だなんて…そんなこと言われても嬉しくねーぞバカヤローコノヤロー!」

    そんな事を言っておきながら、チョッパーはニヨニヨと嬉しそうに小躍りしています。

    彼は何人もの人間に迎えられる事もなかったため、認められる事が本当に嬉しいのです。

    俺くんとチョッパーは、無邪気に手を取り合っていました。
    まだ何も知らない、子どものような無邪気な顔で。

  • 120二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 09:30:27

    不穏な空気

  • 121二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 13:46:31

    チョッパー何もしらなそう

  • 122二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 14:01:24

    俺に劣情を催すって何?願望?

  • 123二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 16:20:08

    ドラム王国を出発して数日が経ちました。
    俺くんはすっかりチョッパーと仲良くなり、そして平和な時間は釣りをしたりして過ごしておりました。

    途中、ルフィ達が夜中に食料を盗み食いして、サンジが朝にルフィを蹴っ飛ばしたりといろいろとありましたが、俺くんが海獣を釣ってしまい、それを他のメンバーが狩る事によって、事なきを得ました。

    そんなアラバスタへ向かう夜のことでした。

    俺「うっ、げっ、げほっ、んぐ」

    「なっはっは、最近しゃぶり方がうまくなったじゃないか俺くん! 昼間はお前のおかげで助かったから、お礼にいつもより多く出してやるぞ」

    上機嫌のルフィが、笑いながら俺くんにムキムキのピストルを咥えさせています。

    俺くんが偶然釣れた海獣の肉が美味くて、俺くんのナイスプレーにすっかり気を良くしたルフィは、誰もいない物置で俺くんの口へ遠慮なくガトリングします。

    お仕置きと違うのは、ルフィが笑っている事と、時々俺くんの頭を撫でている事です。
    俺くんの髪を掴んで何度も喉へ出し入れさせたり、抵抗を許さないのはいつも通りの事でした。

    「あっ…もう…ピストルッ」

    俺「ごひゅっ げぼほっ」

    ルフィは笑顔のまま、俺くんへ劣情の液を注ぎ込みました。
    俺くんは、これを吐き出してしまえばルフィがあの真顔になり怖くなる事を知っています。もう、頑張って飲み込むのは慣れさせられてしまったものでした。

    「いやー今日も良かったぞ俺くん! しししっ 俺くんも嬉しかったろ?」

    俺「……う…げぷ…」

    「………おい、聞いてんのか」

  • 124二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 16:23:48

    このレスは削除されています

  • 125二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 16:26:05

    俺くんが無理やり飲まされて呆けていましたが、ルフィはそれでも質問に答えなかった俺くんへ、低い声で咎めます。
    ルフィにとってピロートークのこの時間に付き合わない俺くんへ怒りが湧きます。
    ルフィは、右手で俺くんの左乳首を摘み上げ、さらに問います。

    「嬉しかったろ俺くん」

    俺「ひぃ"っぎっ、う、嬉しかったですルフィさん、きょ、今日もありがとうございました…!」

    俺くんの顔が痛みと僅かな快楽に歪みます。

    ルフィはじ…っとしばらくその顔を見て、急にニカッと笑います。

    「なーんだ! 俺くんも一緒だったんじゃねぇか! よかったよかった! じゃおれはもう寝るからな。早くアラバスタに着いてクロコダイルってやつをぶっ飛ばそーぜ!」

    ルフィの怒りを買い、俺くんがお仕置きされてルフィがパッと元へ戻る。これは二人の間でよくある事でした。
    俺くんはルフィに当然力で敵いません。
    一仕事を終えた俺くんが壁にもたれこみ座って、息を切らしているのをルフィは愉しそうに見て、寝室へ帰って行きました。

    俺くんはしばしそうして、物置を出ました。
    そうして廊下を歩いていると、ひたひたと、後ろから近づく者がいました。

    「…終わった? みたいね。今日も激しかったんじゃない俺くん?」

    泥棒猫のナミが、少し口角をあげて、俺くんへ流し目してぎゅ……と後ろから軽く抱きつきました。

    ナミは、俺くんが穢されている時、密かに壁越しから伝わる音と振動を暗く愉しみ、己のアワビーズ・テンポを指でサイクロン・テンポしていました。突然の雨が、床に降りそうでした。
    ナミはわざわざ音を聞くために、コップを持ち、壁から伝わる音を聞き漏らさないようにしていたのです。
    俺くんが、穢される音を聞くために。

  • 126二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 16:35:47

    「あっ…もう…ピストルッ」とアワビーズ・テンポでのけ反り爆笑しちゃった

  • 127二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 16:43:00

    画像のチョイスが絶妙

  • 128二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 17:21:00

    「ふふふ…ねえ、またルフィにいいようにされたんでしょ? クンクン…くっさい…されたばかりだからか、アンタの口からアレの匂いがプンプンするわ……あーきもちわるい、アンタって男娼だっけ……? ううん、あんたはそんな高級なモノじゃないわ…はぁー…くさいわ…くさい…」

    俺「ナ、ナミさ…ん……そんな…や、やめてくだ」

    「なに? 違うっての? 違わないじゃない、じゃあなんでこんな口の周りに白いの付けてんのよ…? ホラ、舐めとらなくていいの? ルフィに怒られちゃうわよ? ほら、ほら…」

    俺「や…その…」

    「ヂュルッ‼︎」

    ナミはもうケスチアの高熱はすっかり治っているのに、情欲と熱にうかされています。
    またあの時のように、俺くんの頭を両手で押さえつけて熱烈な口吸いをしました。
    俺くんはナミにも腕力で勝てず、ナミのふよりとした両胸が自分の胸にずむと密着している感触を、無理やり楽しまされていました。

    「ハァ…ヂュッ、ヂュッ、さっきしたばかりだから臭いが濃いわ…! こんなくさい男のアレの匂いしておいて何言ってんのよ…! ほら、ほら! ヂュヂュヂュ…ベロ…マグッ…ハァハァ」

    顔をじっとりと紅くさせたナミは、夢中になって俺くんの唇を貪っています。
    海賊らしい、下品な貪り方です。そして自分のモノだと教え込む貪るキスでした。

    俺「ニャミ…さ…ん…んん…!」

    「窒息させてやろうかし……ら…! こんな……こんないやらしいヤツ…! ヂュヂュゥ…ベロベロ…飲み…なさい…飲め…! グチュグチュ…ダラァ…」

    俺「⁉︎」

    ナミは、口内に溜めた唾液を流し込むかのように俺くんの口内へ口移ししました。有無をいわさず、上から押さえつけられてキスされている俺くんは抗えません。

    ナミは、穢された俺くんを自分色に穢して上書きしたくてたまらないようです

  • 129二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 21:27:45

    ふぅ……

  • 130二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:09:28

    「うぇ…ほんと…いやになるくらい…くさいわ…ヂュル…ねえ、ほら、アンタの口の中、もうあたしのツバで流されちゃったわね……どこ? 他にどこをルフィにされたの? 口だけじゃ…ないでしょ…⁉︎」

    俺「口だ…け…です…で、も…乳首も…その…」

    「何…? 吸われたの…? 舐められた…の…?」

    ナミの腕力にも抗えない俺くんは、ナミの強引な尋問に口を塞ぐ事ができません。

    あっさりとルフィに乳首をねじられた事を伝えると、ナミの目が、ぐいいと、嬉しそうに曲がるのが分かりました。

    「ハッ…そう…男にちちくられて…アンタ…ベロ…喜んでた…のね」

    するとナミは、俺くんのシャツの下から右手を入れて、俺くんの左乳首を優しく、かつ鋭く摘み上げました。
    奇しくもルフィと同じ場所を探り当てられたのは見聞色の覇気なのでしょうか。

    いえ、泥棒猫の勘です。

    俺「あっ」

    俺くんのソーセージ・テンポはもう怒張しております。
    若く可愛らしいナミにそんな事をされては抗える男はいません。

    さらにナミはこの日初めて、俺くんのパンツに左手を入れ、握りしめました。
    クリマタクトよりも先に、オレノタクトを握りました。

    俺くんはもう壁に押し付けられています。ナミはネコがネズミを押さえつけるように、俺くんを逃してはくれませんでした。
    口は熱烈すぎるキスとナミの唾液を流し込まれ、左乳首はナミの滑らかでちょうど良い固みをもった指で弄られ、アンパーフェクト・オレノタクトは、ナミの左手に握られています。

    俺くんは、尋常ではない快楽と異常性に、ついに、アンダーボルト・テンポしてしまいました。
    ナミの手のひらに、汚らしい童貞青年のセーシ・ボールがべとりとついてしまいました。

  • 131二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:10:23

    さっきまでIP規制くらっていて書き込めませんでした。
    運営様の心綱に掛かってエル・トールされたかと思いました。

  • 132二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:04:05

    ナミはもうダメかも

  • 133二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:07:07

    オレノタクトとか秀逸なんよwww

  • 134二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:37:00

    オレノタクトだのセーシ・ボールだの

  • 135二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 08:35:39

    ほしゅ

  • 136二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 09:47:27

    俺くんと、ナミの息が上がった音だけが小さく響きます。

    俺くんは天井をぼんやりと見上げて、へたり込んでました。ナミは左手についた俺くんの液を見ながら嬉しそうに、声を上げずに笑っていました。
    その顔は普段の爛漫なナミの笑顔とは真逆の笑顔でした。

    おもむろにナミが、手についた液を舐めとります。
    舐めとり、すすり、飲み下す様子を俺くんはどこか違う映像を見ている気持ちで見ていました。

    「…ゴクン……ハァ〜…まっず。まずいし臭いし、アンタよくこんなの飲めるわね? 変態で童貞なんて、どうしようもないヤツね。 ハァ〜ほんと変な味…これ…アンタから出たのね…」

    そのように言っている割に、ナミの目は怪しく笑っていました。
    へたり込んでいる俺くんの前へしゃがみ、自分のポケットをゴソゴソと探ると、ナミはさらにイタズラ娘のように笑い、俺くんの手を握りました。

    俺「……? え…これ…お金?」

    ナミは俺くんの手に、金を握らせました。
    一万ベリー札が5枚、しめて五万ベリーです。

    俺「あの、これ…」

    「貸してあげるわよ。五万ベリー。利息はナシでいいわ。わたしが利息ナシで貸すなんて普通はあり得ないんだからね。」

    ナミは唐突に俺くんへ金を渡しました。しかも俺くんはそれを頼んでもいません。俺くんが先を伺うようにナミを見上げるとナミは言葉を続けました。

  • 137二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 10:52:59

    「アラバスタでクロコダイルってのを倒したらね、ビビの国も平和になってあの娘もようやく落ち着けるでしょ。そしたら私たちもしばらくはゆっくりできると思うわ。……ねえ、アンタさ、そしたらその金で娼館にでも行って童貞捨ててきなさいよ。」

    ナミがとんでもない提案をしてきました。その顔は、どこまでも愉しそうで、子どものように無邪気な表情に大人の暗く深い色が絡み合っているようでした。
    くすくすと笑うナミがさらに続けます。

    「アンタこのままだとずっと童貞よ? その前に処女を失うのが先かもね。ねえ俺くん、俺くんは女に迫ったりできる? …できないわよね? アンタはそういうのできないだろうからとっととそういう店で童貞捨てないと、童貞のまま死ぬわよ? 」

    俺「……。」

    俺くんは何も言えません。その通りすぎますし、逆上して掴みかかる事もできません。

    「よかったわね? わたしが優しい女で。…それともまだ怖い? 娼館まで着いて行ってあげましょうか? 俺くん。」

    ナミは楽しそうに、本当に楽しそうに俺くんに語りかけます。

    「ただし、利息はないけど一つやってもらう事があるわ。」

    俺「…?」

    俺くんが不安そうにナミの顔を覗き込むと、ナミはにんまりとした顔のあと、口を開きました。

    「もし誰かとヤれたら、そのままわたしのところへ来なさい。すぐ来る事。シャワーなんて浴びちゃだめよ。その女の匂いがついたまま来なさい。」

    俺くんは訳がわからない、といったような顔をしています。
    ナミはニヤリとしたまま、スタスタと自分の部屋へ戻って行ってしまいました。

    俺くんの手の中にある万札5枚の擦れる音のみがしています。
    ナミは俺くんが、だれかその辺のどうでもいい女で、生涯唯一の童貞を散らして穢された後に、自らの手で上書きしてあげたくてワクワクしておりました。

    あの日、俺くんがルフィに穢されてから、ナミは穢された俺くんを上書きして自分のモノとしてマーキングしたいというおぞましい欲望が、みかんの根の様にしつこく心に絡みついておりました。

  • 138二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 11:11:28

    泥棒猫は誰かのものを奪う

  • 139二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 11:21:28

    原作ネタの細かすぎる拾い方といい画像のバリエーションの豊かさといい普段は俺くんさんも正当な大ファンやってらっしゃるっぽい所に味わいを感じる

  • 140二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 13:40:41

    ナミすき 2年後のナミもっとすき

  • 141二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:11:05

    クロコダイルー!早く来てくれー!この鬼畜ルフィさんから俺くんを開放してやってくれー!!

  • 142二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 18:40:46

    ナミから金を握らされてから数日…俺くんはその金をどうする事もできずに手付かずのまま保管しておりました。

    途中で、謎のオカマを釣り上げて、そのオカマはメンバーの顔を触ったかと思えば、なんとそれぞれのメンバーに変身してしまいました。
    オカマが言うには、それはマネマネの実という悪魔の実の力との事でした。
    しかし、オカマが変身した中にアラバスタ現国王のネフェルタリ・コブラの顔がありました。
    その違和感に気づいたのはビビだけでした。

    そして一行はついにアラバスタへ上陸。王国を目指す前に、ナノハナという港街へ着きました。

    そこで、かつて麦わらの一味を追い詰めたスモーカー&たしぎの海軍ペアと、そしてルフィの兄であるエースと出会う事になりました。
    エースの助けもあり海軍から逃れた一味は、エースに礼を言って、ユバという町を目指すことになりました。

    「へぇ……ルフィ、お前も海に出て仲間もできたのか。」

    「おうっ! しししし! 頼もしいやつらなんだ!」

    「そうか…おめぇらもこいつにゃ手を焼くだろうが、よろしく頼む。できの悪い弟を持つと、兄貴は心配なんだ。」

    エースは、楽しそうにみなへよろしくを伝え、次の国へ行く事になりました。

    俺「は、はい! ルフィさんはとても、頼もしい船長です」

    「ん? ああ、そうかい。それならいいんだ。…これからもよろしくな。」

    エースは俺くんをみると満足そうに笑いました。ルフィが嬉しそうに俺くんの肩を抱き、笑います。
    エースはもうルフィの事をあまり心配していません。頼もしく、よき仲間に恵まれたと思ったからです。

    ゴーイングメリー号を去るエースは知る由もありません。想像もした事すらあるはずがありません。
    肩を組んでいたルフィが、俺くんに怒張したログポースをズボン越しに擦り付けていた事を。
    そしてサンジが、俺くんと気兼ねなく肩を組めるルフィを羨ましそうに横目で見ていた事に気づく事も、当然ありませんでした。

  • 143二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:08:59

    ふむ

  • 144二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 07:39:38

    このレスは削除されています

  • 145二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 07:39:53

    エースはほのまま

  • 146二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 15:19:55

    ほしゅ

  • 147二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 19:57:26

    一味が葛藤しながら理性をなくしていく様が好き
    特にウソップのとこ解像度高いと感じる

  • 148二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 20:21:56

    麦わらの一味はユバの街へ向かい砂漠を横断します。

    途中、クンフージュゴンという武術を使うジュゴンたちに勝負を挑まれましたがルフィが倒し、着いてこようとするジュゴンたちを食料を分けて置いていきました。

    その後、旅人の食料を盗もうとするワルサギという鳥が、ケガしたフリをして倒れてましたが、俺くんはオタクなので知識だけはありましたので、ルフィに忠告したため、ワルサギに荷物を盗まれませんでした。
    バレた事に腹を立てたワルサギが、俺くんへ威嚇しましたところ、一味全員から怒りを買い、恐ろしい殺気を向けられ一目散に逃げました。
    特に、ルフィの殺意が凄まじく、何匹かのワルサギは本当に気絶してしまいました。

    チョッパーは、仲間のためにここまで怒れる仲間たちを見て、仲間想いの尊敬の念と、海賊の怖さというものを感じました。

    (す、すげえ…これが海賊なんだ…。仲間が傷つけられそうになったら本気で怒るなんて、こんなのトナカイの群れでも見たことなかったぞ…!)

    しかしチョッパーはまだ知りません。この怒りとは、仲間だけではなくそれぞれが俺くんに抱く澱んだ愛の裏返しだということを。

    そうして、荷物を奪われる事のなかったため、比較的苦労せずユバの街へ到着できました。
    途中、俺くんがフラフラした時は、サンジが何も言わずに俺くんを支えました。

    何も言わず、ではありません。本当は何も言えなかったのです。
    日射でふらふらしている俺くんなら、きっと今、自分を拒絶する事はないだろうという、騎士道無き打算だったのです。

    ついにユバの町へ到着した麦わらの一味ですが、そこは荒れ果てた廃墟でした。

    さらに、ちょうど砂嵐に見舞われておりました。
    砂嵐が収まってから近づくも、人はおらず建物のいくつかは砂に埋もれています。
    ビビから聞いた話とは違います。一番動揺していたのはビビでした。

    「水が…干上がったんだわ。ダンスパウダーの…せいよ……!」

    唯一、住人が残っておりました。
    トトという、かつてビビの友であったコーザの父親です。

  • 149二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 23:29:12

  • 150二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 04:15:46

    チョッパーもいつか澱んだ愛を知ることになるんだろうか…

  • 151二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 04:34:54

    やべぇ一気に読んじまった
    普段エロ系SSはあんま触んないんだが、ストーリー進行も心象描写も、簡潔にかつ情緒豊かにわかりやすくまとめられててすごくひきこまれる
    センスがありすぎて読まずにいられない

  • 152二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 08:28:07

    ここまで書いといてなんですが、キャラ崩壊注意です。

    あと1スレじゃ絶対ストーリー終わらないと思うので、続けばパート2立てるのでその時はよろしゅう

  • 153二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 08:32:24

    一応これまでのあらすじです


    リヴァースマウンテン突入前に俺くんが麦わらの一味に拾われました。
    メンバーたちとのキャッキャウフフを得て、アラバスタに上陸しました。

  • 154二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 09:06:46

    今更すぎる注意喚起で草

  • 155二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 09:55:44

    注意喚起が今更来るとか思ってなかったよ
    朝から笑った

  • 156二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 13:55:30

    しゃぶれの時点でキャラ崩壊は知ってた

  • 157二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 14:06:58

    >>156

    なんという慧眼

  • 158二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 17:42:59

    このレスは削除されています

  • 159二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 17:43:50

    ダンスパウダーは銀から作れる雲発生薬です。

    砂漠の国にこれがあれば雨には困らなくなる、そう思ってました。それは甘い罠でした。
    ダンスパウダーは周りの雲を集めて雲を作るため、周りは雨が降らずに乾きます。
    よってダンスパウダーは禁忌とされていましたが、数年前に王国政府がこれを秘密裏に取引していたと国に知れ渡りました。

    それから革命の火が起こるのは秒読みでした。
    トトの息子、コーザはその革命軍のリーダーになってしまっていたのでした。
    麦わらの一味は夜が明けてからアラバスタ首都のアルバーナへ向かう事となりました。

    その夜、俺くんはユバの町の空いたベッドから一人抜け出し、夜空を見ておりました。
    それは、いつのまにか王下七武海のクロコダイルと闘うという、今までの人生では考えもしなかった事です。

    ルフィたちについて行ってから、何度も死闘がありました。
    とうとう、海賊たちのトップ層である王下七武海とも闘うという大海賊時代において死亡率の高いイベントに、俺くんはあまり心配していませんでした。
    仲間たちは強い。素晴らしく強い。
    自分は弱い。だから、これから始まる戦いがどれほどのものかは想像すらできていなかったからです。

    そうしていると、サンジが街を散歩しているのを見かけました。
    サンジとは、以前船の中で、自分のアンチマナー・コックボールをしごかれてから、あまり話せていませんでした。
    しかし、俺くんはそのままでは嫌でした。サンジはなんだかんだと言いながら仲間想いであり、俺くんを何度も助けた事があります。

    俺「あ、サンジさん…。どうも。」

    「⁉︎ 俺くん、どうしたんだ、こんな夜中に。…寝なくていいのか? 明日はまたこの砂漠を横断するんだせ。」

    俺「サンジさんこそ。…サンジさんも、何か寝付けなかったんですか?」

    「ああ…まあな。…まぁ、なんとなく…だ。」

  • 160二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 17:54:31

    どことなく気まずそうです。サンジは、俺くんを傷つけたくなくて、でもあの時、自分はそれに反した行為をしたのです。
    しかし俺くんはサンジの優しさを知っております。
    だからこそ、俺くんはサンジを嫌悪してはいないのです。

    俺「…あの時の事なら気にしないでください。サンジさん。ぼくは、サンジさんの事を嫌っていません。」

    「何を…言ってるんだ俺くん……。おれは、おれは俺くんにそんな事を言ってもらえる…資格なんて」

    俺「ぼくはサンジさんの事、好きですよ。」

    「え…?」

    サンジはあっけにとられ、くわえていたタバコを砂へ落としました。
    俺くんが、おれに告白…した…? そう考えているのです。

    俺「あ、あのもちろん仲間としてですよ⁉︎ そういう、その、アレじゃなくてですよ?」

    「あ、ああ、そうだな。ハハッ、もちろん、そうだ……。でもおれは、仲間の俺くんに…あんな事を…。」

    サンジは己を責め続けています。サンジは、恩を感じ責任を覚える人間です。
    恩人が己のために片足を落としたため、かつてはその者の為なら命で償えれば、とも考えていました。
    今は、共に冒険できる仲間たちが、そして自分の料理を本当においしそうに食べてくれる仲間たちが何よりも大事な男なのです。

    彼は、支配者ではなく共に食卓を囲める料理人でいることが幸せなのでした。

    俺くんは、そんなサンジのもとに現れた、かけがえのない男なのでした。

    俺「サンジさん…。こ、これならどうですか。」

    俺くんは、勇気をだして、サンジを抱きしめました。

  • 161二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 17:56:12

    タイトルの時点でキャラ崩壊してるからな
    他人に劣情するような一味じゃ海賊王になんてなれん

  • 162二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 18:07:05

    「お、俺…くん……何をしてるんだ…ダメだ……おれは、おれは俺くんに…」

    俺「いや、あのぼくも恥ずかしいんですからあまり言わないでくださいよ!」

    俺くんは、サンジを抱きしめているのは気恥ずかしいですが、これも自分がサンジを嫌ってはいない事の証明のためです。

    俺「ほら…嫌いならこんなことはしません。確かにサンジさんのしたことは普通では無かったと思います。……でも、ぼくはそれでもサンジさんの仲間でいたいんです。…ぼくの、わがままです……! だ、だから、これからも仲間でいてください…サンジさん。」

    「俺……くん…!」

    サンジの目から涙が溢れました。それは罪に苛まれていた、心の檻の破片でした。

    バラバラボロボロと、目から心を閉ざす鉄が、液体のように溶けて溢れ落ちていったのです。

    「……ほんとうに……すまねえ…! 俺くん……おれは……救われた…!」

    サンジは、海賊です。しかし、それでも護りたい仲間は、肩を並べて歩いてくれる仲間はいます。それがなによりも嬉しいのでした。

    俺くんは抱きしめただけですが、それでサンジの心を救ったのです。嫌っていないという言葉がサンジを軽くしてくれたのです。

    俺くんは弱くいつも守られてばかりでした。しかしそれでも、弱者の言葉は時に、強者をも救うのでした。

    夜が明けて、アルバーナへ向かう一行。サンジは、ようやく、大地に足が がしりと張れた気がしました。それは、俺くんにしかできない事でした。 そう、俺くんにだけ。

  • 163二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 18:09:07

    >>161

    もしかして俺くんはサークルクラッシャーなんじゃ……

  • 164二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 18:27:25

    >>153

    キャッキャ(悲鳴)ウフフ(暗黒微笑)なんですがそれは

  • 165二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 18:32:58

    そしてこれは、俺くんがサンジと別れ、アルバーナへ向かう間に起きたある夜の一幕でした。

    俺「サンジさん、元気出たみたいだ。よかったよかった。」

    「おうっ! サンジも元気になったしよかったなぁ!」
    俺「っ!」

    ルフィが、上から降ってきました。
    シュトンと静かに着地をしたルフィは、ほがらかに言いました。

    「見てたぞ! 俺くん! サンジもなんか元気出たみたいだしよかったじゃねぇか! 抱きしめただけで元気にするなんて、すげぇじゃねえか!」
    俺「あ、ルフィさん…ど、どうも。」

    「なぁ、おれにもさっきのやつやってくれよ!」

    ルフィが目をキラキラさせて要求してきます。俺くんは、それが他の仲間たちと一緒にいる時のルフィの顔でしたので、言われた通り、ぎゅっと抱きしめました。
    でも、普段の夜のルフィを知っているので、少し怖く、体が僅かに震えてました。

    「どうですか…? その、これで」
    「ひゃっひゃっひゃっひゃっ! 俺くんはあったけぇなー! 砂漠って夜はさみぃんだもんな! ちょうどいいや!」
    ルフィは何か楽しそうでした。しかし。

    「なあなあ、サンジにやったやつとはなんか違うんじゃねえのか?」
    俺「え、お、同じですよ。」

    「いやぁ〜違うぞ。 だって俺くんさ、 な ん で 震 え て ん だ?
    なあ、もっと仲間みたいにやれよ。俺にはあんな風に抱いてくれねぇってのか?」

    違いました。ルフィは俺くんが自分を恋人の様に抱きしめてくれず、なのにサンジには心を開いて抱きしめた事実が嫌でした。サンジには嫉妬を抱いていません。
    しかし、俺くんの心が離れようとするのが許せないのでした。

  • 166二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 18:36:48

    怖い怖い

  • 167二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 19:43:02

    元よりほぼブレーキ踏まない男のブレーキがぶっ壊れてる

  • 168二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 19:49:51

    心の檻の破片 好きすぎる
    なんでこんな無数の語彙の中から一番美しくて分かりやすくてかつ独自性があるのを選べるんだよ
    読んだ瞬間息止めてその数行を指でなぞったわ

  • 169二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 19:53:53

    辞書で「怪文書」の項目ひいたらこのスレのURLが書いてある

  • 170二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 19:59:35

    何回読んでも惹かれる文
    ちょっと嫉妬しちゃう

  • 171二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 20:09:30

    >>167

    これが原作でルフィが恋とかしなくてよかった理由かもしれない

  • 172二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 20:20:25

    すごいなあめちゃ読みやすくて文字が優しい
    このまま小学生の国語の教科書に載せられるレベル

  • 173二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 20:22:45

    >>172

    PTAがブチギレるわ

  • 174二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 20:25:46

    >>173

    PTA「ルフィは受けだから(全キレ)」

  • 175二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 22:55:11

    俺「あ、いや、そんな事は…」

    「ふーん……そうか。わ か っ た。」

    ルフィは俺くんを無人の家へ俺くんを強引に抱き寄せて入りました。
    だれもいないシワのあるシーツにルフィは座り、俺くんを抱き寄せました。

    「なあ、こうやってよ、やさしくやってんのになんで俺くんは嫌がるんだ? なんでだろうなぁ? しししし」
    俺「は、はは」

    「何が面白ぇんだ? 面白ぇならおれも笑うか? ひゃっひゃっひゃっひゃ」
    ルフィはワライタケを食べてないのに変に笑ってます。
    俺くんを、ゴムの腕でぐるりと巻く様に抱きついてます。
    輪ゴムのようです。しかしその輪ゴムは懸賞金3000万ベリーの凶悪な海賊です。俺くんは、ルフィから受けるお仕置きを受け入れるしかないと分かっています。

    「しゃぶれ。」

    俺「……はい。」
    「恋人ってやつ、そういうやつみたいにやるんだ」

    俺「え…。」
    ルフィは、俺くんへ対し静かに要求します。
    それは今までには無い要求でした。ルフィは恋愛には疎くそういう事には今まで興味はありませんでした。
    しかし俺くんへ対して、知らなかった感情、情愛を抱くようになったのです。
    俺くんは床に膝をつけ、静かにルフィのギガント・ピストンを取り出しました。
    そして、それを愛おしむかのように口付けをしてから、奉仕を始めました。
    ルフィはその俺くんを見て何を考えているのでしょうか。
    一つ言える事は、クロコダイルと戦う時、何があっても俺くんは護りぬきたいと考えている事です。

    その想いは、俺くんを床へ寝かせてその上に覆いかぶさる時に、瞳の奥へじっとりと沈んでゆきました。

  • 176二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:14:10

    おれも俺くんなんか好きになってきた……

  • 177二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:16:03

    戻ってこい 今ならまだ間に合う

  • 178二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:17:07

    クロコダイルは俺くんが一味の弱点って気づいて利用してきそう
    俺くん大丈夫か…!?

  • 179二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:17:39

    ルフィの情緒どうなってんだよ
    恐ろしいのに続きが気になって仕方ない

  • 180二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:21:50
  • 181二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:48:51

    最後一人にルートが絞られるならゾロ、ウソップ、サンジがまともだから、その三人の誰かと結ばれてほしいんだけど、そうするとヤンデレルフィが殺しにきて一味終わっちゃうね
    既に今の時点で上部だけ仲良しを取り繕ってるみたいな関係で、こんなに笑える文章なのに結構な地獄だね

  • 182二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:59:53

    >>181

    男しかいない悲劇

    ナミさんは女だけども

  • 183二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 00:02:51

    ナミさんは泥棒専門だからナミさんルートは難しそうだなぁ
    男三人と比べるとまともでもないし

  • 184二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 00:50:14

    あにまんには怪文書を作るニキネキが何人かいるけど、新たな奴が入ってきたな…!と思いながら追ってたけど思わぬ素敵描写のせいでサンジ√推しになった
    このままルフィから逃げ切って幸せになってくれほんまに

  • 185二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 02:10:16

    ルフィは仲間思いだから大丈夫

  • 186二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 09:44:51

    >>185

    でもなんか怖いよ……

  • 187二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 15:20:21

    クロコダイル倒せそうかな

  • 188二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 18:57:44

    翌日、アルバーナへ向かう前に黒幕の王下七武海、サー・クロコダイルを討つために、麦わらの一味はユバの町を後にし、レインベースというネフェルタリ王国最大の都市へ向かいます。

    ユバの街を北へ進みます。暑い、暑い砂漠を横断します。ワルサギに荷物を奪われなかったため、麦わらの一味の物資には余裕があり、トトから地下水を水筒一杯分分けてもらえた麦わらの一味は、誰一人欠ける事なく、レインベースの街へ到着致しました。

    俺(や、やっと着いた…。この街にクロコダイルという海賊がいるはず。…ルフィさんたちなら勝てる…よな。)

    「おい俺くん、大丈夫か? 熱射病に効く薬だ。飲んでくれ。」

    チョッパーは俺くんを気遣い、薬を分けてくれました。チョッパーは毛皮を着ているトナカイですが、俺くんよりはずっと体力もあり、道中に水分補給も出来たのでまだ余裕があります。

    俺「チョッパーさん…。すみません、ありがとうございます。」

    「いいんだ! おれはこの船の医者だからな!」

    チョッパーはニコニコと笑いました。医者として人に感謝されるのは嬉しいものです。
    それが俺くんからの感謝となれば、なぜかさらに嬉しく思えるのです。
    チョッパーは、ユバの街で寝る前に、砂漠から取れたサボテンと花と手持ちの材料で熱射病の薬を調合していたのです。

    「この街にクロコダイルがいるんだな! でてこーい! クロコダイルー!」

    「潜入に来てんだからやめなさい!」

    こっそり潜入するのが少しだけ苦手なルフィが街中で叫び、それをナミがスパーンと叩き止めます。
    しかしもう遅いです。
    クロコダイルの手下であるバロックワークスの海賊や、街中にいた海兵がルフィたちを見つけてしまいました。

    こうして海賊や海兵に追われた一味は、サンジとチョッパーは別方向へ逃げ、それ以外はルフィについて行ってレインベースにあるクロコダイルの本拠地、カジノへと突入しました。

    しかしあっさりと罠にかかり、ルフィたちと海兵のスモーカーは、カジノの地下アジトの牢屋へ入ってしまいました。

  • 189二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 19:58:44

    もしかしてこれチョッパーともヤることヤるの!?
    さすがに獣姦は衛生的にちょっと……

  • 190二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 21:23:48

    「こうみょうなわなだ」

    「ああ。しょうがなかった。」

    「のんきか! あんな避けられた罠に引っ掛かかって!」

    ルフィとウソップの会話にナミが突っ込みます。
    スモーカーとゾロは何かを考えるように腕組みをして、俺くんは不安そうにしておりました。
    そして、スモーカーが海桜石という能力者の力で出来ている牢屋からは出られないという事を告げ、さらにルフィたちを海に出られない体にする、という話をしたら牢屋の中で争いが起きようとしました。
    そこを、あざけるように笑う男の声がします。

    「死にゆくもの同士、そう争うな…クハハハ。」

    牢屋の前は巨大な水槽に囲まれた広い部屋でした。そこの真ん中の椅子に腰掛ける男こそが、この革命と国盗りの黒幕である、サー・クロコダイルでした。
    クロコダイルは、ルフィたちへこの騒動の話をしたところで、部屋の扉を開けて入るものがいました。

    「クロコダイル‼︎」

    ビビが入ってきました。クロコダイルの右腕である、ミス・オールサンデーが、連れてきました。
    ビビは国と民を奪われた憎しみを込めて、クジャッキー・ストリングという刃物をクロコダイルの顔面へ叩き込みました。しかし、クロコダイルの顔が砂に変わり、攻撃を受け流してしまいました。

    クロコダイルはさらに残酷な事実を教えてくれました。

    「聞くが麦わらのルフィ、砂嵐ってやつがそう何度もうまく街を襲うと思うか?」

    そう言うとクロコダイルは手を砂嵐に変化させました。ユバの街を砂嵐に見舞わしていたのは、クロコダイルでした。それを知ったビビの怒りはどれほどでしょうか。
    ビビの顔が怒りと、そして何もできない悔しさで歪みます。

    「殺してやる……‼︎」

  • 191二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 21:24:39
  • 192二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:50:40

    200行ったらPart2立てます
    よろしく

  • 193二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:52:36

    いや気持ち悪いから要らん

  • 194二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:53:54

    謎の中毒性があるんだよな

  • 195二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:55:12

    >>192

    なんか病みつきになったから責任取ってスレ主が飽きるまで続けて♡

    応援してる

  • 196二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:55:30

    ない
    自演褒めももう要らん

  • 197二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:56:09

    >>193

    まあ……おまえじゃわからないか

    この領域の話は


    ちなみに俺も分からん

  • 198二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:56:42

    はじめて遭遇したかも…これがBW…

  • 199二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:57:21

    まじでここに需要あるから続けてくれ

  • 200二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:58:36

    >>192

    ずっと楽しませてもらいました! Part2も待ってます!!!

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています