あ？　師匠から手紙だぁ？

1二次元好きの匿名さん21/10/27(水) 00:28:21

　弟子よ、此度は我がマスターを通して一筆したためさせてもらった。
　私がこの地に来てから1ヶ月ほどか、長く生きていても時の流れは速く感じるものだな。
　さて、なぜ私がこのようにくどい真似をしたのか連ねるとしよう。弟子よ、お前なにやら私を避けておろう？
　無理やり訪ねて締め上げようとも思ったがそれではどうも興が冷める。私が現界する機会など、この後いくつ訪れるかと言ったところ。ならば、これまでしてみなかったことの一つでもしてみたくもなるのが乙女心というものではないか？
　閑話休題、私としてもお前に避けられているのには思うところがある。正直に胸の内を明かすと寂しい。死合う相手でも弟子としてでもなく、私はただ1人の人間として私はお前とまた見合いたいのだ。
　アイルランドの光の御子、クランの猛犬よ。かつての行いには謝罪しよう。許してくれとは言わぬ。ただ、いまいちど私はお前と語らいたい。古き思い出を肴に酒を酌み交わそうぞ。

　返答はマスターに渡すのでも、直接私の元に来ようとどちらでも良い。よろしく頼むぞ。我が弟子、クー・フーリン

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