- 1二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:56:17
あー、いや、もうちょい見してください!
そろそろニカ姉とか帰ってくるんだけど?見つかったら揶揄われるのはあーしなんだけど?
もうちょい!もうちょいだけ!
すごい!やっぱりかなり古いモデルだけどかなり手を加えてある……これ!102型のサーボモータ!?すっげ!こんなレアパーツが、いまだに稼働状態なんて!!
ん……?あ!やべ!
おい!お前か隠れろ!
へ!?
いいから早く……!!
チュチュどうしたの?そんなに汗かいて?
あ……いやぁ……なんでも……
もしかして野良ハロとか拾ってきたの?
いやいや全然、そんなちっこいのは拾ってきてないから……
ちっこいのは、ね。じゃぁ、おっきいのは拾ってきたんだ
ち、拾ったんじゃなくて勝手についてき……あっ
口、滑らしたね?
(すっげぇ……頭部カバーの油圧装置は114型のそれだけど中身はまるで別物だ……) - 2二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:56:46
みたいな
チュチュ×デミシリーズオタク君はどうすかね? - 3二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:57:18
いいぞ続けたまえ
- 4二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:57:36
サンプルが少ないから続け給え
- 5122/11/16(水) 20:10:09
ニカ「それで君はデミトレーナーの新たな可能性の一端を見るべく、チュチュを買収して地球寮に忍び込んだと」
オタク「面目無いです……」
チュチュ「違うよニカ姉!確かにお菓子とかお昼ご飯は奢ってもらったけど、見せたいと思ったのはそいつに頼まれたのもあるけど、私の気持ちもあるもん」
ニカ「………へぇ。チュチュがそんなに他人に懐くなんて珍しいね」
オタク「確かに、チュチュさんと言えば地球寮の狂犬として一部界隈では有名ですので……」
チュチュ「どこの界隈だよ」
オタク「アスカティシア高等専門学園デミシリーズ愛好会並びにデミシリーズ保存会ですね」
ニカ「そんなとこあるんだ」
オタク「メンバーは僕含めて3人なのでメンバー募集中です」
ニカ「私も入ろうかな……?」
チュチュ「え?ダメだよニカ姉!」
ニカ「『私だって入ってないのにニカ姉だけはいるのはずるい』って思ってるでしょ」
チュチュ「うっ……」 - 6122/11/16(水) 20:10:23
オタク「メンバーは絶賛募集中です。ニカ先輩で合ってますよね?ニカ先輩が入ってもチュチュさんは全然入れますよ!」
チュチュ「そういうことじゃないんだよ💢」
オタク「アッーーーーー!グリグリはやめてぇぇぇぇぇ!!!」
チュチュ「ほんと珍しいね、チュチュがスペーシアンの子と仲良くなるなんて」
オタク「あ、言い忘れてましたけど僕はアーシアンです」
ニカ「あ、そう、アーシアン。………え?」
オタク「なんか、ダメでしたか?」
ニカ「いや、アーシアンなのに他寮で暮らしてるのは珍しいなって」
オタク「あーそれは……」
チュチュ「コイツさ、ブリオン寮所属だけど父親がブリオン社でもエリートらしくてそこそこ上手くやれてるんだってよ。ほんと運いいなこのやろー!」
オタク「だぁもう!チュチュさん人のことベラベラ喋らないでくださいよぉ〜」
ニカ「(子犬のじゃれあいかな?)」 - 7二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:12:31
身長はチュチュとどっこいどっこいくらいの小柄な少年だと嬉しい
在学中にどんどん伸びてくる - 8二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:12:59
オタクくんは一年坊主のイメージだけどあってる?
- 9122/11/16(水) 20:15:18
- 10122/11/16(水) 20:19:03
あ、まだやった方がいい系ですか?
- 11二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:21:25
もっとください!
- 12二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:21:36
どんどん続けてほしい
- 13二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:22:50
メカニック科ってことはパイロット科の相棒みたいな人がいたりするのかな
その人がデミシリーズ愛好会のメンバーの一人だったりとかで - 14122/11/16(水) 20:24:22
勉強忙しいのでできる限りで頑張ります
- 15二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:26:37
デミ愛好会にロウジくん入ってそう
- 16122/11/16(水) 20:37:20
とにかくその少年はスイッチのONとOFFが激しい。
好きなものを語るときの口の回転速度は雷光の如しではあるが、それ以外の時はどちらかと言えば無口にあたる。
スイッチがONになっていれば身振り手振りでこちらに知識をぶつけてこようとするが、スイッチがOFFになればナヨナヨしくてしおらしいどこにでもいるオタクである。
だがしかしてこの少年、スイッチのON OFFに関係なく揶揄うととても面白い反応を見せてくれる。
それを気に入ってチュチュことチアチャアリー・パンランチは今日も少年にちょっかいを出す。
少年はよくチュチュにお菓子や軽食を与える。
少年自体はそこまで裕福でもないようだが、自作のブログとプログラムのバイトでそこそこの小遣いを稼げているらしい。
自分で稼いだお金なのだから自分で使えばいいのにと、一度彼に言った事がある。彼の趣味のMS弄りはそれだけで金のかかる趣味だ。金はあればあるほどいいだろう。
しかし彼はチュチュに一言こう言った。
「僕は一緒に何かを食べるのが嫌な人に奢ったりはしない」
なんとも不思議な少年だ。
彼はチュチュとは同学年にあたる。
とは言っても所属する科がパイロット科とメカニック科で違うため、顔を合わせることはそこまでない。
……はずなのだが、この少年はなぜか毎回試験場で目撃される。
というのも彼は無類のデミシリーズオタクであり、学年のデミトレーナー全ての写真とデータをまとめて毎月冊子にして頒布しているのだ。
この売り上げが愛好会や保存会の貴重な資金源になるようだが、どれほどの売上があるのかは誰も知らない。
しかし、かなり詳細にまとめられた冊子は読み物として面白く、チュチュも少年からもらっては寮のベッドで読むのが日課となっていた。 - 17122/11/16(水) 20:48:28
少年とチュチュの出会いはとある試験の時のことであった。
少年にとっては衝撃的なことであったことだろう。
なにせ目の前にカスタムされたデミトレーナーがいきなり現れたのだ。しかもどこの会社ともちがう独自のパーツ群で構成された機体は少年の知識欲求、探求欲を猛烈に刺激し、試験後には件のデミトレーナーのパイロットに直談判する運びとなった。
とは言っても相手は地球寮の誇るピンクの狂犬。一筋縄ではいかないのは明白だった。……少年がその情報を持っていればの話だが。
授業後、更衣室から出たチュチュを待ち伏せしていた少年は、チュチュに話を聞いてもらえず不審者扱いされ鳩尾に強烈な一撃を喰らってしまった。
まさしく最悪な出会いとはこのことで、これが原因で少年はチュチュとの仲を良くするための一大作戦を決行することを余儀なくされたのである。
─詳細は省くが、少年の渾身の作戦の数々は徐々に徐々にチュチュとの距離を近づけ、遂には友達として親密な関係に至るまでとなった。
この頃には、少年の好きなものの中に密かに「同級生の女の子」の存在が出現することとなるのだが、少年が自分自身の変化に気付くのはもう少し、いや、だいぶ先のことである。 - 18122/11/16(水) 20:48:57
今出せるのはここまで
- 19二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:50:30
- 20122/11/16(水) 20:52:39
- 21二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:59:36
- 22二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 03:40:20
保守はしておこう
- 23二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:36:20
続きに期待しつつ保守
- 24二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:59:08
ほーしゅほしゅほしゅほしゅ