- 1二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 10:57:07
- 2二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 10:57:36
🍢 🐉
🍲
🔥 - 3二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 11:22:06
気ぶりトラ男!?
- 4二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 11:24:14
ウタワールドからの解放に仲間を集らせ、恐らく元は公民館のような跡地でコビーとブルーノの説得の成功を待っているとドアドア固有の円が空中に現れた。だがいつもより小さい。その小さいドアから体をねじりながらコビーが出てきてそして小さくなったブルーノが現れた。
ルフィ「コビー、ウタに会えたのか?」
コビー「それが……」
ロー「どうやら説得は失敗に終わったようだな」
ブルーノ「そっちは?」
バルトロメオ「見ての通り戦力は集めたべ」
あとは麦わらの一味がウタの弱点を見つけてくれるのを待つのみである。しかし、ローは不可解さを感じてコビーに聞いた。
ロー「因みに聞くが説得は海軍、お前がやったんだよな?」
コビー「ええ、もちろんそうです。力不足ですみません。」
ロー「別に責めてねえよ。単純にお前が無事でCPがこうなった理由が知りたいだけだ」
コビー「それは……」
コビーは説得したときの状況を語りだした。 - 5二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 11:50:57
僕が来たときにはライヴ会場はかなりざわついていました。ウタさんが天竜人も磔にしてしまっていたからですね。それで僕はもうこれ以上は止めるよう言ったんです。ですがウタさんは「みんな苦しんでるのに、なんで」と聞き返されました。何も応えられず僕は不甲斐ないですね。
だから僕は矛先を観客に変えてウタワールドの真実を観客に伝えたんです。多分それがいけなかったんだと思います。観客達の間で言い争いが起こりウタを非難するもの、擁護するもので分かれてのパニックを起こししまいました。
ウタさんに再度説得しようとしたら今度はウタさんが観客達に問いかけました。みんな自由になりたかったんじゃないのか、病気やいじめから解放されたかったんじゃないのか、海賊達に怯えずに済む毎日が欲しかったんじゃないのかと。
そこで観客の誰かが言ったであろう「帰りたい」の一言にウタさんは凍りつき、観客達の間でまたも争いが激化。ウタさんはパニックになって暴走。観客達を次々におもちゃ等に変えていきました。
僕らは寸前の所で逃げてきたという次第です。 - 6二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 12:34:02
これは良スレの気配がする
釜を煮込んで君を待つ!! - 7二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 12:42:23
🍢🔫🐉
🔥 - 8二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 12:42:50
即落ち回避支援しつつ待つぞ
- 9二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 12:43:57
支援
- 10二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 12:45:01
🍢
- 11二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 18:35:58
保守
- 12二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 00:39:42
守
- 13二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 10:01:37
期待
- 14二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 20:40:30
ほす
- 15二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 01:20:28
hs
- 16二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 01:39:19
ウタからのルフィへの激重感情に気づいた
そうすれば早く帰れると気づいたか - 17二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 09:37:38
- 18二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 18:24:37
保守
- 19二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 18:30:53
- 20二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 00:40:10
あれであれで面白かったから写真のニカみたいに爆笑した
- 21二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 06:42:50
今日のお昼頃更新出来ると思います
- 22二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 06:50:03
( ᐛ )وイエェェェェェェェェェェェェイ!!
- 23二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 15:49:08
- 24二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 01:42:05
保守
- 25二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 02:38:44
ロー「説得するどころかますます事態を悪化させたというわけだな。」
コビー「申し訳ございません」
あとはもう麦わらの一味がウタの弱点を持ってくるほかなくなった。どうにかしてウタを倒さないと俺たちが解放される可能性は皆無だ。戦うにしても今の麦わら屋を戦力に数えるべきか否か。ていうかこいつの見聞色ならあの程度の攻撃は簡単に回避出来るだろうに対峙するたびに簡単に捕まりやがって。
それに戦力増やしてどうこう出来るのか?ウタワールドというのは要は自身の夢に皆を連れ込んでるような状態だ。夢の中ならそれこそ四皇さえ倒せるだろう。夢なのだから。どれだけ戦力集めようとウタに無双されるのがオチじゃないのか。
駄目だな、弱気になってる。とりあえず最悪を想定して何か作戦を建てないと。もう一度ウタの能力を振り返るか。ウタの能力、歌を聞かせた者を眠らせウタワールドに連れていく。能力の本質はウタワールドへの連行と維持と見るべきか。普通ならそれほどの力を使えば消耗が激しく眠ってしまう。それがウタワールドの解除方法。だがそれもネズキノコを食べたせいで不可能になった。このまま現実のウタが亡くなればウタワールドが閉じて二度と戻れなくなる。そして俺たちはウタワールドの中にいる以上ウタ相手に戦ってどうこう出来る可能性は限りなく低い。それこそ海軍がやったようにウタを怒らせたりパニックを起こすのがやっと………
!?、待てよ。ウタを精神的に揺さぶればこの状況は変化する。それこそウタワールドのウタを倒した場合ウタワールドは維持されるのか?試す価値が有りそうだ。実際失神で能力が解除された前例はある。麦わらの所の狙撃手がそれでドフラミンゴの支配の心臓部を崩したのだからな。あとは如何にしてウタを失神させるかが問題だな。 - 26二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 13:09:19
ほしゅ
- 27二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 13:22:28
- 28二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 17:33:25
保守
- 29二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 00:02:04
さてここからどういう風にキスに持ってくか…
- 30二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 08:29:03
保守です
- 31二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 12:59:28
保守
- 32二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 20:55:05
ルフィ「お前ら、無事だったか!」
仲間達が次々と鏡の中から姿を現したのを見て、ルフィは嬉しそうに立ち上がった。
チョッパー「ルフィー!!」
サニー「サニー!!」
チョッパーとサニー号はお互い飛び上がり空中で頭をぶつけてしまった。
ゾロ「なんだ、こりゃあ」
ルフィ「サニー号だ」
ナミ「可愛いー!」
フランキー「どんな改造しやがった!?」
オーブン「戻ってくるはめになっちまうとは」
オーブンは舌打ち混じりにぼやく。
ブリュレ「ごめんね、オーブンお兄ちゃん」
コビー「ロビンさん、ウタを倒す方法はわかりましたか?」
ロビン「昔の記録によると、ウタウタの世界に取り込まれた者は、自分の力で現実に帰ることはできない。絶対に。ただし、ウタウタの実の能力者がトットムジカを使えばチャンスは訪れる」
ルフィ「トットムジカ?」
ロビン「古代から続く、人の思いの集合体。寂しさや辛さなど心に落ちた影。魔王とも呼ばれる……」
コビー「それは兵器なんですか?」
ロビン「触れてはならない者としか読み取れなくて……」
ロー「そのトットムジカとやらを、ウタウタの実の能力者が使った時、どんなチャンスが?」
ロビン「記録によると、トットムジカを使い呼び出された魔王は、このウタウタの実によるウタワールドだけじゃなく、現実の世界にもその姿を現すみたい。そのため、魔王を接点としてウタワールドと現実が繋がってしまうらしいの。その時、魔王を二つの世界から同時攻撃すれば、魔王を倒しウタワールドを消すことができる」
- 33二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 22:17:40
ロビンの報告にローは落胆を抱いた。現実との連携はもちろんのことウタがトットムジカとやらを使う理由が無いからだ。ウタの計画はもう9割方完遂している。にも関わらずウタ自ら弱点を晒す真似はしないように思うからだ。少なくとも俺ならば決してやらない。ウタがトットムジカが弱点となることを知らなければ使う可能性もあるとは思うが、あまり期待しない方がいいな。ロビンが言った自分の力では絶対に帰れないも見方によればいわゆるいかなる能力だろうと帰れないと取ることも出来る。やはりウタワールドでウタ本人が倒されれば希望は有るようにも思える。
突くべきは能力の弱点よりもウタ個人の弱点。
ロー「麦わら屋、お前ウタの苦手なものや恐怖を抱くものは知らねえか?お化けが怖いとか高い所が怖いとか」
ルフィ「なんだよ急に」
ロー「いいから答えろ」
ルフィ「う〜ん……知らね」
つくづく使えねえなこの男。ていうかこいつもわかってんのか?トットムジカをウタに使わせるということはウタを攻撃する作戦でもあることに。とてもじゃないが対ウタ戦線に麦わら屋が使えるとはとうてい思えない。
はあ……駄目だな、作戦を練り直さないと。如何にしてウタを失神させるか、その手段だけが思いつかない。
何をすればウタは驚く………そういえばウタはライブの最初の方で麦わら屋を見て驚いていたな。麦わら屋はウタの弱点になるのか?麦わら屋の行動でウタを驚かせればあるいは………!?
ロー「麦わら屋、面貸せ。話がある」 - 34二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 07:15:25
wktk
- 35二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 18:04:59
ほっしゅ
- 36二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 18:56:46
ルフィ「なんだよトラ男、話って」
ルフィを誰もいない場所に連れたローは開口一番にルフィに言った。
ロー「麦わら屋、お前ウタにキスしろ」
ルフィ「は!?????」
鳩が豆鉄砲を食らったようにルフィ固まった。
ルフィ「い、いやなんでだよ」
ロー「ウタワールドから解放されるためだ」
ルフィ「それはトットムジカってやつを倒せばなんとかなるんだろ?」
ロー「ウタがトットムジカを使わなかったらどうする?それだけで俺たちはゲームオーバーだ。そもそもだ、ウタにトットムジカを使わせるということはウタに攻撃するということだ。麦わら屋、お前に出来るのか?」
ルフィ「そ、それは……」
ロー「それにウタと戦うにしても麦わら屋、今のお前は足手まといだ」
ルフィ「なんだと」
ルフィはローに食って掛かろうとして逆に首元に刃を向けられた。
ロー「反応できなかったようだな。見聞色はどうした」
それは正しく沈黙が答えだった。
ルフィ「でもよお、なんでキスなんだ?」
ルフィから真っ当な疑問を問われた。
ロー「海軍の奴が言っていただろ、ウタを説得したとき状況が悪化してウタは能力を暴走させたと。つまるところこの世界の構築と維持こそがウタの能力と言えるわけだ。現実のウタが死んでもウタワールドは消えない。ならば逆にウタワールドの中のウタを倒せばどうなる?俺の予想が正しければウタワールドの核はこの中にいるウタだろう」
ルフィ「じゃあ戦って倒せば……」
ロー「お前ウタと戦えんのか?何故キスさせるかはウタに大きな精神的ショックを与えるためだ。それで本当にウタワールドこら解放されるかは保証しないが」
ルフィ「じゃあなんで俺なんだ?」
ロー「お前とウタは旧知の仲なんだろ?少しでも可能性を上げるためだ。俺も含めて他の連中だと怒らせるだけだろうしな」
ルフィ「俺相手でも怒るかもしれねえだろ!!」
ロー「かもな。正直先の読めない賭けだがウタが能力の維持を忘れさせるほどの衝撃を与えられるのは恐らくお前だけだ」
ルフィ「それキスじゃなくてもやりようがあるんじゃねえか?」
ロー「なんだ?お前には他に策でもあるのか?無いなら従え」
無論そんなものはルフィには無かった。
ルフィ「……………わかった。他に方法が無いのなら」
その顔はギア2のように蒸気が出ていた。 - 37二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 23:56:13
続きは明日明後日辺りに
- 38二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 10:15:07
保守
- 39二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 12:13:32
いいね理詰めでくるトラ男
そしてルフィさんもキスするだけで顔からギアセカンドしてて草 - 40二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 21:34:42
ローが真面目な顔でキスしろとか言ってんの想像すると笑ってしまう
- 41二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 08:08:45
保証
- 42二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 11:58:17
ほしゅ
- 43二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 21:16:25
ロー「お前ら、話はどうなってる?」
ローがルフィと共に戻ってきた。
ロメオ「現実の世界で誰がウタ様を攻撃するのかで話し合っているんだべ。だけれども……」
コビー「一般市民を傷つける恐れがある以上、海軍は手を出せません。残念ながら今こうしてお手上げ状態です」
ロメオ「そんなことよりルフィ先輩と何話してたんだべ。それにルフィ先輩の顔が濡れてるのは何でだべ?」
ロー「さあな、気合の入れ直しじゃねえのか?」
だが現状はローにとっては困る事態となっていた。囮の作戦とはいえ暗礁に乗り上がるのはこちらの作戦としても困るところにある。誰でもよいから現実のウタに攻撃出来る誰かが……
ゴードン「一人いる」
ゴードンがベポと共にやってきた。
サンジ「ベポ?あれが?」
ウソップ「それに誰だ、あのおっさん」
ロメオ「ウソップ先輩、ウタ様の育ての親、ゴードンさんだべ」
ウソップ「え!?」
ゾロ「おい、一人いるってのは誰のことだ」
ゴードン「………シャンクス。シャンクスが来れば現実世界のウタを止めてくれるはずだ」
ルフィ「おっさん。やっぱシャンクスとウタに、やっぱ何かあったのか?」
ゴードン「それは……」
そう呟いたきり黙ってしまった。
ルフィ「おっさん!!!」
ルフィはゴードンの顔をまっすぐ見つめたが、だが止めた。ルフィはゴードンの横をすり抜けて走り出した。ウタに直接聞くために。そして走りながらローとの会話を振り返る。
ルフィ「でも俺はそんな無理矢理なのは嫌だ。俺は最後まで諦めるつもりはねえぞ。俺がウタを説得してみせるよ。ウタは必ず俺が止める」
ロー「それで止めてくれるなら是非そうしてくれ。俺はここから解放されるならどっちでもいいからな。キスをするもしないもお前の自由だ。」
ルフィ「ああ、わかってる」
ロー「所で聞くがお前ウタのこと好きなのか?恋愛的な意味で」
ルフィ「な、何言い出すんだお前ェ!!!?」
ロー「なんでもいいがせいぜい後悔しない選択をするんだな、麦わらのルフィ」
(あいつのせいで変に意識すんじゃねえか。余計なこと言いやがって)
そしてルフィは両頬を叩いた。
ルフィ「よし、気合十分」 - 44二次元好きの匿名さん22/11/27(日) 02:10:03
面白いな
続きも楽しみ - 45二次元好きの匿名さん22/11/27(日) 12:30:58
ロメオ「あー!やばいべ!ウタ様の所へ行ってしまったんだべ!まだ勝てねーのに」
ウソップ「止めたって無駄だ、うちの船長は」
サンジ「どっちみち時間がねーんだ。俺達も行ってカタをつけちまおう」
コビー「でもどうやって?」
ゾロ「同時攻撃が必要っていうんなら、こっちはひたすら攻め続ければいい。現実世界で攻撃が始まり、こっちとタイミングが合うまでな」
ロメオ「ビビってた俺ァ、情けねえ!麦わらの一味の皆さんがいれば負ける気がしねえべ!」
ジンベエ「やるしかないのォ」
ナミ「うん!ところでローはうちの船長と内密に何を話してたの?」
チョッパー「そうだ!ルフィと何話してたんだ?」
ローに再び注目が集まる。
ロー「別に、俺は麦わら屋にこの戦いから下りろ、足手まといだと言っただけだが」
ロメオ「な……な、な、な、何を言っているんべトラファルガー!?」
コビー「そうですよ!!ルフィさんが戦力外なんてあり得ないじゃないですか!!」
ローに対して非難が集まる。だが、
ロー「あいつは既に2度も簡単に捕まってる。一般人相手にだ。それになにより」
ローは刀に手を握ると一瞬のうちに抜刀、ゾロの首元へと刃が向かう。が、それはゾロにあっさり防がれてしまう。
ゾロ「なんのつもりだお前」
ローは刀を納刀して答えた。
ロー「麦わら屋はこれに反応出来なかった。見聞色が使えてねえ証拠だ。何よりこの作戦はウタを攻撃することに意味がある。あいつはウタに攻撃出来んのか?」
それは誰も答えられなかった。
ゾロ「お前の言う通りかもしれねえ。だがあいつは降りなかった、そうだろう。現に今あいつはウタのもとに走っていった。ならば俺達はルフィを信じるだけだ」
ゾロの一言に皆の意志が結束した。バルトロメオは再び感極まっている。
ブルック「それじゃあ我々もルフィさんの元へ急ぎましょう」
皆がルフィを追いかけるなか、ロビンがローに近づいた。
ロビン「あなたの作戦、素敵な作戦だと思うわよ」
ロー「……盗み聞いていたのか。全く便利な能力だ」 - 46二次元好きの匿名さん22/11/27(日) 22:53:08
ほほ〜ん…よいぞ
- 47二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 07:27:05
☆
- 48二次元好きの匿名さん22/11/28(月) 17:34:23
支援
- 49二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 00:26:45
保
- 50二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 06:49:17
ほほほ
- 51二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 06:50:01
ここまで肝心のウタがまだ出てきてないっていう
- 52二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 10:19:55
ロビンがいい味出してる
- 53二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 20:27:07
保守
- 54二次元好きの匿名さん22/11/29(火) 22:20:25
ウタウタの世界のライブ会場には、大量のかわいいグッズに囲まれたウタがいた。ぬいぐるみ達はプカプカ浮かんでいるものの、ウタに声援を送ってはくれない。楽しいものに囲まれているはずなのに、全然楽しくない。ウタは一人でステージに寝転び、空を見上げていた。するとそこに、誰かが歩み寄ってくる気配がした。ルフィだ。
ウタ「何しに来たの?何度戦っても私には勝てないよ」
ルフィ「まだ決着はついてねェ」
ウタはゆっくり立ち上がる。
ウタ「出た、負け惜しみィ!」
昔のようにルフィをからかうがルフィはムキに言い返したりしてこない。
ウタは悲しそうに微笑んだ。
ウタ「じゃあ、昔みたいにケンカで勝負するしかないね、ルフィ」
ウタが指を鳴らすと、音符が大量に空中に現れ、音符の戦士に変身する。戦士は槍構えて突撃するがルフィはそれをゴムゴムの銃で迎撃する。音符の戦士は次々ルフィに攻撃するがルフィはゴムゴムの銃乱打で音符の戦士達を破壊していく。今度はルフィを取り囲んで攻撃するがルフィはゴムゴムの風船で防御すると、戦士を上空に弾き飛ばし、ゴムゴムの暴風雨で蹴散らしていく。ルフィは一気にウタとの距離を詰めてゴムゴムの戦斧を繰り出そうとするが、
ウタ「当てる気もないくせに」
ルフィは伸びた足を戻して、後ろに下がりギア2の構えを取った。ルフィは攻撃を止めてウタに語りかける。
ルフィ「お前は間違ってる」
ウタ「それはルフィだよ」
ウタはそう言って水柱でルフィを捕らえた。
ウタ「いい加減、わかりなよ。大海賊時代はおしまいだって。なんでそんなに海賊王になりたいの?」
ルフィ「新時代を作るためだ!」
ウタは苛立たしげに足を踏みならし、
ウタ「ルフィ!」
ルフィを水面に叩きつけて、首を差し出す形でステージに座らせる。その姿はまるで、ローグタウンで処刑されたゴールド・ロジャーそのものだった。
ウタ「ロジャーの処刑で始まった大海賊時代。ルフィ、あんたの処刑をもって終わりにする」 - 55二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 02:01:57
保守
- 56二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 09:36:42
保守
- 57二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 19:06:58
保守
- 58二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 19:15:16
保守
- 59二次元好きの匿名さん22/11/30(水) 22:07:53
hosyu
- 60二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 01:10:31
わくわく
- 61二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 07:24:59
北陸
- 62二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 12:44:52
保守
- 63二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 12:58:34
つづきどうぞ
- 64二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 13:34:13
そう言ったウタは、麦わら帽子に手をかけ、両手で引き裂き始めた。引き裂かれる麦わら帽子を見て、ルフィは悲痛な声を上げる。
ルフィ「やめろ……ウタァー!」
悲痛なルフィを見ても、ウタは冷たい表情のままだ。
ルフィ「お前!あんなに!あんなに赤髪海賊団が好きだったじゃねーか……。シャンクスが大好きだったじゃねーか!なんで海賊を嫌いになったんだ!!」
ウタは黙っていた。沈黙の中、海鳥が一羽鳴きながら二人の間を飛んでいく。
ウタ「シャンクスのせいだよ」
ウタは不意に言った。
ウタ「私は……シャンクスのことを実の父親のように思ってた!!」
ウタの瞳には涙が滲んでいる。
ウタ「私はあの船も仲間も、皆家族だと思っていた。でもそれはあいつらにとっては嘘だった。だからシャンクスは私を捨てた。このエレジアに私を一人残して行っちゃったんだ!」
ルフィ「それは、お前を歌手にするためによォ……」
ウタ「違うッ!」
ウタは過去を語り始めた。 - 65二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 21:50:34
保持
- 66二次元好きの匿名さん22/12/01(木) 21:54:06
ワクワクしてる
- 67二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 02:24:56
わくわく!
- 68二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 02:32:58
12年前。
ウタは、赤髪海賊団の仲間と共に、音楽の国エレジアを訪れた。煉瓦造りの建物が並ぶ美しい国は、当時、王のゴードンによって治められていた。
ウタはゴードンに謁見し、島の人々に見守れながら、歌声を披露した。こんなに大勢の人の前で歌うのは初めてだったけど、緊張しなかった。近くでシャンクス達が見守っていてくれたからだ。大切な家族のそばで、ウタはいつもの通り、自然に、歌声を紡ぐ事が出来た。
ゴードン「素晴らしい!君の歌声はまさに世界の宝だ!ここには音楽の専門家たちや、楽器、楽譜が集まっている!是非このエレジアに留まってほしい!国を挙げて歓迎する!」
エレジアは、音楽を愛する人々の国だ。そのエレジアの王であるゴードンから絶賛され、ウタは誇らしかった。でも、いくら乞われても、この国に留まることはできない。
ウタにその気がないと知り、ゴードンはとても残念そうだったが、それでもウタの意志を尊重して、せめて少しでもウタがこの国のことを知れるようにとあちこち案内してくれた。
古い楽譜が保存された資料室、大きなパイプオルガンが備え付けられた礼拝堂。音楽学校では多くの学生が、各々の楽器を練習している。エレジアは、音楽を愛する人々で溢れていた。
- 69二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 09:04:51
hosi
- 70二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 16:13:15
期待保守
- 71二次元好きの匿名さん22/12/02(金) 22:47:51
ほしゅ
- 72二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 00:57:16
ほしゅほしゅのおおお
- 73二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 09:32:59
保守
- 74二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 14:10:05
保守
- 75二次元好きの匿名さん22/12/03(土) 20:34:04
ほっしゅっしゅ
- 76二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 00:43:59
ほ
- 77二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 07:17:39
このレスは削除されています
- 78二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 15:25:53
ほっほ
- 79二次元好きの匿名さん22/12/04(日) 19:30:05
その夜。
ウタは城のテラスに出て涼んでいた。背伸びして手すりから身を乗り出し、月明かりにぼんやりと照らされたエレジアの街並みに目を細める。この国は、今まで訪れた国の中で1番居心地が良かった。音楽を愛する人々と、その歴史。昼間に歌声を披露して浴びた、沢山の拍手が忘れられない。
でも、明日、赤髪海賊団はエレジアを発つ。そうなればこの街に戻ってくることは二度とないだろう。
シャンクス「ずいぶん楽しそうだったな。ここで歌っていた時」
声をかけられ、振り返るとシャンクスが立っていた。
ウタ「ん?うん……」
シャンクス「俺達の前で歌うより、大勢の人達に聞いてもらった方が、楽しかったりしないのか?」
ウタ「そんなことないって……」
シャンクス「なあウタ。この世界に平和や平等なんてものは存在しない」
ウタは首をかしげシャンクスを見上げた。
シャンクス「だけど、お前の歌声だけは、世界中の全ての人達を幸せにすることが出来る」
ウタ「何言ってるの?」
シャンクス「いいんだぞ、ここに残っても。世界一の歌い手になったら、迎えに来てやる」
ウタ「バカ!私は赤髪海賊団の音楽家だよ!歌の勉強のためでも、シャンクスたちから離れるのは……」
ウタは思わず泣き叫びながらシャンクスに訴えかけた。
シャンクス「わかった。そうだよな。明日にはここを離れよう」
シャンクスは泣きじゃくるウタをそっと抱きしめてくれた。
その優しい感触にウタの悲しさはすぐに吹き飛んだ。だけどもう少し抱きしめていて欲しいと思ったウタは、もうちっとも悲しくないのに、しばらく泣いてるふりをしたのだった。
その夜のことだった…… - 80二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 00:00:10
不穏な空気にウタが目を覚ますと、エレジアの綺麗な街並みが炎に包まれていた。夜の闇をチロチロなめるように、炎が上がっている。その中で一人、ゴードンさんが立ち尽くしていた。
ウタ「ゴードンさん?」
ゴードン「目を覚ましたのかい?」
ウタ「何が起きたの?シャンクスたちは!?」
ゴードンはグッと噛み締めてから答えた。
ゴードン「全て奪われた。みんな……みんな殺された!」
ウタ「シャンクスは!?」
ゴードン「あいつらは君の歌声を利用してこよエレジアに近づき、財宝を奪う計画だったんだ!」
ウタ「あいつらって?」
ゴードン「赤髪海賊団だ。君もずっと騙されていたんだ!赤髪海賊団とシャンクスに!」
海岸に向けてウタは駆け出していた。ゴードンの最後の言葉はほとんど聞いていない。ボロボロのエレジアの街並みを、転んでは立ち上がりながら、ウタは走った。膝から血が流れていたが、少しも痛くない。ウタは必死に港をめざした。
ウタ「シャンクス!置いて行かないで!」
海に飛び込もうとするウタを、追いついたゴードンが引き留めた。
ウタ「ああああああ!!!!」
レッドフォース号はどんどん遠ざかっていく。甲板に、赤髪海賊団の皆がいるのが見えた。
それぞれの手にグラスを持ち、積み上げた宝箱の上に座って乾杯している。
ウタ「……なんで……なんでだよ……シャンクス〜〜〜!!!」
ウタの声は、海軍の砲撃に掻き消された。レッドフォース号は海軍の追撃を避けながら、水平線の彼方へと消えていった。 - 81二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 07:38:40
保守
- 82二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 16:23:38
星
- 83二次元好きの匿名さん22/12/05(月) 23:43:04
ほし
- 84二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 09:22:20
ほ
- 85二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 09:26:16
ワクワク
- 86二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 14:38:09
ドキドキ
- 87二次元好きの匿名さん22/12/06(火) 20:32:13
ルフィ「シャンクスがそんなことするか!お前だって知ってんだろ!」
ウタから聞かされた信じがたい話に怒りに震わせた。
ウタ「じゃあ私の12年は何だ!」
ウタは叫び返すと、表情を冷たくした。ちぎれた麦わら帽子を小さな音符に変えてしまい込む。
ウタ「ルフィ、あんただってシャンクスにとってはただの道具なんだよ」
ルフィはウタの言葉を黙って受け止め目を閉じ考えた。ルフィは知ってる。ウタが居なくなったあの日、シャンクスと喧嘩した。シャンクスが飲んだくれて「辛い」と零していたのは嫌な思い出だが覚えてる。だから違うはずだ。シャンクスはそんなことしない。絶対に。エレジアで何が起こったのかわからない、だが事実はきっと違うはずだ。じゃなきゃゴードンのおっさんがシャンクスに期待をしない。………!?
ルフィ「何度も言うぞ。シャンクスはそんなことしねえ」
ウタ「ルフィ!!」
ウタが感情を怒りに震わせるが先程とは逆に静かだ。
ルフィ「お前の話はおかしいぞ、ウタ」
ウタ「何がよ!!」
ルフィ「ゴードンのおっさんはシャンクスを恨んでねえ、憎んでねえ。なんならゴードンのおっさんはシャンクスが来ることを期待してる。おかしいだろ!?そんなの国を滅ぼされた奴がする態度じゃねえ。何度でも言うぞウタ、シャンクスはそんなことしない。お前も知ってる筈だ」
- 88二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 02:08:30
少し説得のセリフ変わってる
言われてみれば確かにゴードンがシャンクスに期待してるって知ってたら何かおかしいって気づけるね - 89二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 08:53:51
ホ
- 90二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 14:50:13
しゅ
- 91二次元好きの匿名さん22/12/07(水) 21:04:35
ほ
- 92二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 06:04:24
ho
- 93二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 08:51:34
方
- 94二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 18:03:08
保守
- 95二次元好きの匿名さん22/12/08(木) 22:22:35
さぁ!ここからが本番だ!
ルフィさんはどう動く? - 96二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 06:34:10
今晩更新予定
- 97二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 06:37:31
保守
- 98二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 08:57:54
ほし
- 99二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 19:13:07
どうにかして晴らしてくれ…
- 100二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 21:25:11
ウタ「ルフィは凄いね。私がついた嘘を直ぐに見抜いちゃう」
ウタは雨に打たれながらうつむくと、一人静かに自供を始めた。
現実世界のライブ会場では、ルフィや麦わらの一味が、地面の上に倒れて眠り込んでいる。誰の耳にも届かない罪の告白だ。
ウタ「ルフィの言う通りだよ。シャンクスは何も悪くない。シャンクスはエレジアを滅ぼしてない。むしろ守ろうとしてた。その為に戦ってくれた。ルフィ、エレジアを滅ぼしたの本当は私なの。私がやったんだ。トットムジカって曲を歌ったの。そしたら皆滅ぼしちゃった。酷いよね、最低だよね。そんな最低な私をシャンクス達は庇ってくれた。エレジアを滅ぼしたという罪をシャンクス達がやったことにしてくれた。
でも本当に最低なのはここからなんだ。私、エレジアを滅ぼしたの忘れていたの。私がやったことなのにそのこと全く覚えていなかったの。あまつさえ、庇ってくれたシャンクス達のこと恨むようになった。憎むようになった。ゴードンさんがついた嘘を鵜呑みするようになった。それで出来たのが『海賊嫌いの歌姫ウタ』というキャラクター。もう遅かった。何もかもが遅かったんだ。
私が真実を知ったのは1年前。その頃には私のキャラクターはすっかり世間に知り渡って定着しちゃった。世界中が私の歌を待っているんだよ。今更、どうしようもないじゃん、そんなの。私、ファンの皆を裏切れないよ。私『海賊嫌いの歌姫』として生きる他ないんだよ。私は『新時代』にしか居場所がないんだ。
だから、ごめんね、ルフィ」
覚悟を決めるように、決心を鈍らぬように、決別するように両手でナイフを握りしめる。
ふとルフィとの再開を思い出す。仲間に囲まれて楽しそうで、シャンクスから帽子も託されてて、そして立派に強くなってる私の大好きな海賊。
ウタ「私だって本当は……」
何を今更……。自嘲の笑みと頬に流れる水滴を感じながら、ルフィの胸向けてナイフを振り下ろす。
??「そんなことはない。何も遅くなんてない」
ナイフ持った手を誰かの声と共に優しく止めていた。
ウタ「シャン……クス……なんで……」
シャンクス「久しぶりに聴きに来た。お前の歌を」
- 101二次元好きの匿名さん22/12/09(金) 21:50:00
ウタの独白がお辛い…
- 102二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 07:33:47
ついにきた
- 103二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 12:22:32
hosi
- 104二次元好きの匿名さん22/12/10(土) 21:47:53
辛ひてん
- 105二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 04:45:42
豊
- 106二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 13:37:09
保
- 107二次元好きの匿名さん22/12/11(日) 22:42:28
ほしゅっしゅっしゅ
- 108二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 06:39:15
ほ
- 109二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 08:03:20
ほ
- 110二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 19:16:14
明日更新予定
- 111二次元好きの匿名さん22/12/12(月) 20:37:21
楽しみです
- 112二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 00:29:22
保守
- 113二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 06:31:46
保守
- 114二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 13:33:42
保守
- 115二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 13:37:40
ナイフを持ったウタの手をそのまま引き寄せウタを抱き寄せた。12年の空白を埋めるように。
全部、全部聞いていた。かつての選択の過ちを。俺は間違いなく父親失格だ。ウタには陽の当たる道を歩んで欲しかった。海賊にさせるべきではない、それが正しさだと思っていた。ウタは堅気として生きるべきだなんて親のエゴそのものだ。その選択の結果がこれだ。これは俺の、俺達の罪だ。
ウタ「は?……は!あはははははは!………離して!!!」
ウタは狂笑した後強引にシャンクスの包容を振り払った。
ウタ「ちょうど良かった。もうすぐ私と世界中のファンが新時代を迎える。その前にあんたと決着付けて起きたかった!」
ウタは後方にジャンプして距離を置いた。
ウタ「みんな!一番悪い海賊が来たよ!一緒にやっつけよう!」
数万の観客達が、ウタに操られてふらふらと起き上がる。そして、一斉に襲いかかった。
現実世界に突然現れたことで、ウタワールドにいたウタは、目を閉じたまま黙りこくってしまった。その頬を、つっと涙がつたう。
ルフィ「シャンクスが来ているのか」
ルフィは確信をもって訊ねると、ウタはハッとして、取り繕うように涙を拭った。
コビー「今です!」
ウタの感情の隙をついて、コビーが叫ぶ。すると隠れていた海賊たちがウタに攻撃を仕掛けた。
たちまち音符の戦士達が現れ、あちこちで、海賊vs戦士の乱戦になった。
麦わらの一味は戦士たちを蹴散らしながら、なんとかウタに迫ろうとする。ロビンは十六輪咲きでウタを捕まえようとしたが、音符が邪魔して容易に避けられてしまった。
ウタ「まだやるの?それなら……」
ウタは新時代を歌おうと、小さく口を開ける。その時、
ルフィ「やめろお前ら!!!」
ルフィの覇王色の覇気が戦場に行き渡る。 - 116二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 19:02:29
おおお
- 117二次元好きの匿名さん22/12/13(火) 19:17:44
ドキドキ
- 118二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 00:46:07
保守
- 119二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 08:32:42
保守
- 120二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 17:09:50
保守
- 121二次元好きの匿名さん22/12/14(水) 22:28:22
hosi
- 122二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 06:44:32
hosi
- 123二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 16:18:46
ほす
- 124二次元好きの匿名さん22/12/15(木) 23:45:15
保守
- 125二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 06:35:57
ほしゅ
- 126二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 11:05:09
jj
- 127二次元好きの匿名さん22/12/16(金) 22:04:37
ほしゅ
- 128二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 00:21:08
ほ
- 129二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 10:15:22
保守
- 130二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 12:23:16
コビー「ルフィさん……どうして……」
オーブン「なんのつもりだ麦わらァ!!?」
皆が一様にルフィがこの戦いを止めたことに驚いていた。
ルフィ「悪いがこの喧嘩は皆手ェ出さねえでくれ。1vs1でやらなきゃいけねえ。元々俺に売られた喧嘩なんだ。お前らが買う必要はねえだろ」
コビー「け、喧嘩って……違いますよルフィさん!!これは世界の存亡がかかった
ゾロ「コビー!!黙って見てろ」
ゾロがコビーを止めた。
コビー「ゾロさんまでなんで……」
ゾロ「悪いが俺はあんたの部下ってわけじゃねえ。あそこに居る船長の部下なんだ。俺達が聞く命令はそっちの方だ。船長が手出し無用を求めるならそれに従うまでだ。それとお前らに言っておくがここから先はルフィの喧嘩だ。手出しするようなら俺達が相手すると思え」
ゾロの号令で戦いは乱戦からルフィとウタの一騎討ちへと変わっていく。
ウタ「どうしたの?ルフィ、皆と一緒になって戦えばいいじゃん。一人じゃ絶対に勝てないんだからさ。散々さっきまでボロボロにされたの忘れたの?」
ルフィ「まだ負けてねえ」
ウタ「出た、負け惜しみィ〜。184勝目も私のものかな」
ルフィ「そうはならねえよ。ここで俺が初勝利をもぎ取るんだからな」
ウタ「え?それってどういう…」
そのウタの疑問にルフィは応えずに二人は向かい合う。ウタの両肩にルフィの手が置かれた。
ルフィ「覚悟しろよ、ウタ」
ウタはノーガードに決めていた。先程と同じように。ルフィが攻撃を当てられないことをわかっているから。だからこれは予想外の強烈な一撃だった。
唇に柔らかいものが触れた。 - 131二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 12:25:15
!!!
- 132二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 20:09:12
やっ、やった!!
- 133二次元好きの匿名さん22/12/17(土) 21:41:36
- 134二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 02:06:32
もぎ取る…か、フフッ…その…下品なのですが……
下品なのでやめておきます - 135二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 11:33:51
!!!!!!よし!!!
- 136二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 12:48:34
ウタ(………どういうつもり?全然痛くも痒くもない。ルフィは本当に私と戦うつもりがあるの?)
そのウタの疑問はおもちゃにされた観客から答えを聞かされた。
観客「か、かかかか、海賊がウタにキスした〜〜〜!!!???」
観客達はどよめきを起こした。
ルフィのらしくない行為に一味の皆も思い思いに驚いている。コビーは変顔かまして驚いていた。
ウタ(キス?そっか……私キスされたんだ、ルフィに。……………!?ルフィが私にキス!?ちょ、ちょ、ちょっとタンマ!!!)
ようやく現状を理解したウタは意識を思わず現実世界の方に移した。心臓はかつてない速度で動き顔は真っ赤に染まり滝のように汗が出てくる。
ウタの様子がおかしい。具体的には胸に手を置き苦しそうなウタを見てシャンクスは一刻の猶予もないことに焦る。
シャンクス「ホンゴウ、薬」
ホンゴウに投げ渡された薬をキャッチするとウタに「飲め」と一言言って渡す。ウタも胸の鼓動を落ち着かせる為に思わず飲んだ。
パン!パン!
銃声が鳴り響きシャンクスを殴っていた男の背中から血が噴き出した。男はビクビクと身体を震わせながら倒れていく。
発砲したのは、海兵だった。海軍は、操られているだけの市民にも銃を向けることを選択したのだ。
ウタは倒れた男のもとに駆け寄り、服の袖を引きちぎって傷口に当てた。
ウタ「しっかりして!もうすぐ新時代なんだよ!!」
ルフィにキスされて気が動転してた。こんなことしてる場合じゃない。ルフィを引き離して今度こそ私が新時代を。
意識を再びウタワールドに移してルフィの両肩に強く手を掛けた。
第2撃が来た。 - 137二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 15:04:21
流れるように薬飲んでるの面白い
- 138二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 15:11:29
水を渡す感覚で薬を渡されてうっかり飲んじゃうの笑う
- 139二次元好きの匿名さん22/12/18(日) 19:53:22
あれ、実質もう解決した?
- 140二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 00:49:49
トラ男も何回もしろとは言って…まあいいか
- 141二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 01:15:55
ムジカの抵抗がなければ
- 142二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 09:58:30
かいけつ…?
- 143二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 16:28:00
寝たらどーなんだっけ
- 144二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 16:29:01
薬で
- 145二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 19:29:08
寝たらウタワールド解除で全員解放
トットムジカ召喚しても寝たら消えるから同時撃破の必要はなくなって耐久戦になる - 146二次元好きの匿名さん22/12/19(月) 21:56:49
このレスは削除されています
- 147二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 05:56:55
このまま何事も無ければ良いけど…
- 148二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 14:03:12
ほし
- 149二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 15:43:30
トットムジカを出そうと思います
具体的に言えばこのままウタワールド解放されてもウタを巡る3勢力のエレジア決戦が起こるので魔王を出して有耶無耶にすることに決めました。 - 150二次元好きの匿名さん22/12/20(火) 22:41:31
保守
- 151二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 06:47:38
守
- 152二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 15:39:33
楽しみ
- 153二次元好きの匿名さん22/12/21(水) 20:51:22
タイトルに始まり最新レスまで全て最高
- 154二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 00:53:45
保守
- 155二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 12:33:50
回想
ロー「ところで麦わら屋、お前正しいキスのやり方って知ってるか?」
ルフィ「キスなんて唇と唇をくっつければキスになるんじゃないのか?」
ロー「違う。唇をくっつけた後に舌を相手の口の中にねじ込んで相手の舌を舌で舐め回す。それが正しいキスのやり方だ。すぐに舌を入れるなよ、10秒くらいしたら舌をねじ込め。正しい作法でキスをするんだ」
ルフィ「へー、わかった。教えてくれてありがとなトラ男」
回想終了
ルフィ(こんな感じでいいのか?なんかウタを味わってるみたいだ)
ルフィはローに言われた通り自身の舌をウタの口内に侵入させていた。初めての感覚故に戸惑いを隠せずぎこちなさすらある。
だがされてる方はもっと戸惑いと困惑と未知の感覚に襲われていた。
ウタ(な、な、なんでベロを私の口の中にねじ込んでいるのルフィは!?それになにこれ!?なんかすごく感じちゃう!?胸がすごくドキドキする!?駄目!!?ルフィの呼吸が息遣いが私のと混じっちゃう!!溶ける!!?私が溶ける!!?身体から力が抜けちゃう)
ルフィがようやく口を離すとウタはその場で糸が切れたようにへたり込んで座った。
ルフィ「おわっ!?ウタ、大丈夫か?」
ウタは何も返事をせず目を回したまま倒れた。
現実世界では海軍本部元帥から、エレジアの海軍たちに向けて電伝虫で激を飛ばされた。
サカズキ「そうだ!海軍の全戦力を投入しウタを亡き者にする!観客が巻き込まれても構わん!これ以上の犠牲を出さんよう、世界を守る為じゃ。抹殺しろ!」
サカズキの指令を受けた海兵達の前に赤髪海賊団が立ちはだかった。
ベックマン「正義を名乗る海軍が、市民達を殺すつもりか、答えろ、黄猿」
黄猿「犠牲を伴わない正義など、あり得ない。辛いね〜、子供一人を止めるために、何万人も犠牲にするのは〜。八尺瓊勾玉〜〜〜」
黄猿の光弾が観客達を襲う。
シャンクスは剣を抜き、黄猿の光弾を弾き返した。光弾は海に落ち、巨大な水しぶきが上がる。シャンクスは一気に黄猿との距離を詰めた。抜いた刃の切っ先が黄猿の喉元にぴたりと突きつける。
シャンクス「悪いな。親子喧嘩の最中なんだ。首を突っ込まないでもらえるか」
藤虎「そうはいきやせん。こっちは世界を背負っているんで」
シャンクス「それでも、引いちゃくれねえか?」
藤虎「それができりゃあ、この目はまだ見えていまさァ」
- 156二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 20:59:28
よくやった(トラ男お前…)
- 157二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 21:02:12
周りがシリアスなのにウタは別方向で大変なことになってる…
- 158二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 21:03:27
トラ男は多分作法は知ってても実践はしたことはない気がする。
こういうことはベッジのほうが経験豊富そう。(既婚者という点を抜いても) - 159二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 21:07:21
一応罪なき一般人が射殺されたんやで!
まあ、ルウタの方が大切か...() - 160二次元好きの匿名さん22/12/22(木) 21:10:00
まだ死んでないから
- 161二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 00:25:38
>>140と言ったけどもっと凄いこと言ってたわトラ男…
- 162二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 08:01:54
保守
- 163二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 19:01:07
保守
- 164二次元好きの匿名さん22/12/23(金) 23:52:20
トラ男…どこでそんな知識を…
- 165二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 07:35:30
- 166二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 17:33:29
どうなる!?
- 167匿名22/12/24(土) 17:59:23
保守
- 168二次元好きの匿名さん22/12/24(土) 21:43:12
ほ
- 169二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 07:51:21
ほ
- 170二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 08:08:32
耳の穴舐めるのもよく効きそう
- 171二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 18:58:46
海兵に撃たれた男の治療をしていたホンゴウとウタだったが、ウタが突然自らの口を抑え顔を赤くして倒れた。
ホンゴウ「ウタ!?」
観客「いって〜〜〜!?」
時を同じくしてそれまで反応の無かった男が悲鳴を上げてのたうち回る。
ホンゴウ「シャンクス、こっち来てくれ!?」
シャンクスは大将二人との交戦を止め、すぐさま降りてくる。
シャンクス「何があった?」
ホンゴウ「わからない。だがお前は倒れたウタを守っててくれ。俺は患者を抑えるのに精一杯なんだ」
ホンゴウの言った通りウタは気を失っており、観客の一人が目覚めている。周りを見ると先程までウタに操られていた観客達も動きを静止させている。
シャンクス「ルフィがやってくれたのか。お陰で助かった」
手当てをしていた男の他にも目を覚まし始めた観客がチラホラ現れている。そしてこの男も……
ロー「……どうやらウタワールドから解放されたみたいだな。どうやって解放されたのか、それだけがよく覚えてないが。そうだ!起きろ、ベポ!!」
ベポ「あ、キャプテン」
事件はこのまま収束するかに思われた。
ᚷᚨᚺ ᛘᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛘᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ
気を失っていた筈のウタから邪悪なオーラが纏われて、ウタの口から破滅の呪文が流れてきた。 - 172二次元好きの匿名さん22/12/25(日) 20:35:14
へ…?
- 173二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 07:02:01
ほ
- 174二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 12:55:12
し
- 175二次元好きの匿名さん22/12/26(月) 21:23:19
ナミ「とんでもないものを見せられたわね」
ブルック「ヨホホホ。良いんじゃないでしょうか。むしろ祝福する場面では?」
ゾロ「意外だな。お前はこういうの怒り狂うと思っていたんだが」
サンジ「俺はレディの幸せを1番に大事してる騎士だ。ウタちゃんを幸せに出来るのがルフィなら譲りもするさ」
ゾロ「そうかよ。俺にも一本吸わせろ。俺も吸いたい気分だ」
サンジ「ほらよ」
フランキー「うちの船長も随分漢を上げたようだな。そうは思わねえかジンベエ」
ジンベエ「全くじゃ。目を見張る成長じゃな」
チョッパー「ルフィめ〜。隅に置けねえなあコノヤロー」
ロビン「記念に残ると良いわね、これ」
ロビンの手には映像電伝虫が握られていた。
ウソップ「さらっと撮ってんじゃねえよお前!!」
ウタが気絶したことで場の空気は穏やかなものになっていた。バルトロメオは意味不明なことを喚きながら号泣し、ブリュレはうっとりして、オーブンが何故か後方理解者面をしてる。
ヘルメッポ「ハッ!?濃厚なラブシーンに目を奪われて忘れてた。ウタが気絶してるけど、とうすんだ?トットムジカを出させる話だろ!?」
ブルーノ「それは恐らく時間の問題だろう。周りを見ろ。トラファルガー・ローがいなくなっている。恐らく彼らは解放された。ということは俺達も直に解放されるはずだ」
コビー「言われてみれば確かに」
ブルーノの言うように囚われていた観客達も3/1はウタワールドから居なくなっていた。
ウソップ「おーいルフィー!!ウタのキスの味どうだったー?教えろよー」
ルフィは全身から蒸気を出すと一気にその場から逃げ出した。
ウソップ「あ、逃げた」
サンジ「待てよルフィ。愛するレディを置いて逃げるのはどうなんだ?」
サンジがルフィの先回りをする。
ウソップ「今だロビン、船長を捕まえろ」
ロビンのハナハナの力で捕まったルフィは暴れもがく。
ルフィ「なんだお前ら!?さっきからニヤニヤして。離せ」
ウソップ「じゃあ逃げねえことだな船長」
とても和やかな空気が流れてた。ウタから邪悪なオーラが出るまでは
ᚷᚨᚺ ᛘᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛘᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ - 176二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 07:13:48
待機中
- 177二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 16:32:34
雲行きが怪しくなってきたな
- 178二次元好きの匿名さん22/12/27(火) 18:41:34
ウタから出た黒い渦は側にいたシャンクスやホンゴウを吹き飛ばす。
黄猿「困ったねェ。せっかく用意したコレも、ああなったら意味ないねー」
黄猿はイヤーマフを外し、破壊する。
モモンガ「何ということだ。発動してしまった。しかし何故だ!?能力者であるウタは気絶してるにも関わらず何故実体化した!?古の魔王トットムジカ!?」
完全に意識を失ってるはずのウタがトットムジカを歌い続けてる。渦は上昇しながら、次第に質量を増していく。やがて渦の中央に殺戮と破壊を繰り返す魔王が現れた。
シャンクスは体制を立て直し、剣を振りかぶった。魔王はピアノの鍵盤を出して迎え撃つ。鍵盤と刃が衝突し、両者の間に火花が散る。
シャンクス「クッ……」
シャンクスは一旦距離をとり、近くの塔の屋上に降り立った。
魔王はビームを放ち、会場を囲んでいた軍艦を次々と沈め始めた。隣では、背中から黒い翼を生やしたウタが、トットムジカを歌い続けている。
マリージョアでは、ルッチと五老星が、ライブ会場の様子を見守っていた。音声を切っている筈なのに、電伝虫から映像だけでなくウタの声も流れてくる。
ルッチ「音声が切れません」
五老星「もういい。トットムジカが発動したら歌声でウタワールドに引きずり込まれることもないだろう。意味がないのだ。魔王によって、現実とウタワールドは繋がってしまったのだから」 - 179二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 00:35:16
保守!!
- 180二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 12:07:08
ほしゅ
- 181二次元好きの匿名さん22/12/28(水) 21:21:39
ほ
- 182二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 02:08:55
し
- 183二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 10:35:36
☆
- 184二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 17:16:36
ほ
- 185二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 19:56:48
ヘルメッポ「おいおいおいおい、どういうことだよ。このまま解放される流れじゃねえのかよ。能力者が気絶してんだぞ。なんでトットムジカを歌えているんだ!?」
ウタワールドでも現実世界とリンクするように気絶した筈のウタがトットムジカを歌唱していた。
ロビン「まさか、魔王が能力者であるウタを操ってるとでもいうの!?」
ルフィ「ロビン、離せ」
ロビンがルフィの拘束を解いたとたんルフィはウタの元へ駆け出した。
ウソップ「あ、待てルフィ」
ウソップの静止の声も無視して魔王の元にルフィは突っ込む。
ルフィ「ウタァァァアアアアア!!!」
ルフィがゴムゴムの象銃乱打で魔王に攻撃をするがバリアに守られてるのかまるで効いてない。ウタは魔王に守られながらトットムジカを歌わせられてる。
麦わらの一味が魔王への攻撃を試みるが、魔王の出した音符の戦士達に邪魔される。
ブリュレとオーブンは、鏡の中を移動してなんとか魔王に接近した。しかし、魔王の手であっさり吹き飛ばされる。ジンベエもナミの援護を受けて接近したが、指1本ではねのけられた。総出で向かっているのに、誰一人魔王を攻撃することが出来ない。
- 186二次元好きの匿名さん22/12/29(木) 21:29:23
頼むぞルフィ…!!ハッピーエンドへ導いてくれ
- 187二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 04:14:15
保
- 188二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 12:52:03
し
- 189二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 20:33:22
ゅ
- 190二次元好きの匿名さん22/12/30(金) 22:34:48
どうなってんだ!?
- 191二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 04:30:32
保
- 192二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 10:11:32
観客「ウタ!ウタ!目を覚まして!!」
観客「ウタ!ウタ!聞こえてないのか?」
観客「ごめんウタちゃん!私がずっとウタちゃんの歌を聴いてられる世界にいたいって言ったから」
観客「お願いだ、どうかウタを救けてくれ。彼女は悪くない」
オモチャにされたにも関わらず観客達はウタを恨み憎みもしていなかった。中には海軍に助命を願っている。
シャンクス「トラファルガー・ロー、観客達を、避難させろ。戦闘の邪魔だ!海軍、お前らも力を貸せ」
ロー「あいつの知り合いには身勝手な奴しかいないのか!?」
そう言いつつローが観客達を集めて島の反対側に移動する。
モモンガ「海賊に最後まで市民守られるとはな。お前ら!必ず魔王を倒して世界を救うぞ!」
現実世界では海軍及びその大将と赤髪海賊団という大戦力が魔王と対峙していた。
ウタワールドでも魔王との攻防が続いていた。
ウソップ「ルフィ!危ねえ!!」
魔王への攻撃に夢中になっていたルフィをウソップが魔王の攻撃を掻い潜りながらルフィを押し倒す形で魔王の反撃からルフィを守る。
ウソップ「ルフィ!ようく聞け。トットムジカは俺達に任せろ。だから!!」
サンジ「ウタちゃんを一人にさせんな」
ゾロ「海賊らしくいこうぜ、ルフィ」
ゾロの発破にルフィは思わず呟く。
ルフィ「海賊らしく……か。ありがとな、ゾロ」
ゾロ「なんだ?突然」
ルフィ「なんでもねえ」
ルフィの顔にはいつのまにか不敵な笑みが浮かんでいた。
ルフィはギア2を発動させると瞬く間に気を失ってる筈のウタの元に辿り着く。
ルフィ「ウタ!聞こえてるのかどうか知らねえけど聞け!」
ルフィの言葉を遮るように魔王から音符の攻撃が続くがルフィは悉くその攻撃を交わす。
ルフィ「お前にどんな事情が有るのかわかんねえけど、俺はお前を必ず救けるぞ」
魔王に操られてる筈のウタの目から一筋の涙が流れた。 - 193二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 16:28:58
晴れろ!
- 194二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:44:27
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- 195二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:44:42
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- 196二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:46:00
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- 197二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:46:10
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- 198二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:46:24
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- 199二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:46:37
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- 200二次元好きの匿名さん22/12/31(土) 19:46:58
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