ss 彼が変わるきっかけ

  • 1二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:12:47
  • 2二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:13:34

    「トレーナー行きましょう」
    彼女はメジロドーベル自分の担当ウマ娘だ。
    トレセン学園に赴任した日の帰り道、ガラが悪い男性達に絡まれていた時に手助けをしたのが初めての出合いだった。
    翌日の模擬レースで彼女の走りに惚れ込み、トレーナーになる事を申し込んだのだが、彼女は男性への苦手意識からか、トレーニングや模擬レースで合う時も表情が固く、あのレースで見せた走りも十分に発揮できていないように見えた。
    はあー
    「どうした、ため息なんかついて」
    仕事帰りに先輩トレーナーに連れてかれた、飲み場でつい愚痴をこぼしてしまった。
    「明日アルダンに相談してみるか」
    彼は同じメジロ家メジロアルダンのトレーナーなのだ。正直一人では改善が難しい問題だと思っていたので有り難い申し出だった。
    翌日ドーベルのトレーニングも終わった放課後に二人を訪ねたのだがアルダンは驚きの一言を話す。
    「女性の姿になってみませんか?」
    いくら自分が男性では小柄な体型とはいえ、流石に難しい、何より男のプライドと言う物が
    「○○トレーナーは誠実でウマ娘の事を真剣に考えてくれる方だとお聞きしました。ドーベルはとても優しい子ですがあの子の男性の苦手意識は改善するのに長い時間がかかると思います。少しでも苦手意識を改善するのにはいいと思いまして」
    アルダンの言葉が重い。3年間長いようで短い時間だ。新米の自分は少しも無駄にはできない。背に腹は変えられないのか。
    「昨日トレーナーに相談されてから、家に用意をお願いしてあります」
    アルダンに車で運ばれお抱えのデザイナーさんだろうか、体の採寸、女性の化粧についてあれこれ、コルセットの付け方など、なんでも女性のシルエットは腰が重要だそうだ。
    化粧をされ、カツラを付け、レディースのパンツスーツに袖を通す。
    「お似合いですね」
    鏡の前にはスーツを着たキャリアウーマン。
    自分の男性としてのプライドを砕かれながら、
    「ドーベルも○○トレーナーと仲を深めれば、自然と男性姿にも慣れてくれると思います。」

  • 3二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:14:46

    翌日の朝、メジロのお手伝いの方が寮に来た、何でも自分が慣れるまでとアルダンが頼んでくれたそうだ。
    おはようドーベル。
    朝からいきなり自分のトレーナーが女になったのだ。アルダンから話は聞いたようだが…

    「トレーナーごめんなさい。私が男性を苦手なばかりに気を使わせてしまってすぐ慣れるよう努力するから。」
    ドーベルは頭を下げて、トレーニングに向かっていった。

    女装を始め2ヶ月はたっただろうか。朝の身だしなみの準備も慣れ、髪もカツラがいらない長さになった。ドーベルの走りは輝きを取り戻し、レース結果も好調だ。トレーナーとしては喜ぶ事なのだが、ドーベルの男嫌いの改善はなかなか難しいようだ。

    「トレーナーお弁当食べましょう」

    午前のトレーニングが終わり。お昼の時間だ。この格好をするようになり、食堂に行きづらく困っていたのだが、私が苦労をかけてるからとドーベルがお昼にお弁当を作って持ってきてくれるようになったのだ。

    メジロのお抱え料理人に教わっているらしく、和洋中バラエティーに富んだ美味しい弁当だ。

    「ベストタイム更新したわ」

    ドーベルの笑顔、担当になって本当によかった。

    「ねーよかったら、週末一緒にお買い物に行かない」

  • 4二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:16:12

    この格好をするようになって、困った事はコルセットを着けるうちに細身に体型が少し変わってしまったのと化粧品などの買い出しだ。

    貰った化粧品が少なくなり、困っていた時にドーベルが提案してくれたのだ。有り難い申し出だったのだが、翌日ドーベルは女性のカジュアル服を持って部屋に来た。メジロ家で採寸したのを元に服をお願いしたそうだ。
    スーツで行くつもりだったのだが、お洒落な格好のドーベルに自分がスーツではと言い負かされてしまった。それから、買い物の度に服を持って来る。

    ショッピングモールの化粧品売り場を周り、一通りの買い物を済ませ、お礼も込めてドーベルにはちみーを奢った。ドーベルがお手洗いに行き手持ち無沙汰となってしまった。

    「ヘイ彼女よかったら、一緒に映画でも」

    女装をするようになってから、このように男に声をかけられる。声を上げ男だと言うと、大抵は去るのだがこの男は違った。

    強引に手を引き、連れ去ろうとした所に

    「あたしのトレーナーです」

    お手洗いから帰って来た、ドーベルに手を握られ走り去る。

    「ごめんなさいトレーナー。私が早く貴方に慣れればいいのだけど。」
    ドーベルは申し訳なさ気な顔だ。
    ドーベルが慣れるまでの辛抱だ頑張ろう。レース結果は順調だが、トレーナーの生活は少しずつ変わっていくのであった。

  • 5二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:16:52

    期待

  • 6二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:17:45

    ピピピーカチッ
    フワァー
    まだ朝早いが担当のためだ。彼は顔を洗い、髪を整え、化粧を始めた。彼の担当ウマ娘メジロドーベル。トレセン学園に赴任し、彼女の走りに惚れ込み、担当を申し込んだのだが彼女の男性不振は根深いようで日々のコミュニケーション力にも苦労していたところを彼女の姉メジロアルダンに女装を奨められた。
    それから、ドーベルの緊張が解れたのか、走りのキレを取り戻した。レース結果は順風なのだが、彼には悩みができた。
    まずひとつは体型が少し変化してしまった事だろうか。男性にしては小柄な方だったがコルセットを着け始めのが原因でくびれができ始めた。肌のケアにも気を使いより女性らしい身体になったのだ。
    メジロ家の御用達のデザイナーが夏用スーツのためにと採寸に来た時に発覚したのだが、胸が少し膨らんでいたようで、メジロの主治医に見てもらい、女性化乳房と診断された。これは、女性ホルモンが多くなる事で男性の胸が大きくなる症状だそうで、特に危険はないそうなのだがこれ以上大きくなると生活に支障がでると困ってしまう。
    それから、2ヶ月程たち冬用のスーツのため、採寸した結果前より大きくなっていた。医者に相談しドーベルが男性を克服できるようになったら切除をしようと決めた。
    しかし、下着を着けないで胸が垂れると手術の負担が増えてしまうそうでどうしたものかと部屋で悩んでいると
    「ごめんなさいトレーナー」
    ドーベルの耳にも入ったのだ。

  • 7二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:19:49

    「主治医に聞いたんだけど、下着がいるんだよね。他の人に頼むは難しいでしょ。よかったら、今から買いに行こう。私が採寸するから」
    ドーベルがいつになく真剣な顔を向けた。
    流石に担当ウマ娘に採寸させるのはと言ったのだが、
    「キチンとしたの着けないと崩れるし、トレーナーも着け方解らないよね」
    と押し切られてしまった。
    ショッピングモールの試着室
    ドーベルに半裸を見られながらの採寸、メジャーを持ち、トップ、アンダー、順番に計り始めた。むず痒いしくすぐったい。
    「Aカップね。下も計らせて」
    下は今ある男性下着でいいといったのだが
    「洗濯室に男性のあんたが女性下着をもっていくの?」
    私が洗うから一緒に揃えてと言われてしまう。男のプライドやらなんやらがズタズタである。

    ドーベルはスポーツタイプのブラとコルセットが無くてもシルエットが綺麗になるからとロングラインというウエストまであるブラを選び、下のパンツもそれに合った物を買った。
    初めて着けた下着の感触に慣れないものだ。
    寮に帰り、化粧を落とし風呂場の鏡で自分を見てしまう。ドーベルと出会った頃と比べ、女性に近い、胸と尻に肉が付いた丸みを帯びたシルエットだが、下半身のトレーナーのトレーナーは変わらない大きさを保っていた。
    ドーベルのウマ娘としての成績は上がり調子。
    先輩トレーナーにも一人前になったと言われ、自分のトレーナーとしての実績も積んでいる。
    ドーベルの男性嫌いも、いつか治るはずだとトレーナーは肌に化粧水を塗付けベッドで眠りについたのだった。

  • 8二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:23:47

    「ねぇトレーナー今度この下着履いてみない」
    彼女の手には可愛らしい装飾を施された、フリルランジェリー。
    季節も冬に差し替わりつつある中で突飛な発言をしたのは、自分の担当ウマ娘メジロドーベルだ。
    あのな、ドーベル俺は男だよ。
    しかし、彼の性別は男だ。ドーベルの走りに魅了され、担当を申し込んだのだが彼女の男性不振は根が深いようで、担当になってからのトレーニングや模擬レースの動きは精細を失っていた。彼女の姉メジロアルダンからの提案で苦手意識を克服するために、彼は女装をしているのだが、一年近い女装の影響で彼の体や仕草は女性に近づいていた。
    「トレーナーに似合うと思うわ」
    下着を手に力説するドーベル。
    「今のスポーツタイプの下着も可愛らしいけど、たまにはいいと思うわ」
    ドーベル、いくら胸が膨らんで上も下も女性下着を着ているが男なんだよ俺。
    しかし、ドーベルはこう言った。
    「年末のレースで勝ったら、トレーナーへのクリスマスプレゼントとして受け取ってくれない」
    ドーベルが出馬する年末のレースには、最近の有力ウマ娘が多数出馬を表明していた。勿論、勝つつもりで日々のトレーニングを組んでいるし、個人対策も万端だがそれは相手のウマ娘と担当トレーナーも同じ。
    「勿論勝つつもりでトレーニングをしているわ。トレーナー願掛けよ。願掛け。男性が苦手な私にこれまで、付き合ってもらって本当に感謝しているの」
    私を信じて欲しいとドーベルは言った。
    担当を安心して、レースに送り込みたいのは当然なのだがしかし…
    「あの競馬場のレコードタイム、○○○秒だったよね。私頑張るから、トレーナーにいいクリスマスプレゼントを贈りたいの」
    ドーベルの真剣な眼差しについ頷いてしまった。ハードなトレーニングをこなし、相手の対策を練る。ドーベルの体も心もベストな状態でレースに送り込んでやりたい。トレーナーの顔も真剣だ。

  • 9二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:24:53

    そして、この年最後のレースにドーベルは勝った。 
    「貴方じゃなけば、このレース勝てなかった。いいクリスマスプレゼントが渡せたわ」
    ドーベルの笑顔に担当をしてよかったとトレーナーは泣いた。

    そして、クリスマスの夜がやって来た。ドーベルはトレーナーがプレゼントした洋服に身を包んでいた。メジロ家の専属デザイナーさんにお願いして用意した物だ。しかし、ドーベルの手にはあの時のランジェリー。いつもトレーナーが着ているスポーツタイプの下着ではなく、カップが付き華美な装飾とフリルが付いた、際どい下着。ドーベルはあのレースでレコードを刻んだのだ。

    「トレーナー男に二言はないわよね」

    ドーベルは期待に答えてくれた。しかし、自分は男だ。体は丸みを帯び、シルエットは女性に近づき、男のプライドが日々削られながらもアソコは元気だし、ドーベルが採寸で近づく時も抑えるのに苦労しているのだ。

    「この前のレースで負けた○○さんに勝ったわ」

    ドーベルは結果を出し続けてくれている。新米の自分の初めての担当で…

    「レコードも偶然かもしれないけど取れたわ」

    偶然なんかじゃない。ドーベルの日々積み上げた努力の結果だ。

    「駄目かしら…」
    ドーベルの努力には報いたいが…

    「お願いトレーナー」

    ドーベルの顔には涙が浮かんでいた。

  • 10二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:26:59

    「綺麗だよ、トレーナー」
    ドーベルの前には際どい下着に身を包んだトレーナー。男性のはずだが、日々着けていたコルセットにより腰はくびれ、肌は手入れによって白く、体は丸みを帯び尻や胸に脂肪がついた女性の体だ。
    「ねぇ、縮こまってないでもっとよく見せて」

    足を交差し手で前を隠してしまっていた。トレーナーのトレーナーはこの体に成っても元気なのだ。
    ドーベル流石にこれ以上は
    しかし、ドーベルの目は興奮により赤く染まっていた。
    「トレーナーごめん」
    ドーベルはベットにトレーナーを押し倒した。手を解かれ、体は下着に包まれた、生まれる一歩前の姿を晒していた。
    ドーベル!!
    「ごめんなさいトレーナー、私が男性が苦手ななばかりに苦労をかけて。けど、貴方がトレーナーで本当によかった」
    体を抱き締められながら、耳元で呟かれた言葉。
    これで良かったんだろうか?ドーベルはレース結果を出し、自分は新米の実績を超えつつある。トレーナーはドーベルの頭を撫でながら、抱きしめる。
    「ねぇトレーナー。この服の下ね、トレーナーと同じなの」
    プレゼントとした服をはだけ、トレーナーが着ている下着と同じデザインの際どい物だ。
    春に出会った時よりも、女性らしさを増したドーベルの体はトレーナーには毒なのだ

    「みたい?」

    トレーナーの手はドーベルの服に……

    うまひょいうまひょい

  • 11二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:30:18

    ウ、ウワアアアアア!!!ありがとうございます!!!女装したトレーナーにガンガン攻めてくるドーベルと徐々に堕ちていってしまうトレーナー最高です…最後のドーベルの奴で堕ちない奴いないでしょ!!!

  • 12二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:42:45

    スレで様々な作者様がss書いて頂い物をまとめたss専用まとめがあるので女装系が大丈夫な方は見ていただける嬉しいです

    女装ドーベルトレssまとめ|あにまん掲示板ここはこのスレ内のssをまとめたスレですhttps://bbs.animanch.com/board/81357/原点のsshttps://bbs.animanch.com/board/72109/書…bbs.animanch.com
  • 13二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 01:59:18

    「おめでとう○○」
    「ありがとうございます先輩」
    まぁ飲め飲め、
    トレセン学園の近場の酒場、両者共にウマ娘のトレーナーだ。
    後輩トレーナーの担当ウマ娘メジロドーベルが初のg1レース勝利その祝い酒。
    「しかし、原因の俺が言うのもあれだが大丈夫か。仲は深まったんだろうが普段の生活は」
    後輩トレーナーとメジロドーベル。今でこそ、良好な関係ではあるが出会った当初はお互い息が合わず、良いレースを出来ずにいた。この酒場で後輩の悩みを聞き、彼が自身の担当メジロアルダンに相談したのを切っ掛けに両者の仲は深まったのだが…
    アルダンの解決策は女装、ドーベルの男性不振を少しでも軽減させるため、普段から女装を始めたのだ。
    「大丈夫ですよ」
    後輩トレーナーの口に泡を着けながら、可愛らしい一言。髪は綺麗に切り揃えられ、腰にはコルセットを巻き、女性物のパンツスーツに身を包んだ姿は女性そのもの。男性だと、言われても信じる人は少ないだろう。
    普段のちょっとした仕草にも女性らしさを感じてしまい、つい男だった事を忘れてしまう。
    初担当での一年目g1勝利。ドーベルとの信頼関係もしっかり築けているのだろう。トレーニング風景もコミュニケーションがしっかり取れているように見えるのだが、ドーベルの男性不振も根深いのか、一年近く女装を続けている。
    「先輩ごちそうさまです」
    明日のトレーニングも早い、軽く飲んで酒場を後にした。朱色に染まった後輩の姿は、女性の姿にしか見えず、男だったの忘れそうになってしまう。
    寮の帰り道ふと考えてしまった。
    アルダンに相談をしてよかったのだろうか?
    いやよかったのだ。新米トレーナーが初担当でg1勝利喜ぶべき事なのだ。
    後輩トレーナーの女装生活は長くなりそうだ。

  • 14二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 02:03:30

    「トレーナーおかえりなさい」
    寮の薄暗い部屋にはメイド服を片手に持ったメジロドーベル。メジロ家のお手伝いさんの拝借したのだろうか、見覚えがある服だ。
    去年のg1レースから、ドーベルはレースに勝利する度にトレーナーにおねだりをするようになった。際どい下着や可愛らしい洋服を着てほしいという、可愛らしいものだがトレーナーは男だ。ドーベルの男性不振から始めた女装だが、なかなか症状改善にはならないようだ。
    「○○レースに勝った、だからね」
    ドーベルは目に涙を浮かべおねだり。
    「おねがい♡」
    うぅ
    彼はドーベルの涙には弱いのだ。

  • 15二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 02:08:39

    「似合ってる」
    ドーベルの顔に笑顔を浮かべている。眼前にはメイド服に身を包んだトレーナー。カチューシャに白いエプロンスタンダードなメイド服。
    ドーベルの手には紅茶が添えられていた。日常的に飲食を共にしていた関係でトレーナーの紅茶の淹れ方も実に様になっていた。
    彼は目に薄っすら悔し涙を浮かべ、ドーベルに奉仕していた。
    「ごちそうさま、美味しい紅茶だったわ」
    夜も遅いしお開きだ。カップを洗い、片付け、メイド服を脱ごうとしたが
    「まだお菓子が残ってるわ」
    突然、ドーベルはトレーナーの手を引きベットに押し倒したのだ!
    ドーベル!
    彼女の手は止まることなく体を弄り始めた。スカートの上から、丸みを帯びた尻、コルセットにより美しい曲線を持ち始めた腰、そして薄っすら脂肪がのり始めた胸。
    初めは優しく撫でるような指使いだったが、次第に激しく大胆になった。トレーナーの顔は薄っすら赤く染まり、ドーベルはついにスカートの中に手を出した。
    トレーナーは声を荒らげるが手は止まらない。
    「下着使ってくれたんだ」
    ドーベルは嬉しそうに言い尻尾を振った、下着はクリスマスにドーベルがプレゼントした物だった。華美な装飾とフリルが付いたセクシータイプのランジェリー。ドーベルの手はトレーナーの丸みを帯びた尻に吸い付いたかのように離れない。
    そして、手はエプロンを外して胸元のボタンを外し始めた。抵抗するがウマ娘の力には適わず胸元はあらわになった。
    下と同じデザインに包まれたそれは、去年始めて着た時よりも大きく見えた。
    「去年より大きくなったね」
    彼女の手はそれを優しく撫で回す。
    「あたしも去年より大きくなったの」
    ドーベルは自身のパジャマのボタンを緩め、胸元をあらわにした。勝負服に近い色ライムグリーンのランジェリー、春に初めて会ったその時より女性らしくなったその体はトレーナーには毒だ。
    ドーベルはトレーナーの耳元でつぶやく
    「みたい」
    パジャマのボタンをあと一つでも外せば見えるだろう。
    「いいよ」
    トレーナーの手は………

    うまひょいうまひょいうまひょい

  • 16二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 07:15:04

    続きあった…ありがてぇ…

  • 17二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 17:04:17

    ブチ
    下着の敗れる音が朝のトレーナー寮に響いていた。半尻のまま、視線をお腹に移し摘む。
    ムニ
    担当ウマ娘メジロドーベルのレースの為に敵の資料集め、トレーニングの改善案などの諸々が重なり、運動不足になっていたのだろう。
    運動しなきゃ
    トレセン学園の設備を借りようかとも思ったのだが、トレーナーの休みとなる日は学園のトレーニングルームはウマ娘で埋まっている。
    どうしたものか、と思い部屋の角に積んであったチラシに目が止まる。駅前に新規オープンしたフィットネスジムの広告チラシだ。

    週末、トレーナーは全体的に肉付きが良くなり、キツくなったレーニングウェアを羽織りフィットネスジムに赴いた。受付を手早く済ましトレーニングルームの中に入る。中には学園の施設が埋まっていたからだろうか、ウマ娘とそのトレーナーや一般の男性や女性の利用客がまばらにいた。

  • 18二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 17:06:01

    ひとまずはお腹の肉を落としたい、軽くストレッチを行い体をほぐす。
    トレーナーは空いていた、アドミナルクランチ(上体を起こし腹筋を補助する物)を見つけ席に着く。
    10を1セットとして、3回行う。
    123....10.123....10
    ふうふぅ腐ってもウマ娘のトレーナーだ。軽い運動を難なくこなしている、
    123....10
    少しキツくなった胸元は上体を揺らす度にムニムニ揺れ、周りの男性視線を集めていた。一見して女性にしか見えないがこのトレーナーは男性である。担当メジロドーベル、彼女の走りに惚れ込み、担当を申し込んだのだが彼女は軽度の男性不振。それを軽減するために彼は女装をしていた。

    次は下半身、レッグプレス下半身を無理なく鍛えるためのマシンだ。これも同様に3セット。
    123...10.123..10
    ふうふぅ最近の運動不足が響いてきたのか、顔は赤まり、少し息がきつくなる。
    123...10
    終了。大分体が鈍っているようだ。引き締めるのにちょうどいい機会だ。
    息を落ち着けるため、近くの椅子に腰掛け、来ていたウマ娘達を見学していたのだが
    「ヘイ彼女よかったらご一緒に」
    女装をするようになり増えた手合いだ。謹んで辞退を申し込み、トレーニング、休憩、お誘い、トレーニング、お誘い、お誘い。

    ハァ
    「トレーナーどうしたのため息なんて」
    午前のトレーニングも終わり。休憩も兼ねた昼食。担当のドーベルはお弁当を持って、席についていた。
    「いや、最近お腹に肉がついてしまって」
    ジムでの出来事を話しながら、お茶を淹れ席に着く。今日のメニューはハンバーグ洋食のようだ。
    「よかったら、メジロ家のトレーニングルームはどうかしら?」
    担当からの有り難いお誘い、しかし迷惑をかける訳には
    「トレーナーの健康はあたしのレースにも関わるの良いから家に来て」
    ドーベルは顔に笑顔を浮かべ、トレーナーの手を取った。

    週末、車にドーベルと一緒に揺られ、メジロ家のトレーニングルームまで案内された。
    トレセン学園のトレーニングルームと遜色なく器材が置かれ、充実した運動が出来そうだ

  • 19二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 17:11:29

    「服も用意してあるから着替えて」
    ドーベルは手にトレーニングウェア持ち、更衣室を指差す。
    「ありがとう」
    ウェアを受け取り、服を脱ぎ着替えていく。お腹に軽い脂肪がついたが、肌は日々のケアにより白く透き通り、胸や尻には男性らしからぬ丸みを帯びた体は一部を除き女性らしさに溢れていた。
    スパッツタイプのウェアに袖を通すと、尻や胸が少しキツく、スポーツタイプの下着が薄っすらと透けていた。
    「ドーベル、ちょっときついんだけど」
    「運動すれば痩せるわ」
    ドーベルは我関せずとストレッチを始め、トレーニングを始める。同じウェアに袖を通し、髪をいつもと違い後ろで纏めていた。白いうなじが眩しく、いつもよりピッタリとした衣装はドーベルの起伏をあらわにしていた。
    仕方がない、トレーナーも体をほぐすストレッチ、アドミナルクランチに席を着け3セット
    123....10.123...10.123....... 10
    ふうふぅ
    次はレッグプレス
    123....10.12....10.12....10
    ふぅ
    前回より、体が慣れたのか息を乱さず行えた
    がちんがちん
    隣ではドーベルがベンチプレスを行っていた。息を吸いバーベルを持ち上げ、降ろす。150kgのそれを10回3セット。バーベルを持ち上げる度に揺れるおもちにトレーナーは目をそらす。
    「トレーナーもどう?」
    手持無沙汰な所にドーベルが隣のベンチプレスを差す。ウマ娘用にセットされたそれを40kgに変え、同じ様に息を吸いバーベルを持ち上げ、降ろす。10回3セットを行い、トレーナーの額には少しだけ汗が登る。少しの休憩を取るために椅子に座る。
    「トレーナーよかったら」
    手にドリンクホルダーを持ち横に座る。トレーナーの3倍トレーニングをこなした体は汗に透け、黒い下着を透かしていた。
    視界になるべく抑えない様に受け取り、口をつけるプロテインハチミー味だ。基礎代謝を上げるためには肉を付けねばとトレーニングを繰り返す。
    2時間も続け、トレーナーの体はすっかり汗にまみれ下着は透けていた。横のドーベルはトレーナーに熱い視線を向けながらトレーニングを続けていた。
    体を動かし続けること、早1ヶ月トレーナーの体は変わった。肉が少し出たお腹は見事な曲線美を描いていたが日が立つに連れ、キツくなるウェアとドーベルの熱い視線はトレーナーを別の意味で悩ませ続けるのだった。

  • 20二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 18:44:57

    いいぞ

  • 21二次元好きの匿名さん21/10/28(木) 23:10:57

    良き………

  • 22二次元好きの匿名さん21/10/29(金) 01:05:08

    >>5

    >>11

    >>16

    >>20

    >>21

    感想いいねありがとうございます。初めてss書いたので文節言い回し等捗らない部分が多々ありますが読んでいただきありがとうございました

オススメ

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