【SS:ターボ×ロブロイ 「本を読むよ、あなたのそばで」】

  • 11/722/11/20(日) 18:24:35

     匂いが違う。空気がちがう。端末ひとつで幾つもの電子書籍とテキストを閲覧できるこのご時世。紙に囲まれるという体験がそうあることではない。
     私語はまったくのゼロではないが控えめに。調べ物をしているグループであったり、カウンターで司書とやりとりしているひとであったり。
     トレセン学園の規模に相応した大きな図書室に、周囲に気を遣った息の多い声がときおりちいさく響いていた。

     そんな慣れない静かな空間で息をひそめるように。踏み出す足音にも気を遣ってツインターボは本棚を巡る。
     高い本棚、たくさんの本。生きているあいだに、このなかの半分だってそのまた半分にだっておそらくターボには縁がないと思う。
     本を読むことの意味はわからない。本を読む人のことはわからない。

     けれど、好きなものへ深い気持ちを抱く。そんな感情くらいはターボにもわかる。
     自分であればカノープスの日々だったり、走ることであったりゲームであったり勝負ごとであったり。

     走ることを応援してくれている仲間や、見てくれるひとがたくさんいる世界がツインターボがいま知っている世界。
     でも、ターボにとってあたりまえの世界を知らない人だっておおぜい居るのだと思う。

     ――それはターボが、こんなにたくさんの本の世界を知らないように。

     長いツーテールの小さなターボを囲む高い本棚、たくさんの本。
     どれだけのひとが本を出版してどれだけのひとが本を愛しているのか、ツインターボはきっと何も知らない。

     そんなことを感じながらおめあての本をとる。小脇に抱えて本棚のあいだを抜けて。そこにひとり。

     ひとりだけ、知っている。夕方の西日差す壁際の閲覧席。
     一冊の分厚い本に向き合うちいさな影。大きな三つ編みと眼鏡の小さな容姿。真剣にページを捉えている目もと。無表情のようで、本に集中していることがはっきり見える口もと。真顔で本に没頭しているゼンノロブロイの隣へと、ツインターボは歩み寄っていった。

  • 22/722/11/20(日) 18:25:19

     ――図書室に通うきっかけはVR対戦型オンラインゲーム・オニダッシュを再開したことだった。むかし、かつて最強だった自負とともに久しぶりのログイン。しかしその結果はターボにとってはとうてい納得いかないもので。
     ある大会ではあっさりと初戦敗退。対戦相手からの心ない煽りと視聴者からの容赦ないコメント。これに心折れることをターボは良しとしなかった。
     
     ゲームにはプレイヤーの身体能力も反映されるため、その向上は必須。身体トレーニングを積むことは言うに及ばず。
     そして勝つための理論を覚えるためにターボはトレセン学園の図書室へと足を運ぶ。

     基本的に学業のための図書室。ゲームの解説書などあるはずもない。けれどトレセン学園の図書室であるからにはスポーツ理論のジャンルは充実していた。
     オニダッシュは競バ用のコースではなくゲーム用のステージを舞台としたゲーム。パルクールと追いかけっこが合わさっているような競技と言える。
     走るだけではなく、跳ぶ、乗り越える、飛び降りる、転がる、切り返す、隠れる、欺く、そしてゲームならではの必殺技ゲージと5分という長時間のペース配分。身体能力と心理戦を駆使することが勝敗につながるゲームだ。
     ただ走るだけでは勝てない。必要なデータを学ばなければならない。バーチャルの自分自身を操る身体操作理論と敵を捉える心理学理論がほしい。そのためにツインターボは日々、彼女なりに高度な学術書に向き合っている。
     しかしそれはターボにとってけして楽しいことではなかった。何度読んでもわかったようなわからないような小難しい記述。遅々としてページをめくる速度はあがらない。うなり声を抑えながら、きつく眉根をよせて目を細めて、高度な論述を理解しようと本に向き合い続けていた。

     その読書を投げ出してしまいたいと思いながら、けれど投げ出してしまうことも悔しくて。その二律背反に涙が出そうになる。
     世の中にはこんなに本があって、こんなに本に関わる人がいて、それだけ本が好きな人がたくさんいるのだろうに。
     ターボにはそんな人の気持ちはずっとわかりそうにないと思ってしまう。図書室に居ながらも本を楽しめない孤独感を抱えながら、ツインターボは本を読んでいる。

  • 33/722/11/20(日) 18:25:57

     ――図書室の常連であるゼンノロブロイがツインターボの姿を目にとめるのは当然とも言えた。単純に、彼女がこんなところに居るなんて珍しいな。そう思ってしまうから。
     今日受けた授業にたまたま調べ物が必要な課題か何かがあって来た。そういうものなのだろうと思っていた。けれど長いツーテールの彼女は以降も頻繁にひとりで図書室に足を運んで、今日も痛みをこらえるような表情で本を開いている。

     そんな泣きそうな彼女の姿を、ロブロイの視線はつい追いかけてしまう。
     同室のライスシャワーに勝利したこともあるウマ娘として、あのトウカイテイオーの奇跡の復活を後押ししたウマ娘として、ロブロイにとってはツインターボという存在は遠い世界にいる、物語の中に生きているような存在だった。
     暗く引っ込み思案な自分とは正反対の、いつも明るく賑やかな輪の中で前を向いているようなひとだと思っていた。

     自分とはまるっきりちがう世界にいるはずの彼女が、いまは苦しそうに独りで本に向き合っている。
     声をかけようか、自分に力になれることはないだろうかと迷いながらターボをみつめていた。

     本を読み慣れていると言っても、しょせん読みやすい物語ばかり読んでいる自分だ。彼女が読んでいるジャンルの勉強に力になれそうにはない。
     特に親しくもない私が声をかけたとて、迷惑になりはしないだろうかと尻込みしてしまう。

     けれど、そんなつらそうな彼女を見て見ぬふりをし続けることもできなくて。その二律背反に決意を固める。
     他人に話しかけられず人との交流を得られなかった自分に向かって、かつてライスシャワーが示してくれた好意を思い起こす。彼女の「迷惑」は私にとってはあたたかい手だった。
     ――私も、この「迷惑」をライスさんに、そして他の誰かに返していける自分でありたいと願うから。

  • 44/722/11/20(日) 18:26:46

     やさしさをのべてくるロブロイの存在をいぶかしげに見返しながら、けれど話しを聞いてくれる誰かの存在にほっとしたように、ターボはロブロイに語った。
     オニダッシュの敗北。ターボを傷つける煽りとコメント。腹が立ってムカついて。黙ったまんまではいられなくて。そんな人達を見返すための努力をはじめたのだと。
     けれど勝つための勉強は難しくて、本を読むのはおもしろくなくて。めげてしまいそうだとターボはこぼす。

     不謹慎だけれど、そんな逆境の真ん中で折れないターボのことが眩しいとロブロイは思ってしまう。すごいなと、思ってしまう。
     勝負に熱く、困難にまっすぐ向き合うその姿は、自分に持っていない強さをそのまま突きつけられているようで。

    「ロブロイはすごいね、本が読めて。ターボにはとてもできないもん……」

     けれどそんな彼女は、そんなことを弱い自分に向かって言うものだから。

    「私が読んでいるのは勉強のための本じゃないから、本当にたいしたことではないですよ、ターボさんのほうが、立派です」
    「読んでいる本のことじゃないもん」

     ちがう、とツインターボはロブロイを横目でにらむ。

    「ロブロイは本が好きで、いつもここにいるもん。じゃあロブロイのほうがすごいもん。ターボそんなふうに本が読めないもん」

     本が読めるのは、すごいことだもん。その意思を譲らずに、ツインターボはゼンノロブロイを肯定する。

  • 55/722/11/20(日) 18:27:32

     謙遜することは簡単だった。卑屈になることには慣れていた。けれど、ロブロイはそのターボの言に否定を重ねることはできなかった。
     自分の性格が内向的だから、趣味もこんなひとりぼっちで読める本が好きになってしまっただけだと言いたかった。
     遠くへ行こうなどと考えたこともない私だから、どこの世界へも連れて行ってくれる小説が好きだった。
     自分一人の内に閉じこもった生き方しか知らないから、華やかな登場人物たちの、さまざまな生き方を体験できる小説が好きだった。勇気をもらっていた。

     ツインターボは本を読めることを褒めているのではなくて。本の理解力を羨んでいるのでもなくて。
     ロブロイの、本が好きである気持ちを尊び、敬ってくれたのだ。

     本を読むことは私にとってはあたりまえで。けれどそれは内向的な自分から逃避することにも似た、ただの習慣で。
     それをはじめて正面から褒めてくれたこの人を、どうして否定することができるだろう――

    「それでも、それでも私は、ターボさんのほうがすごい、すごいと思います!」

     ――否定することができないから、涙をこらえて。私なんかを尊敬するあなたのほうがすごいに決まっているのだと、伝えたかった。

     喜怒哀楽を隠さず、多くの学生たちに存在を認知されて、友人たちに囲まれて、奔放に生きるその在り方。
     物語の中ではなく、現実にそんな生き方をしている存在。自分がそうなることへの興味はもうないけれど、それでも、憧れを抱いてしまうことは確かで。ライスシャワーに出会えなければ、今もずっと変わらないままひとりぼっちの学園生活だったかもしれない。

     人に囲まれて、賑やかな輪の中で輝けるあなたのようになりたいとロブロイは言う。
     本に囲まれて、ひとりで静かに集中していられるロブロイみたいになりたいとターボは言う。

     いつしかお互いがお互いに譲らなくなって、わけがわからない方向に脱線していって。
     好きで本を読むこと。似合わない難しい本を読むこと。どっちだってすごいんだよと。お互いに認められるようになるまで続く、ひそやかなおしゃべり。
     本を読む図書室から、他人と心を交換する図書室へ。ふたりにとっての図書室が変わっていく。お互いに、苦笑いを返しながら。

  • 66/722/11/20(日) 18:29:22

     そんなふうにお互いを思いやってすごす日々が、すこしのあいだ続いたある日のこと。ターボは言った。「果たし状が来たもん。メールで」。
     有名な配信.者からオニダッシュの勝負を挑まれたらしい。怯むことなく、自信満々で勝負を受諾するその姿こそ、ロブロイにはない気質で。
     ターボの研鑽の日々を一番近くで見ていたロブロイは思う。勝って欲しい。
     ――ちがう、この努力の姿を悪く言うようなひとたちが、いない結果であってほしいとロブロイは願った。

     これまで考えた理論や作戦があろうと、けっきょくは対戦相手がいる以上、勝負の流れは敵の動き次第だ。ターボにだけ都合よく思いどおりになんて進むはずもない。
     序盤から、効率的なペース配分とはほど遠い全力の逃げ。ルート取りも間違えて必殺技も使い果たして。それでもヘロヘロな身体を引きずりながら走る姿をロブロイは最後まで、祈るような気持ちで見つめていた。
     最後まで逃げ切ったその決め手は作戦ではなく、けっきょく諦めない心と根性でしかなかった。
     制限時間を迎える残り数秒のカウントダウン。困難な試合展開を乗り越え疲労をにじませたまま勝利を確信するターボの笑みに、こちらまでどれほどドキドキしたことか。

     ターボの勝利を伝える配信が終了し映像が途切れる。ロブロイはほっと吐息をついた。

     勝利への執念が実を結んだその光景は視聴者たちの評価も覆した。
     諦めない自分の存在を認めさせるその姿は、まるで物語の主人公のように。

     ああ、このひとはたしかに。
     オールカマーを最後まで先頭で、ライスさんを振り切って走りきったあのひとなんだ。
     トウカイテイオーさんの心すら揺り動かしたあの姿はレースの場だけではなくどこでだって。
     その輝く姿にファンになる、推しになる、なんて。きっとこういうことなのだろうかとロブロイは思った。

  • 77/722/11/20(日) 18:30:28

     ――それからはターボの図書室通いは一区切りついて、ロブロイのもとへ足を運ぶ機会は減った。
     けれど趣味が多いターボだからこそときおり何かを学びに、あるいは悩みの打開策を探しに本を求めに来る機会がたびたび訪れる。

     おめあての、目標に関する背表紙の表題を手に取ったターボは独りで本を読む。ロブロイの姿をさがして、彼女の隣で本を読む。
     ロブロイはいつもどおり、独りで本を読んでいる。物語のなかへ深く潜りきった、誰にもジャマをされないひとりきりの世界で。
     そんな独りの在り方を肯定してくれているのは、隣で本を開く誰かのあたたかさ。

     むむむ、と眉根を寄せて苦しそうに、小難しい論述に向かい合うツインターボ。
     周囲から遮断された無表情で、けれど力のある目元は凜々しく、真顔で物語に向かい合うゼンノロブロイ。

     ふたりは独りで本を読んでいる。
     独りに寄り添って、本を読んでいる。

     END.

  • 8二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 18:47:57

    おぉ…いい…
    並んで本を読んでる光景がありありと浮かんでくるSSだ…しゅきぃ…

  • 9二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 18:56:49

    >>8

    ありがとう!

    並んで本を読んでいる姿を書きたかっただけのSSだもん!

    そう言ってくれるとうれしいもん!

  • 10二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 18:57:25

    ついでに10保守しておくもん

  • 11二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 19:16:22

    最初見たとき地の文多くて
    「うわぁ、これ読み切れるかな…」
    って不安だったのですが、思ってたよりスラスラと読み進められて、結局最後まで読んじゃいました☆
    キャラチョイスも自分にとっては意外なもので、楽しく読ませていただきました。
    ありがとうございます!

  • 12二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 19:22:46

    素敵な物語をありがとう。

    冒頭があまりにも好みで、何度か読み返しては余韻に浸っています。


    とくに、


    >> 高い本棚、たくさんの本。生きているあいだに、このなかの半分だってそのまた半分にだっておそらくターボには縁がないと思う。


    こういう文章を綴るには絶対的なセンス(もしくは経験の積み重ね)が必要になってくると思っています。

    自分はターボの解像度があまり高くないのですが、この後、図書館を歩くターボの情景も相まって、とても良い文章を拝読できたな、という気持になりました。


    あと、ここ!

    >> 本を読む図書室から、他人と心を交換する図書室へ。ふたりにとっての図書室が変わっていく。お互いに、苦笑いを返しながら。

    むちゃくちゃ好き(突然語彙力消失させるな)いまではもうどの図書館も電子化が進んでしまったけれど、電子化が進む前は図書カードで貸し借りの記録を取っていたんですよね。(ジブリの『耳をすませば』とかにもあるみたいに)ターボとロブロイはおたがい寄り添いあって本を読んで言葉をかわして『他人と心を交換』してるんだな、それがとてもいいなと感じつつ、図書カードの履歴で心を交換し合うことに思いを馳せてじんわりきたりしていました。


    素敵なお話をありがとう。

  • 13二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 19:38:32

    >>11

    こちらこそ読んで頂き感想まで頂いてありがとうだもん。


    べつに文章力を誇示したくて地の文を連ねているわけではなく

    地の文は地の文で、漢字ひらがなのバランス、句読点のリズムや改行など、読みやすさを意識はして

    自分自身が読んでいて大好きだと思える文章にしている(はず)なので


    すらすらと読めたというのはターボの自己肯定感に染み渡る最高の褒め言葉だもん。

    こちらこそ本当にありがとうございます!


    >>12

    >冒頭

    過分な褒め言葉をありがとうだもん。

    ほんとうに世の中には本が多すぎてくじけそうになって困るもん。

    刊行ペースにまっっったくついていけないから最新の流行の本なんてまったく興味が持てないもん。


    >心の交換

    「自分が読んだ本が他の人にも読まれている」そんな記録が見えるというのは楽しそうだもん。

    それこそロブロイが大切にしそうだもん。

    いまは読書メーターがある意味その役割を担っているかも知れないけれど、

    それもネットの向こうの誰かの記録であって、同じ図書館を利用している誰か、ではないから親近感は湧かないかもしれないね


    もともとは「図書館でひそひそ話をする仲間」そんな情景を表現したくて生まれた文章、になるのかな? たぶん。


    こちらこそ真摯な感想をありがとう。

  • 14二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 20:33:50

    保守もん

  • 15二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 22:28:53

    ,

  • 16二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:47:45

    珍しい組み合わせのSSですね。
    ですが、背景や設定の描写が丁寧で、このお話はこの2人でなくてはならないという説得力があります!

    特に最後の2行の表現が好きです。
    穏やかな読了感で素敵でした。

  • 17二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 01:31:04

    地の文と会話文のバランスがどうとは言うけれど、
    まさか会話文たったの5行程度でこの読みやすさをお出しされるとは

  • 18二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 07:02:01

    >>10

    ありがとうだもん。このふたりでラストの場面を書きたかったけど

    じゃあどうすればここまでたどり着けるのかすごい苦しんだもん。

    読了感を褒めて頂けたのは、

    ラストだけ気取ってもそうはならず、この道のりがあわさっていかないと効果を発現しないだろうし

    これが実を結んだ結果だと思うのですごくうれしいもん。

    ありがとうございました


    >>17

    それもよく言うけど

    ターボの好みとして重くなるぶんにはいくらでも重くするし

    地の文は地の文で、改行や空行や漢字ひらがなのバランス、

    なにより言葉の選び方とリズムで軽くできると思ってるもん

    会話文を挟めばかならず読みやすくなるかと言ったらそうでもないと思うもん

  • 19二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 13:04:37

    多くの人に読まれてほしいお昼の保守

  • 20二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:15:51

    読まれてほしい浮上

  • 21二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:23:41

    夜の浮上

  • 22二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 22:23:49

    18の安価まちがってたもん

    >>16さんへの返信だったもん。

  • 23二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 01:19:42

    良かったよ

  • 24二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 02:33:08

    ここすき

  • 25二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 03:11:10

    >>24


    素晴らしいSSに素晴らしい絵だもん…

    良いもん見たもんもん

  • 26二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 06:29:00

    >>23

    ありがとうだもん!

  • 27二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 06:30:28

    >>24

    えええええ!? 絵!?

    この感謝をターボはどう述べればいいもん?


    ターボの姿勢も垂れたウマ耳も眉根を寄せた表情も

    ロブロイが席にかけるしぐさも、自然体で優しい態度をとっているようで

    その裏には緊張と決意がある上段のキャプションも。


    いまの自分の文章ではこれを表現できなかった敗北感でいっぱいだもん

    けれどこれを表現してくれたすばらしさがうれしくて、感情がない交ぜになってしまうもん。


    しかも上段の文章は手書きだもん?

    自分の文章が他の人に手書きで写されるなんてこんな光栄で面映ゆいことあるもん?


    読んで頂いて、そして描いて頂いて。

    ほんとうにほんとうにありがとうございました。


    そして、自分のSSが絵描きさんに「描いてみたい」と思わせる何かがあったとするなら

    望外の喜びです

  • 28二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 06:31:26

    >>25

    素晴らしい絵にはとうてい及ばないけど

    SSも素晴らしいと言ってもらえてありがとうだもん。


    こういうコメントを食べて書き手は生きていけるもん。

  • 29二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 12:41:10

    もっと評価されるべきスレとはこのことだもん

  • 30二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 16:26:26

    SSを読み終わったら素晴らしい挿し絵が出現する
    挿し絵を見たらSSを読み返したくなる

    永久機関が生まれてしまったもん

  • 31二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 21:51:01

    情景描写がとても細かいのに読みやすく、まるでその場にいるかのような気持ちになれました。
    繊細で穏やかな素晴らしい物語をありがとうございました…!

  • 32二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 22:47:04

    >>31

    書いた甲斐があると思える最上の感想を頂きありがとうだもん!


    繊細で穏やかなのは原作の素晴らしいキャラ造形があるからこそだと思っていますもん。

    だから二次創作はやめられないんだもん。


    >>30

    書いた作者自身が

    永久のループから抜け出せなくなっているもん

  • 33二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 07:34:47

    もっと読まれてほしい文と絵ほしゅ

  • 34二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 16:05:34

    よきSSもん

  • 35二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 19:02:54

    永久機関SSはレア

  • 36二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 22:14:42

    >>24

    ターボの姿勢好き

    これで立ち上がればターボの身長のほうが高いのエモい

  • 37二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 02:06:23

    もっと読まれてほしい文と絵なので保守

  • 38二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 11:50:30

    本を読みたくなる

オススメ

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