- 1二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:19:04
バンブーは普段こういう服を絶対着ない、だからこそこういう服を着てみて
「アタシにはこういうのは似合わないっス…」
って恥ずかしがるところが見たい
あんなにイケメン風オーラ出してるけど実は可愛いんだからさ…！！！
ので描いた
画力的に表現しきれてない可能性あるけど少しでも形にしたかった - 2二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:20:28
かわいいね♡
- 3二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:20:45
あああああ♡
- 4二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:21:00
イケメンにはフリフリを着せろ
- 5二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:21:07
- 6二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:21:13
可愛いっス！
- 7二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:21:48
素敵だね♡
- 8二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:24:01
ワシ…イケメン寄りのキャラにガーリーな衣装を着せる性癖に心当たりがあるんや
- 9二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:55:03
照れてるの可愛いね
- 10二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:56:21
ルドルフとかシリウスとかシービーをフリルてんこ盛りのドレスに埋めたい
- 11二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 19:21:01
「うぅ……アタシにこういうのは似合わないっス……」
【大丈夫、似合っているよ】
明朗快活、英明闊達。固い信念を胸に日々邁進を重ねる、担当ウマ娘バンブーメモリーは……ちょこんと。可愛らしい擬音を周囲に浮かべながら。撮影用の椅子に座っていた。
そんな彼女が身を纏っているのは……白黒のリボンとフリルをたっぷりあしらった、ロリータファッションのドレス衣装。可愛らしい装いの中に、勝負服イメージの深い緑色が、彼女の凛とした信念を反映して雰囲気を引き締めていた。 「や、やっぱり……見ないで欲しいっスよ〜……」
真っ赤に染まった相貌を隠すように、両手で顔を覆うバンブーメモリー。ぴこぴこ揺れる両耳と、ぱたぱた忙しなく背中を叩く尻尾に、彼女の動揺がありありと見える気がした。
「こういう格好、チヨノオーとかアルダンみたいに可愛い娘の方が似合うっスよ……うぅ……」
ぶんぶんぶん。ぱたぱたぱた。普段の熱意溢れる彼女とは違って、ただ慌ただしく揺れ動く身体は、よほど恥ずかしいのを抑え切れていないんだろうか。
確かに、普段の彼女は女の子らしい素振りというより、活動的な側面が目立つ。それは事実だと思うし、それこそが彼女の魅力であることは間違いない。
【それは違うよ】
だけど、大切なのはそれ『だけ』じゃない。
「へ……？」
数刻ぶりに手を離して、こちらに顔を見せてくれるバンブーメモリー。まだ視線は彷徨っていて、目を上手く合わせることは出来ないみたいだけれど。だったら、こちらが彼女に近づいてあげればいい。
一歩前まで歩み寄って。膝を着いて、少女の顔を見上げる。その嫋やかな手の指を、俺の手に重ねるようにして。
【君だって、格好良くて可愛らしいウマ娘なんだから】
「────ッ！！」
ボンッ、と。何かを爆発させたような音とともに、耳の中まで真っ赤にしたバンブーメモリーは。
それでも、衣装を崩さないように、くったりと椅子の背もたれへと身を寄せたのだった。
ちなみに、ちょっとした余談として。 「うおおやってやるっス！ 写真撮影がなんぼのモンっスよー！」
ファンの為にも写真に残したい、と伝えられた彼女の反応が、少し自棄っぱちに見えた気もしたが。
……フィルムに切り取られた、満面の笑みは、やはり綺麗だったと思う。 - 12二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 19:21:25
スレ主さんの絵と概念があまりに素敵だったので書かせていただきました！
勝負服と同じカラーリングなのに全然違う印象なのと、バンブーは何を着ても可愛いのを実感しました……
本当に素晴らしいイラストありがとうございました！ - 13二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 19:28:47
最高ですか？最高ですね。素晴らしいSSをありがとうございます！！！！！
語彙がちっとも出てこない自分が恨めしいですが…
>ぴこぴこ揺れる両耳と、ぱたぱた忙しなく背中を叩く尻尾に、彼女の動揺がありありと見える気がした。
ここのめちゃめちゃ可愛らしい小動物感ある&ウマ娘ならではの表現とても好きなのと、
そして作中のトレーナーまったくもってその通り、バンブーも格好良くて可愛らしいウマ娘なんです格好いいだけじゃなくて可愛らしいんですよね最高です
ラストシーンで撮られた満面の笑みの写真も良い、自分は照れ顔で描きましたが吹っ切れて満面の笑みになってる彼女も絶対かわいいんですよね
再度言わせていただきます、素晴らしいSSをありがとうございました！！！！！
- 14二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 19:55:51
素晴らしいものを見たからうまさんぽ貼るね
- 15二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:06:52
ハロウィンの喧騒も消え、しんしんと深まりゆく冬の最中。吐く息も白くなるこの季節、人々は寒さから逃れようと暖かな場所へ向かう。それはウマ娘達とて例外では無い。
｢バンブーさん？｣
｢あれっ、キング！偶然っスね！｣
とあるショッピングモールの一角。かつて応援団として手を取り合った二人が、偶然にもここで再会した。正確にはトレーニング等で偶に顔を合わせたりもするが。
｢お買い物ですか？｣
｢まあ、そんなとこっスね。キングも買い物に来たっスか？｣
｢ええ。新しい服を探しに。一流ウマ娘たるもの、常に最新のファッションをチェックするのも当然ですから！｣
｢おお、これまた偶然っスね！アタシも私服を買いに来たっスよ。良かったら一緒に探さないっスか？｣
｢もちろん。バンブーさんとでしたら喜んで。では行きましょうか！｣
お喋りを楽しみながら、つかの間の移動。辿り着いたのは、気品漂うオシャレな高級店。しゃららーん、とでも鳴っていそうな服達に、風紀委員長は思わずたじろぎを見せる。
｢凄い…ヒラヒラで…フリフリっス……｣
｢あったあった。……あら？バンブーさん？｣
｢……えっ、あ、アタシはこういうの似合わないっスから！ここで待ってるから見てきていいっスよ！｣
彼女的に見るなら、ここの服は可愛すぎる。とても素敵な服ばかりだと、ひと目でわかる。でも、流石にこれは自分には……！
｢そんなこと無いですよ。バンブーさんも絶対似合います！｣
｢そうっスかね……｣
ちらり、と服を再確認。キラキラでふわふわで。それを着た自分を想像してみる。思っきし服に着られているような気がする。やっぱり無理ー！
｢まあ、無理にとは言えませんね。値段も高いですし。私が選ぶのを見ているだけでも構いませんから、一緒に行きませんか？｣
｢それならまあ……良いっスよ！｣
ほっと一安心。彼女のような綺麗な子が着るのを見る分には、自分も楽しいかもしれない。バンブーメモリーはそう思って、彼女に着いて行く。 - 16二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:07:22
そこからは、怒涛のファッションショーが繰り広げられて行った。服を片っ端から見て、良さげなものを選んでは試着。選んでは試着。で、気に入ったものは全部購入。あっという間に彼女の両手は袋で埋まってしまった。
｢凄い沢山買ったっスね……流石はお嬢様って感じっス……｣
｢ええ。私の中にある可能性を見出す為には、これくらい買わないと！｣
｢可能性…っスか？｣
彼女はずり落ちかけていた買い物バッグを軽く振って、持ち直してから答えた。
｢はい。……私は一流のウマ娘で、とても強い。けれどまだ、GIタイトルには一つも手が届いていない。スカイさんもスペシャルウィークさんも。どんどん私の先に行ってしまう｣
｢……！｣
｢でも私は諦めてなんていません。勝てなければ努力する。努力で届かなければ、新たな可能性を探る。どんな道であれ、いつか必ず頂点を掴む。その可能性を掴む為に、私は挑戦するんです。レースも、オシャレも、何事も！｣
だって私は、一流のウマ娘だから。彼女はそう言いたげに、目を爛々と輝かせて見せた。その顔は、かつて団長を務めた時のそれと全く同じだった。
｢挑戦……そうだったっスか……！素晴らしい心がけっス！アタシ、感動したっス！｣
ならば、自分も負けてはいられない。この熱に浮かされて、逃げて帰る訳にはいかない。
｢アタシも挑戦するっスよ！この……ヒラヒラで可愛い服に！｣
｢バンブーさん！その意気ですわ！｣
そうして、彼女はキングヘイローのアドバイスと共に、自分に似合った服をじっくりと品定めした。二人が選んだのは、緑と黒を基調とした大人しめなドレス。キングヘイローもお気に入りの色なのか、大層気に入っていた。
｢…き、着替え終わったっスよ！｣
｢では出てきてください！｣
顔を赤くしながら、更衣室から外に出る。似合ってなかったらどうしよう。そんな不安が、まだ心のどこかにあった。 - 17二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:08:22
｢……素敵！とっても似合っていますわ！バンブーさん！｣
｢そ、そうっスか……！？｣
鏡を見つめると、そこにいたのは、フリフリと可愛らしい服を見事に着こなした美少女と化した自分の姿だった。その綺麗な姿に、自分でも思わず見惚れてしまう。
｢これが…アタシ……｣
｢ほら。やっぱり似合っていましたでしょう｣
うんうん、と自慢気なキングヘイロー。バンブーメモリーは大変気恥しかったが、道行く人々の反応は一目瞭然。凄いべっぴんさんだと褒めそやしている。
｢挑戦してみて正解。でしたでしょ？｣
｢……そうっスね。へへへ……でもやっぱり、ちょっと恥ずかしいっス……｣
｢そのうち慣れますよ。そうだ！せっかく可愛くしたんですから、写真に収めておきましょうか｣
｢へ！？そ、それはちょっと……流石に恥ずかしいっス〜！｣
｢あっ、こら！店内はウマ娘ダッシュ禁止よー！｣
それから、二人はなんやかんやあってツーショットで手を打つ事にした。こんな些細な思い出だが、二人には大変楽しい一幕となった事だろう。風紀委員の彼女の部屋には、この時の服と写真が大切にしまわれている。
追伸 バンブーさんへ
私のSNSに写真をアップロードさせて貰ったわ！題して、二人の可憐な一流ウマ娘よ！おーっほっほっほっほ！
……
キングヘイローっ！！！！
おわり - 18二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:09:44
僭越ながら私もイラストと概念に感銘を受けたのでSSを書かせて頂きました……お目汚し失礼しました
- 19二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:25:32
あーっ！また素敵なSSが！！！
自分今日が命日か何かで！？
応援団繋がりの２人の絡みが尊いですね…
なんだかんだ服買ってるのも最高に良き…
恥じらいから着てなんだかんだ買う流れは王道かつ最高…！！！
あらためてありがとうございました！！！
語彙を増やして感想をもっとかけるようになりたい… - 20二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:33:44
パールさんとかオシャレなアクセサリーとかプレゼントしたりアドバイスとかしてそうだよね…いい…
- 21二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:36:18
88世代でもっと遊びに行け
- 22二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:42:40
素晴らしい。素晴らしい。
- 23二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:42:56
アルダンに呼ばれてメジロ家でフリフリお茶会ですと
- 24二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:44:27
バンブーのチムレの掛け声でライアンと掛け合いがあるんだけど式典とかで勝負服じゃなくてパーティドレスとかを着なくちゃいけない時に私服お嬢様なライアンに助けてもらったりしてるのかなとなったりする