セイちゃん頭にネコ載せますね……

1二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 00:27:41

まずいです。セイちゃんそろそろ危機感を感じてきました。

ほら、どうです？ネコのおなか越しの声、というか私の視線の先にちゃんとトレーナーさんいます？こっちは視覚を封じられてるんですよ？、そっちで合わせてくださーい。

……トレーナーさんも笑ってないでこの子を引きはがす方法を考えてよ？、本当にまずいんだって。

……だってかわいかったんだもん！思いません？理事長さんの頭の上に乗ってるネコちゃんかわいいなーって、いつか自分もやってみたいなーって思いません？

ほら思うでしょ？そう思ってしまった時点でセイちゃんとトレーナーさんは同罪だよーだ！

……どうやっても何も、頭に乗せた瞬間ずりずりーっと降ってきちゃった。そう、その結果目の前でこんなヨットの帆みたいな体勢で止まっちゃった。うるさいですよトレーナーさん、何がどこでもセーリングキャットですかー。なんにももかかってないですよ？

いやいや、本当にはがれないんだって！さっきトレーナーさんにも引っ張ってもらったからわかってるでしょ？

……ねえ、……本当に今から菊花賞前のインタビュー受けなきゃだめ？こんな姿見られたらみんなに笑われちゃうよー……

あー本当にどうしよう！そうだ！トレーナーさんにインタビューを受ける権利を譲ってあげよう！おめでとうございます！いやー感慨深い！今日はトレーナーさんの晴れ舞台だ！まさにトリックスター！セイちゃんはやっぱりやることが違う！

2二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 00:28:17

「ダービーウマ娘、スペシャルウィークさんのインタビューでした。もう一度大きな拍手をお願いします！」

「次の方が本日最後のインタビューとなります、皐月賞ウマ娘、セイウンスカイさんです！」

「はいはーい、セイウンスカイでーす♪後ろ向きで失礼しまーす♪」

「えー……トリックスターらしい奇想天外な登場ありがとうございました！前を向いていただいてもよろしいですか？」

「」

「なるほど……？なるほど！これは菊花賞でもいつも通り逃げ戦法を打つ、そういうことですね！」

「そういうことでーす」

「他のウマ娘たちが見るのは私の背中だけだ、逃げ切って勝つのはこの私だと！」

「そういうことでーす」

「……いつもより声が遠くに聞こえるのですが？」

「」

「なるほど！もう心はトレーニング場、いや、会場の阪神競バ場にいるということですね！」

「そういうことでーす」

「では最後に菊花賞を戦うウマ娘たちに向け意気込みを一言！お願いします！」

「えーおっほん。…………私の幻惑逃げ……捕まえられるものなら捕まえてみﾆｬｰﾝ！」